JP4604402B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機の室内機に係わり、とくに、熱交換器の配設スペースを確保する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気調和機の室内機は、露受皿を兼ねるフロントガイダ2aと上部に露受皿を有するリアガイダ2bとで下部前方に備える吹出口5に連通する吹出風路を形成し、同吹出風路に送風機11を配設してなるケーシング2と、前記ケーシング2の両側に載置され、熱交換器10の両側をそれぞれ固定する左右の熱交換器ホルダ3、3’と、前記ケーシング2及び熱交換器ホルダ3、3’の前面に被着され、上面に備える吸込口4aの内側部にエアフィルタ6を案内するガイドレール7aを設けると共に、前面上部に備える吸込口4bの前面に吸込グリル8を被着してなる前面パネル7と、前記エアフィルタ6と、前記吸込グリル8と、壁面に固定し、前記左右の熱交換器ホルダ3、3’を係止して前記ケーシング2及び熱交換器ホルダ3、3’の背面を覆う据付板20とで構成していた。
近年、主にデザイン的問題から、高さ寸法を短くして外観を整えて欲しいという要求が出て来ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、熱交換器の高さ方向の配設スペースを確保して高さ寸法を小さくして外観を整えた空気調和機の室内機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するため、露受皿を兼ねるフロントガイダと上部に露受皿を有するリアガイダとで下部前方に備える吹出口に連通する吹出風路を形成し、同吹出風路に送風機を配設してなるケーシングと、前記ケーシングの両側に載置され、熱交換器の両側をそれぞれ固定する左右の熱交換器ホルダと、前記ケーシング及び熱交換器ホルダの前面に被着され、上面に備える吸込口の内側部にエアフィルタを案内するガイドレールを設けると共に、前面上部に備える吸込口の前面に吸込グリルを被着してなる前面パネルと、前記エアフィルタと、前記吸込グリルと、壁面に固定し、前記左右の熱交換器ホルダを係止して前記ケーシング及び熱交換器ホルダの背面を覆う据付板とでなる空気調和機の室内機において、
前記熱交換器の上方に対応する前記ガイドレールの一部を切欠し、同切欠部に同熱交換器の上端部を配置するようにした空気調和機の室内機としている。
【0005】
前記熱交換器の上端部が前記前面パネルと平行に形成されてなる空気調和機の室内機としている。
【0006】
前記ガイドレールの切欠部の後端部が下方に少許折曲形成されてなる空気調和機の室内機としている。
【0007】
前記エアフィルタの先端下部コーナに傾斜部を設けてなる空気調和機の室内機としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による空気調和機の室内機を詳細に説明する。図1は本発明による空気調和機の室内機の一実施例を示す要部側断面図、図2は同背面側から見た平面図、図3は同要部拡大斜視図で、図3(A)は図2のA部を、図3(B)は図2のB部を、図3(C)は図2のC部を示している。
図1及び図2に示すように、本体1はケーシング2と、左右の熱交換器ホルダ3、3’と、エアフィルタ6と、前面パネル7と、前記吸込グリル8と、据付板20により構成されている。
そして、この本体の上面及び前面上部に設けられた吸込口4a、4bと前面下部に設けられた吹出口5を結ぶ風路9には、吸込口4a、4bから供給される空気と熱交換する熱交換器10と、同熱交換器10からの調和空気を吹出口に送出する送風機11を配設している。
前記ケーシング2は露受皿を兼ねるフロントガイダ2aと上部に露受皿を有するリアガイダ2bとで下部前方に備える吹出口5に連通する吹出風路を形成し、同吹出風路に送風機11を配設している。
前記熱交換器ホルダ3、3’は前記ケーシング2の両側に載置され、前記熱交換器10の両側をそれぞれ固定するようにしている。
前記前面パネル7は、前記ケーシング2及び左右の熱交換器ホルダ3、3’の前面に被着され、上面に備える吸込口4aの内側部に前記エアフィルタ6を案内するガイドレール7aを設けると共に、前面上部に備える前記吸込口4bの前面に前記吸込グリル8を被着している。
また、前記据付板20は、壁面に固定され、前記左右の熱交換器ホルダ3、3’を係止して前記ケーシング2及び左右の熱交換器ホルダ3、3’の背面を覆うように配設される。
図2に示すように、ケーシング2の背面を見ると、上部両側は前記左右の熱交換器ホルダ3、3’により塞がれるが、上部中央部は開放されており、従来、図示しないベースで塞がれていたこの開放部を前記据付板20により塞ぐ構造になっている。
このため、従来、ベースにリブ等を形成して前記エアフィルタ6を案内するようにしていたが、このベースが無いため、前記ガイドレール7aを前面パネル7の上面後方まで形成している。
【0009】
前記据付板20の上部両側には係止部20aが形成されている。
一方、前記左右の熱交換器ホルダ3、3’の背面には前記係止部20aに係止する係止片3aが設けられている。
そして、前記据付板20を壁面に固定し、同据付板20の係止部20aに前記左右の熱交換器ホルダ3、3’の係止片3aを係止するようになっている。
【0010】
前記エアフィルタ6を案内するガイドレール7aの前記熱交換器の上方に対応する位置に切欠部31、32、33が形成され、同切欠部31、32、33に同熱交換器10の上端部を配置するようにしている。
この熱交換器10の上端部は前記前面パネル7と平行に形成されており、エアフィルタ6が通過し易いようになっている。
図3に示すように、前記ガイドレール7aの前記切欠部31、32、33の後端部は下方に少許折曲した折曲部35が形成しされており、エアフィルタ6が切欠部31、32、33を通過し易いようになっている。
また、図1に示すように、前記エアフィルタ6の先端下部コーナに傾斜部6aを設けて、エアフィルタ6が切欠部31、32、33を通過し易いようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による空気調和機の室内機によれば、露受皿を兼ねるフロントガイダと上部に露受皿を有するリアガイダとで下部前方に備える吹出口に連通する吹出風路を形成し、同吹出風路に送風機を配設してなるケーシングと、前記ケーシングの両側に載置され、熱交換器の両側をそれぞれ固定する左右の熱交換器ホルダと、前記ケーシング及び熱交換器ホルダの前面に被着され、上面に備える吸込口の内側部にエアフィルタを案内するガイドレールを設けると共に、前面上部に備える吸込口の前面に吸込グリルを被着してなる前面パネルと、前記エアフィルタと、前記吸込グリルと、壁面に固定し、前記左右の熱交換器ホルダを係止して前記ケーシング及び熱交換器ホルダの背面を覆う据付板とでなる空気調和機の室内機において、
前記熱交換器の上方に対応する前記ガイドレールの一部を切欠し、同切欠部に同熱交換器の上端部を配置するようにしたので、熱交換器の高さ方向の配設スペースを確保して高さ寸法を小さくして外観を整えた空気調和機の室内機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の室内機の一実施例を示す要部側断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の室内機の一実施例を示す背面から見た平面図である。
【図3】本発明による空気調和機の室内機の一実施例を示す要部拡大斜視図で、図3(A)は図2のA部を、図3(B)は図2のB部を、図3(C)は図2のC部を示している。
【図4】従来の空気調和機の室内機を示す要部側断面図である。
【符号の説明】
1 本体
2 ケーシング
2a フロントガイダ
2b リアガイダ
3、3’ 熱交換器ホルダ
3a 係止片
4a、4b 吸込口
5 吹出口
6 エアフィルタ
6a 傾斜部
7 前面パネル
7a ガイドレール
8 吸込グリル
9 風路
10 熱交換器
20 据付板
20a 係止部
31、32、33 切欠部
35 折曲部
Claims (4)
- 露受皿を兼ねるフロントガイダと上部に露受皿を有するリアガイダとで下部前方に備える吹出口に連通する吹出風路を形成し、同吹出風路に送風機を配設してなるケーシングと、前記ケーシングの両側に載置され、熱交換器の両側をそれぞれ固定する左右の熱交換器ホルダと、前記ケーシング及び熱交換器ホルダの前面に被着され、上面に備える吸込口の内側部にエアフィルタを案内するガイドレールを設けると共に、前面上部に備える吸込口の前面に吸込グリルを被着してなる前面パネルと、前記エアフィルタと、前記吸込グリルと、壁面に固定し、前記左右の熱交換器ホルダを係止して前記ケーシング及び熱交換器ホルダの背面を覆う据付板とでなる空気調和機の室内機において、
前記熱交換器の上方に対応する前記ガイドレールの一部を切欠し、同切欠部に同熱交換器の上端部を配置するようにしたことを特徴とする空気調和機の室内機。 - 前記熱交換器の上端部が前記前面パネルと平行に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
- 前記ガイドレールの切欠部の後端部が下方に少許折曲形成されてなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
- 前記エアフィルタの先端下部コーナに傾斜部を設けてなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
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