JP2001295785A - 保護ネット付きクロスフローファン - Google Patents

保護ネット付きクロスフローファン

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JP2001295785A
JP2001295785A JP2000111462A JP2000111462A JP2001295785A JP 2001295785 A JP2001295785 A JP 2001295785A JP 2000111462 A JP2000111462 A JP 2000111462A JP 2000111462 A JP2000111462 A JP 2000111462A JP 2001295785 A JP2001295785 A JP 2001295785A
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JP
Japan
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flow fan
casing
cross flow
fan
stabilizer
Prior art date
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Application number
JP2000111462A
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English (en)
Inventor
Hideki Aoi
英樹 青井
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Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファンの特性を変えることなく保護ネットとス
タビライザーを一体化して部品点数の削減等を行う。 【解決手段】クロスフローファン1の上部に設けられた
保護ネット付きの吸入口8と、側部に取り付けられるス
タビライザー10と一体に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】家屋の床下等に配置されてお
り、上部に保護ネットが配設されたクロスフローファン
に関する。
【0002】
【従来の技術】家屋の床下等に配置され、床下換気等に
使用される保護ネット付きのクロスフローファンについ
て、図4〜図6を用いて説明する。図4は、従来におけ
るクロスフローファンの上面図である。図5は、図4の
クロスフローファンの正面図である。図6は、図4のク
ロスフローファンの側断面図である。
【0003】図4および図5において、クロスフローフ
ァン15は、電動機16と、この電動機16から延出し
ているシャフト(図示しない)に一方の端部が取り付け
られた筒状のファン17と、電動機16が側面に取り付
けられ、ファン17を覆うようにして設けられたケーシ
ング18とで構成されている。
【0004】ケーシング18は、板状の鋼板を折り曲げ
てコの字状に形成された第一のケーシング19と、この
第一のケーシング19の開口している3面の内、対向し
ている両側面に取り付け、この開口部を閉塞している板
状の第二のケーシング20とで形成された、一面が開口
した長方体状になっている。また、クロスフローファン
15を取り付ける際、開口部が側面になるように取り付
ける。
【0005】また、上面に配置される第一のケーシング
19の面には、網目状に配列された大小の流入孔24が
設けられている。このように網目状にすることによっ
て、ケーシング18内へ異物が侵入することを防ぐ保護
ネットの役割を果たすと共に、空気をケーシング内に流
入する吸入口21となっている。
【0006】ケーシング19の開口部には、帯状の鋼板
をコの字状に折り曲げて設けられたスタビライザー22
が取り付けられている。このスタビライザー22は、両
端部を第二のケーシング20のそれぞれの面に差し込ん
で取り付けられており、このスタビライザー22の取り
付け位置により、排出される風の風量、向き等を決定し
ている。
【0007】このスタビライザー22を境にして、開口
部は2つの開口部に分断されている。一方の開口部は、
保護ネットが設けられた面と共に空気をケーシング内に
流入するための吸入口21aとなり、もう一方の開口部
は、空気を排出するための吐出口23となっている。
【0008】電動機16は、この一方の第二のケーシン
グ20の側面に取り付けられている。また、この電動機
16が取り付けられた側面と対向しているもう一方の第
二のケーシング20の側面には、ファンのもう一方の側
面を支持する軸受(図示しない)を収納した収納部20
aが設けられている。
【0009】図6において、電動機16が駆動されファ
ン17が回転すると、上面に配置された保護ネット付き
の吸入口21から空気がケーシング18内に吸入され、
そして、側面に設けられた吐出口23から排出される。
(図中の矢印部)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるクロスフ
ローファンでは、保護ネットとスタビライザーとが別ピ
ースとなってるため、組み立てが必要となり、工数アッ
プとなっていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、クロスフローファンの上部に設けられた保護ネット
が形成された吸入口と、クロスフローファンの側部に取
り付けられたスタビライザーとを一体に成形したことを
特徴とする保護ネット付きクロスフローファンを提供す
る。
【0012】
【作用】保護ネットとスタビライザーとを一体化したケ
ーシングを形成することによって部品点数を削減すると
ともに、ファンの径とスタビライザーの取り付け位置を
適正化することによって、ファン特性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明におけるクロスフローファ
ンの実施例を図1〜図3を用いて説明する。図1は、本
発明におけるクロスフローファンの上面図である。図2
は、図1のクロスフローファンの正面図である。図3
は、図1のクロスフローファンの側断面図である。
【0014】図1、図2、および図3において、クロス
フローファン1は、従来のクロスファンと同様に、電動
機2と、この電動機2から延出しているシャフト(図示
しない)に一方の端部が取り付けられた筒状のファン3
と、電動機2が任意の側面に取り付けられ、ファン3を
覆うようにして設けられたケーシング4とで構成されて
いる。
【0015】ケーシング4は、板状の鋼板をコの字状に
折り曲げて形成された第一のケーシング4aと、この第
一のケーシング5の開口している3面の内、対向してい
る両側面に取り付け、この開口部を閉塞している板状の
第二のケーシング6とで形成された、一面が開口した長
方体状になっている。
【0016】第一のケーシング5の一辺の開口部は、縁
部が開口部のほぼ中央部にくるようにほぼ直角に折り曲
げられている。また、上面に配置される第一のケーシン
グ5の面および開口部側に折り曲げられた面の一部分に
は、網目状に配列された大小の流入孔7が設けられてお
り、ケーシング4内への異物の侵入を防ぐ保護ネットの
役割を果たすと共に、空気をケーシング内に流入する吸
入口8となっている。そして、残りの開口部は、空気を
排出する吐出口9となっている。
【0017】また、第一のケーシング5の開口部側に折
り曲げられた面の残りの部分は、流入孔が設けられてお
らず帯状のスタビライザー10として使用される。
【0018】なお、図2のように、スタビライザー10
と吸入口8との境界線Aの位置は、ファン3の外径Dか
ら境界線Aまでの距離Hとすると、H=(0.3〜0.
2)×Dにすることによって、良好なファン特性を得る
ことができる。
【0019】そして、図3における矢印のように、従来
のクロスフローファンと同様に、電動機2が駆動されフ
ァン3が回転すると、上面に保護ネットが形成された吸
入口8から空気がケーシング4内に吸入され、側面に設
けられた吐出口9から排出される。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ファンの特性を変える
ことなく保護ネットとスタビライザーを一体化して部品
点数の削減をし、コストダウン、生産性の向上を図るこ
とができる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるクロスフローファンの上面図。
【図2】図1のクロスフローファンの正面図。
【図3】図1のクロスフローファンの側断面図。
【図4】従来におけるクロスフローファンの上面図。
【図5】図4のクロスフローファンの正面図。
【図6】図4のクロスフローファンの側断面図。
【符号の説明】
1、15…クロスフローファン 2、16…電動機 3、17…ファン 4、18…ケーシング 5、19…第一のケーシング 6、20…第二のケーシング 7、24…流入孔 8、21…吸入口 9、23…吐出口 10、22…スタビライザー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋の床下等に配置されており、上部に保
    護ネットが配設されたクロスフローファンにおいて、 クロスフローファンの上部に設けられた保護ネットが形
    成された吸入口と、 クロスフローファンの側部に取り付けられたスタビライ
    ザーとを一体に成形したことを特徴とする保護ネット付
    きクロスフローファン。
JP2000111462A 2000-04-13 2000-04-13 保護ネット付きクロスフローファン Pending JP2001295785A (ja)

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