JP2598939B2 - 温風暖房装置 - Google Patents
温風暖房装置Info
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- JP2598939B2 JP2598939B2 JP63014030A JP1403088A JP2598939B2 JP 2598939 B2 JP2598939 B2 JP 2598939B2 JP 63014030 A JP63014030 A JP 63014030A JP 1403088 A JP1403088 A JP 1403088A JP 2598939 B2 JP2598939 B2 JP 2598939B2
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- Japan
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- grill
- radiator
- suction
- outlet
- blow
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は室内空気を吸込み温風を吹出す温風暖房装置
に関する。
に関する。
(ロ)従来の技術 例えば実開昭57−5613号公報には、外装体内に収めら
れた送風機と、この送風機の通路内に設けられかつ温水
供給装置から供給される温水によって加熱される放熱器
とを備え、背面の吸込口から室内空気を吸込み、放熱器
にて温度上昇した温風を前面の吹出口から吹出す温風暖
房装置としてのフアンコンベクターが開示されている。
れた送風機と、この送風機の通路内に設けられかつ温水
供給装置から供給される温水によって加熱される放熱器
とを備え、背面の吸込口から室内空気を吸込み、放熱器
にて温度上昇した温風を前面の吹出口から吹出す温風暖
房装置としてのフアンコンベクターが開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記従来の技術において、温風暖房装置の外観の向
上、及び埃等の吸込口からの吸込み防止等のために、吹
出口、及び吸込口に吹出グリル、及び吸込グリルを設け
るとき、それぞれのグリルの形状が異なる場合には、2
種類のグリルをそれぞれ別に製造する必要があり、部品
コストが増加するという問題が発生する。又、吹出グリ
ル、及び吸込グリルに形成された多数の小開口の向きに
より、温風暖房装置に吸込まれる室内空気の向き、及び
温風暖房装置から吹出される温風の向きが変化して暖房
効率に影響する。
上、及び埃等の吸込口からの吸込み防止等のために、吹
出口、及び吸込口に吹出グリル、及び吸込グリルを設け
るとき、それぞれのグリルの形状が異なる場合には、2
種類のグリルをそれぞれ別に製造する必要があり、部品
コストが増加するという問題が発生する。又、吹出グリ
ル、及び吸込グリルに形成された多数の小開口の向きに
より、温風暖房装置に吸込まれる室内空気の向き、及び
温風暖房装置から吹出される温風の向きが変化して暖房
効率に影響する。
本発明は、吹出グリルと吸込グリルとの共通化を図る
と共に、吹出グリル及び吸込グリルにより、吹出される
温風の向き、及び吸込まれる室内空気の向きを良好に保
ち、暖房効率の向上を図ることを目的とする。
と共に、吹出グリル及び吸込グリルにより、吹出される
温風の向き、及び吸込まれる室内空気の向きを良好に保
ち、暖房効率の向上を図ることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明では、前面、及び背面にそれぞれ吹出口、及び
吸込口が形成され、放熱器、及び送風機が収容された外
装体と、吹出口、及び吸込口に設けられ、それぞれ共通
の網目状板体にて形成された吹出グリル、及び吸込グリ
ルとを備え、前記吹出グリル、及び吸込グリルは、多数
の小開口が下向きとなるように吹出口、及び吸込口に取
り付けられるとともに、この吹出グリルと放熱器との間
には、放熱器からの風を吹出グリルの多数の小開口と同
じ向きに指向させる複数の指向板が設けられている構成
である。
吸込口が形成され、放熱器、及び送風機が収容された外
装体と、吹出口、及び吸込口に設けられ、それぞれ共通
の網目状板体にて形成された吹出グリル、及び吸込グリ
ルとを備え、前記吹出グリル、及び吸込グリルは、多数
の小開口が下向きとなるように吹出口、及び吸込口に取
り付けられるとともに、この吹出グリルと放熱器との間
には、放熱器からの風を吹出グリルの多数の小開口と同
じ向きに指向させる複数の指向板が設けられている構成
である。
(ホ)作用 吹出グリル(3)、及び吸込グリル(5)に同様な網
目状板体を使用することにより、部品の共通化が可能に
なり、製造コストの低減が可能になる。
目状板体を使用することにより、部品の共通化が可能に
なり、製造コストの低減が可能になる。
又、吹出グリル(3)、及び吸込グリル(5)を下向
きの多数の小開口(13),(20)を有する網目状板体に
て構成することにより、吸込グリル(5)の小開口(2
0)を通り温風暖房機後方の室内下部の低温空気が外装
体内へ吸込まれ、温風が吹出グリル(3)の小開口(1
3)を通り下方へ吹出されるため、室内の低温空気を効
率良く加熱することが可能になると共に、温風により室
内を下部から暖めることが可能になる。
きの多数の小開口(13),(20)を有する網目状板体に
て構成することにより、吸込グリル(5)の小開口(2
0)を通り温風暖房機後方の室内下部の低温空気が外装
体内へ吸込まれ、温風が吹出グリル(3)の小開口(1
3)を通り下方へ吹出されるため、室内の低温空気を効
率良く加熱することが可能になると共に、温風により室
内を下部から暖めることが可能になる。
又、吹出グリル(3)と放熱器(7)との間には、放
熱器(7)からの風を吹出グリル(3)の多数の小開口
(13)と同じ向き指向させる複数の指向板(9)を設け
たことにより、この指向板(9)と吹出グリル(3)の
小開口(13)との相乗作用で、放熱器(7)からの温風
をスムーズに、かつ、遠方まで吹き出すことが可能とな
る。
熱器(7)からの風を吹出グリル(3)の多数の小開口
(13)と同じ向き指向させる複数の指向板(9)を設け
たことにより、この指向板(9)と吹出グリル(3)の
小開口(13)との相乗作用で、放熱器(7)からの温風
をスムーズに、かつ、遠方まで吹き出すことが可能とな
る。
(ヘ)実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図乃至第3図において、(1)はファンコンベク
ター等の温風暖房装置であり、(2)は外装体、(3)
は外装体(2)の前面の吹出口(4)に取付けられた吹
出グリル、(5)は外装体(2)の背面の吸込口(6)
に取付けられた吸込グリルである。又、(7)は外装体
(2)内の吹出口側に収容された放熱器、(8)は放熱
器(7)の吹出口側の面に設けられた風向板であり、こ
の風向板(8)には放熱器(7)から吐出した温風を下
方へ指向するように切起された複数の指向板(9)が形
成されている。ここで、吹出グリル(3)の上部は支持
板(7a)に支持されている。さらに、(10)は外装体
(2)内の吸込口(6)側に設けられた送風機であり、
この送風機(10)は送風ファン(11)と、ファン駆動用
のモータ(M)とから構成されている。又、送風機(1
0)と吸込グリル(5)との間にはフィルター(12)が
設けられている。
ター等の温風暖房装置であり、(2)は外装体、(3)
は外装体(2)の前面の吹出口(4)に取付けられた吹
出グリル、(5)は外装体(2)の背面の吸込口(6)
に取付けられた吸込グリルである。又、(7)は外装体
(2)内の吹出口側に収容された放熱器、(8)は放熱
器(7)の吹出口側の面に設けられた風向板であり、こ
の風向板(8)には放熱器(7)から吐出した温風を下
方へ指向するように切起された複数の指向板(9)が形
成されている。ここで、吹出グリル(3)の上部は支持
板(7a)に支持されている。さらに、(10)は外装体
(2)内の吸込口(6)側に設けられた送風機であり、
この送風機(10)は送風ファン(11)と、ファン駆動用
のモータ(M)とから構成されている。又、送風機(1
0)と吸込グリル(5)との間にはフィルター(12)が
設けられている。
上記温風暖房装置(1)において、吹出グリル
(3)、及び吸込グリル(5)は例えばエキスパンドメ
タル等の網目状板体を所定の形状に同様に形成したもの
である。そして、吹出グリル(3)には第4図に示した
ように温風を風向板(8)と同じように下方へ指向させ
る多数の小開口(13)が形成されている。又、吹出グリ
ル(3)は前板(3a)とこの前板の周縁から後方に延び
た周縁板(3b)とから構成され、さらに、吸込グリル
(5)は背板(5a)とこの背板の周縁から前方に延びた
周縁板(5b)とから構成されている。又、外装体(2)
の吹出口側の上縁、及び両側縁には第1図に示したよう
にそれぞれ係止片(14)…が形成され、これら係止片
(14)…に対応して第5図に示したように吹出グリル
(3)の周縁板(3b)適所に係止孔(15)…が形成され
ている。又、外装体(2)の底板、及び吹出グリル
(3)の周縁板(3b)の下面には小孔(16),(17)が
形成されている。そして、係止孔(15)…に係止片(1
4)…を差し込み、係止片(14)…を折曲すると共に、
ビス等の取付具(18)を各小孔(16),(17)に下方か
ら連通することにより吹出口(4)に吹出グリル(3)
が取付けられる。
(3)、及び吸込グリル(5)は例えばエキスパンドメ
タル等の網目状板体を所定の形状に同様に形成したもの
である。そして、吹出グリル(3)には第4図に示した
ように温風を風向板(8)と同じように下方へ指向させ
る多数の小開口(13)が形成されている。又、吹出グリ
ル(3)は前板(3a)とこの前板の周縁から後方に延び
た周縁板(3b)とから構成され、さらに、吸込グリル
(5)は背板(5a)とこの背板の周縁から前方に延びた
周縁板(5b)とから構成されている。又、外装体(2)
の吹出口側の上縁、及び両側縁には第1図に示したよう
にそれぞれ係止片(14)…が形成され、これら係止片
(14)…に対応して第5図に示したように吹出グリル
(3)の周縁板(3b)適所に係止孔(15)…が形成され
ている。又、外装体(2)の底板、及び吹出グリル
(3)の周縁板(3b)の下面には小孔(16),(17)が
形成されている。そして、係止孔(15)…に係止片(1
4)…を差し込み、係止片(14)…を折曲すると共に、
ビス等の取付具(18)を各小孔(16),(17)に下方か
ら連通することにより吹出口(4)に吹出グリル(3)
が取付けられる。
又、吸込グリル(5)には第6図に示したように、室
内空気を下方から吸込む多数の小開口(20)が形成され
ている。又、外装体(2)の吸込口側の下縁には第2図
に示したように係止片(21),(21)が形成され、これ
ら係止片(21),(21)に対応して第7図に示したよう
に吸込グリル(5)の周縁板(5b)に係止孔(22),
(22)が形成されている。さらに、外装体(2)内の吸
込口側の上部には取付材(23)が左右両端部に取付けら
れており、これら取付材(23)に形成された小孔(図示
せず)に対応して吸込グリル(5)の背面には第7図に
示したように小孔(25),(25)が形成されている。そ
して、吸込グリル(5)の係止孔(22),(22)に係止
片(21),(21)を差し込み、取付材(23)の小孔と小
孔(25),(25)に化粧ネジ等の取付具(26),(26)
を連通することにより吸込口(6)に吸込グリル(5)
が取付けられる。ここで、温風暖房装置が後方に倒れた
とき、取付具(26),(26)の頭部により暖房装置が支
持され、吸込グリル(5)の変形が回避される。
内空気を下方から吸込む多数の小開口(20)が形成され
ている。又、外装体(2)の吸込口側の下縁には第2図
に示したように係止片(21),(21)が形成され、これ
ら係止片(21),(21)に対応して第7図に示したよう
に吸込グリル(5)の周縁板(5b)に係止孔(22),
(22)が形成されている。さらに、外装体(2)内の吸
込口側の上部には取付材(23)が左右両端部に取付けら
れており、これら取付材(23)に形成された小孔(図示
せず)に対応して吸込グリル(5)の背面には第7図に
示したように小孔(25),(25)が形成されている。そ
して、吸込グリル(5)の係止孔(22),(22)に係止
片(21),(21)を差し込み、取付材(23)の小孔と小
孔(25),(25)に化粧ネジ等の取付具(26),(26)
を連通することにより吸込口(6)に吸込グリル(5)
が取付けられる。ここで、温風暖房装置が後方に倒れた
とき、取付具(26),(26)の頭部により暖房装置が支
持され、吸込グリル(5)の変形が回避される。
上記実施例の温風暖房装置によれば、吹出グリル
(3)、及び吸込グリル(5)の下向きの多数の小開口
(13),(20)を有する共通のエキスバンドメタルを使
用し、係止孔(15)…、小孔(17)、係止孔(22),
(22)、小孔(25),(25)をそれぞれに形成すれば良
く、吹出グリル(3)、及び吸込グリル(5)の製造コ
ストの低減を図ることができる。
(3)、及び吸込グリル(5)の下向きの多数の小開口
(13),(20)を有する共通のエキスバンドメタルを使
用し、係止孔(15)…、小孔(17)、係止孔(22),
(22)、小孔(25),(25)をそれぞれに形成すれば良
く、吹出グリル(3)、及び吸込グリル(5)の製造コ
ストの低減を図ることができる。
又、吹出グリル(3)を温風下吹出しになるように吹
出口(4)に設け、吸込グリル(5)を室内空気を下方
から吸込むように吸込口(6)に設けているため、温風
暖房装置(1)後方の室内下部の低温空気を吸込み、温
風を吹出口(4)から下方へ吹出すことができ、この結
果、室内の暖房効率の向上を図ることができる。又、放
熱器(7)の吹出口側の一面には風向板(8)が設けら
れ、この風向板(8)には放熱器(7)から吐出した温
風を吹出グリル(3)の多数の小開口(13)と同じ向き
(下向き)に指向させる複数の指向板(9)が切起こさ
れているので、この指向板(9)と吹出グリル(3)の
小開口(13)との相乗作用で、放熱器(7)からの温風
をスムーズに、かつ、遠方まで吹き出すことが可能とな
り、風切り音の発生を抑制できるとともに、温風の到達
距離を延ばすことができる。
出口(4)に設け、吸込グリル(5)を室内空気を下方
から吸込むように吸込口(6)に設けているため、温風
暖房装置(1)後方の室内下部の低温空気を吸込み、温
風を吹出口(4)から下方へ吹出すことができ、この結
果、室内の暖房効率の向上を図ることができる。又、放
熱器(7)の吹出口側の一面には風向板(8)が設けら
れ、この風向板(8)には放熱器(7)から吐出した温
風を吹出グリル(3)の多数の小開口(13)と同じ向き
(下向き)に指向させる複数の指向板(9)が切起こさ
れているので、この指向板(9)と吹出グリル(3)の
小開口(13)との相乗作用で、放熱器(7)からの温風
をスムーズに、かつ、遠方まで吹き出すことが可能とな
り、風切り音の発生を抑制できるとともに、温風の到達
距離を延ばすことができる。
さらに、係止孔(15)…に外装体(2)の係止片(1
4)…を差し込み、係止片(14)…を折曲して吹出グリ
ル(3)の上部、及び両側部を外装体(2)に止め、取
付具(18)を各小孔(16),(17)に下方かく連通し、
吹出グリル(3)の周縁板(3b)下部を外装体(2)の
底板に止めることにより、一個の取付具(18)を用いて
吹出グリル(3)を容易に外装体(2)に取付けること
ができ、又、外装体(2)の底板の上に吹出グリル
(3)の周縁板(3b)下面を重ねそれぞれを取付具(1
8)にて固定しているため、外装体(2)底板の下方へ
の膨みを防止することもできる。又、吹出グリル(3)
に形成された係止孔(15)…、及び小孔(17)により吹
出グリル(3)の上下方向の取付誤りを回避できる。
4)…を差し込み、係止片(14)…を折曲して吹出グリ
ル(3)の上部、及び両側部を外装体(2)に止め、取
付具(18)を各小孔(16),(17)に下方かく連通し、
吹出グリル(3)の周縁板(3b)下部を外装体(2)の
底板に止めることにより、一個の取付具(18)を用いて
吹出グリル(3)を容易に外装体(2)に取付けること
ができ、又、外装体(2)の底板の上に吹出グリル
(3)の周縁板(3b)下面を重ねそれぞれを取付具(1
8)にて固定しているため、外装体(2)底板の下方へ
の膨みを防止することもできる。又、吹出グリル(3)
に形成された係止孔(15)…、及び小孔(17)により吹
出グリル(3)の上下方向の取付誤りを回避できる。
又、吸込グリル(5)は係止孔(22),(22)に係止
片(21),(21)を差し込み取付材(23)の小孔と吸込
グリルの小孔(25),(25)とに取付具(26),(26)
を連通することにより吹出グリル(3)と同様に外装体
(2)に容易に取付けることができ、又、取付具(2
6),(26)を外すことにより外装体(2)から容易に
外すことができ、フィルター(12)の清掃等の際の吸込
グリル(5)の着脱作業を容易に行うことができる。こ
こで、係止片(21),(21)は外装体(2)の吸込口側
のいずれか一縁に形成し、係止片(21),(21)に対応
した吸込グリル(5)の適所に係止孔(22),(22)を
形成し、係止片(21),(21)が形成された外装体
(2)の一縁と対向した他縁の近傍に取付材(23)を設
け、これら取付材(23)の小孔に対応した位置に吸込グ
リルの小孔(25),(25)を形成することにより同様な
作用効果を得ることができる。
片(21),(21)を差し込み取付材(23)の小孔と吸込
グリルの小孔(25),(25)とに取付具(26),(26)
を連通することにより吹出グリル(3)と同様に外装体
(2)に容易に取付けることができ、又、取付具(2
6),(26)を外すことにより外装体(2)から容易に
外すことができ、フィルター(12)の清掃等の際の吸込
グリル(5)の着脱作業を容易に行うことができる。こ
こで、係止片(21),(21)は外装体(2)の吸込口側
のいずれか一縁に形成し、係止片(21),(21)に対応
した吸込グリル(5)の適所に係止孔(22),(22)を
形成し、係止片(21),(21)が形成された外装体
(2)の一縁と対向した他縁の近傍に取付材(23)を設
け、これら取付材(23)の小孔に対応した位置に吸込グ
リルの小孔(25),(25)を形成することにより同様な
作用効果を得ることができる。
(ト)発明の効果 本発明は以上の説明から明らかなように、前面、及び
背面にそれぞれ吹出口、及び吸込口が形成され、放熱
器、及び送風機が収容された外装体と、吹出口、及び吸
込口に設けられ、それぞれ共通の網目状板体にて形成さ
れた吹出グリル、及び吸込グリルとを備え、前記吹出グ
リル、及び吸込グリルは、多数の小開口が下向きとなる
ように吹出口、及び吸込口に取り付けられるとともに、
この吹出グリルと放熱器との間には、放熱器からの風を
吹出グリルの多数の小開口と同じ向きに指向させる複数
の指向板が設けられているので次のような効果を奏す
る。
背面にそれぞれ吹出口、及び吸込口が形成され、放熱
器、及び送風機が収容された外装体と、吹出口、及び吸
込口に設けられ、それぞれ共通の網目状板体にて形成さ
れた吹出グリル、及び吸込グリルとを備え、前記吹出グ
リル、及び吸込グリルは、多数の小開口が下向きとなる
ように吹出口、及び吸込口に取り付けられるとともに、
この吹出グリルと放熱器との間には、放熱器からの風を
吹出グリルの多数の小開口と同じ向きに指向させる複数
の指向板が設けられているので次のような効果を奏す
る。
吹出グリルと吸込グリルがそれぞれ共通の網目状板体
にて形成されているので、部品の共通化が図れ、製造コ
ストを低減できる。
にて形成されているので、部品の共通化が図れ、製造コ
ストを低減できる。
吹出グリル、及び吸込グリルは、多数の小開口が下向
きとなるように吹出口、及び吸込口に取り付けられてい
るので、吸込グリルにより、室内下部の低温空気を外装
体内に吸い込み、吹出グリルにより、温風を室内の下方
に向けて吹き出すことができ、被暖房室の上下の温度差
が緩和され、効率の良い温風暖房が行える。
きとなるように吹出口、及び吸込口に取り付けられてい
るので、吸込グリルにより、室内下部の低温空気を外装
体内に吸い込み、吹出グリルにより、温風を室内の下方
に向けて吹き出すことができ、被暖房室の上下の温度差
が緩和され、効率の良い温風暖房が行える。
吹出グリルと放熱器との間には、放熱器からの風を吹
出グリルの多数の小開口と同じ向きに指向させる複数の
指向板が設けられているので、指向板と吹出グリルの小
開口との相乗作用で、放熱器からの温風をスムーズに、
かつ、遠方まで吹き出すことができ、風切り音の発生を
抑制できるとともに、温風の到達距離を延ばすことがで
きる。
出グリルの多数の小開口と同じ向きに指向させる複数の
指向板が設けられているので、指向板と吹出グリルの小
開口との相乗作用で、放熱器からの温風をスムーズに、
かつ、遠方まで吹き出すことができ、風切り音の発生を
抑制できるとともに、温風の到達距離を延ばすことがで
きる。
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示したものであ
り、第1図、及び第2図はそれぞれ温風暖房装置の概略
斜視図、第3図は温風暖房装置の概略縦断面図、第4図
は第3図の吹出口側の要部拡大図、第5図は吹出グリル
の斜視図、第6図は第3図の吸込口側の要部拡大図、第
7図は吸込グリルの斜視図である。 (1)……温風暖房装置、(2)……外装体、(3)…
…吹出グリル、(4)……吹出口、(5)……吸込グリ
ル、(6)……吸込口、(7)……放熱器、(9)……
指向板、(10)……送風機、(13),(20)……小開
口。
り、第1図、及び第2図はそれぞれ温風暖房装置の概略
斜視図、第3図は温風暖房装置の概略縦断面図、第4図
は第3図の吹出口側の要部拡大図、第5図は吹出グリル
の斜視図、第6図は第3図の吸込口側の要部拡大図、第
7図は吸込グリルの斜視図である。 (1)……温風暖房装置、(2)……外装体、(3)…
…吹出グリル、(4)……吹出口、(5)……吸込グリ
ル、(6)……吸込口、(7)……放熱器、(9)……
指向板、(10)……送風機、(13),(20)……小開
口。
フロントページの続き (72)発明者 小原 茂 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−5613(JP,U) 実開 昭58−67253(JP,U) 実開 昭62−53044(JP,U) 実開 昭64−35326(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】前面、及び背面にそれぞれ吹出口、及び吸
込口が形成され、放熱器、及び送風機が収容された外装
体と、吹出口、及び吸込口に設けられ、それぞれ共通の
網目状板体にて形成された吹出グリル、及び吸込グリル
とを備え、前記吹出グリル、及び吸込グリルは、多数の
小開口が下向きとなるように吹出口、及び吸込口に取り
付けられるとともに、この吹出グリルと放熱器との間に
は、放熱器からの風を吹出グリルの多数の小開口と同じ
向きに指向させる複数の指向板が設けられていることを
特徴とする温風暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63014030A JP2598939B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 温風暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63014030A JP2598939B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 温風暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01189454A JPH01189454A (ja) | 1989-07-28 |
JP2598939B2 true JP2598939B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=11849761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63014030A Expired - Lifetime JP2598939B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 温風暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598939B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575613U (ja) * | 1980-06-10 | 1982-01-12 | ||
JPS5867253U (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-07 | 株式会社 ト−タルシステム | 鋳型で成型したオリフス型空気吸込口、吹出口 |
JPS6253044U (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-02 |
-
1988
- 1988-01-25 JP JP63014030A patent/JP2598939B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01189454A (ja) | 1989-07-28 |
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