JP3002673B1 - 発泡性塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

発泡性塩化ビニル系樹脂組成物

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JP3002673B1
JP3002673B1 JP10293585A JP29358598A JP3002673B1 JP 3002673 B1 JP3002673 B1 JP 3002673B1 JP 10293585 A JP10293585 A JP 10293585A JP 29358598 A JP29358598 A JP 29358598A JP 3002673 B1 JP3002673 B1 JP 3002673B1
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zinc
acid
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正 宮澤
淳一 石井
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昭島化学工業株式会社
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 この発明は、プラスチゾルの増粘を防止して
作業性を高め、エンボス加工時のプレートアウトを防止
するとともに発泡の立ち上がりを妨げることなしに熱安
定性をも有することで加工性を向上させ、しかも商品価
値を著しく高めることができる発泡性塩化ビニル系樹脂
組成物を得ようとするものである。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部に、
(a)可塑剤30〜120重量部、(b)充填剤30〜
200重量部、(c)熱分解型化学発泡剤0.1〜10
重量部、(d)アルカリ土類金属の過塩基性カルボキシ
レートまたはアルキルフェノレートの少なくとも一種
0.05〜5重量部および(e)下記化1の一般式
(1)で表される化合物の少なくとも一種0.01〜2
重量部とを組合わせて含有してなる。 R−O(CH2 CH2 O)n H (1)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発泡体の製造に
用いられる発泡性塩化ビニル系樹脂組成物に関するもの
である。さらにいえば、発泡体の気泡を安定化して、発
泡体製品に風合い、表面平滑性、反発弾性などの特性を
付与することにより、商品価値を著しく向上させること
ができる発泡性塩化ビニル系樹脂組成物に関するもので
ある。
【0002】
【従米の技術】塩化ビニル系樹脂発泡体は周知のように
優れた物性を具備している。すなわち、引張り強さ、伸
び、引裂強さ、耐圧縮性、耐水性、耐薬品性、耐溶剤性
などにおいて優れ、また難燃化処方も容易であることか
ら一般レザー、壁装材あるいは家具製品などの用途とし
てきわめて有用なものである。
【0003】これらの塩化ビニル系樹脂発泡体を得る方
法としては、一般に該樹脂に可塑剤、充填剤、発泡剤、
安定剤、さらに用途に応じて各色の顔料などを配合した
プラスチゾルを用い、これを難燃紙上に均一に塗布して
ゲル化溶融処理を行い、さらに必要に応じ印刷を施し、
次いで200〜300℃の高温で該プラスチゾル中に含
有する発泡剤、例えばアゾジカルボンアミドを熱分解し
ガスを発生させ、気泡構造とする方法が広く工業的に実
施されている。
【0004】しかしながら、上記の方法で発泡成形品を
製造する際に、充填剤を多量に配合した場合、また、塩
化ビニル系樹脂の種類によっては発泡体の気泡が均一か
つ微細にならない現象いわゆるセル荒れが生じ、表面の
平滑性も損ねてしまうことがあった。またプレートアウ
トが激しくなりプラスチゾルの粘度も高くなることか
ら、作業性を著しく低下させてしまうこともあった。
【0005】例えば、上記のプレートアウトについて詳
述すると、発泡体を二次加工して製品化する際に、質感
を高めるため発泡体の表面に凹凸模様を施すエンボス加
工が行われるが、その際にエンボスロール表面の凹部
に、発泡体から移行した発泡剤、顔料、充填剤、その他
の添加剤またはこれらの分解物が付着し、ロールの凹部
の目詰まりを起こさせるが、これがいわゆるプレートア
ウトである。エンボスロールにプレートアウトが発生す
ると、これが原因となって製品の凹凸模様が薄くなり、
立体感の不足による外観の見劣りが目立って商品価値を
大きく低下させてしまう。このようなトラブルを回避す
るにはプレートアウトが発生した時点で、その都度加工
機を止めて該プレートアウト物を拭き取らねばならず、
そのために加工作業の大きな能率低下を余儀なくされ、
この点の改良が以前から市場で強く求められていた。
【0006】また、発泡体の製造では、得られた発泡体
のセル調整が行われて製品の気泡が微細かつ均一である
とともに、製造過程での問題としては、原料をプラスチ
ゾルにした際の適性な粘度、上記の製造時のプレートア
ウトの防止性、発泡の早期立ち上がり(要求される発泡
倍率まで速く達すること。)などが挙げられる。この他
にも用途に応じて適宜に種々の性能が求められる。
【0007】これらを改善するため、従前から種々の改
良方法が提案された来た。例えば、アクリル酸やメタク
リル酸系ポリマーのセル調整剤を添加する方法は、確か
に比較的発泡セルを均一にするが、炭酸カルシウムその
他の充填剤が多量に配合された場合には効果が不十分で
あった。また、この方法では微細な発泡セルは得られ
ず、プラスチゾルの増粘およびプレートアウトを防止す
ることは出来なかった。
【0008】一方、微細な発泡セルを得る方法として、
アルキルベンゼンスルホン酸の金属塩系の界面活性剤の
添加が提案されている。この方法は、発泡セルの微細と
いう点では比較的効果を示すが、均一性は不十分で前述
したポリマー系セル調整剤の併用を必要とした。尤も、
この方法は、アルキルベンゼンスルホン酸の金属塩の使
用に起因する発泡体の変色とプレートアウトを悪化させ
るという欠点を抱えているため、用途によっては使いづ
らい面があった。
【0009】また、発泡の立ち上がりに関しては、亜鉛
化合物、尿素その他の立ち上がり促進剤(発泡剤の分解
ガス発生を速め、発泡を促進する。)や短時間で分解ガ
ス化する発泡剤を用いる技術が開示されている。しかし
ながら、これらの方法はいずれも熱安定性を悪化させて
しまうという欠点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、塩化ビニ
ル系樹脂発泡体の製造に当たり、プラスチゾルの増粘を
防止して作業性を高め、エンボス加工時のプレートアウ
トを防止するとともに、発泡の立ち上がりを妨げること
なしに熱安定性をも有することで加工性を向上させ、し
かも、エンボス加工時の再加熱による発泡のヘタリを防
止し、発泡セルを均一かつ微細にすることで発泡体の表
面平滑性を付与し、商品価値を著しく高めることができ
る発泡性塩化ビニル系樹脂組成物を得ようとするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、塩化ビニル
系樹脂100重量部に、(a)可塑剤30〜120重量
部、(b)充填剤30〜200重量部、(c)熱分解型
化学発泡剤0.1〜10重景部、(d)バリウム、マグ
ネシウムもしくはカルシウムの過塩基性カルボキシレー
トカーボネート錯体またはバリウム、マグネシウムもし
くはカルシウムの過塩基性アルキルフェノレートカーボ
ネート錯体のいずれかの少なくとも一種0.05〜5重
量部および(e)下記化1の一般式(1)で表される化
合物の少なくとも一種0.01〜2重量部とを組合わせ
て含有してなる発泡性塩化ビニル系樹脂組成物。 R−O(CHCHO)H (1) (式中、Rは炭素数4〜18のアルキルまたはアルキル
アリール基を示し、nは1〜15の数を示す。)であ
る。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下にこの発明をさらに説明す
る。
【0014】この発明は、塩化ビニル系樹脂100重量
部に、可塑剤30〜120重量部と、充填剤30〜20
0重量部と、熱分解型化学発泡剤0.1〜10重景部
と、バリウム、マグネシウムもしくはカルシウムの過塩
基性カルボキシレートカーボネート錯体またはバリウ
ム、マグネシウムもしくはカルシウムの過塩基性アルキ
ルフェノレートカーボネート錯体のいずれかの少なくと
も一種0.05〜5重量部と、次の1の一般式(1) R−O(CHCHO)H (1) (式中、Rは炭素数4〜18のアルキルまたはアルキル
アリール基を示し、nは1〜15の数を示す。)で表さ
れる化合物の少なくとも一種0.01〜2重量部とを組
合わせて含有してなる発泡性塩化ビニル系樹脂組成物で
ある。
【0015】この発明において使用される塩化ビニル系
樹脂としては、乳化重合、懸濁重合、塊状重合、溶液重
合などその重合方法には特に限定されず、例えばポリ塩
化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレン共
重合体、塩化ビニル−プロピレン共重合体、塩化ビニル
−スチレン共重合体、塩化ビニル−イソブチレン共重合
休、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル
−ウレタン共重合体、塩化ビニル−ブタジエン共重合
体、塩化ビニル−イソプレン共重合体、塩化ビニル−塩
素化プロピレン共重合体、塩化ビニル−マレイン酸エス
テル共重合体、塩化ビニル−メタアクリル酸エステル共
重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化
ビニル−各種ビニルエーテル共重合体、塩化ビニル−ス
チレン−無水マレイン酸三元共重合体、塩化ビニル−ス
チレン−アクリロニトリル三元共重合体、塩化ビニル−
塩化ビニリデン−酢酸ビニル三元共重合体などの塩素含
有樹脂、およびそれら相互のブレンド品あるいは他の塩
素を含まない合成樹脂、例えばアクリロニトリル−スチ
レン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−エチル(メタ)アクリレート共重合体、ポリエステ
ルなどとのブレンド品、ブロック共重合体、グラフト共
重合体などをあげることができる。特に、塩化ビニルホ
モポリマーが好ましく、乳化重合法またはマイクロサス
ペンジョン(懸濁重合)法によって得られた平均重合度
が700〜1700の範囲であって平均粒子径が0.1
〜5μmの微小な粒子を有するぺ一スト加工用のポリ塩
化ビニルがより好ましい。
【0016】この発明で用いられる可塑剤としては、一
般的に塩化ビニル系樹脂用であれば特に限定されるもの
ではなく、例えばフタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フ
タル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジイソオクチル、フ
タル酸ジノニル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイ
ソデシル、フタル酸C9〜11混合アルキルフタル酸ブチ
ルベンジル、イソフタル酸ジイソオクチルなどの芳香族
カルボン酸エステル系、アジピン酸ジイソオクチル、ア
ジピン酸ジイソデシル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキ
シルなどの脂肪族カルボン酸エステル系、リン酸トリク
レジル、リン酸トリキシリルなどのリン酸エステル系、
塩素化パラフィン、塩素化脂肪酸エステルなどの含ハロ
ゲン系、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポ
キシ化サフラワー油、エポキシ化ヒマシ油などのエポキ
シ系、ポリエステル系などの可塑剤があげられ、これら
は単独または二種以上を組合わせて使用することができ
る。
【0017】上記可塑剤の添加量は、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対し30〜120重量部の範囲で、比較
的硬いものから軟らかいものまで、得ようとする発泡体
の用途に応じて決定される。
【0018】この発明で用いられる充填剤としては、炭
酸カルシウム、リン酸カルシウム、亜リン酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、ほう酸カルシ
ウム、ケイ酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カル
シウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化
マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、酸
化チタン、酸化アンチモン、シリカ、ほう酸亜鉛、錫酸
亜鉛、ヒドロキシ錫酸亜鉛、みょうばん、タルク、カオ
リン、クレー、アスベスト、合成ゼオライトおよび合成
ハイドロタルサイトなどがあげられ、これらは単独また
は二種以上を組合わせて使用することができる。
【0019】上記充填剤の添加量は、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対し30〜200重量部で、増量剤、加
工助剤、補強剤、難燃剤または顔料などその使用目的に
応じて上記範囲内で適宜決められる。
【0020】この発明で用いられる熱分解型化学発泡剤
としては、アゾ系発泡剤、ニトロソ系発泡剤、ヒドラジ
ド系発泡剤、カルバジド系発泡剤およびトリアジン系発
泡剤があげられ、これらは単独または二種以上を組合わ
せて使用することができる。特に、アゾ系のアゾジカル
ボンアミド、ヒドラジド系のp,p’−オキシビス(ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド)またはこれらの併用が好
ましい。
【0021】アゾ系発泡剤としては、例えばアゾジカル
ボンアミド、アゾビスイソブチルニトリル、ジアゾアミ
ノベンゼン、ジエチルアゾジカルボキシレート、ジイソ
プロピルアゾジカルボキシレート、アゾビス(ヘキサヒ
ドロベンゾニトリル)などである。
【0022】ニトロソ系発泡剤としては、例えばN,
N’−ジメチル−N,N’−ジニトロテレフタルアミ
ン、N,N’−ジニトロペンタメチレンテトラミンなど
である。
【0023】ヒドラジド系発泡剤としては、例えばベン
ゼンスルホニルヒドラジド、p−トルエンスルホニルヒ
ドラジド、3,3’−ジスルホンヒドラジドフェニルス
ルホン、トルエンジスルホニルヒドラゾン、チオビス
(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、p,p’−オキシ
ビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)などである。
【0024】カルバジド系発泡剤としては、例えばp−
トルエンスルホニルセミカルバジド、4,4’−オキシ
ビス(ベンゼンスルホニルセミカルバジド)などであ
る。
【0025】トリアジン系発泡剤としては、例えばトリ
ヒドラジノトリアジン、1,3−ビス(o−ビフェニル
トリアジン)などである。
【0026】上記熱分解型化学発泡剤の添加量は、塩化
ビニル系樹脂100重量部に対し0.1〜10重量部の
範囲で、得ようとする発泡体の用途に応じて決定され
る。
【0027】
【0028】カルボン酸は、炭素数2〜22の飽和また
は不飽和脂肪族のカルボン酸、炭素数7〜16の環式ま
たは複素環式カルボン酸、炭素数2〜10のヒドロキシ
酸またはアルコキシ酸であり、例えば酢酸、プロピオン
酸、オクタン酸、2−エチルヘキサン酸、デカン酸、イ
ソデカン酸、ネオデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、
12−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸、炭素数15
〜16のトリアルキル酢酸、オレイン酸、リノール酸、
リシノール酸、アジピン酸、セバシン酸、安息香酸、
o,mまたはp−トルイル酸、キシリル酸、p−t−ブ
チル安息香酸、フタル酸、フタル酸モノエステル、サリ
チル酸またはこれらの混合カルボン酸である。
【0029】また、アルキルフェノ一ルとしては、例え
ばp−t−ブチルフェノール、p−t−オクチルフェノ
ール、ノニルフェノール、ジノニルフェノール、デシル
フェノール、ドデシルフェノールである。
【0030】上記のバリウム、マグネシウムもしくはカ
ルシウムの過塩基性カルボキシレートカーボネート錯体
またはバリウム、マグネシウムもしくはカルシウムの過
塩基性アルキルフェノレートカーボネート錯体のいずれ
か一種の添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して0.05〜5重量部、好ましくは0.2〜3重量部
である。これが0.05重量部未満では熱安定性が良く
なく、また5重量部を超えると発泡を抑制することにな
る。
【0031】この発明で用いられる次の一般式(1) R−O(CH2 CH2 O)n H (1) (式中、Rは炭素数4〜18のアルキルまたはアルキル
アリール基を示し、nは1〜15の数を示す。)で表さ
れる化合物は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
という化学名で総称される物質であり、例えばポリオキ
シエチレンブチルエーテル、ポリオキシエチレンヘキシ
ルエーテル、ポリオキシエチレンノニルエーテル、ポリ
オキシエチレンデシルエーテル、ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテル、ポリオキシエチレントリデシルエーテ
ル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキ
シエチレンパルミチルエーテル、ポリオキシエチレンオ
レイルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンブチルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンドデシルフェニルエーテルなどである。なお、こ
れらポリマーの重合度は15以下が好ましく、より好ま
しくは3〜5である。
【0032】上記化合物の添加量は、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対し0.01〜2重量部、好ましくは
0.1〜1重量部である。これが0.01重量部未満で
はセル調整効果が十分でなく、また2重量部を超えると
発泡体が着色する要因となる。
【0033】
【0034】この発明の組成物には、必要に応じて発泡
促進剤、セル調整剤、安定化助剤などを適宜添加するこ
とができる。
【0035】ここに使用される発泡促進剤としては、例
えば尿素、酸化亜鉛、カルボン酸亜鉛などの有機亜鉛化
合物、カルボン酸ナトリウム、カルボン酸カリウム、シ
ュウ酸、酒石酸、過塩素酸のナトリウム、カルシウム、
マグネシウム、バリウムまたは亜鉛塩およびこれらのグ
リコール錯体、銅化合物などがあげられ、特に、カルボ
ン酸亜鉛などの有機亜鉛化合物が好ましく、これらは単
独または二種以上を組合わせて使用することができる。
【0036】上記カルボン酸亜鉛などの有機亜鉛化合物
は、例えば酢酸亜鉛、プロピオン酸亜鉛、2−エチルペ
ンタン酸亜鉛、2−エチル−4−メチルペンタン酸亜
鉛、2−メチルヘキサン酸亜鉛、2−エチルヘキサン酸
亜鉛、イソオクチル酸亜鉛、n−オクチル酸亜鉛、ネオ
デカン酸亜鉛、イソデカン酸亜鉛、n−デカン酸亜鉛、
ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸亜
鉛、ステアリン酸亜鉛、イソステアリン酸亜鉛、12−
ヒドロキシステアリン酸亜鉛、ベヘン酸亜鉛、オレイン
酸亜鉛、リノ一ル酸亜鉛、リノレイン酸亜鉛、リシノー
ル酸亜鉛、安息香酸亜鉛、o、mまたはp−トルイル酸
亜鉛、p−t−ブチル安息香酸亜鉛、サリチル酸亜鉛、
フタル酸亜鉛、フタル酸モノアルキル(C4〜18)エス
テルの亜鉛塩、ナフテン酸亜鉛、デヒドロ酢酸亜鉛、ジ
ブチルジチオカルバミン酸亜鉛、アミノクロトン酸亜
鉛、2−メルカプトベンゾチアゾールの亜鉛塩、ジンク
ピリチオン、尿素またはジフェニル尿素の亜鉛錯体など
である。
【0037】上記カルボン酸亜鉛などの有機亜鉛化合物
は酸性塩、中性塩または塩基性塩であってもよく、これ
らの添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
0.05〜3重量部、好ましくは0.2〜2重量部であ
る。
【0038】ここに使用されるセル調整剤としては、次
に示す界面活性剤およびアクリル系ポリマーをあげるこ
とができる。
【0039】界面活性剤としては、例えばラウリルアル
コールスルホン酸エステルのナトリウム、バリウム、カ
ルシウムまたは亜鉛塩、n−ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、カリウム、バリウムまたは亜鉛塩、ドデ
シルフェノキシポリオキシエチレンスルホン酸ナトリウ
ム塩などをあげることができる。
【0040】また、アクリル系ポリマーとしては、例え
ば重合度100〜2000の範囲にあるメタアクリル酸
ブチルエステルポリマー、メタアクリル酸イソブチルエ
ステルポリマー、メタアクリル酸−t−ブチルエステル
ポリマー、メタアクリル酸イソオクチルエステルポリマ
ー、メタアクリル酸−2−エチルヘキシルエステルポリ
マー、メタアクリル酸イソデシルエステルポリマー、メ
タアクリル酸ラウリルエステルポリマーなどをあげるこ
とがてきる。
【0041】ここに使用される安定化助剤としては、有
機亜リン酸エステル、有機リン酸エステルおよびこの金
属塩をあげることができる。
【0042】有機亜リン酸エステルとしては、例えばト
リフェニルホスファイト、トリイソオクチルホスファイ
ト、トリストリデシルホスファイト、ジフェニルモノオ
クチルホスファイト、ジフェニルモノデシルホスファイ
ト、4,4’−イソプロピリデンジフェニルアルキル
(C12〜C15)ジホスファイトなどがあげられる。
【0043】また、有機リン酸エステルおよびこの金属
塩としては、例えばジイソオクチルアシッドホスフェー
ト、ビストリデシルアシッドホスフェート、ジイソオク
チルアシッドホスフェート亜鉛またはカリウム塩、ビス
トリデシルアシッドホスフェー卜亜鉛またはカリウム塩
などがあげられる。
【0044】その他の種々添加剤としては、通常塩化ビ
ニル系樹脂に使用される添加剤があげられ、例えば、ジ
ペンタエリスリトールとアジピン酸との部分エステル、
ポリオール類およびトリス(2−ヒドロキシエチル)イ
ソシアヌレートなどの耐熱助剤、エポキシ化樹脂などの
エポキシ化合物、スルホレンおよびβ−ジケトン化合物
などの着色防止剤、フェノール系または硫黄系などの酸
化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤、紫外線吸収
剤、顔料、難燃剤、防燃剤、滑剤、帯電防止剤、プレー
トアウト防止剤、防黴剤、防菌剤、老化防止剤、加硫促
進剤、架橋剤、艶消し剤、反発弾性向上剤、ゾル粘度降
下剤、ケイ素,チタンおよびアルミニウム系カップリン
グ剤、リン系界面活性剤、金属不活性剤、離型剤、表面
処理剤などである。
【0045】
【実施例】以下に、実施例および比較例を示し、この発
明をさらに具体的に説明するが、この発明の範囲が次に
あげたこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【0046】(実施例1〜4、比較例1〜3)この発明
の構成成分と比較例を添加した発泡性塩化ビニル系樹脂
組成物を以下のようにして調整し、ついで発泡体を成形
した。
【0047】この実施例は、乳化重合によって得られた
ポリ塩化ビニル(平均重合度800)に本発明の(a)
〜(e)成分とこの(e)成分の比較例、セル調整剤
(気泡安定剤)、発泡促進剤、希釈剤を添加、配合し
て、これをミキサーで十分混合して均一なプラスチゾル
コンパウンドとした。
【0048】 基本配合 ポリ塩化ビニル 100 重量部 ジイソオクチルフタレート〔(a)成分〕 48 重量部 45%塩素化パラフィン〔(a)成分〕 8 重量部 重質炭酸カルシウム〔(b)成分〕 100 重量部 ルチル型酸化チタン〔(b)成分〕 15 重量部 アゾジカルボンアミド〔(c)成分〕 4 重量部 バリウムの過塩基性カルボキシレート カーボネート錯休〔(d)成分〕 0.6重量部 メタアクリル酸イソブチルエステルポリマー (セル調整剤) 0.3重量部 プロピオン酸亜鉛(発泡促進剤) 0.5重量部 塩基性ネオデカン酸亜鉛(発泡促進剤) 1.0重量部 白灯油 (希釈剤) 10 重量部 本発明の(e)成分および比較例の成分 第1表に記載 試験 1 上記のプラスチゾルコンパウンドの作成直後および7日
間放置後の粘度をB型粘度計で測定し、この結果を第1
表に示した。この測定値が直後で4000cps、7日
後で5000cps未満であれば工業上の実施において
何等の支障はない。
【0049】試験 2 上記のプラスチゾルコンパウンドを基材である難燃紙上
に厚さ0.2mmになるようにドクターナイフで均一に
塗布した。これを150℃に加熱した加熱炉中に水平に
入れ、60秒間放置することによりゲル化させてシート
を作成し、これを原シートとした。
【0050】この原シートの一部を採取して試験片と
し、これを240℃に加熱した発泡炉内に所定時間入れ
て発泡させた。このときの発泡状態、特に発泡の立ち上
がり(発泡速度)、熱安定性(熱劣化による焼け度
合)、気泡の均一性および微細さ、表面平滑性などを調
べた。なお、気泡の均一性および微細さを示す気泡の大
きさは、40倍の顕微鏡を用い発泡シートの切断面を観
察した。
【0051】試験 3 プレートアウト試験については以下の通り行った。上記
の原シートから30×30mmのシート片3枚を採取
し、1枚をフェロ板上に塗布面が接触するように置き、
110℃の加熱炉中に入れ5分後に取り出し、直ぐロー
ラーで圧着させた後シートを取り除いた。次に、新たな
シート片をフェロ板上に、前回の圧着面と同じ位置に置
き同一の操作を行った。この操作を合計3回繰り返し
た。この繰り返し操作を行うことでフェロ板上の鏡面上
に付着する汚染物の量(汚れ度合)、すなわちプレート
アウトを観察した。
【0052】上記の試験2および試験3の結果の判定は
以下のように表し、第1表に示した。
【0053】発泡の立ち上がり、熱安定性、表面平滑性
およびプレートアウトについては、極めて優れているを
5、優れているを4、普通を3、少し悪いを2、悪いを
1、で示す5段階評価で表した。また、気泡の大きさに
ついては顕微鏡でその径を測定した。気泡の径が200
μm未満で極めて優れている場合は5、200〜250
μm未満は4、250〜350μm未満は3、350〜
500μm未満は2、そして500μm以上で悪い場合
は1、で示す5段階評価で表した。なお、これらの5段
階数値が4以上であれば工業上の実施において何等の支
障はない。
【0054】試験 4 次に、上記で発泡した発泡シートを225℃に加熱した
発泡炉内に所定時間入れてエンボス加工時の再加熱によ
るヘタリ度合を調べた。この結果を第1表に示した。な
お、結果の判定は以下の計算式により百分率を出すこと
で表した。
【0055】(再加熱した発泡シートの厚さ÷発泡シー
トの厚さ)×100=ヘタリ度合%この百分率の数値が
80以上であれば工業上の実施において何等の支障はな
い。
【0056】
【表1】
【0057】第1表から明らかなように、比較例に対し
て、この発明によるとゾル粘度、発泡の立ち上がり、熱
安定性、気泡の均一性および微細さを示す気泡の大き
さ、表面平滑性、プレートアウトおよび再加熱によるへ
タリ防止の全ての点で優れた結果を示している。
【0058】(実施例5〜9、比較例4〜5)この実施
例および比較例の発泡性塩化ビニル系樹脂組成物は、毒
性が低い配合剤を組み合わせて添加したものである。
【0059】 基本配合 ポリ塩化ビニル 100 重量部 ジイソノニルアジペート〔(a)成分〕 50 重量部 重質炭酸カルシウム〔(b)成分〕 50 重量部 ルチル型酸化チタン〔(b)成分〕 15 重量部 アゾジカルボンアミド〔(c)成分〕 3 重量部 p,p’−オキシビス(ベンゼン スルホニルヒドラジド)〔(c)成分〕 1.5重量部 カルシウムの過塩基性カルボキシレート カーボネート錯体〔(d)成分〕 0.6重量部 メタアクリル酸イソブチルエステルポリマー 〔セル調整剤〕 0.2重量部 n−ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 〔セル調整剤〕 0.2重量部 2−エチルヘキサン酸亜鉛〔発泡促進剤〕 0.8重量部 オレイン酸亜鉛〔発泡促進剤〕 1 重量部 n−ドデシルベンゼン〔希釈剤〕 10 重量部 本発明の(e)成分および比較例の成分 第2表に記載 上記のプラスチゾルコンパウンドを用いて前述した実施
例1〜4および比較例1〜3と同じ方法および条件で試
験を行ない、また、判定方法も同様に行った。この結果
を第2表に示した。
【0060】
【表2】
【0061】第2表から明らかなように、比較例に対し
て、この発明によるとゾル粘度、発泡の立ち上がり、熱
安定性、気泡の均一性および微細さを示す気泡の大き
さ、表面平滑性、プレートアウトおよびエンボス加工時
の再加熱によるヘタリ防止の全ての点で優れた結果を示
している。
【0062】
【発明の効果】この発明の発泡性塩化ビニル系樹脂組成
物は、実施例に示されるように、ゾル粘度を低くするこ
とで作業性を高め、エンボス加工時のプレートアウトを
防止するとともに発泡の立ち上がりを妨げることなしに
熱安定性をも有することで加工性を向上させ、しかも、
再加熱による発泡のヘタリを防止し、発泡セルを均一か
つ微細にすることで発泡体の表面平滑性を付与できて、
商品価値を著しく高めることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08K 5/09 C08K 5/09 5/138 5/138 (56)参考文献 特開 昭64−48841(JP,A) 特開 平3−239748(JP,A) 特開 平6−277498(JP,A) 特開 平9−221561(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 27/06 C08J 9/06 CEV C08K 3/00 C08K 5/00 C08K 5/06 C08K 5/09 C08K 5/138

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部に、
    (a)可塑剤30〜120重量部、(b)充填剤30〜
    200重量部、(c)熱分解型化学発泡剤0.1〜10
    重量部、(d)バリウム、マグネシウムもしくはカルシ
    ウムの過塩基性カルボキシレートカーボネート錯体また
    はバリウム、マグネシウムもしくはカルシウムの過塩基
    性アルキルフェノレートカーボネート錯体のいずれかの
    少なくとも一種0.05〜5重量部および(e)下記化
    1の一般式(1)で表される化合物の少なくとも一種
    0.01〜2重量部とを組合わせて含有してなる発泡性
    塩化ビニル系樹脂組成物。 R−O(CHCHO)H (1) (式中、Rは炭素数4〜18のアルキルまたはアルキル
    アリール基を示し、nは1〜15の数を示す。)
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