JP3001179U - 表面実装用トランス - Google Patents

表面実装用トランス

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JP3001179U
JP3001179U JP1994000752U JP75294U JP3001179U JP 3001179 U JP3001179 U JP 3001179U JP 1994000752 U JP1994000752 U JP 1994000752U JP 75294 U JP75294 U JP 75294U JP 3001179 U JP3001179 U JP 3001179U
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JP
Japan
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terminal portion
winding
core
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transformer
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JP1994000752U
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English (en)
Inventor
谷 国 次 本
田 修 一 浜
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富士電気化学株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板に実装する時に端子折れを発生させず、
バラツキを押さえうる表面実装用トランスを実現するこ
と。 【構成】 磁芯(8)の上下両端にフランジ部(7)を
形成したコア(1)と、磁芯(8)上に巻装された巻線
(2)と、巻線(2)の巻線端に対応する端子部(4)
を側方に有し、コア(1)を載置するベース(3)とを
備え、巻線端から伸びるリード線(9)が端子部(4)
に巻き付けられる表面実装用トランスにおいて、端子部
(4)は、ベースの底面(5)から所定の高さだけ高い
位置に形成されていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば小型高密度の素子を実装するオフィス・オートメーション機 器などに使用されるベースの端子部に直接巻き付けるタイプの表面実装用トラン スに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のベースの端子部に直接巻き付けるタイプの表面実装用トランスの側面図 を図3に示す。図に示すように、従来の表面実装用トランスは、磁芯8の上下両 端にフランジ部7を形成したコア1と、磁芯8上に巻装された巻線2と、巻線2 の巻線端に対応する端子部4を側方に有し、コア1を載置するベース3とを備え 、巻線端から伸びるリード線9をベースの底面5から側方に導出された端子部4 に巻き付け、そこにハンダ付けをする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の表面実装用トランスでは、端子部4が底面5から伸びているた め、コア1とベース3とを固定した時に、底面5と端子部4の周囲に存在する巻 き付け部分及びハンダ部分との間にスキ間が形成される。このため、図4に示す ように固定されたコア1とベース3とが自動実装機などにより基板6に実装され る時、底面5と基板6の上面とが密着しないため、コア1に加えられる矢印P方 向の力が端子部4に伝わり端子折れが発生するおそれがある。またこの時、リー ド線9の巻き付け状態のバラツキによって、表面実装用トランスが基板6に対し て、斜めに傾いて実装されたり、あるいは高さが異なって実装されることもあり 、製品のバラツキを生じるおそれもある。
【0004】 そこで本考案の目的は、基板に実装する時に端子折れを発生させず、バラツキ を押さえうる表面実装用トランスを実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の表面実装用トランスは、磁芯の上下両端にフランジ部を形成したコア と、磁芯上に巻装された巻線と、巻線の巻線端に対応する端子部を側方に有し、 コアを載置するベースとを備え、巻線端から伸びるリード線が端子部に巻き付け られる表面実装用トランスにおいて、端子部は、ベースの底面から所定の高さだ け高い位置に形成されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案の表面実装用トランスは、ベースの底面から所定の高さの位置から側方 に伸びる端子部を有する。そのため、ベースの底面と端子部との間に段差が形成 され、この段差に端子部の周囲に取り付けられるリード線の巻き付け部分が含ま れる。その結果、ベースの底面が基板に密着することになり、基板に実装する時 に端子折れを発生させず、バラツキを押さえることが可能になる。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案による実施例を示す側面図である。図示するように端子部4が 、ベース3の底面5よりやや高い位置から側方に向かって伸ばされている。この 底面5と端子部4の下面との間に形成される段差は、端子部4の周囲に取り付け られるリード線9の巻き付け部とハンダ部の両方が含まれる程度の大きさに予め 設定されている。その結果、底面5が基板6に密着するため、コア1とベース3 とを基板6に実装する時に、端子部4に力が加わらず端子折れが発生しない。ま た基板6上に固定される表面実装用トランスは、真っ直ぐに同じ高さで配置され ることにもなる。
【0008】 また、図2に示すようにコア1とベース3とを端子部4で巻き付け、そこにハ ンダ付けを行った後、基板6上においてハンダを硬化させることによって、端子 部4の巻き付け部の底面と基板6の上面とを一致させることもでき、そうするこ とにより下面のハンダ寸法を保証することもできる。
【0009】
【考案の効果】
このように、本考案によれば、基板に実装する時に端子折れを発生させず、バ ラツキを押さえうる表面実装用トランスを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による表面実装用トランスの一実施例を
示す側面図。
【図2】本考案の他の実施例を示す側面図。
【図3】従来の表面実装用トランスを示す側面図。
【図4】従来の表面実装用トランスを基板に実装した状
態を示す側面図。
【符号の説明】
1 コア 2 巻線 3 ベース 4 端子部 5 ベースの底面 6 基板 7 フランジ部 8 磁芯 9 リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁芯の上下両端にフランジ部を形成したコ
    アと、前記磁芯上に巻装された巻線と、前記巻線の巻線
    端に対応する端子部を側方に有し、前記コアを載置する
    ベースとを備え、前記巻線端から伸びるリード線が前記
    端子部に巻き付けられる表面実装用トランスにおいて、 前記端子部は、前記ベースの底面から所定の高さだけ高
    い位置に形成されていることを特徴とする表面実装用ト
    ランス。
JP1994000752U 1994-02-18 1994-02-18 表面実装用トランス Expired - Lifetime JP3001179U (ja)

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