JP2999747B2 - イムノアッセイ法及びキット - Google Patents

イムノアッセイ法及びキット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性相試料中のリ
ガンド又はリガンド受容体のごとき免疫反応性分散対象
の存在又は量を測定及び/又は検出するための免疫的方
法に関する。特に、本発明は、尿中のヒト絨毛性ゴナド
トロピン(hCG)及び/又はヒト黄体形成ホルモン
(hLH)のごときホルモン分析対象の存在を検出する
ための改良された材料及び方法に関し、この様なホルモ
ン分析対象の存在は妊娠のごとき状態及び女性の月経サ
イクル中の時期を示すものである。
【0002】他の観点において、本発明は1987年1
0月7日に出願された米国特許出願No.105,28
5中に開示されている金属捕捉イムノアッセイ法及びキ
ットと関連して使用するための改良された材料及び方法
に関する。この開示の記載を引用によりこの明細書に組
み入れる。さらに、前記米国特許出願No.105,2
85の開示は免疫化学及び反応に基く診断法の分野にお
ける従来の発展の卓越した記載を提供する。
【0003】
【従来の技術】前記米国特許出願No.105,285
中に開示されているある特定の方法に従えば、抗体でコ
ートされた金ゾル粒子及び抗体でコートされた固相粒子
が人尿を含有する水性系中に分散される。これらの抗体
はそれぞれに且つ特異的に該尿中の分析対象上の異るエ
ピトープに対して免疫反応性であり、そしてこの様な分
析対象が存在すれば、各抗体はそれと免疫反応し、免疫
複合体を含有する収集可能な固相金粒子を形成し、これ
は次に適当な収集装置中に配置されたフィルター上に集
められる。
【0004】この様な収集装置は1987年10月13
日に出願された他の米国特許出願No.107,240
の対象である。この米国特許出願No.107,240
の内容も引用によりこの明細書に組み入れられる。複合
体を含有する集められた金ゾル粒子は、肉眼観察におい
て容易に観察される明瞭なピンク〜紫がかった色を有す
る。一般的に言って、この組成物の色の強度は試料中に
存在する分析対象の量に直接関連する。
【0005】過去においては、hCG又はhLHを試験
するために米国特許出願No.105,285に開示さ
れている方法が使用された場合、時として偽陽性結果が
得られた。この様な偽陽性結果の正確な原因は完全には
理解されていないが、しかしながら、偽陽性結果は幾つ
かの別々の現象の結果である。第一に、人尿はなんらか
の沈降物を含有しており、このものは収集フィルターの
孔を閉塞し、そしてフィルターを通しての水性反応相の
流れを防止し、又は少なくとも抑制する傾向がある。従
って、免疫複合体を形成するために反応しなかった抗体
を担持する金粒子がフィルターを通って流れず、そして
その結果洗浄後でさえフィルター上に非特異的に存在し
て金ゾル粒子の本来の特徴であるピンク〜紫がかった色
を示す。
【0006】第二に、本発明に関連して使用されるタイ
プの収集フィルター膜は時として、未反応の抗体を非特
異的に結合して未反応の金ゾル粒子を収集膜上に維持す
る傾向を有する。第三に、尿中にある種の物質は、未反
応の免疫反応性物質を非特異的に結合する収集フィルタ
ーの傾向を増加せしめる。さらに、試験材料及び反応相
を取り囲むピンク〜紫がかった環境は、洗浄の後でさ
え、訓練されていない眼には未着色の収集フィルターが
わずかにピンク色であるかのように見えるような光学的
印象をもたらし、そしてそれ故に試験はわずかに陽性で
あるかの様な偽の外観を与え、又は少なくとも混乱させ
るような外観を与えるであろう。
【0007】尿中の汚染物の存在はすでに“Principles
of Biochemistry”, White, Handler, Smith, Hill Le
hman、第6版、McGram−Hill、1077頁に
おいて取り扱われており、そこでは汚染物は幾らかの上
皮細胞と共に核蛋白質又はマイクロプロテインから成る
ものとして記載されている。この様な現象はまた米国特
許No.3,873,682及びNo.4,270,9
23において認識されている。しかしながら、これらの
先行する開示のいずれにも、これらの汚染物が収集フィ
ルターを閉塞することにより、フィルターが免疫反応性
物質に非特異的に結合する傾向を増強することにより、
又は濾過操作を妨害することにより、イムノアッセイ法
を妨害することは述べられていない。
【0008】むしろ、これらの先行特許のいずれの場合
においても、尿汚染物質は使用される凝集法を妨害する
濁りを生じさせ、そして各場合に特定の固相接触材料が
使用され、尿の分析対象の含量を撹乱することなく濁原
因物質が除去された。しかしながら、尿試料の不所望の
不純物を除去するこれらの試み及び他の試みは時として
測定及び/又は検出されるべき分析対象の除去をももた
らし、従って完全な方法ではない。
【0009】
【発明の概要】本発明は、前記の欠点を解決し、そして
一般に免疫測定法を改良するものである。特に、本発明
は、視覚的に検出可能な反応生成物がフィルターのごと
き収集要素上に集められそして直接比較観察されるよう
な方法及びキットと関連して偽陽性観察が行われる傾向
を最小にする。従って、重要な観点において、本発明
は、尿試料中の免疫反応性分析対象の決定及び検出のた
めの方法であって、(a)第一免疫反応性物質と着色粒
子との連結生成物を含んで成る標識された成分を用意
し、(b)第二免疫反応性物質と固相粒子との連結生成
物を含んで成る固相成分を用意し、(c)前記両成分の
混合された水性懸濁液を形成し、そしてこれに分析対象
について分析されるべき尿試料を含有せしめ、前記物質
は該分析対象の存在の関数として直接又は間接に結合し
て、前記着色成分を含有する濾別可能な固相複合体を形
成することができるものであり、(d)該複合体をフィ
ルター要素上に集め、そして(e)該集められた複合体
中の前記着色成分の存在を直接視覚試験により評価する
ことにより前記試料中の分析対象を決定又は検出する段
階を含んで成る方法に関する。
【0010】本発明は特に、分析対象について分析され
るべき前記尿試料を処理して、該試料の分析対象に影響
を与えることなく該試料から不所望の汚染物を除去し;
前記フィルター要素をブロッキング剤によりコートする
ことにより該要素への未反応の免疫反応性物質の非特異
的結合を減少せしめ;前記水性懸濁液並びに最初に前記
フィルター要素及び前記集められた複合体に、前記着色
粒子の色をマスクすることができる色を与えるのに十分
な量の着色物質を該懸濁液に含有せしめ;そして次に、
集められた複合体から着色物質の色を除去する、ことを
含む改良を提供する。ここに記載する改良された方法の
使用により、フィルター要素を通しての水性相媒体及び
未反応成分の流れ並びに測定の結果の直接視覚評価がそ
れぞれ促進され、これによりフィルター要素上の他の偽
陽性結果が最小にされる。
【0011】本発明のさらに特定された観点に従えば、
着色された粒子は金ゾル粒子を含んで成り、そして着色
物質は懸濁液に緑又は青色を与える。本発明の他の観点
に従えば、尿試料を処理して、多孔性担体の表面に分散
した親水性物質に該試料を接触せしめることにより不所
望の汚染物を除去することができる。本発明の他のさら
に特定された観点に従えば、ブロッキング剤はポリビニ
ルピロリドンを含んで成る。
【0012】他の観点において本発明は、尿試料中の免
疫反応性リガンドの決定及び検出のための方法であっ
て、前記リガンドに対する第一抗体と金属ゾル粒子との
連結生成物を含んで成る標識された成分を用意し、ここ
でこの成分のサイズ及び性質は、水性媒体への分散の際
に該標識された成分の概して安定な懸濁液を形成するこ
とができるものであり;前記リガンドに対する第二抗体
と固相粒子との連結生成物を含んで成る固相成分を用意
し、該固相粒子のサイズ及び性質は該固相成分の概して
安定な懸濁液の維持を促進するものであり、そして前記
第一抗体及び第二抗体は異なるものでありそして前記リ
ガンドの各異るエピトープに対して特異的に反応性であ
り;前記リガンドについて分析されるべき尿試料を処理
することにより該尿試料から、処理された試料を含有す
る水性系のさらなる免疫過程及び濾過を妨害する汚染物
を選択的に除去し;前記標識された成分及び前記固相成
分の混合された水性懸濁液を形成し、そしてこれに前記
処理された尿試料を含有せしめ、ここで前記両成分は前
記リガンドにより一緒に結合されて前記金属粒子を含有
する濾別可能な固相複合体を提供することができ;前記
金属粒子の本来の色をマスクする、すなわち隠すことが
できる色を前記懸濁液に与えるのに十分な量の着色物質
を該懸濁液に含有せしめ;免疫反応が行われるのに十分
な時間にわたって前記懸濁液をインキュベートし;フィ
ルター要素への未反応抗体の非−特異的結合を減少せし
めるのに有効なブロッキング剤により該フィルター要素
をコートし;前記コートされたフィルター要素を用いて
前記インキュベートされた懸濁液を濾過することにより
該フィルター要素上に前記複合体を集め、ここで該フィ
ルター要素及び該集められた複合体は前記着色物質の存
在によりもたらされる色を有しており;前記フィルター
要素及び前記集められた複合体を洗浄して前記着色物質
を除去し、そしてこれにより該フィルター要素及び存在
すれば該金属粒子の本来の色を露出せしめ;これによっ
て、前記フィルター要素を通しての水性相媒体及び未反
応成分の流れ、並びに該フィルター要素上の前記複合体
中の前記金属粒子の本来の色の直接視覚観察を容易にす
る;ことを含んで成る方法に関する。
【0013】本発明の1つの観点において、本発明は免
疫診断法において使用されるべき尿試料を処理して、分
析対象の含量に影響を与えることなく尿から不所望の汚
染物を除去する方法を提供する。前記のごとく、不所望
の成分は収集フィルターを閉塞しそして/又はフィルタ
ーが未反応の免疫反応性物質と非特異的に結合する傾向
を増強する。本発明に従えば、尿試料を処理する方法
は、固体表面と該表面に親水性を提供することができる
該表面上に分散した物質とを含んで成る部材を用意し、
そして次に処理されるべき尿試料を該部材の親水性表面
と接触せしめる段階を含んで成る。
【0014】さらに基本的には、この部材は多孔性プラ
グを含んで成ることができ、そして親水性物質が分散さ
れるその表面は該多孔性プラグの外部表面及び内部表面
を有することができる。さらに具体的には、多孔性プラ
グは超高分子ポリエチレン材料から構成することがで
き、そして好ましくは約10μの各目孔サイズを有す
る。好ましくは、表面に親水性を提供することができる
物質は洗剤又は他の両親媒性物質である。
【0015】本発明はまた、免疫診断法において使用さ
れるべき尿試料を接触させそして処理して、その分析対
象含量に影響を与えることなく尿から不所望の汚染物を
除去するための装置を提供する。本発明に従えば、この
様な装置は、固体表面と該表面上に分散しておりそして
該表面に親水性を付与することができる接触部材を含ん
で成る。好ましくは、この装置は前記の多孔性プラグで
あってその表面に分散した洗剤物質を有するものを含
む。
【0016】本発明の重要であるが特定の観点におい
て、この装置は球部と中空ノズルとを有するプラスチッ
クストッパー部材を含むことができ、そして前記プラグ
は該ストッパーのノズル中に配置することができる。従
って、該多孔性プラグを通して尿をまず球部に吸い込
み、そして次に尿の流れを逆にして処理された尿をドロ
ッパーからプラグを通して追い出すようにドロッパー部
材を操作することにより、洗剤物質によりコートされた
プラグの表面に尿を接触せしめる。本発明のこの観点に
おいて、洗剤又は他の両親媒性物質により与えられるコ
ートされた表面の親水性が多孔性プラグを通しての尿の
流を促進することも見出された。
【0017】他の重要な観点において、本発明は、免疫
反応が水性相中で行われそして該反応の結果が固体収集
表面に集められた着色した反応生成物の視覚観察により
評価される免疫診断法に関する。本発明に従えば、この
方法は水性相及び集められた反応生成物に最初に、該集
められた反応生成物の本来の色をマスクすることができ
る色を与えることにより改良される。この方法は反応系
の色と収集表面上の反応生成物の色との間にシャープで
明瞭な差を与え、これにより反応系及び反応生成物が常
に同じ色である場合に生ずる光学的誤解が回避され、そ
して実際に色が存在しない場合に訓練されていない観察
者が収集装置上の色を見る誘惑及び傾向が防止される。
【0018】例えば、着色された反応生成物が金ゾル粒
子を含有する固相粒子免疫複合体であり、そしてそれ故
に概してピンク〜紫の色合を有する場合、水性相に、該
免疫複合体のピンク〜紫の色合をマスクすることができ
る本質的に補色の緑又は青あるいは青緑色を与えること
ができる。免疫複合体が収集表面に集められた場合、そ
の色は強くなりそれを見ることができる。免疫複合体の
量が比較的低い場合、好ましくは洗浄段階が使用され、
残留する緑色がフィルター要素から除去されそしてそれ
故に着色された反応生成物のピンク〜紫の色が完全に露
出される。いずれの場合も色の変化は区別できそして明
瞭である。他方、試験が陰性でありそして収集表面上の
着色した反応生成物が存在しなければ、緑色を洗浄除去
した後、表面が白色となりそしてピンク〜紫色を見る残
留視覚傾向がなくなる。好ましい試験方法が洗浄段階を
含む場合、緑色は洗浄段階がまだ行われていないことを
使用者に知らせる対照を提供する。
【0019】従来法においては、反応媒体が最初に収集
フィルターを通して注がれる場合、ピンク〜紫色が反応
媒体中に残るのでフィルターがこの色を保持する。通
常、次に収集表面を洗浄し、そしてその洗浄は、陽性結
果としての免疫抗合体中に非特異的に含まれるすべての
色を洗浄除去することが意図される。従って、収集表面
は好適にピンク〜紫色から白色に変化する。しかしなが
ら、若干のヒトの目は十分に迅速に適応する能力を欠い
ており、そしてこの様な色が収集表面上に残っていない
時でもピンク〜紫色を見続ける傾向がある。
【0020】この傾向が偽陽性観察をもたらす。他方、
本発明のマスク色が使用される場合、反応相が収集表面
と接触する際に収集表面及びその上に集められた免疫複
合体はマスク染料の着色を受ける。洗浄後、試験が陽性
である場合、収集装置の色はマスク色から金ゾル粒子の
概してピンク〜紫がかった色へとシャープに変化する。
他方、試験が陰性である場合、洗浄後、収集表面の色は
マスク色から白色に変化し、そして使用者の目は陽性結
果のピンク〜紫がかった色にあらかじめ暴露されていな
いから、収集表面上のピンク〜紫がかった色合を見続け
る傾向がない。
【0021】他の観点において、本発明は、免疫反応が
水相中で行われそして該反応の結果が固体収集表面上に
集められた着色した反応生成物の視覚観察により評価さ
れる免疫的方法を行うための材料を含んで成る免疫診断
キットを提供する。本発明に従えば、このキットはその
構成成分として、反応の間に水性相に含有されるべき一
定量の着色物質を含み、この着色物質は水性相に反応生
成物の本来の色をマスクする色を提供することができ
る。好ましくは、着色物質はまた、まず収集表面及びそ
の上に集められた反応生成物に着色物質の色を与えるこ
とができ、そして視覚観察のために集められた免疫複合
体及び収集表面の本来の色を脱マスク暴露するために該
フィルター及び集められた生成物及びフィルターの表面
からすすぎ除去され得る。
【0022】本発明はまた、収集表面への、未反応の免
疫反応性物質の非−特異的結合を防止するための方法及
び手段を提供し、この方法は該収集表面をブロッキング
剤によりコートすることを含んで成る。好ましくは、ブ
ロッキング剤はポリビニルピロリドンを含んで成る。
【0023】
【具体的な説明】本発明に従えば、特に尿試料中の免疫
反応性分析対象を測定及び検出する方法が提供される。
特に、本発明は、前記米国特許出願No.105,28
5に記載されている方法、材料及びキットの改良を提供
する。本発明はまた、免疫診断法において使用する尿試
料を処理して、その分析対象の含量に影響を与えること
なく該尿から不所望の汚染物を除去するための方法及び
装置を提供する。さらに、本発明は、測定結果の可視化
が光学効果の手段により改良される方法及びキットを提
供する。さらに、本発明は、収集フィルターへの未反応
物質の非特異的結合を最少にすることにより該収集フィ
ルター上の試験結果の可視化を改良する方法及び結果を
提供する。
【0024】本発明の好ましい商業的用途において、こ
の発明は前記米国特許出願No.105,285に記載
されている測定方式IV(f)及び(g)に適用すること
ができる。他方、本発明はさらに普遍的な用途を有し、
そして実際に(1)分析対象の含量に影響を与えること
なく不所望の汚染物を除去するために尿試料を処理する
必要が有る場合、(2)着色した反応生成物が直接可視
観察のために固体表面に集められる場合、及び/又は反
応した物質が測定結果の評価のために集められる表面へ
の未反応の免疫反応性物質の非特異的結合を防止するの
が望ましい場合、に使用され得るであろう。
【0025】本発明に従えば、尿中のhCGの存在を検
出することにより妊娠を決定するため、及び尿中のhL
Hの存在を検出することにより月経サイクルにおける危
険期を決定するための方法、キット及び材料が提供され
る。本発明は特に、訓練されていない人により使用され
る家庭用診断試験キットに適用される。本発明の最も簡
単な形態においては、尿が不所望の汚染物の除去のため
に処理され、そして識別可能に着色された染料物質を含
む試料化学物質と混合される。約5分間の後、該染料物
質の色を有する混合物がフィルターを通しての液体の流
れを促進する装置の一部分であるフィルター要素の表面
に注加される。最初、該フィルターの表面は染料物質の
色を有するが、すすいだ後、染料物質の色が消失し、こ
の際、試験が陽性であればフィルター要素は識別可能な
ピンク色を有し、そして試験が陰性であればフィルター
要素は明瞭に白色となるであろう。
【0026】妊娠試験の方法は、妊娠が起った場合の人
体は妊娠ホルモンであるhCGを生産し始めるという原
理に基いている。hCGは血液に吸収され、そして月経
サイクルを停止せめしる。hCGはまた尿に入り、尿中
のその存在は最も容易に検出できる。本発明が特に適用
される方法は、尿中にhCGが存在すれば、着色した結
果、最も普通にはピンク色をもたらす。妊娠期間が長く
なるに従って、尿中に存在するhCGが一層多くなるの
で色はより濃くなる。試験結果が陰性である場合、hC
Gは尿中に検出されず、対象者が妊娠していないであろ
うことが示される。
【0027】短時間の内に、一般に12〜24時間以内に排
卵が起こることを示す黄体形成ホルモン(受精ホルモ
ン)の突然の上昇を検出するために同じ試験方法を用い
ることができる。この様な試験を用いて、最も妊娠しや
すい期間を推定し、妊娠の機会を計画しそして最大にす
ることができる。好ましくは、訓練されていない人によ
る家庭での使用のために設計されたキットは迅速で且つ
確実であるべきである。特に、この様なキットは使用者
が試験結果を誤る可能性を最小にする。本発明は特に測
定法における結果の読み取りの誤りを最小にすることに
向けられる。
【0028】前記米国特許出願No.105,285の
例IV(f)及び(g)の方法に従えば、反応混合物が収
集マトリクスに注入される。理論的には、測定が陽性で
あれば該マトリクスはピンク色を達成し、他方試験が陰
性であれば捕捉マトリクスの色は変化せず、通常は白の
ままである。収集マトリクス上の色の偽陽性の結果が多
くの現象から生じ得る。しかしながら偽陽性の結果の主
たる理由は、フィルターを通しての反応混合物の遅い流
過、収集基材への未反応の免疫反応性物質の非特異的結
合、及び光知覚の本来的な主観性である。最初の2つの
現象については、米国特許出願No.105,285の
例IV(f)及び(g)の測定方法に従えば、抗体と結合
した金ゾル小粒子及び抗体が結合したラテックス粒子を
尿試料と接触せしめる。分析対象たる抗原が存在すれ
ば、前記ラテックス粒子と金ゾル粒子が該抗原を介して
一緒に結合して反応混合物から濾別されるのに十分大き
い免疫複合体を形成する。
【0029】免疫複合体の収集の際、その中に存在する
金ゾル粒子に基く本来の色が収集表面に濃縮され、そこ
にピンク〜紫を与える。尿試料中に分析対象が存在しな
ければこの様な複合体は形成されずそして本来的に着色
されている金ゾル粒子は小さいままであるためそれらは
理論的には捕捉フィルター要素によって捕捉され得な
い。しかしながら、フィルター要素を通しての流れが妨
害されれば、可能性の金ゾル粒子はフィルターを通して
流れることができない。
【0030】従って免疫複合体が形成されなくても金ゾ
ル粒子の本来の色が捕捉要素上に現われるであろう。さ
らに、金ゾル粒子上の未反応の抗体が収集要素の表面に
非特異的に結合する可能性がある。この後者に関し、尿
中の汚染物にはフィルター要素に付着しそして/又はそ
の性質を変化せしめてフィルター要素が未反応の免疫反
応性物質と非特異的に結合する傾向を増加させる成分が
含まれるであろう。いずれの場合にも、収集フィルター
を通しての液体の遅い流れ又はフィルター要素への抗体
の非特異的結合が偽陽性結果をもたらす。
【0031】この様な測定における偽陽性結果の他の原
因は、光学的誤解(opticalmisconcep
tion)と誤った印象の結果であると考えられる。通
常、反応混合物は該反応混合物中の金ゾル粒子の結果と
してピンク色を有する。注目の分析対象が反応混合物中
に存在するか否かに拘らず反応相混合物は一般に金ゾル
粒子からの着色を有する。次に、混合物が捕捉媒体に注
加される場合、試験が陽性であるか否かに拘らず、該捕
捉媒体は該反応相により少なくともわずかに着色され
る。
【0032】捕捉要素から非特異的に結合した物質を除
去するため一般にすすぎ段階が使用されるが、しかしな
がら目は収集要素からの色の除去に常に反応するとは限
らない。すなわち、観察者はピンク色の記憶により自己
の観察能力を妨害される傾向がある。ピンク色の感覚を
一掃してピンク色が洗浄により除去されたことを確認す
ることは時として困難である。本発明は、試験系に染料
物質を導入することによって該試験系における着色粒子
の本来の色をマスクし又は隠すことにより偽陽性印象を
除去して、陰性結果と陽性結果との間の光学的識別性を
改良する方法及び材料を提供する。
【0033】約50mIU/ml以上のレベルでの尿中のh
CG存在を検出するための試験方法を提供する本発明の
好ましい形態に従えば、金ゾル粒子の本来のピンク色を
マスクするために緑色を使用することができることが見
出された。特にhLHの試験において、金ゾル粒子の色
をマスクするために青色を使用することもできる。所与
の状況のために使用されるべきマスク物質の色及び量
は、試験系並びに最初に収集要素及び集められた免疫複
合体に着色粒子の色を完全に隠し又はマスクする色を与
えるために着色物質の色及びその量が十分であるべきで
あるという基準を用いて、幾分経験的に簡単に選択され
る。
【0034】所与の試験に使用されるべき着色マスク物
質の量は反応系における着色されたラベル成分の色の強
度に依存する。着色したラベル成分の色の強度が高くな
るに従ってマスクを行うためにマスク物質が多量に必要
である。試験結果の視覚評価に先立って試験環境から陽
性結果に特徴的な色を除去するというのが全体的アイデ
ィアであると言えば十分である。すなわち、マスク物質
により与えられる色はラベル成分により与えられる色か
ら明瞭に且つシャープに異るべきであり、そして必要で
はないにしても好ましくは、それに対する補色であるべ
きである。
【0035】収集フィルター要素を通しての物質の流れ
を改良するため、及び/又は該要素への免疫反応性物質
の非特異的結合を最少にするため、本発明は、試料中の
分析対象の含量に影響を与えることなく尿試料から不所
望の汚染物を除去するために該試料を処理するための装
置、材料及び方法を提供する。本発明の好ましい態様に
従えば、一般に最初は疎水性であるキャリヤー部材の表
面に親水性を付与することができる物質によりコートさ
れた該多孔性キャリヤー部材の表面に尿を接触せしめ
る。本発明に従えば、多孔性部材は好ましくは小体積中
で利用可能な接触表面を最大にするものである。
【0036】尿からある種の不所望の物質を除去するた
めに尿を処理するために特に効果的な装置は第1図〜第
3図に示される。例示された装置は、一片の、好ましく
は吹出し成形されたポリエチレン体10から成り、柔性
球部12を一端に有しそして長い円筒状のハウジング又
はノズル14を他端に有する。装置10は比較的小量の
材料を取り扱うためのものであるからあまり大形である
必要はなく、そしてこの装置は使用が廃棄されるように
設計される。このドロッパー装置の商業的に有用な形態
はおよそ、長さ約2.75インチであり、柔軟性球部1
2は0.5インチの直径を有し、そしてノズルは0.2
5インチの直径を有する。この装置は約0.023イン
チの壁厚を有するであろう。
【0037】ドロッパーの壁厚は該ドロッパーの流れ時
間又は充填時間を調整する目的で種々異ることができ
る。好ましくは、フィルタードロッパーは約3秒間で尿
により満たされるべきである。流れ時間は、フィルター
部材の孔サイズ及び空隙容量並びにコートされた物質に
より与えられるフィルター部材の親水性を含むドロッパ
ーの物理的性質を調整することにより変えることができ
る。バイパスを防止するためにプラグとノズルの直径と
の間の密接な適合が好ましく、そしてそれ故にノズルへ
のプラグの強制適合が重要な因子である。
【0038】第3表に例示されるように、ノズル14の
最初の内直径よりわずかに大きい外直径を有する多孔性
超高分子ポリエチレンプラグ16がノズルに押し込ま
れ、プラグ16がノズル14の膨張を生じさせそして操
作中プラグ16をその場に保持するように摩擦適合を生
成する。約10μ〜約35μ、そして好ましくは約10
μの各目孔サイズを有することができるプラグ16は、
本質的に疎水性である超高分子ポリエチレン材料から構
成される。本発明に従えば、プラグ材料の外部表面及び
すき間表面は該プラグの表面の親水性を増強する物質に
よりコートされる。
【0039】プラグ16の構造と関連して有用であるこ
とが見出されている多孔性材料は、Fairburm, Georgia
のporex Technologiesから商業的に入手可能である。す
べて第2図に示すように、LABPORとして知られる
材料が、約0.25インチの直径及び約0.34インチ
の長さを有する円筒部分において用いられる。ノズル1
4の内直径はプラグの直径よりわずかに小さく調整さ
れ、プラグ16がノズル14に最初に押し込まれた時に
密着した摩擦適合が与えられる。
【0040】超高分子ポリエチレン多孔性プラグ材料は
Porexから、種々の孔サイズ、空隙及び材料硬度の
ものが入手可能である。これらのパラメーターは所望の
工程特性を与えるために変えることができる。さらに、
大きな表面積対体積比率を有する他の多孔性材料も本発
明に関連して有用なはずである。主たる基準は単に、親
水性を与える物質によりコートされ得る表面を有する装
置を得ることであり、この結果該装置は尿中の分析対象
の含量を撹乱することなく尿から不所望の汚染物を効果
的に除去することができ、同時に処理装置を通しての尿
の合理的に速い流れを促進することができる。
【0041】前記のごとく、この尿処理装置の重要な目
的は、尿から粒状汚染物を除去することによりフィルタ
ー要素を通しての測定流相の流れを増強し、そして測定
結果が視覚的に評価されるべき場合において非特異的結
合を最少にすることである。従って、多孔性プラグの選
択における重要な基準は、尿から不所望の汚染物を除去
して、収集フィルターが閉塞しないままでありそして非
特異的結合が最少となり、そして試験試料が約1分間以
内に収集フィルター要素を通して流れることができるよ
うにすることである。
【0042】本発明に従えば、多孔性プラグのすき間表
面及び外部表面は該プラグ表面の全体的親水性を改良す
ることができそしてプラグが分析対象の含量に影響を与
えることなく尿から不所望の汚染物質を一層効果的に除
去することができるようにする物質によりコートされ
る。前に検討した様に、尿の汚染の問題は例えば米国特
許No.3,873,682及びNo.4,270,9
23から知られる。これらの先行特許の開示はいずれ
も、尿からの汚染物を吸い付けそして除去する繊維材料
自体の化学的特徴に頼ることにより問題を扱っている。
しかしながら、本発明の場合、多孔性プラグのすき間表
面を包含する表面が、親水性を該プラグ表面に与えるこ
とができる物質によりコートされ、この親水性が、該プ
ラグのすき間内での不所望の汚染物の保持を促進し、該
プラグを通しての流体の流れを促進しそしてコートされ
た表面への分析対象の付着を防止するために機能する。
【0043】本発明の最も広い観点において、コート材
料は、プラグの表面にそのまま留まることができそして
該表面に親水性を与えることができる物質であるべきで
ある。適当な物質は親水性を有する物質、例えば、洗
剤、蛋白質及びペプチド、例えばBSA、並びに鎖にそ
って親水性活性部位を有するポリマーである。本発明に
よれば好ましくはこの物質は、両親媒性であり、表面へ
の付着を達成するために疎水性を有しそして汚染物除去
機能を行うために親水性を有するものである。
【0044】好ましい親水性及び疎水性を提供すること
ができる特に好ましい物質はポリエチレングリコールp
−イソオクチルフェニルエーテルである、商業的に入手
可能でありそしてIgepal CA630,Anta
rox A−200,Triton X及びNonid
et P−40の商品名のもとに販売されている洗剤で
ある。他の有用な洗剤には、Tween−20、ポリエ
トキシユニットを含有する洗剤、及びドデシル硫酸ナト
リウムが包含される。親水性物質は好ましくは多孔性プ
ラグの外面及びすき間表面に分散され、これは単に該プ
ラグを親水性を有する物質を含有する溶液に浸漬するこ
とにより行われる。好ましい洗剤の場合、2.0lの2
−プロパノール中に約2.0gのNonidet P−
40を含有する溶液にプラグを浸漬することができる。
両親媒性物質を各プラグの表面上に効果的に吸着せしめ
るためには約15分間の浸漬時間で十分である。
【0045】単純濾過を用いて尿から不所望の汚染物を
除去することも可能である。表面濾過及び深部濾過の両
者が幾らかの成功を伴って行われている。深部濾過が行
われる場合、Goldbergの米国特許No.3,862,0
30、カラム2,12〜18行目に示唆されているよう
に、濾過された材料はフィルター要素内に閉じ込められ
る。本発明の方法と関連してこの様な深フィルターが使
用される場合、次の事実に頼られる。すなわち、尿の逆
流の間に濾過された材料をフィルターから取り出すこと
は不可能ではないにしても困難であり、そしてそれ故
に、ドロッパー装置10のごとき装置がプラグ16の代
りに深フィルターを用いる場合、尿が装置に吸い込まれ
る際に濾過され、そして次にそれが押し出される時に、
閉じ込められた濾過された物質がその様な押し出しによ
って取り出され得ない。従って、不所望の物質は尿から
効果的に除去され得る。
【0046】表面濾過が使用される場合、好ましくは除
去される濾過された物質はフィルター中に深く閉じ込め
られない。従って、表面フィルターの使用を可能にする
ように他の方法が提案されている。球部への尿の移動の
間に不所望の物質が濾過されそしてフィルターの外側に
残る。次に、濾過された尿を試験方法において使用され
る前に数滴をフィルターを通して押し出しそして不所望
の物質をフィルターの外面から除去する。こうして清浄
にされた表面は、装置内からの濾過された残りの尿の放
出を可能にする。前記の装置寸法と実質的に同じ寸法の
装置において、そして商業的に入手可能な表面フィルタ
ー要素又は材料、例えば珪藻土を用いて、フィルターの
表面から不所望の物質を除去するために一般に3滴の廃
棄で十分であることが証明された。
【0047】本発明に関して、図面に記載されているド
ロッパー装置10のごとき小形の一体形成ユニットの使
用が、この方法及び該方法を用いる試験キットの全体的
経済性の目的のために必要である。これに関し、この様
なキットは技術的に訓練されていない人による家庭での
使用のために設計され、そして1回の使用のために適当
でありそしてその後廃棄することができる小さいドロッ
パーを用いるのが好ましい。プラグを通しての尿の二方
向流もまた装置のコストを低くするために好ましい。2
方向流は、(1)最初の数滴を廃棄することにより不所
望の物質を除去するために押しもどし、(2)Goldberg
の米国特許No.3,862,030により示唆されて
いるように、濾過された物質を閉じ込めそして押しもど
しの必要性を除去する深フィルター、及び/又は(3)
本発明の好ましい観点に従えば、尿試料から不所望の汚
染物質を効果的に除去するために親水性を付与する物質
によりコートされた処理表面の使用、を必要とする。
【0048】本発明の多孔性プラグ部材16の全体性能
を改善する他の因子は、第3図に例示されるように、ノ
ズルの内側と多孔性のプラグの外周との間の密接な摩擦
適合を形成する様に、フィルター装置10のノズル10
に該プラグ部材が密接に押し込まれるという事実であ
る。その結果、取り込み段階及び放出段階のいずれにお
いても流体のバイパスが最少にされる。本発明の好まし
い態様が用いられる場合、すなわち図面に記載されてい
る装置が使用され、そして多孔性プラグ要素16が超高
分子ポリエチレンプラグから成りそしてこれがNoni
det P−40洗剤によりコートされ、そして例示さ
れているようにプラグがノズルの末端に押し込まれる場
合、非常に良い結果が得られ、そして捕捉フィルター要
素の閉塞及び該要素への免疫反応性物質の非特異的結合
が本質的に完全に除去される。
【0049】前記米国特許出願No.107,240に
詳細に記載されている種類の捕捉装置は、本発明の好ま
しい態様に従って好適に使用することができる。この様
な装置は第4図に記載されており、参照番号110が付
されている。装置110は、イムノアッセイ法からの液
体残留物を受理するためのチャンバー114を含んで成
るキャップ部材112を有する。吸着材プラグ116は
チャンバーへの液の流れを促進するためのチャンバー1
14中に配置される。分離器120はプラグ116の頂
部に配置されそして捕捉要素118は分離器120上に
配置される。
【0050】捕捉要素118はフタ要素130によりそ
の位置に保持され、このフタ要素はキャップ部材112
の環状上部フランジ122に押し込まれ、そして液体を
捕捉要素118の表面上に向けそして捕捉された免疫複
合体を濃縮するための漏斗形のど部140を提供する。
前記米国特許出願No.107,240にはこの装置が
詳細に記載されており、ここでさらに記載する必要はな
い。本発明の目的のためには、好ましい捕捉要素118
は樹脂接着剤で一緒に結合したボロシリケートガラスマ
イクロファイバーから作られていると言えば十分であ
る。この様なフィルター要素は商業的に入手可能であ
る。特に好ましい商業的に入手可能なフィルター要素は
ミリポア、タイプAP−25フィルターである。
【0051】好ましいフィルターは深フィルターであ
り、そしてその選択は一般に保持効率と流れ特性の両方
を考慮しながら経験的に行われなければならず、これら
の考慮は最適な結果が達成されるように均衡が取れてい
なければならない。言うまでもなく、この発明の目的の
ためには、フィルターは、試験溶液中に未知分析対象が
存在する場合に免疫反応により形成された複合体物質を
保持するために適切な保持効率を有さなければならな
い。他方、フィルターの流れ特性は、フィルターが非閉
塞状態にある場合に短時間、好ましくは1分間以内に体
内反応媒体がフィルターを通ることができるようなもの
でなければならない。
【0052】本発明の好ましい態様においては、ボロシ
リケーシトマイクロファイバーのガラスフィルター要素
は未反応の反応性物質の非特異的結合を効果的に減少せ
しめるために効果的なブロッキング剤により処理するこ
とができる。特に、フィルター要素は本発明の好ましい
態様に従って使用される抗体、すなわち、hCG又はh
LHの存在を検出するために使用される抗体、の非特異
的結合を防止するのに十分なブロッキング剤により処理
されるべきである。本発明の目的のために特に有用なブ
ロッキング剤はポリビニルピロリドン(PVP)であ
る。この様な処理されたフィルター要素は、フィルター
要素をサイジングの前又は後に、1lの溶液当り約10
gのPVPの濃度でPVP K−90を含有する水性浸
漬溶液と接触せしめることにより製造することができ
る。
【0053】こうして製造された捕捉フィルター要素は
本発明の測定の間に形成される免疫複合体を捕捉しそし
て集めるための装置110の要素118として本発明に
従って使用される。前記のごとく、本発明の最も好まし
い態様においては、本発明は、米国特許出願No.10
5,285の例IV(f)及び(g)に記載されている測
定方法と一般的に同じ方法を用いてhCGの存在を検出
するために使用される。抗体がコートされた金ゾル粒子
は前記先行特許出願中に記載さているのと実質的に同様
にして製造することができ、そして好ましくは金ゾル粒
子は約30nmの直径を有する〔G. Frens, Nature, 241,
20-22 (1973)を参照のこと〕。
【0054】金ゾル粒子をコートするための好ましい抗
体は前記先行米国出願No.′285に記載されている
2G9抗体である。抗体でコードされた金ゾル粒子は前
記米国特許出願′285に記載されているようにして加
工して、金ラベルされたプローブ粒子の懸濁塩を含んで
成る最終生成物を製造することができ、これは本発明の
好ましいイムノアッイセにおいてラベル成分として使用
することができる。すなわち、ラベルされた成分は、適
当な量の30nm金ゾル粒子(着色された粒子)に結合し
た2G9抗体(免疫反応性物質)を含んで成る。2G9
金プローブ懸濁液は濾過し、測定し、そして常法により
貯蔵することができる。貯蔵目的のため、2G9金プロ
ーブ粒子は貯蔵緩衝液中の懸濁液として貯蔵することが
でき、又は凍結乾燥して凍結乾燥固体として貯蔵するこ
とができる。
【0055】本発明の好ましい態様においては、測定方
法はさらに、免疫反応性物質と固相粒子との連結生成物
を含んで成る固相成分の使用を含む。これに関して、好
ましい測定法には、前に2G9抗体として言及したhC
Gに対する第一抗体を金プローブが含むサンドイッチ反
応を用いる。サンドイッチ測定法はまた、2B2抗体と
称されそして前記米国特許出願No.′285に記載さ
れているhCGに対する第二抗体の使用を含む。明らか
に、2B2抗体及び2G9抗体はhCG分子上の異なる
部位又はエピトープに対して免疫反応性である。
【0056】すなわち、2B2抗体は1の特異的エピト
ープ部位においてhCG分子と反応し、他方2G9抗体
は、異なる空間的に離れた特異的にエピトープ部位にお
いてhCG分子と反応する。従って、試験が陽性である
場合、金ゾル粒子、2G9抗体、hCG分子、2B2抗
体及びラテックス粒子から成る複合体が形成される。こ
の様な複合体はフィルター要素上に捕捉されるために十
分に大きく、そして該フィルター上で金プローブ粒子の
本来のように明瞭な色が視覚観察される。
【0057】本発明をサンドイッチ測定に関して記載し
たが、本発明はさらに広範であり、そして競争測定及び
/又は阻害形測定にも適用されるものと理解すべきであ
り、この場合着色粒子に連結された免疫反応性物質が、
固相粒子に連結された免疫反応性物質に関して特異的に
反応性である。従って、第一物質と第二物質との間の直
接特異的反応により着色された粒子が形成される。
【0058】本発明の好ましい態様に関して使用するた
めの2B2抗体/ラテックス粒子プローブは、前記米国
特許出願No.105,285に開示されそして記載さ
れている種々の方法及び材料のいずれかを用いて製造す
ることができる。さらに、本発明はラテックスの使用に
限定されず、そして同等の結果を伴って使用することが
できる多数の他の固相粒子が当業者に知られている。こ
の様な多くの固相粒子が前記米国特許出願No.10
5,285に記載されている。
【0059】本発明の好ましい態様によれば、2B2抗
体/ラテックスプローブ粒子は、2B2抗体の0.99
μのカルボキシル化修飾ラテックス粒子(Polysc
iences)に結合せしめることにより製造される。
2B2抗体/ラテックス接合体懸濁液は既知の方法によ
り加工され、この結果最終生成物は適切な量の0.99
μカルボキシル化修飾ラテックス粒子により担持された
2B2抗体を含有する。貯蔵のため、2B2抗体/ラテ
ックスプローブ粒子は貯蔵緩衝液中の懸濁液として貯蔵
することができ、又は凍結乾燥しそして凍結乾燥固体と
して貯蔵することができる。
【0060】本発明の好ましい態様において、凍結乾燥
されたラテックスプローブ粒子及び凍結乾燥された金ゾ
ルプローブ粒子の混合物は、一回の試験を行うために必
要な各プローブの一定量を含む単一試験容器(又はバイ
アル)として提供することができる。この凍結乾燥され
た粒子の混合物は、両種の粒子を含有する単一の分散体
を形成しそして該粒子を一緒に凍結乾燥することにより
調製することができる。これは、商業目的のための単純
化されたキットを提供する。さらに、本発明に従って含
有されるべき他の成分、例えば発色物質をこの時点で試
験容器に導入することができる。この目的のため、本発
明の好ましい態様に従えば、緑色食品染料物質を一成分
として凍結乾燥に先立って一方又は両方のプローブに導
入することができ、又は凍結乾燥の後に試験キット混合
物に単に添加することができる。
【0061】個々の試験は好ましくは、約0.27OD
533 nmユニットの30nm金ゾル粒子に接合した約2.7
5μgの2B2から成る金プローブ粒子、約1.0OD
500nmユニットの0.99μカルボキシル化修飾ラテッ
クス粒子に接合した約6.0μgの2G9から成るラテ
ックスプローブ粒子、及び約6.9μgの緑色食品染料
物質を含有すべきである。従って各試験は各OD533 nm
ユニットの金ゾル粒子当り約25.6μgの比率の染料
を含有する。本発明の好ましい態様において使用される
固体緑色色素は、FD&C#1ブルー及びFD&C#1
イエローの混合物を含有し、そしてこれはマコーミック
社(McCormick and Co., Inc)、バルチモア、MDから
商業的に入手可能である。緑色色素の2.5%溶液はス
ーパーマッケットで入手できる液体緑色色食品着色料に
相当する。
【0062】試験は、図に例示されておりそして前に記
載した処理装置を用いて処理された尿を用いて行われ
る。従って、不所望の潜在的に汚染している物質が尿か
ら除去されている。0.4mlの処理された尿が、試験溶
液中に金プローブ粒子、ラテックスプローブ粒子及び緑
色を生成する成分を含有する凍結乾燥粉末を含む容器に
添加される。このバイアルを5秒間おだやかに回転させ
そして5分間待った後、試験バイアルの内容物をのど部
140を通して、前記捕捉装置110の収集フィルター
要素118の上部表面に注ぐ。
【0063】前記のごとく、収集要素118は好ましく
はポリビニルピロリドンで処理されたボロシリチートの
マイクロファイバーガラス深フィルターを含んで成るこ
とが好ましい。試験ウエルののど部140が完全に排液
された後、反応混合物中の緑食品染料の結果として収集
フィルター118上に緑色が残る。次に収集フィルター
118を、のど部140を通しての蒸留水又はリン酸緩
衝化洗浄溶液の注入により洗浄する。洗浄された試験ウ
エルののど部140が完全に排液された後、緑色は完全
に消失し、そしてフィルター要素118の表面のピンク
色が対象者が妊娠していることを示し、そして白色表面
が妊娠の不存在を示す。
【0064】同じ試験方法が色素を用いないで行われ
た。そして、陽性結果を示すピンクの着色が必然的に弱
い妊娠初期においては特に、平均的観察者にとって試験
結果を正しく解することは困難であることが確認され
た。明らかに、収集フィルター上での染料の緑色から補
色である免疫複合体のピンク又は紫がかった色への、あ
るいはフィルター要素の白色への明瞭な変色が、試験結
果の解釈において観察者を助ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の原理及び概念に従って有用な
ドロッパー部材の断面図である。
【図2】図2は、図1のドロッパー部材と組み合わせて
使用される多孔性プラグの図である。
【図3】図3は、図1のドロッパー部材と第2図の多孔
性プラグから成る組み立てられた装置の部分断面図であ
る。
【図4】図4は、本発明に従って有用な収集装置の断面
図である。
フロントページの続き (72)発明者 エル.エドワード キャノン アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01778,ウェイランド,ノラン ファー ムズ 6 (72)発明者 フランシス エックス.コール アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01775,ストウ,カークランド ドライ ブ 75 (72)発明者 ジーン エー.デイビス アメリカ合衆国,マサチューセッツ 02173,レキシントン,エルドレッド ストリート 51 (72)発明者 エリック シー.シジッロ アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01844,ミューゼン,エフ フォード ストリート 51 (72)発明者 アリシア ジー.ダンティ アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01821,ビッレリカ,エー 32,ケンマ ー ドライブ 13 (56)参考文献 特開 昭60−196653(JP,A) 特開 昭62−98257(JP,A) 特表 昭61−502214(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/543

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性相中で免疫反応を行い、そしてこの
    反応の結果を、固体収集表面上に集められた反応生成物
    の視覚観察により評価する段階を含む免疫測定法におい
    て、前記反応生成物は、該反応生成物に個有の色を提供
    する金属ゾル粒子標識を含有し、金属ゾル粒子標識
    本来の個有の色をマスクすることができる色を該水性相
    に与え、そして前記反応生成物が前記固体収集表面に集
    められた後に該固体収集表面から前記色を洗浄除去す
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 免疫学的方法を行うための免疫診断キッ
    トであって、該キットは、着色した金属ゾル粒子標識に
    連結されており且つ水性相中で行われる免疫反応の結果
    として前記金属ゾル粒子標識により提供される個有の色
    を有する反応生成物を形することができる免疫反応
    体、及び該着色した反応生成物を集めるための固体収集
    表面を含んで成り、反応の結果は集められた着色反応生
    成物の視覚観察により評価することができ、該キットは
    さらにその構成要素として反応中に前記水性相に含めら
    れるべき一定量の着色物質を含み、この物質は前記金属
    ゾル粒子標識の本来の色をマスクする着色を前記水性相
    に与えることができ、前記収集面に接触した後に最初に
    該収集表面及びその上集められた着色した反応生成物
    に該物質のマスク色を与えることができ、そして該表面
    及び着色した反応生成物からすすぎ取られて視覚観察の
    ために金属ゾル粒子標識の本来の色を露出することがで
    きる、ことを特徴とするキット。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の免疫的方法を実施する
    ための免疫診断キットであって、このキットは(1)免
    疫反応の間に水性反応媒体中に導入されるべき一定量
    色物質を含んで成り、該物質は、免疫反応の固体生成
    の色をマスクする色を水性反応媒体に与えることがで
    き、前記固体生成物を収集するためのフィルターの表面
    に接触した後に最初に該収集表面及びその上に収集され
    た固体反応生成物に該固体反応生成物のマスク色を与え
    ることができ、そして該表面及び生成物からすすぎ取ら
    れて前記表面の本来の色及び視覚観察のための前記反応
    生成物の色を露出することができるものであり;このキ
    ットはさらに(2)分析対象の含量に影響を与えること
    なく試料から不所望の汚染物を除去するように試料と接
    触しそれを処理するための装置を有し、これにより前記
    フィルター要素を通しての前記水性層媒体の流れを促進
    し、該装置は固体表面を有する接触部材及び該表面上に
    分散した親水性物質を有する;ことを特徴とするキッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記着色した反応生成物が、金ゾル粒子
    を含有しそしておよそピンク〜紫の色合を有する固相免
    疫複合体であり、そして前記水性層におよそ緑〜青色が
    与えられる、請求項に記載のキット。
  5. 【請求項5】 前記接触部材が多孔性プラグであり、そ
    してその前記表面がその外部表面及び内部表面を有す
    る、請求項又はに記載のキット。
  6. 【請求項6】 前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の
    目孔サイズを有する、請求項に記載のキット。
  7. 【請求項7】 前記多孔性プラグが超高分子ポリエチレ
    ンから形成されている、請求項に記載のキット。
  8. 【請求項8】 前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の
    目孔サイズを有する、請求項に記載のキット。
  9. 【請求項9】 前記プラグが約10μの孔サイズを有す
    る、請求項に記載のキット。
  10. 【請求項10】 前記装置が、プラグ及び中空ノズルを
    有するドロッパー部材を有し、該プラグが該ノズル中に
    配置されている、請求項に記載のキット。
  11. 【請求項11】 前記プラグが約10μの孔サイズを有す
    る、請求項10に記載のキット。
  12. 【請求項12】 前記ドロッパー部材が一体成形された
    構造を有する、請求項10又は11に記載のキット。
  13. 【請求項13】 前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の
    目孔サイズを有する、請求項10に記載のキット。
  14. 【請求項14】 前記着色された反応生成物が金ゾル粒
    子を含有しそして概してピンク〜紫の色合を有する固
    相免疫複合体であり、前記着色物質が緑又は青の染料で
    あり、前記多孔性プラグが超高分子ポリエチレンから形
    成されており、そして前記親水性物質が洗剤を含んで成
    り、そして前記キットがさらに、未反応の免疫反応性物
    質の非特異的結合をブロックするポリビニルピロリドン
    を含んで成るコーティングを前記フィルター要素上に有
    する、請求項3〜13のいずれ か1項に記載のキット。
  15. 【請求項15】 未反応の免疫反応性物質の非特異的結
    合を減少せしめるために効果的なブロッキング剤を含む
    コーティングを前記フィルター要素上に有する、請求項
    に記載のキット。
  16. 【請求項16】 前記ブロッキング剤がポリビニルピロ
    リドンである、請求項15に記載のキット。
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