JPH0212061A - 改良されたゾル捕捉イムノアッセイキット及び方法 - Google Patents

改良されたゾル捕捉イムノアッセイキット及び方法

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JPH0212061A
JPH0212061A JP1081656A JP8165689A JPH0212061A JP H0212061 A JPH0212061 A JP H0212061A JP 1081656 A JP1081656 A JP 1081656A JP 8165689 A JP8165689 A JP 8165689A JP H0212061 A JPH0212061 A JP H0212061A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水性相試料中のリガンド又はリガンド受容体
のごとき免疫反応性分散対象の存在又は量を測定及び/
又は検出するための免疫的方法に関する。特に、本発明
は、尿中のヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)及び/
又はヒト黄体形成ホルモン(ht、H)のごときホルモ
ン分析対象の存在を検出するための改良された材料及び
方法に関し、この様なホルモン分析対象の存在は妊娠の
ごとき状態及び女性の月経サイクル中の時期を示すもの
である。他の観点においで、本発明は1987年10月
7日に出願された米国特許出願Nα105.285中に
開始されている金属捕捉イムノアッセイ法及びキットと
関連して使用するための改良された材料及び方法に関す
る。この開示の記載を引用によりこの明細書に組み入れ
る。さらに、前記米国特許出願No。
105、285の開示は免疫化学及び反応に基く診断法
の分野における従来の発展の卓越した記載を提供する。
〔従来の技術J 前記米国特許出願No、 105.285中に開示され
でいるある特定の方法に従えば、抗体でコートされた金
ゾル粒子及び抗体でコートされた固相粒子が人尿を含有
する水性系中に分数される。これらの抗体はそれぞれに
且つ特異的に該尿中の分析対象トの異るエピトープに対
して免疫反応性であり、そしてこの様な分析対象が存在
4れば、各抗体はそれと免疫反応し、免疫複合体を含有
する収集可能な固相金粒子を形成し、これは次に適当な
収集装置中に配置されたフィルター上に集められる。こ
の様な収集装置は1987年IO月13日に出願された
他の米国特許出願No、 107,240の対象である
。この米国特許出願No、 107,240の内容も引
用によりこの明細書に組み入れられる。複合体を含有す
る集められた金ゾル粒子は、肉眼観察において容易に観
察される明瞭なピンク〜紫がかった色を有する。
般的に言って、−の組成物の色の強度は試料中に存在す
る分析対象の量に直接関連する。
過去においては、hCG又はhLHを試験するために米
国特許出願Nα105.285に開示されている方法が
使用された場合、時として偽陽性結果が得られた。この
様な偽陽性結果の正確な原因は完全には理解されていな
いが、しかしながら、偽陽性結果は幾つかの別々の現象
の結果である。第一に、人尿はなんらかの沈降物を含有
しており、このものは収集フィルターの孔を閉塞し、そ
してフィルターを通しての水性反応相の流れを防止し、
又は少なくとも抑制する傾向がある。従って、免疫複合
体を形成するために反応しなかった抗体を担持する金粒
子がフィルターを通って流れず、そしてその結果洗浄後
でさえ フィルター上に非特異的に存在して金ゾル粒子
の本来の特徴であるピンク〜紫がかった色を示す。第二
に、本発明に関連して使用されるタイプの収集フィルタ
ー膜は時として、未反応の抗体を非特異的に結合して未
反応の金ゾル粒子を収集膜」ユに維持する傾向を有する
第三に、尿中のある種の物質は、未反応の免疫反応性物
質を非特異的に結合する収集フィルターの傾向を増加せ
める。さらに、試験材料及び反応相を取り囲むピンク〜
紫がかった環境は、洗浄の後でさえ、訓練されていない
眼には未着色の収集フィルターがわずかにピンク色であ
るかのように目えるような光学的印象をもたらし、そし
1、てそれ故に試験はわずかに陽性であるかの様な偽の
外観を与え、又は少なくとも混乱させるような外観、を
5えるであるう。
尿中の汚染物の存在はずでに“Pr+nr:1ples
 ofBiochem+5try’ 、 White、
  Handler、  Sm1th、  Halll
、ehman、第6版、McGram−Hill 、1
Q77頁において取り扱われており、そこでは汚染物は
幾らかの上皮細胞と共に核蛋白質又はマイクロプロティ
ンから成るものとして記載されている。この様な現象は
また米国特許No、 3,873.682及びNo、 
4.270.923において言忍識されている。しかし
ながら、にれらの先行する開示のいずれにも、これらの
汚染物が収集フィルターを閉塞することにより、フィル
ターが免疫反応性物質に非特異的に結合する傾向を増強
ことにより、又は濾過模作を妨害することにより、イム
ノアッセイ法を妨害することは述べられていない。むし
ろ、これらの先行特許のいずれの場合においても、尿汚
染物質は使用される凝集法を妨害する濁りを生じさせ、
そして各場合に特定の固相接触材料が使用され、尿の分
析対象の含量を撹乱することなく濁原因物質が除去され
た。しかしながら、尿試料から不所望の不純物を除去す
るこれらの試み及び他の試みは時として測定及び/又は
検出されるべき分析対象の除去をももたらし、従って完
全な方法ではない。
〔発明の概要〕
本発明は、前記の欠点を解決し、そし2て一般に免疫測
定法を改良するものである。特に、本発明は、視覚的に
検出可能な反応生成物がフィルターのごとき収集要素上
に集められそして直接比較観察されるような方法及びキ
ットと関連して偽陽性観察が行われる傾向を最小にする
。従って、重要な観点において、本発明は、尿試料中の
免疫反応性分析対象の決定及び検出のための方法であっ
て、(a)第一免疫反応性物質と着色粒子との連結生成
物を含んで成る標識された成分を用意し、(b)第二免
疫反応性物質と固相粒子との連結生成物を含んで成る固
相成分を用意し、(c)前記両成分の混合された水性懸
濁液を形成し、そしてこれに分析対象について分析され
るべき尿試料を含有せしめ、前記物質は該分析対象の存
在の関数として直接又は間接に結合して、前記着色成分
を含有する濾別可能な固相複合体を形成することができ
るものであり、(d)該複合体をフィルター要素上に集
め、そして(e)該集められた複合体中の前記着色成分
の存在を直接視覚試験により評価することにより前記試
料中の分析対象を決定又は検出する段階を含んで成る方
法に関する。本発明は特に、分析対象について分析され
るべき前記尿試料を処理して、該試料の分析対象に影響
を与えることなく該試料から不所望の汚染物を除去し;
前記フィルター要素をブロッキング剤によりコートする
ことにより該要素・\の未反応の免疫反応性物質の非特
異的結合を減少せしめ;前記水性懸濁液並びに最初に前
記フィルター要素及び前記集められた複合体に、前記着
色粒子の色をマスクすることができる色を与えるのに十
分な量の着色物質を該懸濁液に含有せしめ;そして次に
、集められた複合体から着色物質の色を除去する、こと
を含む改良を提供する。ここに記載する改良された方法
の使用により、フィルター要素を通しての水性相媒体及
び未反応成分の流れ並びに測定の結果の直接視覚評価が
それぞれ促進され、これによりフィルター要素上の他の
偽陽性結果が最小にされる。
本発明のさらに特定された観点に従えば、着色された粒
子は金ゾル粒子を含んで成り、そして着色物質は懸濁液
に緑又は青色を与える。本発明の他の観点に従えば、尿
試料を処理して、多孔性担体の表面に分散した親水性物
質に該試料を接触せしめることにより不所望の汚染物を
除去することができる。本発明の他のさらに特定された
観点に従えば、ブロッキング剤はポリビニルピロリドン
を含んで成る。
他の観において本発明は、尿試料中の免疫反応性リガン
ドの決定及び検出のための方法であって、前記リガンド
に対する第一抗体と金属ゾル粒子との連結生成物を含ん
で成る標識された成分を用意し、ここでこの成分のサイ
ズ及び性質は、水性媒体への分散の際に該標識された成
分の概して安定な懸濁液を形成することができるもので
あり;前記リガンドに対する第二抗体と固相粒子との連
結生成物を含んで成る固相成分を用意し、該固相粒子の
サイズ及び性質は該固相成分の概して安定な懸濁液の維
持を促進するものであり、そして前記第一抗体及び第二
抗体はは異るものでありそして前記リガンドの各異るエ
ピトープに対して特異的に反応性であり;前記リガンド
について分析されるべき尿試料を処理することにより該
尿試料から、処理された試料を含有する水性系のさらな
る免疫過程及び濾過を妨害する汚染物を選択的に除去し
;前記標識された成分及び前記固相成分の混合された水
性懸濁液を形成し、そしてこれに前記処理された尿試料
を含有せしめ、ここで前記両成分は前記リガンドにより
一緒に結合されて前記金属粒子を含有する濾別可能な固
相複合体を提供することができ;前記金属粒子の本来の
色をマスクする、すなわち隠すことができる色を前記懸
濁液に与えるのに十分な量の着色物質を該懸濁液に含有
せしめ;免疫反応が行われるのに十分な時間にわたって
前記懸濁液をインキュベートし:フィルター要素への未
反応抗体の非−特異的結合を減少せしめるのに有効なブ
ロッキング剤により該フィルター要素をコートし; 前記コートされたフィルター要素を用いて前記インキュ
ベートされた懸濁液を濾過することにより該フィルター
要素上に前記複合体を集め、ここで該フィルター要素及
び該集められた複合体は前記着色物質の存在によりもた
らされる色を有しており;前記フィルター要素及び前記
集められた複合体を洗浄して前記着色物質を除去し、そ
してこれにより該フィルター要素及び存在すれば該金属
粒子の本来の色を露出せしめ;これによって、前記フィ
ルター要素を通しての水性相媒体及び未反応成分の流れ
、並びに該フィルター要素上の前記複合体中の前記金属
粒子の本来の色の直接視受観察を容易にする:ことを含
んで成る方法に関する。
本発明の1つの観点において、本発明は免疫診断法にお
いて使用されるべき尿試料を処理して、分析対象の含量
に影響を与えることなく尿から不所望の汚染物を除去す
る方法を提供する。前記のごとく、不所望の成分は収集
フィルターを閉塞しそして/又はフィルターが未反応の
免疫反応性物質と非装置的に結合する傾向を増強する。
本発明に従えば、尿試料を処理する方法は、固体表面と
該表面に親水性を提供することができる該表面上に分散
した物質とを含んで成る部材を用意し、そして次に処理
されるべき尿試料を該部材の親水性表面と接触せしめる
段階を含んで成る。さらに基体的には、この部材は多孔
性プラグを含んで成ることができ、そして親水性物質が
分散されるその表面は該多孔性プラグの外部表面及び内
部表面を有することができる。さらに具体的には、多孔
性プラグは超高分子ポリエチレン材料から構成すること
ができ、そして好ましくは約10μの各目孔サイズを有
する。好ましくは、表面に親水性を提供することができ
る物質は洗剤又は他の両親媒性物質である。
本発明はまた、免疫診断法において使用されるべき尿試
料を接触させそして処理して、その分析対象含量に影響
を与えることなく尿から不所望の汚染物を除去するため
の装置を提供する。本発明に従えば、この様な装置は、
固体表面と該表面上に分散しておりそして該表面に親水
性を付与することができる接触部材を含んで成る。好ま
しくは、この装置は前記の多孔件プラグであってその表
面に分散した洗剤物質を有するものを含む。本発明の重
要であるが特定の観点において、この装置は球部と中空
ノズルとを有するプラスチックス1.・ツバ一部材を含
むことができ、そして前記プラグは該ストッパーのノズ
ル中に配置することができる。
従って、該多孔性プラグを通して尿をまず球部に吸い込
み、そして次に尿の流れを逆にして処理されだ尿をドロ
ッパーからプラグを通して追い出すようにドロッパー部
材を操作することにより、洗剤物質によりコートされた
プラグの表面に尿を接触せしめる。本発明のこの観点に
おいて、洗剤又は他の両親媒性物質により与えられるコ
ートされた表面の親水性が多孔性プラグを通しての尿の
流を促進することも見出された。
他の重要な観点において、本発明は、免疫反応が水性相
中で行われそして該反応の結果が固体収集表面に集めら
れた着色した反応生成物の視覚観察により評価される免
疫診断法に関する。本発明に従えば、この方法は水性相
及び集められた反応生成物に最初に、該集められた反応
生成物の本来の色をマスクすることができる色を与える
ことにより改良される。この方法は反応系の色と収集表
面上の反応生成物の色との間にシャープで明瞭な差を与
え、これにより反応系及び反応生成物が常に同じ色であ
る場合に生ずる光学的誤解が回避され、そして実際に色
が存在しない場合に訓練されていない観察者が収集装置
上の色を見る誘惑及び傾向が防止される。例えば、着色
された反応生成物が金ゾル粒子を含有する固相粒子免疫
複合体であり、そしてそれ故に概してピンクへ・紫の色
合を有する場合、水性相に、該免疫複合体のピンク〜紫
の色合をマスクすることができる本質的に補色の緑又は
青あるいは青緑色を与えるこ本ができる。
免疫複合体が収集表面に集められた場合、その色は強く
なりそれを見ることができる。免疫複合体の量が比較的
低い場合、好ましくは洗浄段階が使用され、残留する緑
色がフィルター要素から除去されそしてそれ故に着色さ
れた反応生成物のピンク〜紫の色が完全に露出される。
いずれの場合も色の変化は区別できそして明瞭である。
他方、試験が陰性でありそして収集表面上の着色した反
応生成物が存在しなければ、緑色を洗浄除去した後、表
面が白色となりそしてピンク〜紫色を見る残留視覚傾向
がなくなる。好ましい試験方法が洗浄段階を含む場合、
緑色は洗浄段階がまだ行われて171ないことを使用者
に知らせる対照を提供する。
従来法においては、反応媒体が最初に収集フイルターを
通して注がれる場合、ピンク〜紫色カ反応媒体中に残る
のでフイルターカくこの色を保持1−るO通常・次に収
集表面を洗浄し、そし−Cそノ洗浄は・陽性結果として
の免疫試合体中(こ非特異0勺に含まれるすべての色を
洗浄除去をすること力(意図される。従って、収集表面
は好適にピンク〜紫色から白色に変化する。しかしなが
ら、若干のヒトの目は十分に迅速に適応する能力を欠い
ており、そしてこの様な色が収集表面上に残っていない
時でもピンク〜紫色見続ける傾向がある。この傾向が偽
陽性観察をもたらす。他方、本発明のマスク色が使用さ
れる場合、反応相が収集表面と接触する際に収集表面及
びその上に集められた免疫複合体はマスク染料の着色を
受ける。洗浄後、試験が陽性である場合、収集装置の色
はマスク色から金ゾル粒子の概してピンク〜紫がかった
色へとシャープに変化する。他方、試験が陰性である場
合、洗浄後、収集表面の色はマスク色から白色に変化し
、そして使用者の目は陽性結果のピンク〜紫がかっtこ
色にあらかじめ暴露されていないから、収集表面上のピ
ンク〜紫がかった色合を見続ける傾向がない。
他の観点において、本発明は、免疫反応が水相中で行わ
れそして該反応の結果が固体収集表面上に集められた着
色した反応生成物の視覚観察により評価される免疫的方
法を行うための材料を含んで成る免疫診断キットを提供
する。本発明に従えば、このキットはその構成成分とし
て、反応の間に水性相に含有されるべき一定量の着色物
質を含み、この着色物質は水性相に反応生成物の本来の
色をマスクする色を提供することができる。好ましくは
、着色物質はまた、まず収集表面及びその上に集められ
た反応生成物に着色物質の色を与えることができ、そし
て視覚観察のために集められた免疫複合体及び収集表面
の本来の色を脱マスク暴露するために該フィルター及び
集められた生成物及びフィルターの表面からすすぎ除去
され得る。
本発明はまた、収集表面への、未反応の免疫反応性物質
の非−特異的結合を防止するだめの方法及び手段を提供
し、この方法は該収集表面をブロッキング剤によりコー
トすることを含んで成る。
好ましくは、ブロッキング剤はポリビニルピロリドンを
含んで成る。
〔具体的な説明〕
本発明に従えば、特に尿試料中の免疫反応性分析対象を
測定及び検出する方法が提供される。特に、本発明は、
前記米国特許出願No、 105.285に記載されて
いる方法、材料及びキットの改良を提供する。本発明は
また、免疫診断法において使用する尿試料を処理して、
その分析対象の含量に影響を与えろことなく該尿から不
所望の汚染物を除去するだめの方法及び装置を提供する
。さらに、本発明は、測定結果の可視化が光学効果の手
段により改良される方法及びキットを提供する。さらに
、本発明は、収集フィルターへの未反応物質の非特異的
結合を最少にすることにより該収集フィルター上の試験
結果の可視化を改良する方法及び結果を提供する。
本発明の好ましい商業的用途において、この発明は前記
米国特許出願No、 105,285に記載されている
測定方式IV (f)及び(g)に適用することができ
る。他方、本発明はさらに普遍的な用途を有し、そして
実際に(1)分析対象の含量に影響を与えることなく不
所望の汚染物を除去するために尿試料を処理する必要が
有る場合、(2)着色しt;反応生成物が直接可視観察
のために固体表面に集められろ場合、及び/又は反応し
た物質が測定結果の評価のために集められる表面への未
反応の免疫反応性物質の非特異的結合を防止するのが望
ましい場合、に使用され得るであるう。
本発明に従えば、尿中のhCGの存在を検出することに
より妊娠を決定するため、及び尿中のh L Hの存在
を検出することにより月経サイクルにおける危険期を決
定するための方法、キット及び材料が提供される。本発
明は特に、訓練されていない人により使用される家庭用
診断試験キットに適用される。本発明の最も簡単な形態
においては、尿が不所望の汚染物の除去のために処理さ
れ、そして識別可能に着色された染料物質を含む試料化
学物質と混合される。約5分間の後、該染料物質の色を
有する混合物がフィルターを通しての液体の流れを促進
する装置の一部分であるフィルター要素の表面に注加さ
れる。最初、該フィルターの表面は染料物質の色を有す
るが、すすいだ後、染料物質の色が消失し、この際、試
験が陽性であればフィルター要素は識別可能なピンク色
を有し、そして試験が陰性であればフィルター要素は明
瞭に白色となるであるう。
妊娠試験の方法は、妊娠が起った場合の人体は妊娠ホル
モンであるhCGを生産し始めるという原理に基いてい
る。hCGは血液に吸収され、そして月経サイクルを停
止せしめる。hCGはまた尿に入り、尿中のその存在は
最も容易に検出できる。本発明が特に適用される方法は
、尿中にhcGが存在すれば、着色した結果、最も普通
にはピンク色をもたらす。妊娠期間が長くなるに従って
、尿中に存在するhcGが一層多くなるので色はより濃
くなる。試験結果が陰性である場合、hCGは尿中に検
出されず、対象者が妊娠していないであるうことが示さ
れる。
短時間の内に、一般に12〜24時間以内に排卵が起こ
ることを示す黄体形成ホルモン(受精ホルモン)の突然
の上昇を検出するために同じ試験方法を用いることがで
きる。この様な試験を用いて、最も妊娠しやすい期間を
推定し、妊娠の機会を計画しそして最大にすることがで
きる。
好ましくは、訓練されていない人による家庭での使用の
ために設計されたキットは迅速で且つ確実であるべきで
ある。特に、この様なキットは使用者が試験結果を誤る
可能性を最小にする。本発明は特に測定法における結果
の読み取りの誤りを最小にすることに向けられる。
前記米国特許出願Nα105.285の例IV (f)
及び(g)の方法に従えば、反応混合物が収集マトリク
スに注入される。理論的には、測定が陽性であれば該マ
トリクスはピンク色を達成し、他方試験が陰性であれば
捕捉マトリクスの色は変化せず、通常は白のままである
。収集マトリクス上の色の偽陽性の結果が多(の現象か
ら生じ得る。しかしながら偽陽性結果の主たる理由は、
フィルターを通しての反応混合物の遅い流過、収集基材
への未反応の免疫反応性物質の非特異的結合、及び光知
覚の本来的な主観性である。最初の2つの現象について
は、米国特許出願Nα105.285の例■(f)及び
(g)の測定方法に従えば、抗体と結合した金ゾル小粒
子及び抗体が結合したラテックス粒子を尿試料と接触せ
しめる。分析対象たる抗原が存在すれば、前記ラテック
ス粒子と金ゾル粒子が該抗原を介して一緒に結合して反
応混合物から濾別されるのに十分大きい免疫複合体を形
成する。
免疫複合体の収集の際、その中に存在する金ゾル粒子に
基く本来の色が収集表面に濃縮され、ぞこにピンク〜紫
色を与える。尿試料中に分析対象が存在しなければこの
様な複合体は形成されずそして本来的に着色されている
金ゾル粒子は小さいままであるためそれらは理論的には
捕捉フィルター要素によって捕捉され得ない。しかしな
がら、フィルター要素を通しての流れが妨害されれば、
可能性の金ゾル粒子はフィルターを通して流れることが
できない。従って免疫複合体が形成されなくても金ゾル
粒子の本来の色が捕捉要素上に現われるであるう。さら
に、金ゾル粒子上の未反応の抗体が収集要素の表面に非
特異的に結合する可能性がある。この後者に関し、尿中
の汚染物にはフィルター要素に付着しそして/又はその
性質を変化せしめてフィルター要素が未反応の免疫反応
性物質と非特異的に結合する傾向を増加させる成分が含
まれるであるう。いずれの場合にも、収集フィルターを
通しての液体の遅い流れ又はフィルター要素への抗体の
非特異的結合が偽陽性結果をもたらす。
この様な測定における偽陽性結果の他の原因は、光学的
誤解(optical m1sccnception)
  と誤った印象の結果であると考えられる。通常、反
応混合物は該反応混合物中の金ゾル粒子の結果としてピ
ンク色を存する。注目の分析対象が反応混合物中に存在
するか否かに拘らず反応相混合物は一般に金ゾル粒子か
らの着色を有する。次に、混合物が捕捉媒体に注加され
る場合、試験が陽性であるか否かに拘らず、該捕捉媒体
は該反応相により少なくともわずかに着色される。捕捉
要素から非特異的に結合した物質を除去するため一般に
すすぎ段階が使用されるが、しかしながら目は収集要素
からの色の除去に常に反応するとは限らない。すなわち
、観察者はピンク色の記憶により自己の観察能力を妨害
される傾向がある。ピンク色の感覚を一掃してピンク色
が洗浄により除去されたことを確認することは時として
困難である。本発明は、試験系に染料物質を導入するこ
とによって該試験系における着色粒子の本来の色をマス
クし又は隠すことにより偽陽性印象を除去して、陰性結
果と陽性結果との間の光学的識別性を改良する方法及び
材料を提供する。
約50m1U/m1以上のレベルでの尿中のhCG存在
を検出するための試験方法を提供する本発明の好ましい
形態に従えば、金ゾル粒子の本来のピンク色をマスクす
るために緑色を使用することができることが見出された
。特にhLHの試験において、金ゾル粒子の色をマスク
するために青色を使用することもできる。所与の状況の
ために使用されるべきマスク物質の色及び量は、試験系
並びに最初に収集要素及び集められた免疫複合体に着色
粒子の色を完全に隠し又はマスクする色を与えるために
着色物質の色及びその量が十分であるべきであるという
基準を用いて、幾分経験的に簡単に選択される。所与の
試験に使用されるべき着色マスク物質の量は反応系にお
ける着色されたラベル成分の色の強度に依存する。着色
したラベル成分の色の強度が高くなるに従ってマスクを
行うためにマスク物質が多量に必要である。試験結果の
視覚評価に先立って試験環境から陽性結果に特徴的な色
を除去するというのが全体的アイディアであると言えば
十分である。すなわち、マスク物質により与えられる色
はラベル成分により与えられる色から明瞭に且つシャー
プに異るべきであり、そして必要ではないにしても好ま
しくは、それに対する補色であるべきである。
収集フィルタ一部材を通しての物質の流れを改良するた
め、及び/又は該要素への免疫反応性物質の非特異的結
合を最少にするため、本発明は、試料中の分析対象の含
量に影響を与えることなく尿試料から不所望の汚染物を
除去するために該試料を処理するための装置、材料及び
方法を提供する。本発明の好ましい態様に従えば、一般
に最初は疎水性であるキャリヤ一部材の表面に親水性を
付与することができる物質によりコートされた該多孔性
キャリヤ一部材の表面に尿を接触せしめる。
本発明に従えば、多孔性部材は好ましくは小体積中で利
用可能な接触表面を最大にするものである。
尿からある種の不所望の物質を除去するた袷に尿を処理
するために特に効果的な装置は第1図〜第3図に示され
る。例示された装置は、−片の、好ましくは吹出し成形
されたポリエチレン体10から成り、柔性球部12を一
端に有しそして長い円筒状のハウジング又はノズル14
を他端に有する。装置10は比較的小量の材料を取り扱
うたちのものであるからあまり大形である必要はなく、
そしてこの装置は使用が廃棄されるように設訂される。
このドロッパー装置の商業的に有用だ形態はおよそ、長
さ約2.75インキであり、柔軟性球部12は0.5イ
ンチの直径を有し、そしてノズルは0.25インチの直
径を有する。この装置は約0.023インチの壁厚を有
するであるう。ドロッパーの壁厚は該ドロッパーの流れ
時間又は充填時間を調整する目的で種々異ることができ
る。好ましくは、フィルタードロッパーは約3秒間で尿
により満たされるべきである。流れ時間は、フィルタ一
部材の孔サイズ及び空隙容量並びにコートされた物質に
より与えられるフィルタ一部材の親水性を含むドロッパ
ーの物理的性質を調整することにより変えることができ
る。バイパスを防IJ:、するためにプラグとノズルの
直径との間の密接な適合が好ましく、そしてそれ故にノ
ズルへのプラグの強制適合が重要な因子である。
第3表に例示されるように、ノズル14の最初の内直径
よりわずかに大きい外直径を有する多孔性超高分子ポリ
エチレンプラグ16がノズルに押し込まれ、プラグ16
がノズル14の膨張を生じさせそして操作中プラグ16
をその場に保持するように摩擦適合を生成する。
約10μ〜約35μ、そして好ましくは約10μの各目
孔サイズを有することができるプラグ16は、本質的に
疎水性である超高分子ポリエチレン材料から構成される
。本発明に従えば、プラグ材料の外部表面及びすき間表
面は該プラグの表面の親水性を増強する物質によりコー
トされる。
プラグ16の構造と関連して有用であることが見出され
ている多孔性材料は、Fairburm、 Georg
iaのporex Technologiesから商業
的に人手可能である。すべて第2図に示すように、LA
BPORとして知られる材料が、約0.25インチの直
径及び約0.34インチの長さを有する円筒部分におい
て用いられる。
ノズル14の内直径はプラグの直径よりわずかに小さく
調整され、プラグ16がノズル14に最初に押し込まれ
た時に密着した摩擦適合が与えられる。超高分子ポリエ
チレン多孔性プラグ材料はPorexから、種々の孔サ
イズ、空隙及び材料硬度のものが人手可能である。これ
らのパラメーターは所望の工程特性を与えるために変え
ることができる。さらに、大きな表面積対体積比率を有
する他の多孔性材料も本発明に関連して有用なはずであ
る。主1こる基準は単に、親水性を与える物質によりコ
ートされ得る表面を有る装置を得ることであり、この結
果核装置は尿中の分析対象の含1を撹乱することなく尿
から不所望の汚染物を効果的に除去することができ、同
時に処理装置を通しての尿の合理的に速い流れを促進す
ることができる。
前記のごとく、この尿処理装置の重要な目的は、尿から
粒状汚染物を除去することによりフィルター要素を通し
ての測定温和の流れを増強し、そして測定結果が視覚的
に評価されるべき場合において非特異的結合を最少にす
ることである。従って、多孔性プラグの選択における重
要な基準は、尿から不所望の汚染物を除去して、収集フ
ィルターが閉塞しないままでありそして非特異的結合が
最少となり、そして試験試料が約1分間以内に収集フィ
ルター要素を通して流れることができるようにすること
である。
本発明に従えば、多孔性プラグのすき間表面及び外部表
面は該プラグ表面の全体的親水性を改良することができ
そしてプラグが分析対象の含量に影響を与えることなく
尿から不所望の汚染物質を一層効果的に除去することが
できるようにする物質によりコートされる。前に検討し
た様に、尿の汚染の問題は例えば米国特許Nα3.87
3.682及びNα4.270.923から知られる。
これらの先行特許の開示はいずれも、尿からの汚染物を
吸い付けそして除去する繊維材料自体の化学的特徴に頼
ることにより問題を扱っている。しかしながら、本発明
の場合、多孔性プラグのすき間表面を包含する表面が、
親水性を該プラグ表面に与えることができる物質により
コートされ、この親水性が、該プラグのすき開山での不
所望の汚染物の保持を促進し、該プラグを通しての流体
の流れを促進しそしてコートされた表面への分析対象の
付着を防止するために機能する。
本発明の最も広い観点において、コート材料は、プラグ
の表面にそのまま留まることができそして該表面に親水
性を与えることができる物質であるべきである。適当な
物質は親水性を有する物質、例えば洗剤、蛋白質及びペ
プチド、例えばBSA。
並びに鎖にそって親水性活性部位を有するポリマーであ
る。本発明によれば好ましくはこの物質は、両親媒性で
あり、表面への付着を達成するために疎水性を有しそし
て汚染物除去機能を行うために親水性を有するものであ
る。好ましい親水性及び疎水性を提供することができる
特に好ましい物質はポリエチレングリコールp−インオ
クチルフェニルエーテルである、商業的に入手可能であ
りそしてIgepal CA630. Antarox
^−200,Triton X及びNon1det P
−40の商品名のちとに販売されている洗剤である。他
の有用な洗剤には、Tween−20、ポリエトキシユ
ニットを含有する洗剤、及びドデシル硫酸す) Uラム
が包含される。親水性物質は好ましくは多孔性プラグの
外面及びすぎ間表面に分散され、これは単に該プラグを
親水性を有する物質を含有する溶液に浸漬することによ
り行われる。
好ましい洗剤の場合、2.0!!の2−プロパツール中
に約2.0gのNon1det P−4Qを含有する溶
液にプラグを浸漬することができる。両親媒性物質を各
プラグの表面上に効果的に吸着せしめるためには約15
分間の浸漬時間で十分である。
単純濾過を用いて尿から不所望の汚染物を除去すること
も可能である。表面濾過及び深部濾過の両者が幾らかの
成功を伴って行われている。深部濾過が行われる場合、
Goldbergの米国特許Na。
3、862.030、カラム2.12〜18行目に示唆
されているように、濾過された材料はフィルター要素内
に閉じ込められる。本発明の方法と関連してこの様な深
フィルターが使用される場合、次の事実に頼られる。す
なわち、尿の逆流の間に濾過された材料をフィルターか
ら取り出すことは不可能ではないにしても困難であり、
そしてそれ故に、ドロッパー装置10のごとき装置がプ
ラグ16の代りに深フィルターを用いる場合、尿が装置
に吸い込まれる際に濾過され、そして次にそれが押し出
される時に、閉じ込められた濾過された物質がその様な
押し出しによって取り出され得ない。従って、不所望の
物質は尿から効果的に除去され得る。
表面濾過が使用される場合、好ましくは除去される濾過
された物質はフィルター中に深く閉じ込められない。従
って、表面フィルターの使用を可能にするように他の方
法が提案されている。球部への尿の移動の間に不所望の
物質が濾過されそしてフィルターの外側に残る。次に、
濾過された尿を試験方法において使用される前に数滴を
フィルターを通して押し出しそして不所望の物質をフィ
ルターの外面から除去する。こうして清浄にされた表面
は、装置内からの濾過された残りの尿の放出を可能にす
る。前記の装置寸法と実質的に同じ寸法の装置において
、そして商業的に人手可能な表面フィルター要素又は材
料、例えば珪藻土を用いて、フィルターの表面から不所
望の物質を除去するために一般に3滴の廃棄で十分であ
ることが証明された。
本発明に関して、図面に記載されているドロッパー装置
10のごとき小形の一体形成ユニットの使用が、この方
法及び該方法を用いる試験キットの全体的経済性の目的
のために必要である。これに関し、この様なキットは技
術的に訓練されていない人による家庭での使用のために
設計され、そして1回の使用のために適当でありそして
その後廃棄することができる小さいドロッパーを用いる
のが好ましい。プラグを通しての尿の二方向流もまた装
置のコストを低くする目的のために好ましい。2方向流
は、(1)最初の数滴を廃棄することにより不所望の物
質を除去するために押しもどし、(2> Goldbe
rgの米国特許No、 3.862.030により示唆
されているように、濾過された物質を閉じ込ぬそして押
しもどしの必要性を除去する深フィルター1、及び/又
は(3)本発明の好ましい観点に従えば、尿試料から不
所望の汚染物質を効果的に除去するために親水性を付与
する物質によりコートされた処理表面の使用、を必要と
する。
本発明の多孔性プラグ部材16の全体性能を改善する他
の因子は、第3図に例示されるように、ノズルの内側と
多孔性プラグの外周との間の密接な摩擦適合を形成する
様に、フィルター装置10のノズル10に該プラグ部材
が密接に押し込まれるという事実である。その結果、取
り込み段階及び放出段階のいずれにおいても流体のバイ
パスが最少にされる。
本発明の好ましい態様が用いられる場合、すなわち図面
に記載されている装置が使用され、そして多孔性プラグ
要素16が超高分子ポリエチレンプラグから成りそして
これがNon1det P−40洗剤によりコートされ
、そして例示されているようにプラグがノズルの末端に
押し込まれる場合、非常に良い結果が得られ、そし7て
捕捉フィルター要素の閉塞及び該要素への免疫反応性物
質の非特異的結合が本質的に完全に除去される。
前記米国特許出願Nα10240に詳細に記載されてい
る種類の捕捉装置は、本発明の好まし、い態様に従って
好適に使用することができる。この様な装置は第4図に
記載されており、参照番号110が付されている。装置
110は、イムノアッセイ法からの液体残留物を受理す
るためのチャンバー114を含んで成るキャップ部材1
12を有する。吸着材プラグ116はチャンバーへの液
の流れを促進するだめのチャンバー1.14中に配置さ
れる。分離器120はプラグ116の頂部に配置されそ
して捕捉要素118は分離器120上に配置される。捕
捉要素118はフタ要素130によりその位置に保持さ
れ、このフタ要素はキャップ部材112の環状上部フラ
ンジ122に押し込まれ、そして液体を捕捉要素118
の表面上に向けそして捕捉された免疫複合体を濃縮する
ための漏斗形のど部140を提供する。前記米国特許出
願No、 107,240にはこの装置が詳細に記載さ
れており、ここでさらに記載する必要はない。本発明の
目的のためには、好ましい捕捉要素118は樹脂接着剤
で一緒に結合したボロシリケートガラスマイクロファイ
バーから作られていると言えば十分である。この様なフ
ィルター要素は商業的に人手可能である。特に好ましい
商業的に入手可能なフィルター要素はミリボア、タイプ
AP−25フィルターである。好ましいフィルターは深
フィルターであり、そしてその選択は一般に保持効率と
流れ特性の両方を考慮しながら経験的に行われなければ
ならず、これらの考慮は最適な結果が達成されるように
均衡が取れていなければならない。言うまでもなく、こ
の発明の目的のためには、フィルターは、試験溶液中に
未知分析対象が存在する場合に免疫反応により形成され
た複合体物質を保持するた必に適切な保持効率を有さな
ければならない。
他方、フィルターの流れ特性は、フィルターが非閉塞状
態にある場合に短時間、好ましくは1分間以内に液体反
応媒体がフィルターを通ることができるようなものでな
ければならない。
本発明の好ましい態様においては、ボロシリケートマイ
クロファイバーのガラスフィルター要素は未反応の免疫
反応性物質の非特異的結合を効果的に減少せしめろため
に効果的なブロッキング剤により処理することができる
。特に、フィルター要素は本発明の好ましい態様に従っ
て使用される抗体、すなわち、hCG又はhLHの存在
を検出するために使用される抗体、の非特異的結合を防
11−.するのに十分なブロッキング剤により処理され
るべきである。本発明の目的のために特に有用なブロッ
キング剤はポリビニルピロリドン(PVP)である。こ
の様な処理されたフィルター要素は、フィルター要素を
サイジングの前又は後に、11の溶液当り約LogのP
VPの濃度でPVP K−90を含有する水性浸漬溶液
と接触せしめることにより製造することができる。
こうして製造された捕捉フィルター要素は本発明の測定
の間に形成される免疫複合体を捕捉し、そして集めるた
めの装置110の要素118として本発明に従って使用
される。
前記のごとく、本発明の最も好ましい態様においては、
本発明は、米国特許量[MNo、 105,285の例
IV (f)及び(g>に記載されている測定方法と一
般的に同じ方法を用いてhCGの存在を検出するために
使用される。抗体がコートされた金ゾル粒子は前記先行
特許出願中に記載されているのと実質的に同様にして製
造することができ、そして好ましくは金ゾル粒子は約3
9nmの直径を有する[G、 Frens、 Natu
re 、 241.2O−22(1973)を参照のこ
と]。金ゾル粒子をコートするための好ましい抗体は前
記先行米国出願No、’ 285に記載されている2O
2抗体である。抗体でコートされた金ゾル粒子は前記米
国特許出願′285に記載されているようにして加工し
て、金ラベルされたプローブ粒子の懸濁塩を含んで成る
最終生成物を製造することができ、これは本発明の好ま
しいイムノアッセイにおいてラベル成分として使用する
ことができる。すなわち、ラベルされた成分は、適当な
量の3Qnm金ゾル粒子(着色された粒子)に結合した
2O2抗体(免疫反応性物質)を含んで成る。
2G9金プローブ懸濁液は濾過し、測定し、そして常法
により貯蔵することができる。貯蔵目的のため、2GG
金プロ一ブ粒子は貯蔵緩衝液中の懸濁液として貯蔵する
ことができ、又は凍結乾燥して凍結乾燥固体として貯蔵
することができる。
本発明の好ましい態様においては、測定方法はさらに、
免疫反応性物質と固相粒子との連結生成物を含んで成る
固相成分の使用を含む。これに関して、好ましい測定法
には、前に2O2抗体として言及したhCGに対する第
一抗体を金プローブが含むサンドイッチ反応を用いる。
サンドイッチ測定法はまた、2B2抗体と称されそして
前記米国特許出願No、’ 285に記載されているh
CGに対する第二抗体の使用を含む。明らかに、2B2
抗体及び2G9抗体はhCG分子上の異る部位又はエピ
トープに対して免疫反応性である。すなわち、2B2抗
体は1の特異的エピトープ部位においてhCG分子と反
応し、他方2G9抗体は、異る空間的に離れた特異的に
エピトープ部位においてhCG分子と反応する。従って
、試験が陽性である場合、金ゾル粒子、2G9抗体、h
CG分子、2B2抗体及びラテックス粒子から成る複合
体が形成される。この様な複合体はフィルター要素上に
捕捉されるために十分に大きく、そして該フィルター上
で金プローブ粒子の本来のよして明瞭な色が視覚観察さ
れる。
本発明をサンドイッチ測定に関して記載したが、本発明
はさらに広範であり、そして競争測定及び/又は阻害形
測定にも適用されるものと理解すべきであり、この場合
着色粒子に連結された免疫反応性物質が、固相粒子に連
結された免疫反応性物質に関して特異的に反応性である
。従って、第一物質と第二物質との間の直接特異的反応
により着色された粒子が形成される。
本発明の好ましい態様に関して使用するための2B2抗
体/ラテックス粒子プローブは、前記米国特許出願No
、 105.285に開示されそして記載されている種
々の方法及び材料のいずれかを用いて製造することがで
きる。さらに、本発明はラテックスの使用に限定されず
、そして同等の結果を伴って使用することができる多数
の他の固相粒子が当業者に知られている。この様な多く
の固相粒子が前記米国特許出願No、 105,285
に記載されている。
本発明の好ましい態様によれば、2B2抗体/ラテック
スプロブ粒子は、2B2抗体を0.99μのカルボキシ
ル化修飾すデックス粒子(Polysciences)
に結合せしめることにより製造される。2B2抗体/ラ
テックス接合体懸濁液は既知の方法により加工され、こ
の結果最終生成物は適切な量の0.99μ力ルボキシル
化修飾ラテツクス粒子により担持された2B2抗体を含
有する。貯蔵のため、2B2抗体/ラテックスプローブ
粒子は貯蔵緩衝液中の懸濁液として貯蔵することができ
、又は凍結乾燥しそして凍結乾燥固体として貯蔵するこ
とができる。
本発明の好ましい態様において、凍結乾燥されたラテッ
クスプローブ粒子及び凍結乾燥された金ゾルプローブ粒
子の混合物は、−回の試験を行うために必要な各プロー
ブの一定量を含む単一試験容器(又はバイアル)として
提供することができる。この凍結乾燥された粒子の混合
物は、両種の粒子を含有する単一の分散体を形成しそし
て該粒子を一緒に凍結乾燥することにより調製すること
ができる。これは、商業目的のための単純化されたキノ
)を提供する。さらに、本発明に従って含有されるべき
他の成分、例えば発色物質をこの時点で試験容器に導入
することができる。この目的のため、本発明の好ましい
態様に従えば、緑色食品染料物質を一成分として凍結乾
燥に先立って一方又は両方のプローブに導入することが
でき、又は凍結乾燥の後に試験キット混合物に単に添加
することかできる。
個々の試験は好ましくは、約0.270053.nmユ
ニットの3Qnm金ゾル粒子に接合した約2.7511
gの2B2から成る金プローブ粒子、約1.0005゜
onmユニットの0.99μ力ルボキシル化修飾ラテツ
クス粒子に接合した約6.0屑の2G9から成るラテッ
クスプローブ粒子、及び約6.9カの緑色食品染料物質
を含有すべきである。従って各試験は各ODs3anm
ユ、−ットの金ゾル粒子当り約25.6■の比率の染料
を含有する。
本発明の好ましい態様において使用される固体緑色色素
は、FD&C#1ブルー及びFD&C#イエローの混合
物を含有し、そしてこれはマコーミック社(McCor
mick and Co、、 Inc) 、バルチモア
、MDから商業的に入手可能である。緑色色素の2.5
%溶液はスーパーマーケットで人手できる液体緑色色食
品着色料に相当する。
試験は、図に例示されておりそして前に記載した処理装
置を用いて処理された尿を用いて行われる。従って、不
所望の潜在的に汚染している物質が尿から除去されてい
る。0.4−の処理された尿が、試験溶液中に金プロー
ブ粒子、ラテンクスブローブ粒子及び緑色を生成する成
分を含有する凍結乾燥粉末を含む容器に添加される。こ
のバイアルを5秒問おだやか回転させそして5分間待っ
た後、試験バイアルの内容物をのど部140を通して、
前記捕捉装置110の収集フィルター要素118の上部
表面に注ぐ。前記のごとく、収集要素118は好ましく
はポリビニルピロリドンで処理されたボロンリチートの
マイクロファイバーガラス深フィルターを含んで成るこ
とが好ましい。試験ウェルののど部140が完全に排液
された後、反応混合物中の緑食品染料の結果として収集
フィルター118上に緑色が残る。次に収集フィルター
118を、のど部140を通しての蒸留水又はリン酸緩
衝化洗浄溶液の注入により洗浄する。洗浄された試験ウ
ェルののど部140が完全に排液された後、緑色は完全
に消失し、そしてフィルター要素118の表面のピンク
色が対象者が妊娠していることを示し、そして白色表面
が妊娠の不存在を示す。
同じ試験方法が色素を用いないで行われた。そして、陽
性結果を示すピンクの着色が必然的に弱い妊娠初期にお
いては特に、平均的観察者にとって試験結果を正しく解
することは困難であることが(aKJされた。明らかに
、収集フィルター上での染料の緑色から補色である免疫
複合体のピンク又は紫がかった色への、あるいはフィル
ター要素の白色への明瞭な変色が、試験結果の解釈にお
いて観察者を助ける。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理及び概念に従って有用なドロッ
パー部材の断面図である。 第2図は、第1図のドロッパー部材と組み合わせて使用
される多孔性プラグの図である。 第3図は、第1図のドロッパー部材と第2図の多孔性プ
ラグから成る組み立てられた装置の部分断面図である。 第4図は、本発明に従って有用な収集装置の断面図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、尿試料中の免疫反応性分析対象の決定及び検出のた
    めの方法であって、(a)第一免疫反応性物質と着色粒
    子との連結生成物を含んで成る標識された成分を用意し
    、(b)第二免疫反応性物質と固相粒子との連結生成物
    を含んで成る固相成分を用意し、(c)前記両成分の混
    合された水性懸濁液を形成し、そしてこれに分析対象に
    ついて分析されるべき尿試料を含有せしめ、前記物質は
    該分析対象の存在の関数として直接又は間接に結合して
    、前記着色成分を含有する濾別可能な固相複合体を形成
    することができるものであり、(d)該複合体をフィル
    ター要素上に集め、そして(e)該集められた複合体中
    の前記着色成分の存在を直接視覚試験により評価するこ
    とにより前記試料中の分析対象を決定又は検出する段階
    を含んで成り;分析対象について分析されるべき前記尿
    試料を処理して、該試料の分析対象に影響を与えること
    なく該試料から不所望の汚染物を除去し; 前記フィルター要素をブロッキング剤によりコートする
    ことにより該要素への未反応の免疫反応性物質の非特異
    的結合を減少せしめ; 前記水性懸濁液並びに最初に前記フィルター要素及び前
    記集められた複合体に、前記着色粒子の色をマスクする
    ことができる色を与えるのに十分な量の着色物質を該懸
    濁液に含有せしめ; 次に、前記着色物質の色を前記フィルター要素及び前記
    集められた複合体から除去することにより該フィルター
    要素の又は存在すれば前記着色粒子の本来の色を露出せ
    しめ; これによって、前記フィルター要素を通る水相媒体及び
    未反応成分の流れ並びに測定結果の直接視覚評価を容易
    にし、そして前記フィルター要素上の色の偽陽性結果を
    最少にする;ことを特徴とする方法。 2、前記着色粒子が金ゾル粒子を含んで成る、請求項1
    に記載の方法。 3、前記着色物質が前記懸濁液に緑色を与える、請求項
    2に記載の方法。 4、前記尿試料の処理が、多孔性担体の表面に分散した
    親水性物質に該試料を接触せしめることを含んで成る、
    請求項1に記載の方法。 5、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンを含ん
    で成る、請求項1に記載の方法。 6、前記尿試料の処理が多孔性フィルターによる該試料
    の濾過を含んで成る、請求項1に記載の方法。 7、前記濾過が表面濾過である、請求項6に記載の方法
    。 8、前記表面濾過が前記フィルターを通しての尿の順流
    及び逆流を用いるドロッパーフィルター装置において行
    われ、そして該フィルターを通しての逆流の始めに該フ
    ィルターから不所望の物質を除去するために十分な数の
    液滴を廃棄する、請求項7に記載の方法。 9、尿試料中の免疫反応性リガンドの決定及び検出のた
    めの方法であって、 前記リガンドに対する第一抗体と金属ゾル粒子との連結
    生成物を含んで成る標識された成分を用意し、ここでこ
    の成分のサイズ及び性質は、水性媒体への分散の際に該
    標識された成分の概して安定な懸濁液を形成することが
    できるものであり;前記リガンドに対する第二抗体と固
    相粒子との連結生成物を含んで成る固相成分を用意し、
    該固相粒子のサイズ及び性質は該固相成分の概して安定
    な懸濁液の維持を促進するものであり、そして前記第一
    抗体及び第二抗体はは異るものでありそして前記リガン
    ドの各異るエピトープに対して特異的に反応性であり; 前記リガンドについて分析されるべき尿試料を処理する
    ことにより該尿試料から、処理された試料を含有する水
    性系のさらなる免疫過程及び濾過を妨害する汚染物を選
    択的に除去し; 前記標識された成分及び前記固相成分の混合された水性
    懸濁液を形成し、そしてこれに前記処理された尿試料を
    含有せしめ、ここで前記両成分は前記リガンドにより一
    緒に結合されて前記金属粒子を含有する濾別可能な固相
    複合体を提供することができ; 前記金属粒子の本来の色をマスクすることができる色を
    前記懸濁液に与えるのに十分な量の着色物質を該懸濁液
    に含有せしめ; 免疫反応が行われるのに十分な時間にわたって前記懸濁
    液をインキュベートし; フィルター要素への未反応抗体の非−特異的結合を減少
    せしめるのに有効なブロッキング剤により該フィルター
    要素をコートし; 前記コートされたフィルター要素を用いて前記インキュ
    ベートされた懸濁液を濾過することにより該フィルター
    要素上に前記複合体を集め、ここで該フィルター要素及
    び該集められた複合体は前記着色物質の存在によりもた
    らされる色を有しており; 前記フィルター要素及び前記集められた複合体を洗浄し
    て前記着色物質を除去し、そしてこれにより該フィルタ
    ー要素及び存在すれば該金属粒子の本来の色を露出せし
    め; これによって、前記フィルター要素を通しての水性相媒
    体及び未反応成分の流れ、並びに該フィルター要素上の
    前記複合体中の前記金属粒子の本来の色の直接視覚観察
    を容易にする;ことを含んで成る方法。 10、前記金属粒子がピンク〜紫がかった本来の色を有
    する金ゾル粒子であり、そして前記着色物質が青又は緑
    の染料である、請求項9に記載の方法。 11、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンであ
    る、請求項9に記載の方法。 12、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンであ
    る、請求項10に記載の方法。 13、前記尿試料の処理が、多孔性担体の表面上に分散
    した親水性物質に該試料を接触せしめることを含んで成
    る、請求項9に記載の方法。 14、前記担体が、ドロッパー装置のノズル中に配置さ
    れた多孔性プラグから成る、請求項13に記載の方法。 15、前記尿試料の処理が、多孔性担体の表面上に分散
    した洗剤物質に該試料を接触せしめることを含んで成る
    、請求項12に記載の方法。 16、前記担体がドロッパー装置のノズル中に置置され
    た多孔性プラグから成る、請求項15に記載の方法。 17、免疫診断法において使用すべき尿試料を処理して
    該試料の分析対象含量に影響を与えることなく該尿から
    不所望の汚染物を除去する方法であって、固体表面と該
    固体表面上に分散した親水性物質とを含んで成る部材を
    用意し、そして該部材上の親水性物質に処理すべき尿試
    料を接触せしめる、ことを特徴とする方法。 18、前記部材が多孔性プラグであり、そしてその前記
    表面がその外部表面及び内部表面を有する、請求項17
    に記載の方法。 19、前記多孔性プラグが超高分子ポリエチレンから形
    成されている、請求項18に記載の方法。 20、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項18に記載の方法。 21、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項19に記載の方法。 22、前記プラグが約10μの孔サイズを有する、請求
    項19に記載の方法。 23、免疫診断方法において使用すべき尿試料を接触せ
    しめそして処理して該試料の分析対象含量に影響を与え
    ることなく該尿から不所望の汚染物を除去するための装
    置であって、固体表面と該固体表面上に分散した親水性
    物質とを有する接触部材を含んで成る装置。 24、前記部材が多孔性プラグであり、そしてその前記
    表面がその外部表面及び内部表面を有する、請求項23
    に記載の装置。 25、前記多孔性プラグが超高分子ポリエチレンから形
    成されている、請求項24に記載の装置。 26、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項24に記載の装置。 27、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項25に記載の装置。 28、前記プラグが約10μの孔サイズを有する、請求
    項27に記載の装置。 29、中空ノズル及び該ノズル中に配置されたプラグを
    有するドロッパー部材を含む、請求項24に記載の装置
    。 30、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項29に記載の装置。 31、前記プラグが約10μの孔サイズを有する、請求
    項29に記載の装置。 32、前記ドロッパー部材が一体注形構造を有するもの
    である、請求項29に記載の装置。 33、水性相中で免疫反応を行い、そしてこの反応の結
    果を固体収集表面上に集められた着色した反応生成物の
    視覚観察により評価する免疫診断法において、該反応生
    成物の本来の色をマスクすることができる色を該水性相
    に与えることを特徴とする方法。 34、前記着色した反応生成物が、金ゾル粒子を含有し
    そしておよそピンク〜紫の色合を有する固相免疫複合体
    であり、そして前記水性相におよそ緑〜青色が与えられ
    る、請求項33に記載の方法。 35、前記収集表面がフィルター要素の表面である、請
    求項33に記載の方法。 36、前記フィルター要素の表面が最初は白色である請
    求項35に記載の方法。 37、水性相中で免疫反応を行いそして該反応の結果を
    固体収集表面上に集められた着色した反応生成物の視覚
    観察により評価する免疫的方法を行うための材料を含む
    免疫診断キットであって、該キットはその構成要素とし
    て該反応の間に前記水性相に含まれるべき一定量の着色
    物質を含み、該物質は、前記反応生成物の本来の色をマ
    スクする色を水性相に与えることができ、前記収集表面
    に接触した後に最初に該収集表面及びその上の前記集め
    られた反応生成物に該物質のマスク色を与えることがで
    き、そして該表面及び生成物からすすぎ取られて視覚観
    察のために後者の本来の色を露出することができる、こ
    とを特徴とするキット。 38、前記着色した反応生成物が、金ゾル粒子を含有し
    そしておよそピンク〜紫の色合を有する固相免疫複合体
    であり、そして前記着色物質が緑又は青の染料である、
    請求項37に記載のキット。 39、尿試料中の免疫反応性分析対象の決定及び検出の
    ための方法であって、(a)第一免疫反応性物質と着色
    粒子との連結生成物を含んで成る標識された成分を用意
    し、(b)第二免疫反応性物質と固相粒子との連結生成
    物を含んで成る固相成分を用意し、(c)前記両成分の
    混合された水性懸濁液を形成し、そしてこれに分析対象
    について分析されるべき尿試料を含有せしめ、前記物質
    に該分析対象の存在の関数として直接又は間接に結合し
    て、前記着色成分を含有する濾別可能な固相複合体を形
    成することができるものであり、(d)該複合体を収集
    要素上に集め、そして(e)該集められた複合体中の前
    記着色成分の存在を直接視覚試験により評価することに
    より前記試料中の分析対象を決定又は検出する段階を含
    んで成り;前記懸濁液及び最初に前記集められた複合体
    に前記着色粒子の本来の色をマスクすることができる色
    を与えるのに十分な量の着色物質を前記水性懸濁液中に
    含有せしめ;そして 次に、前記収集要素及び前記集められた複合体から着色
    物質の色を除去することにより該収集要素及び存在する
    場合には該着上粒子の本来の色を露出し; これによって、測定の結果の直接視覚評価を容易にし、
    そして前記収集要素上の色の偽陽性結果を最少にする; ことを特徴とする方法。 40、前記着色粒子が金ゾル粒子を含んで成る、請求項
    39に記載の方法。 41、前記着色物質が前記懸濁液に緑又は青色を与える
    、請求項40に記載の方法。 42、尿試料中の免疫反応性リガンドの決定及び検出の
    ための方法であって、 前記リガンドに対する第一抗体と金属ゾル粒子との連結
    生成物を含んで成る標識された成分を用意し、ここでこ
    の成分のサイズ及び性質は、水性媒体への分散の際に該
    標識された成分の概して安定な懸濁液を形成することが
    できるものであり;前記リガンドに対する第二抗体と固
    相粒子との連結生成物を含んで成る固相成分を用意し、
    該固相粒子のサイズ及び性質は該固相成分の概して安定
    な懸濁液の維持を促進するものでありそして前記第一抗
    体及び第二抗体はは異るものでありそして前記リガンド
    の各異るエピトープに対して特異的に反応性であり; 前記標識された成分及び前記固相成分の混合された水性
    懸濁液を形成し、そしてこれに前記処理された尿試料を
    含有せしめ、ここで前記両成分は前記リガンドにより一
    緒に結合されて前記金属粒子を含有する濾別可能な固相
    複合体を提供することができ; 前記金属粒子の本来の色をマスクすることができる色を
    前記懸濁液に与えるのに十分な量の着色物質を該懸濁液
    に含有せしめ; 免疫反応が行われるのに十分な時間にわたって前記懸濁
    液をインキュベートし; 前記インキュベートされた懸濁液を濾過することにより
    該フィルター要素上に前記複合体を集め、ここで該フィ
    ルター要素及び該集められた複合体は前記着色物質の存
    在によりもたらされる色を有しており; 前記フィルター要素及び前記集められた複合体を洗浄し
    て前記着色物質を除去し、そしてこれにより該フィルタ
    ー要素及び存在すれば該金属粒子の本来の色を露出せし
    め; これによって、該フィルター要素上の前記複合体中の前
    記金属粒子の本来の色の直接視覚観察を容易にする;こ
    とを含んで成る方法。 43、前記金属粒子がピンク〜紫がかった本来の色を有
    する金ゾル粒子であり、そして前記着色物質が青又は緑
    の染料である、請求項42に記載の方法。 44、尿試料中の免疫反応性分析対象の決定及び検出の
    ための方法であって、(a)第一免疫反応性物質と着色
    粒子との連結生成物を含んで成る標識された成分を用意
    し、(b)第二免疫反応性物質と固相粒子との連結生成
    物を含んで成る固相成分を用意し、(c)前記両成分の
    混合された水性懸濁液を形成し、そしてこれに分析対象
    について分析されるべき尿試料を含有せしめ、前記物質
    は該分析対象の存在の関数として直接又は間接に結合し
    て、前記着色成分を含有する濾別可能な固相複合体を形
    成することができるものであり、(d)該複合体をフィ
    ルター要素上に集め、そして(e)該集められた複合体
    中の前記着色成分の存在を直接視覚試験により評価する
    ことにより前記試料中の分析対象を決定又は検出する段
    階を含んで成り;そして 分析対象について分析されるべき前記尿試料を処理して
    、該試料の分析対象に影響を与えることなく該試料から
    不所望の汚染物を除去し; これによって、前記フィルター要素を通る水相媒体及び
    未反応成分の流れを容易にし、そして前記フィルター要
    素上の色の偽陽性結果を最少にする;ことを特徴とする
    方法。 45、前記尿試料の処理が、多孔性担体の表面に分散し
    た親水性物質に該試料を接触せしめることを含んで成る
    、請求項44に記載の方法。 46、前記尿試料の処理が多孔性フィルターによる該試
    料の濾過を含んで成る、請求項44に記載の方法。 47、前記濾過が表面濾過である、請求項46に記載の
    方法。 48、前記表面濾過が前記フィルターを通しての尿の順
    流及び逆流を用いるドロッパーフィルター装置において
    行われ、そして該フィルターを通しての逆流の始めに該
    フィルターから不所望の物質を除去するために十分な数
    の液滴を廃棄する、請求項47に記載の方法。 49、尿試料中の免疫反応性リガンドの決定及び検出の
    ための方法であって、 前記リガンドに対する第一抗体と金属ゾル粒子との連結
    生成物を含んで成る標識された成分を用意し、ここでこ
    の成分のサイズ及び性質は、水性媒体への分散の際に該
    標識された成分の概して安定な懸濁液を形成することが
    できるものであり;前記リガンドに対する第二抗体と固
    相粒子との連結生成物を含んで成る固相成分を用意し、
    該固相粒子のサイズ及び性質は該固相成分の概して安定
    な懸濁液の維持を促進するものでありそして前記第一抗
    体及び第二抗体はは異るものでありそして前記リガンド
    の各異るエピトープに対して特異的に反応性であり; 前記リガンドについて分析されるべき尿試料を処理する
    ことにより該尿試料から、処理された試料を含有する水
    性系のさらなる免疫過程及び濾過を妨害する汚染物を選
    択的に除去し; 前記標識された成分及び前記固相成分の混合された水性
    懸濁液を形成し、そしてこれに前記処理された尿試料を
    含有せしめ、ここで前記両成分は前記リガンドにより一
    緒に結合されて前記金属粒子を含有する濾別可能な固相
    複合体を提供することができ; 免疫反応が行われるのに十分な時間にわたって前記懸濁
    液をインキュベートし;そして 前記インキュベートされた懸濁液を濾過することにより
    前記フィルター要素上に前記複合体を集め; これによって、前記フィルター要素を通しての水性相媒
    体及び未反応成分の流れ、並びに該フィルター要素上の
    前記複合体中の前記金属粒子の本来の色の視覚観察を容
    易にする;ことを含んで成る方法。 50、前記尿試料の処理が、多孔性担体の表面上に分散
    した親水性物質に該試料を接触せしめることを含んで成
    る、請求項49に記載の方法。 51、前記担体が、ドロッパー装置のノズル中に配置さ
    れた多孔性プラグから成る、請求項50に記載の方法。 52、前記多孔性プラグの表面がその外部表面及び内部
    表面を有する、請求項51に記載の方法。 53、前記多孔性プラグが超高分子ポリエチレンから形
    成されている、請求項52に記載の方法。 54、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項52に記載の方法。 55、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項53に記載の方法。 56、前記プラグが約10μの孔サイズを有する、請求
    項53に記載の方法。 57、尿試料中の免疫反応性分析対象の決定及び検出の
    ための方法であって、(a)第一免疫反応性物質と着色
    粒子との連結生成物を含んで成る標識された成分を用意
    し、(b)第二免疫反応性物質と固相粒子との連結生成
    物を含んで成る固相成分を用意し、(c)前記両成分の
    混合された水性懸濁液を形成し、そしてこれに分析対象
    について分析されるべき尿試料を含有せしめ、前記物質
    は該分析対象の存在の関数として直接又は間接に結合し
    て、前記着色成分を含有する濾別可能な固相複合体を形
    成することができるものであり、(d)該複合体をフィ
    ルター要素上に集め、そして(e)該集められた複合体
    中の前記着色成分の存在を直接視覚試験により評価する
    ことにより前記試料中の分析対象を決定又は検出する段
    階を含んで成り;分析対象について分析されるべき前記
    尿試料を処理して、該試料の分析対象に影響を与えるこ
    となく該試料から不所望の汚染物を除去し;そして前記
    フィルター要素をブロッキング剤によりコートすること
    により該要素への未反応の免疫反応性物質の非特異的結
    合を減少せしめ; これによって、前記フィルター要素を通る水相媒体及び
    未反応成分の流れを容易にし、そして前記フィルター要
    素上の色の偽陽性結果を最少にする;ことを特徴とする
    方法。 58、前記尿試料の処理が、多孔性担体の表面に分散し
    た親水性物質に該試料を接触せしめることを含んで成る
    、請求項57に記載の方法。 59、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンを含
    んで成る、請求項57に記載の方法。 60、前記尿試料の処理が多孔性フィルターによる該試
    料の濾過を含んで成る、請求項57に記載の方法。 61、前記濾過が表面濾過である、請求項60に記載の
    方法。 62、前記表面濾過が前記フィルターを通しての尿の順
    流及び逆流を用いるドロッパーフィルター装置において
    行われ、そして該フィルターを通しての逆流の始めに該
    フィルターから不所望の物質を除去するために十分な数
    の液滴を廃棄する、請求項61に記載の方法。 63、尿試料中の免疫反応性リガンドの決定及び検出の
    ための方法であって、 前記リガンドに対する第一抗体と金属ゾル粒子との連結
    生成物を含んで成る標識された成分を用意し、ここでこ
    の成分のサイズ及び性質は、水性媒体への分散の際に該
    標識された成分の概して安定な懸濁液を形成することが
    できるものであり;前記リガンドに対する第二抗体と固
    相粒子との連結生成物を含んで成る固相成分を用意し、
    該固相粒子のサイズ及び性質は該固相成分の概して安定
    な懸濁液の維持を促進するものでありそして前記第一抗
    体及び第二抗体はは異るものでありそして前記リガンド
    の各異るエピトープに対して特異的に反応性であり; 前記リガンドについて分析されるべき尿試料を処理する
    ことにより該尿試料から、処理された試料を含有する水
    性系のさらなる免疫過程及び濾過を妨害する汚染物を選
    択的に除去し; 前記標識された成分及び前記固相成分の混合された水性
    懸濁液を形成し、そしてこれに前記処理された尿試料を
    含有せしめ、ここで前記両成分は前記リガンドにより一
    緒に結合されて前記金属粒子を含有する濾別可能な固相
    複合体を提供することができ; 免疫反応が行われるのに十分な時間にわたって前記懸濁
    液をインキュベートし; フィルター要素への未反応抗体の非−特異的結合を減少
    せしめるのに有効なブロッキング剤により該フィルター
    要素をコートし;そして 前記コートされたフィルター要素を用いて前記インキュ
    ベートされた懸濁液を濾過することにより該フィルター
    要素上に前記複合体を集め;これによって、前記フィル
    ター要素を通しての水性相媒体及び未反応成分の流れ、
    並びに該フィルター要素上の前記複合体中の前記金属粒
    子の本来の色の直接視覚観察を容易にする;ことを含ん
    で成る方法。 64、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンを含
    んで成る、請求項63に記載の方法。 65、前記尿試料の処理が、多孔性担体の表面に分散し
    た親水性物質に該試料を接触せしめることを含んで成る
    、請求項63に記載の方法。 66、前記担体が、ドロッパー装置のノズル中に配置さ
    れた多孔性プラグから成る、請求項65に記載の方法。 67、前記多孔性プラグの表面がその外部表面及び内部
    表面を有する、請求項65に記載の方法。 68、前記多孔性プラグが超高分子ポリエチレンから形
    成されている、請求項67に記載の方法。 69、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項67に記載の方法。 70、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項68に記載の方法。 71、前記プラグが約10μの孔サイズを有する、請求
    項68に記載の方法。 72、尿試料中の免疫反応性分析対象の決定及び検出の
    ための方法であって、(a)第一免疫反応性物質と着色
    粒子との連結生成物を含んで成る標識された成分を用意
    し、(b)第二免疫反応性物質と固相粒子との連結生成
    物を含んで成る固相成分を用意し、(c)前記両成分の
    混合された水性懸濁液を形成し、そしてこれに分析対象
    について分析されるべき尿試料を含有せしめ、前記物質
    は該分析対象の存在の関数として直接又は間接に結合し
    て、前記着色成分を含有する濾別可能な固相複合体を形
    成することができるものであり、(d)該複合体をフィ
    ルター要素上に集め、そして(e)該集められた複合体
    中の前記着色成分の存在を直接視覚試験により評価する
    ことにより前記試料中の分析対象を決定又は検出する段
    階を含んで成り;分析対象について分析されるべき前記
    尿試料を処理して、該試料の分析対象に影響を与えるこ
    となく該試料から不所望の汚染物を除去し; 前記水性懸濁液並びに最初に前記フィルター要素及び前
    記集められた複合体に、前記着色粒子の色をマスクする
    ことができる色を与えるのに十分な量の着色物質を該懸
    濁液に含有せしめ; 次に、前記着色物質の色を前記フィルター要素及び前記
    集められた複合体から除去することにより該フィルター
    要素の又は存在すれば前記着色粒子の本来の色を露出せ
    しめ; これによって、前記フィルター要素を通る水相媒体及び
    未反応成分の流れ並びに測定結果の直接視覚評価を容易
    にし、そして前記フィルター要素上の色の偽陽性結果を
    最少にする;ことを特徴とする方法。 73、前記着色粒子が金ゾル粒子を含んで成る、請求項
    72に記載の方法。 74、前記着色物質が前記懸濁液に緑又は青色を与える
    、請求項73に記載の方法。 75、前記尿試料の処理が、多孔性担体の表面に分散し
    た親水性物質に該試料を接触せしめることを含んで成る
    、請求項72に記載の方法。 76、前記尿試料の処理が多孔性フィルターによる該試
    料の濾過を含んで成る、請求項76に記載の方法。 77、前記濾過が表面濾過である、請求項76に記載の
    方法。 78、前記表面濾過が前記フィルターを通しての尿の順
    流及び逆流を用いるドロッパーフィルター装置において
    行われ、そして該フィルターを通しての逆流の始めに該
    フィルターから不所望の物質を除去するために十分な数
    の液滴を廃棄する、請求項77に記載の方法。 79、尿試料中の免疫反応性リガンドの決定及び検出の
    ための方法であって、 前記リガンドに対する第一抗体と金属ゾル粒子との連結
    生成物を含んで成る標識された成分を用意し、ここでこ
    の成分のサイズ及び性質は、水性媒体への分散の際に該
    標識された成分の概して安定な懸濁液を形成することが
    できるものであり;前記リガンドに対する第二抗体と固
    相粒子との連結生成物を含んで成る固相成分を用意し、
    該固相粒子のサイズ及び性質は該固相成分の概して安定
    な懸濁液の維持を促進するものでありそして前記第一抗
    体及び第二抗体は異るものでありそして前記リガンドの
    各異るエピトープに対して特異的に反応性であり; 前記リガンドについて分析されるべき尿試料を処理する
    ことにより該尿試料から、処理された試料を含有する水
    性系のさらなる免疫過程及び濾過を妨害する汚染物を選
    択的に除去し; 前記標識された成分及び前記固相成分の混合された水性
    懸濁液を形成し、そしてこれに前記処理された尿試料を
    含有せしめ、ここで前記両成分は前記リガンドにより一
    緒に結合されて前記金属粒子を含有する濾別可能な固相
    複合体を提供することができ; 前記金属粒子の本来の色をマスクすることができる色を
    前記懸濁液に与えるのに十分な量の着色物質を該懸濁液
    に含有せしめ; 免疫反応が行われるのに十分な時間にわたって前記懸濁
    液をインキュベートし; トされた懸濁液を濾過することにより該フィルター要素
    上に前記複合体を集め、ここで該フィルター要素及び該
    集められた複合体は前記着色物質の存在によりもたらさ
    れる色を有しており; 前記フィルター要素及び前記集められた複合体を洗浄し
    て前記着色物質を除去し、そしてこれにより該フィルタ
    ー要素及び存在すれば該金属粒子の本来の色を露出せし
    め; これによって、前記フィルター要素を通しての水性相媒
    体及び未反応成分の流れ、並びに該フィルター要素上の
    前記複合体中の前記金属粒子の本来の色の直接視覚観察
    を容易にする;ことを含んで成る方法。 80、前記金属粒子がピンク〜紫がかった本来の色を有
    する金ゾル粒子であり、そして前記着色物質が青又は緑
    の染料である、請求項79に記載の方法。 81、前記尿試料の処理が、多孔性担体の表面上に分散
    した親水性物質に該試料を接触せしめることを含んで成
    る、請求項79に記載の方法。 82、前記担体が、ドロッパー装置のノズル中に配置さ
    れた多孔性プラグから成る、請求項81に記載の方法。 83、前記多孔性プラグの表面がその外部表面及び内部
    表面を有する、請求項82に記載の方法。 84、前記多孔性プラグが超高分子ポリエチレンから形
    成されている、請求項83に記載の方法。 85、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の見かけ
    孔サイズを有する、請求項83に記載の方法。 86、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の見かけ
    孔サイズを有する、請求項84に記載の方法。 87、前記プラグが約10μの孔サイズを有する、請求
    項84に記載の方法。 88、尿試料中の免疫反応性分析対象を決定及び検出す
    るための免疫的方法を実施するための材料を含んで成る
    免疫診断キットであって、該方法においては前記尿試料
    を含有する水相中で免疫反応が行われそして測定の結果
    がフィルター要素の表面上に集められた着色した反応生
    成物の直接視受観察によって評価され、このキットは(
    1)前記反応の間に前記水性相中に導入されるべき一定
    量の着色物質を含んで成り、該物質は、前記反応生成物
    の本来の色をマスクする色を水性相に与えることができ
    、前記収集表面に接触した後に最初に該収集表面及びそ
    の上の前記集められた反応生成物に該物質のマスク色を
    与えることができ、そして該表面及び生成物からすすぎ
    取られて該表面の及び視覚観察のための前記生成物の本
    来の色を露出することができるものであり;このキット
    はさらに(2)分析対象の含量に影響を与えることなく
    尿から不所望の汚染物を除去するように尿試料と接触し
    それを処理するための装置を有し、これにより前記フィ
    ルター要素を通しての前記水性層媒体の流れを促進し、
    該装置は固体表面を有する接触部材及び該表面上に分散
    した親水性物質を有する;ことを特徴とするキット。 89、前記着色した反応生成物が、金ゾル粒子を含有し
    そしておよそピンク〜紫の色合を有する固相免疫複合体
    であり、そして前記水性相におよそ緑〜青色が与えられ
    る、請求項88に記載のキット。 90、前記接触部材が多孔性プラグであり、そしてその
    前記表面がその外部表面及び内部表面を有する、請求項
    88に記載の方法。 91、前記多孔性プラグが超高分子ポリエチレンから形
    成されている、請求項90に記載のキット。 92、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項90に記載のキット。 93、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項91に記載の方法。 94、前記プラグが約10μの孔サイズを有する、請求
    項93に記載のキット。 95、前記装置が、プラグ及び中空ノズルを有するドロ
    ッパー部材を有し、該プラグが該ノズル中に配置されて
    いる、請求項90に記載のキット。 96、前記プラグが約10μ〜約35μの範囲の各目孔
    サイズを有する、請求項95に記載のキット。 97、前記プラグが約10μの孔サイズを有する、請求
    項95に記載のキット。 98、前記ドロッパー部材が一体成形された構造を有す
    る、請求項95に記載のキット。 99、未反応の免疫反応性物質の非特異的結合を減少せ
    しめるために効果的なブロッキング材を含むコーティン
    グを前記フィルター要素上に有する、請求項88に記載
    のキット。 100、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンで
    ある、請求項99に記載のキット。 101、免疫反応を水相中で行いそして該反応の結果を
    フィルター要素上に集められた着色した反応生成物の視
    覚観察により評価する免疫診断法において、未反応の免
    疫反応性物質の非特異的結合を減少せしめるために有効
    なブロッキング剤により該フィルター要素をコートする
    ことを特徴とする方法。 102、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンを
    含んで成る、請求項101に記載の方法。 103、免疫反応を水性相中で行いそして該反応の結果
    を収集フィルター要素上に集められた着色した反応生成
    物の視覚観察により評価する免疫的方法を行うための免
    疫診断キットであって、未反応の免疫反応性物質の非特
    異的結合を減少せしめるために有効な一定量のブロッキ
    ング剤を該フィルター上に有することを特徴とするキッ
    ト。 104、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンで
    ある、請求項103に記載のキット。 105、前記フィルター要素がガラスファイバーフィル
    ター要素を含んで成る、請求項103に記載のキット。 106、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンで
    ある、請求項105に記載のキット。 107、尿試料中の免疫反応性分析対象の決定及び検出
    のための方法であって、(a)第一免疫反応性物質と着
    色粒子との連結生成物を含んで成る標識された成分を用
    意し、(b)第二免疫反応性物質と固相粒子との連結生
    成物を含んで成る固相成分を用意し、(c)前記両成分
    の混合された水性懸濁液を形成し、そしてこれに分析対
    象について分析されるべき尿試料を含有せしめ、前記物
    質は該分析対象の存在の関数として直接又は間接に結合
    して、前記着色成分を含有する濾別可能な固相複合体を
    形成することができるものであり、(d)該複合体をフ
    ィルター要素上に集め、そして(e)該集められた複合
    体中の前記着色成分の存在を直接視覚試験により評価す
    ることにより前記試料中の分析対象を決定又は検出する
    段階を含んで成り; 前記フィルター要素をブロッキング剤によりコートする
    ことにより該要素への未反応の免疫反応性物質の非特異
    的結合を減少せしめ;そして次に、該フィルター要素上
    に複合体を集め;これによって測定結果の直接視覚評価
    を容易にし、そして前記フィルター要素上の色の偽陽性
    結果を最少にする;ことを特徴とする方法。 108、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンを
    含んで成る、請求項107に記載の方法。 109、尿試料中の免疫反応性リガンドの決定及び検出
    のための方法であって、 前記リガンドに対する第一抗体と金属ゾル粒子との連結
    生成物を含んで成る標識された成分を用意し、ここでこ
    の成分のサイズ及び性質は、水性媒体への分散の際に該
    標識された成分の概して安定な懸濁液を形成することが
    できるものであり;前記リガンドに対する第二抗体と固
    相粒子との連結生成物を含んで成る固相成分を用意し、
    該固相粒子のサイズ及び性質は該固相成分の概して安定
    な懸濁液の維持を促進するものであり、そして前記第一
    抗体及び第二抗体はは異るものでありそして前記リガン
    ドの各異るエピトープに対して特異的に反応性であり; 免疫反応が行われるのに十分な時間にわたって前記懸濁
    液をインキュベートし; フィルター要素への未反応抗体の非−特異的結合を減少
    せしめるのに有効なブロッキング剤により該フィルター
    要素をコートし; 前記コートされたフィルター要素を用いて前記インキュ
    ベートされた懸濁液を濾過することにより該フィルター
    要素上に前記複合体を集め;前記フィルター要素及び前
    記集められた複合体を洗浄して前記着色物質を除去し; これによって、該フィルター要素上の前記複合体中の前
    記金属粒子の本来の色の直接視覚観察を容易にする;こ
    とを含んで成る方法。 110、前記フィルター要素がガラスファイバーで構成
    されている請求項109に記載の方法。 111、前記ブロッキング剤がポリビニルピロリドンを
    含んで成る請求項110に記載の方法。 112、前記親水性物質が両親媒性物質である請求項1
    8に記載の方法。 113、前記両親媒性物質が洗剤である請求項112に
    記載の方法。 114、前記多孔性プラグが超高分子ポリエチレンから
    構成されており、そして前記洗剤がポリエチレングリコ
    ールp−イソオクチルフェニルエステルを含んで成る請
    求項113に記載の方法。 115、前記ドロッパー部材がバルブ及び中空ノズルを
    有し、前記プラグが該ノズル中に配置されている、請求
    項26に記載の装置。 116、前記親水性物質がポリエチレングリコールp−
    イソオクチルフェニルエステルを含んで成る、請求項1
    15に記載の装置。 117、前記収集表面及び前記集められた反応生成物が
    反応生成物の収集中に水性相の着色を行い、そして該収
    集表面及び集められた反応生成物から前記着色を洗浄除
    去する段階が該収集表面及び存在すれば該反応生成物の
    本来の色を露出することを特徴とする請求項33に記載
    の方法。 118、前記着色された反応生成物が、金ゾル粒子を含
    有しそして概してピンク〜紫の色合を有する固相免疫複
    合体であり、そして前記水相に概して緑又は青の色が与
    えられる、請求項117に記載の方法。 119、前記親水性物質が両親媒性物質を含んで成る請
    求項55に記載の方法。 120、前記両親媒性物質が洗剤を含んで成る請求項1
    19に記載の方法。 121、前記洗剤がポリエチレングリコールp−イソオ
    クチルフェニルエーテルを含んで成る、請求項120に
    記載の方法。 122、前記着色された反応生成物が金ゾル粒子を含有
    しそして概してピンク〜紫の色合を有する固相免疫複合
    体であり、前記着色物質が緑又は青の染料であり、前記
    多孔性プラグが超高分子ポリエチレンから形成されてお
    り、そして前記親水性物質が洗剤を含んで成り、そして
    前記キットがさらに、未反応の免疫反応性物質の非特異
    的結合をブロックするポリビニルピロリドンを含んで成
    るコーティングを前記フィルター要素上に有する、請求
    項96に記載のキット。
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