JP2997139B2 - 分周回路 - Google Patents

分周回路

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JP2997139B2
JP2997139B2 JP4324373A JP32437392A JP2997139B2 JP 2997139 B2 JP2997139 B2 JP 2997139B2 JP 4324373 A JP4324373 A JP 4324373A JP 32437392 A JP32437392 A JP 32437392A JP 2997139 B2 JP2997139 B2 JP 2997139B2
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    • H03K23/00Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
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    • H03K23/70Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two with a base which is an odd number
    • HELECTRICITY
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K21/08Output circuits
    • H03K21/10Output circuits comprising logic circuits

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔目次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図18,19) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,2) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図3〜6) (2)第2の実施例の説明(図7〜10) (3)第3の実施例の説明(図11〜16) (4)第4,5の実施例の説明(図17) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、分周回路に係り、より
詳細には、入力信号に基づいて奇数分の1の分周比でデ
ューティ比50%のデジタル出力信号を生成する回路及
びその構成方法に関する。
【0003】近年、各種情報処理装置の高性能,高機能
化の要求に伴い高速クロック信号に基づいて動作するシ
ステム内部回路が設計され、その中に奇数分の1の分周
比の制御信号を出力する奇数進カウンタ回路が組み込ま
れる。
【0004】例えば、3進カウンタ回路を応用した1/
3分周回路では2個のD型フリップ・フロップ回路と1
個の二入力論理回路により構成され、5進カウンタ回路
を応用した1/5分周回路では、3個のD型フリップ・
フロップ回路と1個の二入力論理回路から構成される。
しかし、奇数分の1分周回路ではデューティ比が50
〔%〕となるデジタル出力信号を得ることができない。
【0005】そこで、カウンタ回路や論理回路のみに依
存することなく、その回路構成とその出力タイミングを
工夫して、奇数分の1の分周比であって、デューティ比
が50%となる出力信号を得ることができる回路及びそ
の構成方法が望まれている。
【0006】
【従来の技術】図18,19は従来例に係る説明図である。
図18(a)は、従来例に係る第1の分周回路(3進カウ
ンタ回路)の構成図であり、図18(b)は、その動作波
形図をそれぞれ示している。
【0007】例えば、クロック信号CKに基づいて3分
の1の分周比のカウンタ出力信号QBを出力する3進カ
ウンタ回路は、図18(a)において、フリップ・フロッ
プ回路F1,F2,二入力NOR回路NOR1から成
る。
【0008】当該回路の機能は、図18(a)の状態表
(真理値表)や図18(b)の動作波形図に示すように、
フリップ・フロップ回路F1によりクロック信号CKが
1/2に分周されると、カウンタ出力QAが発生され
る。また、フリップ・フロップ回路F2ではその反転カ
ウンタ出力信号QAバー(上線を省略する)に基づいて
カウンタ出力QBが発生される。なお、フリップ・フロ
ップ回路F1の反転カウンタ出力QAバーとフリップ・
フロップ回路F2の反転カウンタ出力QBバーとに基づ
いて二入力NOR回路NOR1によりリセット信号SR
が発生され、該リセット信号SRがフリップ・フロップ
回路F1,F2に供給される。
【0009】これにより、フリップ・フロップ回路F2
から図18(b)に示すような1/3分周比,デューティ
比κ=B/A=約33〔%〕の非反転カウンタ出力信号
QBが得られる。ここで、デューティ比κとは、「H」
レベル及び「L」レベルの二状態を含む信号の周期Aに
対する,例えば、「H」レベルの期間Bの比をいうもの
とする。
【0010】また、図19(a)は、従来例に係る第2の
分周回路(5進カウンタ回路)の構成図であり、図19
(b)は、その動作波形図をそれぞれ示している。例え
ば、クロック信号CKに基づいて5分の1の分周比のカ
ウンタ出力信号QCを出力する5進カウンタ回路は、図
19(a)において、フリップ・フロップ回路F3〜F
5,二入力NOR回路NOR2から成る。
【0011】当該回路の機能は、図19(a)の状態表
(真理値表)や図19(b)の動作波形図に示すように、
フリップ・フロップ回路F3によりクロック信号CKが
1/2に分周されると、カウンタ出力QAが発生され
る。また、フリップ・フロップ回路F4ではその反転カ
ウンタ出力信号QAバー(上線を省略する)に基づいて
カウンタ出力QBが発生される。さらに、フリップ・フ
ロップ回路F5ではその反転カウンタ出力信号QBバー
(上線を省略する)に基づいてカウンタ出力QCが発生
される。なお、フリップ・フロップ回路F3の反転カウ
ンタ出力QAバー及びフリップ・フロップ回路F5の反
転カウンタ出力QCバーとに基づいて二入力NOR回路
NOR2によりリセット信号SRが発生され、該リセッ
ト信号SRがフリップ・フロップ回路F3〜F5に供給
される。
【0012】これにより、フリップ・フロップ回路F5
から図19(b)に示すような1/5分周比,デューティ
比κ=B/A=20〔%〕の非反転カウンタ出力信号Q
Cが得られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例の3
進カウンタ回路や5進カウンタ回路等の奇数進カウンタ
回路によれば、2個のD型フリップ・フロップ回路F
1,F2と1個の二入力NOR回路NOR1や3個のD
型フリップ・フロップ回路F1〜F3と1個の二入力N
OR回路NOR2から構成される。
【0014】このため、1/3分周比,デューティ比κ
=約33〔%〕の非反転カウンタ出力信号QBや1/5
分周比,デューティ比κ=20〔%〕の非反転カウンタ
出力信号QCを得ること、及び、奇数分の1分周回路の
回路規模の縮小化を図ることができる。
【0015】しかし、奇数分の1分周回路ではデューテ
ィ比κ=50〔%〕のデジタル出力信号(非反転カウン
タ出力信号)を得ることが困難となる。このことで、当
該分周回路のデジタル出力信号の「H」レベル又は
「L」レベルの期間に基づいて動作をするゲート回路や
論理回路が組み込まれた場合であって、その「H」レベ
ル(又は「L」レベル)の期間について、そのデューテ
ィ比κ=50〔%〕を必要とする場合に、従来例に係る
奇数進カウンタ回路構成ではそれを実現することが困難
となる。
【0016】これは、各種情報処理装置の高性能,高機
能化の要求に伴い高速クロック信号,例えば、数〔GH
Z〕程度のクロック信号に基づいて動作するシステム内
部回路が設計され、その中に使用されるラッチ回路や記
憶素子において、その動作の安定化を図るために、奇数
分の1の分周比であって、デューティ比κ=50〔%〕
を必要とする場合が生ずるためである。
【0017】本発明は、上述した従来技術における課題
に鑑み創作されたもので、奇数分の1の分周比でデュー
ティ比50%の出力信号を得ることができる分周回路を
提供することを目的とする。本発明は更に、奇数分の1
の分周比でデューティ比50%の信号を出力する際にそ
の分周比を可変に選択できる分周回路を提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明に係る分
周回路の原理図(その1)であり、図2は、本発明に係
る分周回路の原理図(その2)であり、図3(a),
(b)は、本発明に係る分周回路の原理図(その3)を
それぞれ示している。
【0019】本発明の第1の分周回路は、図1に示され
るように、n〔n=1〜3〕個のカウンタ回路C1〜C
nとn個のレジスタ回路R1〜Rnとラッチ回路11と
論理回路12とを具備し、n個のカウンタ回路C1〜C
nとn個のレジスタ回路R1〜Rnはそれぞれ縦続接続
され、最終段のカウンタ回路Cnの出力部outが初段の
レジスタ回路R1の第1の入力部in1に接続され、最終
段のレジスタ回路Rnの第1の入力部in1がラッチ回路
11の第1の入力部in1に接続され、各レジスタ回路R
1〜Rnの第2の入力部in2が共に接続されて初段のカ
ウンタ回路C1の入力部inに接続され、最終段のレジ
スタ回路Rnの出力部outが論理回路12の第2の入力
部in2に接続され、ラッチ回路11の出力部outが論理
回路12の第1の入力部in1に接続され、ラッチ回路1
1の第2の入力部in2に、初段のカウンタ回路C1の入
力部inに入力される任意の周波数fの入力信号Sinの
反転信号が入力されることを特徴とする。
【0020】また、本発明の第2の分周回路は、図2に
示されるように、m〔m=3〜m〕個のカウンタ回路C
1〜Cmとm+1個のレジスタ回路R1〜Rm+1とラ
ッチ回路13と論理回路14とを具備し、m個のカウン
タ回路C1〜Cmとm+1個のレジスタ回路R1〜Rm
+1はそれぞれ縦続接続され、最終段のカウンタ回路C
mの出力部outが初段のレジスタ回路R1の第1の入力
部in1に接続され、最終段のレジスタ回路Rm+1の第
1の入力部in1がラッチ回路13の第1の入力部in1に
接続され、各レジスタ回路R1〜Rm+1の第2の入力
部in2が共に接続されて初段のカウンタ回路C1の入力
部inに接続され、最終段のレジスタ回路Rm+1の出
力部outが論理回路14の第2の入力部in2に接続さ
れ、ラッチ回路13の出力部outが論理回路14の第1
の入力部in1に接続され、ラッチ回路13の第2の入力
部in2に、初段のカウンタ回路C1の入力部inに入力
される任意の周波数fの入力信号Sinの反転信号が入力
されることを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の第3の分周回路は、図3
に示されるように、上記第1,第2の分周回路におい
て、n個のカウンタ回路C1〜Cn又はm個のカウンタ
回路C1〜Cmの隣合う回路の入・出力部と、n個のレ
ジスタ回路R1〜Rn又はm+1個のレジスタ回路R1
〜Rm+1の隣合う回路の入・出力部にそれぞれスイッ
チング素子SWが接続され、これらスイッチング素子S
Wをスイッチング制御信号Sで駆動制御することによ
り、n個のカウンタ回路C1〜Cn及びn個のレジスタ
回路R1〜Rnの中からそれぞれ有効個数を、又はm個
のカウンタ回路C1〜Cm及びm+1個のレジスタ回路
R1〜Rm+1の中からそれぞれ有効個数を選択するこ
とを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の第4の分周回路は第1〜
第3の分周回路において、前記初段目のカウンタ回路C
1の入力部in又は論理回路12の出力部outに任意進
数のカウンタ回路が接続されることを特徴とする。
【0023】また、本発明の第5の分周回路は第1〜第
4の分周回路において、前記初段目のカウンタ回路C1
の入力部inと論理回路12の出力部outとに任意進数
のカウンタ回路が接続されることを特徴とする。
【0024】なお、本発明の第1〜第5の分周回路にお
いて、前記カウンタ回路C1,〜CnやC1〜Cmが2
進カウンタ回路から成ることを特徴とする。また、本発
明の第1〜第5の分周回路において、前記カウンタ回路
C1,〜CnやC1〜Cm,レジスタ回路R1,〜Rn
やR1〜Rm+1及びラッチ回路11や13がフリップ
・フロップ回路から成り、論理回路12が二入力否定論
理和回路又は二入力否定論理積回路から成ることを特徴
とする。
【0025】さらに、本発明の分周回路の第1の構成方
法は、第1〜第5の分周回路を構成する方法であって、
予め、n個のカウンタ回路C1,〜Cnやm個のカウン
タ回路C1〜Cm間の入・出力部in,outが開放され
た基本セルや、n個のレジスタ回路R1,〜Rnやm+
1個のレジスタ回路R1〜Rm+1間の入・出力部i
n,outが開放された基本セルを配置し、前記カウンタ
回路C1,〜CnやC1〜Cm間及びレジスタ回路R
1,〜RnやR1〜Rm+1間を配線プログラムに基づ
いて任意に接続することを特徴とする。
【0026】また、本発明の分周回路の第2の構成方法
は、第1〜第5の分周回路を構成す方法であって、予
め、n個のカウンタ回路C1,〜Cnやm個のカウンタ
回路C1〜Cm間の入・出力部in,out及び、n個の
レジスタ回路R1,〜Rnやm+1個のレジスタ回路R
1〜Rm+1間の入・出力部in,outにスイッチング
素子SWを接続し、前記スイッチング素子SWにスイッ
チング制御信号Sを供給することを特徴とする。
【0027】なお、本発明の分周回路の第3の構成方法
は、奇数分の1の分周比の分周回路を構成する方法であ
って、本発明の第1〜第5の分周回路を組み合わせて構
成することを特徴とし、上記目的を達成する。
【0028】
【作用】本発明の第1の分周回路によれば、図1に示す
ように、n〔n=1〜3〕個のカウンタ回路C1,〜C
nと、n個のレジスタ回路R1,〜Rnと、1個のラッ
チ回路11及び論理回路12とが具備され、該ラッチ回
路11の第2の入力部in2に、カウンタ回路C1の入力
部inに入力される任意の周波数fの入力信号Sinの反
転信号が供給される。
【0029】例えば、2進カウンタ回路から成る1個の
カウンタ回路C1とフリップ・フロップ回路から成る1
個のレジスタ回路R1とが縦続接続され、カウンタ回路
C1の出力部outがレジスタ回路R1の第1の入力部in
1に接続され、レジスタ回路R1の第1の入力部in1が
ラッチ回路11の第1の入力部in1に接続され、レジス
タ回路R1の第2の入力部in2がカウンタ回路C1の入
力部inに接続され、レジスタ回路R1の出力部outが
2入力否定論理和回路から成る論理回路12の第2の入
力部in2に接続され、ラッチ回路11の出力部outが論
理回路12の第1の入力部in1に接続される。
【0030】このため、カウンタ回路C1に供給された
入力信号Sinの第1番目のパルス信号の立ち上がりに同
期して立ち下がるラッチ回路11の反転出力信号と、該
入力信号Sinの第2番目のパルス信号の立ち下がりに同
期して立ち上がるレジスタ回路R1の反転出力信号とに
基づいて1/3分周比,デューティ比が50〔%〕の出
力信号Sout =S03を出力することが可能となる。
【0031】また、2個のカウンタ回路C1,C2と2
個のレジスタ回路R1,R2とが縦続接続され、カウン
タ回路C2の出力部outがレジスタ回路R1の第1の入
力部in1に接続され、レジスタ回路R2の第1の入力部
in1がラッチ回路11の第1の入力部in1に接続され、
各レジスタ回路R1,R2の第2の入力部in2が共に接
続されてカウンタ回路C1の入力部inに接続され、レ
ジスタ回路R2の出力部outが論理回路12の第2の入
力部in2に接続され、ラッチ回路11の出力部outが論
理回路12の第1の入力部in1に接続される。
【0032】このため、同様に、入力信号Sinの第1番
目のパルス信号の立ち下がりに同期して立ち上がるレジ
スタ回路R2の反転出力信号と、該入力信号Sinの第4
番目のパルス信号の立ち上がりに同期して立ち下がるラ
ッチ回路11の反転出力信号とに基づいて1/5分周
比,デューティ比が50〔%〕の出力信号Sout =S0
5を出力することが可能となる。
【0033】さらに、3個のカウンタ回路C1〜C3と
3個のレジスタ回路R1〜R3とが縦続接続され、カウ
ンタ回路C3の出力部outがレジスタ回路R1の第1の
入力部in1に接続され、レジスタ回路R3の第1の入力
部in1がラッチ回路11の第1の入力部in1に接続さ
れ、各レジスタ回路R1〜R3の第2の入力部in2が共
に接続されてカウンタ回路C1の入力部inに接続さ
れ、レジスタ回路R3の出力部outが論理回路12の第
2の入力部in2に接続され、ラッチ回路11の出力部o
utが論理回路12の第1の入力部in1に接続される。
【0034】このため、入力信号Sinの第1番目のパル
ス信号の立ち下がりに同期して立ち上がるレジスタ回路
R3の反転出力信号と、該入力信号Sinの第5番目のパ
ルス信号の立ち上がりに同期して立ち下がるラッチ回路
11の反転出力信号とに基づいて1/7分周比,デュー
ティ比が50〔%〕の出力信号Sout =S07を出力す
ることが可能となる。
【0035】これにより、ゲート回路や論理回路を駆動
する場合であって、そのデジタル制御信号の「H」レベ
ル又は「L」レベルの期間について、デューティ比=5
0〔%〕を必要とする場合に、本発明に係る奇数進カウ
ンタ回路の構成により十分対処することが可能となる。
このことで、高速クロック信号,例えば、数〔GHZ〕程
度のクロック信号に基づいて動作をするシステム内部回
路を設計する場合であっても、その中に組み込むラッチ
回路や記憶素子を1/(2n+1)の分周比であって、
デューティ比=50〔%〕の制御信号により駆動するこ
とが可能となり、その動作の安定化を図ることが可能と
なる。
【0036】また、本発明の第2の分周回路によれば、
図2に示すようにm〔m=3〜m〕個のカウンタ回路C
1〜Cmと、m+1個のレジスタ回路R1〜Rm+1
と、1個のラッチ回路13及び論理回路14とが具備さ
れ、ラッチ回路13の第2の入力部in2に、初段目のカ
ウンタ回路C1の入力部inに入力される任意の周波数
fの入力信号Sinの反転信号が供給される。
【0037】例えば、3個のカウンタ回路C1〜C3が
縦続接続され、かつ、4個のレジスタ回路R1〜R4が
縦続接続され、カウンタ回路C3の出力部outがレジス
タ回路R1の第1の入力部in1に接続され、レジスタ回
路R4の第1の入力部in1がラッチ回路13の第1の入
力部in1に接続され、各レジスタ回路R1〜R4の第2
の入力部in2が共に接続されてカウンタ回路C1の入力
部inに接続され、レジスタ回路R4の出力部outが論
理回路14の第2の入力部in2に接続され、ラッチ回路
13の出力部outが論理回路14の第1の入力部in1に
接続される。
【0038】このため、入力信号Sinの第1番目のパル
ス信号の立ち下がりに同期して立ち下がるラッチ回路1
3の反転出力信号と、該入力信号Sinの第6番目のパル
ス信号の立ち上がりに同期して立ち上がるレジスタ回路
R4の反転出力信号とに基づいて1/9分周比,デュー
ティ比が50〔%〕の出力信号Sout =S09を出力す
ることが可能となる。
【0039】以下同様にして、4個のカウンタ回路C1
〜C4が縦続接続され、かつ、5個のレジスタ回路R1
〜R5が縦続接続された分周回路では、入力信号Sinに
基づくラッチ回路13の反転出力信号とレジスタ回路R
5の反転出力信号とに基づいて1/11分周比,デューテ
ィ比が50〔%〕の出力信号Sout =S011を出力する
ことが可能となる。
【0040】これにより、本発明の第1の分周回路と同
様に、ゲート回路や論理回路を駆動する場合であって、
そのデジタル制御信号の「H」レベル又は「L」レベル
の期間について、デューティ比=50〔%〕を必要とす
る場合に、本発明に係る奇数進カウンタ回路の構成によ
り十分対処することが可能となる。このことで、高速ク
ロック信号に基づいて動作をするシステム内部回路を設
計する場合に、その中に組み込むラッチ回路や記憶素子
を1/(2m+1)の分周比であって、デューティ比=
50〔%〕の制御信号により駆動することが可能とな
り、その動作の安定化を図ることが可能となる。
【0041】さらに、本発明の第3の分周回路によれ
ば、図3に示されるように、n個のカウンタ回路C1〜
Cn又はm個のカウンタ回路C1〜Cmの隣合う回路の
入・出力部と、n個のレジスタ回路R1〜Rn又はm+
1個のレジスタ回路R1〜Rm+1の隣合う回路の入・
出力部にそれぞれスイッチング素子SWが接続され、こ
れらスイッチング素子SWがスイッチング制御信号Sで
駆動制御される。
【0042】例えば、3個のカウンタ回路C1〜C3間
の入・出力部in,out及び、3個のレジスタ回路R1
〜R3間の入・出力部in,outにスイッチング素子S
Wが接続される。
【0043】このため、スイッチング素子SWの駆動制
御をすることにより、3個のカウンタ回路C1〜C3や
3個のレジスタ回路R1〜R3の中から有効個数をそれ
ぞれ1個,2個又は3個と選択をすることができる。
【0044】これにより、1/3分周比,1/5分周比
又は1/7分周比であって,デューティ比が50〔%〕
の出力信号Sout =S03〜S07を選択出力すること
が可能となる。
【0045】さらに、本発明の第4の分周回路によれ
ば、第1〜第3の分周回路において、初段目のカウンタ
回路C1の入力部in又は論理回路12の出力部outに
任意進数のカウンタ回路が接続される。
【0046】このため、予め任意進数のカウンタ回路に
よりカウンタ回路C1に入力される入力信号Sinを任意
の分周比に分周することができる。また、論理回路12
から出力される任意分周比,デューティ比=50〔%〕
の出力信号Sout を任意進数のカウンタ回路により任意
の分周比に分周することが可能となる。
【0047】これにより、高速クロック信号に基づいて
動作をするシステム内部回路を設計する場合に、任意の
デューティ比の制御信号により回路素子を駆動すること
が可能となり、各種情報処理装置の高性能,高機能化に
寄与するところが大きい。
【0048】また、本発明の第5の分周回路によれば、
第1〜第4の分周回路において、初段目のカウンタ回路
C1の入力部inと、その論理回路12の出力部outと
に任意進数のカウンタ回路が接続される。
【0049】このため、予め任意進数のカウンタ回路に
より任意の分周比に分周された入力信号Sinが第1〜第
4の分周回路に係るカウンタ回路C1に供給されると、
その論理回路12から任意分周比,デューティ比=50
〔%〕の出力信号Sout が出力され、該出力信号Sout
が任意進数のカウンタ回路により任意の分周比に分周さ
れる。
【0050】これにより、第4の分周回路に比べて高速
クロック信号を広範囲なデューティ比の出力信号に分周
することが可能となり、高性能,高機能の情報処理装置
のクロック発生回路等の提供に寄与するところが大き
い。
【0051】さらに、本発明の分周回路の第1の構成方
法によれば、予め、n個のカウンタ回路C1,〜Cnや
m個のカウンタ回路C1〜Cm間の入・出力部in,o
utを開放した基本セルや、n個のレジスタ回路R1,〜
Rnやm+1個のレジスタ回路R1〜Rm+1間の入・
出力部in,outを開放した基本セルが配置され、カウ
ンタ回路C1,〜CnやC1〜Cm間及びレジスタ回路
R1,〜RnやR1〜Rm+1間が配線プログラムに基
づいて任意に接続される。
【0052】例えば、予め共通部分のみが接続された3
個のカウンタ回路C1〜C3から成る基本セル及び3個
のレジスタ回路R1〜R3から成る基本セルが半導体チ
ップ上に配置される。
【0053】このため、設計要求に応じてカウンタ回路
C1の出力部outとカウンタ回路C2の入力部inとの
間を,例えば、アルミ配線工程により選択配線するこ
と、及び、カウンタ回路C2の出力部outとカウンタ回
路C3の入力部inとの間を同工程により選択配線する
こと、さらに、レジスタ回路R1の出力部outとレジス
タ回路R2の入力部inとの間を同工程により選択配線
すること、及びレジスタ回路R2の出力部outとレジス
タ回路R3の入力部inとの間を同工程により選択配線
することにより、3個のカウンタ回路C1〜C3や3個
のレジスタ回路R1〜R3の中から有効個数をそれぞれ
1個,2個又は3個と選択をすることが可能となる。
【0054】これにより、1/3分周比,1/5分周比
又は1/7分周比であって,デューティ比が50〔%〕
の出力信号Sout =S03〜S07を選択出力する分周
回路を構成することが可能となる。このことから、設計
要求に対して柔軟性,かつ、即応性に富む汎用型の分周
回路を構成することが可能となる。
【0055】また、本発明の分周回路の第2の構成方法
によれば、予め、n個のカウンタ回路C1,〜Cnやm
個のカウンタ回路C1〜Cm間の入・出力部in,out
及び、n個のレジスタ回路R1,〜Rnやm+1個のレ
ジスタ回路R1〜Rm+1間の入・出力部in,outに
スイッチング素子SWが接続され、該スイッチング素子
SWにスイッチング制御信号Sが供給される。
【0056】例えば、3個のカウンタ回路C1〜C3間
の入・出力部in,out及び、3個のレジスタ回路R1
〜R3間の入・出力部in,outにスイッチング素子S
Wが接続される。
【0057】このため、スイッチング素子SWを回路選
択用のスイッチング制御信号Sに基づいて駆動制御をす
ると、カウンタ回路C1の出力部outとカウンタ回路C
2の入力部inとの間を開放又は短絡すること、及び、
カウンタ回路C2の出力部outとカウンタ回路C3の入
力部inとの間を開放又は短絡すること、さらに、レジ
スタ回路R1の出力部outとレジスタ回路R2の入力部
inとの間を開放又は短絡すること、及びレジスタ回路
R2の出力部outとレジスタ回路R3の入力部inとの
間を開放又は短絡することができる。
【0058】これにより、3個のカウンタ回路C1〜C
3や3個のレジスタ回路R1〜R3の中から有効個数を
それぞれ1個,2個又は3個と選択をすることができ、
1/3分周比,1/5分周比又は1/7分周比であっ
て,デューティ比が50〔%〕の出力信号Sout =S0
3〜S07を選択出力することが可能となる。
【0059】なお、本発明の分周回路の第3の構成方法
によれば、本発明の第1〜第5の分周回路が組み合わさ
れて構成される。このため、回路規模の縮小化を図りつ
つ、任意の奇数分の1の分周比の分周回路を構成するこ
とが可能となる。
【0060】これにより、高速クロック信号を多種多様
のデューティ比の出力信号に分周することが可能とな
る。
【0061】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図4〜17は、本発明の実施例に係る分
周回路及びその構成方法の説明図である。
【0062】(1)第1の実施例の説明 図4(a),(b)は、本発明の第1の実施例に係る1
/3分周回路の説明図であり、図5(a),(b)は、
本発明の第1の実施例に係る1/5分周回路の説明図で
あり、図6(a),(b)は、本発明の第1の実施例に
係る1/7分周回路の説明図をそれぞれ示している。
【0063】例えば、入力クロック信号Sinに基づいて
3分の1の分周比のクロック出力信号Sout を出力する
分周回路は、図4(a)において、2進カウンタC11,
シフトレジスタR11,ラッチ回路L1,第1,第2のN
AND回路N1,N2及び第1,第2のインバータIN
1,IN2から成る。
【0064】すなわち、2進カウンタC11はn〔n=
1〕個のカウンタ回路C1〜Cnの一例であり、データ
入力部Dと反転出力部Qバー(上線を省略する)が接続
された1個のフリップ・フロップ回路から成る。レジス
タR11はn個のシフトレジスタ回路R1〜Rnの一例で
あり、2進カウンタC11と従属接続された1個のフリッ
プ・フロップ回路から成る。
【0065】また、2進カウンタC11の非反転出力部Q
(=out)が、シフトレジスタR11のデータ入力部D
(=in1)とラッチ回路L1のデータ入力部D(=in
1)とに接続される。また、シフトレジスタR11のクロ
ック入力部CK(=in2)が2進カウンタC11のクロッ
ク入力部CK(=in)に接続され、シフトレジスタR
11の反転出力部Qバー(=out)が第1のNAND回路
N1の第2の入力部in2に接続される。
【0066】ラッチ回路L1はラッチ回路11の一例で
あり、1個のフリップ・フロップ回路から成る。また、
ラッチ回路L1の反転出力部Qバー(=out)が第1の
NAND回路N1の第1の入力部in1に接続される。な
お、ラッチ回路L1のクロック入力部CKには、2進カ
ウンタC11のクロック入力部CKに入力される入力クロ
ック信号Sinの反転信号を供給する。
【0067】また、第1のNAND回路N1は論理回路
12の一例であり、二入力否定論理積回路から成る。な
お、第1のNAND回路N1を二入力否定論理和回路か
ら構成しても良い。さらに、第1のインバータIN1は任
意の周波数fの入力クロック信号Sinを反転出力するも
のであり、2進カウンタC11の前段に接続される。ま
た、第2のNAND回路N2及び第2のインバータIN2
はクリア信号SCLを2進カウンタC11,シフトレジスタ
R11及びラッチ回路L1に出力するものである。
【0068】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る1/3分周回路によれば、図4に示すように、1個
の2進カウンタC11,1個のシフトレジスタR11,1個
のラッチ回路L1及び第1のNAND回路N1とが具備
され、該ラッチ回路L1のクロック入力部CKに、2進
カウンタC1のクロック入力部CKに入力される入力ク
ロック信号Sinの反転信号が供給される。
【0069】このため、図4(b)に示すように2進カ
ウンタC11に供給された入力クロック信号Sinの第1番
目のパルス信号の立ち上がりに同期して立ち下がるラ
ッチ回路L1のラッチ出力信号XQと、該入力クロック
信号Sinの第2番目のパルス信号の立ち下がりに同期
して立ち上がるレジスタR11のレジスタ出力信号SRと
に基づいて1/3分周比,デューティ比が50〔%〕の
出力信号Sout =S03を出力することが可能となる。
【0070】これにより、ゲート回路や論理回路を駆動
する場合であって、そのデジタル制御信号の「H」レベ
ル又は「L」レベルの期間について、デューティ比=5
0〔%〕を必要とする場合に、本発明の実施例に係る奇
数進カウンタの構成により十分対処することが可能とな
る。このことで、高速クロック信号,例えば、数〔GH
Z〕程度のクロック信号に基づいて動作をするシステム
内部回路を設計する場合に、その中に組み込むラッチ回
路や記憶素子を1/3分周比であって、デューティ比=
50〔%〕の制御信号により駆動することが可能とな
り、その動作の安定化を図ることが可能となる。
【0071】図5(a),(b)は、本発明の第1の実
施例に係る1/5分周回路の説明図であり、図5(a)
は、その回路構成図であり、図5(b)は、その動作タ
イムチャートをそれぞれ示している。
【0072】例えば、クロック信号Sinに基づいて5分
の1の分周比のクロック出力信号Sout を出力する分周
回路は、図5(a)において、2個の2進カウンタC1
1,C12,2個のシフトレジスタR11,R12,ラッチ回
路L1,第1,第2のNAND回路N1,N2及び第
1,第2のインバータIN1,IN2から成る。
【0073】すなわち、2進カウンタC11,C12はn
〔n=2〕個のカウンタ回路C1〜Cnの一例であり、
データ入力部Dと反転出力部Qバー(上線を省略する)
が接続された2個のフリップ・フロップ回路から成る。
レジスタR11,R12はn個のシフトレジスタ回路R1〜
Rnの一例であり、2進カウンタC12と従属接続された
2個のフリップ・フロップ回路から成る。
【0074】また、第2の2進カウンタC12の非反転出
力部Q(=out)が、シフトレジスタR11のデータ入力
部D(=in1)に接続され、その非反転出力部Q(=o
ut)が、第2のシフトレジスタR12のデータ入力部D
(=in1)とラッチ回路L1のデータ入力部D(=in
1)とに接続される。また、シフトレジスタR12のクロ
ック入力部CK(=in2)が2進カウンタC11のクロッ
ク入力部CK(=in)に接続され、シフトレジスタR
12の反転出力部Qバー(=out)が第1のNAND回路
N1の第2の入力部in2に接続される。
【0075】なお、ラッチ回路L1は第1の実施例に係
る1/3分周回路(n=1)と同様に、その反転出力部
Qバー(=out)が第1のNAND回路N1の第1の入
力部in1に接続され、そのクロック入力部CKには、2
進カウンタC11のクロック入力部CKに入力される入力
クロック信号Sinの反転信号を供給する。その他の構成
及び接続方法は第1の実施例に係る1/3分周回路(n
=1)と同様であるため、その説明を省略する。
【0076】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る1/5分周回路によれば、図5に示すように、2個
の2進カウンタC11,C12,2個のシフトレジスタR1
1,R12,1個のラッチ回路L1及び第1のNAND回
路N1とが具備され、該ラッチ回路L1のクロック入力
部CKに、2進カウンタC11のクロック入力部CKに入
力される入力クロック信号Sinの反転信号が供給され
る。
【0077】このため、図5(b)に示すように2進カ
ウンタC11に供給された入力クロック信号Sinの第1番
目のパルス信号の立ち下がりに同期して立ち上がるレ
ジスタR12のレジスタ出力信号SR2と、該入力クロック
信号Sinの第4番目のパルス信号の立ち上がりに同期
して立ち下がるラッチ回路L1のラッチ出力信号XQと
に基づいて1/5分周比,デューティ比が50〔%〕の
出力信号Sout =S05を出力することが可能となる。
【0078】これにより、ゲート回路や論理回路を駆動
する場合であって、そのデジタル制御信号の「H」レベ
ル又は「L」レベルの期間について、デューティ比=5
0〔%〕を必要とする場合に、本発明の実施例に係る奇
数進カウンタの構成により十分対処することが可能とな
る。このことで、第1の実施例に係る1/3分周回路
(n=1)と同様に、高速クロック信号基づいて動作を
するシステム内部回路を設計する場合に、その中に組み
込むラッチ回路や記憶素子を1/5分周比であって、デ
ューティ比=50〔%〕の制御信号により駆動すること
が可能となり、その動作の安定化を図ることが可能とな
る。
【0079】図6(a),(b)は、本発明の第1の実
施例に係る1/7分周回路の説明図であり、図6(a)
は、その回路構成図であり、図6(b)は、その動作タ
イムチャートをそれぞれ示している。
【0080】例えば、クロック信号Sinに基づいて6分
の1の分周比のクロック出力信号Sout を出力する分周
回路は、図6(a)において、3個の2進カウンタC11
〜C13,3個のシフトレジスタR11〜R13,ラッチ回路
L1,第1,第2のNAND回路N1,N2及び第1,
第2のインバータIN1,IN2から成る。
【0081】すなわち、2進カウンタC11〜C13はn
〔n=3〕個のカウンタ回路C1〜Cnの一例であり、
データ入力部Dと反転出力部Qバー(上線を省略する)
が接続された3個のフリップ・フロップ回路から成る。
レジスタR11〜R13はn個のシフトレジスタ回路R1〜
Rnの一例であり、2進カウンタC13と従属接続された
3個のフリップ・フロップ回路から成る。
【0082】また、第3の2進カウンタC13の非反転出
力部Q(=out)が、シフトレジスタR11のデータ入力
部D(=in1)に接続され、その非反転出力部Q(=o
ut)が、第2のシフトレジスタR12のデータ入力部D
(=in1)に接続される。さらに、第2のシフトレジス
タR12の非反転出力部Q(=out)が、第3のシフトレ
ジスタR12のデータ入力部D(=in1)とラッチ回路L
1のデータ入力部D(=in1)とに接続される。また、
シフトレジスタR13のクロック入力部CK(=in2)が
2進カウンタC11のクロック入力部CK(=in)に接
続され、シフトレジスタR13の反転出力部Qバー(=o
ut)が第1のNAND回路N1の第2の入力部in2に接
続される。
【0083】なお、ラッチ回路L1は第1の実施例に係
る1/3,1/5分周回路(n=1,2)と同様に、そ
の反転出力部Qバー(=out)が第1のNAND回路N
1の第1の入力部in1に接続され、そのクロック入力部
CKには、2進カウンタC11のクロック入力部CKに入
力される入力クロック信号Sinの反転信号を供給する。
その他の構成及び接続方法は第1の実施例に係る1/
3,1/5分周回路(n=1,2)と同様であるため、
その説明を省略する。
【0084】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る1/7分周回路によれば、図5に示すように、3個
の2進カウンタC11〜C13,3個のシフトレジスタR11
〜R13,1個のラッチ回路L1及び第1のNAND回路
N1とが具備され、該ラッチ回路L1のクロック入力部
CKに、2進カウンタC11のクロック入力部CKに入力
される入力クロック信号Sinの反転信号が供給される。
【0085】このため、図6(b)に示すように2進カ
ウンタC11に供給された入力クロック信号Sinの第1番
目のパルス信号の立ち下がりに同期して立ち上がるレ
ジスタR13のレジスタ出力信号SR3と、該入力クロック
信号Sinの第5番目のパルス信号の立ち上がりに同期
して立ち下がるラッチ回路L1のラッチ出力信号XQと
に基づいて1/7分周比,デューティ比が50〔%〕の
出力信号Sout =S07を出力することが可能となる。
【0086】これにより、ゲート回路や論理回路を駆動
する場合であって、そのデジタル制御信号の「H」レベ
ル又は「L」レベルの期間について、デューティ比=5
0〔%〕を必要とする場合に、本発明の実施例に係る奇
数進カウンタの構成により十分対処することが可能とな
る。このことで、第1の実施例に係る1/3,1/5分
周回路(n=1,2)と同様に、高速クロック信号基づ
いて動作をするシステム内部回路を設計する場合に、そ
の中に組み込むラッチ回路や記憶素子を1/7分周比で
あって、デューティ比=50〔%〕の制御信号により駆
動することが可能となり、その動作の安定化を図ること
が可能となる。
【0087】(2)第2の実施例の説明 図7〜10は、本発明の第2の実施例に係る分周回路の説
明図であり、図7は、1/9分周回路の構成図及びその
動作タイムチャートである。また、図8(a)〜(c)
は、1/11,1/13,1/15分周回路の構成図であり、
図9(a),(b)は、1/17,1/19分周回路の構成
図である。なお、図10は、本発明の第2の実施例に係る
1/11〜1/19分周回路の入出力信号波形図をそれぞれ
示している。
【0088】例えば、入力クロック信号Sinに基づいて
9分の1の分周比のクロック出力信号Sout を出力する
分周回路は、図7(a)において、3個の2進カウンタ
C21〜C23,4個のシフトレジスタR21〜R24,ラッチ
回路L2,第1,第2のNAND回路N1,N2及び第
1,第2のインバータIN1,IN2から成る。
【0089】すなわち、3個の2進カウンタC21はm
〔m=3〕個のカウンタ回路C1〜Cmの一例であり、
データ入力部Dと反転出力部Qバー(上線を省略する)
が接続された3個のフリップ・フロップ回路から成る。
レジスタR21〜R24はm+1個n個のレジスタ回路R1
〜Rm+1の一例であり、2進カウンタC23と従属接続
された4個のフリップ・フロップ回路から成る。
【0090】また、第3の2進カウンタC23の非反転出
力部Q(=out)が、第1のシフトレジスタR21のデー
タ入力部D(=in1)に接続され、その非反転出力部Q
(=out)が、第2のシフトレジスタR22のデータ入力
部D(=in1)に接続される。さらに、第2のシフトレ
ジスタR22の非反転出力部Q(=out)が、第3のシフ
トレジスタR23のデータ入力部D(=in1)に接続さ
れ、さらに、第3のシフトレジスタR23の非反転出力部
Q(=out)が、第4のシフトレジスタR24のデータ入
力部D(=in1)とラッチ回路L2のデータ入力部D
(=in1)とに接続される。また、シフトレジスタR24
のクロック入力部CK(=in2)が第1の2進カウンタ
C21のクロック入力部CK(=in)に接続され、第4
のシフトレジスタR24の反転出力部Qバー(=out)が
第1のNAND回路N1の第2の入力部in2に接続され
る。
【0091】ラッチ回路L2はラッチ回路13の一例で
あり、1個のフリップ・フロップ回路から成る。また、
ラッチ回路L2の反転出力部Qバー(=out)が第1の
NAND回路N3の第1の入力部in1に接続される。な
お、ラッチ回路L2のクロック入力部CKには、第1の
2進カウンタC21のクロック入力部CKに入力される入
力クロック信号Sinの反転信号を供給する。
【0092】また、第1のNAND回路N3は論理回路
14の一例であり、二入力否定論理積回路から成る。な
お、第1のNAND回路N3を二入力否定論理和回路か
ら構成しても良い。その他の構成及び接続方法は第1の
実施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0093】このようにして、本発明の第2の実施例に
係る1/9分周回路によれば、図7(a)に示すように
3個の2進カウンタC21〜C23と、4個のシフトレジス
タR21〜R24と、1個のラッチ回路L2及び第1のNA
ND回路N3とが具備され、ラッチ回路L2のクロック
入力部CKに、第1の2進カウンタC21のクロック入力
部CKに入力される入力クロック信号Sinの反転信号が
供給される。
【0094】このため、入力クロック信号Sinの第1番
目のパルス信号の立ち下がりに同期して立ち下がるラ
ッチ回路L2のラッチ出力信号XQと、該入力クロック
信号Sinの第6番目のパルス信号の立ち上がりに同期
して立ち上がるレジスタR24のレジスタ出力信号SR4と
に基づいて1/9分周比,デューティ比が50〔%〕の
出力信号Sout =S09を出力することが可能となる。
【0095】なお、図8(a)は1/11分周回路の構成
図である。図8(a)において、1/11分周回路は4個
の2進カウンタC21〜C24が従属接続され、かつ、5個
のシフトレジスタR21〜R25が従属接続される。また、
入力クロック信号Sinに基づくラッチ回路L2のラッチ
出力信号XQとレジスタR25のレジスタ出力信号SR5と
に基づいて1/11分周比,デューティ比が50〔%〕の
出力信号Sout =S011を出力することが可能となる
(図10参照)。
【0096】さらに、図8(b)は1/13分周回路の構
成図である。図8(b)において、1/13分周回路は5
個の2進カウンタC21〜C25が従属接続され、かつ、6
個のシフトレジスタR21〜R26が従属接続される。な
お、入力クロック信号Sinに基づくラッチ回路L2のラ
ッチ出力信号XQとレジスタR26のレジスタ出力信号S
R6とに基づいて1/13分周比,デューティ比が50
〔%〕の出力信号Sout =S013を出力することが可能
となる(図10参照)。
【0097】また、図8(c)は1/15分周回路の構成
図である。図8(c)において、1/15分周回路は6個
の2進カウンタC21〜C26が従属接続され、かつ、7個
のシフトレジスタR21〜R27が従属接続される。なお、
入力クロック信号Sinに基づくラッチ回路L2のラッチ
出力信号XQとレジスタR27のレジスタ出力信号SR7と
に基づいて1/15分周比,デューティ比が50〔%〕の
出力信号Sout =S015を出力することが可能となる
(図10参照)。
【0098】さらに、図9(a)は1/17分周回路の構
成図である。図9(a)において、1/17分周回路は7
個の2進カウンタC21〜C27が従属接続され、かつ、8
個のシフトレジスタR21〜R28が従属接続される。ま
た、入力クロック信号Sinに基づくラッチ回路L2のラ
ッチ出力信号XQとレジスタR28のレジスタ出力信号S
R8とに基づいて1/17分周比,デューティ比が50
〔%〕の出力信号Sout =S017を出力することが可能
となる(図10参照)。
【0099】さらに、図9(b)は1/19分周回路の構
成図である。図9(b)において、1/13分周回路は8
個の2進カウンタC21〜C25が従属接続され、かつ、9
個のシフトレジスタR21〜R29が従属接続される。な
お、入力クロック信号Sinに基づくラッチ回路L2のラ
ッチ出力信号XQとレジスタR29のレジスタ出力信号S
R9とに基づいて1/19分周比,デューティ比が50
〔%〕の出力信号Sout =S019を出力することが可能
となる(図10参照)。
【0100】これにより、本発明の第1の実施例に係る
分周回路と同様に、ゲート回路や論理回路を駆動する場
合であって、そのデジタル制御信号の「H」レベル又は
「L」レベルの期間について、デューティ比=50
〔%〕を必要とする場合に、本発明の第2 の実施例に係
る奇数進カウンタの構成により十分対処することが可能
となる。このことで、高速クロック信号に基づいて動作
をするシステム内部回路を設計する場合に、その中に組
み込むラッチ回路や記憶素子を1/9〜1/19の分周比
であって、デューティ比=50〔%〕の制御信号により
駆動することが可能となり、その動作の安定化を図るこ
とが可能となる。
【0101】(3)第3の実施例の説明 図11は、本発明の第3の実施例に係るプログラマブル分
周回路(選択方式)の構成図であり、図12は、そのプロ
グラム時の入出力信号波形図である。また、図13は、本
発明の第3の実施例に係るプログラマブル分周回路(配
線方式)の構成図であり、図14〜16は、そのプログラム
時の1/3,1/5,1/7分周回路の配線状態図をそ
れぞれ示している。
【0102】なお、第1,第2の実施例と異なるのは第
3の実施例では、予め、3個の2進カウンタC31〜C33
や3個のシフトレジスタR31〜R33間の入・出力部i
n,outにスイッチング素子SW1,SW2を接続し、該ス
イッチング素子SW1,SW2にスイッチング制御信号Sを
供給するのものである(第2の構成方法)。
【0103】例えば、スイッチング制御信号Sの一例と
なる回路選択用制御信号I3,I5,I7に基づいて1
/3,1/5,1/7の分周比のクロック出力信号Sou
t を選択出力するプログラマブル分周回路は、図11にお
いて、3個の2進カウンタC31〜C33,3個のシフトレ
ジスタR31〜R33,ラッチ回路L3,第1,第2のスイ
ッチ回路SW1,SW2,第1,第2のNAND回路N1,
N2及び第1,第2のインバータIN1,IN2から成る。
【0104】すなわち、第1のスイッチ回路SW1はスイ
ッチ素子SWの一例であり、6入力AND−ORインバ
ータ回路N31とインバータIN3から成る。6入力AND
−ORインバータ回路N31の入力部A1,B1,C1が
回路選択用制御信号I3,I5,I7の供給部に接続さ
れ、他の入力部A2が2進カウンタC31,C32の非反転
出力部Qとクロック入力部CKとの接続点に接続され、
入力部B2が2進カウンタC32,C33の非反転出力部Q
とクロック入力部CKとの接続点に接続され、入力部C
2が2進カウンタC33の非反転出力部Qに接続される。
また、6入力AND−ORインバータ回路N31の出力部
xはインバータIN3を介して第2のスイッチ回路SW2の
入力部A2と第1のレジスタR31のデータ入力部Dに接
続される。
【0105】さらに、第2のスイッチ回路SW2はスイッ
チ素子SWの一例であり、6入力AND−ORインバー
タ回路N32とインバータIN4から成る。6入力AND−
ORインバータ回路N32の入力部A1,B1,C1が回
路選択用制御信号I3,I5,I7の供給部に接続さ
れ、他の入力部B2が第1,第2のレジスタンタR31,
R32の非反転出力部Qとデータ入力部Dとの接続点に接
続され、その入力部C2が第2のシフトレジスタR32の
非反転出力部Qに接続される。また、6入力AND−O
Rインバータ回路N32の出力部xはインバータIN4を介
して第3のシフトレジスタR33のデータ入力部Dとラッ
チ回路L3のデータ入力部Dに接続される。
【0106】なお、ラッチ回路L3は第1,第2の実施
例と同様に、その反転出力部Qバー(=out)が第1の
NAND回路N1の第1の入力部in1に接続され、その
クロック入力部CKには、2進カウンタC31のクロック
入力部CKに入力される入力クロック信号Sinの反転信
号を供給する。その他の構成及び接続方法は第1,第2
の実施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0107】このようにして、本発明の第3の実施例に
係るプログラマブル分周回路によれば、図11に示すよう
に、3個の2進カウンタC31〜C33や3個のシフトレジ
スタR31〜R33間に第1,第2のスイッチ回路SW1,S
W2がそれぞれ接続され、該スイッチング回路SW1,SW2
に、回路選択用制御信号I3,I5,I7が供給され
る。
【0108】このため、第1,第2のスイッチ回路SW
1,SW2の駆動制御をすることにより、3個の2進カウ
ンタC31〜C33や3個のシフトレジスタR31〜R33の中
から有効個数をそれぞれ1個,2個又は3個を選択した
場合の出力論理と等価にすることができる。例えば、図
12(a)に示すようなプログラム時の動作タイムチャー
トにおいて、第1,第2のスイッチ回路SW1,SW2に回
路選択用制御信号I3=「H」(ハイ)レベル,I5=
I7=「L」(ロー)レベルを供給すると、2進カウン
タC31の非反転出力部Qの論理信号SQ1と、2進カウン
タC32の非反転出力部Qの論理信号SQ2と、2進カウン
タC33の非反転出力部Qの論理信号SQ3と、回路選択用
制御信号I3=「H」(ハイ)レベル,I5=I7=
「L」(ロー)レベルとの6入力AND−OR論理に基
づく反転信号,すなわち、論理出力信号X01がシフト
レジスタR31のデータ入力部Dと第2のスイッチ回路S
W2に出力される。
【0109】また、論理出力信号X01と、第1のレジ
スタR31の非反転出力部Qの論理信号SR1と、第2のレ
ジスタR32の非反転出力部Qの論理信号SR2との6入力
AND−OR論理に基づく反転信号,すなわち、論理出
力信号X02がラッチ回路L3と第3のシフトレジスタ
R33のデータ入力部Dに出力される。
【0110】これにより、1/3分周比であって,デュ
ーティ比が50〔%〕の出力信号Sout =S03を選択
出力することが可能となる。なお、図12(b)のプログ
ラム時の動作タイムチャートにおいて、第1,第2のス
イッチ回路SW1,SW2に回路選択用制御信号I5=
「H」(ハイ)レベル,I3=I7=「L」(ロー)レ
ベルを供給すると、1/5分周比であって,デューティ
比が50〔%〕の出力信号Sout =S05を選択出力す
ることが可能となる。
【0111】また、図12(c)のプログラム時の動作タ
イムチャートにおいて、第1,第2のスイッチ回路SW
1,SW2に回路選択用制御信号I7=「H」(ハイ)レ
ベル,I3=I5=「L」(ロー)レベルを供給する
と、1/7分周比であって,デューティ比が50〔%〕
の出力信号Sout =S07を選択出力することが可能と
なる。
【0112】これにより、3個の2進カウンタC1〜C
3や3個のシフトレジスタR1〜R3の中から有効個数
をそれぞれ1個,2個又は3個と選択をすることがで
き、1/3分周比,1/5分周比又は1/7分周比であ
って,デューティ比が50〔%〕の出力信号Sout =S
03〜S07を選択出力することが可能となる。
【0113】なお、もっと大きい分周比,1/9,1/
11…を得たい場合には、それに適応した2進カウンタC
1〜Cmやm+1個のシフトレジスタR1〜Rm+1の
セル数を配置し、その間にスイッチング素子SWを接続
する。また、スイッチング素子SWには図3(a)に示
したスイッチ等価回路を実現するような電界効果トラン
ジスタ(MOSFET)により構成しても良い。かかる
場合には、当該電界効果トランジスタのゲートを回路選
択用制御信号I3,I5,I7により駆動制御すること
により、カウンタC1〜C3やシフトレジスタR1〜R
3間を短絡又は開放状態にすることができる。このこと
から、汎用型の分周回路を構成することが可能となる。
【0114】さらに、図13は、本発明の第3の実施例に
係るプログラマブル分周回路(配線方式)の構成図であ
り、図14〜16は、そのプログラム時の1/3,1/5,
1/7分周回路の配線状態図をそれぞれ示している。
【0115】なお、第3の実施例(選択方式)と異なる
のは第3の実施例(配線方式)では、予め、n個の2進
カウンタC1〜Cnやn個のシフトレジスタR1〜Rn
の入・出力部in,outが開放された基本セルを配置
し、2進カウンタC1〜CnやシフトレジスタR1〜R
n間を配線プログラムに基づいて任意に接続するもので
ある(第1の構成方法)。
【0116】例えば、図13において、3個の2進カウン
タC31〜C33間の非反転出力部Q(out),クロック入
力部CK(in)が開放されたカウンタセル21や、3
個のシフトレジスタR31〜R33の非反転出力部Q(ou
t),データ入力部D(in)が開放されたシフトレジ
スタセル22を半導体チップ上に配置する。
【0117】なお、1/3,1/5,1/7分周回路に
共通する回路は予め配線をする。例えば、カウンタセル
21内の各フリップ・フロップ回路のデータ入力部Dと
反転出力部Qバー(上線を省略する)とを接続して置
く。また、第3のシフトレジスタR33のデータ入力部D
とラッチ回路L3のデータ入力部Dとの接続点につき、
例えば、プログラムポイントpを設定する。これによ
り、2進カウンタC31〜C33間及びシフトレジスタR31
〜R33間を,例えば、アルミ配線工程を換えることによ
り任意の分周回路を得る。
【0118】このようにして、本発明の第3の実施例に
係るプログラマブル分周回路(配線方式)によれば、予
め、図13に示すように共通部分のみが接続された3個の
2進カウンタC31〜C33間の非反転出力部Q(out),
クロック入力部CK(in)を開放したカウンタセル2
1や、3個のシフトレジスタR31〜R33の非反転出力部
Q(out),データ入力部D(in)を開放したシフト
レジスタセル22が半導体チップ上に配置され、2進カ
ウンタC31〜C33間及びシフトレジスタR31〜R33間が
配線プログラムに基づいて任意に接続される。
【0119】このため、図14において、例えば、設計要
求に応じて2進カウンタC31の非反転出力部Qと、プロ
グラムポイントpとの間を,例えば、第1のアルミ配線
AL1により選択配線することにより、3個の2進カウン
タC31〜C33や3個のシフトレジスタR31〜R33の中か
ら有効個数として、2進カウンタC31,シフトレジスタ
R33の1個づつを選択をすることが可能となる。これに
より、1/3分周比であって,デューティ比が50
〔%〕の出力信号Sout =S03を選択出力する分周回
路を構成することが可能となる。
【0120】また、図15において、例えば、設計要求に
応じて第1の2進カウンタC31の非反転出力部Qと第2
の2進カウンタC32のクロック入力部CKとを第1のア
ルミ配線AL1により配線をし、第2の2進カウンタC32
の非反転出力部Qと第1のシフトレジスタR31のデータ
入力部Dとを第2のアルミ配線AL2により配線をする。
さらに、第1のシフトレジスタR31の非反転出力部Qと
プログラムポイントpとの間を第3のアルミ配線AL3に
より配線し、また、第1のシフトレジスタR31のクロッ
ク入力部CKを第4のアルミ配線AL4を介して第1の2
進カウンタC31のクロック入力部CKに延在される配線
に接続する。
【0121】なお、第1のシフトレジスタR31のクリア
入力部CLを第5のアルミ配線AL5を介してラッチ回路
L3のクリア入力部CLに延在される配線に接続し、第
2の2進カウンタC32のクリア入力部CLを第6のアル
ミ配線AL6を介して第1の2進カウンタC31のクリア入
力部CLに配線する。
【0122】これにより、3個の2進カウンタC31〜C
33や3個のシフトレジスタR31〜R33の中から有効個数
として、2個の2進カウンタC31,C32と2個のシフト
レジスタR31,R33を選択をすることが可能となる。こ
れにより、1/5分周比であって,デューティ比が50
〔%〕の出力信号Sout =S05を選択出力する分周回
路を構成することが可能となる。
【0123】さらに、図16において、例えば、設計要求
に応じて第1の2進カウンタC31の非反転出力部Qと第
2の2進カウンタC32のクロック入力部CKとを第1の
アルミ配線AL1により配線をし、第2の2進カウンタC
32の非反転出力部Qと第3の2進カウンタC33のクロッ
ク入力部CKとを第2のアルミ配線AL2により配線をす
る。
【0124】また、第3の2進カウンタC33の非反転出
力部Qと第1のシフトレジスタR31のデータ入力部Dと
を第3のアルミ配線AL3により配線をし、第1のシフト
レジスタR31の非反転出力部Qと第2のシフトレジスタ
R32のデータ入力部Dとを第4のアルミ配線AL4により
配線する。さらに、第2のシフトレジスタR32の非反転
出力部Qとプログラムポイントpとの間を第5のアルミ
配線AL5により配線し、第2,第3の2進カウンタC3
2,C33のクリア入力部CLを第6のアルミ配線AL6を
介して第1の2進カウンタC31のクリア入力部CLに配
線する。
【0125】なお、第1, 第2のシフトレジスタR31,
R32のクロック入力部CKを第7,第8のアルミ配線A
L7,AL8を介して第1の2進カウンタC31のクロック入
力部CKに延在される配線に接続する。また、第1,第
2のシフトレジスタR31,R32のクリア入力部CLを第
9,第10のアルミ配線AL9,AL10 を介してラッチ回路
L3のクリア入力部CLに延在される配線に接続する。
【0126】これにより、3個の2進カウンタC31〜C
33や3個のシフトレジスタR31〜R33の全てを選択をす
ることが可能となる。これにより、1/7分周比であっ
て,デューティ比が50〔%〕の出力信号Sout =S0
7を選択出力する分周回路を構成することが可能とな
る。このことから、設計要求に対して柔軟性,かつ、即
応性に富む汎用型の分周回路を構成することが可能とな
る。
【0127】(4)第4,第5の実施例の説明 図17(a),(b)は、本発明の第4の実施例に係る分
周回路の構成図であり、図17(c)は、本発明の第5の
実施例に係る分周回路の構成図をそれぞれ示している。
【0128】例えば、図17(a)において、本発明の第
1の実施例に係る1/(2n+1)分周回路や第2の実
施例に係る1/(2m+1)分周回路24の前段に、任
意の分周比のカウンタ回路23が接続される。カウンタ
回路23は、例えば、高速クロック信号SINを分周した
クロック信号Sinを本発明の第1の実施例に係る1/
(2n+1)分周回路や第2の実施例に係る1/(2m
+1)分周回路24の第1の2進カウンタC11,C21の
クロック入力部CKに出力するものである。
【0129】これにより、当該分周回路24では、高速
クロック信号SINを分周したクロック信号Sinに基づい
て、1/(2n+1)の分周比又は1/(2m+1)の
分周比であって,デューティ比が50〔%〕の出力信号
Sout が出力される。
【0130】また、図17(b)において、本発明の第1
の実施例に係る1/(2n+1)分周回路や第2の実施
例に係る1/(2m+1)分周回路24の後段に、任意
の分周比のカウンタ回路25が接続される。例えば、本
発明の第1の実施例に係る1/(2n+1)分周回路や
第2の実施例に係る1/(2m+1)分周回路24に任
意の周波数fのクロック信号Sinが供給されると、1/
(2n+1)の分周比又は1/(2m+1)の分周比で
あって,デューティ比を50〔%〕に波形成形された出
力クロック信号Sout が出力される。
【0131】これにより、当該カウンタ回路25では、
デューティ比=50〔%〕に波形成形された出力クロッ
ク信号Sout を分周した任意のデューティ比の出力クロ
ック信号SOUT が出力される。
【0132】このようにして、本発明の第4の実施例に
係る分周回路によれば、図17(a),(b)に示すよう
に、本発明の第1の実施例に係る1/(2n+1)分周
回路や第2の実施例に係る1/(2m+1)分周回路2
4の前段又は後段に、任意進数のカウンタ回路23や2
5が接続される。
【0133】このため、予め任意進数のカウンタ回路2
3により当該分周回路24に入力される入力クロック信
号Sinを任意の分周比に分周することができる。また、
当該分周回路24から出力される任意分周比,デューテ
ィ比=50〔%〕の出力クロック信号Sout を任意進数
のカウンタ回路25により任意の分周比に分周すること
が可能となる。
【0134】これにより、高速クロック信号に基づいて
動作をするシステム内部回路を設計する場合であって
も、任意のデューティ比の制御信号により回路素子を駆
動することが可能となり、各種情報処理装置の高性能,
高機能化に寄与するところが大きい。
【0135】なお、図17(c)に示すように本発明の第
1の実施例に係る1/(2n+1)分周回路や第2の実
施例に係る1/(2m+1)分周回路24の前段に、任
意の分周比のカウンタ回路23を接続し、その後段に、
任意の分周比のカウンタ回路25を接続しても良い(本
発明の第5の実施例に係る分周回路)。
【0136】例えば、当該分周回路24では、高速クロ
ック信号SINを分周したクロック信号Sinに基づいて、
1/(2n+1)の分周比又は1/(2m+1)の分周
比であって,デューティ比が50〔%〕の出力信号Sou
t がカウンタ回路25に出力される。また、当該カウン
タ回路25では、デューティ比=50〔%〕に波形成形
された出力クロック信号Sout を分周した任意のデュー
ティ比の出力クロック信号SOUT が出力される。
【0137】これにより、第4の実施例に係る分周回路
に比べて高速クロック信号SINを広範囲なデューティ比
の出力クロック信号SOUT に分周することが可能とな
り、高性能,高機能の情報処理装置を駆動するクロック
発生回路等の提供に寄与するところが大きい。
【0138】なお、本発明の第1〜第5の実施例に係る
分周回路を組み合わせること(第3の構成方法)によ
り、回路規模の縮小化を図りつつ、任意の奇数分の1の
分周比の分周回路を構成することが可能となる。これに
より、高速クロック信号SOUTを多種多様のデューティ
比の出力クロック信号SOUTNに分周することが可能とな
る。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の分
周回路によれば、n〔n=1〜3〕個のカウンタ回路
と、n個のレジスタ回路と、1個のラッチ回路及び論理
回路とが具備され、初段目のカウンタ回路の入力部に入
力される任意の周波数の入力信号の反転信号がラッチ回
路の第2の入力部に供給される。
【0140】このため、ラッチ回路から出力される反転
出力信号と、最終段目のレジスタ回路から出力される反
転出力信号とに基づいて1/3,1/5,1/7分周
比,デューティ比が50〔%〕の出力信号を出力するこ
とが可能となる。
【0141】また、本発明の第2の分周回路によれば、
m〔m=3〜m〕個のカウンタ回路と、m+1個のレジ
スタ回路と、1個のラッチ回路及び論理回路とが具備さ
れ、初段目のカウンタ回路の入力部に入力される任意の
周波数の入力信号の反転信号がラッチ回路の第2の入力
部に供給される。
【0142】このため、ラッチ回路から出力される反転
出力信号と、最終段目のレジスタ回路から出力される反
転出力信号とに基づいて1/9,1/11,1/13…等の
1/(2m+1)分周比,デューティ比が50〔%〕の
出力信号を出力することが可能となる。このことから、
ゲート回路や論理回路を駆動する場合であって、そのデ
ジタル制御信号の「H」レベル又は「L」レベルの期間
について、デューティ比=50〔%〕を必要とする場合
に、本発明に係る奇数進カウンタ回路の構成により十分
対処することが可能となる。
【0143】これにより、第1,第2の分周回路により
高速クロック信号に基づいて動作をするシステム内部回
路を設計する場合に、その中に組み込むラッチ回路や記
憶素子を1/(2n+1)の分周比又は1/(2m+
1)分周比であって、デューティ比=50〔%〕の制御
信号により駆動することが可能となり、その動作の安定
化を図ることが可能となる。
【0144】さらに、本発明の第3の分周回路によれ
ば、n個のカウンタ回路やm個のカウンタ回路間の入・
出力部及び、n個のレジスタ回路やm+1個のレジスタ
回路間の入・出力部にスイッチング素子が接続される。
【0145】このため、スイッチング素子の駆動制御を
することにより、n個又はm個のカウンタ回路やn個又
はm個のレジスタ回路の中から有効個数をそれぞれ選択
をすることができる。このことで、1/(2n+1)又
は1/(2m+1)の分周比であって,デューティ比が
50〔%〕の出力信号を選択出力することが可能とな
る。
【0146】さらに、本発明の第4の分周回路によれ
ば、本発明の第1〜第3の分周回路において、初段目の
カウンタ回路の入力部又はその論理回路の出力部に任意
進数のカウンタ回路が接続される。
【0147】このため、予め任意進数のカウンタ回路に
より初段目のカウンタ回路に入力される入力信号を任意
の分周比に分周することができる。また、論理回路から
出力される任意分周比,デューティ比=50〔%〕の出
力信号を任意進数のカウンタ回路により任意の分周比に
分周することが可能となる。
【0148】また、本発明の第5の分周回路によれば、
本発明の第1〜第4の分周回路において、初段目のカウ
ンタ回路の入力部と論理回路の出力部とに任意進数のカ
ウンタ回路がそれぞれ接続される。
【0149】このため、予め任意進数のカウンタ回路に
より任意の分周比に分周された入力信号が本発明の第1
〜第4の分周回路に供給されると、その論理回路から任
意分周比,デューティ比=50〔%〕の出力信号が出力
され、該出力信号が任意進数のカウンタ回路により任意
の分周比にすることが可能となる。
【0150】さらに、本発明の分周回路の第1の構成方
法によれば、予め、n個のカウンタ回路やm個のカウン
タ回路間の入・出力部を開放した基本セルや、n個のレ
ジスタ回路やm+1個のレジスタ回路間の入・出力部を
開放した基本セルが配置され、カウンタ回路間及びレジ
スタ回路間が配線プログラムに基づいて任意に接続され
る。
【0151】このため、設計要求に応じてカウンタ回路
の出力部と他のカウンタ回路の入力部との間をアルミ配
線工程により選択配線すること、及び、レジスタ回路の
出力部と他のレジスタ回路の入力部との間を同工程によ
り選択配線することにより、n個又はm個のカウンタ回
路やn個又はm個のレジスタ回路の中から有効個数をそ
れぞれ選択をすることが可能となる。これにより、1/
(2n+1)又は1/(2m+1)の分周比であって,
デューティ比が50〔%〕の出力信号を選択出力する分
周回路を構成することが可能となる。
【0152】また、本発明の分周回路の第2の構成方法
によれば、予め、n個のカウンタ回路やm個のカウンタ
回路間の入・出力部及び、n個のレジスタ回路やm+1
個のレジスタ回路間の入・出力部にスイッチング素子が
接続され、該スイッチング素子にスイッチング制御信号
が供給される。
【0153】このため、スイッチング素子を回路選択用
のスイッチング制御信号に基づいて駆動制御をすると、
カウンタ回路の出力部と他のカウンタ回路の入力部との
間を開放又は短絡すること、及び、レジスタ回路の出力
部と他のレジスタ回路の入力部との間を開放又は短絡す
ることができ、n個又はm個のカウンタ回路やn個又は
m個のレジスタ回路の中から有効個数を選択をすること
ができ、1/(2n+1)又は1/(2m+1)の分周
比であって,デューティ比が50〔%〕の出力信号を選
択出力する分周回路を構成することが可能となる。
【0154】なお、本発明の分周回路の第3の構成方法
によれば、本発明の第1〜第5の分周回路が組み合わさ
れて構成される。このため、回路規模の縮小化を図りつ
つ、任意の奇数分の1の分周比の分周回路を構成するこ
とが可能となる。
【0155】これにより、設計要求に対して柔軟性,か
つ、即応性に富む汎用型の分周回路を構成することが可
能となる。また、高速クロック信号を多種多様のデュー
ティ比の出力信号に分周するクロック発生回路等を構成
することができる。このことから、各種情報処理装置の
高性能,高機能化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分周回路の原理図(その1)であ
る。
【図2】本発明に係る分周回路の原理図(その2)であ
る。
【図3】本発明に係る分周回路の原理図(その3)であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例に係る1/3分周回路の
説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る1/5分周回路の
説明図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係る1/7分周回路の
説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る1/9分周回路の
説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係る1/11,1/13,
1/15分周回路の構成図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係る1/17,1/19分
周回路の構成図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る1/11〜1/19分
周回路の入・出力信号波形図である。
【図11】本発明の第3の実施例に係るプログラマブル分
周回路(選択方式)の構成図である。
【図12】本発明の第3の実施例に係るプログラム時の入
出力信号の波形図である。
【図13】本発明の第3の実施例に係るプログラマブル分
周回路(配線方式)の構成図である。
【図14】本発明の第3の実施例に係るプログラム時の1
/3分周回路の配線状態図である。
【図15】本発明の第3の実施例に係るプログラム時の1
/5分周回路の配線状態図である。
【図16】本発明の第3の実施例に係るプログラム時の1
/7分周回路の配線状態図である。
【図17】本発明の第4,第5の実施例に係る分周回路の
構成図である。
【図18】従来例に係る第1の分周回路(3進カウンタ)
の説明図である。
【図19】従来例に係る第2の分周回路(5進カウンタ)
の説明図である。
【符号の説明】
11,13…ラッチ回路、 12,14…論理回路、 SW…スイッチング素子、 Sin…周波数fの入力信号、 Sout …出力信号、 Cn〔n=1〜3〕…n個のカウンタ回路、 Rn〔n=1〜3〕…n個のレジスタ回路、 Cm〔n=3〜m〕…m個のカウンタ回路、 Rm〔m=3〜m+1〕…m+1個のレジスタ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−67052(JP,A) 特開 昭57−199337(JP,A) 特開 昭62−227220(JP,A) 特開 昭63−76617(JP,A) 特開 昭63−79420(JP,A) 特開 昭63−79421(JP,A) 特開 昭63−227119(JP,A) 実開 昭62−93834(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初段の回路の入力部に任意の周波数の入
    力信号が入力され、隣合う回路の出力部と入力部が接続
    されるよう縦続接続されたn個のカウンタ回路と、 初段の回路の第1の入力部が前記n個のカウンタ回路の
    最終段の回路の出力部に接続されると共に、各段の回路
    の第2の入力部が前記n個のカウンタ回路の初段の回路
    の入力部に接続され、隣合う回路の出力部と第1の入力
    部が接続されるよう縦続接続されたn個のレジスタ回路
    と、 第1の入力部が前記n個のレジスタ回路の最終段の回路
    の第1の入力部に接続され、第2の入力部に前記任意の
    周波数の入力信号の反転信号が入力されるラッチ回路
    と、 第1の入力部が前記ラッチ回路の出力部に接続され、第
    2の入力部が前記n個のレジスタ回路の最終段の回路の
    出力部に接続された論理回路と、 前記n個のカウンタ回路の隣合う回路の入・出力部及び
    前記n個のレジスタ回路の隣合う回路の入・出力部にそ
    れぞれ接続され、スイッチング制御信号に応答して前記
    n個のカウンタ回路及び前記n個のレジスタ回路の中か
    らそれぞれ有効個数を選択するスイッチング素子とを具
    備することを特徴とする分周回路。
  2. 【請求項2】 初段の回路の入力部に任意の周波数の入
    力信号が入力され、隣合う回路の出力部と入力部が接続
    されるよう縦続接続されたm個のカウンタ回路と、 初段の回路の第1の入力部が前記m個のカウンタ回路の
    最終段の回路の出力部に接続されると共に、各段の回路
    の第2の入力部が前記m個のカウンタ回路の初段の回路
    の入力部に接続され、隣合う回路の出力部と第1の入力
    部が接続されるよう縦続接続されたm+1個のレジスタ
    回路と、 第1の入力部が前記m+1個のレジスタ回路の最終段の
    回路の第1の入力部に接続され、第2の入力部に前記任
    意の周波数の入力信号の反転信号が入力されるラッチ回
    路と、 第1の入力部が前記ラッチ回路の出力部に接続され、第
    2の入力部が前記m+1個のレジスタ回路の最終段の回
    路の出力部に接続された論理回路と、 前記m個のカウンタ回路の隣合う回路の入・出力部及び
    前記m+1個のレジスタ回路の隣合う回路の入・出力部
    にそれぞれ接続され、スイッチング制御信号に応答して
    前記m個のカウンタ回路及び前記m+1個のレジスタ回
    路の中からそれぞれ有効個数を選択するスイッチング素
    子とを具備することを特徴とする分周回路。
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