JP2674794B2 - タイミング回路 - Google Patents

タイミング回路

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JP2674794B2
JP2674794B2 JP63217799A JP21779988A JP2674794B2 JP 2674794 B2 JP2674794 B2 JP 2674794B2 JP 63217799 A JP63217799 A JP 63217799A JP 21779988 A JP21779988 A JP 21779988A JP 2674794 B2 JP2674794 B2 JP 2674794B2
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広己 齋藤
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば通信機器、電子計算機、計測機器等
に使用されるタイミング回路に関し、特に、分周器とシ
フトレジスタのいずれか一方の動作を選択できるタイミ
ング回路に関する。
[従来の技術] 従来より、例えば、GaAs(ガリウムヒ素)BFL(Buffe
red FET Logic)で構成されたタイミング回路として、
分周器とシフトレジスタの機能を備え、これらを切替え
て使用するようにしたものが知られている。この回路の
構成を第5図に示す。
このタイミング回路は、1/4分周器31と、インバータ3
2、NORゲート33,34,35からなる切替回路37と、直列入力
並列出力シフトレジスタ36とにより構成されている。
切替回路37は、選択信号Sが“1"のとき1/4分周器31
の出力Qを選択してシフトレジスタ36のD端子に導き、
選択信号Sが“0"のとき、入力信号Rを選択してシフト
レジスタ36のD端子に導く。
先ず、選択信号Sが“1"の場合の動作について第6図
のタイミングチャートに基き説明すると、1/4分周器31
のクロック信号CKとなる信号Tは、1/4分周器31で1/4周
期に分周され、信号Qとなる。この信号QはNORゲート3
4,35を介してシフトレジスタ36のD端子に与えられる。
シフトレジスタ36は、信号Tの立下りエッジに同期して
上記Q信号を信号Tの1分周分及び2周期分遅延させ、
夫々出力U,Vとして出力する。即ち、このモードでは、
シフトレジスタ36は出力U,Vとして信号Tの1/4分周出力
を得る分周器として機能する。
次に、選択信号Sが“0"である場合の動作について説
明する。端子Rに入力されたR信号は、NORゲート33,35
を介してシフトレジスタ36のD端子に与えられる。シフ
トレジスタ36は、信号Tの立下りエッジに同期して上記
R信号をTの1周期分及び2周期分遅延させ、夫々出力
U,Vとして出力する。即ち、このモードではシフトレジ
スタ36の出力U,Vとして直列入力される信号Rの2ビッ
ト並列出力U,Vを得る直列入力並列出力シフトレジスタ
として機能する。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のタイミング回路は、分周器、切替回路
及び直列入力並列出力シフトレジスタが独立に構成され
たものとなっているため、素子数が多く、IC内部の専有
面積が増えてしまう。このため、ブロック間の配線に引
迴しが多くなり、動作周波数を十分に高めることができ
ないという欠点があった。特に、高周波領域で使用され
るGaAaのタイミング回路では動作周波数の低下は大きな
性能低下につながるという欠点があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであっ
て、動作周波数を十分に高めることが可能なタイミング
回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るタイミング回路は、選択信号に基いて分
周器とシフトレジスタのいずれか一方として動作をする
タイミング回路において、前記選択信号によって第1の
入力系統と第2の入力系統とを切替える選択回路と、こ
の選択回路で選択された入力系統の信号を第1クロック
信号に同期して保持する第1のラッチ回路と、この第1
のラッチ回路に保持された信号を第2のクロック信号に
同期して保持する第2のラッチ回路と、この第2のラッ
チ回路の出力を入力し所定の段数遅延させるシフトレジ
スタとを具備し、前記シフトレジスタの任意の段の出力
を前記第1の入力系統に帰還させると共に、前記第2の
ラッチ回路の出力と前記シフトレジスタの各段の出力と
を出力データとして取り出すようにしたことを特徴とす
る。
[作用] 選択信号によって第1の入力系統を選択すると、第1,
第2のラッチ回路及びこれに後続するシフトレジスタが
所定段数の遅延回路として動作をし、更に、その出力を
第1の入力系統に帰還させているので、上記段数に応じ
た分周比の分周器として機能する。
一方、選択信号によって第2の入力系統を選択し、第
1、第2のラッチ回路及びこれに後続するシフトレジス
タの各出力を取出すことにより、第2の入力系統に直列
入力されたデータを並列出力するシフトレジスタとして
動作をする。
そして、本発明によれば、上記分周器とシフトレジス
タの構成要素を兼用でき、更に、第1及び第2のラッチ
回路がシフトレジスタの初段を兼用するので、回路素子
数を従来のものに比して大幅に低減させることができ、
回路の専有面積が小さくなるうえ、ブロック間の引き迴
しも少なくできるので、動作周波数を十分に高めること
ができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について添付の図面を参照して
説明する。
先ず、本実施例を説明するに先立ち、本実施例で使用
されるマスタースレーブ型フリップフロップを第1及び
第2図に基き説明する。
第1図は同フリップフロップの構成を示す図である。
図において、インバータ1及びNORゲート2乃至5から
なる選択回路と、NORゲート6,7からなる第1のラッチ回
路とは、マスター部8を構成し、NORゲート9,10からな
る転送回路と、NORゲート11,12からなる第2のラッチ回
路はスレーブ部13を構成している。
信号Aは、選択信号SELで、NORゲート3,5に供給され
ると共に、インバータ1を介してNORゲート2,4に供給さ
れている。選択回路を構成するNORゲート2,4は、信号A
(選択信号SEL)が“1"のとき、入力信号B,Dを信号F
(第1のクロック信号CK1)に同期して通過させるゲー
トである。また、NORゲート3,5は信号Aが“0"のとき、
入力信号C,Eを信号Fに同期して通過させるゲートであ
る。
第1のラッチ回路を構成するNORゲート6,7は夫々の入
力にNORゲート2,3及び4,5の出力を導入すると共に、互
いの出力を入力してNORゲート2,4又はNORゲート3,5の出
力を保持し得るように構成されている。
転送回路を構成するNORゲート9,10はNORゲート6,7の
出力を夫々第2のクロック信号CK2である信号Gに同期
して第2のラッチ回路に転送する。
第2のラッチ回路を構成するNORゲート11,12は、夫々
の入力にNORゲート9,10の出力を導入すると共に、互い
の出力を入力してNORゲート9,10を介して転送された第
1のラッチ回路の出力を保持するものとしている。
このフリップフロップ回路の動作タイミングを第2図
に示す。
先ず、選択信号である信号Aが“1"である場合は、NO
Rゲート2,4がアクティブになる。このため、入力信号B,
Dが選択される。NORゲート6,7は信号F(CK1)の立上り
で上記入力信号B,Dをラッチする。ラッチされた信号
は、信号G(CK2)の立上りでNORゲート9,10を介してNO
Rゲート11,12にラッチされる。
一方、選択信号である信号Aが“0"である場合は、NO
Rゲート3,5がアクティブになる。このため、入力信号C,
Eが選択される。以後のラッチ動作は、信号Aが“1"の
ときと同様である。
従って、第2図に示すように信号F,G、信号B,D及び信
号C,Eが夫々互いの反転した信号であり、信号B,C,D,Eが
信号F,Gに同期していない信号の場合、出力H,Iは、信号
Fの立上り時の信号B,D(信号Aが“1"のとき)又は信
号C,E(信号Aが“0"のとき)を夫々信号Fの1周期だ
け保持した信号となる。
第3図は上記のフリップフロップを使用した本実施例
に係るタイミング回路の構成を示す。この回路は、第1
図に示した構成のフリップフロップ21と、D型フリップ
フロップ22と、2つのインバータ23,24とにより構成さ
れている。フリップフロップ21の選択信号入力端子であ
るA端子には選択信号Lが入力されている。第1の入力
系統である入力端子B,DにはD型フリップフロップ22の
出力,Qが夫々帰還入力されている。
第2図の入力系統である入力端子C,Eには入力信号J
と、インバータ23によるその反転信号とが夫々入力さ
れている。更に、第1,第2のクロック入力端子F,Gに
は、クロック信号Kのインバータ24による反転信号と、
上記クロック信号Kとが夫々与えられている。フリップ
フロップ21の出力端子Hは、D型フリップフロップ22の
D(DATA)端子に入力されている。D型フリップフロッ
プ22のクロック入力端子▲▼には、前記クロック信
号Kが入力されている。そして、フリップフロップ21の
出力Hと、D型フリップフロップ22の出力Qとが、この
タイミング回路の並列M,Nとして取出されるようになっ
ている。
次に、上述の如く構成されたタイミング回路の動作に
ついて、第4図のタイミング図に従って説明する。
先ず、選択信号Lが“1"であると、入力端子B,Dから
の入力が選択される。いま、フリップフロップ21の出力
Hが“0"、D型フリップフロップ22の出力Q,が夫々
“0"、“1"であるとする。この状態でクロック信号Kが
立上がると、D型フリップフロップ22の出力Q,
(“0",“1")はフリップフロップ21の入力端子D,Bを夫
々介してフリップフロップ21のマスター部にラッチさ
れ、フリップフロップ21の出力H(“0")はD型フリッ
プフロップ22のマスター部にラッチされる。
クロック信号Kが立下がると、フリップフロップ21,2
2の各マスター部に保持されたデータは各スレーブ部に
転送される。この結果、フリップフロップ21の出力H
(出力M)は“1"に反転し、D型フリップフロップ22の
出力Q(出力N)は“0"を維持する。
続いて、クロック信号Kが立上ると、D型フリップフ
ロップ22の出力Q,(“0",“1")はフリップフロップ2
1の入力端子D,Bを夫々介してフリップフロップ21のマス
ター部にラッチされ、フリップフロップ21の出力H
(“1")はD型フリップフロップ22のマスター部にラッ
チされる。
クロック信号Kが立下ると、フリップフロップ21,22
の各マスター部に保持されたデータは各スレーブ部に転
送される。この結果、フリップフロップ21の出力H(出
力M)は“1"を維持し、D型フリップフロップ22の出力
Q(出力N)は“1"に反転する。
続くクロック信号Kの立上りでは、D型フリップフロ
ップ22の出力Q,が夫々“1",“0"であるから、これが
次のクロック信号Kの立下りでフリップフロップ21の出
力Hに現れ、更に、その後のクロック信号Kの立下りで
D型フリップフロップ22の出力Qに現れる。
このように、選択信号Lが“1"である場合は、フリッ
プフロップ21,22はクロック信号Kを1/4周期に分周する
分周器として動作をする。
次に、選択信号Lが“0"である場合は、入力端子C,E
からの入力(信号J)が選択される。この場合、信号J
はクロック信号Kの立上りでフリップフロップ21のマス
ター部にラッチされ、立下りでスレーブ部に転送されて
端子Hから出力される。更に、出力Hはクロック信号K
の立上りでD型フリップフロップ22のマスター部にラッ
チされ、立下りでスレーブ部に転送されて、端子Qから
出力される。従って、出力M,Nには信号Jが夫々半周期
及び1周期遅れて現れる。
このように、選択信号Lが“0"である場合は、フリッ
プフロップ21,22はクロック信号Kに同期して直列入力
された信号を並列出力(M,N)する直列入力並列出力シ
フトレジスタとして機能する。
このように、本実施例のタイミング回路によれば、分
周器とシフトレジスタとが同一の素子にて構成されてい
るので、素子数を大幅に減らすことができる。従って、
例えば、この回路をGaAsBFLで構成した場合、極めて高
い動作周波数を得ることができる。
なお、上述した実施例ではフリップフロップ21をNOR
ゲートにて構成したが、これに限らずフリップフロップ
をNANDゲートによって構成することもできる。この場合
には、クロック信号と選択信号を前述した回路とは丁度
反転した関係となるように与えればよい。
また、上記実施例ではD型フリップフロップ2を1段
だけ設けたが、後続するD型フリップフロップの段数を
更に増やし、任意の段の出力を入力に帰還させることに
より、分周比及び出力ビット数を更に大きくすることが
できる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、分周器とシフ
トレジスタとを同一の素子で構成し、入力系統の切替え
によって夫々の機能が実現されるので、回路の素子数を
従来に比して大幅に少なくすることができる。この結
果、チップ面積及びブロック間の配線の引き迴し数を低
減して動作周波数の大幅な向上を図ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に使用されるフリップフロップ
のブロック図、第2図は同フリップフロップのタイミン
グ図、第3図は同実施例に係るタイミング回路を示すブ
ロック図、第4図は同回路のタイミング図、第5図は従
来のタイミング回路のブロック図、第6図は同回路のタ
イミング図である。 1,23,24,32;インバータ、2乃至7,9乃至12,33乃至35;NO
Rゲート、8;マスター部、13;スレーブ部、21;フリップ
フロップ、22;D型フリップフロップ、31;1/4分周器、3
6;直列入力並列出力シフトレジスタ、37;切替回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択信号に基いて分周器とシフトレジスタ
    のいずれか一方として動作をするタイミング回路におい
    て、前記選択信号によって第1の入力系統と第2の入力
    系統とを切替える選択回路と、この選択回路で選択され
    た入力系統の信号を第1クロック信号に同期して保持す
    る第1のラッチ回路と、この第1のラッチ回路に保持さ
    れた信号を第2のクロック信号に同期して保持する第2
    のラッチ回路と、この第2のラッチ回路の出力を入力し
    所定の段数遅延させるシフトレジスタとを具備し、前記
    シフトレジスタの任意の段の出力を前記第1の入力系統
    に帰還させると共に、前記第2のラッチ回路の出力と前
    記シフトレジスタの各段の出力とを出力データとして取
    り出すようにしたことを特徴とするタイミング回路。
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