JP2996653B1 - 天然系繊維材料の抜蝕剤および抜蝕加工方法 - Google Patents

天然系繊維材料の抜蝕剤および抜蝕加工方法

Info

Publication number
JP2996653B1
JP2996653B1 JP26811498A JP26811498A JP2996653B1 JP 2996653 B1 JP2996653 B1 JP 2996653B1 JP 26811498 A JP26811498 A JP 26811498A JP 26811498 A JP26811498 A JP 26811498A JP 2996653 B1 JP2996653 B1 JP 2996653B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disinfectant
parts
natural fiber
guanidine carbonate
fiber material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26811498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000096438A (ja
Inventor
雅彦 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nicca Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nicca Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nicca Chemical Co Ltd filed Critical Nicca Chemical Co Ltd
Priority to JP26811498A priority Critical patent/JP2996653B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2996653B1 publication Critical patent/JP2996653B1/ja
Publication of JP2000096438A publication Critical patent/JP2000096438A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

【要約】 【課題】 アミン、アルカリ金属水酸化物等の危険性の
あるものを抜蝕剤として用いることなく、抜蝕された天
然系繊維材料を得ることができ、型際の極めてシャープ
な透かし模様あるいは起毛品においては型際の極めてシ
ャープな凹凸模様を有し、印捺糊中の染料の変色がな
く、鮮明な色相を有する柄を形成し、意匠性に優れた抜
蝕加工天然系繊維材料を極めて安全に製造することので
きる抜蝕剤および抜蝕方法を提供する。 【解決手段】 炭酸グアニジンを含有する天然系繊維材
料の抜蝕剤、炭酸グアニジンを含有する抜蝕剤を用いる
天然系繊維材料の抜蝕加工方法、および炭酸グアニジン
を含有する抜蝕剤を用いて抜蝕加工された天然系繊維材
料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然系繊維材料の
抜蝕剤および抜蝕加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウールまたは絹と綿、ナイロ
ン、ポリエステル等の異種繊維とを混紡、混繊、交編織
した複合繊維からなる布帛に抜蝕剤を用いて、構成され
ている繊維素材の1つを部分的に除去し、透かし模様を
形成させる加工はオパール加工として知られているが、
この加工では異種繊維間に同色の色彩が得られない、抜
蝕剤により染料が変色する、印捺柄が抜蝕柄と一致しな
い、コストが高い等の問題が挙げられている。
【0003】また、ウールの抜蝕加工においては、ウー
ルと綿からなる布帛に、アミンやアルカリ金属水酸化物
を抜蝕剤として印捺付着させた後、熱処理してウールを
脆化、抜蝕することにより透かし模様を形成させる方法
も知られている。しかしながら、アミンを用いる方法は
熱処理の際に悪臭、発煙等が生じて環境上問題となって
おり、アルカリ金属水酸化物を用いる方法は透かし模様
が単調で、型際のシャープさに欠けること等が問題とな
っている。さらに、印捺糊に染料を含有させ、印捺部の
ウール繊維を染色する際、従来のアミン、アルカリ金属
水酸化物等を抜蝕剤として用いた印捺糊に染料を含有さ
せると、染料が変色し、満足すべき色相が得られないと
いう問題がある。
【0004】また、上記に述べられている従来の方法で
は、特にアミンやアルカリ金属水酸化物を抜蝕色糊に使
用するにあたっては、危険性のないよう、作業の際に特
段の注意を要する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アミン、ア
ルカリ金属水酸化物等の危険性のあるものを抜蝕剤とし
て用いることなく、抜蝕された天然系繊維材料を得るこ
とができ、型際の極めてシャープな透かし模様あるいは
起毛品においては型際の極めてシャープな凹凸模様を有
し、印捺糊中の染料の変色がなく、鮮明な色相を有する
柄を形成し、意匠性に優れた抜蝕加工天然系繊維材料を
極めて安全に製造することのできる抜蝕剤および抜蝕方
法の提供を目的になされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意検討を重ねた結果、抜蝕成分として炭
酸グアニジンを用いることにより、従来の問題点を一掃
できることを見出し、この知見に基づき本発明を完成さ
せた。すなわち、本発明は、炭酸グアニジンを含有する
天然系繊維材料の抜蝕剤、および炭酸グアニジンを含有
する抜蝕剤を用いる天然系繊維材料の抜蝕加工方法を提
供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の抜蝕剤は、炭酸グアニジ
ンを抜蝕成分として含有するものであり、その形態とし
ては、例えば、炭酸グアニジンそのもの、炭酸グアニジ
ンの水溶液、糊ペーストに溶解したもの等が挙げられ、
この抜蝕剤を元糊に配合することによって印捺糊とする
ことができる。その配合量は、抜蝕の対象となる天然系
繊維材料の種類および目標とする抜蝕の程度によって適
宜選択すればよく、特に限定されるものではないが、印
捺糊中に炭酸グアニジンが0.5〜50重量%、好まし
くは1〜40重量%配合されていればよく、かかる範囲
で十分な抜蝕効果が得られる。
【0008】本発明の抜蝕剤は、多価アルコール、ポリ
エチレングリコールまたは非イオン界面活性剤を配合す
ることにより、抜蝕効果が促進される。例えば、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の
多価アルコール、分子量100〜6000のポリエチレ
ングリコール、1級または2級の天然または合成アルコ
ールやグリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ル、ショ糖等の多価アルコールにエチレンオキサイドを
付加した非イオン界面活性剤が挙げられ、これらのうち
ではポリエチレングリコールが好ましく、特に分子量2
00〜5000のポリエチレングリコールが好ましい。
抜蝕剤に配合または印捺糊中に配合されるこれらの多価
アルコール、ポリエチレングリコールまたは非イオン界
面活性剤の量は、印捺糊の粘度が印捺に耐えうる程度の
量であれば問題はないが、通常印捺糊中に1〜20重量
部、好ましくは3〜15重量部であり、この程度である
と印捺糊の粘度変化も少なく、良好な抜蝕効果が得られ
る。
【0009】本発明の抜蝕剤は、通常、元糊に配合した
印捺糊の形に調整して使用される。印捺糊を調整するた
めの元糊としては特に限定されず、通常の各種印捺糊に
用いられる元糊を適宜選択して用いることができる。例
えば、デンプン、アラビアゴム、クリスタルゴム、タマ
リンド、アルギン酸ソーダ等の天然糊料、カルボキシメ
チル繊維素ソーダ、プロピオキシセルロース、アルギン
酸エステル、グアガムエチレンオキサイド付加物、エチ
ルセルロース、メチルセルロース、ブリティッシュガム
等の加工糊料、ポリアクリル酸塩、ポリアクリル酸誘導
体、ポリ酢酸ビニル、アクリル酸エステル−酢酸ビニル
共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラー
ル、ポリウレタン、ポリマレイン酸共重合体塩、非イオ
ン界面活性剤等の合成糊料や合成樹脂エマルジョン、珪
藻土、ケイ酸コロイド等の無機系糊料などの各種糊料
を、各々単独であるいは2種以上を混合して、糊料とし
て用い、これを水または有機溶剤に加えて溶液または分
散液としたもの、水と石油系溶剤との粘液エマルジョン
としたもの、前記2者の混合物など、従来から用いられ
ている元糊を使用することができる。
【0010】上記元糊中には、本発明の抜蝕剤以外に
も、必要に応じて吸着剤、抜染剤、界面活性剤、顔料、
染料、還元防止剤、金属イオン封鎖剤、増量剤、吸湿
剤、浸透剤、電解質、油脂、蛍光増白剤、防腐剤、紫外
線吸収剤、酸化防止剤等の通常の染色用薬剤を適宜配合
することができる。配合できる染料としては、任意の反
応染料を用いることができるが、特に好ましくはアルカ
リに耐え得る染料でキノン系、キノフタロン系の反応染
料が用いられる。
【0011】布帛への印捺糊の印捺は、従来より行われ
ている任意の方法によって行うことができ、模様等の部
分印捺からほぼ全面の印捺まで任意に印捺することがで
きる。また、他の印捺部と一部を重ねて印捺してもよ
い。次に、必要に応じて予備乾燥した後、乾熱または湿
熱処理を施す。これらの処理を行う方法は、特に限定さ
れず、例えば、乾熱処理法としてはオーブンや乾燥機を
用いてベーキングを施す方法や熱プレス機を用いてベー
キングを施す方法等を採用することができ、湿熱処理法
としてはHTスチーマー等を用いてスチーミングを施す
方法などを採用できる。処理条件については、対象とな
る天然系繊維材料の種類によっても異なり、一概には言
えないが、いずれの方法においても90〜150℃程度
の温度で30秒〜60分程度の処理を行えば好ましい効
果を得ることができる。その後、必要に応じて、処理材
料に水洗、ソーピング等の後処理を施し、乾燥する。
【0012】本発明による抜蝕加工された天然系繊維材
料には、当然ながら、抜蝕加工後に通常の染色または捺
染加工を施すこともできる。抜蝕加工での柄、色相とさ
らなる染色または捺染加工での柄、色相との組み合わせ
によって多種多様の高度の意匠効果を付与することも可
能である。本発明に用いられる天然系繊維材料として
は、ウール、絹等の天然ポリアミド繊維、およびこれら
の繊維と綿、レーヨン、ナイロン、ポリエステル等との
複合繊維を素材とした、織物、編物、起毛布、不織布等
が挙げられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではな
い。実施例、比較例中の「部」は「重量部」を表す。 実施例1 ニッカガムAL(アルギン酸ソーダ、日華化学(株)
製)3部、水57部からなる元糊60部中に、水25部
に炭酸グアニジン15部を溶解したものを加えて印捺糊
を調製した。この印捺糊をウール起毛布(白布)上に柄
状に印捺し、乾燥した。次いで、HTスチーマー(HT
−3−550型:辻井染機工業(株)製)を用いて11
0℃で30分間のスチーミング処理を施し、その後、水
洗、ソーピングを経て乾燥した。印捺糊の織物に対する
付着率は、平均120重量%であった。
【0014】かくして得られたウール起毛布は、印捺部
が抜蝕されたことにより、立体柄を呈するものであっ
た。 実施例2 ニッカガムAL(アルギン酸ソーダ、日華化学(株)
製)3部、ポリエチレングリコール(分子量=400)
10部、水47部からなる元糊60部中に、水25部に
炭酸グアニジン15部を溶解したものを加えて印捺糊を
調製した。この印捺糊をウール起毛布(白布)上に柄状
に印捺し、乾燥した。次いで、HTスチーマー(HT−
3−550型:辻井染機工業(株)製)を用いて110
℃で30分間のスチーミング処理を施し、その後、水
洗、ソーピングを経て乾燥した。印捺糊の織物に対する
付着率は、平均120重量%であった。
【0015】かくして得られたウール起毛布は、実施例
1と比較してより深く印捺部が抜蝕され、型際のより明
確な立体柄を呈するものであった。 実施例3 実施例2のポリエチレングリコール(分子量=400)
10部を、ポリエチレングリコール(分子量=100
0)10部に代えた以外は実施例2と同様に処理して、
抜蝕された起毛布を得た。
【0016】かくして得られたウール起毛布は、実施例
2と同様であり、実施例1と比較してより深く印捺部が
抜蝕され、型際のより明確な立体柄を呈するものであっ
た。 実施例4 実施例2のポリエチレングリコール(分子量=400)
10部を、グリセリン10部に代えた以外は実施例2と
同様に処理して、抜蝕された起毛布を得た。
【0017】かくして得られたウール起毛布は、実施例
2に比較して抜蝕効果はやや弱いが、実施例1と比較し
てより深く印捺部が抜蝕され、型際のより明確な立体柄
を呈するものであった。 実施例5 実施例2のポリエチレングリコール(分子量=400)
10部を、ステアリルアルコールのエチレンオキサイド
28モル付加物10部に代えた以外は実施例2と同様に
処理して、抜蝕された起毛布を得た。
【0018】かくして得られたウール起毛布は、実施例
2に比較して抜蝕効果はやや弱いが、実施例1と比較し
てより深く印捺部が抜蝕され、型際のより明確な立体柄
を呈するものであった。 実施例6 ニッカガム3A(加工澱粉、日華化学(株)製)6部、
水54部からなる元糊60部中に、水25部に炭酸グア
ニジン15部を溶解したものを加えて印捺糊を調製し
た。この印捺糊をウール起毛布(白布)上に柄状に印捺
し、乾燥した。次いで、HTスチーマー(HT−3−5
50型:辻井染機工業(株)製)を用いて110℃で3
0分間のスチーミング処理を施し、その後、水洗、ソー
ピングを経て乾燥した。印捺糊の織物に対する付着率
は、平均110重量%であった。
【0019】かくして得られたウール起毛布は、実施例
1と同様であり、印捺部が抜蝕されたことにより、立体
柄を呈するものであった。 実施例7 ニッカガム3A(加工澱粉、日華化学(株)製)6部、
ポリエチレングリコール(分子量=400)10部、水
44部からなる元糊60部中に、水25部に炭酸グアニ
ジン15部を溶解したものを加えて印捺糊を調製した。
この印捺糊をウール起毛布(白布)上に柄状に印捺し、
乾燥した。次いで、HTスチーマー(HT−3−550
型:辻井染機工業(株)製)を用いて110℃で30分
間のスチーミング処理を施し、その後、水洗、ソーピン
グを経て乾燥した。印捺糊の織物に対する付着率は、平
均110重量%であった。
【0020】かくして得られたウール起毛布は、実施例
2と同様であり、実施例1と比較してより深く印捺部が
抜蝕され、型際のより明確な立体柄を呈するものであっ
た。 比較例1 実施例6において、炭酸グアニジン15部に代えて48
%水酸化ナトリウム水溶液15部を用いた以外は、実施
例6と同様にして抜蝕加工した。
【0021】この加工では、抜蝕加工されたウール起毛
布は得られたが、抜蝕部のエッジングが不十分であっ
た。水酸化ナトリウムの添加量を増やすと、エッジング
効果は大きくなるものの、糊の粘度が保てなくなった。 比較例2 実施例6において、炭酸グアニジン15部に代えてトリ
エタノールアミン15部を用いた以外は、実施例6と同
様にして抜蝕加工した。
【0022】この加工では、抜蝕加工されたウール起毛
布は得られたが、抜蝕部でのエッジングが不十分であっ
た。また、熱処理の際に著しい悪臭、発煙等が発生し
た。 実施例8 ニッカガムAL(アルギン酸ソーダ、日華化学(株)
製)3部、ポリエチレングリコール(分子量=400)
10部、水47部からなる元糊60部中に、水23部に
炭酸グアニジン15部、反応染料(C.I. Reac
tive Red21)2部を溶解したものを加えて赤
色の印捺糊を調製した。ウール起毛布(白布)上にこの
印捺糊を柄状に印捺し、乾燥した。次いで、HTスチー
マー(HT−3−550型:辻井染機工業(株)製)を
用いて110℃で30分間のスチーミング処理を施し、
その後、水洗、ソーピングを経て乾燥した。印捺糊のウ
ール起毛布に対する付着率は、平均120重量%であっ
た。
【0023】かくして得られたウール起毛布は、印捺部
が抜蝕され、染色されたことにより、凹部が鮮明な赤色
に染色された立体柄を呈するものであった。 実施例9 ニッカガム3A(加工澱粉、日華化学(株)製)6部、
ポリエチレングリコール(分子量=400)10部、水
44部からなる元糊60部中に、水25部に炭酸グアニ
ジン15部、反応染料(C.I. Reactive
Red 21)2部を溶解したものを加えて赤色の印捺
糊を調製した。ウール起毛布(白布)上にこの印捺糊を
柄状に印捺し、乾燥した。次いで、HTスチーマー(H
T−3−550型:辻井染機工業(株)製)を用いて1
10℃で30分間のスチーミング処理を施し、その後、
水洗、ソーピングを経て乾燥した。印捺糊のウール起毛
布に対する付着率は、平均110重量%であった。
【0024】かくして得られたウール起毛布は、実施例
8と同様であり、印捺部が抜蝕され、染色されたことに
より、凹部が鮮明な赤色に染色された立体柄を呈するも
のであった。 比較例3 実施例9において、炭酸グアニジン15部に代えて48
%水酸化ナトリウム水溶液15部を用いた以外は、実施
例9と同様にして抜蝕加工した。
【0025】この加工では、抜蝕加工されたウール起毛
布は得られたが、抜蝕部のエッジングが不十分で、赤色
の変色も大きいものであった。水酸化ナトリウムの添加
量を増やすと、エッジング効果は大きくなるものの、糊
の粘度が保てなくなった。 比較例4 実施例9において、炭酸グアニジン15部に代えてトリ
エタノールアミン15部を用いる以外は、実施例9と同
様に抜蝕加工した。
【0026】この加工では、抜蝕加工されたウール起毛
布は得られたが、抜蝕部でのエッジングが不十分で、赤
色の変色も大きいものであった。また、熱処理の際に著
しい悪臭、発煙等が発生した。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、型際のシャープな透か
し模様および凹凸模様を有し、また色糊中の染料変色が
なく、鮮明な色相を有する柄部が形成され、意匠性に優
れた抜蝕加工天然系繊維材料を簡易に、かつ、安全に提
供できる。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸グアニジンを含有する天然系繊維材
    料の抜蝕剤。
  2. 【請求項2】 炭酸グアニジンおよびポリエチレングリ
    コールを含有する請求項1記載の抜蝕剤。
  3. 【請求項3】 炭酸グアニジンを含有する抜蝕剤を用い
    る天然系繊維材料の抜蝕加工方法。
  4. 【請求項4】 炭酸グアニジンおよびポリエチエレング
    リコールを含有する抜蝕剤を用いる、請求項3記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 炭酸グアニジンを含有する抜蝕剤を印捺
    糊中に混合して用いる、請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 炭酸グアニジンを含有する抜蝕剤および
    ポリエチレングリコールを印捺糊中に混合して用いる、
    請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 炭酸グアニジンが印捺糊中に0.5〜5
    0.0重量%の量で含まれる、請求項3〜6のいずれか
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 印捺糊を印捺し、次いで乾熱処理または
    湿熱処理を施す、請求項3〜7のいずれかに記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 天然系繊維材料が天然ポリアミド繊維ま
    たはこれらの繊維と他の繊維との複合繊維からなる、請
    求項3〜8のいずれかに記載の方法。
JP26811498A 1998-09-22 1998-09-22 天然系繊維材料の抜蝕剤および抜蝕加工方法 Expired - Fee Related JP2996653B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26811498A JP2996653B1 (ja) 1998-09-22 1998-09-22 天然系繊維材料の抜蝕剤および抜蝕加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26811498A JP2996653B1 (ja) 1998-09-22 1998-09-22 天然系繊維材料の抜蝕剤および抜蝕加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2996653B1 true JP2996653B1 (ja) 2000-01-11
JP2000096438A JP2000096438A (ja) 2000-04-04

Family

ID=17454091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26811498A Expired - Fee Related JP2996653B1 (ja) 1998-09-22 1998-09-22 天然系繊維材料の抜蝕剤および抜蝕加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2996653B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4563666B2 (ja) * 2003-10-24 2010-10-13 セーレン株式会社 模様が形成された繊維布帛の製造方法
JP5823120B2 (ja) * 2010-12-28 2015-11-25 セーレン株式会社 セルロース繊維含有布帛の加工方法およびセルロース繊維を含有する加工布帛

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000096438A (ja) 2000-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2996654B1 (ja) 合成系繊維材料の抜蝕剤および抜蝕加工方法
JP2996653B1 (ja) 天然系繊維材料の抜蝕剤および抜蝕加工方法
JP3228919B2 (ja) 天然系繊維材料の抜蝕剤、抜蝕加工方法及び抜蝕加工天然系繊維材料
JP2017020147A (ja) 改質ポリエステル繊維を含む抜蝕加工織編物及びその製造方法
JP3228918B2 (ja) 合成系繊維材料の抜蝕剤、抜蝕加工方法及び抜蝕加工合成系繊維材料
JP3264905B2 (ja) 合成系繊維材料用抜染剤、抜染加工方法及び抜染加工合成系繊維材料
JP2977546B1 (ja) 合成系繊維材料用抜染剤、抜染加工方法および抜染加工合成系繊維材料
JP5037081B2 (ja) 抜蝕及び抜染加工された合成繊維材料の製造方法
CN110437675A (zh) 一种活性墨水及多组分纤维织物的数码印花方法
JP2002069318A (ja) 樹脂組成物、エッチング捺染剤及びそれを用いた捺染方法
JP2942917B2 (ja) 抜蝕加工ポリエステル系繊維布帛の製造方法
JP2008308771A (ja) アセテート系繊維材料用のケン化剤、アセテート系繊維材料のケン化加工方法およびケン化加工されたアセテート系繊維材料
JP4767451B2 (ja) セルロース系繊維とポリエステル系繊維とからなる繊維製品の捺染方法
JPS6385186A (ja) セルロ−ス系繊維布帛の染色方法
JP3807967B2 (ja) 立体柄模様を有する立毛布帛とその製造方法
JP2010163719A (ja) ポリ乳酸繊維と綿又はセルロース系繊維との複合繊維構造物に対するシルケット加工方法
KR100776603B1 (ko) 폴리아마이드 인공피혁의 나염방법
KR100359469B1 (ko) 폴리올레핀 부직포의 날염처리방법
JPH0782674A (ja) アセテートとセルロースを含む繊維製品の捺染方法
KR100248118B1 (ko) 톤을 가지는 직물의 제조방법
JPH07292569A (ja) 生地の漂白プリント方法及びその生地
JP2997836B2 (ja) 合成繊維構造物の収縮加工用組成物及び収縮加工方法
JPWO2007029476A1 (ja) セルロース繊維布帛の抜染プリント物の製造方法
JPH09132883A (ja) 抜蝕加工ポリエステル系繊維布帛及びその製造方法
JPS5953399B2 (ja) 有孔布帛の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071029

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees