JP2992610B2 - 出隅しぼり加工の鋼板パネル - Google Patents
出隅しぼり加工の鋼板パネルInfo
- Publication number
- JP2992610B2 JP2992610B2 JP7172996A JP17299695A JP2992610B2 JP 2992610 B2 JP2992610 B2 JP 2992610B2 JP 7172996 A JP7172996 A JP 7172996A JP 17299695 A JP17299695 A JP 17299695A JP 2992610 B2 JP2992610 B2 JP 2992610B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- wall
- panel
- wall panel
- steel plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この出願発明は、浴室ユニット、
トイレユニット、シャワ−ユニット等のユニットル−ム
の側壁面を構成する壁パネル、特に隅角部に使用される
壁パネル関するものである。
トイレユニット、シャワ−ユニット等のユニットル−ム
の側壁面を構成する壁パネル、特に隅角部に使用される
壁パネル関するものである。
【０００２】
【従来の技術】住宅などの浴室、便所、シャワ−室等は
ユニット化が進み、これらの施工は、工場で予め製作し
たユニットパネルを施工現場に搬送し、現場で組み立て
ている。そして、壁面は壁パネルの接続により形成され
ており、隅角部における壁面、あるいは柱を避けるため
の壁面は、二枚の壁パネルを直角に突き合わせ、適宜間
隔で両壁パネルにアングル材等の連結金具を渡し、ボル
ト等で固定することによって壁面を組み立てていたり、
あるいは鋼板パネルを直角に折り曲げ加工して予め隅角
部用の壁パネルを製作し、この壁パネルを使用して壁面
を組み立てていた。
ユニット化が進み、これらの施工は、工場で予め製作し
たユニットパネルを施工現場に搬送し、現場で組み立て
ている。そして、壁面は壁パネルの接続により形成され
ており、隅角部における壁面、あるいは柱を避けるため
の壁面は、二枚の壁パネルを直角に突き合わせ、適宜間
隔で両壁パネルにアングル材等の連結金具を渡し、ボル
ト等で固定することによって壁面を組み立てていたり、
あるいは鋼板パネルを直角に折り曲げ加工して予め隅角
部用の壁パネルを製作し、この壁パネルを使用して壁面
を組み立てていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、二枚の壁パネ
ルを直角に突き合わせて組み立てる隅角部の壁面は、二
枚の壁パネルを連結する金具等部品点数が多くなり、組
み立てに手間と時間を要して作業能率が悪かった。ま
た、鋼板パネルを折り曲げ加工した隅角部用の壁パネル
による壁面は、組み立ての手間が少なく、施工も短縮さ
れるが、切り口が露出されているためにその部分から錆
が生じ、壁パネルが腐食することがあった。
ルを直角に突き合わせて組み立てる隅角部の壁面は、二
枚の壁パネルを連結する金具等部品点数が多くなり、組
み立てに手間と時間を要して作業能率が悪かった。ま
た、鋼板パネルを折り曲げ加工した隅角部用の壁パネル
による壁面は、組み立ての手間が少なく、施工も短縮さ
れるが、切り口が露出されているためにその部分から錆
が生じ、壁パネルが腐食することがあった。
【０００４】この出願発明は、従来技術の有するこのよ
うな問題点を解決するためになされたものであり、浴
室、便所、シャワ−室等、ユニットル−ムの隅角部にお
ける壁面を、組立の工程を少なくし、腐食することのな
い耐久性のある隅角部壁パネルによって壁面を形成する
ことを目的とするものである。
うな問題点を解決するためになされたものであり、浴
室、便所、シャワ−室等、ユニットル−ムの隅角部にお
ける壁面を、組立の工程を少なくし、腐食することのな
い耐久性のある隅角部壁パネルによって壁面を形成する
ことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この出願発明はこの目的
を達成するために、鋼板パネルを使用し、平鋼板に切り
欠き部を設け、この切り欠き部を中心として、切り口が
露出しないように折り曲げて隅角部用の壁パネルとする
ものである。
を達成するために、鋼板パネルを使用し、平鋼板に切り
欠き部を設け、この切り欠き部を中心として、切り口が
露出しないように折り曲げて隅角部用の壁パネルとする
ものである。
【０００６】この出願発明は、鋼板による壁パネルを、
平鋼板に切り欠き部を設けて折り曲げているために、切
り口が露出することがなく、切り口からの錆を防ぐこと
ができ、耐久性のある壁パネルを製作することができ
る。
平鋼板に切り欠き部を設けて折り曲げているために、切
り口が露出することがなく、切り口からの錆を防ぐこと
ができ、耐久性のある壁パネルを製作することができ
る。
【０００７】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。図１は、隅角部に使用する壁パネルをしぼり加工に
よって成形するための切り欠き部を設けた平鋼板を示す
平面図である。図２は、切り欠き部を設けた平鋼板を、
図１に示す折り曲げ部から折曲して成形した隅角部用の
壁パネルを示す斜視図である。図３は、従来技術による
鋼板材からなる隅角部用の壁パネルを示す斜視図であ
る。
る。図１は、隅角部に使用する壁パネルをしぼり加工に
よって成形するための切り欠き部を設けた平鋼板を示す
平面図である。図２は、切り欠き部を設けた平鋼板を、
図１に示す折り曲げ部から折曲して成形した隅角部用の
壁パネルを示す斜視図である。図３は、従来技術による
鋼板材からなる隅角部用の壁パネルを示す斜視図であ
る。
【０００８】この出願発明の隅角部用の壁パネルＢは、
図１に示されるように、平鋼板Ａに切り欠き部１を設
け、平鋼板の側端縁４に対し平行で、かつ切り欠き部１
の底面５から２〜３ｍｍ程離れたところに第１の折り曲
げ部２を、また切り欠き部１の底面５に対して直角で、
かつ切り欠き部５の一方の側縁から２〜３ｍｍ程離れた
ところに第２の折り曲げ部３を形成する。
図１に示されるように、平鋼板Ａに切り欠き部１を設
け、平鋼板の側端縁４に対し平行で、かつ切り欠き部１
の底面５から２〜３ｍｍ程離れたところに第１の折り曲
げ部２を、また切り欠き部１の底面５に対して直角で、
かつ切り欠き部５の一方の側縁から２〜３ｍｍ程離れた
ところに第２の折り曲げ部３を形成する。
【０００９】そして、この平鋼板Ａをしぼり加工によ
り、第１の折り曲げ部２と、第２の折り曲げ部３を折曲
加工して、図２に示すように切り欠き部による切り口１
が露出されない隅角部用壁パネルＢが成形される。
り、第１の折り曲げ部２と、第２の折り曲げ部３を折曲
加工して、図２に示すように切り欠き部による切り口１
が露出されない隅角部用壁パネルＢが成形される。
【００１０】壁パネルＢは、鋼板の表面に、下地ボ−ド
にタイルが張り付けられたタイルパネル等の仕上材が、
また裏面には角パイプフレ−ム等の補強材が取り付けら
れている。
にタイルが張り付けられたタイルパネル等の仕上材が、
また裏面には角パイプフレ−ム等の補強材が取り付けら
れている。
【発明の効果】この出願発明は、隅角部用の壁パネル
を、平鋼板パネルに設けた切り欠き部の底面から少し離
れたところより側端縁に対し平行に、また切り欠き部の
一方の側面から他方の側面方向に少し離れたところより
側面と平行に折り曲げて隅角部用の壁パネルとしたの
で、この壁パネルをユニットル−ムにおける隅角部ある
いは建築物の柱廻りに使用しても、切り口が露出するこ
とがないので、従来技術の切り口の露出からくる錆も生
じることがない。
を、平鋼板パネルに設けた切り欠き部の底面から少し離
れたところより側端縁に対し平行に、また切り欠き部の
一方の側面から他方の側面方向に少し離れたところより
側面と平行に折り曲げて隅角部用の壁パネルとしたの
で、この壁パネルをユニットル−ムにおける隅角部ある
いは建築物の柱廻りに使用しても、切り口が露出するこ
とがないので、従来技術の切り口の露出からくる錆も生
じることがない。
【図１】隅角部に使用する壁パネルを成形する平鋼板を
示す平面図。
示す平面図。
【図２】平鋼板を折曲して成形した隅角部用の壁パネル
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図３】従来技術による鋼板からなる隅角部用の壁パネ
ルを示す斜視図
ルを示す斜視図
Ａ 平鋼板パネル Ｂ 隅角部用壁パネル Ｃ 従来の隅角部用壁パネル １ 切り欠き部 ２ 第１の折り曲げ部 ３ 第２の折り曲げ部 ４ 側端縁 ５ 切り欠き部における底面
Claims (1)
- 【請求項１】 鋼板パネルの一側面に切り欠き部を設
け、切り欠き部の底面から僅かに離れた折り曲げ部で、
さらに切り欠き部の一方の側面から僅かに離れた折り曲
げ部でそれぞれ折曲された隅角部用壁パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172996A JP2992610B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 出隅しぼり加工の鋼板パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172996A JP2992610B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 出隅しぼり加工の鋼板パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094246A JPH094246A (ja) | 1997-01-07 |
| JP2992610B2 true JP2992610B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=15952258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7172996A Expired - Lifetime JP2992610B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 出隅しぼり加工の鋼板パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2992610B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP7172996A patent/JP2992610B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH094246A (ja) | 1997-01-07 |
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