JP2985238B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2985238B2
JP2985238B2 JP2168076A JP16807690A JP2985238B2 JP 2985238 B2 JP2985238 B2 JP 2985238B2 JP 2168076 A JP2168076 A JP 2168076A JP 16807690 A JP16807690 A JP 16807690A JP 2985238 B2 JP2985238 B2 JP 2985238B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ等の画像
形成装置に関する。
〔従来の技術〕
電子写真方式の複写機、プリンタ等の画像形成装置に
よると、画像形成は次のように行われる。
すなわち、帯電手段により表面が一様な電位となるよ
うに帯電させた静電潜像担持体に、複写、プリントすべ
き画像に対応して画像露光し、これによって前記像担持
体上に形成されると静電潜像を現像装置により現像して
可視像とし、この可視像を転写材上へ転写し、定着す
る。
この場合、静電潜像担持体上の現像剤はすべて転写材
に転写されることはなく、通常、転写効率は80〜90%程
度であり、10〜20%程度の現像剤が転写されずに残留す
る。この残留現像剤は、一般に、クリーニング装置によ
り除去される。
前記クリーニング装置としては、ウェブ摺擦タイプ、
ファーブラジタイプ、ローラタイプ、ブレードタイプの
ものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来クリーニング装置には、次のような
問題がある。
クリーニング装置の存在によって画像形成装置の小
形化、低価格化に限度である。
除去した現像剤が廃棄されるときには現像剤の損失
が大きく、再利用するときには、これを現像装置へ戻す
手段を別途付加しなければならない。
除去した現像剤を廃棄するにせよ、現像装置へ戻す
にせよ、除去した現像剤を一旦回収する容器とその設置
スペースが必要となり、それだけ画像形成装置が大形化
する(特開昭56−143477号参照)。
装置の大形化を避けるため、或いは使い捨てタイプ
のクリーニング装置においてその大形化を避けるため、
前記回収容器を小形にすると、特に低現像剤消費の画像
(現像剤による着色の少ない画像)を形成した場合、実
質残留現像剤量が多くなるので、該回収容器が短時間の
使用で満杯になり、現像剤こぼれが生じる。
そこで本発明は、静電潜像担持体を帯電装置により帯
電させたのち画像露光して該像担持体上に静電潜像を形
成し、該潜像を現像装置により現像して可視像とし、該
可視像を転写材へ転写する画像形成装置において、前記
従来のクリーニング装置を省略して該クリーニング装置
による前記従来問題点を解消し、しかも、静電潜像担持
体上の残留現像剤を実用上差し支えない程度まで除去
し、再利用できるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的に従い、静電潜像担持体を帯電装置
により帯電させたのち画像露光して該像担持体上に静電
潜像を形成し、該潜像を現像装置により現像して可視像
とし、該可視像を転写材へ転写する画像形成装置におい
て、前記帯電装置が前記像担持体に接触する帯電部材お
よび前記帯電部材に臨む回収部材を備えており、前記現
像装置ならびに前記帯電部材および回収部材には電圧印
加手段が接続されており、該電圧印加手段は、画像形成
時、前記現像装置が前記静電潜像を現像し、前記帯電部
材が前記像担持体を帯電させるとともに前記転写のあと
に該像担持体上に残留する現像剤を除去し、前記回収部
材が該除去現像剤を回収保持し、非画像形成時には、前
記回収部材上の現像剤が前記帯電部材および前記像担持
体を介して前記現像装置へ回収されるように印加電圧を
制御できることを特徴とする画像形成装置を提供するも
のである。
〔作 用〕
本発明装置によると、画像形成時、前記静電潜像担持
体は帯電装置の帯電部材により一様に帯電したのち画像
露光され、静電潜像が形成される。この潜像は現像装置
により現像されて可視像となり、この可視像は転写材へ
転写され、定着される。該転写後、静電潜像担持体に残
留する現像剤は、帯電を行っている前記帯電部材に掻き
落とされつつ保持され、引き続き該帯電部材からこれに
臨む回収部材へ移行し、そこに保持される。
一方、非画像形成時には、各部への印加電圧制御によ
り、前記回収部材上の現像剤を帯電部材上へ移行させ、
そこから静電潜像担持体上に付着させ、さらにそこから
現像装置へ回収できる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は一実施例であるプリンタの概略構成を示して
いる。
このプリンタは図中時計方向に回転駆動される感光体
ドラム1を備えており、該ドラムの周囲には現像装置
3、回転接触タイプの帯電部材である導電性ファーブラ
シ8および転写チャージャ6を備えている。ファーブラ
シ8は体積抵抗102〜106Ωcmであり、感光体ドラム1表
面に接触して図中時計方向に回転駆動される。このファ
ーブラシ8には回収部材である回収ローラ7が接触して
おり、該ローラも図中時計方向に回転駆動される。な
お、図中、5は用紙案内ローラ対である。
現像装置3は図中反時計方向に回転駆動される現像ス
リーブ31を備えており、該スリーブはケーシング32内に
収容された正帯電性トナーTを付着量0.6mg/cm2、帯電
量20μc/gに調整された均一トナー層の状態で現像領域
へ搬送する。
現像スリーブ31、ファーブラシ8および回収ローラ7
には、第2図に示すように、電圧印加装置9が接続され
ている。この装置9は、現像スリーブ31に電源切換部91
を介して接続された電源Vb1(−200V)および電源Vb
2(−400V)、ファーブラシ8に電源切換部92を介して
接続された電源Vc1(−1KV)およびVc2(+500V)、回
収ローラ7に電源切換部93を介して接続された電源Vr1
(−1.5KV)および電源Vr2(+900V)、ならびに電源切
換部91、92および93を切換制御する制御部94を含んでい
る。
以上説明したプリンタによると、画像形成時には、第
2図に示すように、電圧印加装置9における制御部94が
現像スリーブ31には電源Vb1を、ファーブラシ8には電
源Vc1を、回収ローラ7には電源Vr1をそれぞれ接続す
る。
このようにバイアス電圧が各部に印加された状態で、
感光体ドラム1、ファーブラシ8および回収ローラ7が
それぞれ図上時計方向に回転駆動されるとともに現像ス
リーブ31が反時計方向に回転駆動される。
感光体ドラム1はVc1=−1KVの電圧を印加されたファ
ーブラシ8により均一に表面電位Vo約−600Vに帯電す
る。このように帯電した感光体ドラム1表面に図示しな
い露光装置から画像露光2され、露光部の電位は光量に
応じて低下し、かくして静電潜像が形成される。
この静電潜像は現像バイアス電圧Vb1=−200Vが印加
された現像スリーブ31上のトナーTによって現像され可
視化される、この可視像は図示しない転写紙供給装置か
ら供給されてくる転写紙4に転写チャージャ6によって
転写されたのち、図示しない定着器により該用紙上に定
着される。
前記転写後、感光体ドラム1上に残留する残留トナー
は、ドラム1の回転にともなってファーブラシ8に到来
し、ここで該ファーブラシ8によりドラム1表面から掻
き取られつつ該ブラシに電気的に吸引される。同時に、
ブラシ8はドラム1表面を均一に表面電位Vo約−600Vに
帯電していく。ファーブラシ8に吸引された残留トナー
TはVr1=−1.5KVの回収バイアス電圧を印加された回収
ローラ7上に電気的に吸引され、該ローラ上に保持され
る。かくして画像形成が行われるとともに、転写後、感
光体ドラム1上に残留するトナーTはファーブラシ8を
経て回収ローラ7上に保持され、脱落したり、周囲に飛
散することがない。また、残留トナーTがローラ7に保
持されるので、画像形成中、残留トナーの影響をうける
ことなく、適切な帯電および露光を行える。
次に非画像形成時の動作について説明する。非画像形
成時には、第3図に示すように、電圧印加装置9におけ
る制御部94が各電源切換部を切換操作して現像スリーブ
31には電源Vb2を、ファーブラシ8には電源Vc2を、回収
ローラ7には電源Vr2をそれぞれ接続する。
かくして回収スリーブ7上に保持されていた現像剤は
この回収ローラにバイアス電圧Vr2=+900Vが印加され
るとともにファーブラシ8に電圧Vc2=+500Vが印加さ
れることにより、回収ローラ7上からファーブラシ8に
掻き取られつつ該ブラシ8上に移行し、引き続き感光体
ドラム上1に付着する。感光体ドラム1上に付着したト
ナーTはバイアス電圧Vb2=−400Vを印加された現像ス
リーブ31に移行し、現像装置3内に回収される。
なお、第4図に2枚連続プリントを行うときの制御部
94による各バイアスの切換タイミングを示している。
このタイミングチャートから分かるように、非画像形
成時、すなわち、画像形成装置を始動させるとき、およ
び停止させる前に各部の予備回転を行うときや、プリン
タ動作とプリンタ動作の間には電源Vb2、Vc2およびVr2
が使用され、画像形成時には電源Vb1、Vc1およびVr1
使用される。
以上説明したプリントによると、感光体ドラム1上か
ら残留トナーTを除去するにあたって、従来型のクリー
ニング装置や除去した現像剤を一旦回収する容器が不要
であるから、プリンタの小形化、低価格化が実現でき
る。また、感光体ドラム1上の残留トナーTは、画像形
成時、回収ローラ7に一時的に保持されるだけであり、
非画像形成時に再び現像装置3へ戻されるので、残留ト
ナーTが回収ローラ7上に一杯になってこぼれるという
ような恐れがなく、さらに、残留トナーTを現像装置3
へ回収して再利用される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によると、静電潜像担持体
を帯電装置により帯電させたのち画像露光して該像担持
体上に静電潜像を形成し、該潜像を現像装置により現像
して可視像とし、該可視像を転写材へ転写する画像形成
装置において、従来型クリーニング装置を省略して該ク
リーニング装置を使った場合に生じる問題点を解消し、
しかも、静電潜像担持体上の残留現像剤を実用上差し支
えない程度まで除去でき、且つ、そのこぼれ落ちの恐れ
がなく、再利用もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部の概略構成図、第2図
は画像形成時における電圧印加装置による各部への電圧
印加状態および残留トナーの移行状態を示す説明図、第
3図は非画像形成時における同様の説明図、第4図は電
圧印加装置中の制御部の指示に基づくバイアス電源切換
状態を示すタイミングチャートである。 1……感光体ドラム 3……現像装置 4……用紙 8……帯電用ファーブラシ 7……回収ローラ 9……電圧印加装置 91、92、93……電源切換部 94……制御部 Vb1、Vb2……電源 Vc1、Vc2……電源 Vr1、Vr2……回収ローラへ接続される電源
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−81853(JP,A) 特開 昭58−72981(JP,A) 特開 平3−4283(JP,A) 特開 昭61−42669(JP,A) 特開 昭54−24640(JP,A) 特開 昭59−165085(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/02 G03G 15/22 - 15/24 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/14 G03G 21/10 - 21/14 G03G 15/08 507

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像担持体を帯電装置により帯電させ
    たのち画像露光して該像担持体上に静電潜像を形成し、
    該潜像を現像装置により現像して可視像とし、該可視像
    を転写材へ転写する画像形成装置において、前記帯電装
    置が前記像担持体に接触する帯電部材および前記帯電部
    材に臨む回収部材を備えており、前記現像装置ならびに
    前記帯電部材および回収部材には電圧印加手段が接続さ
    れており、該電圧印加手段は、画像形成時、前記現像装
    置が前記静電潜像を現像し、前記帯電部材が前記像担持
    体を帯電させるとともに前記転写のあとに該像担持体上
    に残留する現像剤を除去し、前記回収部材が該除去現像
    剤を回収保持し、非画像形成時には、前記回収部材上の
    現像剤が前記帯電部材および前記像担持体を介して前記
    現像装置へ回収されるように印加電圧を制御できること
    を特徴とする画像形成装置。
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