JP3030188B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3030188B2
JP3030188B2 JP5239933A JP23993393A JP3030188B2 JP 3030188 B2 JP3030188 B2 JP 3030188B2 JP 5239933 A JP5239933 A JP 5239933A JP 23993393 A JP23993393 A JP 23993393A JP 3030188 B2 JP3030188 B2 JP 3030188B2
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克俊 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触帯電を使用した電
子写真方式により画像形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式により画像形成する画像形
成装置は、静電潜像保持体表面を均一に帯電した後、そ
の保持体表面を露光して画像情報に基づく静電潜像を形
成し、その静電潜像をトナーで現像して顕像化した後、
トナー像を転写紙に転写して画像形成を行うようになっ
ている。
【0003】このような画像形成装置において、転写後
に静電潜像保持体表面に残留したトナーをクリーニング
装置を使用せずに現像装置で現像と同時に回収すること
によって装置の小形化及び静電潜像保持体の長寿命化を
図り、またコロナ帯電器に代えてブラシ等の接触帯電子
を使用し、その接触帯電子により静電潜像保持体表面を
均一に帯電し人体に有害なオゾンの発生を抑制したクリ
ーナレス画像形成装置が例えば特開平4−34566号
公報に見られるように知られている。
【0004】これは図14に示すように、静電潜像保持
体であるドラム状の感光体1の周囲に、転写後に感光体
表面に残留したトナー像を均一化すると共にその感光体
表面を均一に帯電する導電性ブラシローラ帯電器2、現
像装置3、コロトロン型転写装置4及び除電ランプ5を
配置している。ブラシローラ帯電器2は外周に導電性ブ
ラシ6を植設したもので、その導電性ブラシ6を感光体
表面に接触させ、その導電性ブラシ6に直流電源7と交
流電源8によって負に偏倚させた電圧を印加している。
【0005】また現像装置3は、現像ローラ9を設け、
その現像ローラ9の回転によりトナーボックス10内の
トナーを感光体表面に供給する。
【0006】この装置は、ブラシローラ帯電器2により
所定の電位V0 (<0)に均一に帯電した感光体1の表
面に例えばレーザスキャナユニットから出射するレーザ
光11を照射して露光し画像情報に基づいた静電潜像を
形成する。このとき感光体1の表面電位V0 は露光によ
り電位が減衰し残留電位Vr となり、また非露光部は電
位V0 を保つ。
【0007】続いて静電潜像を現像装置3で感光体表面
と同極性に帯電(負帯電)しているトナー、例えば一成
分非磁性トナーにより残留トナーの回収と同時に現像し
トナー像として顕像化する。すなわち未露光部(非画像
部)はトナーの付着を抑制し、露光部(画像部)はトナ
ーを付着する。そして露光部では残留トナーがそのまま
感光体表面に残り、さらに現像ローラ9からの新たなト
ナーが付着する。また、非露光部では残留トナーが現像
ローラ9に付着し回収される。
【0008】感光体1のトナー像は転写装置4により転
写紙12に転写する。トナー像の全てが転写することは
なく、感光体1の表面に転写残りトナー13が残留す
る。次に感光体1の表面電荷を除電ランプ5で除去す
る。このとき感光体1の表面電位は略均一な値を保持す
る。残留トナー13をそのままにすると次の転写時にゴ
ーストとして転写紙に転写するため、残留トナー13は
ブラシローラ帯電器2の摩擦力によってトナー分布が均
一化される。同時に、ブラシローラ帯電器2の摩擦力及
び静電気力によって次の露光に備えて感光体1の表面電
位を所定の電位に帯電する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような画像形成装
置では以下のような問題があった。
【0010】現像装置3により帯電したトナーの中には
逆極性に帯電(正帯電)したトナーがあり、この逆帯電
トナーは徐々にブラシローラ帯電器2の導電性ブラシ6
に蓄積し、多数枚の転写紙に転写を行った後にはブラシ
ローラ帯電器2の帯電能力が劣化し、部分的あるいは全
体的に帯電不良が発生して転写紙上に黒筋やかぶりとな
って現れる。
【0011】ブラシローラ帯電器2の導電性ブラシ6に
逆帯電トナーが徐々に蓄積する過程を述べると、先ず図
15の(a) に示すようにブラシローラ帯電器2により感
光体1表面が所定の帯電電位V0 、例えば−500Vに
帯電される。
【0012】次にレーザ光11による露光によって静電
潜像が形成されるが、このとき図15の(b) に示すよう
に露光部の電位が減衰して残留電位Vr 、例えば−70
V程度となる。
【0013】次に現像装置3による現像が行われるが、
このとき図15の(c) に示すように現像装置3で帯電さ
れたトナーには逆極性に帯電(正帯電)しているトナー
が若干含まれているため、未露光部にその逆帯電したト
ナーが付着する。
【0014】その後転写装置4による転写紙12への転
写が行われるが、このとき図15の(d) に示すように全
てのトナーが転写するとは限らず感光体1表面には残留
トナー13がトナー画像上に付着分布している。また、
転写装置4による転写により感光体1とは反対の極性
(正極性)のコロナイオンを浴びるため(特に紙の端
部)、残留トナー13の一部は逆極性(正極性)に変化
する。
【0015】その後、図15の(e) に示すように除電ラ
ンプ5により感光体1表面の電荷が除去される。
【0016】そして再度ブラシローラ帯電器2による帯
電が行われるが、図15の(f) に示すようにブラシロー
ラ帯電器2の導電性ブラシ6には例えば−1000V程
度の電圧が印加されているため、感光体1表面の逆帯電
(正帯電)トナーは電界の力により導電性ブラシ6に付
着する。
【0017】この導電性ブラシ6に付着するトナーの付
着量は、転写条件の最適化等により最小限にすることは
可能であるが、多数枚の転写を行った後にはかなりの量
が蓄積される。特に転写のコロナイオンを浴びやすい転
写紙の両端部に位置する導電性ブラシ6の両端部には蓄
積が顕著に現れる。
【0018】このように従来の接触帯電方式を使用した
画像形成装置では、ブラシローラ帯電器2の導電性ブラ
シ6にトナーが徐々に蓄積してブラシローラ帯電器2の
帯電能力が劣化し、部分的あるいは全体的に帯電不良が
発生して転写紙に対する画像形成品質を低下させるとい
う問題があった。
【0019】そこで本発明は、接触帯電方式を使用した
ものにおいて、接触帯電手段への残留トナーの蓄積を防
止し、画像形成品質の低下を防止できる画像形成装置を
提供する。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
静電潜像保持体と、この静電潜像保持体表面を接触によ
り所定の帯電電位に帯電する接触帯電手段と、この接触
帯電手段により帯電した静電潜像保持体表面に画像情報
に基づいて静電潜像を形成する露光手段と、この露光手
段により形成した静電潜像に所定の現像バイアス下で
ナーを付着させて顕像化するとともに静電潜像保持体表
面に顕像に寄与せずに残ったその静電潜像保持体表面の
帯電極性と同極性の残留トナーを回収する現像ローラを
有する現像手段と、この現像手段により顕像化したトナ
ー像を転写紙に転写する転写手段と、接触帯電手段に付
着した静電潜像保持体表面の帯電極性と逆極性のトナー
を静電潜像保持体表面に静電的に付着させ、その静電的
に付着した逆極性のトナーを、静電潜像保持体の表面電
位が所定の現像バイアスより減衰しない条件下で現像手
段の現像ローラで摺擦することにより極性を反転させて
その現像ローラにより回収させる制御を行う制御手段を
設けたものである。
【0021】請求項2対応の発明は、請求項1対応の発
明において、制御手段は、所定枚数の転写紙に対する転
写を行う毎に、転写前または転写後に制御を行うもので
ある。
【0022】請求項3対応の発明は、請求項1対応の発
明において、制御手段は、転写紙の紙詰まり発生後に制
御を行うものである。
【0023】
【作用】このような構成の発明においては、静電潜像保
持体表面は接触帯電手段で帯電された後露光手段による
露光により静電潜像が形成される。そして静電潜像に現
像手段による現像によりトナーが付着されてトナー像が
形成される。このトナー像は転写紙に転写される。
【0024】そして転写後に静電潜像保持体表面に残っ
た残留トナーの一部は接触帯電手段に付着するが、接触
帯電手段に付着しているトナーは制御手段の制御により
静電的に静電潜像保持体表面に付着され、さらに現像装
置で回収される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0026】図1は概略構成図で、21は静電潜像保持
体であるドラム状の感光体で、図中矢印で示すように時
計方向に回転するようになっている。そして前記感光体
21の周囲に、接触によりその感光体21の表面に残留
したトナー像を均一化すると共に感光体1の表面を所定
の電位に均一に帯電する接触帯電手段としての導電性ブ
ラシローラ帯電器22、現像装置23、転写装置24及
び除電ランプ25を回転方向に沿って配置している。
【0027】前記ブラシローラ帯電器22は導電基体2
2aの外周に導電性ブラシ22bを植設し、その導電性
ブラシ22bを感光体21の表面に接触して配置してい
る。前記導電性ブラシ22bは、例えば体積抵抗が10
2 〜1010Ω・cm、好ましくは103 〜108 Ω・cmの
導電性繊維からなる。前記導電性ブラシ22bを植設す
る導電基体22aは金属のような剛性の導電体や導電性
ゴムあるいは導電性フォームなどの導電性部材により構
成している。前記導電性ブラシ22bに使用する導電性
繊維は、太さが0.5デニール〜10デニールの範囲の
ものを使用するのが好ましく、植毛密度は5000本/
cm2 〜10万本/cm2 の範囲が好ましい。また繊維の長
さは0.5mm〜10.0mmの範囲が好ましい。
【0028】前記ブラシローラ帯電器22の導電基体2
2aに直流電源27から−500V〜−1500Vの直
流電圧を印加するようになっている。
【0029】前記ブラシローラ帯電器22の回転方向は
感光体21の回転方向と同方向あるいは逆方向のいずれ
でもよいが、その周速度は感光体21の表面速度とこと
なることが好ましい。すなわち、ブラシローラ帯電器2
2の周速度は感光体21の周速度よりも早いか、若干遅
くすることが好ましい。特に感光体21に対して0.1
〜5.0倍の範囲の速度がより好ましい。
【0030】また、前記導電性ブラシ22bの感光体2
1に対する接触幅は0.5mm以上とすることが好まし
い。
【0031】前記現像装置23は、現像ローラ29、こ
の現像ローラ29の表面にトナーボックス30内のトナ
ー31を供給する供給ローラ23b、スプリングにより
一定の押圧力で前記現像ローラ29の表面に接触し、摩
擦によりトナー31を帯電しかつ現像ローラ表面のトナ
ー層を規制するトナー層厚規制部材23aを設けてい
る。前記現像ローラ29には電源29aから負の直流電
圧Vb が印加している。
【0032】前記現像ローラ29は、シャフトの周囲に
導電性ゴム層(例えばウレタンゴム、シリコンゴム、エ
チレンプロピレンゴム、NBR、クロロプレンゴム、ブ
チルゴムなどの中に導電性カーボン粒子や金属粒子、金
属ファイバーなどを分散することによって1010Ω・cm
以下の抵抗値としたもの)を設けたもの、もしくはその
表面にシリコン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂などを
被覆したもの、あるいは半導電性のゴムローラの表面に
互いに電気的に絶縁された微少電極を設けたものなどが
好ましい。
【0033】この実施例では特に硬度30度(JISA
型)のEPDMゴムローラの表面に導電性ウレタン塗料
を塗布し、金属シャフトと塗膜表面の間の抵抗値が10
6 Ω・cm以下となるように調整した弾性導電ローラを使
用している。この場合の金属シャフトの外径は18mm、
導電性ウレタン塗料の厚さは20〜200μmとしてい
る。
【0034】前記トナー層厚規制部材23aは、先端が
円柱面状もしくは曲面状に加工されたゴム硬度30度〜
100度の板状高分子体で構成し、その先端がスプリン
グ23cの押圧力によって前記現像ローラ29の表面に
当接している。
【0035】前記供給ローラ23bは、金属シャフトの
周囲に導電性のゴムやスポンジを設けたものである。
【0036】前記現像ローラ29は回転により感光体2
1の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させると
共にその感光体21の表面から残留トナーを適宜回収す
るようになっている。
【0037】前記転写装置24は、コロトロン型転写器
からなり、転写コロナワイヤ24aを収容したシールド
ケース24b及びワイヤ24aに所要の転写コロナ電圧
Vtを印加する転写電源24cで構成している。前記シ
ールドケース24bは接地している。
【0038】前記除電ランプ25は、例えば複数のLE
Dランプからなり、その各LEDランプを前記ブラシロ
ーラ帯電器22と転写装置24との間に前記感光体21
の幅方向に沿って等間隔に一列に配置している。前記除
電ランプ25の光量は、除電を行ったとき前記ブラシロ
ーラ帯電器22で帯電を行う直前位置の感光体21の表
面電位の絶対値がブラシローラ帯電器22による帯電電
位の絶対値よりも小さくなるように調整している。例え
ば感光体21として有機感光体を用いた場合の除電ラン
プ25の光量は、5erg/cm2 〜15erg/cm2
望ましい。
【0039】前記ブラシローラ帯電器22により所定の
電圧に均一に帯電した感光体21の表面を露光手段であ
る例えばレーザスキャナユニットからのレーザ光26に
より露光し画像情報に基づいた静電潜像を形成するよう
になっている。
【0040】この装置は画像形成時には以下の動作を行
う。
【0041】先ず導電性ブラシローラ帯電器22によっ
て感光体21の表面を負の電位V0に均一に帯電し、続
いて画像情報に基づくレーザ光26により露光が行われ
る。このとき露光部は表面電位V0 が減衰して残留電位
Vr となるが、非露光部は表面電位V0 を保持する。
【0042】こうして露光により感光体21の表面に静
電潜像が形成されると、続いて現像装置23による現像
が行われる。このとき現像装置23は感光体21の表面
と同極性(負帯電)に帯電しているトナー31、例えば
一成分非磁性トナーを使用して残留トナーの回収と同時
に現像を行う。すなわち現像ローラ29の表面にトナー
層厚規制部材23aにより略均一なトナー層を形成し、
そのトナー層を現像ローラ29の回転により感光体21
の表面に接触させる。このとき感光体21の未露光部
(非画像部)ではトナーの付着を抑制し、露光部(画像
部)ではトナーの付着を行う。露光部では感光体面上の
残留トナー31aがそのまま感光体21の表面に残り、
また現像ローラ29から新たなトナー31が付着する。
一方、非露光部では残留トナー31aが現像ローラ29
に付着し回収される。
【0043】こうして現像装置23での現像により感光
体21の表面にトナー像が形成され、そのトナー像は転
写装置24の動作により搬送されてくる転写紙32に転
写される。こうして転写紙32に対する画像形成、すな
わち印字が行われる。
【0044】この転写によりトナー像は転写紙32に転
写するが、そのときトナーの全てが転写するとは限ら
ず、感光体21の表面に残留トナー31aが残る。そし
て残留トナー31aが残っている感光体21の表面は除
電ランプ25による露光により除電される。この除電に
より感光体21の表面電位は略均一な値を保持する。
【0045】続いて残留トナー31aはブラシローラ帯
電器22の導電性ブラシ22bの摺擦力により均一化さ
れ、同時にその導電性ブラシ22bによって感光体21
の表面に負電荷が与えられ均一な負の帯電が行われる。
【0046】こうして印字に対する一連の動作が行わ
れ、この動作が繰返されて複数枚の転写紙32に対する
印字が行われることになる。
【0047】このような動作の制御を行うのが図2に示
す回路ブロック図である。41は制御部本体を構成する
CPU(中央処理装置)、42はこのCPU41が各部
を制御するプログラムデータを格納したROM(リード
・オンリー・メモリ)、43は印字のための画像情報を
格納するメモリ等、各種メモリを設けたRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)、44はI/Oポートである。
前記CPU41はROM42、RAM43及びI/Oポ
ート44とはバスライン45を介して電気的に接続され
ている。
【0048】前記I/Oポート44には前述した感光体
21、ブラシローラ帯電器22、レーザスキャナユニッ
ト、現像装置23、転写装置24、除電ランプ25、転
写紙32の搬送等をそれぞれ制御する印字制御部46、
前記転写紙32の搬送中のジャム(詰まり)を検出する
ペーパジャムセンサ47を接続している。
【0049】前記CPU41は、図3に示す制御を行う
ようにプログラム設定している。
【0050】すなわち、印字を開始すると、前記ペーバ
ジャムセンサ47によるペーパジャムをチェックし、印
字中にペーパジャムが発生しなければ印字終了後に印字
枚数Pをチェックし、もし印字枚数が100の倍数に達
していればトナー放出及び回収プロセスの処理を行う。
また印字枚数が100の倍数に達していなければこの制
御を終了する。
【0051】また、印字中にペーパジャムが発生したと
きには、印字動作を停止させる。この状態でジヤムにな
った用紙が除去されて印字の再スタートがかかると、ク
リーニングを含むトナー放出及び回収プロセスの処理を
行う。
【0052】なお、クリーニングとは、印字中に印字動
作を強制的に停止させると感光体21上にトナーが画像
状に付着したままになっているので、これを除去するた
めの処理をいう。すなわち、感光体21に付着している
トナーを現像装置23の動作により帯電して回収する。
【0053】印字枚数が100の倍数に達したとき行う
トナー放出及び回収プロセスの処理は、図4に示すタイ
ミングで各部を制御して行う。すなわち、図4の(a) に
示すように印字の終了と同時に転写装置24に印加する
電圧をオフする。その後図4の(b) に示すように感光体
21上の印字領域の後端部が除電ランプ25の位置を通
過するとその除電ランプ25をオフする。さらに、図4
の(c) に示すように感光体21上の印字領域の後端部が
ブラシローラ帯電器22の位置を通過するとその帯電器
22をオフする。
【0054】その後図4の(b) 及び(c) に示すように感
光体21が1/2〜1周回転するタイミングで除電ラン
プ25及び帯電器22をオンする。なお、図4の(d) に
示すように現像装置23への電圧は常時オン状態を保持
する。
【0055】また、印字中にペーパジャムが発生し、そ
のジャムを除去した後に行うトナー放出及び回収プロセ
スの処理は、図6に示すタイミングで各部を制御して行
う。すなわち、図6の(a) に示すように転写装置24が
オフの状態で、クリーニング処理のために図6の(b) 及
び(c) に示すように、除電ランプ25及びブラシローラ
帯電器22を感光体21が1〜3周回転する間オン状態
としてからオフする。その後感光体21上の印字領域の
後端部が除電ランプ25の位置を通過するとその除電ラ
ンプ25をオフし、さらに、ブラシローラ帯電器22の
位置を通過するとその帯電器22をオフする。その後感
光体21が1/2〜1周回転するタイミングで除電ラン
プ25及び帯電器22をオンする。なお、図6の(d) に
示すように現像装置23への電圧は常時オン状態を保持
する。
【0056】このような構成の実施例においては、まず
ブラシローラ帯電器22によって感光体21の表面を負
の電位V0 、例えば−500Vに帯電する。続いてレー
ザ光26により画像情報に基づいて露光を行う。この露
光により露光した部分の表面電位は減衰して残留電位V
r となるが、非露光部は帯電電位V0 のままとなる。こ
うして感光体21の表面に画像情報に基づいた静電潜像
を形成する。
【0057】そして静電潜像に対して現像装置23によ
り現像を行う。現像装置23はクリーニングと同時に現
像を行う。すなわち現像ローラ29にトナー層厚規制部
材23aにより略均一なトナー層を形成し、そのトナー
層を感光体21の露光部(画像部)に付着させる。この
とき露光部に残っている残留トナー31aはそのまま感
光体21の表面に残る。一方、非露光部に残っている残
留トナー31aを現像ローラ29により吸着し回収す
る。
【0058】こうして感光体21の表面にトナー像を形
成し、そのトナー像を次の転写装置24による転写動作
により転写紙32に転写する。このとき転写紙32にト
ナー像の全てのトナーが転写されず、感光体21には残
留トナー31aが残る。
【0059】転写が終了した感光体21は続いて除電ラ
ンプ25の露光により除電される。この除電により感光
体21の表面電位は略均一な値となる。
【0060】続いて残留トナー31aはブラシローラ帯
電器22の摩擦力により分散され均一化されるとともに
感光体21表面はブラシローラ帯電器22により負電位
に均一に帯電される。
【0061】こうして感光体21の表面は再び−500
Vに帯電され、再度露光、現像の工程へと移行する。
【0062】このような一連の印字動作を行っていると
きに、印字枚数が100枚、200枚等、100の倍数
枚に達すると、印字の終了と同時に転写装置24に印加
する電圧がオフする。そして感光体21上の印字領域の
後端部が除電ランプ25の位置を通過するとその除電ラ
ンプ25がオフし、ブラシローラ帯電器22の位置を通
過するとその帯電器22がオフする。
【0063】この動作においてブラシローラ帯電器22
を通過する前では感光体21の表面電位は前回ブラシロ
ーラ帯電器22を通過してから略1周しているので、図
5の(a) に示すように若干減衰して略−480Vになっ
ている。そして感光体21には正及び負の残留トナーが
付着している。(A位置) この状態でブラシローラ帯電器22を通過すると、図5
の(b) に示すように導電性ブラシ22bの電位Vc が0
Vとなっているため、導電性ブラシ22bから正帯電し
ているトナーが感光体表面に付着する。(B位置) 従って、ブラシローラ帯電器22を通過した後の感光体
21の表面には図5の(c) に示すように正帯電している
トナーが多量に付着している。(C位置) この状態で現像装置23を通過すると、電位Vb (−2
00V)の現像ローラ29の摺擦により正帯電トナーが
負帯電トナーに代わり、その負帯電トナーが図5の(d)
に示すように現像ローラ29に回収される。(D位置) こうしてブラシローラ帯電器22の導電性ブラシ22b
に対する正帯電トナーの蓄積を防止する。
【0064】また、例えばペーパジャムセンサ47がペ
ーパジャムを検出すると、印刷動作は強制的に停止され
る。この状態でジャムした転写紙32の除去が行われ、
再スタートがかかると、先ず感光体21のクリーニング
を行う。すなわち感光体21にはトナーが画像状に付着
しているので、転写装置24をオフ、現像装置23をオ
ンにした状態で感光体21を1〜3周回転し、この間除
電ランプ25及びブラシローラ帯電器22をオンにして
感光体21上に付着しているトナーを現像ローラ29で
回収する。
【0065】そしてクリーニングが終了すると、除電ラ
ンプ25及びブラシローラ帯電器22をオフにして感光
体21を1/2〜1周回転除し、導電性ブラシ22bか
ら正帯電トナーを感光体表面に付着させ、続いて現像ロ
ーラ29の摺擦により感光体21の正帯電トナーを負帯
電トナーに代えるとともにその負帯電トナーを現像ロー
ラ29に回収する。
【0066】こうしてブラシローラ帯電器22の導電性
ブラシ22bに対する正帯電トナーの蓄積を防止する。
【0067】このように転写紙32のジャム発生後の再
スタート時や印刷枚数が100の倍数枚に達したときに
ブラシローラ帯電器22の導電性ブラシ22bから正帯
電トナーを感光体21に放出させ、さらに現像装置23
で回収することにより導電性ブラシ22bへの正帯電ト
ナーの蓄積を防止しているので、ブラシローラ帯電器2
2の帯電能力が劣化して帯電不良となるのを防止でき、
従って印字上に黒筋やかぶりが発生するのを防止でき
る。
【0068】なお、本実施例ではブラシローラ帯電器2
2をオフにしてから再びオンにするまで感光体21を1
/2〜1周回転させるようにしたが、かならずしもこれ
に限定するものではなく、感光体21の表面電位が現像
バイアス(現像ローラ29の電位)に暗減衰するまで感
光体21を継続して回転させてもよい。
【0069】次に本発明の他の実施例を図面を参照して
説明する。なお、前記実施例と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0070】先ず、図7に示すものは、印字開始前に印
字枚数Pが100の倍数枚に達しているか否かをチェッ
クし、100の倍数枚に達していればトナー放出及び回
収プロセス処理を実行させるものである。
【0071】このときには図8の(a) 及び(d) に示すよ
うに転写装置24をオフ、現像装置23をオンした状態
で、図8の(b) 及び(c) に示すように除電ランプ25及
びブラシローラ帯電器22をオンして感光体21を1周
以上回転し、その後除電ランプ25及びブラシローラ帯
電器22をオフして感光体21を1/2〜1周回転して
除電ランプ25及びブラシローラ帯電器22を再度オン
する制御を行う。
【0072】このように印字の開始前に印字枚数Pをチ
ェックしてトナー放出及び回収プロセス処理を実行して
も前記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0073】図9に示すものは、図3の制御において印
字終了時に印字枚数Pが100の倍数枚に達したときの
トナー放出及び回収プロセス処理の変形例で、印字が終
了すると、先ず図9の(a) に示すように転写装置24に
対する正電圧の印加をオフする。そしてそのオフからタ
イミングを送らせて転写装置24に感光体21の表面電
位が−500V程度になるように負電圧を印加する。
【0074】そして図9の(b) に示すように転写装置2
4により負電圧が印加された先端部が除電ランプ25を
通過すると同時あるいは若干遅れてその除電ランプ25
をオフし、また図9の(c) に示すように転写装置24に
より負電圧が印加された先端部がブラシローラ帯電器2
2を通過すると同時あるいは若干遅れてそのブラシロー
ラ帯電器22をオフする。
【0075】この実施例においては、ブラシローラ帯電
器22を通過する前では感光体21の表面電位は図10
の(a) に示すように−500Vになっている。このとき
感光体21に付着している残留トナー31aは転写装置
24による負電圧の印加によりほとんど負に帯電してい
る。(A位置) この状態でブラシローラ帯電器22を通過すると、図1
0の(b) に示すように導電性ブラシ22bの電位Vc が
0Vとなっているため、導電性ブラシ22bから正帯電
しているトナーが感光体表面に付着する。(B位置) 従って、ブラシローラ帯電器22を通過した後の感光体
21の表面には図10の(c) に示すように正帯電してい
るトナーが多量に付着している。(C位置) この状態で現像装置23を通過すると、電位Vb (−2
00V)の現像ローラ29の摺擦により正帯電トナーが
負帯電トナーに代わり、その負帯電トナーが図10の
(d) に示すように現像ローラ29に回収される。(D位
置) このように本実施例においてもブラシローラ帯電器22
の導電性ブラシ22bに対する正帯電トナーの蓄積を防
止できるので、前記実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
【0076】また、本実施例では、転写装置24により
感光体21を負帯電し続けるので、導電性ブラシ22b
からの正帯電トナーの放出及び感光体21から現像ロー
ラ29への負帯電トナーの回収は効率よくでき、導電性
ブラシ22bに対する正帯電トナーの蓄積をより確実に
防止できる。
【0077】なお、転写装置24の動作によりオゾンが
発生するが、1回のトナー放出及び回収プロセスによる
転写装置24が動作期間を感光体21の1/2〜2周程
度とすれば、このプロセスが実行される頻度は印刷枚数
Pが100の倍数枚に達したときか転写紙32がジャム
したときで極めて少なく、実用上オゾンの発生が問題に
なることはない。
【0078】図11に示すものは、ブラシローラ帯電器
22に電圧を印加する電源として直流電源27の他に、
直流電源28と交流電源33の直列回路と、この直列回
路の電圧と前記直流電源27の電圧を選択的にブラシロ
ーラ帯電器22に印加させる切換スイッチ34を設けた
ものである。交流電源33としては交流電圧のピーク値
差が300V〜1200Vの範囲で周波数が200Hz〜
5KHzの範囲が好ましい。また、直流電源28としては
電圧の絶対値が感光体21の表面電位もしくはこの表面
電位よりも200V〜500V程度大きいものが好まし
い。
【0079】この実施例では印字終了時に印字枚数Pが
100の倍数枚に達してトナー放出及び回収プロセス処
理を行うときには、図12に示す制御を行う。すなわ
ち、印字が終了すると、図12の(a) に示すように転写
装置24に対する電圧の印加をオフする。
【0080】そして感光体21上の印字領域の後端部が
除電ランプ25を通過したタイミングで図12の(b) に
示すように、その除電ランプ25をオフする。さらに感
光体21上の印字領域の後端部がブラシローラ帯電器2
2を通過したタイミングで図12の(c) に示すように切
換スイッチ34を動作してブラシローラ帯電器22に電
圧を印加する電源を直流電源27から直流電源28と交
流電源33の直列回路の電源に切り換える。なお、現像
装置23は図12の(d) に示すようにオン状態になって
いる。
【0081】この実施例においては、感光体21上の印
字領域がブラシローラ帯電器22を通過するとき導電性
ブラシ22bの電位Vc は交流電源33により図13の
(a)に示すように負電位状態で大きく変化する。この負
に偏移した交流電圧を感光体21に印加することにより
感光体21の表面電位は均一に負帯電する。同時に導電
性ブラシ22bの電位Vc の絶対値が感光体21の表面
電位の絶対値よりも小さくなったとき導電性ブラシ22
bから正帯電トナーが感光体21表面に付着し、また導
電性ブラシ22bの電位Vc の絶対値が感光体21の表
面電位の絶対値よりも大きくなったとき導電性ブラシ2
2bから負帯電トナーが感光体21表面に付着する。
(A位置) ブラシローラ帯電器22を通過すると、感光体21の表
面には図13の(b) に示すように正帯電しているトナー
が付着している。(B位置) この状態で現像装置23を通過すると、電位Vb (−2
00V)の現像ローラ29の摺擦により正帯電トナーが
負帯電トナーに代わり、その負帯電トナー及びもともと
負帯電となっているトナーは図13の(c) に示すように
現像ローラ29に回収される。(C位置) なお、負帯電トナーに代わらなかった正帯電トナーは感
光体21の次の1周後に再び現像ローラ29の摺擦を受
けて負帯電トナーに代えられ現像ローラ29に回収され
る。
【0082】このように本実施例においてもブラシロー
ラ帯電器22の導電性ブラシ22bに対する正帯電トナ
ーの蓄積を防止できるので、前記実施例と同様の効果を
得ることができる。
【0083】また、この実施例では感光体21をブラシ
ローラ帯電器22による接触帯電を行っているので図9
に示す転写装置24で感光体21を帯電するものに比べ
てオゾン発生という問題は全く生じない。
【0084】なお、この実施例ではトナー放出及び回収
プロセス処理のとき除電ランプ25をオフにしたが、こ
れはオン状態のままであっても同様の効果を得ることが
できる。
【0085】なお、前記各実施例では接触帯電手段とし
てブラシローラ帯電器を使用したが必ずしもこれに限定
するものではなく、固定ブラシ帯電器、単なるローラ帯
電器、ブレード帯電器等を使用したものであってもよ
い。また、使用する帯電器は1個には限らず複数個であ
ってもよい。
【0086】また、転写装置とブラシローラ帯電器との
間に残留トナー攪乱部材を設けてもよい。また、転写装
置としてコロトロン型転写器を使用したがこれはスコロ
トロン型転写器であってもよい。
【0087】また、前記各実施例では印字枚数が100
の倍数枚に達したときトナー放出及び回収プロセス処理
を実行するものについて述べたが、この処理を実行する
ときの印字枚数は必ずしもこれに限定するものではな
い。
【0088】さらに、前記各実施例では感光体を負帯電
する場合について述べたが必ずしもこれに限定するもの
ではなく、感光体を正帯電する場合も同様の制御を行う
ことにより同様の作用効果が得られる。このときの印加
電圧は、負帯電の場合と極性が逆で大きさが略等しいも
のでよい。
【0089】さらにまた、図6、図8、図9、図12に
対応する実施例では、除電ランプを使用し、この除電ラ
ンプをオフするようにしたが、除電ランプを不要な構成
とすることも可能であり、このときも図6、図8、図
9、図12と同様なタイミングで導電性ブラシから感光
体にトナーを付着させることができる。
【0090】さらにまた、前記各実施例は本発明をクリ
ーナレス型の画像形成装置に適用したものについて述べ
たが必ずしもこれに限定するものではなく、クリーニン
グ装置を設けた画像形成装置にも適用できる。すなわ
ち、クリーニング装置を設けたものでは、残留トナーの
ほとんどはクリーニング装置により回収するが、完全に
は回収できないためブラシローラ帯電器に残留トナーの
一部が付着することになる。従って、この場合も多数枚
の印字を行うことによりブラシローラ帯電器に付着する
残留トナーの量が増加して帯電能力を劣化させるという
問題がクリーナレスの場合と同様に発生する。従って、
本発明を適用することにより前記実施例と同様の効果が
得られる。
【0091】このクリーニング装置を設けた画像形成装
置では、ブラシローラ帯電器から感光体に付着したトナ
ーは、前記実施例と同様に現像装置により回収するが、
残ったトナーをさらにクリーニング装置により回収する
ことができる。
【0092】
【発明の効果】以上、本発明によれば、接触帯電方式を
使用したものにおいて、接触帯電手段への残留トナーの
蓄積を防止し、画像形成品質の低下を防止できる画像形
成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図。
【図2】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例の要部処理を示す流れ図。
【図4】図3の印字枚数が100の倍数枚に達したとき
のトナー放出及び回収処理における各部の動作タイミン
グを示す図。
【図5】同実施例のトナー放出及び回収処理時のトナー
放出とトナー回収の原理を説明するための図。
【図6】図3のペーパジャム発生後の再スタート時のト
ナー放出及び回収処理における各部の動作タイミングを
示す図。
【図7】本発明の他の実施例における要部処理を示す流
れ図。。
【図8】同実施例の印字枚数が100の倍数枚に達した
ときのトナー放出及び回収処理における各部の動作タイ
ミングを示す図。
【図9】本発明の別の他の実施例における印字枚数が1
00の倍数枚に達したときのトナー放出及び回収処理に
おける各部の動作タイミングを示す図。
【図10】同実施例のトナー放出及び回収処理時のトナ
ー放出とトナー回収の原理を説明するための図。
【図11】本発明の別の他の実施例を示す概略構成図。
【図12】同実施例における印字枚数が100の倍数枚
に達したときのトナー放出及び回収処理における各部の
動作タイミングを示す図。
【図13】同実施例のトナー放出及び回収処理時のトナ
ー放出とトナー回収の原理を説明するための図。
【図14】従来例を示す概略構成図。
【図15】同従来例において残留トナーが導電性ブラシ
に蓄積する原理を説明するための図。
【符号の説明】
21…感光体 22…ブラシローラ帯電器(接触帯電手段) 23…現像装置 24…転写装置 26…レーザ光(露光手段) 41…CPU(中央処理装置) 46…印字制御部 47…ペーパジャムセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 21/10 G03G 21/00 326 (56)参考文献 特開 平6−35301(JP,A) 特開 平5−210300(JP,A) 特開 昭59−157661(JP,A) 特開 平5−165378(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/02 G03G 15/00 526 G03G 15/08 507 G03G 15/24 G03G 21/00 500 G03G 21/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像保持体と、この静電潜像保持体
    表面を接触により所定の帯電電位に帯電する接触帯電手
    段と、この接触帯電手段により帯電した静電潜像保持体
    表面に画像情報に基づいて静電潜像を形成する露光手段
    と、この露光手段により形成した静電潜像に所定の現像
    バイアス下でトナーを付着させて顕像化するとともに前
    記静電潜像保持体表面に顕像に寄与せずに残ったその静
    電潜像保持体表面の帯電極性と同極性の残留トナーを回
    収する現像ローラを有する現像手段と、この現像手段に
    より顕像化したトナー像を転写紙に転写する転写手段
    と、前記接触帯電手段に付着した前記静電潜像保持体表
    面の帯電極性と逆極性のトナーを前記静電潜像保持体表
    面に静電的に付着させ、その静電的に付着した逆極性の
    トナーを、前記静電潜像保持体の表面電位が所定の現像
    バイアスより減衰しない条件下で前記現像手段の現像ロ
    ーラで摺擦することにより極性を反転させてその現像ロ
    ーラにより回収させる制御を行う制御手段を設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、所定枚数の転写紙に対する
    転写を行う毎に、転写前または転写後に制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、転写紙の紙詰まり発生後に
    制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
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