JP5170423B2 - 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一例を模式的にかつ部分的に示す図である。
この例の画像形成装置1においては、負帯電トナーを用いて画像形成が行われる。もちろん、正帯電トナーを用いて画像形成を行うこともできる。以下の説明では、画像形成装置1は負帯電トナーを用いるものとして説明するが、正帯電トナーを用いる場合には、以下の説明の各部材の帯電の電位を逆極性とすればよい。
除電装置3は、転写後の感光体2の電位を除電光で除電する。その場合、この除電装置3には、従来公知の除電装置を用いることができる。
感光体2の部分が画像形成領域外βであるときとで、ブラシローラ4aに印加するバイアスV1(V)が電子制御装置によって、画像形成時に使用されるトナーの極性と同極性に設定されるかまたは画像形成領域外βで絶対値で除電後の感光体2の表面電位未満に設定されるかして感光体2とブラシローラ4aとの間の電界の方向を変えるように制御される。そして、これにより、転写工程終了後に感光体2における画像形成領域内αの表面に残留する転写残りトナーがブラシローラ4aへ移動し、また、ブラシローラ4aに移動した転写残りトナーが感光体2における画像形成領域外βの表面へ移動するように制御されるようになっている。
画像形成装置1の画像形成動作が開始されると、感光体2が回転され、帯電装置5によって感光体2の表面が一様に帯電される。次いで、露光装置6によって感光体2の表面が露光されて像の書込みが行われ、感光体2上に負極性電位が低下した静電潜像が形成される。この感光体2上の静電潜像が現像装置7からの所定の電位に帯電されたトナーによって現像され、感光体2上にトナー像が形成される。感光体2上のトナー像は、転写装置8による転写工程で紙等の転写材や中間転写媒体等の転写媒体9に転写される。従来の画像形成装置と同様に、転写媒体9が紙等の転写材である場合には、図示しない定着装置によって定着されて転写材に定着画像が形成される。また、転写媒体9が中間転写媒体である場合には、中間転写媒体上に転写されたトナー像が第2の転写装置(不図示)によって更に転写材に転写された後、前述と同様に定着装置によって定着されて転写材に定着画像が形成される。
定されるバイアスV1(V)は、バイアスV1(V)をアース電位とする電源構成により0Vとしてもよい。
なお、図1に示すようにこの例の画像形成装置1における除電装置3とクリニング装置4とは互いに異なるように示されているが、以上の説明から明らかなように除電装置3は除電光量を変更することでクリーニング機能に関係している。したがって、クリニング装置4に除電装置3も含まれる。
図3に示すように、この例の画像形成装置1では、図1に示す例の画像形成装置1に対してクリーニング装置4が更にもう1つのブラシローラ4cを備えている。以下、この例の画像形成装置1においては、ブラシローラ4aを第1ブラシローラ4a(第1導電性部材)といい、ブラシローラ4cを第2ブラシローラ4c(第2導電性部材)という。第2ブラシローラ4cも第1ブラシローラ4aと同じブラシローラを用いることができる。
負極性(つまり、現像で使用されるトナーと同極性)である。これにより、転写工程終了後の感光体2の表面が比較的強い負電位に帯電される(帯電工程)。また、感光体2の表面に残留する転写残りトナーや外添剤の残留物は、その帯電極性が正負不揃いであるが、これらの転写残りトナーや外添剤の残留物も、感光体2の負帯電と同時に負帯電される。このとき、一部の正帯電トナーは第1ブラシローラの負極性電界に引き寄せられ第1ブラシローラ4aに付着する。また引き寄せられなかった転写残りトナーや外添剤の残留物は正極性に帯電されていても、その電位の絶対値が小さいため確実に負帯電されてその帯電極性が揃えられる。
この例の画像形成装置1の他の構成および他の作用効果は、前述の例の画像形成装置1のそれらと同じである。
th(V):−600V)を一部改造して適用した場合の実施例および比較例である。
実施例1について表1に示す。
実施例2について表2に示す。
比較例1について表3に示す。
設定される。これにより、転写工程後に感光体2が除電装置3からの除電光により除電され、感光体の画像形成領域内αの表面電位が−20V付近となる。次いで、画像形成領域内αがブラシローラ4aにより帯電位置に来たときには、ブラシローラ4aにー300Vのバイアスが印加される。すると、転写残りトナーや外添剤の残留物が感光体2からブラシローラ4aに移動する。
Claims (5)
- 転写後に像担持体の電位を除電する除電部材と、
第1のバイアスが印加されて前記像担持体との間に第1の電界を形成することで、少なくとも、除電された像担持体上の残留物を除去する第1の導電性部材と、
第2のバイアスが印加されて前記像担持体との間に第2の電界を形成することで、少なくとも、前記第1の導電性部材を通過後の前記像担持体上の残留物を除去する第2の導電性部材と、
前記像担持体の除電される部分が前記像担持体の画像形成領域内と画像形成領域外とで除電量を変化されるように前記除電部材を制御するとともに、前記第1の導電性部材との間に第1の電界を形成する前記像担持体の部分が前記画像形成領域内と前記画像形成領域外とで前記第1の電界の方向を変えるように、前記第1の導電性部材に印加する第1のバイアスを制御し、更に前記第2の導電性部材との間に第2の電界を形成する前記像担持体の部分が前記画像形成領域内と前記画像形成領域外とで前記第2の電界の方向を変えるように、前記第2の導電性部材に印加する第2のバイアスを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする像担持体のクリーニング装置。 - 前記制御手段は、前記第1のバイアスを画像形成時に使用されるトナーの極性と同極性に設定するかまたは画像形成領域外で絶対値で除電後の前記像担持体の表面電位未満に設定するかして前記第1の電界の方向を変えるように第1のバイアスを制御し、また前記第2のバイアスを画像形成時に使用されるトナーの極性と同極性で前記第2の電界の方向を変えるように第2のバイアスを制御することを特徴とする請求項1に記載の像担持体のクリーニング装置。
- 前記制御手段は、画像形成領域外で、前記除電部材による前記像担持体の除電をオフに設定するとともに前記第1のバイアスを絶対値で除電後の前記像担持体表面電位未満に設定しかつ前記第2のバイアスを絶対値で前記第1の導電性部材を通過後の前記像担持体表面電位を超えて設定することを特徴とする請求項1または2に記載の像担持体のクリーニング装置。
- 転写後に像担持体の電位を除電する除電工程と、
第1の導電性部材に第1のバイアスを印加して前記像担持体と前記第1の導電性部材との間に第1の電界を形成することで、除電された像担持体を帯電させて、少なくとも、前記像担持体上の残留物の電荷の極性を揃える帯電工程と、
第2の導電性部材に第2のバイアスを印加して前記像担持体と前記第2の導電性部材との間に第2の電界を形成することで、前記第1の導電性部材を通過後の前記像担持体上の残留物を除去するクリーニング工程と、
除電する部分が前記像担持体の画像形成領域内と画像形成領域外とで除電量を変化され、前記像担持体の画像形成領域内と画像形成領域外とで前記第1のバイアスを画像形成時に使用されるトナーの極性と同極性に設定するかまたは画像形成領域外で絶対値で除電後の前記像担持体の表面電位未満に設定して前記第1の電界の方向を変えるように制御するとともに、前記第2のバイアスを画像形成時に使用されるトナーの極性と同極性で前記第2の電界の方向を変えるように制御するバイアス制御工程と、
を備えることを特徴とする像担持体のクリーニング方法。 - 回転可能に設けられかつ潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体に潜像を書き込む露光装置と、
前記像担持体の潜像を、所定の極性に帯電されたトナーで現像する現像装置と、
前記像担持体上の現像されたトナー像を転写媒体に転写する転写装置と、
転写後に前記像担持体上の残留物を導電性部材で除去する請求項1ないし3のいずれか1に記載のクリーニング装置と、
を少なくとも備えることを特徴とする画像形成装置。
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