JP2005091799A - クリーニング装置及びこれを用いるプロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置及びこれを用いるプロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 球形トナーを使用して画質を向上させ、かつ、球形トナーをクリーニングするクリーニング装置及びこれを用いるプロセスカートリッジ、画像形成装置を提供する。
【解決手段】 感光体に一様に帯電する帯電装置25と、潜像を非磁性の球形トナーで顕像化する現像装置43と、トナー像を転写する転写装置15と、弾性体のクリーニングブレードで転写残トナーを除去するクリーニング装置45を有し、ブレードエッジ部に磁性体の堰き止め紛体を保持する保持手段31を有する画像形成装置において、前記堰き止め粉体は、磁性体を含有する磁性トナー29であるクリーニング装置45とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の静電複写プロセスによる画像形成に用いられるクリーニングブレード方式を用いたクリーニング装置並びにクリーニング装置を備えたプロセスカ−トリッジに関するものである。
近年、電子写真方式を利用したカラー画像形成装置は広く普及してきており、また、デジタル化された画像が容易に入手できることも関係して、プリントされる画像の更なる高精細化が要望されている。画像のより高い解像度や階調性が検討される中で、高精細画像を形成するために、トナーの小粒径化・球形化の検討がなされている。小粒径化・球形化されたトナーは、忠実に転写されるために高精細画像を得るのに適しているが、球形化されたトナーは転がりやすいために、クリーニング装置におけるクリーニングブレードと感光体との間に入り込み、クリーニングがされず感光体上に残り、装置内に飛散して帯電ローラ等を汚すことで画像上に黒ポチ、地かぶり等の異常画像の原因となることがある。
このために、例えば、特許文献1では、記録材に転写後感光体上に残留したトナーを弾性ゴムブレードでクリーニングするクリーニング部材を有する電子写真画像形成方法において、トナー中にステアリン酸亜鉛がトナー重量に対し0.01%以上、0.5%以下の量含有し、且つ、弾性ゴムブレードがクリーニング部材に固定するための支持部材にクリーニングブレードの感光体当接面側で実質的に保持されている電子写真画像形成方法が開示されている。しかし、トナーにステアリン酸亜鉛を添加すると、現像される画像の状態により感光体上のステアリン酸亜鉛が不均一になり、異常画像の発生を防止できないという問題点がある。
そこで、例えば、特許文献2では、クリーニング対象物上の残留トナーを清掃するクリーニング装置において形状係数が100〜125のトナーが塞き止められるトナー以外の塞き止め用紛体である不定形のシリカをブレード上流側で供給し、ブレードエッジ部に堆積保持させているクリーニング装置が開示されている。しかし、シリカでブレード及びクリーニング対象物が削れたり傷つけてしまうという問題がある。
また、特許文献3では、ブレードを用いたクリーニング装置を備えた画像形成装置において、球形トナーを収容した現像器と不定形トナーを収容した現像器とにより構成し、非画像領域の先端部を不定形トナー(黒トナー)で現像し、画像領域を球形トナーで現像している画像形成装置が開示されている。しかし、画質向上の為球形トナー使用しているにもかかわらず1つの現像器に不定形トナーを使用すれば画質の劣化を招くという問題がある。
また、特許文献4では、感光体CLにブレードを使用し、中間転写体を有する画像形成装置で中間転写体を介して感光体のブレードへ不定形粒子を供給する不定形粒子供給手段を設け、不定形粒子供給手段が磁性導電性ロールであり静電気力で供給している画像形成装置が開示されている。しかし、感光体への供給が十分に行かないという問題がある。
また、特許文献5では、複数の現像器と中間転写体と一次転写手段とニ次転写手段と感光体上をCLするブレードとを有する画像形成装置で中間転写体上に不定形紛体を供給する紛体供給手段を設け、感光体上へ転移させる様にし、不定形粒子は樹脂で粉砕法により製作され透明であり、球形トナーとは逆の帯電極性を有している画像形成装置が開示されている。しかし、感光体への供給が十分に行かないという問題がある。
特開平11−184340号公報 特開2002−6710号公報 特開平08−254873号公報 特開2001−166659号公報 特開2002−72802号公報
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、球形トナーを使用して画質を向上させ、かつ、球形トナーをクリーニングするクリーニング装置及びこれを用いるプロセスカートリッジ、画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明のクリーニング装置は、感光体に一様に帯電する帯電装置と、潜像を非磁性の球形トナーで顕像化する現像装置と、トナー像を転写する転写装置と、弾性体のクリーニングブレードで転写残トナーを除去するクリーニング装置を有し、ブレードエッジ部に磁性体の堰き止め紛体を保持する保持手段を有する画像形成装置において、前記堰き止め粉体は、磁性体を含有する磁性トナーであることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、画像形成を行うトナーの円形度が0.96以上であることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、磁性トナーの保持手段がクリーニングブレードと一体的に構成する着磁されたブレードホルダであることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、磁性トナーの保持手段が着磁されたゴムのクリーニングブレードであることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、磁性トナーの保持手段が着磁されたゴムとウレタンゴムの2層構造のクリーニングブレードであることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、磁性トナーの保持手段がクリーニングブレード上流に配置された磁性ローラを有することを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、磁性トナーの保持手段が第1の保持位置と第2の保持位置を有することを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、第1の保持位置画像形成時で磁性トナーが感光体に接触し、第2の保持手段が非画像形成時で感光体から磁性トナーが離間することを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、非画像形成時が予め決められた枚数後であることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、非画像形成時がウォームアップ時であることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、非画像形成時が紙間であることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、非画像形成時が1JOB後であることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置は、予め保持手段表面に磁性トナーを保持させていることを特徴とする。
本発明の多色画像形成装置は、1つの感光体と複数の現像装置からなる多色画像形成装置に用いる感光体用クリーニング装置が請求項1ないし13のいずれかに記載のクリーニング装置であることを特徴とする。
本発明の多色画像形成装置は、複数の画像形成部からなる多色画像形成装置に用いる感光体用クリーニング装置が請求項1ないし13のいずれかに記載のクリーニング装置であることを特徴とする。
本発明の多色画像形成装置は、感光体からトナー像を転写する中間転写体に用いる中間転写体用クリーニング装置が請求項1ないし13のいずれかに記載のクリーニング装置であることを特徴とする。
本発明の多色画像形成装置は、紙を搬送する転写ベルトに用いる転写ベルト用クリーニング装置が請求項1〜13に記載のクリーニング装置であることを特徴とする。
本発明の多色画像形成装置は、感光体用クリーニング装置が請求項1ないし13のいずれかに記載のクリーニング装置であることを特徴とする。
本発明の多色画像形成装置は、感光体がフィラーを分散させた感光体であることを特徴とする。
本発明の多色画像形成装置は、感光体がアモルファスシリコン感光体であることを特徴とする。
本発明のプロセスカートリッジは、感光体と、帯電装置、現像装置、クリ−ニング装置より選ばれる少なくとも一つの装置を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカ−トリッジにおいて、前記クリーニング装置は、請求項1ないし20のいずれかに記載のクリーニング装置であることを特徴とする。
本発明は、上記解決するための手段によって、球形トナーであっても感光体を傷つけることなくクリーニングするクリーニング装置を提供することができる。また、球形トナーをクリニングし、かつ、高品位の画像を得ることができる画像形成装置を提供することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
以下に、第1図は、画像形成装置全体の構成を示す概略図である。
画像形成の一連のプロセスはここではN/P(ネガポジ:電位が低い所にトナーが付着する)の接触帯電ローラ方式の例で行う。図示していない操作部のプリントボタンが押されると、図中の除電ランプ2、接触帯電ローラ25、現像ローラ8、転写ローラ15にそれぞれ所定の電圧又は電流が順次所定のタイミングで印加され、それとほぼ同時に感光体ドラム1、接触帯電ローラ25、転写ローラ15、現像ローラ8、左スクリュー9、右スクリュー10、トナー排出スクリュー19、クリーニングブラシ28は所定の方向に回転し始める。
感光体ドラム1は除電ランプ2で除電され接触配置された接触帯電ローラ25で一様に負に帯電(−900V)され、レーザー光4で潜像形成(画像部黒ベタ電位は150V)が行われる。その潜像が現像ローラ8で形成される磁気ブラシにより現像(現像バイアスは−600V)されトナー像が形成される。そして、そのトナー像が感光体ドラム1と転写ローラ15との間に図示していない給紙機構から給送され、上レジストローラ12と下レジストローラ11で画像先端と同期を取り供給された転写紙上にトナー像が転写(転写電流:+10μA印加)される。転写紙は分離爪16で感光体ドラム1より分離され、図示していない定着装置を経てコピー画像として排出される。
一方、転写ローラ15で転写され、残った感光体ドラム1上のトナーは、感光体ドラム1の回転でクリーニング装置まで移送され、クリーニングブラシ28でかき乱され、その次にクリーニングブレード22で感光体ドラム1上から除去される。
クリーニングブレード22で感光体ドラム1上から除去されたトナーはクリーニングブラシ28の回転によりトナー排出スクリュー19まで移送され、トナー排出スクリュー19で機外に排出、又は現像装置に戻される。
本発明は、球形トナーを使用して画質向上を図ることを目的にしている。近年、画像形成装置においては、より高精度および高精細な画像が形成できるよう、高解像度を有することが要求されている。その達成手段の1つとしてより粒径を小さくしたトナーを用いることがあげられる。又従来より転写率の向上のためにトナーの形状を不定形状からより球に近い形状のものが使われるようになってきている。しかしながら、従来のクリーニングブレード22のみを用いたクリーニング方式では、球状の小粒径トナーをクリーニングすることはトナーがすり抜けやすいことから難しくクリーニング不良が発生する。クリーニングブレード22をすり抜けたトナーは帯電装置(特に接触帯電ローラ及び微少ギャップを維持して配置されている非接触帯電ローラが顕著である)を汚し、その結果感光体ドラム1表面の帯電ムラになり画像に濃度の濃淡が発生する。そこで、球形トナーを使用して画質向上を目的にしたブレードクリーニング方式に係わるものである。
第2図は、本発明のクリーニング装置の構成を示す概略図である。本発明は、上記不具合を解消する為、クリーニングブレード22上流の感光体ドラム1とクリーニングブレード22で形成されるクサビ部近傍にはクリーニングブレード22と一体的に構成され、着磁された磁性ブレードホルダ31が配置されている。その端部の感光体ドラム1に近い方に不定形の磁性トナ−29を保持し、感光体ドラム1とクリーニングブレード22で形成されるクサビ部に磁性トナー29の堰を作り転写残として残った球形トナー32を堰き止める様にしたものである。第3図は、第2図のクリーニングブレードエッジ部を拡大した図である。
従来の不定形トナーのクリーニングブレード22によるクリーニングでは、感光体ドラム1上に転写残として残った不定形トナーはクリーニングブレード22と感光体ドラム1とが接する部分まで感光体ドラム1の回転により運ばれ、クリーニングブレード22が感光体ドラム1に押圧されて形成されるクサビ部に到達する。トナーが不定形なのでクリーニングブレード22に堰き止められたトナーは回転せずにクリーニングブレード22によりずらされ、クリーニングブレード22を通過せず溜まり堰を作り、その後に進入してくるトナーは落下し、クリーニングブラシ28の回転で搬送スクリュー19部へ送られる。
本発明はその原理を用いたものである。トナーのクリーニングは最初のトナーによりクリーニングブレード22を通過せずクサビ部を埋めて堰を形成し、堰を形成しているトナーがブレードを通過しなければ後続のトナーも形に関係なく阻止出来る。
球形トナー32だけでは、球形トナー32と感光体ドラム1との付着力及び球形トナー32と感光体ドラム1との摩擦係数により転写残として残った球形トナー32が感光体ドラム1上を移送されクリーニングブレード22表面と接触した時、球形トナー32は感光体ドラム1に連れまわる方向に回転力が生じ、その回転力でクリーニングブレード22を押し上げながらクリーニングブレード22を通過してしまう。従って、感光体ドラム1とクリーニングブレード22で形成されるクサビ部に最初から不定形の磁性トナー29で堰を作ってやればその後の画像形成で使用される球形トナー32は容易に阻止できる。
また、感光体ドラム1とクリーニングブレード22で形成されるクサビ部に堰を作る磁性体が磁性トナー29なので感光体ドラム1やクリーニングブレードにキズ及び生め込まれる様な事はない。
このとき感光体ドラム1は、アモルファスシリコーンを用いることができる。
第4図は、このアモルファスシリコンの層構成を示す図である。
感光体ドラム1は、ベルト状又はドラム状のアルミニウム基板上に感光層を設ける。感光層には、アモルファスセレン、光導電性を有するペリレン系、フタロシアニン系有機化合物、アモルファスシリコンを用いる。特に、アモルファスシリコンが好ましい。導電性支持体を50℃〜400℃に加熱し、支持体上に真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、熱CVD法、光CVD法、プラズマCVD法等の成膜法によりa−Siからなる光導電層を有するアモルファスシリコン感光体(以下、「a−Si系感光体」と称する。)を用いることが出来る。なかでも、プラズマCVD法、すなわち、原料ガスを直流または高周波あるいはマイクロ波グロー放電によって分解し、支持体上にa−Si堆積膜を形成する方法が好適なものとして用いられている。
(a)に示す感光体ドラム1は、支持体111の上にa−Si:H,Xからなり光導電性を有する光導電層112が設けられている。(b)に示す感光体ドラム1は、支持体111の上に、a−Si:H,Xからなり光導電性を有する光導電層112と、アモルファスシリコン系表面層113とから構成されている。(c)に示す感光体ドラム1は、支持体111の上に、a−Si:H,Xからなり光導電性を有する光導電層112と、アモルファスシリコン系表面層113と、アモルファスシリコン系電荷注入阻止層114とから構成されている。(d)に示す感光体ドラム1は、支持体111の上に、光導電層112が設けられている。該光導電層112はa−Si:H,Xからなる電荷発生層115ならびに電荷輸送層116とからなり、その上にアモルファスシリコン系表面層113が設けられている。アモルファスシリコン系感光体は、表面硬度が高く、LDのレーザ光(770〜800nm)などの長波長光に高い感度を示し、しかも繰返し使用による劣化もほとんど認められないことから、高速複写機やレーザービームプリンタ(LBP)等の画像形成装置の感光体ドラム1として用いられている。
この他に、保護層に耐摩耗性を向上する目的でフィラーを添加した感光体を用いることができる。有機フィラーとしては、ポリテトラフルオロエチレンのようなフッ素樹脂粉末、シリコーン樹脂粉末、a−カーボン粉末等が挙げられ、無機フィラーとしては、銅、スズ、アルミニウム、インジウムなどの金属粉末、酸化錫、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸化ビスマス、アンチモンをドープした酸化錫、錫をドープした酸化インジウム等の金属酸化物、チタン酸カリウムなどの無機材料が挙げられる。これらのフィラーは単独もしくは2種類以上混合して用いられる。これらフィラーは、保護層用塗工液に適当な分散機を用いることにより分散できる。また、フィラーの平均粒径は、0.5μm以下、好ましくは0.2μm以下にあることが保護層の透過率の点から好ましい。また、本発明において保護層21中に可塑剤やレベリング剤を添加してもよい。
第3図に示すように、クリーニングブレード22と感光体ドラム1とで形成するクサビ部へ予め磁性ブレードホルダ31に保持された磁性トナー29でクサビ部に磁性トナー29の堰を形成すれば上記原理でクリーニングすることができる。
また、磁性トナー29でクサビ部にトナーの堰を作る訳であるが、シリカ等と異なり感光体ドラム1へ刺さり不具合が発生する事はない。シリカ等の硬い不定形粒子であれば、シリカが感光体ドラム1へ刺さり、それを核にトナーが付着し、画像上に白抜け状の反転が発生する。
この様に通常使用されている磁性トナー29であれば感光体ドラム1へ刺さったり、傷ついたりして不具合を発生する事はない。磁性トナー29は感光体廻りを組み立てる時に予め着磁されている磁性ブレードホルダ31の先端に付けられる為、磁性トナー29の供給装置を設ける必要はない。組立時に磁性ブレードホルダ31の先端に付けられた磁性トナー29は感光体ドラム1と接触しているので、画像形成が開始され感光体ドラム1が回転すると自然に感光体ドラム1とクリーニングブレード22で形成されるクサビ部へ入り込み堰を作る。
クリーニングブレード22が感光体ドラム1上の転写残トナーをクリーニングする時、感光体ドラム1上のトナー以外の転写紙の紙紛等の異物は感光体ドラム1とクリーニングブレード22で構成されたクサビ部へ移動し、クサビ部の磁性トナー29の堰の中へ埋もれて行く。それらの異物は長期の画像形成で、段々クサビ部へ押し込まれ感光体ドラム1とクリーニングブレード22の間に挟み込まれ噛み込み、感光体ドラム1とブレード22に微小の隙間ができる。この隙間から球形トナー32のすり抜けが始まり、クリーニング不良が発生する。そこで、感光体ドラム1とクリーニングブレード22で形成されるクサビ部に噛み込んだ異物をクサビ部から取り除く為、クリーニングブレード22及び磁性ブレードホルダ31を感光体ドラム1から離間し感光体ドラム1とクリーニングブレード22とに挟まった異物を感光体ドラム1から落としてトナー排出スクリュー19で機外排出する。感光体ドラム1とクリーニングブレード22に挟まった異物を感光体ドラム1から落とす方法としては、画像形成終了後に感光体ドラム1を逆転しても良い。
または、クリーニングブレード22及び磁性ブレードホルダ31が感光体ドラム1から離間させてもよい。第5図は、クリーニングブレード、感光体ドラムとで形成するクサビ部へ予め磁性ブレードホルダを設けた構成を示す概略図である。
クリーニングブレード22及び磁性ブレードホルダ31が感光体ドラム1から離間する機構は第5図に示す。磁性ブレードホルダ31は前後のブレードホルダ軸35、37を中心に回転自在に支持され、ブレードホルダ軸35、37を中心に磁性ブレードホルダ31と反対側に磁性ブレードホルダ31に一体的に取り付けられたクリーニングブレード22が感光体ドラム1へ加圧される様に加圧バネ41で引っ張られている。ソレノイド40がONすると磁性ブレードホルダ31はブレードホルダ軸35、37を中心に反時計方向に回転し、感光体ドラム1から離間する。更にソレノイド40がOFFすると磁性ブレードホルダ31は加圧バネ41に引っ張られ時計方向に回転し、感光体ドラム1へ加圧接触する。
第6図は、本発明を用いたプロセスカートリッジの実施形態の構成を示す概略図である。
第6図において、44はプロセスカ−トリッジ全体を示し、1は感光体ドラム、25は接触帯電ローラ、43は現像装置、45はクリーニング装置を示す。本発明においては、上述の感光体ドラム1、接触帯電ローラ25、現像装置43及びクリ−ニング装置45等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカ−トリッジ44として一体に結合して構成し、このプロセスカ−トリッジ44を複写機やプリンタ−等の画像形成装置本体に対して着脱可能に構成する。
また、第7図は、本発明の多色画像形成装置の主要な構成を示した概略図である。第7図に示すように、本発明のクリーニング装置45を用いたプロセスカ−トリッジ44を有する画像形成装置は、感光体ドラム1が所定の周速度で回転駆動される。感光体ドラム1は回転過程において、接触帯電ローラ25によりその周面に正又は負の所定電位の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレ−ザ−ビ−ム走査露光等の像露光装置からの画像露光のレーザー光4を受け、こうして感光体ドラム1の周面に静電潜像が順次形成され、形成された静電潜像は、次いで、現像装置によりトナ−現像され、現像されたトナ−像は、給紙部から感光体ドラム1と転写装置との間に感光体ドラム1の回転と同期されて給送された転写材に、転写装置により順次転写されていく。
像転写を受けた転写材は感光体ドラム1面から分離されて像定着装置へ導入されて像定着され、複写物(コピ−)として装置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体ドラム1の表面は、クリ−ニング装置45によって転写残りトナ−の除去を受けて清浄面化され、更除電された後、繰り返し画像形成に使用される。
画像形成装置全体の構成を示す概略図である。 本発明のクリーニング装置の構成を示す概略図である。 クリーニングブレードエッジ部を拡大した図である。 このアモルファスシリコンの層構成を示す図である。 クリーニングブレード、感光体ドラムとで形成するクサビ部へ予め磁性ブレードホルダを設けた構成を示す概略図である。 本発明を用いたプロセスカートリッジの実施形態の構成を示す概略図である。 本発明の多色画像形成装置の主要な構成を示した概略図である。
符号の説明
1 感光体ドラム
2 除電ランプ
4 レーザー光
8 現像ローラ
9 左スクリュー
10 右スクリュー
11 下レジストローラ
12 上レジストローラ
15 転写ローラ
16 分離爪
18 クリーニング装置
19 トナー排出スクリュー
22 クリーニングブレード
25 接触帯電ローラ
28 クリーニングブラシ
29 磁性トナー
31 磁性ブレードホルダー
32 球形トナー
35、37 ブレードホルダー軸
40 ソレノイド
41 加圧バネ
43 現像装置
44 プロセスカートリッジ
45 クリーニング装置

Claims (21)

  1. 感光体に一様に帯電する帯電装置と、潜像を非磁性の球形トナーで顕像化する現像装置と、トナー像を転写する転写装置と、弾性体のクリーニングブレードで転写残トナーを除去するクリーニング装置を有し、ブレードエッジ部に磁性体の堰き止め紛体を保持する保持手段を有する画像形成装置において、前記堰き止め粉体は、磁性体を含有する磁性トナーである
    ことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 画像形成を行うトナーの円形度が0.96以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 磁性トナーの保持手段がクリーニングブレードと一体的に構成する着磁されたブレードホルダである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  4. 磁性トナーの保持手段が着磁されたゴムのクリーニングブレードである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  5. 磁性トナーの保持手段が着磁されたゴムとウレタンゴムの2層構造のクリーニングブレードである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  6. 磁性トナーの保持手段がクリーニングブレード上流に配置された磁性ローラを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  7. 磁性トナーの保持手段が第1の保持位置と第2の保持位置を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のクリーニング装置。
  8. 第1の保持位置画像形成時で磁性トナーが感光体に接触し、第2の保持手段が非画像形成時で感光体から磁性トナーが離間する
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のクリーニング装置。
  9. 非画像形成時が予め決められた枚数後である
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のクリーニング装置。
  10. 非画像形成時がウォームアップ時である
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のクリーニング装置。
  11. 非画像形成時が紙間である
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のクリーニング装置。
  12. 非画像形成時が1JOB後である
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のクリーニング装置。
  13. 予め保持手段表面に磁性トナーを保持させている
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載のクリーニング装置。
  14. 1つの感光体と複数の現像装置からなる多色画像形成装置に用いる感光体用クリーニング装置が請求項1ないし13のいずれかに記載のクリーニング装置である
    ことを特徴とする多色画像形成装置。
  15. 複数の画像形成部からなる多色画像形成装置に用いる感光体用クリーニング装置が請求項1ないし13のいずれかに記載のクリーニング装置である
    ことを特徴とする多色画像形成装置。
  16. 感光体からトナー像を転写する中間転写体に用いる中間転写体用クリーニング装置が請求項1ないし13のいずれかに記載のクリーニング装置である
    ことを特徴とする多色画像形成装置。
  17. 紙を搬送する転写ベルトに用いる転写ベルト用クリーニング装置が請求項1〜13に記載のクリーニング装置である
    ことを特徴とする多色画像形成装置。
  18. 感光体用クリーニング装置が請求項1ないし13のいずれかに記載のクリーニング装置である
    ことを特徴とする多色画像形成装置。
  19. 感光体がフィラーを分散させた感光体である
    ことを特徴とする請求項1ないし18のいずれかに記載の画像形成装置
  20. 感光体がアモルファスシリコン感光体であることを特徴とする請求項1ないし18のいずれかに記載の画像形成装置。
  21. 感光体と、帯電装置、現像装置、クリ−ニング装置より選ばれる少なくとも一つの装置を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカ−トリッジにおいて、前記クリーニング装置は、請求項1ないし20のいずれかに記載のクリーニング装置である
    ことを特徴とするプロセスカ−トリッジ。
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