JP6843556B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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回転可能な像担持体と、
回転可能であって、前記像担持体と接触して前記像担持体と共に帯電部を形成し、前記帯電部において前記像担持体の表面を帯電する帯電部材と、
帯電された前記像担持体の表面を露光して静電像を形成する露光部と、
前記像担持体と接触して前記像担持体と共に現像部を形成し、前記現像部において前記像担持体の表面上の前記静電像に正規極性に帯電したトナーを供給してトナー像を形成する現像部材と、
前記帯電部材に帯電電圧を印加する帯電電圧印加部と、
前記露光部と前記帯電電圧印加部を制御する制御部と、を有し、
以下の(i)〜(v)の工程を含む、前記帯電部材に付着した前記トナーを前記帯電部材から前記像担持体に移動させて前記帯電部材を清掃する清掃動作を実行可能であることを特徴とする画像形成装置、
(i)前記像担持体が回転し、前記正規極性とは逆極性に帯電されたトナーに前記帯電部材から前記像担持体に向かう方向の静電気力が作用する向きの電位差が前記帯電部材と前記像担持体との間に形成されるように前記帯電電圧が印加された前記帯電部を、前記像担持体の領域が通過する第1の工程、
(ii)前記第1の工程を経た前記像担持体の表面が、前記露光部により画像形成動作における露光量より小さい露光量で露光される第2の工程、
(iii)前記逆極性に帯電されたトナーに前記現像部材から前記像担持体に向かう方向の静電気力が作用する向きの電位差が前記現像部材と前記像担持体との間に形成された前記現像部を、前記第2の工程を経た前記領域が通過する第3の工程、
(iv)前記逆極性に帯電されたトナーに前記像担持体から前記帯電部材に向かう方向の静電気力が作用する向きの電位差であって、前記帯電部材と前記像担持体の間で放電が発生する大きさの電位差が前記帯電部材と前記像担持体との間に形成されるように前記帯電電圧が印加された前記帯電部を、前記第3の工程を経た前記領域が通過する第4の工程、
(v)前記正規極性に帯電されたトナーに前記像担持体から前記現像部材に向かう方向の静電気力が作用する向きの電位差が前記現像部材と前記像担持体との間に形成された前記現像部を、前記第4の工程を経た前記領域が通過する第5の工程。
<画像形成装置>
図1を用いて、画像形成装置100の概略構成について説明する。図1は画像形成装置100の概略構成図である。
現像同時クリーニングの詳細について説明する。本実施例における画像形成装置100は、感光ドラム1の回転方向において転写部dより下流側かつ帯電部aより上流側に、感光ドラム1を除電処理する除電手段としての前露光装置6を設けている。前露光装置6は、帯電部aで安定した放電を生じさせるために、帯電部aに進入する前の感光ドラム1の表面電位を光除電する。感光ドラム1の回転方向において、前露光装置6による露光位置が除電部eである。転写残トナーは、正極性に帯電しているトナーや、負極性に帯電しているものの充分な電荷を有していないトナーが混在する。これらトナーに対しては、前露光装置6により転写後の感光ドラム1を除電し、帯電処理時に均一な放電を生じさせることによって、再び負極性に帯電させることが可能となる。
図2は、画像形成装置100の要部の概略制御態様を示すブロック図である。画像形成装置100に設けられた制御手段としての制御部150は、演算処理を行う中心的素子であるCPU151、記憶素子であるROM、RAMなどのメモリ152などを有して構成される。RAMには、センサの検知結果、演算結果などが格納され、ROMには制御プログラム、予め求められたデータテーブルなどが格納されている。制御部150は、画像形成装置100の動作を統括的に制御する制御手段であり、各種の電気的情報信号の授受や、駆動のタイミングなどを制御しており、所定の作像シーケンス制御などを司る。制御部150には、画像形成装置100における各制御対象が接続されている。例えば、制御部150には、帯電電源E1、現像電源E2、転写電源E3、前露光装置6などが接続されている。特に、本実施例との関係で言えば、制御部150は、各種電源E1、E2、E3のON/OFFや出力値、前露光装置6による除電光の照射のON/OFFなどを制御して、後述する転写ローラ5の清掃動作を実行させる。
上述のように、転写残トナーは、帯電部aにおいて負極性に帯電させられて、帯電部aを通過して現像部cへと送られるようになっている。しかし、一部、帯電部aで充分に負極性とならずに帯電ローラ2に付着し続けるトナーがある。このトナーが帯電ローラ2に付着した状態で画像形成を続けると、帯電ローラ2へトナーが固着することによる帯電性能の低下などが生じることがある。そのため、所定のタイミングで、帯電ローラ2に付着したトナーを感光ドラム1に付着させて現像部cに送り、現像装置4に戻すことが望まれる。しかし、本発明者らの検討により、帯電ローラ2へのトナー付着に関して、次のことがわかった。つまり、帯電ローラ2にトナーが付着してしまうと、帯電ローラ2からの放電により感光ドラム1を帯電させる際に、その放電現象により帯電ローラ2に付着しているトナーは正極性成分が増える。そのため、摩擦によってトナーの帯電極性を負極性に反転させようとしても、正極性に帯電したトナーを充分に負極性に反転させることができない場合がある。
図3における(a)は、印字工程における像露光が終了して感光ドラム1上に形成されたトナー像が転写部dを通過したタイミングであり、このタイミングで転写バイアスをHIGHからLOWにする。転写バイアスをLOWにすることで、転写ローラ5からの電荷流入をなくし、転写部dを通過した後の感光ドラム1の表面電位の低下を抑制する。それとともに、前露光装置6をOFFにして、帯電部aに到達する前の光除電による感光ドラム1の表面電位の低下をなくす。このように、転写バイアスをLOWにして、前露光装置6をOFFにすることで、感光ドラム1の表面電位を保つようにする。なお、印字工程が終了した後も、帯電バイアス及び現像バイアスは、HIGHのままとされている。すなわち、帯電ローラ2に所定の帯電電圧を印加させて感光ドラム1を帯電処理させると共に、その帯電処理された感光ドラム1の領域が現像部cを通過する際に現像スリーブ41に所定の現像電圧を印加させる。
次に、転写バイアスがLOWの状態で転写部dを通過し、かつ、前露光装置6がOFFの状態で除電部eを通過した感光ドラム1の領域が帯電部aに到達するタイミングで、帯電バイアスをHIGHからLOWにする。これにより、帯電バイアスは、感光ドラム1の表面電位よりも正極性側に高い電圧(例えば、感光ドラム1の表面電位と同極性で絶対値が小さい電圧)となる。本実施例では、このとき帯電ローラ2に印加するLOWの帯電バイアスは、帯電部aにおける感光ドラム1と帯電ローラ2との間の電位差が放電開始電圧Vth以上になるように設定される。そのため、感光ドラム1から帯電ローラ2への逆放電が生じて、感光ドラム1の表面電位の絶対値が小さくなる。つまり、感光ドラム1の表面電位の絶対値は、帯電部aを通過することで、帯電部aに到達する直前よりも小さくなる。そして、帯電ローラ2に付着している正極性に帯電したトナーが、正極性に帯電したまま感光ドラム1に静電的に付着する。また、帯電ローラ2上の極性をもたない少量のトナーは、上記逆放電により負極性に帯電する。すなわち、帯電ローラ2に印加する電圧を、(a)工程で帯電処理された感光ドラム1の領域が帯電部aを通過する際に、その領域が帯電部aに到達する際の表面電位よりも正極性側に高い電圧に変更する。
次に、タイミング(b)で正極性に帯電したトナーが付着した感光ドラム1の領域が像露光部bに到達するタイミングで、トナーが付着している領域の全域を全面露光する。全面露光とは、印字工程中の像露光と同じ光量を感光ドラム1の長手全域に露光することである。これにより、感光ドラム1の全面露光された領域の表面電位の絶対値が一様に小さくなる。つまり、感光ドラム1の表面電位の絶対値は、像露光部bを通過することで、像露光部bに到達する直前よりも一様に小さくなる。この全面露光によって、タイミング(b)〜(c)間に感光ドラム1から帯電ローラ2への逆放電によって不安定となっている感光ドラム1の表面電位を安定させることができる。また、このとき感光ドラム1に静電的に付着している正極性に帯電したトナーは、像露光部bを通過後も感光ドラム1に静電的に付着している。
次に、タイミング(c)で全面露光を受けた感光ドラム1の領域が現像部cに到達するタイミングで、現像バイアスをHIGHからLOWにする。つまり、前記全面露光により感光ドラム1の表面電位の絶対値が一様に小さくなっている。そのため、それに対応して、現像バイアスを、感光ドラム1の表面電位よりもさらに正極性側に高い電圧(例えば、感光ドラム1の表面電位と同極性で絶対値が小さい電圧)とするように、現像バイアスをLOWにする。現像バイアスをLOWにすることで、感光ドラム1上の正極性に帯電したトナーの大部分は、現像スリーブ41から感光ドラム1に向けて静電的に付勢された状態で現像部cを通過する。なお、このとき感光ドラム1上の正極性に帯電したトナーの一部が現像装置4に回収されてもよい。すなわち、現像スリーブに印加する電圧を、(c)工程によって表面電位の絶対値が一様に小さくなった感光ドラムの領域が現像部cを通過する際に、上記所定の現像電圧よりも正極性側に高い電圧に変更する。
次に、帯電バイアスがLOWの状態で帯電ローラ2を1周分以上回転させた後に、帯電バイアスをHIGHに戻す。感光ドラム1の表面電位に対し帯電バイアスを負極性側に高い電圧にする(同極性で絶対値を大きくする)ことで、LOWの帯電バイアスの印加によって帯電ローラ2に残った少量の負極性に帯電したトナーを、静電的に感光ドラム1に付着させる。なお、帯電バイアスをLOWからHIGHに戻すタイミングは、帯電ローラ2の全周の清掃を可能とするために、少なくとも帯電ローラ2の1周後であることが好ましい。なお、ここで変更された後のHIGHの帯電バイアスは、LOWに変更される前の電圧に限定されるものではなく、LOWの帯電バイアスよりも負極性側に高い電圧であればよい。すなわち、帯電ローラ2に印加する電圧を、(b)工程の変更後の電圧を帯電ローラ2に印加している際に帯電部aを通過した感光ドラム1の領域が帯電部aを通過する際に、(b)工程の変更後の電圧よりも負極性側に高い電圧に変更する。
次に、帯電バイアスをHIGHに戻した状態で帯電部aを通過した感光ドラム1の領域が像露光部bに到達するタイミングで、露光装置3をOFFして感光ドラム1上の全面露光を停止する。これにより、像露光部bを通過後の感光ドラム1の表面電位を保つようにする。つまり、感光ドラム1は帯電バイアスをHIGHに戻した後の帯電処理後の表面電位のままとなる。
次に、帯電バイアスをHIGHに戻した状態で帯電部aを通過した感光ドラム1の領域が現像部cに到達するタイミングで、現像バイアスをHIGHに戻す。帯電バイアスがLOWの状態で帯電部aを通過した感光ドラム1の領域は、感光ドラム1の表面電位の絶対値が小さくなった領域である。また、帯電バイアスをHIGHに戻した状態で帯電部aを通過した感光ドラム1の領域は、本実施例では通常の画像形成時の感光ドラム1の帯電電位の領域である。なお、この現像バイアスをLOWからHIGHに戻すタイミングは、上記帯電バイアスをLOWからHIGHに戻すタイミングに応じて変更することができる。また、ここで変更された後のHIGHの現像バイアスは、LOWに変更される前の電圧に限定されるものではなく、LOWの現像バイアスよりも負極性側に高い電圧であればよい。すなわち、現像スリーブ41に印加する電圧を、(e)工程の変更後の電圧を帯電ローラ2に印加している際に帯電部aを通過した感光ドラム1の領域が現像部cを通過する際に、(c)工程の変更後の電圧よりも負極性側に高い電圧に変更する。
次に、帯電バイアスがLOWの状態で帯電部aを通過した感光ドラム1の領域が除電部eに到達するタイミングで、前露光装置6をONにする。つまり、帯電バイアスがLOWの状態で帯電部aを通過した感光ドラム1の領域は、帯電ローラ2から正極性に帯電したトナーを付着させた領域であり、この領域が再び帯電部aに進入する前に、この領域を前露光装置6により光除電する。前露光装置6をONにして帯電部aに進入する感光ドラム1の表面電位の絶対値を小さくすることで、帯電ローラ2から感光ドラム1への放電を促進させる。これにより、感光ドラム1上に付着している正極性に帯電したトナーの帯電極性が充分に負極性へと反転する。この負極性に帯電したトナーは、帯電ローラ2から感光ドラム1に向けて静電的に付勢された状態で帯電部aを通過し、その後、現像部cにおいて現像スリーブ41に静電的に転移し、現像装置4に回収される。すなわち、(e)工程の変更後の電圧を帯電ローラ2に印加している際に帯電部aを通過すべき感光ドラム1の領域が除電部eを通過する際には、前露光装置6による感光ドラム1の除電処理を行わせる。
本実施例では、感光ドラム1の外径は20mm、帯電ローラ2の外径は9mm、感光ドラム1の周速度(表面速度)は160mm/secである。また、帯電ローラ2は感光ドラム1の周速度(表面速度)に対し1.2倍の速さで回転駆動されるため、帯電ローラ2の周速度(表面速度)は192mm/secである。画像形成時の各バイアスは、転写バイアスが+1000V(HIGH)、帯電バイアスが−1400V(HIGH)、現像バイアスが−400V(HIGH)である。また、画像形成時に、感光ドラム1の表面は、上記帯電バイアスによって−800Vの帯電電位(暗部電位Vd)に帯電処理される。また、前露光装置6により光除電された感光ドラム1の表面電位は、露光装置3による露光部の表面電位(明部電位Vl)と同等の−100V程度になる。
以上説明したように、本実施例によれば、帯電ローラ2の清掃動作において、正極性のトナーが付着した感光ドラム1の領域が像露光部に到達するタイミングで、感光ドラム1上を全面露光することによって、不安定となっている感光ドラム1の表面電位を安定させることができ、現像部において感光ドラム1上にカブリトナーを転移させることなく、現像装置4に回収することができる。これにより、画像形成装置の本体内の汚れやそれに伴う裏汚れといった画像不良を防止し、さらにはカブリトナーを現像回収するための清掃時間を短縮することができる。
実施例2に係る画像形成装置について説明する。なお、本実施例で適用する画像形成装置100の構成において、実施例1と同一部材には同一符号を付し、説明を省略する。
図4は、本実施例の帯電ローラ2の清掃動作のタイミングチャート図である。本実施例における画像形成装置100は、清掃動作中の全面露光の光量を印字動作中に対して一律に小さくし、全面露光後の感光ドラム1の表面電位を現像バイアスのHIGHよりも絶対値で高い電位にすることによって、清掃動作中の現像バイアスを印字動作中のHIGHのまま切り替えないことを特徴とする。
印字工程における像露光(HIGH)が終了(OFF)して感光ドラム1上に形成されたトナー像が転写部dを通過したタイミングで、転写ローラ5には−300V程度(LOW)の転写バイアスが印加され、前露光装置6もOFFとされる(タイミング(a))。そのため、帯電部aの直前での感光ドラム1の表面電位はおよそ−800Vとなる。ここで、本実施例における印字工程中の像露光(HIGH)の光量は、感光ドラム1上の露光強度0.5μJ/cm2としている。
以上説明したように、本実施例によれば、帯電ローラ2の清掃動作において、清掃動作中の全面露光の光量を印字工程中に対して一律に低くし、全面露光後の感光ドラム1の表面電位を現像バイアスのHIGHよりも絶対値で高い電位に制御し、清掃動作中に現像バイアスを印字動作中のバイアスと切り替えないことによって、不安定となっている感光ドラム1の表面電位を安定させつつ、現像バイアス切り替え時の急峻な電位変動に伴うカブリトナーの発生を抑制することができ、このカブリトナーを現像回収するための清掃時間を短縮することができる。
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
2 …帯電ローラ
3 …露光装置
4 …現像装置
5 …転写ローラ
6 …前露光装置
41 …現像スリーブ
100 …画像形成装置
150 …制御部
Claims (6)
- 回転可能な像担持体と、
回転可能であって、前記像担持体と接触して前記像担持体と共に帯電部を形成し、前記帯電部において前記像担持体の表面を帯電する帯電部材と、
帯電された前記像担持体の表面を露光して静電像を形成する露光部と、
前記像担持体と接触して前記像担持体と共に現像部を形成し、前記現像部において前記像担持体の表面上の前記静電像に正規極性に帯電したトナーを供給してトナー像を形成する現像部材と、
前記帯電部材に帯電電圧を印加する帯電電圧印加部と、
前記露光部と前記帯電電圧印加部を制御する制御部と、を有し、
以下の(i)〜(v)の工程を含む、前記帯電部材に付着した前記トナーを前記帯電部材から前記像担持体に移動させて前記帯電部材を清掃する清掃動作を実行可能であることを特徴とする画像形成装置、
(i)前記像担持体が回転し、前記正規極性とは逆極性に帯電されたトナーに前記帯電部材から前記像担持体に向かう方向の静電気力が作用する向きの電位差が前記帯電部材と前記像担持体との間に形成されるように前記帯電電圧が印加された前記帯電部を、前記像担持体の領域が通過する第1の工程、
(ii)前記第1の工程を経た前記像担持体の表面が、前記露光部により画像形成動作における露光量より小さい露光量で露光される第2の工程、
(iii)前記逆極性に帯電されたトナーに前記現像部材から前記像担持体に向かう方向の静電気力が作用する向きの電位差が前記現像部材と前記像担持体との間に形成された前記現像部を、前記第2の工程を経た前記領域が通過する第3の工程、
(iv)前記逆極性に帯電されたトナーに前記像担持体から前記帯電部材に向かう方向の静電気力が作用する向きの電位差であって、前記帯電部材と前記像担持体の間で放電が発生する大きさの電位差が前記帯電部材と前記像担持体との間に形成されるように前記帯電電圧が印加された前記帯電部を、前記第3の工程を経た前記領域が通過する第4の工程、
(v)前記正規極性に帯電されたトナーに前記像担持体から前記現像部材に向かう方向の静電気力が作用する向きの電位差が前記現像部材と前記像担持体との間に形成された前記現像部を、前記第4の工程を経た前記領域が通過する第5の工程。 - 前記像担持体と共に転写部を形成し、前記転写部において前記像担持体の表面に形成された前記トナー像を被転写体に転写する転写部材を有し、
前記転写部において、被転写体に前記トナー像を形成する画像形成動作において転写されずに前記像担持体の表面に残った残トナーを前記現像部材によって回収することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記第1の工程において前記帯電部を通過し前記トナーが前記帯電部材から前記像担持体に転移した前記領域が、前記第2の工程における前記露光部による露光位置に到達するタイミングにおいて、前記領域を前記露光部により露光するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記現像部材に現像電圧を印加する現像電圧印加部を有し、
前記制御部は、前記第3の工程において、前記転写部において被転写体に前記トナー像を形成する画像形成動作と同じ前記現像電圧を印加するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記像担持体の回転方向において前記転写部より下流側かつ前記帯電部よりも上流側の前記像担持体の前記表面を露光する帯電前露光部を有し、
前記制御部は、前記第4の工程の前に、前記第3の工程を経た前記像担持体の表面に前記帯電前露光部によって露光を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記トナーは一成分現像剤であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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