JP2017207530A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーナレス方式の画像形成装置において、現像手段による像担持体に付着したトナーの回収性を向上させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置において、回転可能に支持された感光体ドラム1と、感光体ドラム1を帯電させる帯電ローラ2と、感光体ドラム1の表面に形成された静電潜像を現像し、且つ、感光体ドラム1に付着したトナーを回収する現像スリーブ8と、感光体ドラム1の回転方向において帯電ローラ2と現像スリーブ8との間に配置され、感光体ドラム1と接触して設けられる除電シート7と、除電シート7にバイアスを印加する除電高圧電源14と、を備え、除電高圧電源14は、画像形成時において、感光体ドラム1の帯電極性と同極性で、且つ、感光体ドラム1の帯電電位よりも絶対値が小さい直流バイアスを除電シート7に印加する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば電子写真方式を用いてシートに画像を形成する電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関する。また、画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジに関する。
電子写真方式を利用する画像形成装置では、像担持体としての感光体ドラムの表面に静電潜像を形成し、現像手段としての現像スリーブにより静電潜像にトナーを付着させて現像を行って画像を形成する。ここで、画像形成後に感光体ドラムの表面に残留したトナーをクリーニング装置により除去する構成が知られている。
また近年では、画像形成装置の小型化と省資源化が要求されている。そこでこれに応じるべく、特許文献1に記載の構成では、クリーニング装置を用いずに、現像スリーブによりトナーの回収を行う構成が提案されている。
このように現像スリーブによって静電潜像の現像とトナーの回収を行う方式は、一般にクリーナレス方式と呼ばれている。クリーナレス方式では、帯電した感光体ドラムの表面電位と現像スリーブに印加する現像バイアスの電位差、すなわち電界によってトナーを電気的に現像スリーブで回収する。これにより、画像形成装置の小型化を実現し、またトナーを再利用して資源を有効利用することが可能となる。
特開2003−91181号公報
画像形成後に感光体ドラム表面に残留したトナーの中には、感光体ドラムを帯電させる帯電手段からの放電の作用によりトナー表面に過剰な電荷を有することがある。この場合、次のような問題が生じるおそれがある。
図11(a)は、感光体ドラム表面に付着したトナーにかかる力の関係を示す断面概略図である。図11(a)に示す様に、感光体ドラム表面に付着したトナー粒子Tには、静電付着力(kq/r)と非静電付着力(R)の和である力F1(kq/r+R)が感光体ドラム側に働く(q:電荷、E:電界、k:1/4πε、r:トナー粒径)。また、現像スリーブとの電界による力F2(qE)が現像スリーブ側に働く。
ここで、帯電手段の放電作用によりトナー表面が過剰な電荷を有し、トナーにかかる力がF1>F2の関係となると、トナーが現像スリーブ側に移動せずに感光体ドラム表面に吸着する。例えば、図11(b)に示す横軸q2の状態になった場合、トナーは感光体ドラム表面に保持される。
図12は、クリーナレス方式の画像形成装置において、感光体ドラム表面に付着したトナーの単位重量当たりの電荷量q[μC]/M[g]と現像ユニットによるトナーの回収率との関係を比較した実験の結果を示すグラフである。図12に示す様に、本実験においてはq/M≦40の場合はトナーがほぼ完全に回収され、q/M>40の場合は感光体ドラム表面にトナーが保持されて回収されない結果となった。
このように感光体ドラム表面に付着したトナーの保持する電荷が高すぎる場合、特許文献1に記載の構成では、感光体ドラム表面と現像スリーブとの間に生じる電界中のトナーに働く力よりも感光体ドラム表面に静電吸着する力のほうが大きくなることがある。このため、現像スリーブへのトナーの回収性が悪化し、シートの汚れなどに繋がるおそれがある。
そこで本発明の目的は、現像手段による像担持体に付着したトナーの回収性を向上させることができる画像形成装置を提供することである。
この目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、回転可能に支持された像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電手段と、前記像担持体の表面に形成された静電潜像を現像し、且つ、前記像担持体に付着した現像剤を回収する現像手段と、前記像担持体の回転方向において前記帯電手段と前記現像手段との間に配置され、前記像担持体と接触して設けられる除電部材と、前記除電部材にバイアスを印加するバイアス印加手段と、を備え、前記バイアス印加手段は、画像形成時において、前記像担持体の帯電極性と同極性で、且つ、前記像担持体の帯電電位よりも絶対値が小さい直流バイアスを前記除電部材に印加することを特徴とする。
本発明によれば、現像手段による像担持体に付着したトナーの回収性を向上させることができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の断面概略図である。 第1実施形態に係るプロセスカートリッジの断面概略図である。 感光体ドラムの表面電位と各部材に印加するバイアスの関係を示す図である。 トナーの除電率を測定した結果を示すグラフである。 除電バイアス値と除電後の感光体ドラム表面の帯電電位との関係を示すグラフである。 比較例に係るプロセスカートリッジの断面概略図である。 第2実施形態に係る画像形成装置において、各部材に印加するバイアスのタイミングや大きさを示す図である。 第3実施形態に係る除電シート近傍の断面概略図である。 第4実施形態に係るプロセスカートリッジの断面概略図である。 第4実施形態に係る除電ローラ近傍の断面概略図である。 感光体ドラム表面に付着したトナーにかかる力の関係を示す説明図である。 トナーの単位重量当たりの電荷量とトナーの回収率との関係を比較した実験の結果を示すグラフである。
(第1実施形態)
<画像形成装置>
以下、まず本発明の第1実施形態に係る画像形成装置Aの全体構成を画像形成時の動作とともに図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、相対位置などは本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1に示す様に、画像形成装置Aは、シートにトナー像を転写する画像形成部と、画像形成部へシートを供給するシート給送部と、シートにトナー像を定着させる定着部とを備える。
画像形成部は、プロセスカートリッジP、光学ユニット3(露光手段)、転写ローラ5などを備える。またプロセスカートリッジPは、感光体ドラム1(像担持体)、帯電ローラ2(帯電手段)を備える感光体ユニット20と現像ユニット21とが一体的にカートリッジ化されたものである。なお、プロセスカートリッジPは画像形成装置A本体に着脱可能に構成されている。
次に、画像形成動作について説明する。ユーザが画像形成ジョブを送信することにより制御部(不図示)が画像形成信号を発すると、給送ローラ(不図示)、搬送ローラ(不図示)によってシート積載部(不図示)に積載収納されたシートSが画像形成部に送り出される。
一方、画像形成部においては、帯電ローラ2に所定の直流バイアスを印加することにより、感光体ドラム1の表面が所定の極性・電位に均一に帯電される。
その後、光学ユニット3が備える不図示の半導体レーザが、画像信号に応じてレーザ光Lを出射し、感光体ドラム1に照射してイメージ露光を行う。これにより、感光体ドラム1の電位が部分的に低下して画像情報に応じた静電潜像が感光体ドラム1の表面上に形成される。
その後、現像ユニット21が備える現像スリーブ8(現像手段)に現像バイアスが印加されることで、感光体ドラム1表面に形成された静電潜像が顕像化されてトナー像が形成される。感光体ドラム1表面に形成されたトナー像は、感光体ドラム1と転写ローラ5との間に形成された転写ニップ部に送り込まれる。
トナー像が転写ニップ部に到着すると、転写ローラ5にトナーと逆極性の転写バイアスが印加されてトナー像がシートに転写される。
その後、トナー像が転写されたシートは定着装置6に送られ、定着装置6の加熱部と加圧部との間に形成された定着ニップ部において加熱・加圧され、トナー像がシートに定着される。その後、シートは排出ローラ41によって画像形成装置A外側に排出される。
また、シートが転写ニップ部を通過した後、画像形成部においては、現像スリーブ8に現像バイアスが印加される。これにより、現像スリーブ8と感光体ドラム1の間に形成される電界の作用により感光体ドラム1上に残留した転写残トナーは現像スリーブ8に移動して現像ユニット21に回収される。
<プロセスカートリッジ>
次に、プロセスカートリッジPの構成について説明する。図2はプロセスカートリッジPの断面概略図である。前述した通り、プロセスカートリッジPは、感光体ユニット20と現像ユニット21とが一体的にカートリッジ化されている。
まず、感光体ユニット20について説明する。図2に示す様に、感光体ユニット20は、感光体ドラム1が回転可能に支持されるとともに、感光体ドラム1周面に沿って帯電ローラ2と除電シート7とが配置されている。
感光体ドラム1は、径がΦ30のアルミ素管上に感光層を約18μm程度の膜厚で塗工したものであり、矢印R1方向に150mm/secで回転する。また、プロセスカートリッジPを画像形成装置A本体に装着したとき、アルミ素管部を接地できるように構成されている。
帯電ローラ2は、ローラ径がΦ8であり、芯金の上にウレタンゴムからなる導電性弾性層を形成し、その上に厚さ数μmのウレタンゴムにカーボンブラックを分散させた高抵抗層を形成したものである。そして、画像形成装置Aが備える帯電高圧電源13から芯金に直流バイアスが印加されて帯電処理を行う。なお、帯電ローラ2の高抵抗層としてはウレタンゴムの他に、アクリル樹脂、ナイロン樹脂、フッ素樹脂などを用いてもよい。また帯電ローラ2の芯金の両端部には不図示の間隔保持部材が設けられ、帯電ローラ2は感光体ドラム1表面と非接触の状態、具体的に100μmの間隙をもって支持されている。これにより帯電ローラ2がトナー等で汚れるのを抑制する。なお、帯電ローラ2と感光体ドラム1とが当接した状態で支持される構成としてもよい。
除電シート7は、厚み50μmのシート状のステンレス鋼であるSUSシートにより構成され、ステンレス鋼を加工した支持板金42によって、撓みや波打ち無く感光体ユニット20の枠体に固定されている。そして、感光体ドラム1の回転方向(感光体ドラム1の表面の移動方向)において帯電ローラ2が対向する帯電位置より下流側で、且つ、現像スリーブ8が対向する現像位置より上流側の位置に配置され、感光体ドラム1表面と当接するように設けられている。より具体的には、光学ユニット3により露光処理が行われる領域よりも上流側に配置されている。また、画像形成装置A本体が備える除電高圧電源14(バイアス印加手段)により、支持板金42を介して除電シート7にバイアスが印加できるようになっている。
次に、現像ユニット21について説明する。現像ユニット21は、トナーを収容するトナー収容部10と、現像を行う現像部11を備える。また、トナー収容部10と現像部11はそれぞれ開口を有し、互いの開口を合わせた状態で不図示の結合部を溶着することで結合されている。
トナー収容部10には、現像剤として、絶縁性一成分磁性現像剤で体積平均粒径が約8.0μmのネガトナー(以後、図面上でトナー粒子をTと表す)が初期状態で200g収容されている。
また、トナー収容部10を形成する枠体には、撹拌搬送部材9が回転可能に支持されている。撹拌搬送部材9は、嵌合穴を備える材質がポリエチレンテフタレートのシートを取り付け軸上に設けたダボと嵌合させ、ダボの先端を熱溶着によって拡大することでシートを取り付け軸上に固定している。そして、不図示の駆動手段によって矢印R3方向に回転することでトナー収容部10内のトナーを撹拌しながら前記開口を介して現像部11に搬送する。
現像部11は、感光体ドラム1と対向した領域に開口を有し、この開口に一部露出するようにして現像剤担持体としての現像スリーブ8が回転可能に設けられている。現像スリーブ8は、非磁性のアルミスリーブの表面を導電性粒子を含有する樹脂層でコートし、スリーブ径はΦ16.0、表面粗さRa1.0で構成されている。そして画像形成時においては矢印R2方向に150mm/secで回転する。
また、現像スリーブ8は画像形成装置A本体が備える現像高圧電源12と電気的に接続されており、現像スリーブ8に現像バイアスが印加されることで感光体ドラム1と現像スリーブ8との間に所定の電界が形成される。そして、感光体ドラム1との対向部において、この電界により感光体ドラム1表面に形成された静電潜像にネガ帯電したトナーを移動させ、電気的に吸着させることで反転現像を行う。
なお、本実施形態では、現像スリーブ8と感光体ドラム1間には不図示の間隔保持部材により300μmの隙間が形成されている。また、現像時においては、現像スリーブ8に対して直流バイアスに交流バイアスを重畳させたバイアスを印加する。これにより、このような隙間を有する構成であっても現像スリーブ8上のトナーを感光体ドラム1に飛翔させて現像処理を行うことができる。
また、現像スリーブ8は中空形状をしており、不図示のマグネットローラが非回転状態で内包されている。マグネットローラは、径がΦ14で構成され、S1極、N1極、S2極、N2極の複数の磁極を有する。そして、これらの磁極により現像スリーブ8へのトナーの供給や担持を行う。なお、本実施形態において各磁極の磁力は、S1極85mT、N1極83mT、S2極76mT、N2極77mTに設定されている。
また現像スリーブ8の対向部には、規制ブレード4が現像スリーブ8上に垂下するように設けられている。規制ブレード4は、所定の圧力で弾性的に当接することで現像スリーブ8に担持されたトナーの量を規制して薄層化するとともに、摩擦帯電によってトナーをネガ帯電(負極性に帯電)させる。なお、本実施形態では規制ブレード4はゴム硬度JISAで40°のシリコンゴムで形成されており、現像スリーブ8に当接した時の当接圧Pr(現像スリーブの回転軸方向の単位長さ当たりの当接荷重)は約25gf/cmに設定されている。
<除電工程>
次に、画像形成時の感光体ドラム1の表面電位と各部材に印加するバイアスの関係を説明するとともに、過剰な電荷を有するトナーを除電する除電工程について説明する。図3は、画像形成時の感光体ドラム1の表面電位と各部材に印加するバイアスの関係を示す図である。
まず始めに、帯電工程では、図3(a)に示す様に、帯電ローラ2に直流の帯電バイアスVcを印加することで、感光体ドラム1表面は帯電電位VDに一様に帯電される。なお、本実施形態では、帯電バイアスVcとして−1800Vの直流バイアスを印加し、感光体ドラム1の帯電電位VDは−700Vになるように設定されている。
次に露光工程では、図3(b)に示す様に、感光体ドラム1表面のレーザ光Lにより露光された部分が露光後電位VLまで減衰し、感光体ドラム1表面には帯電電位VDと露光後電位VLとのコントラストによる静電潜像が形成される。なお、本実施形態では、露光後電位VLは−100Vとなるように設定されている。
次に現像工程では、図3(c)に示す様に、ネガ帯電したトナーを感光体ドラム1に供給するために現像スリーブ8に現像バイアスVdevを印加する。このとき、プラス側を大として、帯電電位VD<現像バイアスVdev<露光後電位VLとなるバイアスを印加する。これにより、現像バイアスVdevと露光後電位VLとの電位差Vcontの電界によって現像スリーブ8が担持するトナーが感光体ドラム1上の静電潜像に付着して現像される。なお、本実施形態では、現像バイアスVdevとして−350Vの直流バイアス、1800Vpp、周波数1500Hz、波形が矩形波の交流バイアスを印加し、電位差Vcontを200Vとなるように設定した。
次に転写工程では、図3(d)に示す様に、転写ローラ5にトナーと逆極性、すなわち本実施形態では正極性の転写バイアスVtを印加する。これにより、感光体ドラム1に形成されたトナー像はシート側に引き寄せられて転写が行われる。このとき、転写後の感光体ドラム1上には転写し切れなかった転写残トナーが残留する。
次に、再度の帯電工程では、図3(e)に示す様に、転写残トナーが残留した状態で感光体ドラム1表面を帯電処理する。このとき、転写残トナーの中には、帯電ローラ2からの放電作用によって電荷を過剰に有する状態のトナー(以下、チャージアップトナーという)が生じる。
ここでチャージアップトナーにおいては、前述した通り、トナーに対して感光体ドラム1と現像スリーブ8との電界の作用により現像スリーブ8側に働くよりも、感光体ドラム1表面に静電吸着する力のほうが大きくなることがある。この場合、後述する現像・回収工程において、現像スリーブ8によるトナーの回収性が悪化する。
そこで次の除電工程において、チャージアップトナーの除電を行う。除電工程では、図3(f)に示す様に、除電シート7に対して感光体ドラム1表面の帯電極性と同極性で、且つ、帯電電位VDよりも絶対値が小さい直流の除電バイアスVRを印加する。本実施形態では、除電バイアスVRとして−550Vを印加する設定とした。そして、感光体ドラム1の回転に伴って、除電バイアスVRが印加された状態の除電シート7と感光体ドラム1表面に付着したチャージアップトナーとを接触させる。
この時、帯電電位VDに帯電した感光体ドラム1から除電シート7側に向かってプラスの電界が生じている。このため、このプラスの電界の作用によってチャージアップトナー表面の放電電荷は除電シート7を介して接地側に逃がされる。これにより、転写残トナーの持つ電荷量が低減されてチャージアップトナーを除電することができる。
このようにチャージアップトナーが除電されると、トナーの持つ電荷qが低下する。このため、トナーに対して感光体ドラム1側に働く力F1(kq/r+R)と現像スリーブ8側に働く力F2(qE)の関係を、F1<F2とすることができる(q:電荷、E:電界、k:1/4πε、r:トナー粒径)。従って、後述する現像・回収工程において、現像スリーブ8により転写残トナーを回収する回収率を向上させることができる。
次に、除電シート7によるトナーの除電率について説明する。図4は、以下の式1により算出されるトナーの除電率(q/M)を、|帯電電位VD−除電バイアスVR|の値を変えて測定した結果を示すグラフである。
除電率%=(100×(除電工程後のq/M)/(除電工程前のq/M))・・(1)
図4に示す様に、除電バイアスVRとして帯電電位VDよりも絶対値が小さいバイアスを印加することで、トナーの除電を行うことができる。また、プラス方向に電界強度を大きくする程、トナーの電荷の移動を除電シート7側へと促進させることができ、トナーの除電率をより大きくすることができる。
一方、除電工程により、トナーが除電されると同時に感光体ドラム1表面自体も除電バイアスVRの大きさに応じて除電されてしまう。すなわち、図5に示す様に、|帯電電位VD|−|除電バイアスVR|の値が大きくなるほど、除電工程後の感光体ドラム1表面の帯電電位VDが小さくなる。このため、この除電分を見越して除電バイアスVRや帯電バイアスVcを設定するのが望ましい。具体的には、必要な帯電電位VD(|VL|+|Vcont|+|Vback|)に除電工程で除電される分の帯電電位VD(|除電前の帯電電位VD|―|除電バイアスVR|)を上乗せした値となるように帯電バイアスVcや除電バイアスVRを設定する。これにより、トナーの回収性を向上させつつ、画像性を保つことができる。
次に回収・現像工程では、図3(g)に示す様に、感光体ドラム1表面の非露光部である帯電電位VDの領域において、ネガ帯電したトナーが帯電電位VDと現像バイアスVdevの電位差Vbackの電界により現像スリーブ8側に移動して回収される。また同時に、感光体ドラム1表面の露光部である露光後電位VLの領域において、現像スリーブ8が担持するトナーが感光体ドラム1に移動して現像処理が行われる。
ここで、除電工程前の帯電電位VDと現像バイアスVdevの電位差Vbackは350Vである。しかし前述した通り、除電工程後の帯電電位VDは低下するため、除電分を見越して帯電電位VDと除電バイアスVRを設定する必要がある。そこで本実施形態では、除電工程後のVback値を現像スリーブ8によりトナーが回収可能な電位差である200Vとなるように設定した。以上の工程を繰り返すことで画像形成が行われる。
<トナー回収性の検証結果>
次に、現像ユニット21によるトナーの回収性を検証した実験の結果について説明する。本実験では、感光体ドラム1表面のトナーが現像ニップ部を通過する前後における現像スリーブ8の単位面積当たりのトナー重量M[g]/S[cm]を測定し、以下の式2により回収率を算出することで検証した。また比較例1として、除電シート7を有しない構成(図6)についても同様に回収率を算出した。
回収率%=100×(現像ニップ部通過後M/S)/(現像ニップ部通過前M/S)・・(2)
検証結果は、除電シート7を備える本実施形態の構成では、回収率は99%となった。一方、除電シート7を備えない比較例の構成では、回収率は5%となった。このように比較例の構成で回収性が悪いのは、転写残トナーが帯電ローラ2からの放電により電荷を過剰に得てしまい、トナーに対して感光体ドラム1側に働く力F1と現像スリーブ8側に働く力F2の関係が、F1>F2となったためと考えられる。
このような実験結果からも、本実施形態の構成によれば、現像スリーブ8によるトナーの回収性を向上させることができることがわかった。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る画像形成装置Aの第2実施形態について図7を用いて説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の図面、同一の符号を付して説明を省略する。
帯電工程後の転写残トナーの中には、チャージアップトナーだけでなく、帯電量が小さいトナーも含まれる。このような帯電量の少ないトナーは、感光体ドラム1との静電的な付着力が小さいため、除電工程時の電界作用により感光体ドラム1表面から引き剥がされて除電シート7側に付着する。このような状態の下で画像形成を繰り返すと、除電シート7に付着するトナーの量が次第に増加していき、除電シート7の表面がトナーで覆われてしまうおそれがある。この場合、感光体ドラム1上のトナーと除電シート7とが接することができないため、チャージアップトナーを除電することができず、現像スリーブ8によるトナーの回収性が悪化する。
そこで本実施形態では、非画像形成時において、除電シート7に画像形成時の感光体ドラム1の帯電電位VDと同極性のバイアスを印加する。これにより、除電シート7に付着したトナーを非画像形成時に感光体ドラム1に移動させてトナー付着による除電不良を改善することができる。
図7は本実施形態に係る画像形成装置Aにおいて、ジョブを受信してからジョブが終了するまでの各部材に印加するバイアスのタイミングや大きさを示す図である。本実施形態では、図7の実線で示すように、非画像形成時において、画像形成時の感光体ドラム1の帯電電位VDと同極性で、且つ、除電工程前の感光体ドラム1の帯電電位VDよりも絶対値の大きい除電バイアスVRを印加する。なお、本実施形態では、除電工程前の感光体ドラム1の帯電電位VDは−700Vであり、非画像形成時に除電シート7に印加する除電バイアスVRは−800Vに設定されている。また、図7に示す|VD|は、除電工程前のものである。
これにより、帯電電位VDに帯電した感光体ドラム1から除電シート7側に向かってプラスの電界を発生させることができる。従って、この電界の作用により除電シート7に付着したネガトナーを感光体ドラム1側へと移動させることができる。このため、除電シート7表面がトナーで覆われた状態を抑制することができ、長期間に渡って安定してチャージアップトナーの除電、トナー回収率の向上を実現することができる。
なお、本実施形態では、感光体ドラム1が帯電電位VDに帯電した状態で上記の制御を実行したものの、本発明はこれに限られない。すなわち、例えばジョブの終了後に上記バイアスを印加する構成など、非画像形成時において、除電シート7に画像形成時の感光体ドラム1の帯電電位VDと同極性のバイアスを印加して感光体ドラム1側にトナーを移動させる電界を形成する構成であればよい。また、感光体ドラム1側へ移動したトナーは現像ユニット21に回収される。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る画像形成装置Aの第3実施形態について図8を用いて説明する。上記第1実施形態、第2実施形態と説明の重複する部分については、同一の図面、同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態で述べた通り、除電工程が行われると、トナーが除電されると同時に感光体ドラム1も除電されて帯電電位VDが低下するため、この除電量分を見越して帯電バイアスVcを印加する必要がある。一方、帯電バイアスVcが大きくなり過ぎると、紙などで感光体ドラム1の感光層が傷ついて絶縁耐力が低下した場合など、帯電バイアスVcがリークするリスクが高まる。
そこで本実施形態では、除電シート7と感光体ドラム1とから形成される除電ニップ部において、感光体ドラム1の回転速度よりもトナーを遅く通過させる。これにより、トナーの除電効率を向上させ、除電バイアスVRを低減させて、除電分を見越して設定される帯電バイアスVc値を低くして帯電バイアスVcのリークのリスクを低減させる。
具体的には、図8(a)に示す様に、除電シート7表面に凹凸処理を施した凹凸部50を設ける。これにより、トナー粒子Tは凹凸部50に引っかかって感光体ドラム1の回転方向R1とは反対のR4方向に回転しながら、感光体ドラム1の回転速度よりも遅い速度で除電ニップ部を通過する。そして、このようにトナーが除電ニップ部を時間をかけて通過することで、トナー粒子T表面にある電荷が除電シート7表面と接する機会が増加し、トナーの除電率を向上させることができる。従って、帯電バイアスVcを低く設定することが可能となり、帯電バイアスVcのリークのリスクを低減させる。
また本実施形態では、図8(b)に示す様に、凹凸部50の凹凸の間隔値を10点測定(Sm1、Sm2、・・・Sm10)し、該間隔値の10点平均値をSm値と定義し、Sm値がトナーの平均粒径よりも小さくなるようにした。具体的には、トナーの平均粒径8μmに対し、Sm値を5μmとした。このような構成とすることで、トナーが除電ニップ部に停留することを抑制することができる。
次に、除電シート7の凹凸部50を有する構成と有しない構成において、トナーの除電率を比較した実験の結果を説明する。ここで、除電率については上記式1により算出した。また|除電前の帯電電位VD|−|除電バイアスVR|の値を50Vとした。
実験結果は、凹凸部50を有する構成では除電率が80%となり、有しない構成では除電率が50%となった。このような実験結果からも、除電シート7に凹凸処理を施した構成では、トナーの除電率を向上させることができることがわかった。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る画像形成装置Aの第4実施形態について説明する。上記第1〜3実施形態と説明の重複する部分については、同一の図面、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図9に示す様に、除電部材として感光体ドラム1と接触する導電性の除電ローラ60を用いた。除電ローラ60は、電気抵抗値が充分に低いゴムによりコートされており、支持部61によって回転可能に支持されている。そして、感光体ドラム1の回転方向(感光体ドラム1の表面の移動方向)において帯電ローラ2が対向する帯電位置より下流側で、且つ、現像スリーブ8が対向する現像位置より上流側の位置に配置され、感光体ドラム1表面と当接するように設けられている。また、画像形成装置A本体が備える除電高圧電源14(バイアス印加手段)によりバイアスが印加できるようになっている。
そして第1実施形態に係る除電シート7と同様に、除電工程において、除電ローラ60によってチャージアップトナーの除電を行う。すなわち、画像形成時において、除電ローラ60に対して、感光体ドラム1表面の帯電極性と同極性で、且つ、帯電電位VDよりも絶対値が小さい直流の除電バイアスVRを印加する。そして、感光体ドラム1の回転に伴って、除電バイアスVRが印加された状態の除電ローラ60と感光体ドラム1表面に付着したチャージアップトナーとを接触させる。
これにより、チャージアップトナー表面の放電電荷は除電シート7を介して接地側に逃がされ、転写残トナーの持つ電荷量が低減されてチャージアップトナーを除電することができる。このため、現像スリーブ8によりトナーを回収する回収率を向上させることができる。
また除電ローラ60は不図示の回転機構を備え、図10に示す様に、感光体ドラム1の回転方向R1とは反対方向の回転方向R5に回転する。これにより、感光体ドラム1と除電ローラ60とから形成される除電ニップ部においてトナーは次の挙動を示す。
まず、感光体ドラム1の回転方向R1に沿って移動してきたトナーは、回転方向R5に回転する除電ローラ60により剪断力を受ける。この剪断力により、トナー粒子Tは感光体ドラム1の回転方向R1とは反対のR4方向に回転しながら、感光体ドラム1の回転速度よりも遅い速度で除電ニップ部を通過する。
このようにトナーが除電ニップ部を時間をかけて通過することで、トナー粒子T表面にある電荷が除電ローラ60表面と接する機会が増加し、トナーの除電率を向上させることができる。従って、除電ローラ60による除電分を見越して設定される帯電バイアスVcを低く設定することが可能となり、帯電バイアスVcのリークのリスクを低減させることができる。
なお、実施形態3に記載の除電シート7の場合と同様に、除電ローラ60表面に凹凸処理を施すことにより、除電ローラ60の除電効率を更に向上させることができる。また、凹凸処理が施された凹凸部のSm値をトナーの平均粒径以下とすることで、トナーが除電ニップ部に停留することを抑制することができる。
次に、除電ローラ60が回転しない無回転時、感光体ドラム1と同方向に回転する順回転時、逆方向に回転する逆回転時において、トナーの除電率を比較した実験の結果を説明する。なお、本実験において、トナー除電率は上記式1を用いて算出した。また、|除電前の帯電電位VD|−|除電バイアスVR|の値を50Vとした。
実験の結果、無回転時、順回転時の場合には除電率は50%となった。一方、逆回転時の場合には除電率は80%となった。このような実験結果からも、除電ローラ60を感光体ドラム1の回転方向と反対方向に回転させる構成では、無回転の構成や順回転の構成よりも除電率を向上させることができることがわかった。
なお、第2実施形態と同様に、本実施形態の構成において非画像形成時に除電ローラ60に画像形成時の感光体ドラム1の帯電電位VDと同極性のバイアスを印加することで、除電ローラ60に付着したトナーを感光体ドラム1に移動させることができる。従って、トナー付着による除電不良を改善することができる。
また、除電部材として、第1〜3実施形態ではシート状の部材である除電シート7を、第4実施形態ではローラ状の部材である除電ローラ60を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、感光体ドラム1上のトナーと接触し、直流バイアスを印加して感光体ドラム1表面との間で電界を形成し、トナーの電荷を接地側へと移動させることができる構成であれば、形状や材質は問わない。
1…感光体ドラム(像担持体)
2…帯電ローラ(帯電手段)
3…光学ユニット(露光手段)
7…除電シート(除電部材)
8…現像スリーブ(現像手段)
14…除電高圧電源(バイアス印加手段)
50…凹凸部(凹凸処理が施された部分)
60…除電ローラ(除電部材)
A…画像形成装置
P…プロセスカートリッジ

Claims (20)

  1. 回転可能に支持された像担持体と、
    前記像担持体を帯電させる帯電手段と、
    前記像担持体の表面に形成された静電潜像を現像し、且つ、前記像担持体に付着した現像剤を回収する現像手段と、
    前記像担持体の回転方向において前記帯電手段と前記現像手段との間に配置され、前記像担持体と接触して設けられる除電部材と、
    前記除電部材にバイアスを印加するバイアス印加手段と、
    を備え、
    前記バイアス印加手段は、画像形成時において、前記像担持体の帯電極性と同極性で、且つ、前記像担持体の帯電電位よりも絶対値が小さい直流バイアスを前記除電部材に印加することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体を露光する露光手段を備え、
    前記バイアス印加手段は、露光後の前記像担持体の表面電位よりも絶対値が大きい直流バイアスを前記除電部材に印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記バイアス印加手段は、非画像形成時において、画像形成時の前記像担持体の帯電極性と同極性のバイアスを前記除電部材に印加することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記バイアス印加手段は、非画像形成時において、画像形成時の前記像担持体の帯電電位よりも絶対値が大きいバイアスを前記除電部材に印加することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記除電部材の表面には、凹凸処理が施されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記除電部材の凹凸処理が施されている部分の凹凸の間隔の10点平均値は、現像剤の平均粒径よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記除電部材は、シート状の除電シートであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記除電部材は、ローラ状の除電ローラであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記除電ローラは、前記像担持体の回転方向と反対方向に回転することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記帯電手段は、前記像担持体と非接触の状態で設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    回転可能に支持された像担持体と、
    前記像担持体を帯電させる帯電手段と、
    前記像担持体の表面に形成された静電潜像を現像し、且つ、前記像担持体に付着した現像剤を回収する現像手段と、
    前記像担持体の回転方向において前記帯電手段と前記現像手段との間に配置され、前記像担持体と接触して設けられる除電部材と、
    を備え、
    前記除電部材は、画像形成時において、前記像担持体の帯電極性と同極性で、且つ、前記像担持体の帯電電位よりも絶対値が小さい直流バイアスを印加されることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 前記画像形成装置は、前記像担持体を露光する露光手段を備え、
    前記除電部材は、前記露光手段による露光後の前記像担持体の表面電位よりも絶対値が大きい直流バイアスを印加されることを特徴とする請求項11に記載のプロセスカートリッジ。
  13. 前記除電部材は、非画像形成時において、画像形成時の前記像担持体の帯電極性と同極性のバイアスが印加されることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のプロセスカートリッジ。
  14. 前記除電部材は、非画像形成時において、画像形成時の前記像担持体の帯電電位よりも絶対値が大きいバイアスが印加されることを特徴とする請求項13に記載のプロセスカートリッジ。
  15. 前記除電部材の表面には、凹凸処理が施されていることを特徴とする請求項11乃至請求項14のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  16. 前記除電部材の凹凸処理が施されている部分の凹凸の間隔の10点平均値は、現像剤の平均粒径よりも小さいことを特徴とする請求項15に記載のプロセスカートリッジ。
  17. 前記除電部材は、シート状の除電シートであることを特徴とする請求項11乃至請求項16のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  18. 前記除電部材は、ローラ状の除電ローラであることを特徴とする請求項11乃至請求項16のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  19. 前記除電ローラは、前記像担持体の回転方向と反対方向に回転することを特徴とする請求項18に記載のプロセスカートリッジ。
  20. 前記帯電手段は、前記像担持体と非接触の状態で設けられていることを特徴とする請求項11乃至請求項19のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
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