JPH08190252A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08190252A
JPH08190252A JP356995A JP356995A JPH08190252A JP H08190252 A JPH08190252 A JP H08190252A JP 356995 A JP356995 A JP 356995A JP 356995 A JP356995 A JP 356995A JP H08190252 A JPH08190252 A JP H08190252A
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JP
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image
charging
image forming
voltage
exposure
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JP356995A
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English (en)
Inventor
Koichi Okuda
幸一 奥田
Kazuo Suzuki
一雄 鈴木
Akira Hayakawa
亮 早川
Tatsunori Ishiyama
竜典 石山
Takuya Tsujimoto
卓哉 辻本
Hiroyuki Oba
浩幸 大羽
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】感光ドラム表面の摩耗を極力防止し、この帯電
電位を極力安定させる。 【構成】表面に画像形成領域と非画像形成領域が形成さ
れ得る感光ドラム1と、この表面に帯電電圧を印加自在
な帯電ローラ2と、感光ドラム1の表面を露光自在なレ
ーザビームスキャナ30と、前記スキャナ30が画像形
成領域に対応している際に前記スキャナ30を像露光制
御し、像露光制御の後に前記スキャナ30を除電露光制
御する露光制御部31と、感光ドラム1の画像形成領域
に露光形成された静電潜像を静電トナー像として形成
し、該静電トナー像を所定の転写材Sに転写し得る現像
器4や転写ローラ5と、帯電ローラ2が画像形成領域に
対応している際に直流電流と交流電流を重畳した帯電電
圧を供給し、帯電ローラ2が非画像形成領域に対応して
いる際に少なくとも交流電流による帯電電圧の供給を停
止する電圧供給手段3とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機、静電記録
装置等の画像形成装置に係り、詳しくは感光ドラム等の
像担持体に対する帯電手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置である電子複写機等
における、感光ドラム等の被帯電体の表面を所定の電
位、極性に均一帯電処理する帯電手段としては、均一帯
電性のよいコロトロンやスコロトロン等のワイヤ電極及
びシールド電極を有する、非接触方式であるコロナ放電
器が広く利用されている。
【0003】しかし、コロナ放電器はオゾン等のコロナ
生成物の発生が多く、その対処のための付加機構を必要
とし、該付加機構が画像形成装置を大型化、高コスト化
等する原因となっていた。
【0004】そこで近時は、問題点の多いコロナ放電器
のかわりに接触帯電方式の帯電手段の利用が提案されて
いる。
【0005】ところで、接触帯電は、電圧を印加した帯
電部材を感光ドラム等の被帯電体の表面に所定の押圧力
を持って当接させて被帯電体の表面を所定の電位に帯電
させるものである。例えばこの接触帯電の一例は、特開
昭63−149669号等において示されている。即
ち、帯電手段に振動電圧を印加して該帯電手段と被帯電
体との間に振動電界を形成することにより被帯電体の帯
電を均一にするようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
振動電圧印加方式の帯電手段を用いた場合、その放電に
より感光ドラム表面の滑り具合が悪くなる。感光ドラム
表面の滑り具合が悪くなると、クリーニングブレード、
ローラ等のクリーニング手段による感光ドラム表面の摩
耗が多くなり感光ドラムの寿命が短くなりやすいので、
感光ドラム表面の摩耗を極力防止することが望まれてい
る。
【0007】なお上記問題に対し、非画像形成時にAC
電圧を停止することにより摩耗を減らそうとする提案も
なされているが、非画像形成時には感光ドラム表面の帯
電電位が不安定になりやすい。帯電電位が不安定になる
と、かぶりを発生し、転写ローラ等を汚して、転写材の
裏面を汚したり、更にはクリーニングブレード等の感光
ドラムへの押しあて摺動部材が摩擦帯電したまま放置さ
れるて感光ドラムにメモリーが発生したりするので、感
光ドラムの帯電電位を極力安定させることが望まれてい
る。
【0008】そこで本発明は、接触帯電式の帯電手段を
備えた画像形成装置において、感光ドラム等である像担
持体の表面の摩耗を極力防止し、該像担持体の帯電電位
を極力安定させることができる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
てなされたものであって、表面に画像形成領域と非画像
形成領域が形成され得る像担持体(1)と、前記像担持
体(1)の表面に帯電電圧を印加自在な帯電手段(2)
と、前記像担持体(1)の表面を露光自在な露光手段
(30)と、前記露光手段(30)が前記画像形成領域
に対応している際に前記露光手段(30)を像露光制御
し、前記像露光制御の後に前記露光手段(30)を除電
露光制御する露光制御部(31)と、前記像担持体
(1)の画像形成領域に露光形成された静電潜像を静電
トナー像として形成し、該静電トナー像を所定の転写材
(S)に転写し得るトナー像形成転写手段(4、5)
と、前記帯電手段(2)が前記画像形成領域に対応して
いる際に直流電流と交流電流を重畳した帯電電圧を該帯
電手段(2)に供給し、前記帯電手段(2)が前記非画
像形成領域に対応している際に少なくとも交流電流によ
る帯電電圧の供給を停止する電圧供給手段(3)とを備
えて構成される。
【0010】また本発明は、帯電手段(2)が画像形成
領域を帯電完了するまでは、前記帯電手段(2)が前記
画像形成領域に対応している際に直流電流と交流電流を
重畳した帯電電圧を該帯電手段(2)に供給し、前記帯
電手段(2)が前記非画像形成領域に対応している際に
少なくとも交流電流による帯電電圧の供給を停止し、前
記帯電手段(2)が前記画像形成領域を帯電完了した
後、交流電流のみによる帯電電圧を供給する電圧供給手
段を備えて構成されてもよい。
【0011】
【作用】以上構成に基づき、非画像形成時に帯電手段
(2)への交流電圧印加を停止することで像担持体
(1)の摩耗を減じ、装置駆動が停止する直前、即ち画
像形成時を過ぎて再び非画像形成時となったときに直流
成分のない交流電圧のみを印加、または露光手段(3
0)により露光することで像担持体(1)を除電する。
【0012】また、画像形成終了後、帯電手段(2)に
直流成分のない交流電圧のみを印加した後、交流電圧印
加を停止する、または露光手段(30)により像担持体
(1)を露光しながら交流印加を停止する。
【0013】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明の構成を限定する
ものではない。
【0014】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明についての第一
の実施例を説明する。図1は、本発明による画像形成装
置の一例を示した模式図である。本実施例の画像形成装
置20は電子写真プロセス利用のレーザビームプリンタ
である。
【0015】画像形成装置20は、図1に示すように感
光ドラム1を有しており、感光ドラム1は像担持体とし
ての電子写真感光ドラムである。また、感光ドラム1
は、アルミニウム等でできた導電性のドラム基体1aの
外周面側にOPC感光体層1bが形成された形で構成さ
れており、感光ドラム1は、図示しない所定の駆動装置
によって、図1の矢印a方向に所定のプロセススピード
(周速度)をもって回転駆動され得るようになってい
る。
【0016】この感光ドラム1には、該感光ドラム1の
表面を所定の極性、電位に均一帯電処理し得る帯電手段
としての帯電ローラ2(後述)が配設されている。な
お、帯電手段としては、帯電ローラ2以外に、シート
状、ブレード状のものが採用されてもよい。
【0017】また均一帯電処理された感光ドラム1の表
面には、レーザビームスキャナ30から出力される、目
的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して
変調されたレーザビームの走査露光Lにより、目的の画
像情報に対応した静電潜像が形成されるようになってい
る。更に、感光ドラム1には、該感光ドラム1に形成さ
れた静電潜像を現像して静電トナー像とし得る現像器
4、感光ドラム1上に形成された静電トナー像を所定の
転写材Sに転写し得る転写ローラ5が配設されている。
即ち、感光ドラム1と転写ローラ5間には転写ニップ部
が形成されており、不図示の給紙手段を介して該転写ニ
ップ部に、所定のタイミングで供給されてきた転写材S
に前記感光ドラム1に形成された静電潜像が転写される
ようになっている。なお、転写ローラ5には転写時に不
図示の電源部から転写電圧が印加されるようになってい
る。
【0018】更に画像形成装置20には定着器7及びク
リーニング装置6が備えられている。即ち、静電トナー
像が転写された転写材Sは感光ドラム1から分離されて
定着器7に搬送され、該定着器7において静電トナー像
の定着が行われるようになっており、他方転写後の感光
ドラム1の表面に対しては、クリーニング装置6により
残留トナーの除去が行われ清浄面化され、次の画像形成
動作に備えるようになっている。
【0019】本実施例の画像形成装置20では、感光ド
ラム1、帯電ローラ2、現像器4、クリーニング装置6
の4つのプロセス機器を一括して画像形成装置本体に対
して着脱交換自在のプロセスユニット8(プロセスカー
トリッジ)としてあり、該ユニット8の着脱操作は画像
形成装置本体のガイド9に沿って摺動させて行われる。
現像器4はプロセスユニット8と別体であってもよい。
またプロセスユニット8は少なくとも像担持体としの感
光ドラム1と帯電手段としての帯電ローラ2とを備えて
いればよい。
【0020】前記帯電手段としての帯電ローラ2は、
鉄、ステンレスなどの導電性芯金2aと、該芯金2aに
同心一体に被覆形成した導電弾性層2bと、抵抗層2c
とからなる。
【0021】上記の帯電ローラ2は、芯金2aの両端部
を不図示の軸受に軸受けさせ、感光ドラム1の母線方向
に略並行にして両端側を押圧バネ等の付勢手段で感光ド
ラム1側へ押圧させ、感光ドラム1の表面に所定の押圧
力をもって当接状態に維持させてあってもよいし、感光
ドラム1の表面と抵抗層2c間に300μm以下の空隙
距離を持って近接していてもよい。
【0022】帯電ローラ2は上記のように感光ドラム1
の回転に伴わせて従動回転させてもよいし、感光ドラム
1の回転方向に順方向に積極的に回転駆動させてもよい
し、逆方向に回転駆動させてもよいし、非回転の停止状
態としてもよい。
【0023】一方、画像形成装置20には帯電ローラ2
に対する電圧印加電源部3が備えられており、該電源部
3は直流電圧Vdcと交流電圧Vacを重畳した振動電
圧(Vdc+Vac)を帯電ローラ2の芯金2aに供給
するようになっている。この帯電ローラ2に対する振動
電圧の印加により被帯電体としての感光ドラム1の周面
が振動電圧の振動中心電圧(=直流電圧Vdc)に帯電
処理されるようになっている。
【0024】振動電圧の交流成分は定電流制御されるの
が望ましい。また振動電圧は、帯電ローラ2に直流電圧
のみを印加したときの被帯電体としての感光ドラム1の
帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有することが
望ましく、例えば500Vpp〜10kVpp、周波数
100Hz〜10Hzに設定される。
【0025】帯電開始電圧は、帯電手段である帯電ロー
ラ2に直流電圧のみを印加したときあらかじめ電位が0
であった被帯電体である感光ドラム1(感光体層1b)
が帯電を開始した印加直流電圧値がある。この帯電開始
電圧は、感光体層1bの材料や層厚等、被帯電体の種類
や被帯電体と帯電手段との間隙Zによって異なるが、本
発明者の研究の結果、帯電手段と被帯電体との間に帯電
開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する電圧を印加
することにより両者の間に良好な振動電界が形成され、
帯電均一性が得られることがわかった。これは帯電手段
と被帯電体との間の振動電界の形成、即ち電荷の転移、
逆転移が生じるからである。また、帯電手段と被帯電体
との間に帯電開始電圧の2倍より小さいピーク間電圧を
印加しても被帯電体には班点状の帯電ムラが生じやす
い。
【0026】上述した振動電圧(または交流成分電圧)
は、周期的にその電圧値が変化する電圧であり、その波
形としては正弦波の他に三角波、矩形波、のこぎり波等
でもよく、直流電源を周期的にON、OFFすることに
より形成される矩形波電圧でもよい。
【0027】以下制御について説明する。
【0028】図2は上述した図1の画像形成装置につい
て各印加電圧、露光のタイミングチャートを示してい
る。
【0029】モーターの駆動とともに給紙が開始され
る。帯電はAC、DCともにモーターの駆動とともにO
Nするのではなく、転写材Sが転写部に十分接近したと
き(図中B点)はじめてONとなる。像露光は帯電がO
Nしたときから少なくとも感光ドラム1が帯電部から露
光部に移動する時間T1だけ遅れて開始され、現像バイ
アスは、帯電がONしたときから感光ドラム1が帯電部
から現像部に移動する時間T2だけ遅れてONとなる。
【0030】さらに感光ドラム1上のトナーの顕画像が
転写部にくる直前に転写材Sを転写ローラ5と感光ドラ
ム1により形成されるニップ内に送るとともに転写バイ
アスをトナーの帯電特性と逆の極性にONとし転写を開
始する。転写材Sがくるまでは転写ローラ5が感光ドラ
ム1を帯電しないよう、転写バイアスはOFFとなって
いる。
【0031】また、モーター駆動開始前の感光ドラム1
上の帯電が除去されていない可能性がある場合は一点線
Aのように駆動開始と同時に感光ドラム1周分を露光し
て除電してやることで、かぶりによる転写ロール汚れを
防止できる。
【0032】画像書き込みが終了するT1秒前(図中C
点)に帯電バイアスはAC、DCともにOFFとなる。
そして画像書き込み終了後よりドラム1周分を露光し感
光ドラム1の表面を除電するとともに現像バイアスをO
FFとしてかぶりによる転写ローラ5の汚れを防止す
る。
【0033】そして、感光ドラム1上のトナーの顕画像
後端が感光ドラム1から転写ローラ5間のニップ通過直
後に転写バイアスをOFFし、転写材Sを感光ドラム1
から転写ローラ5間のニップより排出する。
【0034】そして転写材Sが定着器7から完全に排出
されてから駆動を停止するが、駆動を停止する直前に感
光ドラム1周分を露光して感光ドラム1を除電し、クリ
ーニング装置6等の感光ドラム1に押し当て摺動してい
る部材により発生した摩擦帯電電荷を除去し、感光ドラ
ム1にメモリーが発生するのを防止する。さらに露光を
ONするときより感光ドラム1が転写部から露光部まで
移動するのにかかる時間T4だけ前に転写バイアスをト
ナーの帯電極性と同極性にONとし、転写ローラ5に付
着したトナー汚れを感光ドラム1に転写しクリーニング
する。そして、露光と駆動をOFFするときより時間T
4だけ前に転写バイアスをOFFとし、駆動が停止した
際に、感光ドラム1上に電荷がのらないようにして、図
中Aのように次回のプリントのときの駆動開始時の感光
ドラム1の除電を不要としている。
【0035】図6に、従来のシーケンスチャートを示す
が、従来、装置が駆動している間、帯電ACバイアスが
常時ONしていたのに対し、本発明では画像形成時以外
は全てOFFとなっており、感光ドラム1の寿命を著し
く延ばすことができる。
【0036】また、非画像形成時の感光ドラム1の表面
は0Vで安定しており、現像バイアスをOFFしておけ
ば、正規帯電トナー、反転帯電トナー双方によるかぶり
を防止し、転写ローラ汚れを防止し、紙裏汚れを防止で
きる。これに対し、従来例えば非画像形成時にDC電圧
を入れたままAC電圧をきった場合や、除電工程なしに
DC、AC電圧をきる場合では感光ドラム電位が安定せ
ず、かぶりによる転写ロール汚れを発生していた。
【0037】次に第二の実施例を説明する。
【0038】図3のシーケンスにおいては画像書き込み
後と装置駆動停止前の除電に帯電手段にDC成分のない
AC電圧を印加する手段を用いている。
【0039】すなわち、画像書き込み後、ドラム1周分
をDC成分のないAC電圧を印加することで除電し、か
ぶりの発生を防止し、駆動停止直前にドラム1周分を同
様にして除電を行い、摩擦電荷による感光ドラム1のメ
モリーの発生を防止する。このときAC電圧をONする
ときより感光ドラム1が転写部から帯電部まで移動する
のにかかる時間T5だけ前に転写バイアスをトナーの帯
電極性と同極性にONとし転写ローラ5に付着したトナ
ー汚れをクリーニングする。そしてAC電圧と駆動をO
FFする時間より時間T5だけ前に転写バイアスをOF
Fとし駆動が停止したとき感光ドラム1上に電荷が残ら
ないようにしている。
【0040】装置が駆動を開始するとき、感光ドラム1
上に電荷が残っている場合には図中FのようにDC成分
のないAC電圧を帯電手段にドラム1周分印加し、感光
ドラム1を除電する必要がある。
【0041】本実施例において帯電ACバイアスの印加
時間が図6に示すシーケンスより短縮されており、感光
ドラム1の寿命を延ばすことができる。
【0042】また、AC電圧による除電は露光除電に比
べ帯電極性によらず除電が可能という長所をもつ。通常
の有機感光体では負電荷は露光により簡単に除電できる
が、正電荷は除電されにくいという特性を持つ。ところ
が、AC電圧による除電は帯電極性にかかわらず除電が
可能であるため、特にクリーニング手段により感光ドラ
ム1が露光により除電しにくい極性に帯電した場合に有
効である。
【0043】また露光時間が前述のシーケンスより短い
のでレーザー等の露光手段の寿命を延ばすことができ
る。
【0044】次に第三の実施例を説明する。
【0045】図4に示すシーケンスでは、画像書き込み
後の除電に露光を駆動停止前の除電にAC印加を用いて
おり、図3のシーケンスよりAC印加時間が更に短くな
っており、感光ドラム1の寿命を延ばせ、また非帯電時
のクリーニング手段による摩擦帯電極性により除電でき
ずに駆動停止後、感光ドラム1がメモリーを発生するこ
ともない。
【0046】次に第四の実施例を説明する。
【0047】図1の装置において、例えばプロセスユニ
ット8を装着したときに、プロセスユニット8と本体の
駆動ギヤを噛みあわせるために一定時間駆動をONした
り、装置内でジャム状態となった転写材Sを排出する
(強制排紙)ために一定時間ONしたりすることがあ
る。図5はその際のシーケンスチャートである。
【0048】帯電AC、DC、現像バイアス、転写バイ
アスすべてOFFのままモーター駆動をスタートさせ、
モーター駆動を停止する直前にドラム1周分をAC電圧
印加あるいはGのように露光により除電し、感光ドラム
1のメモリー発生を防止する。また、モーター駆動前に
感光ドラム1が帯電している可能性がある場合は、モー
ター駆動直後にドラム1周分をAC印加または露光によ
り除電して、かぶりによる転写ローラ5の汚れを防止す
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
画像形成時に帯電手段への交流電圧印加を停止すること
で、像担持体の摩耗を減じ寿命を延ばすとともに、装置
駆動が停止する直前、即ち画像形成時を過ぎて再び非画
像形成時となったときに直流成分のない交流電圧のみを
印加、または露光手段により露光することで像担持体を
除電し、従って像担持体にメモリーが発生するのを防止
できる。
【0050】また、画像形成終了後、帯電手段に直流成
分のない交流電圧のみを印加した後、交流電圧印加を停
止する、または露光手段により像担持体を露光しながら
交流印加を停止することにより非画像形成時の電位を安
定させ、かぶりによる転写部材の汚れやを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の一例を示した模式
縦断面図。
【図2】図1に示す画像形成装置におけるタイミングチ
ャートの一例の図。
【図3】図1に示す画像形成装置におけるタイミングチ
ャートの一例の図。
【図4】図1に示す画像形成装置におけるタイミングチ
ャートの一例の図。
【図5】図1に示す画像形成装置におけるタイミングチ
ャートの一例の図。
【図6】従来の画像形成装置におけるタイミングチャー
トの一例の図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 2 帯電手段(帯電ローラ) 3 電圧供給手段(電圧印加電源部) 4 トナー像形成転写手段(現像器) 5 トナー像形成転写手段(転写ローラ) 20 画像形成装置 30 露光手段(レーザビームスキャナ) 31 露光制御部 S 転写材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
てなされたものであって、表面に画像形成領域と非画像
形成領域とを有する像担持体と、前記像担持体の表面に
帯電電圧を印加する帯電手段と、前記像担持体の表面を
露光する露光手段と、前記露光手段が前記画像形成領域
に対応している際に前記露光手段を像露光制御し、前記
像露光制御の後に前記露光手段を除電露光制御する露光
制御部と、前記像担持体の画像形成領域に露光形成され
た静電潜像を静電トナー像として形成し、該静電トナー
像を所定の転写材に転写するトナー像形成転写手段と、
前記帯電手段が前記画像形成領域に対応している際に直
流電圧と交流電圧とを重畳した帯電電圧を該帯電手段に
供給し、前記帯電手段が前記非画像形成領域に対応して
いる際に少なくとも交流電圧による帯電電圧の印加を停
止する電圧供給手段とを備えて構成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また本発明は、帯電手段が画像形成領域を
帯電完了するまでは、前記帯電手段が前記画像形成領域
に対応している際に直流電圧と交流電圧とを重畳した帯
電電圧を該帯電手段に印加し、前記帯電手段が前記非画
像形成領域に対応している際に少なくとも交流電圧によ
る帯電電圧の印加を停止し、前記帯電手段が前記画像形
成領域を帯電完了した後、交流電圧のみによる帯電電圧
を印加する電圧供給手段を備えて構成されてもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】以上構成に基づき、非画像形成時に帯電手段へ
の交流電圧印加を停止することで像担持体の摩耗を減
じ、装置駆動が停止する直前、即ち画像形成時を過ぎて
再び非画像形成時となったときに直流成分のない交流電
圧のみを印加、または露光手段により露光することで像
担持体を除電する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、画像形成終了後、帯電手段に直流成
分のない交流電圧のみを印加した後、交流電圧印加を停
止する、または露光手段により像担持体を露光しながら
交流印加を停止する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石山 竜典 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 辻本 卓哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大羽 浩幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に画像形成領域と非画像形成領域が
    形成され得る像担持体と、 前記像担持体の表面に帯電電圧を印加自在な帯電手段
    と、 前記像担持体の表面を露光自在な露光手段と、 前記露光手段が前記画像形成領域に対応している際に前
    記露光手段を像露光制御し、前記像露光制御の後に前記
    露光手段を除電露光制御する露光制御部と、 前記像担持体の画像形成領域に露光形成された静電潜像
    を静電トナー像として形成し、該静電トナー像を所定の
    転写材に転写し得るトナー像形成転写手段と、 前記帯電手段が前記画像形成領域に対応している際に直
    流電流と交流電流を重畳した帯電電圧を該帯電手段に供
    給し、前記帯電手段が前記非画像形成領域に対応してい
    る際に少なくとも交流電流による帯電電圧の供給を停止
    する電圧供給手段と、 を備えてなる画像形成装置。
  2. 【請求項2】 表面に画像形成領域と非画像形成領域が
    形成され得る像担持体と、 前記像担持体の表面に帯電電圧を印加自在な帯電手段
    と、 前記像担持体の帯電された表面のうち画像形成領域に静
    電トナー像を形成し、該静電トナー像を所定の転写材に
    転写し得るトナー像形成転写手段と、 前記帯電手段が前記画像形成領域を帯電完了するまで
    は、前記帯電手段が前記画像形成領域に対応している際
    に直流電流と交流電流を重畳した帯電電圧を該帯電手段
    に供給し、前記帯電手段が前記非画像形成領域に対応し
    ている際に少なくとも交流電流による帯電電圧の供給を
    停止し、前記帯電手段が前記画像形成領域を帯電完了し
    た後、交流電流のみによる帯電電圧を供給する電圧供給
    手段とを備えてなる画像形成装置。
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