JP2983648B2 - 印刷物監視装置 - Google Patents
印刷物監視装置Info
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- JP2983648B2 JP2983648B2 JP2412431A JP41243190A JP2983648B2 JP 2983648 B2 JP2983648 B2 JP 2983648B2 JP 2412431 A JP2412431 A JP 2412431A JP 41243190 A JP41243190 A JP 41243190A JP 2983648 B2 JP2983648 B2 JP 2983648B2
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- Japan
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- detection sensor
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- sensor
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は輪転式オフセット印刷機
等の各種印刷機に利用されるもので、詳しくは印刷物の
汚れ等の欠陥を検出する印刷物監視装置に関する。
等の各種印刷機に利用されるもので、詳しくは印刷物の
汚れ等の欠陥を検出する印刷物監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷物の汚れ等の欠陥を検出する
印刷物監視装置としては、例えば特開昭60−5853
4号公報、特開昭60−125508号公報記載のもの
が知られている。これらは、検出センサによって印刷面
上に生じる汚れ等を監視している。検出センサは印刷面
の移動方向と直交する方向に延びている。そして印刷面
の移動に合わせて、検出センサを順次走査することによ
り印刷面はライン状に全面監視される。
印刷物監視装置としては、例えば特開昭60−5853
4号公報、特開昭60−125508号公報記載のもの
が知られている。これらは、検出センサによって印刷面
上に生じる汚れ等を監視している。検出センサは印刷面
の移動方向と直交する方向に延びている。そして印刷面
の移動に合わせて、検出センサを順次走査することによ
り印刷面はライン状に全面監視される。
【0003】このような検出センサにおいては、印刷面
と向きあう検出センサ面側に透明プレート等を設けて、
検出センサ内部への紙粉等の混入を防いだり、光源,受
光素子の破損防止を行っていた。が、これらの透明プレ
ートの外表面に塵や紙粉が付着し、監視精度を低下させ
ることがあった。
と向きあう検出センサ面側に透明プレート等を設けて、
検出センサ内部への紙粉等の混入を防いだり、光源,受
光素子の破損防止を行っていた。が、これらの透明プレ
ートの外表面に塵や紙粉が付着し、監視精度を低下させ
ることがあった。
【0004】この対策として、特開昭62−26345
2号公報記載の装置では、検出センサの検査面をカバー
するように透明フィルムテープを配置し、かつその透明
フィルムテープを長手方向に移動出来る構成が発表され
ている。
2号公報記載の装置では、検出センサの検査面をカバー
するように透明フィルムテープを配置し、かつその透明
フィルムテープを長手方向に移動出来る構成が発表され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、透明フィルム
テープを適当な時間間隙で移動させ、新たな面を出すよ
うにすれば監視精度を維持することは可能ではあるが、
印刷紙面の幅は1m近くになることが多く、透明フィル
ムテープの消費量が多く、このため透明フィルムテープ
マガジンの交換頻度が高く、実用的ではない。
テープを適当な時間間隙で移動させ、新たな面を出すよ
うにすれば監視精度を維持することは可能ではあるが、
印刷紙面の幅は1m近くになることが多く、透明フィル
ムテープの消費量が多く、このため透明フィルムテープ
マガジンの交換頻度が高く、実用的ではない。
【0006】また、上述のような構成の検出センサでは
印刷面とこれと向き合う検出センサ面との間の隙間は光
量ロスを少くするため一般的に10mm以下と狭くなって
いる。このような検出センサを長巻(ロール紙)を用い
る印刷機で用いる場合には、印刷用紙を搬送ローラ間に
通す紙通し作業に際して不便をきたしていた。
印刷面とこれと向き合う検出センサ面との間の隙間は光
量ロスを少くするため一般的に10mm以下と狭くなって
いる。このような検出センサを長巻(ロール紙)を用い
る印刷機で用いる場合には、印刷用紙を搬送ローラ間に
通す紙通し作業に際して不便をきたしていた。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは検出センサの検査面
を汚れから保護するとともに、紙通し作業もやりやすく
する印刷物監視装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは検出センサの検査面
を汚れから保護するとともに、紙通し作業もやりやすく
する印刷物監視装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては紙継装置により一本の巻取紙から次
の巻取紙への継ぎ代えを行い、複数本の巻取紙に対して
連続して印刷を行うことが可能な印刷機の印刷物監視装
置であって、印刷面の監視を行う検出センサと、前記検
出センサを検査位置と検査解放位置とに移動させる移動
手段と、前記検出センサが前記検査位置から離れている
間に前記検出センサの検査面を清掃する清掃手段と、前
記紙継装置で巻取紙の継ぎ代えを行う場合に発生される
紙継信号に基づき、印刷面の監視を必要としない紙継ぎ
部及びその前後の部分が検査位置を通過している間に、
前記検出センサを検査解放位置に移動させて前記検出セ
ンサの検査面を清掃し、該検出センサを検査位置へと復
帰させるように前記移動手段と前記清掃手段とを制御す
る制御手段と、を有することを特徴とする。
に本発明にあっては紙継装置により一本の巻取紙から次
の巻取紙への継ぎ代えを行い、複数本の巻取紙に対して
連続して印刷を行うことが可能な印刷機の印刷物監視装
置であって、印刷面の監視を行う検出センサと、前記検
出センサを検査位置と検査解放位置とに移動させる移動
手段と、前記検出センサが前記検査位置から離れている
間に前記検出センサの検査面を清掃する清掃手段と、前
記紙継装置で巻取紙の継ぎ代えを行う場合に発生される
紙継信号に基づき、印刷面の監視を必要としない紙継ぎ
部及びその前後の部分が検査位置を通過している間に、
前記検出センサを検査解放位置に移動させて前記検出セ
ンサの検査面を清掃し、該検出センサを検査位置へと復
帰させるように前記移動手段と前記清掃手段とを制御す
る制御手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の本発明にあったは、移動手段と清掃
手段とを制御手段によって制御することにより、印刷面
の汚れ監視を行う必要のない状態のときに検出センサを
検査位置から検査解放位置へ移動させ、前記検出センサ
が前記検査位置から離れている間に前記検出センサの検
査面を清掃する。
手段とを制御手段によって制御することにより、印刷面
の汚れ監視を行う必要のない状態のときに検出センサを
検査位置から検査解放位置へ移動させ、前記検出センサ
が前記検査位置から離れている間に前記検出センサの検
査面を清掃する。
【0010】こうすることによって、検出センサの検査
面を汚れから保護するとともに紙通し作業もやりやすく
なる。
面を汚れから保護するとともに紙通し作業もやりやすく
なる。
【0011】
【実施例】図1乃至図4は本発明の一実施例に係る印刷
物監視装置の概略構成を示し、1は印刷物としてのウェ
ブであり、印刷部(図示しない)で画像形成され、搬送
ローラ2等の複数のローラによって搬送案内され、折機
部(図示しない)へ送られる。印刷面の汚れはインキの
飛びや水タレ・油タレ等のアクシデントにより発生する
ので常時監視する必要がある。そこで、この搬送路途中
にウェブの印刷面3の汚れを検出するための検出センサ
4が設けられている。検出センサ4は印刷面の流れ方向
に対して直交する方向に延びるライン状の部材で、印刷
面3を所定幅のライン状の検出領域毎に走査して順次汚
れを監視するものである。この検出センサ4は単位画素
領域に1対1で対応する多数の受光素子5を有してい
る。各単位画素領域は印刷面3のライン状の検出領域を
多数の検出領域に分割した一つの領域である。多数の受
光素子5へは単位画素領域からの反射光を光ファイバ6
によって伝送している。印刷面3のライン状検査領域を
照明するために光源7が設けられている。受光素子5に
よって印刷面反射光の強弱に応じた光電流が発生し、こ
れをオペアンプで電流−電圧変換したり、ログアンプで
対数変換したりして反射光相当信号に直し、印刷面3の
正常・異常判定処理が行なわれる。光源7の照明光が検
出センサ4から外へ出る部分には検査面4aを構成し、
その検査面4aには透明プレート8が設けてあり、光源
7への塵・紙粉の付着を防いでいる。印刷中は検出セン
サ4は図2に示すように、印刷面3の近くの検査位置T
にあり、汚れ監視を行っている。この時は紙粉・塵等の
検出センサ4への侵入は透明プレート8によって防がれ
ている。
物監視装置の概略構成を示し、1は印刷物としてのウェ
ブであり、印刷部(図示しない)で画像形成され、搬送
ローラ2等の複数のローラによって搬送案内され、折機
部(図示しない)へ送られる。印刷面の汚れはインキの
飛びや水タレ・油タレ等のアクシデントにより発生する
ので常時監視する必要がある。そこで、この搬送路途中
にウェブの印刷面3の汚れを検出するための検出センサ
4が設けられている。検出センサ4は印刷面の流れ方向
に対して直交する方向に延びるライン状の部材で、印刷
面3を所定幅のライン状の検出領域毎に走査して順次汚
れを監視するものである。この検出センサ4は単位画素
領域に1対1で対応する多数の受光素子5を有してい
る。各単位画素領域は印刷面3のライン状の検出領域を
多数の検出領域に分割した一つの領域である。多数の受
光素子5へは単位画素領域からの反射光を光ファイバ6
によって伝送している。印刷面3のライン状検査領域を
照明するために光源7が設けられている。受光素子5に
よって印刷面反射光の強弱に応じた光電流が発生し、こ
れをオペアンプで電流−電圧変換したり、ログアンプで
対数変換したりして反射光相当信号に直し、印刷面3の
正常・異常判定処理が行なわれる。光源7の照明光が検
出センサ4から外へ出る部分には検査面4aを構成し、
その検査面4aには透明プレート8が設けてあり、光源
7への塵・紙粉の付着を防いでいる。印刷中は検出セン
サ4は図2に示すように、印刷面3の近くの検査位置T
にあり、汚れ監視を行っている。この時は紙粉・塵等の
検出センサ4への侵入は透明プレート8によって防がれ
ている。
【0012】検出センサ4には、着脱用ピン9,10が
ブラケット11,12を介して取りつけられている。着
脱用ピン9,10には着脱用ピン9,10を介して検出
センサ4を移動させるための腕13,14がフレーム
(図示せず)に設けられた腕13,14の回動中心軸1
5,16に取り付けられている。腕13には、腕13を
回動するためにフレーム(図示せず)にとりつけられた
エアシリンダ17とピン18を介して接続されている。
エアシリンダ17にロッド19が伸びる方向にエアーを
入れると、ロッド19の伸びに応じて腕13が回動中心
軸15の回りに時計方向に回動し、これにより着脱用ピ
ン9が時計方向に回動し、検出センサ4,着脱ピン1
0,腕14が時計方向に回動する。エアシリンダ17の
ロッド19の伸び切りによって、もしくはストッパを設
けるなどしてこの時計方向への回動は規制される。これ
により、検出センサ4は、検査解放位置Rへ移動するこ
ととなる。逆に、エアーシリンダ17のロッド19が縮
む方向にエアーを入れると、ロッド19の縮みに応じて
腕13が反時計方向に回動し、着脱用ピン9,検出セン
サ4,着脱用ピン10,腕14が反時計方向に回動す
る。エアシリンダ17のロッド19の縮み切りにより、
もしくは、ストッパを設けるなどして、この反時計方向
への回動は規制される。ここで、エアシリンダ17、ロ
ッド19、ピン18、回動中心軸15,16、腕13,
14、着脱用ピン9,10、ブラケット11,12によ
って移動手段Aが構成される。これにより、検出センサ
4は検査位置Tへ移動することとなる。
ブラケット11,12を介して取りつけられている。着
脱用ピン9,10には着脱用ピン9,10を介して検出
センサ4を移動させるための腕13,14がフレーム
(図示せず)に設けられた腕13,14の回動中心軸1
5,16に取り付けられている。腕13には、腕13を
回動するためにフレーム(図示せず)にとりつけられた
エアシリンダ17とピン18を介して接続されている。
エアシリンダ17にロッド19が伸びる方向にエアーを
入れると、ロッド19の伸びに応じて腕13が回動中心
軸15の回りに時計方向に回動し、これにより着脱用ピ
ン9が時計方向に回動し、検出センサ4,着脱ピン1
0,腕14が時計方向に回動する。エアシリンダ17の
ロッド19の伸び切りによって、もしくはストッパを設
けるなどしてこの時計方向への回動は規制される。これ
により、検出センサ4は、検査解放位置Rへ移動するこ
ととなる。逆に、エアーシリンダ17のロッド19が縮
む方向にエアーを入れると、ロッド19の縮みに応じて
腕13が反時計方向に回動し、着脱用ピン9,検出セン
サ4,着脱用ピン10,腕14が反時計方向に回動す
る。エアシリンダ17のロッド19の縮み切りにより、
もしくは、ストッパを設けるなどして、この反時計方向
への回動は規制される。ここで、エアシリンダ17、ロ
ッド19、ピン18、回動中心軸15,16、腕13,
14、着脱用ピン9,10、ブラケット11,12によ
って移動手段Aが構成される。これにより、検出センサ
4は検査位置Tへ移動することとなる。
【0013】エアーノズル20は検出センサ4と同様に
印刷面3の移動方向と直交する方向に延びていて、その
直交方向に適宜間隙に複数のノズル21を有している。
ここで、エアーノズル20とノズル21によって清掃手
段Bが構成される。検出センサ4が検査解放位置Rにあ
るとき、エアーノズル20へエアーを送り込めば、複数
のノズル21を通してエアーが検出センサ4の透明プレ
ート8の面に吹き当り、この面に付着している塵・紙粉
等を除去することが出来る。
印刷面3の移動方向と直交する方向に延びていて、その
直交方向に適宜間隙に複数のノズル21を有している。
ここで、エアーノズル20とノズル21によって清掃手
段Bが構成される。検出センサ4が検査解放位置Rにあ
るとき、エアーノズル20へエアーを送り込めば、複数
のノズル21を通してエアーが検出センサ4の透明プレ
ート8の面に吹き当り、この面に付着している塵・紙粉
等を除去することが出来る。
【0014】ところで、輪転式オフセット印刷機におい
ては巻取紙一本をおよそ30分位で印刷してしまう。一
本の巻取紙から次の巻取紙への継ぎ代えは一般には自動
紙継装置により、印刷を停止することなく行っている。
この紙継ぎ部前後数十部の印刷物は、印刷見当ズレ等に
より製品とならないため、廃棄している。このため、こ
の不良部分が検出センサ4を通過する間は印刷面の汚れ
監視を行う必要がない。
ては巻取紙一本をおよそ30分位で印刷してしまう。一
本の巻取紙から次の巻取紙への継ぎ代えは一般には自動
紙継装置により、印刷を停止することなく行っている。
この紙継ぎ部前後数十部の印刷物は、印刷見当ズレ等に
より製品とならないため、廃棄している。このため、こ
の不良部分が検出センサ4を通過する間は印刷面の汚れ
監視を行う必要がない。
【0015】そこで、紙継信号22と印刷速度信号23
とにより、紙継ぎ部が検出センサ4を通過するまでの時
間を制御手段としての遅延装置24で求め、検出センサ
脱信号25を発生し、これによりソレノイドバルブ26
を動作させ、エアー源27のエアーをエアシリンダ17
のロッド19が伸びる方向に与え、検出センサ4を検査
解放位置Rへ移動させる。移動終了時間を遅延装置24
で求め、エアー吹信号28を発生させ、ソレノイドバル
ブ29を動作させ、エアー源27のエアーをエアノズル
20へ一定期間与えた後、遅延装置24でエアー吹信号
28を断つ。次いで、遅延装置24で検出センサ着信号
30を発生し、これにより、エアシリンダ17のロッド
19を縮める方向に与えることで、検出センサ4を検査
位置Tへ移動させる。
とにより、紙継ぎ部が検出センサ4を通過するまでの時
間を制御手段としての遅延装置24で求め、検出センサ
脱信号25を発生し、これによりソレノイドバルブ26
を動作させ、エアー源27のエアーをエアシリンダ17
のロッド19が伸びる方向に与え、検出センサ4を検査
解放位置Rへ移動させる。移動終了時間を遅延装置24
で求め、エアー吹信号28を発生させ、ソレノイドバル
ブ29を動作させ、エアー源27のエアーをエアノズル
20へ一定期間与えた後、遅延装置24でエアー吹信号
28を断つ。次いで、遅延装置24で検出センサ着信号
30を発生し、これにより、エアシリンダ17のロッド
19を縮める方向に与えることで、検出センサ4を検査
位置Tへ移動させる。
【0016】このように、印刷面の紙継部前後の不良部
分が検出センサ4を通過する間を検出センサの検査面4
aに付着した塵・紙粉等の汚れの除去に利用したため
に、印刷面3の監視作業を中断することなく塵・紙粉等
の除去を行うことができる。
分が検出センサ4を通過する間を検出センサの検査面4
aに付着した塵・紙粉等の汚れの除去に利用したため
に、印刷面3の監視作業を中断することなく塵・紙粉等
の除去を行うことができる。
【0017】また上記したように、遅延装置24によっ
て、不良部分の通過時間及び検出センサの移動時間等を
求めて移動手段A及び清掃手段Bの制御を行い、検出セ
ンサ4を移動させ、検査面4Bにエアーを吹きつけるこ
とにより、オペレータの手を煩らわさずに検出センサの
検査面4bを塵・紙粉等から防ぐことができる。
て、不良部分の通過時間及び検出センサの移動時間等を
求めて移動手段A及び清掃手段Bの制御を行い、検出セ
ンサ4を移動させ、検査面4Bにエアーを吹きつけるこ
とにより、オペレータの手を煩らわさずに検出センサの
検査面4bを塵・紙粉等から防ぐことができる。
【0018】なお検出センサ4が検査解放位置Rにいる
時間が所定時間より長い場合、たとえば、紙継動作失敗
により、検出センサ着信号25が所定時間内に発生しな
い場合には、検出センサ着信号25を発生する前に遅延
装置24によりエアー吹信号28を発生させ、次いで検
出センサ着信号25を発生させる。このようにすること
で、検査解放位置Rにいる間に検出センサ4の透明プレ
ート8についた塵・紙粉等を除去することができる。
時間が所定時間より長い場合、たとえば、紙継動作失敗
により、検出センサ着信号25が所定時間内に発生しな
い場合には、検出センサ着信号25を発生する前に遅延
装置24によりエアー吹信号28を発生させ、次いで検
出センサ着信号25を発生させる。このようにすること
で、検査解放位置Rにいる間に検出センサ4の透明プレ
ート8についた塵・紙粉等を除去することができる。
【0019】また、紙通し作業を行う場合にはオペレー
タが手動脱信号31を遅延装置24に与えることで遅延
装置24はセンサ部脱信号25とエアー吹信号28を与
え、紙通し作業終了時点でオペレータが手動着信号32
を遅延装置24に与えることで遅延装置24はまずエア
ー吹信号28を与え、次いでセンサ部着信号30を与
え、検出センサ4の移動を行うとともに透明プレート8
の清掃が行われる。
タが手動脱信号31を遅延装置24に与えることで遅延
装置24はセンサ部脱信号25とエアー吹信号28を与
え、紙通し作業終了時点でオペレータが手動着信号32
を遅延装置24に与えることで遅延装置24はまずエア
ー吹信号28を与え、次いでセンサ部着信号30を与
え、検出センサ4の移動を行うとともに透明プレート8
の清掃が行われる。
【0020】これによって、検出センサの検査面4aを
塵・紙粉等から保護するとともに、検出センサ4と搬送
ローラ2との間隔が広くなるので紙通し作業もやりやす
くなり、検出センサ4の破損も防がれる。
塵・紙粉等から保護するとともに、検出センサ4と搬送
ローラ2との間隔が広くなるので紙通し作業もやりやす
くなり、検出センサ4の破損も防がれる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
印刷面の汚れ監視を行う必要のない状態のときに検出セ
ンサを移動させ、検出センサの検査面に付着した汚れの
除去を行うことにより、印刷面の監視作業を中断するこ
となく汚れを除去することができる。
印刷面の汚れ監視を行う必要のない状態のときに検出セ
ンサを移動させ、検出センサの検査面に付着した汚れの
除去を行うことにより、印刷面の監視作業を中断するこ
となく汚れを除去することができる。
【0022】また制御手段によって移動手段及び清掃手
段の制御を行い、検出センサを移動させ、検査面にエア
ーを吹きつけることにより、オペレータの手を煩らわさ
ずに検出センサの検査面を汚れから防ぐことができる。
段の制御を行い、検出センサを移動させ、検査面にエア
ーを吹きつけることにより、オペレータの手を煩らわさ
ずに検出センサの検査面を汚れから防ぐことができる。
【0023】また、検査面の汚れを除去するのに検出セ
ンサを移動させるので、紙通し作業もしやすくなり、紙
通し作業時における検出センサの破損も防ぐことができ
る。
ンサを移動させるので、紙通し作業もしやすくなり、紙
通し作業時における検出センサの破損も防ぐことができ
る。
【図1】本発明の一実施例に係る印刷物監視装置の検出
センサの断面図である。
センサの断面図である。
【図2】同装置の要部概略構成図である。
【図3】同装置の制御回路を示す図である。
【図4】同装置の概略斜視図である。
3 印刷面 4 検出センサ 4a 検査面 24 遅延装置(制御手段) A 移動手段 B 清掃手段 T 検査位置 R 検査解放位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 里 正 弘 神奈川県座間市ひばりが丘4丁目5676番 地東芝機械株式会社相模事業所内 (56)参考文献 実開 昭61−198030(JP,U) 実開 昭58−38442(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 33/14 G01N 21/84 G01N 21/89
Claims (1)
- 【請求項1】 紙継装置により一本の巻取紙から次の巻
取紙への継ぎ代えを行い、複数本の巻取紙に対して連続
して印刷を行うことが可能な印刷機の印刷物監視装置で
あって、 印刷面の監視を行う検出センサと、 前記 検出センサを検査位置と検査解放位置とに移動させ
る移動手段と、 前記検出センサが前記検査位置から離れている間に前記
検出センサの検査面を清掃する清掃手段と、前記紙継装置で巻取紙の継ぎ代えを行う場合に発生され
る紙継信号に基づき、印刷面の監視を必要としない紙継
ぎ部及びその前後の部分が検査位置を通過している間
に、前記検出センサを検査解放位置に移動させて前記検
出センサの検査面を清掃し、該検出センサを検査位置へ
と復帰させるように 前記移動手段と前記清掃手段とを制
御する制御手段と、 を有することを特徴とする印刷物監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412431A JP2983648B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 印刷物監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412431A JP2983648B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 印刷物監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04220345A JPH04220345A (ja) | 1992-08-11 |
JP2983648B2 true JP2983648B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=18521268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2412431A Expired - Fee Related JP2983648B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 印刷物監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2983648B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4616451B2 (ja) | 2000-09-22 | 2011-01-19 | 株式会社小森コーポレーション | 印刷品質検査装置 |
US8047089B2 (en) | 2006-11-20 | 2011-11-01 | Heidelberger Druckmachinen Ag | Device for the optical measurement of a printed sheet and method for operating the device |
JP2012061602A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Komori Corp | 凹版印刷機 |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP2412431A patent/JP2983648B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04220345A (ja) | 1992-08-11 |
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