JP2983176B2 - 建築用接合金具およびそれを用いた接合方法 - Google Patents
建築用接合金具およびそれを用いた接合方法Info
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- JP2983176B2 JP2983176B2 JP8204550A JP20455096A JP2983176B2 JP 2983176 B2 JP2983176 B2 JP 2983176B2 JP 8204550 A JP8204550 A JP 8204550A JP 20455096 A JP20455096 A JP 20455096A JP 2983176 B2 JP2983176 B2 JP 2983176B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築部材を接合す
る接合金具に関する。更に詳しくは、木造建築における
梁や胴差等の横架材と柱とを接合し、また更にこれらと
筋かいとを接合する金具であって、従来のものより簡単
に、且つ強固に接合することができる建築用接合金具お
よびその接合金具を用いた接合方法に関する。
る接合金具に関する。更に詳しくは、木造建築における
梁や胴差等の横架材と柱とを接合し、また更にこれらと
筋かいとを接合する金具であって、従来のものより簡単
に、且つ強固に接合することができる建築用接合金具お
よびその接合金具を用いた接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8の(a)のように、梁や胴差
等の横架材30と柱31とを接合する場合、横架材30
にホゾ穴32を穿設し、該ホゾ穴32に対応したホゾ3
3を柱31の下部に形成し、ホゾ33とホゾ穴32とを
互いに嵌合して仮止めをした。
等の横架材30と柱31とを接合する場合、横架材30
にホゾ穴32を穿設し、該ホゾ穴32に対応したホゾ3
3を柱31の下部に形成し、ホゾ33とホゾ穴32とを
互いに嵌合して仮止めをした。
【0003】次いで、仮止め後、図8の(b)に示すよ
うに、接合部分にT字型またはL字型の連結金具34等
を当接し、釘等の固定部材35により強固に固定してい
た。
うに、接合部分にT字型またはL字型の連結金具34等
を当接し、釘等の固定部材35により強固に固定してい
た。
【0004】しかし、上述した従来の接合方法は、ホゾ
やホゾ穴を形成するのに熟練した技術が必要であり、ま
たその製造工程にもかなりの時間を要するという問題が
あった。また、釘等で連結金具を固定する場合、固定強
度に不安が残った。更に、釘を打ち込むとき、かなりの
騒音が発生するという問題もあった。
やホゾ穴を形成するのに熟練した技術が必要であり、ま
たその製造工程にもかなりの時間を要するという問題が
あった。また、釘等で連結金具を固定する場合、固定強
度に不安が残った。更に、釘を打ち込むとき、かなりの
騒音が発生するという問題もあった。
【0005】近年、これらの問題を解消し、特にホゾ加
工を省いて簡単に横架材と柱とを接合するための技術が
幾つか報告されており、例えば、横架材に固着させる水
平片と柱を挟持する垂直片とから成る断面L字型の一対
の接合金具が報告されており(特公平7ー268960
号公報)、また、筋かいを横架材と該横架材に立設した
柱材とに同時に接合する接合金具も提案されている(特
公平8ー41988号公報)。
工を省いて簡単に横架材と柱とを接合するための技術が
幾つか報告されており、例えば、横架材に固着させる水
平片と柱を挟持する垂直片とから成る断面L字型の一対
の接合金具が報告されており(特公平7ー268960
号公報)、また、筋かいを横架材と該横架材に立設した
柱材とに同時に接合する接合金具も提案されている(特
公平8ー41988号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
では、横架材と柱との接合及びこれらと筋かいとの接合
に、種類の異なる金具を使用する不便があり、また、こ
れらの部材の接合強度も必ずしも十分ではなかった。
では、横架材と柱との接合及びこれらと筋かいとの接合
に、種類の異なる金具を使用する不便があり、また、こ
れらの部材の接合強度も必ずしも十分ではなかった。
【0007】本発明は上記の点に鑑み、横架材と柱とを
接合する場合に必要なホゾ加工や釘の打ち込みを不要と
することにより熟練した技術を必要とせずに、簡単に、
且つ短時間に横架材と柱、または垂直関係にある横架材
同士を接合し、更にこれらと筋かいとを接合するのに、
一種類の金具で、しかも十分な強度を与えることのでき
る建築用接合金具およびその接合方法を提供することを
目的とする。
接合する場合に必要なホゾ加工や釘の打ち込みを不要と
することにより熟練した技術を必要とせずに、簡単に、
且つ短時間に横架材と柱、または垂直関係にある横架材
同士を接合し、更にこれらと筋かいとを接合するのに、
一種類の金具で、しかも十分な強度を与えることのでき
る建築用接合金具およびその接合方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被接合部材の一側面に予めボルト貫通孔
を2箇所穿設するとともに、直交する他の側面に該ボル
ト貫通孔とは段違いにボルト貫通孔を2箇所穿設し、該
被接合部材と垂直関係にあり、かつ互いに直交関係にあ
る他の被接合部材にも予めボルト貫通孔を穿設し、これ
ら被接合部材の接合部分に、水平面と垂直面の2面から
なり、夫々の面に4箇所等間隔でボルト挿通孔が穿設さ
れている断面L字状の当接部材と、該当接部材の一方の
L字状縁部に張設された、ボルト孔とネジ孔が穿設され
ている三角面の筋違固定部とで構成されている建築用接
合金具の水平面と垂直面を当接し、前記ボルト貫通孔の
位置に合致させた該建築用接合金具のボルト挿通孔から
ボルトを挿通し、該ボルトの他端にナットを螺着して前
記被接合部材を保持固定する接合方法である。
め、本発明は、被接合部材の一側面に予めボルト貫通孔
を2箇所穿設するとともに、直交する他の側面に該ボル
ト貫通孔とは段違いにボルト貫通孔を2箇所穿設し、該
被接合部材と垂直関係にあり、かつ互いに直交関係にあ
る他の被接合部材にも予めボルト貫通孔を穿設し、これ
ら被接合部材の接合部分に、水平面と垂直面の2面から
なり、夫々の面に4箇所等間隔でボルト挿通孔が穿設さ
れている断面L字状の当接部材と、該当接部材の一方の
L字状縁部に張設された、ボルト孔とネジ孔が穿設され
ている三角面の筋違固定部とで構成されている建築用接
合金具の水平面と垂直面を当接し、前記ボルト貫通孔の
位置に合致させた該建築用接合金具のボルト挿通孔から
ボルトを挿通し、該ボルトの他端にナットを螺着して前
記被接合部材を保持固定する接合方法である。
【0009】前記記載の建築用接合金具において、前記
当接部材の他のL字状縁部に沿って、補強板を固着させ
ることができる。
当接部材の他のL字状縁部に沿って、補強板を固着させ
ることができる。
【0010】
【0011】本発明の建築用接合金具は、当接部材で横
架材と柱とを強固に接合し、該当接部材に張設された筋
違固定具にて該当接部材を補強している。また、この筋
違固定具に筋違板やターンバックルを設置すれば、柱間
の歪みを解消することができる。更に、当接部材の他方
のL字状縁部に補強板を設置すれば、該当接部材はより
一層強固に補強される。
架材と柱とを強固に接合し、該当接部材に張設された筋
違固定具にて該当接部材を補強している。また、この筋
違固定具に筋違板やターンバックルを設置すれば、柱間
の歪みを解消することができる。更に、当接部材の他方
のL字状縁部に補強板を設置すれば、該当接部材はより
一層強固に補強される。
【0012】また、本発明の建築用接合金具を使用する
接合方法においては、互いに垂直関係にある被接合部材
である横架材や柱に予めボルト貫通孔を穿設して、該接
合金具とボルトにて被接合部材を保持固定するので、ホ
ゾ加工やネジの螺着が不要となる。そのため、未経験者
においても、容易に、且つ短時間に接合作業を行うこと
が可能となる。
接合方法においては、互いに垂直関係にある被接合部材
である横架材や柱に予めボルト貫通孔を穿設して、該接
合金具とボルトにて被接合部材を保持固定するので、ホ
ゾ加工やネジの螺着が不要となる。そのため、未経験者
においても、容易に、且つ短時間に接合作業を行うこと
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の建築用接合金具の
具体例を図面に基づいて説明する。図1に示す本発明の
一例建築用接合金具の接合金具本体1は、硬質金属部材
で形成されており、断面L字状の当接部材2と、該当接
部材2の一方のL字状縁部3に張設された筋違固定部4
とで構成されている。かかる筋違固定部4の大きさおよ
び形状は特に限定されるべきものではないが、筋違板や
ターンバックルの設置の容易さおよび筋違固定部自身に
よる補強効果の面から三角形状とすることが好ましい。
具体例を図面に基づいて説明する。図1に示す本発明の
一例建築用接合金具の接合金具本体1は、硬質金属部材
で形成されており、断面L字状の当接部材2と、該当接
部材2の一方のL字状縁部3に張設された筋違固定部4
とで構成されている。かかる筋違固定部4の大きさおよ
び形状は特に限定されるべきものではないが、筋違板や
ターンバックルの設置の容易さおよび筋違固定部自身に
よる補強効果の面から三角形状とすることが好ましい。
【0014】前記当接部材2の水平面と垂直面の2側面
5及び6には、複数のボルト挿通孔7が等間隔に穿設さ
れている。なお、該ボルト挿通孔7は、以下の図2の説
明で明らかな如く一側面に4か所穿設されていることが
好ましい。
5及び6には、複数のボルト挿通孔7が等間隔に穿設さ
れている。なお、該ボルト挿通孔7は、以下の図2の説
明で明らかな如く一側面に4か所穿設されていることが
好ましい。
【0015】また、前記当接部材2の一方のL字状縁部
3に張設されている、三角形状の筋違固定部4の略中央
部には、単一のボルト孔8が穿設されている。また、前
記筋違固定部4の全面には、複数のネジ孔9が等間隔に
穿設されている。
3に張設されている、三角形状の筋違固定部4の略中央
部には、単一のボルト孔8が穿設されている。また、前
記筋違固定部4の全面には、複数のネジ孔9が等間隔に
穿設されている。
【0016】ここで、筋違固定部4は、当接部材2を補
強するという効果を有している。また、図3及び図4に
示す如く、筋違固定部4は、柱間の歪みを解消するため
に、柱と柱との対角間に筋違板10やターンバックル1
1を設置する場合に使用される。
強するという効果を有している。また、図3及び図4に
示す如く、筋違固定部4は、柱間の歪みを解消するため
に、柱と柱との対角間に筋違板10やターンバックル1
1を設置する場合に使用される。
【0017】更に、図7に示す如く、当接部材2は、他
方のL字状縁部12に沿って、補強板13を設置すれ
ば、当接部材2をより一層強固に補強することができ
る。
方のL字状縁部12に沿って、補強板13を設置すれ
ば、当接部材2をより一層強固に補強することができ
る。
【0018】次に、ボルト挿通孔が一側面に4か所穿設
されている本発明の一例建築用接合金具による接合方法
を図2に基づき説明する。梁や胴差や柱等の被接合部材
20に、予め等間隔にボルト貫通孔21を穿設する。該
ボルト貫通孔21は、一側面22に2か所穿設し、直交
する他の側面23に段違いに2か所に穿設する。この場
合、夫々のボルト貫通孔21は、段違いに穿設すること
により、被接合部材20の中心部分で貫通孔同士が出会
わないようにする。また、ボルト貫通孔21は、当接部
材2を被接合部材20に当接した場合、該当接部材2の
四ケ所のボルト挿通孔7のいずれか二か所(図示する例
では一つ置きのボルト挿通孔7)に合致する位置に穿設
する。
されている本発明の一例建築用接合金具による接合方法
を図2に基づき説明する。梁や胴差や柱等の被接合部材
20に、予め等間隔にボルト貫通孔21を穿設する。該
ボルト貫通孔21は、一側面22に2か所穿設し、直交
する他の側面23に段違いに2か所に穿設する。この場
合、夫々のボルト貫通孔21は、段違いに穿設すること
により、被接合部材20の中心部分で貫通孔同士が出会
わないようにする。また、ボルト貫通孔21は、当接部
材2を被接合部材20に当接した場合、該当接部材2の
四ケ所のボルト挿通孔7のいずれか二か所(図示する例
では一つ置きのボルト挿通孔7)に合致する位置に穿設
する。
【0019】次に、接合金具本体1を、当接部材2のボ
ルト挿通孔7のいずれか二か所が被接合部材20のボル
ト貫通孔21に合致するように、被接合部材20の接合
部分に当接する。次いで、ボルト貫通孔21とボルト挿
通孔7の合致部分を介して、適宜長さを有するボルト1
6を挿入し、該ボルト16の他端にナット17を螺着し
て、被接合部材を保持固定する。この例の如く、一側面
を2本のボルトで保持固定することにより、1本のボト
ルの場合に比し、より強固に保持固定することができ
る。なお、本発明の接合金具本体1は、勿論、単独で使
用することができるが、図示する如く一対の接合金具本
体1にて被接合部材20を挟持し、両側面から保持する
こともできる。
ルト挿通孔7のいずれか二か所が被接合部材20のボル
ト貫通孔21に合致するように、被接合部材20の接合
部分に当接する。次いで、ボルト貫通孔21とボルト挿
通孔7の合致部分を介して、適宜長さを有するボルト1
6を挿入し、該ボルト16の他端にナット17を螺着し
て、被接合部材を保持固定する。この例の如く、一側面
を2本のボルトで保持固定することにより、1本のボト
ルの場合に比し、より強固に保持固定することができ
る。なお、本発明の接合金具本体1は、勿論、単独で使
用することができるが、図示する如く一対の接合金具本
体1にて被接合部材20を挟持し、両側面から保持する
こともできる。
【0020】次に、本発明の建築用接合金具の実際の建
築現場への適用例について説明する。本発明の建築用接
合金具の設置箇所は、図5に示す如く、土台41と柱4
0、梁42や胴差43等の横架材と柱40との接合は勿
論、屋根部の妻梁44と小屋束45、また軒桁46と小
屋梁47等、さまざまな接合部分に使用することができ
る。更に、被接合部材の上面、側面、下面等のあらゆる
接合部分に当接することができる(図6参照)。
築現場への適用例について説明する。本発明の建築用接
合金具の設置箇所は、図5に示す如く、土台41と柱4
0、梁42や胴差43等の横架材と柱40との接合は勿
論、屋根部の妻梁44と小屋束45、また軒桁46と小
屋梁47等、さまざまな接合部分に使用することができ
る。更に、被接合部材の上面、側面、下面等のあらゆる
接合部分に当接することができる(図6参照)。
【0021】いずれの個所への適用においても、図2に
示す如く予めボルト貫通孔21が穿設されている被接合
部材20の接合部分に、接合金具本体1を当接し、ボル
ト挿通孔7とボルト貫通孔21が合致させた部分にボル
ト16を挿入し、他端をナット17にて螺着して被接合
部材20を保持固定する。横架材に垂直に接合する柱の
複雑な組み合わせに本発明の接合金具を用いた例を図3
および図6に示すが、これらの場合、必要に応じて、筋
違固定部4に筋違板10(図3)やターンバックル11
(図4)を設置し、柱間の歪みを解消することができ
る。
示す如く予めボルト貫通孔21が穿設されている被接合
部材20の接合部分に、接合金具本体1を当接し、ボル
ト挿通孔7とボルト貫通孔21が合致させた部分にボル
ト16を挿入し、他端をナット17にて螺着して被接合
部材20を保持固定する。横架材に垂直に接合する柱の
複雑な組み合わせに本発明の接合金具を用いた例を図3
および図6に示すが、これらの場合、必要に応じて、筋
違固定部4に筋違板10(図3)やターンバックル11
(図4)を設置し、柱間の歪みを解消することができ
る。
【0022】本発明の接合金具を使用して、筋違固定部
4に筋違板10を設置する場合、図3に示す如く、筋違
板10の端近傍の中央をボルト14にて固定し、さらに
複数のさらネジ15にて周囲を強固に固定することがで
きる。また、図4に示す如く金属製のターンバックル1
1を使用する場合には、筋違固定部4のボルト孔8に、
ターンバックル11の端部を装着させればよい。
4に筋違板10を設置する場合、図3に示す如く、筋違
板10の端近傍の中央をボルト14にて固定し、さらに
複数のさらネジ15にて周囲を強固に固定することがで
きる。また、図4に示す如く金属製のターンバックル1
1を使用する場合には、筋違固定部4のボルト孔8に、
ターンバックル11の端部を装着させればよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の建築
用接合金具は、上述の構成とすることで以下に示す効果
を奏するものである。
用接合金具は、上述の構成とすることで以下に示す効果
を奏するものである。
【0024】本発明の建築用接合金具における当接部材
には筋違固定具が設置されているので、接合強度が従来
のものに比し高い。また、筋違固定具に筋違板やターン
バックルを設置することができるので、柱間の歪みを解
消することができる。更に、当接部材の他方の縁部に補
強板を設置すれば、接合強度をより一層高めることがで
きる。
には筋違固定具が設置されているので、接合強度が従来
のものに比し高い。また、筋違固定具に筋違板やターン
バックルを設置することができるので、柱間の歪みを解
消することができる。更に、当接部材の他方の縁部に補
強板を設置すれば、接合強度をより一層高めることがで
きる。
【0025】また、本発明の接合方法は、横架材や柱に
予めボルト貫通孔を設けて、これら被接合部材を本発明
の接合金具とボルト、好ましくは複数本のボルトにて固
定する接合方法なので、ホゾ加工や釘の打ち込みが不要
となる。そのため、未経験者においても、容易に、且つ
短時間に接合作業を行うことが可能であり、しかも優れ
た接合強度が得られる。
予めボルト貫通孔を設けて、これら被接合部材を本発明
の接合金具とボルト、好ましくは複数本のボルトにて固
定する接合方法なので、ホゾ加工や釘の打ち込みが不要
となる。そのため、未経験者においても、容易に、且つ
短時間に接合作業を行うことが可能であり、しかも優れ
た接合強度が得られる。
【図1】本発明の一例木造用接合金具の全体斜視図であ
る。
る。
【図2】前記木造用接合金具による接合方法を表す分解
図である。
図である。
【図3】前記木造用接合金具の使用状態を表す部分斜視
図である。
図である。
【図4】前記木造用接合金具の使用状態を表す側面図で
ある。
ある。
【図5】前記木造用接合金具の実際の建築現場への適用
状態を表す部分斜視図である。
状態を表す部分斜視図である。
【図6】前記木造用接合金具の他の使用状態を表す平面
図である。
図である。
【図7】本発明の他の一例木造用接合金具を表す斜視図
である。
である。
【図8】従来の接合方法を表す説明図である。
1 接合金具本体 2 当接部材 3 縁部 4 筋違固定具 5 側面 6 側面 7 ボルト挿通孔 8 ボルト孔 9 ネジ孔 10 筋違板 11 ターンバックル 12 縁部 13 補強板 14 ボルト 15 さらネジ 16 ボルト 17 ナット 20 被接合部材 21 ボルト貫通孔
Claims (2)
- 【請求項1】 被接合部材の一側面に予めボルト貫通孔
を2箇所穿設するとともに、直交する他の側面に該ボル
ト貫通孔とは段違いにボルト貫通孔を2箇所穿設し、該
被接合部材と垂直関係にあり、かつ互いに直交関係にあ
る他の被接合部材にも予めボルト貫通孔を穿設し、これ
ら被接合部材の接合部分に、 水平面と垂直面の2面からなり、夫々の面に4箇所等間
隔でボルト挿通孔が穿設されている断面L字状の当接部
材と、該当接部材の一方のL字状縁部に張設された、ボ
ルト孔とネジ孔が穿設されている三角面の筋違固定部と
で構成されている建築用接合金具の水平面と垂直面を当
接し、 前記ボルト貫通孔の位置に合致させた該建築用接合金具
のボルト挿通孔からボルトを挿通し、該ボルトの他端に
ナットを螺着して前記被接合部材を保持固定する接合方
法。 - 【請求項2】 前記当接部材の他のL字状縁部に沿っ
て、補強板が固着されている請求項1記載の接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8204550A JP2983176B2 (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 建築用接合金具およびそれを用いた接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8204550A JP2983176B2 (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 建築用接合金具およびそれを用いた接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1046680A JPH1046680A (ja) | 1998-02-17 |
JP2983176B2 true JP2983176B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=16492364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8204550A Expired - Fee Related JP2983176B2 (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 建築用接合金具およびそれを用いた接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2983176B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-02 JP JP8204550A patent/JP2983176B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1046680A (ja) | 1998-02-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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