JP2001090186A - 母屋直交継ぎ構造 - Google Patents

母屋直交継ぎ構造

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JP2001090186A
JP2001090186A JP26552999A JP26552999A JP2001090186A JP 2001090186 A JP2001090186 A JP 2001090186A JP 26552999 A JP26552999 A JP 26552999A JP 26552999 A JP26552999 A JP 26552999A JP 2001090186 A JP2001090186 A JP 2001090186A
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Masaharu Fukunishi
正治 福西
Satoshi Katayama
智 片山
Hiroaki Saito
宏明 斉藤
Masaaki Kato
正章 加藤
Shuichi Goya
修一 合屋
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 母屋直交継ぎにおいて、留め加工を解消し、
施工品質を向上させ、釘打ちの手間を軽減し、施工性を
向上させる。 【解決手段】 小屋束1の上端面中央に立設されたほぞ
ピン12がほぞ穴20に差し込まれ、横穴19と貫通穴
21を一致させて第一の母屋4の端部が小屋束の上端面
上に載置され、接合金具11の固定板部18が、ボルト
穴17を貫通穴に一致させて第一の母屋の一側面端部に
配置され、ボルト穴と貫通穴の両方を貫通するボルト2
5にナット26が緊締されると共に、固定板部において
釘打ちされて接合金具が第一の母屋に固定され、第二の
母屋5が、スリット状の溝23内に接合金具の支持板部
13が差し込まれ、ピン穴24を貫通するピン27が凹
所15に係止され、また、ピン穴16を貫通して第一の
母屋に直交して接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、母屋直交
継ぎ構造に関するものである。さらに詳しくは、この出
願の発明は、留め加工が解消され、施工品質が向上し、
また、釘打ちの手間が軽減され、施工性も向上した母屋
直交継ぎ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木造住宅の建築時に二本の母屋を直交さ
せて継ぐ際には、図4<a><b>に示したような接合
構造が一般に採用されている。この接合構造では、小屋
束(1)の上端面に形成された四つのほぞ穴(2)の
内、対角位置にある二つのほぞ穴(2)にほぞピン
(3)が立設される。直交継ぎする第一の母屋(4)及
び第二の母屋(5)は、接合端部が留め加工され、45
°に切断される。また、接合端部の底面にほぞ穴(6)
が穴あけ加工される。このような留め加工及び穴あけ加
工が施された第一の母屋(4)及び第二の母屋(5)
が、ほぞ穴(6)にほぞピン(3)が挿入されて小屋束
(1)の上端面上に載置される。そして、第一の母屋
(4)と小屋束(1)が、各々の側面を跨ぐように配置
されたH金具(7)を介して釘(8)により固定され、
また、第二の母屋(5)と小屋束(1)が、同様にH金
具(7)を介して釘(8)によって固定される。こうし
て、第一の母屋(4)と第二の母屋(5)の直交継ぎが
完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4<
a><b>に例示される母屋直交継ぎ構造には、第一
に、留め加工された第一の母屋(4)及び第二の母屋
(5)の接合端部の施工品質が安定しないという問題が
ある。良好な精度で留め加工されないと、第一の母屋
(4)及び第二の母屋(5)は直交しない。
【0004】第二に、H金具(7)を使用するため、釘
打ちする釘(8)の本数が多く、また、釘打ちの際にH
金具(7)が回転しやすく、釘打ちに手間がかかるとい
う問題がある。この出願の発明は、以上の通りの事情に
鑑みてなされたものであり、留め加工を解消して施工品
質を向上させると共に、釘打ちの手間を軽減することの
できる施工性にも優れた母屋直交継ぎ構造を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、一対の支持板部が起立し
て対向配置され、各々の支持板部は、上端縁に凹所を、
また、この凹所の下方にピン穴を有し、対向する一側端
間においてボルト穴を有する固定板部により連結され、
コ字型断面を有する接合金具と、長さ方向に対し直角に
貫通する横穴を一端部に有するほぞピンと、底面の端部
中央にほぞ穴を有し、このほぞ穴に直交し、かつ対向す
る二側面間を貫通する貫通穴が形成された第一の母屋
と、一端部において端面から長手方向にスリット状の溝
が二条形成され、この溝に直交し、かつ対向する二側面
間を貫通するピン穴が、接合金具の支持板部の凹所及び
ピン穴の合計数分形成された第二の母屋とによる母屋直
交継ぎ構造であって、小屋束の上端面中央にほぞピン
が、横穴を有する一端部を上に向けて立設され、ほぞ穴
にほぞピンが差し込まれ、横穴と貫通穴を一致させて第
一の母屋の端部が小屋束の上端面上に載置され、接合金
具の固定板部が、ボルト穴を貫通穴に一致させて第一の
母屋の一側面端部に配置され、これらボルト穴と貫通穴
の両方を貫通するボルトにナットが緊締されると共に、
固定板部において釘打ちされて接合金具が第一の母屋に
固定され、第二の母屋の溝内に接合金具の支持板部が差
し込まれ、第二の母屋のピン穴を貫通するピンが接合金
具の支持板部の凹所に係止され、また、接合金具の支持
板部のピン穴を貫通することにより、第二の母屋が第一
の母屋に直交して接合されることを特徴とする母屋直交
継ぎ構造(請求項1)を提供する。
【0006】またこの出願の発明は、接合金具の支持板
部間の距離よりも長く、小屋束の幅寸法以内の幅を有
し、釘穴が両端部に形成された釘打ち固定板部が、接合
金具の固定板部の上下の端縁の少なくとも一方から固定
板部と同一平面上に延設されていること(請求項2)、
固定板部と反対側の釘打ち固定板部の端縁に隙間隠し片
が垂設されていること(請求項3)、並びに、接合金具
の支持板部の上端縁が固定板部側から斜め下方に傾斜し
ていること(請求項4)をそれぞれ好ましい態様として
提供する。
【0007】以下、図面に沿ってこの出願の発明の母屋
直交継ぎ構造についてさらに詳しく説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1<a><b>は、この出願の
発明の母屋直交継ぎ構造の一実施形態を示した分解斜視
図及び斜視図である。例えばこの図1<a><b>に示
したように、この出願の発明の母屋直交継ぎ構造には、
接合金具(11)とほぞピン(12)が採用される。
【0009】接合金具(11)は、図2にも示したよう
に、起立して対向配置された一対の支持板部(13)を
備えている。各々の支持板部(13)は、上端縁(1
4)に凹所(15)を有し、この凹所(15)の下方に
はピン穴(16)を有している。接合金具(11)は、
また、ボルト穴(17)を有する固定板部(18)を備
え、この固定板部(18)は、支持板部(13)の対向
する一側端間を連結している。これらの支持板部(1
3)及び固定板部(18)により、接合金具(11)は
コ字型断面を有している。
【0010】ほぞピン(12)は、長さ方向に対し直角
に貫通する横穴(19)を一端部に有している。このほ
ぞピン(12)は、好ましくは金属製とする。一方、直
交継ぎする第一の母屋(4)及び第二の母屋(5)は、
次のような構成を有している。すなわち、第一の母屋
(4)は、底面の端部中央にほぞ穴(20)を有し、こ
のほぞ穴(20)に直交し、かつ対向する二側面間を貫
通する貫通穴(21)を有している。
【0011】第二の母屋(5)は、一端部において端面
(22)から長手方向にスリット状に形成された溝(2
3)を二条有し、この溝(23)に直交し、かつ対向す
る二側面間を貫通するピン穴(24)を、接合金具(1
1)の支持板部(13)の凹所(15)及びピン穴(1
6)の合計数分有している。そして、この出願の発明の
母屋直交継ぎ構造では、小屋束(1)の上端面中央に、
前記の通りのほぞピン(12)が、横穴(19)を有す
る一端部を上に向けて立設される。ほぞピン(12)の
立設方式については特に制限はなく、小屋束(1)並び
にほぞピン(12)の材質に応じて適当な方式を適宜採
用することができる。例えば、小屋束(1)が木質で、
ほぞピン(12)が金属製である場合には、図1<a>
<b>に示したように、小屋束(1)に幅方向に貫通す
る貫通穴(1a)を形成し、一方、ほぞピン(12)に
は、横穴(19)と同様の横穴を小屋束(1)に埋設さ
れる側の端部に形成し、これら貫通穴(1a)と横穴に
ドリフトピン等のピン(1b)を差し込んで、ほぞピン
(12)を小屋束(1)に固定することができる。この
他、ほぞピン(12)の立設方式には、溶接、ボルト結
合等も可能である。
【0012】このほぞピン(12)がほぞ穴(20)に
差し込まれ、ほぞピン(12)の横穴(19)と貫通穴
(21)を一致させて、第一の母屋(4)の端部が小屋
束(1)の上端面上に載置される。この状態において、
接合金具(11)が、第一の母屋(4)の貫通穴(2
1)が形成された一側面端部に配置される。具体的に
は、接合金具(11)の固定板部(18)が、ボルト穴
(17)を貫通穴(21)に一致させて第一の母屋
(4)の一側面端部に配置される。そして、固定板部
(18)のボルト穴(17)と第一の母屋(4)の貫通
穴(21)の両方を貫通するボルト(25)にナット
(26)が緊締されると共に、固定板部(18)におい
て釘(8)により釘打ちされて、接合金具(11)が第
一の母屋(4)に固定される。ボルト(25)は、例え
ば図1<a><b>に示したように、第一の母屋(4)
側から通すことができ、接合金具(11)の固定板部
(18)側でナット(26)を緊締することができる。
また、この逆に、ボルト(25)を接合金具(11)の
固定板部(18)側から通し、第一の母屋(4)側でナ
ット(26)を緊締することもできる。釘(8)の打設
位置についても特に制限はない。釘打ちしやすく、ま
た、所定の固定強度が得られる部位を適宜選択すればよ
い。
【0013】第二の母屋(5)は、このように第一の母
屋(4)に固定された接合金具(11)の支持板部(1
3)が溝(23)内に差し込まれ、ピン穴(24)を貫
通するピン(27)が、接合金具(11)の支持板部
(13)の凹所(15)に係止され、また、ピン穴(1
6)を貫通することにより、第一の母屋(4)に直交し
て接合される。
【0014】第二の母屋(5)の具体的な施工手順は、
以下の通りである。第二の母屋(5)の溝(23)内に
接合金具(11)の支持板部(13)を差し込む前に、
接合金具(11)の支持板部(13)の凹所(15)に
係止させるピン(27)をあらかじめその凹所(15)
に対応するピン穴(24)に差し込んでおく。そしてこ
の状態において、第二の母屋(5)の溝(23)内に接
合金具(11)の支持板部(13)を下方より差し込
む。この差込みによりピン(27)は、接合金具(1
1)の支持板部(13)の凹所(15)に自ずと係止さ
れ、第二の母屋(5)は支持される。この後に、第二の
母屋(5)の他のピン穴(24)にピン(27)を差し
込み、接合金具(11)の支持板部(13)のピン穴
(16)を貫通させる。こうすることで、凹所(15)
及びピン穴(16)とピン(27)の位置合わせが容易
となり、ピン(27)の差込みも容易となる。ピン(2
7)にドリフトピンを採用する場合には、ピン(27)
の差込みがより一層容易となる。接合金具(11)の支
持板部(13)と第二の母屋(5)の両ピン穴(16)
(24)がわずかにずれていても、確実にピン(27)
を接合金具(11)の支持板部(13)のピン穴(1
6)に貫通させることができる。
【0015】例えば以上に示されるこの出願の発明の母
屋直交継ぎ構造では、図4<a><b>に示した接合構
造において第一の母屋(4)及び第二の母屋(5)の接
合端部に施される留め加工が解消されている。第一の母
屋(4)と第二の母屋(5)の接合における施工品質は
留め加工に影響されず、安定する。また、この出願の発
明の母屋直交継ぎ構造では、釘(8)は、接合金具(1
1)の固定のみに使用され、ボルト(25)及びナット
(26)、そしてピン(27)が使用されるため、図4
<a><b>に示した接合構造に比べ、釘打ちに使用す
る釘(8)の本数が減っており、釘打ちの手間が軽減さ
れる。さらに、接合金具(11)を固定する際の釘打ち
は、ボルト(25)及びナット(26)による固定の後
に行うことができ、このため、釘打ちする際に接合金具
(11)の回転は十分抑えられ、釘打ちは容易となる。
【0016】このように、この出願の発明の母屋直交継
ぎ構造は、図4<a><b>に示した接合構造と比較し
て施工品質と施工性が向上している。なお、この出願の
発明の母屋直交継ぎ構造では、接合金具(11)に各種
の形態を採用することができる。例えば図1<a>及び
図2に示したように、接合金具(11)の固定板部(1
8)の上下の端縁の少なくとも一方から釘打ち固定用の
釘打ち固定板部(28)を固定板部(18)と同一平面
上に延設することができる。この釘打ち固定板部(2
8)は、接合金具(11)の支持板部(13)間の距離
よりも長く、小屋束(1)の幅寸法以内の幅を有する。
また、両端部には釘穴(29)が形成されている。この
釘穴(29)を通じて釘(8)は第一の母屋(4)に打
入される。
【0017】釘打ち固定板部(28)を設けることによ
り、釘穴(29)は二つの支持板部(13)の外側に位
置し、このため、接合金具(11)を第一の母屋(4)
に固定する時の釘打ちが容易となる。また、接合金具
(11)の固定に十分な固定強度が得られる。しかも、
十分な固定強度を確保しつつ、使用する釘(8)の本数
を二本にまで削減することができる。釘打ちの手間はよ
り一層解消されることになる。
【0018】このような釘打ち固定板部(28)を設け
る場合には、固定板部(18)と反対側の釘打ち固定板
部(28)の端縁に隙間隠し片(30)を垂設すること
ができる。図3の要部側面図に示したように、接合金具
(11)の固定板部(18)には、第一の母屋(4)に
固定するために使用されるナット(26)若しくはボル
ト(25)の頭部が配置される。このため、第一の母屋
(4)とこれに接合される第二の母屋(5)の間には、
図1<b>に示したような若干の隙間(31)が形成さ
れる。この隙間(31)は、第二の母屋(5)の端面
(22)に現れる寸法誤差を吸収するのに効果的である
が、弊害がなくはない。これを解消するための部材が隙
間隠し片(30)であり、この隙間隠し片(30)によ
って、第一の母屋(4)と第二の母屋(5)の間に形成
される隙間(31)を隠すことができる。また、隙間隠
し片(30)は、そればかりでなく、釘打ち固定板部
(28)を補強するのにも有効となる。釘打ち固定板部
(28)は、隙間隠し片(30)によって強度が高めら
れ、釘打ちの際の変形が抑制される。
【0019】さらに、接合金具(11)については、図
3に示したように、支持板部(13)の上端縁(14)
を固定板部(18)側から斜め下方に傾斜させることも
できる。このように、支持板部(13)の上端縁(1
4)を固定板部(18)側から斜め下方に傾斜させる
と、支持板部(13)を第二の母屋(5)の溝(23)
内に容易に差し込むことができる。支持板部(13)
は、高さの高い固定板部(18)側から第二の母屋
(5)の溝(23)内に差し込まれる。仮に二つの支持
板部(13)間の距離が溝(23)間の距離と一致して
いなくとも、支持板部(13)は、固定板部(18)側
が溝(23)内に挿入された後には、溝(23)に案内
されて次第にその内部に差し込まれる。従って、支持板
部(13)の溝(23)内への差込みは容易となる。
【0020】勿論、この出願の発明は、以上の実施形態
によって限定されるものではない。接合金具の細部の構
造や材質、ピンの種類及び材質等の細部については様々
な態様が可能であることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、母屋直交継ぎにおいて、留め加工が解消さ
れ、施工品質が向上し、また、釘打ちの手間が軽減さ
れ、施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】<a><b>は、この出願の発明の母屋直交継
ぎ構造の一実施形態を示した分解斜視図及び斜視図であ
る。
【図2】図1に示した接合金具を拡大して示した斜視図
である。
【図3】この出願の発明の母屋直交継ぎ構造の一実施形
態を示した要部側面図である。
【図4】<a><b>は、この出願の発明前の母屋直交
継ぎ構造を例示した分解斜視図及び斜視図である。
【符号の説明】
1 小屋束 2 ほぞ穴 3 ほぞピン 4 第一の母屋 5 第二の母屋 6 ほぞ穴 7 H金具 8 釘 1a 貫通穴 1b ピン 11 接合金具 12 ほぞピン 13 支持板部 14 上端縁 15 凹所 16 ピン穴 17 ボルト穴 18 固定板部 19 横穴 20 ほぞ穴 21 貫通穴 22 端面 23 溝 24 ピン穴 25 ボルト 26 ナット 27 ピン 28 釘打ち固定板部 29 釘穴 30 隙間隠し片 31 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 宏明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 加藤 正章 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 合屋 修一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 2E125 AA10 AA23 AB12 AC23 AG12 AG13 AG23 BB13 BB22 BC02 BD01 BE07 BF04 BF08 CA05 CA14 CA79 EA33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の支持板部が起立して対向配置さ
    れ、各々の支持板部は、上端縁に凹所を、また、この凹
    所の下方にピン穴を有し、対向する一側端間においてボ
    ルト穴を有する固定板部により連結され、コ字型断面を
    有する接合金具と、長さ方向に対し直角に貫通する横穴
    を一端部に有するほぞピンと、底面の端部中央にほぞ穴
    を有し、このほぞ穴に直交し、かつ対向する二側面間を
    貫通する貫通穴が形成された第一の母屋と、一端部にお
    いて端面から長手方向にスリット状の溝が二条形成さ
    れ、この溝に直交し、かつ対向する二側面間を貫通する
    ピン穴が、接合金具の支持板部の凹所及びピン穴の合計
    数分形成された第二の母屋とによる母屋直交継ぎ構造で
    あって、小屋束の上端面中央にほぞピンが、横穴を有す
    る一端部を上に向けて立設され、ほぞ穴にほぞピンが差
    し込まれ、横穴と貫通穴を一致させて第一の母屋の端部
    が小屋束の上端面上に載置され、接合金具の固定板部
    が、ボルト穴を貫通穴に一致させて第一の母屋の一側面
    端部に配置され、これらボルト穴と貫通穴の両方を貫通
    するボルトにナットが緊締されると共に、固定板部にお
    いて釘打ちされて接合金具が第一の母屋に固定され、第
    二の母屋の溝内に接合金具の支持板部が差し込まれ、第
    二の母屋のピン穴を貫通するピンが接合金具の支持板部
    の凹所に係止され、また、接合金具の支持板部のピン穴
    を貫通することにより、第二の母屋が第一の母屋に直交
    して接合されることを特徴とする母屋直交継ぎ構造。
  2. 【請求項2】 接合金具の支持板部間の距離よりも長
    く、小屋束の幅寸法以内の幅を有し、釘穴が両端部に形
    成された釘打ち固定板部が、接合金具の固定板部の上下
    の端縁の少なくとも一方から固定板部と同一平面上に延
    設されている請求項1記載の母屋直交継ぎ構造。
  3. 【請求項3】 固定板部と反対側の釘打ち固定板部の端
    縁に隙間隠し片が垂設されている請求項2記載の母屋直
    交継ぎ構造。
  4. 【請求項4】 接合金具の支持板部の上端縁が固定板部
    側から斜め下方に傾斜している請求項1乃至3いずれか
    に記載の母屋直交継ぎ構造。
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Cited By (3)

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CN112282049A (zh) * 2020-11-17 2021-01-29 广州地铁设计研究院股份有限公司 一种钢筋混凝土叠合主次梁连接节点及其施工方法
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