JP2982153B2 - 車輛用昇降装置 - Google Patents

車輛用昇降装置

Info

Publication number
JP2982153B2
JP2982153B2 JP5240627A JP24062793A JP2982153B2 JP 2982153 B2 JP2982153 B2 JP 2982153B2 JP 5240627 A JP5240627 A JP 5240627A JP 24062793 A JP24062793 A JP 24062793A JP 2982153 B2 JP2982153 B2 JP 2982153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
pivot pin
platform
support
operating rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5240627A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0769120A (ja
Inventor
大嶋昌一
治田博行
米山隆次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wako Kogyo KK
Original Assignee
Wako Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wako Kogyo KK filed Critical Wako Kogyo KK
Priority to JP5240627A priority Critical patent/JP2982153B2/ja
Publication of JPH0769120A publication Critical patent/JPH0769120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2982153B2 publication Critical patent/JP2982153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輛用昇降装置に関
し、特に車椅子を利用する人の便宜を図るため自動車の
後部に設けられた車輛用昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車輛用昇降装置の一実施
例として、特開昭63ー263144号公報に開示され
たものがある。この実施例は、図9に示すように車輛の
後部出入り口の床面50に設けられた支持板に下端部が
枢支されたアッパーアーム52と、このアッパーアーム
52よりも車輛の後方に位置し、かつ、前記床面の適宜
箇所に下端部が軸を介して枢支されたロアアーム54
と、このロアアーム54及び前記アッパーアーム52の
それぞれの上端部に軸着されたサイドフレーム55と、
このサイドフレーム55の自由端部にスライド自在に取
付けられた引き出し型のプラットホーム56とから成
り、前記アッパーアーム52の上端部の枢軸51には油
圧シリンダー57の後端部が枢着され、一方、前記ロア
アーム54の「く」の字状に折曲された最下端部にはそ
の作動杆58の先端部が枢軸59を介して取付けられて
いる。
【0003】しかして、上記構成に於いては、作動杆5
8が油圧シリンダー57内に収縮すると、仮想線で示す
ようにアッパーアーム52およびロアアーム54は回転
し、プラットホーム56は路面へと下降する。一方、作
動杆58が油圧シリンダー57から伸張した時はプラッ
トホーム56は路面から上昇し、かつ、プラットホーム
56を矢印で示す床面50の方向に手で押すと、該プラ
ットホーム56はサイドフレーム55の自由端部をスラ
イドし、床面50の下方に形成された格納ボックス60
に収納される。
【0004】しかしながら、上記構成に於いては、該プ
ラットホーム56を車輛の床面50上に持っていくこと
ができないため、車椅子での床面50への乗り込みおよ
び床面からプラットホーム56への乗り込みがそれぞれ
簡単にできないと共に、プラットホーム56を収納する
ための格納ボックス60をわざわざ床面50の下方に形
成しなければならないと言う欠点があった。またロアア
ーム54を回動させるための油圧駆動装置を平行な4節
リンク機構を構成するアッパーアーム52およびロアア
ーム54との組合わせ関係を常に考慮しながら、或いは
アッパーアーム52の上端部の枢軸51やロアアーム5
4の折曲された最下端部に取付けを油圧駆動装置の縦方
向シリンダーやその作動杆の取付け位置を考慮しながら
組合わせなければならないので、取付けが非常に面倒で
ある、と言う問題点を有していた。また油圧駆動装置の
シリンダーは縦方向に配設され、しかも、アッパーアー
ム52とサイドフレーム55との間に一体的に組合わせ
て配設しているので、構造上「隙間」が多くなり、うっ
かり、手を挟むと言う問題点があった(縦方向シリンダ
ーもアッパーアーム52やサイドフレーム55にと共に
動き、これらの部材間の隙間が変化する。)。また図9
から明らかなように、縦方向シリンダーは、上下の両端
部がアッパーアーム52及びサイドフレーム55の長さ
(ストローク)に対応して可動状態に組合わせなければ
ならないので、その上端部(枢支されている所)から作
動杆の下端部(作動杆58の先端部が枢軸59で取付け
られている所)までのものを採用しなければならない。
このため、縦方向シリンダーを小型化することができな
いという問題点を有していた。さらに、縦方向シリンダ
ーは、いわば上下端部が枢支されているから、駆動時に
「ガクガク」するという問題点もあった。また油圧駆動
装置の配線回路が外部に露出状態となるので、外観上好
ましくないのみならず、油圧駆動装置の故障の原因にも
なると言う問題点があった。さらに、プラットホーム5
6が路面に対して水平状態に下降してしまうので、車椅
子が容易に乗り込むことができるようにプラットホーム
56の構造を引き出し型にしなければならないなどの問
題点があった。それ故に、プラットホーム56を格納ボ
ックス60から手で引き出したり、或いは手で押し込ま
なければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の欠点に鑑み、第1の目的は、車椅子での車輛の床
面への乗り込みおよび床面からプラットホームへの乗り
込みが簡単であることである。第2の目的は、プラット
ホームを収納するための格納部をわざわざ床面の下方に
形成する必要がないことである。第3の目的は、車輌後
部の床面上に対設した支持部材に、平行な4節リンク機
構を構成する上方及び下方アームを油圧駆動装置の駆動
シリンダーや作動杆とは無関係に簡単に枢着することが
できると共に、前記駆動シリンダーも支持部材に容易に
固定することができるのみならず、その作動杆も下方ア
ームの接続用最下端部に極めて容易に軸着することがで
きることである。第4の目的は、プラットホームの出し
入れを電動で行うことができることである。また第5の
目的は、車輌のデッドスペースを有効的に活用すること
ができると共に、支持部材の内部にスマートな格好で油
圧駆動装置を収納することができることである。また、
第6の目的は、プラットホームがシンプルな構造であっ
ても、路面まで下降した際には車椅子が容易に乗り込む
ことができることである。また、第7の目的は、「うっ
かり」シリンターや作動杆のそばに手を入れ、各アーム
で挟むような危険性を未然に回避することができること
である。さらに、第8の目的は、シリンダーの作動杆の
ストロークが短いもの(いわゆる小型シリンダー)を採
用することができることである。加えて、第9の目的
は、シリンダーが駆動時に「ガタガタ」しないことであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車輛用昇降装置
は、車輌後部床面3上のタイヤハウジング後方のスペー
ス部に設けられた左右で1組の軽ミゾ形綱部を有する
持部材4、4と、これらの支持部材に第1枢支ピン1
1、第2枢支ピン13、第3枢支ピン18及び第4枢支
ピン19を介して軸支され、かつ、平行な4節リンク機
構を構成する上方アーム10及び下方アーム12と、上
端部側が前記第3枢支ピン及び第4枢支ピンを介して上
方アーム及び下方アームに軸支され、かつ、くの字型状
に折り曲げ形成された下端部側にガイド部材21の垂直
板22及び該垂直板に所要間隔を有して軸支された複数
個の滑車23を一体的に有する車椅子のプラットホーム
24案内用支持アーム17と、前記支持部材4、4の
に全体が配設された油圧駆動装置14の横方向シリン
ダー15と、この横方向シリンダーに嵌挿され、かつ、
突出先端部が前記第2枢支ピン13よりも下方に延設す
る下方アームの接続用最下端部に軸着された作動杆16
とから成り、前記車椅子のプラットホーム24は、左右
の側壁にそれぞれ水平方向のラック31及び前記支持部
材側の前記滑車23に水平状態に支持される一対のガイ
ドレール25を備え、一方、前記ガイド部材21の垂直
板22は、駆動モータ23及び該駆動モータの駆動力に
よって回動しかつ前記ラックと噛合するピニオン32を
備え、前記床面3上から車輌の後方へ突出すると共に、
前記作動杆16の収縮により上方アーム10、下方アー
ム12及び支持アーム17を介して路面へと下降し、ま
た前記支持部材4及び支持アーム17にそれぞれ枢支さ
れた上方及び下方アームの各支点間(11と18),
(13と19)の長さ寸法は、地面に下降した前記プラ
ットホームが前屈みの状態になるように異なることを特
徴とする。
【0007】上記構成に於いては、支持部材は軽ミゾ形
綱部を有し、この軽ミゾ形綱部に油圧駆動装置のシリン
ダーと作動杆がそれぞれ収納されている。
【0008】
【作用】油圧駆動装置の作動杆が伸張している状態では
上方及び下方アームは傾倒状態で起立し、それらの上端
部が車輛の床面の上方に位置している。また支持アーム
及びガイド部材は左右の支持部材の内側でかつ床面上に
位置していると共に、プラットホームも床面上にスライ
ド収納されている。
【0009】しかして、まず駆動モータが起動すると、
そのウオームギヤ、伝動導歯車等によりピニオンが回転
する。ピニオンが回転すると、ラックと一体であるプラ
ットホームはガイド部材の滑車に案内され、車輛の後方
に所定位置まで支持アームから突出する。
【0010】次に油圧駆動装置の作動杆が収縮し始める
と、その駆動力が直接下方アームに伝わり、下方アーム
は第2枢支ピンを支点に回転し、これに伴い支持アーム
が車輛の後方に第4枢支ピンを介して押し出され、それ
と同時に上方アームが第3枢支ピンを介し、支持アーム
と共働して回転する。
【0011】油圧駆動装置の作動杆が収縮している状態
では上方アーム、下方アーム、、支持アームは水平方向
に折れている。この時プラットホームが路面に下降した
時、支持部材4及び支持アーム17にそれぞれ枢支され
た上方及び下方アームの各支点間(11と18)、(1
3と19)の長さ寸法が異なるので、図6で示すように
プラットホームは多少前屈みの状態になっている。
【0012】一方、油圧駆動装置の作動杆が伸張し、プ
ラットホームが所要の高さまで上昇した場合に於いて、
再び駆動モータが起動すると、プラットホームはガイド
部材の滑車に案内され、車輛の床面上に自動的に入り込
む。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本発明を詳
細に説明する。
【0014】1は車椅子を利用する人の便宜を図るため
車輛2の後部出入り口の床面3に設けられた車輛用昇降
装置である。この車輛用昇降装置1を説明するに当たっ
て、支持部材、上方及び下方アーム、シリンダー、作動
杆、支持アーム、ガイド部材などの基本的な構成部材は
左右にそれぞれ1対設けられているので、便宜上一方の
み説明し、左右の部材には同一の符号を付することにす
る。
【0015】そこで、車輛用昇降装置1について説明す
ると、4は車輛2の床面3上に固定的に設けられた支持
部材である。この支持部材4は軽ミゾ形綱部5を有し、
この軽ミゾ形綱部5に後述する油圧駆動装置のシリンダ
ーと作動杆がそれぞれ収納される。また支持部材4は軽
ミゾ形綱部5の下面から左右に突出するフランジ部6を
有し、図6で示すようにフランジ部6に固設された連結
板7を介し、左右の支持部材4、4は一体的に連結され
ている。この支持部材4は車輛2の後部出入り口の床面
3のデッドスペースをなるべく活用するようにタイヤハ
ウジング8の近傍に設けられている。
【0016】10は支持部材4の軽ミゾ形綱部5を形成
する垂直フレームに第1枢支ピン11を介して下端部が
軸支された上方アームである。また12は同じく支持部
材4の軽ミゾ形綱部5を形成する垂直フレームに第2枢
支ピン13を介して下端部が軸支された下方アームであ
る。この下方アーム12と前記上方アーム10は平行に
対設している。そして、下方アーム12の下端部側は
「く」の字型状に折曲げ形成され、下方アーム12の寸
法は全体としては上方アーム10のそれよりは長い。し
たがって、下方アーム12には、後述する油圧駆動装置
14の作動杆16接続用最下端部が形成されている。ま
た支持部材4及び支持アーム17にそれぞれ枢支された
上方及び下方アームの各支点間(11と18)、(13
と19)の長さ寸法は、地面に下降したプラットホーム
が図6で示すように前屈みの状態になるように設定され
ている。
【0017】14は支持部材4の軽ミゾ形綱部5に収納
された油圧駆動装置で、この油圧駆動装置14は軽ミゾ
形綱部5の垂直フレームに後端部が枢支された多少斜め
の横方向シリンダー15と、このシリンダー15に嵌挿
されつ突出先端部が下方アーム12の接続用最下端部に
軸着された作動杆16とを有する。
【0018】17はこの油圧駆動装置の駆動力により回
動する前記上方及び下方アーム10、12の上端部に上
端部側が第3枢支ピン18、第4枢支ピン19をそれぞ
れ介して軸着され、かつ、これらの上方及び下方アーム
の回転にともない一緒に昇降動する支持アームである。
この支持アーム17は断面が軽ミゾ形綱で、全体として
「く」の字型状あるいは弧状に折曲げ形成されている。
そして、左右の支持アーム17はそれらの下端部に固設
された横方向の連結杆20により一体的になっている。
【0019】21は支持アーム17の下端部側に固定的
に取付けられ、かつ、支持アーム17が上昇した時に前
記支持部材4の内側に位置するガイド部材である。この
ガイド部材21は支持アーム17の下端部側に固定的に
取付けられ、かつ、支持部材4の内側に位置する垂直板
22と、この垂直板22の下端部に所要間隔を有して軸
支され、かつ、板状のプラットホーム24の左右に設け
られたの一対のガイドレール25を滑動する複数個の滑
車23とから成る。
【0020】前記プラットホーム24は軽ミゾ形綱のガ
イドレール25の溝に入り込んでいる滑車23により支
持アーム17に対して水平移動可能に保持されている。
【0021】なお、26はプラットホーム24の左右に
それぞれ設けられた手摺、27、28はプラットホーム
24の先端及び後端部にそれぞれ所要角度まで回転する
ことができるように取付けられた車椅子用の前後のスト
ッパー板である。
【0022】次に31はプラットホーム24のガイドレ
ール25の一方または両方、本実施例ではガイドレール
25の一方の上面に前後の支持ストッパー片35を介し
て固設されたラックである。
【0023】32は図3で示すようにラック31と噛合
するようにガイド部材21の垂直板22に適宜に軸支さ
れた横軸36を介して設けられたピニオンである。この
ピニオン32と横軸36は一体である。そして、前記横
軸36には伝動歯車37が固定的に設けられている。
【0024】33は伝動歯車37と噛合するウオームギ
ヤ34を有し、かつ、ガイド部材21の垂直板22に固
定的に取付けられた駆動モータである。
【0025】上記構成に於いては、図2が油圧駆動装置
14の作動杆16が伸張している状態を示す。この時上
方及び下方アーム10、12は傾倒状態で起立し、それ
らの上端部が車輛2の床面3の上方に位置している。ま
た支持アーム17及びガイド部材21は左右の支持部材
4の内側でかつ床面3上に位置している。そして、プラ
ットホーム24は床面3上にスライド収納されている。
【0026】しかして、まず駆動モータ33が起動する
と、そのウオームギヤ34、伝動歯車37を介しピニオ
ン32が回転する。ピニオン2が回転すると、ラック3
1と一体であるプラットホーム24はガイド部材21の
滑車23に案内され、車輛2の後方に所定位置まで支持
アーム17から突出する。
【0027】一方、図7は油圧駆動装置14の作動杆1
6が収縮している状態を示す。この時上方アーム10、
下方アーム、12、支持アーム17は水平方向に折れて
いる。これは油圧駆動装置14の作動杆16が収縮し始
めると、その駆動力が直接下方アーム12に伝わり、下
方アーム12は第2枢支ピン13を支点に回転し、これ
に伴い支持アームが前方(車輛の後方)に第4枢支ピン
19を介して押し出され、それと同時に上方アーム10
が第3枢支ピン18を介し、支持アームと共働して回転
するからである。
【0028】油圧駆動装置14の作動杆16が伸張し、
プラットホーム24が所要の高さまで上昇した場合に於
いて、再び駆動モータ33が起動すると、プラットホー
ム24はガイド部材25の滑車23に案内され、車輛2
の床面3上に自動的に入り込む。
【0029】なお、上記本発明の実施例に於いて、図8
で示すようにラック31Aをガイドレール25の上面に
直接固定的に設け、一方、ピニオン32Aをラック31
Aと噛合するようにラック31Aの上方に設けても良
い。このように構成しても、前記本発明の実施例と同一
の作用、効果がある。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
あっては、次に列挙するような効果がある。 (1)車椅子での車輛の床面への乗り込みおよび床面か
らプラットホームへの乗り込みが簡単である。 (2)プラットホームを収納するための格納部をわざわ
ざ床面の下方に形成する必要がない。 (3)平行な4節リンク機構を構成する上下のアーム1
0、12の組合わせと、支持板並びに下方アームに対す
る油圧駆動装置との取付けとは、直接的には無関係なの
で、例えばまず上下のアーム10、12を支持板に枢支
して4節リンクを構成し、次いで油圧駆動装置の作動杆
16を第2枢支ピン13を基点に下方方向に延設する下
方アーム12の接続用最下端部に軸着する等により、油
圧駆動装置を容易に取付けることができる。したがっ
て、4節リンク機構の組合わせ及び支持板に対する油圧
駆動装置の取付けが、驚く程スピーディーである。 (4)プラットホームの出し入れを電動で行うことがで
きる。従って、労力を省くことができる。 (5)車輛の床面上のデッドスペースを極力利用し、ス
マートな格好で油圧駆動装置を支持部材に収納すること
ができる。 (6)「うっかり」シリンターや作動杆のそばに手を入
れ、各アームで挟むような危険性を未然に回避すること
ができる。 (7)シリンダーの作動杆のストロークが短いものを採
用することができる。したがって、シリンダーを小形化
することができる。 (8)シリンダーが駆動時に「ガタガタ」しない
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体的な位置付けを示す概略斜視図。
【図2乃至図4】本発明の要部を示す各概略説明図。
【図5】本発明の平面からの概略説明図。
【図6】本発明の作動状態の説明図。
【図7】発明の作動状態の斜視からの説明図。
【図8】本発明の異なる実施例の説明図。
【図9】従来の一実施例の概略説明図。
【符号の説明】
1…車輛用昇降装置、3…床面、4…支持部材、10…
上方アーム、12…下方アーム、14…油圧駆動装置、
15…シリンダー、16…作動杆、17…支持アーム、
21…ガイト部材、22…垂直板、23…滑車、24…
プラットホーム、25…ガイドレール、31、31A…
ラック、32、32A…ピニオン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−109140(JP,A) 特開 平4−334630(JP,A) 欧州公開362096(EP,A1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌後部床面3上のタイヤハウジング後
    方のスペース部に設けられた左右で1組の軽ミゾ形綱部
    を有する支持部材4、4と、これらの支持部材に第1枢
    支ピン11、第2枢支ピン13、第3枢支ピン18及び
    第4枢支ピン19を介して軸支され、かつ、平行な4節
    リンク機構を構成する上方アーム10及び下方アーム1
    2と、上端部側が前記第3枢支ピン及び第4枢支ピンを
    介して上方アーム及び下方アームに軸支され、かつ、く
    の字型状に折り曲げ形成された下端部側にガイド部材2
    1の垂直板22及び該垂直板に所要間隔を有して軸支さ
    れた複数個の滑車23を一体的に有する車椅子のプラッ
    トホーム24案内用支持アーム17と、前記支持部材
    4、4の内部に全体が配設された油圧駆動装置14の横
    方向シリンダー15と、この横方向シリンダーに嵌挿さ
    れ、かつ、突出先端部が前記第2枢支ピン13よりも下
    方に延設する下方アームの接続用最下端部に軸着された
    作動杆16とから成り、前記車椅子のプラットホーム2
    4は、左右の側壁にそれぞれ水平方向のラック31及び
    前記支持部材側の前記滑車23に水平状態に支持される
    一対のガイドレール25を備え、一方、前記ガイド部材
    21の垂直板22は、駆動モータ23及び該駆動モータ
    の駆動力によって回動しかつ前記ラックと噛合するピニ
    オン32を備え、前記床面3上から車輌の後方へ突出す
    ると共に、前記作動杆16の収縮により上方アーム1
    0、下方アーム12及び支持アーム17を介して路面へ
    と下降し、また前記支持部材4及び支持アーム17にそ
    れぞれ枢支された上方及び下方アームの各支点間(11
    と18),(13と19)の長さ寸法は、地面に下降し
    た前記プラットホームが前屈みの状態になるように異な
    ることを特徴とする車輛用昇降装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、支持部材は軽ミゾ形
    綱部を有し、この軽ミゾ形綱部に油圧駆動装置のシリン
    ダーと作動杆がそれぞれ収納されていることを特徴とす
    る車輛用昇降装置。
JP5240627A 1993-08-31 1993-08-31 車輛用昇降装置 Expired - Lifetime JP2982153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5240627A JP2982153B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 車輛用昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5240627A JP2982153B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 車輛用昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0769120A JPH0769120A (ja) 1995-03-14
JP2982153B2 true JP2982153B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=17062317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5240627A Expired - Lifetime JP2982153B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 車輛用昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2982153B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4643897B2 (ja) * 2003-08-19 2011-03-02 和光工業株式会社 車両床下格納乗降台装置
JP5142733B2 (ja) * 2008-01-23 2013-02-13 新明和工業株式会社 荷受台昇降装置
JP4884539B2 (ja) * 2010-01-12 2012-02-29 株式会社オーテックジャパン 車両用昇降装置
JP5833830B2 (ja) * 2011-04-11 2015-12-16 和光工業株式会社 車両用昇降装置におけるスライドプラットホームのスライドロック装置
WO2017127903A1 (pt) * 2016-01-28 2017-08-03 Madal Palfinger S/A Mecanismo modular para movimentação de plataforma nos planos horizontal e vertical

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145256U (ja) * 1984-08-30 1986-03-26 俊文 梶田 昇降装置
FR2636896B1 (fr) * 1988-09-28 1992-06-12 Jige Lohr Wreckers Sa Vehicule porteur, comprenant un plateau de chargement telescopique
JPH03109140A (ja) * 1989-09-22 1991-05-09 Ootec Japan:Kk 重量物運搬車
JPH04334630A (ja) * 1991-05-10 1992-11-20 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 安全駆動回路付きの昇降装置
JP3040132U (ja) * 1995-02-28 1997-08-15 常重 小林 ワンタッチロックナット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0769120A (ja) 1995-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3924889A (en) Elevating mechanism for the roofs or tops of vans and the like
US6709038B2 (en) Loading system for the cargo space of a motor vehicle
JP2740128B2 (ja) 昇降装置
JP4900873B2 (ja) 昇降台装置
JP2982153B2 (ja) 車輛用昇降装置
JP2982154B2 (ja) 車輛用昇降装置
CN2274231Y (zh) 双层汽车存取装置
EP0449521B1 (en) Car parking system and method
JPH0671852U (ja) 車両用ドアの開閉装置
CN112644301A (zh) 一种新能源汽车充电平台
CN217264387U (zh) 一种带有防撞机构的高安全桥式起重机
CN215711212U (zh) 一种踏板及工程机械
CN220351617U (zh) 车载抽拉升降平台
CN220353886U (zh) 一种可伸缩的支护平台
CN218950967U (zh) 一种用于升降平台的可伸缩作业平台
JPH078739Y2 (ja) ガレージ装置
CN216764178U (zh) 一种稳定型防晃动升降机
JPH11113964A (ja) 車椅子用プラットホーム移動装置
CN217676595U (zh) 一种可加大行程的提升平台机构
CN217198691U (zh) 一种无人机平台
CN219257208U (zh) 一种带升降功能的车载摩托车挂车架
JP7451036B2 (ja) 車両用シートユニット
CN218539152U (zh) 10kv中置式手车开关电动拖出装置
JP4411619B2 (ja) 車両用昇降装置における手摺自動起伏装置
CN209778153U (zh) 举升机构

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120924

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120924

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 14