JP2981468B2 - 動力車摩擦クラッチのためのクラッチディスク - Google Patents

動力車摩擦クラッチのためのクラッチディスク

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JP2981468B2
JP2981468B2 JP10303012A JP30301298A JP2981468B2 JP 2981468 B2 JP2981468 B2 JP 2981468B2 JP 10303012 A JP10303012 A JP 10303012A JP 30301298 A JP30301298 A JP 30301298A JP 2981468 B2 JP2981468 B2 JP 2981468B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/129Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念部分に記載の動力車摩擦クラッチのためのクラッチデ
ィスクに関する。
【0002】
【従来の技術】この構造方式のクラッチディスクは、ド
イツ特許第3542491号明細書により知られてい
る。この周知の構造では、内側ハブが外側ハブの軸方向
の広がり範囲に外側かみ合わせ部を備えている。当該外
側かみ合わせ部に外側ハブの内側かみ合わせ部がかみ合
う。このかみ合わせの相対回転あそび(Verdrehspiel)
が、アイドリング時ねじり振動ダンパの作用範囲を確定
する。同時に、負荷時ねじり振動ダンパの部材が内側ハ
ブの外側かみ合わせ部によって軸方向に案内される。ア
イドリング時ねじり振動ダンパのための摩擦装置は、当
該従来技術では、内側ハブとしっかりと結合されたリン
グ状板が力付勢されているように配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、アイ
ドリング時ねじり振動ダンパのための摩擦装置を場所を
とらないように格納すること、および、アイドリングダ
ンパのリング状板の付加的な負荷を可能な限り小さく保
つことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
り、請求項1によって解決される。すなわち、アイドリ
ング時摩擦装置の部材が軸方向にリング状板の間に且つ
半径方向に弾性体の内側に配置されており、内側ハブの
外側かみ合わせ部が負荷時ねじり振動ダンパのうちのア
イドリング時ねじり振動ダンパ側の側板とアイドリング
時ねじり振動ダンパの軸方向外側のリング状板との間
に、減少させられた外径を有して延長されており、且
つ、アイドリング時摩擦装置の少なくとも一つの部材が
内側かみ合わせ部によってあそびなしに回転固定に(す
なわち相対回転しないように)、当該延長された外側か
み合わせ部にかみ合うことが提案される。内側ハブの軸
方向に延長された外側かみ合わせ部にアイドリング時摩
擦装置の部材のうちの少なくとも一つの部材を回転固定
に配置することによって、トルク応力をアイドリング時
摩擦装置によってアイドリング時ねじり振動ダンパのう
ちの外側に配置されたリング状板から遠ざけておくこと
(すなわち、当該リング状板にトルク応力の影響を与え
ないこと)が可能である。それに加えて、当該リング状
板の外側にはアイドリング時摩擦装置の部材が配置され
ていない。それによって、このリング状板と内側ハブへ
のその回転固定結合が付加的な摩擦力から自由に保たれ
得る(すなわち、付加的な摩擦力の影響をうけない)。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の別の構成により、前記の
少なくとも一つの部材が軸方向に作用する弾性体として
構成されていることが有利である。そのような構成によ
り、当該軸方向に作用する弾性体が同時に内側ハブと回
転固定された部材として構成されており且つそれに対し
て捻り可能(相対回転可能な)リング状板に対して摩擦
力を発生させる、特に簡単な摩擦装置が実現されてい
る。
【0006】さらに、アイドリング時ねじり振動ダンパ
のリング状板も当該弾性体も前記外側かみ合わせ部の段
部に軸方向に接触させられて一緒に固定されていること
が提案される。そのような構成は、組み立て経費および
製造経費に関して特に有利である。
【0007】しかしながら、この少なくとも一つの部材
を、弾性体によって側板の方へ負荷を与えられている摩
擦リングとして構成してもよい。そのような配置では、
はるかに大きな周囲において、必要不可欠な摩擦力を適
合させることが可能であり、当該弾性体が簡単な部材と
して、例えば波形弾性体あるいは皿状弾性体として間に
置かれ得る。
【0008】別の有利な形態では、前記の少なくとも一
つの部材が、軸方向に弾性体と摩擦リングとの間に配置
されている押圧板であることが考慮に入れられる。その
際、当該弾性体は、当該押圧板および当該摩擦リングに
側板の方への負荷を与える。そのような構成では、押圧
板が当該摩擦リングに面で当たっているので、当該摩擦
リングのきわめて均等な面負荷が保証されており、一
方、押圧板に対して弾性体が当たることに問題はない
(つまり、その箇所でほとんどあるいはまったく摩損が
生じない)。
【0009】さらに、当該弾性体を、軸方向に摩擦リン
グとリング状板との間に配置されており且つ外側かみ合
わせ部の延長部分の外周にて溝において軸方向に支持さ
れている皿状弾性体として構成することが提案される。
そのような構成によって、アイドリング時ねじり振動ダ
ンパの、外側に位置するリング状板が、軸方向に力作用
なしに保たれている(すなわち軸方向に力を及ぼされな
い)。なぜならば、当該弾性体が内側ハブの独立した溝
にて支持されているからである。
【0010】場所の節約になる且つ軸方向に力作用のな
い摩擦装置の別の可能性は、摩擦装置が、その底部がリ
ング状板に隣接しており且つその縁部が軸方向にリング
状板の方へ延びているほぼポット(なべ)形状の部材を
有し、さらにリング状板と回転固定されており且つ本質
的に前記縁部の半径方向内側の空間に配置されているリ
ング状エレメントを有し、その際、当該リング状エレメ
ントの外径部と前記縁部の内径部との間に半径方向にス
トレスを与えられた摩擦エレメントが配置されているこ
とによって与えられる。そのような構成は、比較的大き
い摩擦力を発生させ得る。なぜならば、一方では中央の
摩擦半径がアイドリング弾性体の半径方向すぐ内側に配
置されており、他方では、ポット状の部材が非常にかた
く構成され得るからである。
【0011】その際、摩擦エレメントは、半径方向に外
側からおよび内側からストレスを与えられている波形弾
性体として構成されてもよいし、あるいは内部応力(Eig
enspannung)によって半径方向内側にかあるいは半径方
向外側に当接し且つその開いた間隙によっておよび別の
部材の対応する構成によってコントロールされる開いた
応力リング(Spannring)(すなわち、周方向において閉
じていない)が設けられていてもよい。
【0012】別の発明思想は、アイドリング時摩擦装置
の部材が一つの構造ユニットに統合されていて、予め組
み立て可能であるということにある。一つの構造ユニッ
トにおけるアイドリング時摩擦装置の製造によって、こ
れをクラッチディスクに取り付けるまえにその機能を検
査して、摩擦力について定められた公差が守られている
かどうか確認することが可能である。必要な場合には、
この構造ユニットを、定められたバンド幅(Bandbreite)
内にある摩擦力をもつ別のものに取り替えることができ
る。それによって、完全なクラッチディスクがその組み
立て後に使用不能であったり、完全に解体されて新たに
組み立てられねばならなかったりすることを回避でき
る。
【0013】その際、当該構造ユニットが弾性力(ばね
力)によって互いに対して軸方向にプレストレスを与え
られる少なくとも二つのエレメントを有して設けられて
おり、且つ外側への力作用のないように構成されている
ことが特に有利である。そのような構造ユニットは、容
易に組み立てられ得る。なぜならば、それは、軸方向に
おける力作用がないことによって、設けられた構造空間
に単に挿入されさえすればよいからである。
【0014】その際、両方のリング状板の間の軸方向の
空間へ、アイドリング時摩擦装置の少なくとも一つの別
の部材の回転連行のために構成されているリベット頭部
が達することが考慮にいれられている。それによって、
アイドリング時摩擦装置の駆動のためにすでに存在する
部材、一つにはハブの延長された外側かみ合わせ部及び
さらにはいずれにせよリベットに存在せねばならないリ
ベット頭部、が一緒に使用され得る。その際、当該リベ
ット頭部は、一方のリング状板を負荷時ねじり振動ダン
パの対応する側板と結合するリベットの一部であっても
よいし、あるいは当該リベット頭部が、負荷時ねじり振
動ダンパの両方の側板を外側ハブと結合するリベットの
一部であってもよい。
【0015】
【実施例】引き続いて、本発明をいくつかの実施例をも
とにして詳細に説明する。図1〜図3には、二つの周方
向に関して異なる位置でのクラッチディスクの半分の縦
断面の図、並びにかみ合わせ部の部分図が示されてい
る。図4には、皿状弾性体(円盤ばね、Tellerfeder)
の形での簡単な摩擦装置を有する場合の部分断面図が示
されている。図5には、波形弾性体(Wellfeder)の形で
の摩擦装置を有する場合の部分断面図が示されている。
図6には、摩擦リングおよび弾性体を有する場合の部分
断面図が示されている。図7には、独立して軸方向に支
持された皿状弾性体を有する場合の部分断面図が示され
ている。図8には、半径方向に挟み込まれた弾性体を有
する場合の部分断面図が示されている。図9には、構造
ユニット(パッケージユニット)としてのアイドリング
時摩擦装置(Leerlaufreibeinrichtung)を有する場合の
部分断面図が示されている。
【0016】図1〜図3は、二つの部分断面で、クラッ
チディスクへのアイドリング時摩擦装置27の全体取り
付け状況を示す。その際、クラッチディスクは、以下の
特有の構成を有する:すなわち、ハブ1が、内側かみ合
わせ部(内部歯切り部、Innenverzahnung)3によっ
て、回転固定に(すなわち、相対回転しないように)不
図示の伝動装置シャフト(トランスミッションシャフ
ト)に装着されている。当該伝動装置シャフトが、共通
の回転軸線5に関して回転可能である。内側ハブ1が、
外側かみ合わせ部(外部歯切り部、Aussenverzahnung)
7を有し、当該外側かみ合わせ部に、外側ハブ13が、
対応する内側かみ合わせ部によって周方向にあそびをも
って回転固定にかみ合う。周方向におけるこのあそび
が、アイドリング時ねじり振動ダンパ(Leerlauf-Torsio
nsschwingungsdaempfer)25の作用範囲を確定する。外
側ハブ13の両側には、それぞれ側板(サイドディスク
部)31、33が固定配置されている。つまり、周囲に
(周方向に)分散させられた複数のリベット29によっ
て固定配置されている。両方の側板31および33は、
それらの半径方向外側の領域において間隔リベット(Abs
tandsniete)35によって互いに重なりあって固定結合
されており且つ間隔をあけられている。軸方向に両方の
側板31および33の間には、中間板(中間ディスク
部)37が配置されている。当該中間板は、半径方向で
外側ハブ13に案内されており、且つ間隔リベット35
の半径方向外側で摩擦ライニング17並びに連行板(駆
動ディスク部、Mitnehmerscheibe)19と結合されてい
る。連行板19と摩擦ライニング17との間には、フェ
ーシング・スプリング(Belagfederung)が設けられてい
る(すなわち、連行板と摩擦ライニングとの間にスプリ
ングエレメントが設けられている)とよい。ほぼ周方向
に関して各間隔リベット35の間には、側板31および
33にも中間板37にも窓部39、41、43が設けら
れている。それらの窓部にはコイルばね45が挿着され
ている。中間板をともなう側板と、当該弾性体(コイル
ばね)をともなう窓部とが負荷時ねじり振動ダンパ(Las
t-Torsionsschwingungsdaempfer)21を形成する。その
際、相応のトルク付勢で、中間板37が側板31および
33に対して弾性体45の力に抗して捻られ得る(すな
わち、相対回転させられ得る)。その際、負荷時摩擦装
置(Lastreibeinrichtung)23が設けられているとよ
い。当該負荷時摩擦装置は、両方の側板31および33
と中間板37との間に配置されており、例えば摩擦リン
グと少なくとも一つの軸方向に作用する弾性体とからな
る。側板33の外側側方には、アイドリング時ねじり振
動ダンパ25が配置されている。それは、二つのリング
状板(リングディスク部)57および59並びに周囲に
分散させられた複数のコイルばね67からなる。これら
のコイルばねは、両方のリング状板57および59の窓
部あるいはポケット部に配置されている。その際、一方
のリング状板57は、側板33の外側に接触させられて
おり、これと回転固定に結合されている。この回転固定
結合は、ここでのケースでは、リベット29によって行
われる。その際、図1に示されたリベット頭部69は軸
方向にリング状板59の方へ突き出ている。しかしなが
ら、このリベット頭部を埋め込んでもよいし、あるいは
リング状板57と側板33との間の別の結合を考慮にい
れてもよい。軸方向に両方のリング状板57および59
の間に、並びに半径方向にコイルばね67の内側に、ア
イドリング運転のための摩擦装置27が設けられてい
る。このアイドリング時摩擦装置27は、図1〜図3で
は、摩擦リング73からなる。当該摩擦リングは、内側
ハブ1と回転固定に結合されているが、しかし軸方向に
は移動可能であり、且つそれとリング状板59との間に
配置されている弾性体65によって軸方向に付勢され
る。その際、摩擦リング73は、外側ハブ13の方へ、
ないし側板33の方へ負荷をかけられ、且つここでのケ
ースでは、周囲に分散させられたリベット29のリベッ
ト頭部69に摩擦するように当接する。摩擦リング73
と内側ハブ1との間の回転固定結合は、内側ハブ1の外
側かみ合わせ部7が軸方向に側板33とリング状板59
との間の領域で減少させられた外径を有して延長されて
おり且つ摩擦リング73が対応する内側かみ合わせ部7
7によって周方向にあそびなしに外側かみ合わせ部7の
当該延長部分8に装着されていることによって行われ
る。この配置によって、アイドリング時ねじり振動ダン
パ25の有効性の範囲において、リング状板57とリン
グ状板59との間の相対運動のあいだ、摩擦力が発生さ
せられる。当該摩擦力は、第一に弾性体65の軸方向の
プレストレス力に依存し、他方では摩擦リング73とリ
ベット頭部69との間の摩擦係数に依存する。摩擦リン
グ73のこの配置によって、リング状板59がアイドリ
ング時摩擦装置27の周方向に関して作用する摩擦力か
ら自由に保たれ得る。弾性体65は、波形弾性体(Wellf
eder)として構成されていてもよいし、皿状弾性体(Tell
erfeder)として構成されていてもよい。また、その半径
方向の中心合わせは、摩擦リング73の軸つば(Bund)に
て(その外径において)行われてもよいし、その内径に
よっておよび外側かみ合わせ部7の延長部分8の外径に
よって行われてもよい。この場合には、摩擦リング73
は、両方の側部で完全に平坦に形成されているとよい。
【0017】当該クラッチディスクの作用方法は、概略
以下のとおりである:わずかな大きさのトルク付勢の場
合には、またはアイドリング時には、負荷時ねじり振動
ダンパ21が弾力性のない部材としてふるまい、周方向
における相対運動が側板31、33及びリング状板57
と内側ハブ1ないしリング状板59との間で起こる。こ
の相対運動の際には、アイドリング時摩擦装置27が使
用される。より大きいトルク付勢の場合には、外側ハブ
13の内側かみ合わせ部と内側ハブ1の外側かみ合わせ
部7との間のあそびを使いきる。その結果、このあそび
を越えた場合にアイドリング時ねじり振動ダンパ25が
架橋されて、負荷時ねじり振動ダンパ21が効果をあら
わす。そのとき、駆動される中間板37が両方の側板3
1、33に対して捻られる(相対回転させられる)。つ
まり、コイルばね45の力および場合によっては負荷時
摩擦装置23の摩擦力に抗して相対回転させられる。
【0018】図4は、アイドリング時ねじり振動ダンパ
25がそれと直接結合された部材とともに示されている
クラッチディスクの部分断面の図である。ここでのケー
スでは、アイドリング時摩擦装置27は特に簡単な構造
方式のものである。なぜならば、それが実際的に弾性体
75だけからなるからである。当該弾性体は、ここでの
ケースでは、皿状弾性体として構成されている。この皿
状弾性体75は、図3に対応する内側かみ合わせ部77
によって回転固定に外側かみ合わせ部7の延長部分8に
装着されている。その際、弾性体75は、この領域で軸
方向にアイドリング時ねじり振動ダンパ25のリング状
板59に支持されている。この弾性体75は、別の側で
は、リング状板57に直接当接するか、あるいは、(図
1に類似に)リベット頭部69に直接当接する。ここで
のケースでは、弾性体75は、その内側かみ合わせ部7
7によって軸方向にリング状板57の方へ外側かみ合わ
せ部7の延長部分8の段部95に接触させられている。
その際、それはこの位置で、同様に対応する内側かみ合
わせ部によって回転固定に延長部分8に装着されており
且つ例えばコーキン部(Verstemmung)97によって保持
されているリング状板59によって保持されている。も
ちろん、コーキン部97のかわりに、別の固定方式、例
えば溶接(溶接継ぎ目、溶接物ジョイント、Schweissna
ht)も行われ得る。
【0019】図5では、図4とは異なって、アイドリン
グ時摩擦装置27の力発生のために波形弾性体93が設
けられている。当該波形弾性体は、軸方向に両方のリン
グ状板57および59の間にプレストレスのもとで挿着
されている。その際、この波形弾性体93は、半径方向
内側へ向かって延長されており、且つ内側かみ合わせ部
77を備えている。当該内側かみ合わせ部が、回転固定
に外側かみ合わせ部7に延長部分の領域にかみ合う。波
形弾性体93は、一方では、リング状板59の内壁部に
当接し、他方ではリング状板57の内壁部にまたは(図
1に対応して)直接にリベット頭部69に当接する。
【0020】図6に示すアイドリング時摩擦装置27の
配置の場合には、弾性体が皿状弾性体65の形で設けら
れている。当該皿状弾性体は、それとリング状板57と
の間に摩擦リング91が配置されていることによって周
方向に関して力作用なしに(力を免れて)配置されてい
る。当該摩擦リングは、その内周にて内側かみ合わせ部
を介して回転固定に内側ハブ1の外側かみ合わせ部7の
延長部分8に装着されている。ここでは、それによって
弾性体65が単に軸方向力を調達し、且つ一方では摩擦
リング91に他方ではリング状板59に支持されてい
る。その際、この弾性体65は、半径方向内側を指す舌
部によってさらに外側かみ合わせ部7の延長部分8に係
合し得る。しかしながら、この領域でのトルク付勢は考
慮にいれられていない。その際、この弾性体65の中心
合わせは、内側ハブ1にて行われる。図6から、リベッ
ト29が沈められた(埋め込まれた)リベット頭部71
を備えていることが可能であり、その結果摩擦リング9
1が一つの面でリング状板57の内壁部に平行にのって
いる(当たっている)ことが可能であることも読み取り
得る。図6の図示に対応して、弾性体65は皿状弾性体
の形で摩擦リング91に単に環形状に当接する。それに
よって、これは、力をよりよく導入して分散させること
ができるように、補強された合成物質(例えばプラスチ
ック)材から製造されねばならない。しかしながら、補
強された(例えばガラス繊維補強された)合成物質材
は、その摩擦力不変性(Reibkraftkonstanz)に関してあ
る種の不都合をもつ。その結果、ここで図示された摩擦
リング91のかわりに例えば金属から製造されており且
つ同様に回転固定に延長部分8に装着されている押圧板
(押圧ディスク)を配置することに別の可能性がある。
そのとき、そのような構成では、この押圧板とリング状
板57との間に、補強されない合成物質材からなり且つ
その摩擦係数不変性(Reibwertkonstanz)がとりわけよい
摩擦リングが挿入されるとよい。この配置によって、皿
状弾性体65のプレストレス力が適当な摩擦材に均等に
伝えられる。
【0021】図7に示された構造では、摩擦力発生のた
めに弾性体75が皿状弾性体の形で設けられており、並
びに摩擦リング91が設けられている。当該摩擦リング
は、他方また、その内側かみ合わせ部によって回転固定
に内側ハブ1の外側かみ合わせ部7の延長部分8に装着
されている。ここでのケースでは、弾性体75がその外
径の領域で摩擦リング91に支持されており、且つ、そ
の内径の領域で溝89にて支持されている。当該溝は、
外側かみ合わせ部7の延長部分8に組み込まれている。
この構成によって、アイドリング時ねじり振動ダンパ2
5のリング状板59がアイドリング時摩擦装置27に関
して軸方向に力作用なしである(力を及ぼされない)。
この構成によって、リング状板59と内側ハブ1との間
の軸方向の固定が比較的簡単に維持され得る。
【0022】図8は、(本質的に同一の位置関係(Konst
ellation)で)アイドリング時摩擦装置27のいくらか
異なる配置を示す。その際、ここでは、前述の図におい
てのように、機能および外見上の形状から等しいすべて
の部材が等しい符号を付されている。ここで存在するア
イドリング時摩擦装置27は、ポット形状の部材79か
らなる。当該部材は、その底部81によって、アイドリ
ング時ねじり振動ダンパ25のリング状板59の内壁部
に当接する。ポット形状の部材79は、内側かみ合わせ
部77によって、回転固定に内側ハブ1の外側かみ合わ
せ部7の延長部分8に装着されている。外側へ向かっ
て、ポット形状の部材79がリング状板59によって軸
方向に保持される。ポット形状の部材79のシリンダー
状の縁部83のほぼ半径方向内側に、リング状エレメン
ト85が配置されている。当該リング状エレメントは、
リング状板57ないし側板33と回転固定されている。
ここでのケースでは、この回転結合は、リベット頭部6
9によってつくり出されている。しかしながら、別の回
転結合も問題なく使用可能である。リング状エレメント
85の外径とポット形状の部材79の縁部83の内径と
の間には、取り囲んでいるリング状室が設けられてい
る。当該リング状室に、弾性体87がある。この弾性体
87は、例えば波形弾性体として構成されていてよく、
それが周方向に見て交互に縁部83の内径部におよびリ
ング状エレメント85の外径部に半径方向のプレストレ
スを与えられて当接してそれによって両方の部分に対し
て摩擦力を発生させるように配置されているとよい。し
かしながら、弾性体87を周方向に関して開いているリ
ング状弾性体として構成しても問題ない。当該リング状
弾性体は、その半径方向の内部応力(Eigenspannung)に
よってリング状エレメント85の外径部上に、あるいは
縁部83の内径部内にはめ込まれている。そのとき、そ
の連行が、このリング状弾性体の周方向において開いて
いる箇所にかみ合う部材によって行われる。摩擦力発生
のための力が半径方向にて作用するので、このアイドリ
ング時摩擦装置27も軸方向に力が働かない。
【0023】図9は、本質的に図1及び図2に示す構造
に相当するクラッチディスクの部分断面の図である。そ
の際、これらとの相違点として、アイドリング時摩擦装
置27が完全に予め組み立て可能な独立の構造ユニット
として構成されていることが特に際立っている。これ
は、アイドリング時摩擦装置27の全部の部材がクラッ
チディスクの最終的な組み立ての前に予め組み立てら
れ、且つ取り付けの前にその厳密な機能が検査され得る
ことを意味する。与えられた構造ユニットは、アイドリ
ング時ねじり振動ダンパ25の両方のリング状板57及
び59の間に軸方向にあそびをもって挿着されており、
また、それは一部分で内側ハブ1の外側かみ合わせ部の
延長部分8とあそびなく回転固定に結合されており、別
の部分でそれぞれのリベット29のリベット頭部69と
あそびなく回転固定に結合されている。当該リベット
は、ここでのケースにおいてのように負荷時ねじり振動
ダンパの側板31および33を外側ハブ13と結合する
か、あるいはリベットの、単にリング状板57を付設さ
れた側板33と結合するリベット頭部も動員され得る。
ここでのケースでは、構造ユニットは、空間を形成する
空間板材(ハウジング、Kammerblech)99と摩擦リン
グ103と中間リング105と軸方向力の発生のための
弾性体65とから構成される。当該空間板材99は、そ
の半径方向外側の領域に軸方向に延びている突出部10
7を備えている。当該摩擦リング103は、外側かみ合
わせ部の延長部分8と回転固定に結合されている。当該
中間リング105は、その半径方向外側の領域で突出部
107と回転固定に結合されている。当該弾性体65
は、突出部107としっかりと結合されている支持リン
グ101に軸方向に支持されている。その際、弾性体6
5は、有利にはその外周の領域で突出部107によって
半径方向に固定されている。空間板材99は、支持リン
グ101と関連して軸方向に閉ざされた空間を形成す
る。当該空間では、中間リング105への摩擦リング1
03の摩擦する接触のために弾性体65によって軸方向
の力が発生させられる。その際、支持リング101は、
突出部107の半径方向内側へ曲げられた端部から形成
されていてもよい。空間板材99は、複数の開口部を備
えている。当該開口部内にまでリベット頭部69が達す
る。摩擦装置27の機能は、空間板材99がリベット頭
部69を介して側板31および33によって周方向に関
して駆動されることから生じる。一方、内側ハブ1は、
(固定されている部材として考えて)外側かみ合わせ部
の延長部分8を介して摩擦リング103を周方向に関し
てひきとめておく。その際、摩擦リング103と中間リ
ング105との摩擦面の厳密な拘束のために後者が空間
板材99の突出部107によって回転固定にしかし軸方
向に移動可能に保持されている。この配置によって、弾
性体65もトルク付勢から自由である。アイドリング時
摩擦装置の構造がより簡単に構成されており且つそのと
き少なくともリベット頭部69によって駆動される入力
部、延長部分8に回転固定に装着された出力部、および
弾性体だけからなることが当然考えられる。そのような
配置の場合には、摩擦が発生させられる箇所は精密に予
測され得ない。
【0024】当該摩擦装置の構成に依存せずに、これは
クラッチディスクの外部で構造ユニットとして予め組み
立て可能であり、且つ申し分なく機能するか検査され得
る。同様に、取り付けが簡単に行われる。なぜならば、
単に摩擦リング103が外側かみ合わせ部の延長部分8
にスライド取り付けされさえすればよく、空間板材99
における開口部がリベット頭部69に押し込まれさえす
ればよいからである。クラッチディスクの組み立ての最
終状態における摩擦装置27と両方のリング状板57お
よび59との間の軸方向のあそびによって、リング状板
59およびそのコーキン部97の取り付けが軸方向に力
作用なく且つ問題ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラッチディスクの半分の縦断面の図である。
【図2】周方向に関して図1と異なる位置でのクラッチ
ディスクの半分の縦断面の図である。
【図3】かみ合わせ部の部分図である。
【図4】皿状弾性体の形での簡単な摩擦装置を有する場
合のクラッチディスクの部分断面図である。
【図5】波形弾性体の形での摩擦装置を有する場合のク
ラッチディスクの部分断面図である。
【図6】摩擦リングおよび弾性体を有する場合のクラッ
チディスクの部分断面図である。
【図7】独立して軸方向に支持された皿状弾性体を有す
る場合のクラッチディスクの部分断面図である。
【図8】半径方向に挟み込まれた弾性体を有する場合の
クラッチディスクの部分断面図である。
【図9】構造ユニットとしてのアイドリング時摩擦装置
を有する場合のクラッチディスクの部分断面図である。
【符号の説明】
1 内側ハブ 7 外側
かみ合わせ部 8 延長部分 13 外側
ハブ 21 負荷時ねじり振動ダンパ 25 アイドリング時ねじり振動ダンパ 27 アイドリング時摩擦装置 29 リベット 31、33 側
板 57、59 リング状板 65 弾
性体 67 コイルばね 69 リ
ベット頭部 73 摩擦リング 75 デ
ィスクスプリング 77 内側かみ合わせ部 79 ポ
ット形状の部材 81 底部 83 縁
部 85 リング状エレメント 87 摩擦エレメント(波形スプリング、リン
グスプリング) 89 溝 91 摩
擦リング 93 波形スプリング 95 段
部 99 ハウジング 103 摩
擦リング 105 中間リング
フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート ヴァイセンベルガー ドイツ連邦共和国 デー・97534 タイ ルハイム ベルクシュトラーセ 4 (72)発明者 アヒム リンク ドイツ連邦共和国 デー・97422 シュ ヴァインフルト アムゼルシュトラーセ 46 (56)参考文献 英国特許出願公開2183790(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 11/00 - 23/14

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側かみ合わせ部と外側かみ合わせ部と
    をもつ内側ハブ、 当該内側ハブを取り囲んでいる外側ハブであって、前記
    外側かみ合わせ部に係合する内側かみ合わせ部を備えて
    おり、それが当該外側ハブを回転固定にしかし予め定め
    られた回転あそびをもって前記内側ハブと連動させる外
    側ハブ、 限定された回転角度にわたって当該外側ハブに対して相
    対的に回転可能であって、クラッチ摩擦ライニングを備
    えている連行板、 互いに相対的に回転可能で且つ複数の弾性体を介して互
    いに回転弾性的に支持されている二つのダンパ部をもつ
    負荷運転のために用いられる負荷時ねじり振動ダンパで
    あって、当該ダンパ部のうちの一方のダンパ部が前記外
    側ハブと結合されており、且つもう一方のダンパ部が前
    記連行板と結合されており、また当該ダンパ部のうちの
    一方のダンパ部が互いから軸方向に間隔をあけて配置さ
    れて互いと連結されている二つの側板を備えており、且
    つもう一方のダンパ部が当該側板の間に配置されて前記
    弾性体を介して当該側板に支持された中間板を備えてい
    る負荷時ねじり振動ダンパ、及び軸方向に前記側板のう
    ちの一方の側板の横に前記中間板とは軸方向に反対の側
    に配置された、アイドリング運転のために用いられるア
    イドリング時ねじり振動ダンパであって、互いに対して
    相対的に回転可能で弾性体を介して互いに回転弾性的に
    支持されている二つのダンパ部をもち、当該ダンパ部の
    うちの一方のダンパ部が前記外側ハブと結合されてお
    り、且つもう一方のダンパ部が前記内側ハブと結合され
    ており、また当該アイドリング時ねじり振動ダンパの当
    該両方のダンパ部が、その外周の領域で当該アイドリン
    グ時ねじり振動ダンパの前記の一つまたは複数の弾性体
    を付勢する一つずつのリング状板として構成されている
    アイドリング時ねじり振動ダンパ、を有する動力車摩擦
    クラッチのためのクラッチディスクにして、前記負荷時
    ねじり振動ダンパが負荷領域について用いられる負荷時
    摩擦装置を有することが可能であり、且つ前記アイドリ
    ング時ねじり振動ダンパがアイドリング運転について用
    いられるアイドリング時摩擦装置を有するクラッチディ
    スクにおいて、 前記アイドリング時摩擦装置(27)の部材が軸方向に
    前記リング状板(57、59)の間に且つ半径方向に前
    記弾性体(67)の内側に配置されており、前記内側ハ
    ブ(1)の前記外側かみ合わせ部(7)が、前記負荷時
    ねじり振動ダンパ(21)の、前記アイドリング時ねじ
    り振動ダンパ(25)側の側板(33)と前記アイドリ
    ング時ねじり振動ダンパ(25)の軸方向外側のリング
    状板(59)との間に低下させられた外径を有して延長
    されており(8)、且つ前記アイドリング時摩擦装置
    (27)の少なくとも一つの部材(73、75、85、
    91、93)が内側かみ合わせ部(77)によって回転
    連行のためにあそびなく回転固定に延長された外側かみ
    合わせ部(8)に係合することを特徴とするクラッチデ
    ィスク。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも一つの部材が軸方向に作
    用する弾性体(75、93)として構成されていること
    を特徴とする、請求項1に記載のクラッチディスク。
  3. 【請求項3】 前記アイドリング時ねじり振動ダンパ
    (25)の前記リング状板(59)も前記弾性体(7
    5)も前記外側かみ合わせ部(8)の段部(95)に軸
    方向に接触させられており、且ついっしょに固定されて
    いることを特徴とする、請求項2に記載のクラッチディ
    スク。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも一つの部材が、弾性体
    (65)によって側板(33)の方へ負荷を与えられて
    いる摩擦リング(73)として構成されていることを特
    徴とする、請求項1に記載のクラッチディスク。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも一つの部材が、軸方向に
    弾性体(65)と摩擦リングとの間に配置されている押
    圧板であり、当該弾性体(65)が当該押圧板及び当該
    摩擦リングに側板(33)の方への負荷を与えることを
    特徴とする、請求項1に記載のクラッチディスク。
  6. 【請求項6】 前記弾性体(75)が皿状弾性体として
    構成されており、軸方向に摩擦リング(91)とリング
    状板(59)との間に配置されており、前記外側かみ合
    わせ部(8)の延長部分の外周で溝(89)にて軸方向
    に支持されることを特徴とする、請求項4に記載のクラ
    ッチディスク。
  7. 【請求項7】 前記アイドリング時摩擦装置が、その底
    部(81)がリング状板(59)に隣接しており且つそ
    の縁部(83)が軸方向にリング状板(57)の方へ延
    びているポット形状の部材(79)を有し、さらに、前
    記リング状板(57)と回転固定されており且つ本質的
    に前記縁部(83)の半径方向内側の空間に配置されて
    いるリング状エレメント(85)を有し、半径方向にプ
    レストレスを与えられた摩擦エレメント(87)が前記
    リング状エレメント(85)の外径と前記縁部(83)
    の内径との間に配置されていることを特徴とする、請求
    項1に記載のクラッチディスク。
  8. 【請求項8】 前記摩擦エレメントが波形弾性体(7)
    として構成されていることを特徴とする、請求項7に記
    載のクラッチディスク。
  9. 【請求項9】 前記摩擦エレメントが、内部応力を有し
    て両方の部材のうちの一方の部材に内側に(79)ある
    いは外側に(85)当接して且つ対応するもう一方の部
    材(85;79)によってコントロールされる開いた応
    力リングとして構成されていることを特徴とする、請求
    項7に記載のクラッチディスク。
  10. 【請求項10】 前記アイドリング時摩擦装置(27)
    の部材(65、99、103、105)が一つの構造ユ
    ニットに統合されており且つ予め組み立てられ得ること
    を特徴とする、請求項1に記載のクラッチディスク。
  11. 【請求項11】 前記構造ユニットが弾性力によって互
    いに対して軸方向にプレストレスを与えられる少なくと
    も二つのエレメント(103、105)を備えており、
    且つ外側への力作用なしに構成されていることを特徴と
    する、請求項10に記載のクラッチディスク。
  12. 【請求項12】 前記アイドリング時摩擦装置(27)
    の少なくとも一つの別の部材(99)の回転連行のため
    に構成されているリベット頭部(69)が、両方のリン
    グ状板(57、59)の間の軸方向の空間へ達すること
    を特徴とする、請求項11に記載のクラッチディスク。
  13. 【請求項13】 リベット頭部(69)が、前記の一方
    のリング状板(57)を前記負荷時ねじり振動ダンパ
    (21)の対応する側板(33)と結合させるリベット
    (29)の一部であることを特徴とする、請求項12に
    記載のクラッチディスク。
  14. 【請求項14】 前記リベット頭部(69)が、前記負
    荷時ねじり振動ダンパ(21)の前記両方の側板(3
    1、33)を前記外側ハブ(13)と連結するリベット
    (29)の一部であることを特徴とする、請求項12に
    記載のクラッチディスク。
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