JP2981052B2 - ペン収納構造 - Google Patents
ペン収納構造Info
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
- G06F3/03545—Pens or stylus
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Description
を入力するためのスタイラスペン等の入力ペンの収納構
造に関するものである。
装置の本体等に収納するための構造として,実開平2−
145437号公報に開示された電子機器が知られてい
る。この装置では,電子機器本体に入力ペンを差し込む
ための穴が形成され,入力ペンをこの穴に差し込むと,
この穴の周辺に設けたペン保持機構が働いて,ペンが穴
の中に収納された状態で保持される。入力ペンを取り出
す時には,装置本体に別個に設けたボタンを押し,上記
ペン保持機構を解除する。すると,入力ペンを取り出し
方向に付勢するバネの働きでペンが外方向に向かって押
し出される。
収納構造では,ペン保持機構を解除するためのボタンが
外部に露出しており,装置としての見栄えを損なうこと
になり,また,本体サイズも大きくなるという欠点があ
る。更に,入力ペンの取り出し時に別のボタンを押さな
ければならず,ボタンを押した途端にペンが前記穴から
飛び出してきて損傷を受けるといった問題点もあった。
従って,本発明が目的とするところは,上記したような
従来の入力ペン収納構造における問題点の解決を目的と
するものである。
に本発明は,情報処理装置用入力ペンを該情報処理装置
本体内に着脱自在に収納するペン収納構造において,上
記情報処理装置本体の壁部に上記入力ペンを差し込むた
めの収納穴を形成すると共に,該収納穴内に,上記入力
ペンを所定深さまで押し込んだ時,該入力ペンの軸方向
所定位置に長手方向の軸心を中心として形成された環状
溝と係合することによって該入力ペンを保持し,該入力
ペンを上記所定深さを超えて押し込んだ時上記保持を解
除して上記入力ペンを上記収納穴の外へ押し戻す保持・
排出機構を設けたことを特徴とするペン収納構造として
構成されている。
保持搬出機構が入力ペンに形成された上記環状溝と係合
することによって入力ペンを保持する。入力ペンを使用
するときには,上記のように保持された入力ペンを上記
所定深さを超えて更に押し込む。すると,保持・排出機
構が働いて,入力ペンは収納穴の外へ押し出される。従
って,保持された入力ペンを取り出すために別個のボタ
ンを設ける必要がなく,コストを低下させると共に,ペ
ンを押し込む動作でそのまま入力ペンが押し出されてく
るので,ペンを押したままペンの取り出しを行うことが
でき,入力ペンが不容易に外部に飛び出すといった問題
もない。また,ボタンを押すといった別の動作も不要
で,手間が省略される。更に,上記入力ペンは上述のよ
うな環状溝を形成しただけの簡易な構成でよく,入力ペ
ンの低コスト化が図れる。また,上記保持搬出機構は上
記環状溝と係合するため,入力ペンを収納する際にその
軸回りの位置合わせが不要であり,収納動作は極めて容
易となる。
具体化した実施例につき説明し,本発明の理解に供す
る。ここに,図1は本発明の一実施例構造を示す断面図
(ペンの押し込まれた状態を示す),図2はペンを押し
込む前の状態を示す断面図,図3は図1,図2に示した
装置に用いることのできる保持部材の正面図,図4は同
保持部材の底面図,図5は上記保持部材と協動してペン
の保持・排出を行うロック部材の斜視図である。図1に
示した実施例では,コンピュータ等の情報処理装置本体
外壁1に,入力ペンPを収納するための収納穴2が形成
されている。この収納穴2の中間部は一部切欠かれ
(3),この切欠き3内に水平方向に摺動自在の保持部
材4が装着されている。この保持部材4は,図2の如
く,入力ペンPが収納穴2に途中まで差し込まれた時,
入力ペンPの首部に形成された環状溝5と弾性的に係合
するフック6が設けられ,上記フック6と反対側に形成
されたバネ掛部7には,入力ペンPの挿入方向に対し逆
方向に,上記保持部材4を弾性付勢するバネ8の一端が
係着されている。また,外壁1に対して固定された位置
に設けられたピン9には,ロック部材10が揺動自在に
取り付けられている。上記ロック部材10は,一端の弾
性部11が外壁1側の壁部12に当接することにより,
常時矢印Xで示す時計方向に回動付勢されている。上記
弾性部11とは反対側の係合部13は,前記保持部材4
の横溝14内に嵌まり込んでおり,該横溝14の底面に
その先端が常に押し付けられている。上記横溝14は,
水平面14a ,段部14b 及び斜面14c により構成さ
れている。更に,前記横溝14の側面には,横長の突起
15が形成されている。上記ロック部材10の詳細は図
5を,また,保持部材4の詳細は図3及び図4を参照さ
れたい。続いて,図1,図2を参照して,上記実施例構
造の作動につき説明する。入力ペンPが挿入されていな
い状態では,保持部材4はバネ8の力で図2に示す最も
右の位置で停止している。この状態では,ロック部材1
0の係合部13の先端Aは前記横溝14の水平面14a
の左端にきている。この状態で入力ペンPが矢印Yで示
す方向に挿入されると,やがて入力ペンPの肩部P1 に
フック6が当り,フック6が弾性的に撓む。更に,入力
ペンPを差し込んで行くと,フック6が入力ペンPの環
状溝5に,図2に示す如く係合される。このように,上
記フック6は上記入力ペンPの長手方向軸回りに形成さ
れた上記環状溝5に係合するため,上記入力ペンPの挿
入時にはその軸回りの位置合わせに気を使う必要はな
い。
に更に差し込んでいくと,環状溝5を介して,入力ペン
Pに係合された保持部材4も矢印Yの方向に進出する。
しかしながら,ロック部材10は固定のピン9に取り付
けられているので,その係合部13の先端Aは前記水平
面14a 上を滑り,やがて段部14b に落ち込む。この
時点で,若しくはこれよりも多少矢印Yで示す方向に入
力ペンPが進出した時点で,オペレータが入力ペンPか
ら手を離しても,ロック部材10の係合部13の先端A
が段部14b に嵌まり込んでいるので,保持部材4はそ
の位置よりも右方向に戻ることができない。この状態が
図1に示されている。図1に示された状態まで入力ペン
Pが差し込まれた時に,入力ペンPの後端が,図1に示
す如く,収納穴2と面一となるように入力ペンPの長さ
を選定しておけば,収納状態で入力ペンPが外壁1から
突出するような不都合が回避される。入力ペンPの使用
にあたって収納状態にある入力ペンPの後端を矢印Yの
方向に押し込むと,ロック部材10の係合部13先端A
は斜面14c に沿って押し上げられ,この先端Aの側面
に図5で示す如く形成された係合突起16が水平の突起
15を乗り越えることになる。この状態でオペレータが
入力ペンPを押す力を緩めても,係合部13先端Aは前
記係合突起16が突起15と係合しているため,斜面1
4c に沿って段部14b の方向に滑り落ちることができ
ない。従って,バネ8の付勢力で入力ペンPが外方向に
押し戻されると,これと共に外方向へ移動する保持部材
4の動きに伴い,係合部13先端Aは突起15の下面に
沿って左方向に滑り,やがて突起15から離れ水平面1
4a に乗り移る。突起15及び水平面14a は平滑な面
であるため,係合部13先端Aと係合することがなく,
保持部材4は入力ペンPと共に,図2に示す位置まで引
き戻される。この引き戻し操作中,オペレータは入力ペ
ンPの後端に手を触れているので,入力ペンPが外部に
飛び出すようなことがなく,更に,入力ペンPが図2に
示される状態まで復帰した時点でも,フック6が環状溝
5と係合しているので,入力ペンPは外へ飛び出さずこ
の状態が維持される。フック6の片面若しくは環状溝5
の片面はなだらかな斜面に形成されているので,図2に
示す状態からオペレータが入力ペンPを矢印Yで示す方
向とは反対方向に引っ張ると,入力ペンPはフック6と
の係合を解除され簡単に取り出される。図示の実施例で
は,フック6の片面になだらかな斜面17が形成されて
いる。この実施例では,保持部材4,バネ8及びロック
部材10によって保持・排出機構が構成されているが,
この発明では,上記のような実施例に限定されるもので
はない。
るので,オペレータによる入力ペンの押し込み動作のみ
で入力ペンを収納状態から取り出すことができ,操作が
簡単であると共に,別のボタンを押すような操作も不要
で,ボタンに関する部品点数も減少する。また,上記入
力ペンは軸回りに環状溝を形成しただけの簡易な構成で
よく,入力ペンの低コスト化が図れる。また,上記保持
搬出機構は上記環状溝と係合するため,入力ペンを収納
する際にその軸回りの位置合わせが不要であり,収納動
作は極めて容易となる。
押し込まれた状態を示す)。
る保持部材の正面図。
うロック部材の斜視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 情報処理装置用入力ペンを該情報処理装
置本体内に着脱自在に収納するペン収納構造において, 上記情報処理装置本体の壁部に上記入力ペンを差し込む
ための収納穴を形成すると共に,該収納穴内に,上記入
力ペンを所定深さまで押し込んだ時,該入力ペンの軸方
向所定位置に長手方向の軸心を中心として形成された環
状溝と係合することによって該入力ペンを保持し,該入
力ペンを上記所定深さを超えて押し込んだ時上記保持を
解除して上記入力ペンを上記収納穴の外へ押し戻す保持
・排出機構を設けたことを特徴とするペン収納構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077070A JP2981052B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ペン収納構造 |
US08/028,130 US5434373A (en) | 1992-03-31 | 1993-03-09 | Pen receptacle for detachably receiving a pen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4077070A JP2981052B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ペン収納構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2981052B2 true JP2981052B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=13623539
Family Applications (1)
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