JP2512291Y2 - 蓋付き容器 - Google Patents

蓋付き容器

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JP2512291Y2
JP2512291Y2 JP1335291U JP1335291U JP2512291Y2 JP 2512291 Y2 JP2512291 Y2 JP 2512291Y2 JP 1335291 U JP1335291 U JP 1335291U JP 1335291 U JP1335291 U JP 1335291U JP 2512291 Y2 JP2512291 Y2 JP 2512291Y2
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JP
Japan
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lid
container
deodorant
pedal
fragrance
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JP1335291U
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JPH04109904U (ja
Inventor
百合子 ▲たか▼居
Original Assignee
共立商事株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、便所の隅部に配置され
る汚物入れ等の蓋付き容器で、詳しくは、容器の上側部
に、当該部位に形成した投入口を閉止する閉じ姿勢と容
器内に退避させた開き姿勢とに揺動切替自在な蓋を設
け、この蓋と容器の底部側に設けたペダルとを連動する
機械式連係機構を設けてある蓋付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の蓋付き容器では、ペダルの足踏
み操作による蓋の開き時に、容器内の汚物等から発する
悪臭が投入口から外部に流出することの不快感を抑制す
ることが要望されており、これに対処するために、従来
では、前記蓋の裏面に、芳香剤又は消臭剤を収納したケ
ースを取付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】これによる場合は、蓋
が閉じ姿勢から容器内に退避させた開き姿勢に切替られ
るときは、当該蓋の揺動に伴ってケースの周囲に空気流
が生じるが、蓋が開き姿勢から閉じ姿勢に切り換えられ
るときには、蓋がケースに対して防風カバーの機能を果
たすため、ケース周囲での空気の流れが悪くなり、その
分だけ芳香効果又は消臭効果が低下する問題があった。
本考案は、上述の実情に鑑みて為されたものであって、
その目的は、蓋の開閉揺動と機械式連係機構の動きを有
効利用して芳香効果又は消臭効果の向上を達成する点に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案における蓋付き容器の特徴構成は、ペダル
操作に連動して容器の投入口に設けた蓋を開閉作動させ
る機械式連係機構のうち、前記容器内で、かつ、前記蓋
の開閉揺動に伴って風を受ける領域内の可動部に、芳香
剤及び消臭剤の少なくとも一方を付設した点にあり、そ
れによる作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】ペダル操作に連動する機械式連係機構の可動部
が往復運動する度に、当該可動部に付設された芳香剤又
は消臭剤もしくはそれら両者の周囲に空気の流れが生じ
る。しかも、この芳香剤又は消臭剤もしくはそれら両者
は蓋の開閉揺動に伴って発生した風をも受けるから、容
器内の投入口付近での攪拌作用を高めることができる。
【0006】
【考案の効果】従って、ペダルに連動する機械式連係機
構の可動部の往復運動と蓋の開閉時における煽り作用と
を有効利用して、芳香剤又は消臭剤もしくはそれら両者
に対する空気流の増加を図ることによって芳香効果又は
消臭効果の向上を達成することができた。
【0007】
【実施例】〔第1実施例〕 図1乃至図4は汚物用の蓋付き容器Aを示し、これは、
下向きに開口する安定載置可能な合成樹脂製の基台1
と、当該基台1の載置部1Aに載置支持される合成樹脂
製の容器本体2、及び、当該容器本体2の上向き開口部
2aに対して着脱自在に嵌合保持される合成樹脂製のカ
バー3とから構成されている。前記カバー3には、長円
形状の投入口4が形成されているとともに、この投入口
4の周縁部分3aには、投入口4を閉止する閉止姿勢と
外方に退避させた開き姿勢とに揺動切り換え自在な外側
蓋5、及び、投入口4を閉止する閉止姿勢と容器本体2
内に退避させた開き姿勢とに揺動切り換え自在な内側蓋
6とが取付けられている。この外側蓋5と内側蓋6とは
Lの字状に一体的に連設されていて、前記カバー3に対
する横軸芯X周りでの揺動により、一方の外側蓋5又は
内側蓋6が閉じ姿勢にあるとき他方の内側蓋6又は外側
蓋5が開き姿勢となるように構成されている。 そのた
め、前記内側蓋6は、閉じ姿勢で投入すべき汚物を受止
め、開き姿勢で受け止めた汚物を容器本体2内の底部側
に滑降放出するように構成されている。前記載置部1A
は、基台1の上面板の中央部分を容器本体2の底部外面
の輪郭形状よりも少し大きな相似形状で下方に窪み形成
することにより、容器本体2の底部を嵌合状態で載置支
持するように構成されている。この載置部1Aの上面に
は、容器本体2の底板2bに形成した開口2cを通して
当該容器本体2内の底部に配置された金属製の転倒防止
用ウエイト7に弾性的に係合することにより、当該ウエ
イト7と容器本体2及び基台1の三者を同時に固定する
二対の合成樹脂製の係合片8が連設されている。また、
前記基台1の底面に連設された一対の取付け板9には、
基台1の前面に形成した開口1bを通して外部に突出す
るペダル10の支持杆10aをピン11にて取付けると
ともに、このペダル10の支持杆10aをシーソー揺動
自在に支持する支点用突起12を、前記基台1の底面に
一体的に連設してある。更に、前記ペダル10の踏み込
み操作に連動して外側蓋5及び内側蓋6を開閉作動させ
る機械式連係機構13を設けてある。この機械式連係機
構13は、基台1の背面側の開口1cを通して外方に突
出するペダル支持杆10aの端部に枢支連結される一本
の金属製のロツドから構成されている。そして、ペダル
10の踏み込み操作に伴うロツド13の上昇により内側
扉6の下面を押し上げるように構成してある。また、ペ
ダル10の踏み込み操作力を解除すると、ロッド13の
自重下降によってペダル10は非踏み込み操作位置に復
帰揺動する。他方、外側蓋5及び内側蓋6は自重によっ
て下方に揺動し、カバー3の投入口4は外側蓋5によっ
て閉止される。更に、前記ロツド13のうち、容器A内
に位置し、かつ、前記内側蓋6の開閉揺動に伴って風を
受ける領域内の可動部13aには、固形の芳香剤14を
収納した合成樹脂製のケース15が着脱自在に取付けら
れている。前記ケース15は、上下方向から着脱自在に
嵌合するケース本体15Aとカバー15Bとから構成さ
れていて、これら両者15A,15Bの周壁には夫々、
相対回転操作によって開口面積が調節される円形状の貫
通口15a,15bが形成されている。更に、前記ケー
ス本体15Aの底面の中央位置には、ロツド13の可動
部13aに対して上下方向から弾性嵌合可能な嵌合溝部
15Cが形成されているとともに、前記ロツド13の可
動部13aには、ケース本体15Aの底面を支持する載
置板16が連設されている。前記芳香剤14の主要成分
である香料としては、天然香料(例えば、セダーウッド
油、シトロネラ油、ローズマリー油等)や合成香料(例
えば、リナロール等)或いは、複数種類の香料を調合し
た調合香料などがあり、容器の使用条件に適した香料を
選定するとよい。また、芳香剤14の代わりに消臭剤を
用いてもよい。この消臭剤としては、例えば、アルカリ
性臭気分子等の臭気分子を無臭分子に変えるカルボン
酸、銅塩、亜鉛塩を主成分とする消臭剤やヤシガラ活性
炭等を挙げることができる。更に、芳香剤14と消臭剤
とを併用してもよい。この場合、芳香分子が消臭剤によ
って無臭分子に変えられることのないようにする必要が
ある。また、前記カバー3の背面には、ペダル10の踏
み込み操作に伴うロッド13の上下方向での往復移動を
案内する膨出部3bが形成されている。尚、図中17
は、容器本体2とカバー3との間に挟み込み状態で保持
されるゴミ袋である。
【0008】〔別実施例〕 図5は、前記ケース15を着脱自在に取付けるロツド1
3の可動部13aを、前記内側蓋6の横軸芯X方向中央
位置に対応する位置に配設したものである。上述の実施
例では、前記ペダル10の踏み込み操作に連動して外側
蓋5及び内側蓋6を開閉作動させる機械式連係機構13
を、一本のロッドから構成したが、複数本のロッドやリ
ンクなどを用いて構成してもよい。上述の実施例では、
外側蓋5と内側蓋6とによって容器本体2の投入口4を
交互に開閉するように構成したが、内側蓋6のみによっ
て容器本体2の投入口4を開閉するように構成してもよ
い。上述の実施例では、前記機械式連係機構13の可動
部13aに対して着脱自在なケース15内に芳香剤14
又は消臭剤を収納したが、前記可動部13aに皿状部材
を取付けて、当該皿状部材に液状又は固形の芳香剤14
又は消臭剤を載置してもよい。
【0009】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す中間省略の縦断面図
【図2】投入時における要部の縦断面図
【図3】要部の水平断面図
【図4】ケースの拡大断面図
【図5】本考案の第2実施例を示す要部の水平断面図
【符号の説明】
A 容器 4 投入口 6 蓋 10 ペダル 13 機械式連係機構 13a 可動部 14 芳香剤 15 ケース

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(A)の上側部に、当該部位に形成
    した投入口(4)を閉止する閉じ姿勢と容器内に退避さ
    せた開き姿勢とに揺動切替自在な蓋(6)を設け、この
    蓋(6)と容器(A)の底部側に設けたペダル(10)
    とを連動する機械式連係機構(13)を設けてある蓋付
    き容器であって、前記機械式連係機構(13)のうち、
    前記容器(A)内で、かつ、前記蓋(6)の開閉揺動に
    伴って風を受ける領域内の可動部(13a)に、芳香剤
    (14)及び消臭剤の少なくとも一方を付設してある蓋
    付き容器。
  2. 【請求項2】 前記機械式連係機構(13)の可動部
    (13a)に対して着脱自在なケース(15)内に芳香
    剤(14)及び消臭剤の少なくとも一方が収納されてい
    る請求項1記載の蓋付き容器。
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JP2580287Y2 (ja) * 1992-11-09 1998-09-03 富士車輌株式会社 ゴミ収集ボックスの搬送構造
JP2919746B2 (ja) * 1994-08-26 1999-07-19 株式会社淀川製鋼所 ごみ集積箱
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