JP2004143737A - ラッチ装置 - Google Patents

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JP2004143737A
JP2004143737A JP2002307894A JP2002307894A JP2004143737A JP 2004143737 A JP2004143737 A JP 2004143737A JP 2002307894 A JP2002307894 A JP 2002307894A JP 2002307894 A JP2002307894 A JP 2002307894A JP 2004143737 A JP2004143737 A JP 2004143737A
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latch
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push button
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JP2002307894A
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Shiyunsa Takenouchi
竹之内 俊佐
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Kawamura Electric Inc
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Kawamura Electric Inc
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Abstract

【課題】ラッチ解除の操作性を低下させることなくケースから突出しないように設け、電気機器収納用箱体の連結時にラッチ装置同士が干渉しないようにし、外観を向上させるラッチ装置を提供する。
【解決手段】ラッチ装置1は係止片2に係止するラッチ部材3がケース5の前後に摺動移動可能に配置され、ラッチ部材3はケース5内奥部に配置されたコイルバネ7により前方に付勢されて先端のラッチ部6が常時突出している。ケース5上面にはラッチ部材3の係止状態を解除するための押しボタン4の操作面9がケース5の窓5bと略面一に配置され、押しボタン4は上下に移動可能であってラッチ部材3に設けられた傾斜面8aに係合する傾斜係合部10aを備えている。押しボタン4を押下することにより、傾斜係合部10aがラッチ部材3の傾斜面8aを押して、ラッチ部材3がコイルバネ7の伸長力に抗して後方へ摺動して後退移動し、係止片2とのラッチが解除される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電気機器収納用箱体の扉或いは側面板等を箱体フレームに簡易に取り付けるために扉等に設けるラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラッチ装置としては、例えば特開平8−60924号公報に開示されるものがある。このラッチ装置は、前後に摺動移動可能であってバネ(3)により前方に突出付勢されて先端がラッチ対象であるロック孔(5)に係止動作するラッチボルト(6)と、ラッチボルト(6)を前後に摺動移動操作するためにラッチボルト(6)に支持されたロックレバー(8)の操作部(11)とを有し、操作部(11)に指を掛けて後退摺動させることにより、ラッチボルト(6)がバネ(3)の付勢に抗して後退移動し、ロック孔(5)とのラッチ状態を解除するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のラッチ装置では、操作部(11)がケース(2)から突出しているため、複数の電気機器収納用箱体を連結する場合に、操作部(11)同士が干渉するという問題があった。また、操作部(11)が突出しているために見栄えが悪いという欠点があった。そこで、操作部(11)がケース(2)から突出しないように形成すると、操作部(11)に指が掛けにくくなり、ラッチ解除操作がしづらくなるという問題があった。
【0004】
そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的は、ラッチ解除の操作性を低下させることなくケースから突出しないように設け、電気機器収納用箱体の連結時にラッチ装置同士が干渉しないようにし、外観を向上させるラッチ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、前後に摺動移動可能であって弾性部材により前方に突出付勢されて先端がラッチ対象に係止動作するラッチ部材と、上下に移動可能であってラッチ部材に設けられた傾斜面に係合する傾斜係合部を備え、下方に移動させることで傾斜係合部を介してラッチ部材が後退移動するラッチ解除手段とを有し、ラッチ解除手段を下方に移動操作することで、ラッチ部材が後退移動してラッチ対象とのラッチ状態を解除することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
ラッチ装置は、ラッチ対象に係止動作するラッチ部材がケースの前後に摺動移動可能に配置され、ラッチ部材はケース内奥部に配置されたコイルバネにより前方に付勢されて先端のラッチ部が常時突出している。ケース上面にはラッチ部材の係止状態を解除するための押しボタンの操作面がケースの窓と略面一に配置され、押しボタンは上下に移動可能であってラッチ部材に設けられた傾斜面に係合する傾斜係合部を備えている。押しボタンを押下することにより、傾斜係合部がラッチ部材の傾斜面を押して、ラッチ部材がコイルバネの伸長力に抗して後方へ摺動して後退移動し、係止片とのラッチが解除される。
【0007】
【実施例】
本発明に係るラッチ装置の一実施例を図1及び図2の添付図面に基づいて説明する。
【0008】
図1に示すようにラッチ装置1は、ラッチ対象である係止片2に係止動作するラッチ部材3と、ラッチ部材3の係止状態を解除するためのラッチ解除手段である押しボタン4と、これらを収納するケース5とで構成している。
【0009】
ラッチ部材3は、ケース5の底部に前後方向である図示左右方向に摺動移動可能に配置されている。そして、図示左側の先端がケース5の開口部5aから突出してラッチ部6を構成し、その下部は扉等を装着対象に押し込み操作した際にラッチ部材3がラッチ対象に係合して後退動作するようにテーパ部6aが設けられている。また、ケース5内奥部に配置された弾性部材であるコイルバネ7がラッチ部材3の背部を押圧し、ラッチ部材3は常時前方に付勢されている。更に、ラッチ部材3は中央に押しボタン4下部を挿入する溝8が設けられ、その溝8には前方に下り傾斜となった傾斜面8aが形成されている。
【0010】
押しボタン4は、上部が作業者が押下操作する操作面9となっており、この操作面9がケース5上面に形成された窓5bと略面一となるように配置されている。そして、下部にはラッチ部材3の溝8に挿入される係合部10が設けられ、係合部10の後部にはラッチ部材3の傾斜面8aと係合する同一傾斜形状の傾斜係合部10aが形成されている。
【0011】
次にラッチ装置の動作について説明する。ラッチ操作は図示上方から矢印Aに示す方向にラッチ装置(実際にはラッチ装置を組付けた扉等を)を押圧することで、ラッチ部6下部に設けたテーパ部6aが係合片2に当接し、その後ラッチ部材3はケース5内へ圧入移動する。その結果、ラッチ部材3は係止片2を乗り越えて図に示す下側に移動してラッチ状態となる。
【0012】
図2(a)〜図2(c)はラッチ解除動作を順に示した図である。図2(a)の矢印Bに示す下方に、押しボタン4を押下操作すると、押しボタン4下部の傾斜係合部10aがラッチ部材3の傾斜面8aを押して、ラッチ部材3がコイルバネ7の伸長力に抗して矢印Cに示す後方へ摺動して後退移動する。図2(c)は押下操作を終了した状態を示し、この状態でラッチ部材3はケース5内に入り込み、係止片2へのラッチ動作は完全に解除され、扉等を取り外すことができる。
【0013】
押しボタン4から指を離すとラッチ部材3はコイルバネ7の伸長力によって前方に突出すると共に、ラッチ部材3の傾斜面8aによって押しボタン4の傾斜係合部10aを押して押しボタン4が上方へ復帰移動する。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、前後に摺動移動可能であって弾性部材により前方に突出付勢されて先端がラッチ対象に係止動作するラッチ部材と、上下に移動可能であってラッチ部材に設けられた傾斜面に係合する傾斜係合部を備え、下方に移動させることで傾斜係合部を介してラッチ部材が後退移動するラッチ解除手段とを有し、ラッチ解除手段を下方に移動操作することで、ラッチ部材が後退移動してラッチ対象とのラッチ状態を解除することにより、ラッチ解除の操作性を低下させることなくラッチ解除手段をケースから突出しないように設けることができ、また、電気機器収納用箱体等にラッチ装置を組付けた際、電気機器収納用箱体の連結時にラッチ装置同士が干渉することがなく、ラッチ解除手段の操作面をケースの窓と略面一に形成できるので外観を向上させるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラッチ装置を示すラッチした状態の側面説明図である。
【図2】図1のラッチ装置の動作説明図であり、(a)は押しボタンの押下操作を開始した状態、(b)は押しボタンの押下操作を進めた状態、(c)は押しボタンを完全に押下してラッチを解除した状態を示している。
【符号の説明】
1…ラッチ装置
2…係止片
3…ラッチ部材
4…押しボタン
5…ケース
5a…開口部
5b…窓
6…ラッチ部
6a…テーパ部
7…コイルバネ
8…溝
8a…傾斜面
9…操作面
10…係合部
10a…傾斜係合部

Claims (1)

  1. 前後に摺動移動可能であって弾性部材により前方に突出付勢されて先端がラッチ対象に係止動作するラッチ部材と、上下に移動可能であって前記ラッチ部材に設けられた傾斜面に係合する傾斜係合部を備え、下方に移動させることで前記傾斜係合部を介して前記ラッチ部材が後退移動するラッチ解除手段とを有し、前記ラッチ解除手段を下方に移動操作することで、前記ラッチ部材が後退移動して前記ラッチ対象とのラッチ状態を解除することを特徴とするラッチ装置。
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