JPH051570Y2 - - Google Patents

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JPH051570Y2
JPH051570Y2 JP13411287U JP13411287U JPH051570Y2 JP H051570 Y2 JPH051570 Y2 JP H051570Y2 JP 13411287 U JP13411287 U JP 13411287U JP 13411287 U JP13411287 U JP 13411287U JP H051570 Y2 JPH051570 Y2 JP H051570Y2
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JP
Japan
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handle body
case
handle
latch body
latch
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JP13411287U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、配分電盤や制御盤等の扉に使用され
る押ボタン式平面ハンドル装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 実公昭57−4217号公報に開示された従来の押ボ
タン式平面ハンドル装置では、扉を閉めてからハ
ンドル本体を前記バネ付勢に抗してケース内へ押
し込むと、ハンドル本体の先端部裏面側の傾斜カ
ム面がラツチ体の係止突子の前面側の傾斜カム面
を押すため、ラツチ体は後退方向の摺動付勢を受
け、ラツチ体はハンドル本体の通過を許すように
退避摺動する。そして、ハンドル本体が完全に没
入したとき、ラツチ体はバネ付勢によつて前進摺
動し、ラツチ体の係止突子とハンドル本体の受部
が再係合する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来の押ボタン式平面ハン
ドル装置では、扉解放中に何等かの物体が当るな
どしてハンドル本体がケース没入方向に偶発的に
押されると、ラツチ体が自動的に退避摺動してハ
ンドル本体がケース内に没入してしまうことがあ
る。このようにハンドル本体がケースに没入した
状態では、ケース背面に枢着された止め金板は、
ハンドル本体の上端部裏面の作動突子によつて、
ケース側面に大きく突出した施錠位置まで回転さ
せられている。
この止め金板が施錠位置にある状態で誤つて扉
を閉めると、止め金板が箱本体等の固定枠体に衝
突することになり、その際に固定枠体を傷付けた
り、止め金板や枢着ビス、案内用ビスに過大な応
力が加わり、平面ハンドル装置が破損することに
なりかねない。
従って本考案の目的は、止め金板が施錠位置に
突出した状態で扉が閉鎖されることがない、安全
確保手段付きの押ボタン式平面ハンドル装置を提
供することである。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と本考案の要旨は、ケース1に出没自在なハンド
ル本体2の基端部を直交枢軸19によつてケース
1に枢着し、ケース1の背面に枢軸16で枢着
し、固定枠体側の受金部17と摺り合つて係脱す
る止め金板3をケース1の背面に枢軸16で枢着
し、止め金板3の受動孔15に遊動可能に挿入さ
れ、受動孔15の縁面を押す作動突子14をハン
ドル本体2の基端部裏面に突設し、ハンドル本体
2をバネ20によつて突出方向に回転付勢し、ハ
ンドル本体2の先端部の受部4に係止突子9が係
合してハンドル本体2を没入位置に拘束するラツ
チ体5をケース1内に摺動可能に設け、ラツチ体
5をバネ22によつてハンドル本体2の方向に前
進付勢し、押圧操作時にラツチ体5を後退摺動さ
せて前記受部4より係止突子9を離脱させる押ボ
タン8をケース1に設けた押ボタン式平面ハンド
ル装置において、ハンドル本体2の前記受部の裏
面側に平坦面10を設け、ラツチ体5の係止突子
9の前面側に平坦面11を設け、ハンドル本体2
の没入過程においてハンドル本体2の該平坦面1
0をラツチ体5の該平坦面11に当接させること
である。
(作用) 扉の閉鎖施錠状態において押ボタン8を押す
と、ラツチ体5がバネ22の付勢に抗して退避摺
動するため、ラツチ体5の係止突子9がハンドル
本体2の受部4から離脱し、ラツチ体5によるハ
ンドル本体2の拘束が解除される。そのため、ハ
ンドル本体2は、バネ20の回転付勢によつて握
持可能な角度位置まで突出するが、止め金板3と
受部17の間にはバネ20の回転付勢に打ち勝つ
程度の摩擦抵抗が働いているため、ハンドル本体
2はこの角度位置で回転を停止する。この段階で
は、第2図において受動孔15内を下向きに遊動
回転した作動突子14は受動孔15の縁面に当接
しており、止め金板3は施錠位置に突出した状態
にある。
そこで、ハンドル本体2を止め金板3と受金部
17間の摩擦抵抗に打ち勝つ力で更に引き出し回
転させると、ハンドル本体2の作動突子14が止
め金板3の受動孔15の縁面を押圧するため、止
め金板3は枢軸用ビス16を中心に回転して、固
定枠体側の受金部17から離脱した解錠位置に来
る。尚、止め金板と該受金部との間の摩擦力の大
小や止め金板への鎖錠ロツドの装着の有無等によ
つては、止め金板は最初に押ボタンを押した段階
で直ちに完全な解錠位置まで突出回転する。かく
して扉18はハンドル本体2を更に引くことによ
つて開放される。扉18の開放後、ハンドル本体
2から手を離すと、ハンドル本体2は当該最も引
き出された位置にバネ20の回転付勢によつて保
持されており、ハンドル本体2の作動突子14に
よつて受動孔15の縁面を押されているため止め
金板3は、解錠位置に引き込まれた状態に保持さ
れている。
扉18を閉鎖してからハンドル本体2を前記バ
ネ20の回転付勢に抗してケース1内へ押し込む
と、ハンドル本体2の下端部裏面側の平坦面10
がラツチ体5の係止突子9の前面側の平坦面11
に当接するため、ラツチ体5には退避方向への摺
動力が与えられないか、与えられても摺動力は極
めて小さいものとなる。
そのため、ハンドル本体2を通過させるために
は、指先で押ボタン8を積極的に押してラツチ体
5を強制的に退避摺動させ、該退避位置にラツチ
体5を保持した状態でハンドル本体2を押込む必
要がある。
(実施例) 第1図から第3図に示した実施例では、ラツチ
体5の押ボタン挿入用開口部の縁部に斜面6を設
け、該斜面6に案内溝7を縦方向に設けてある。
この斜面6に対面する押ボタン8の斜面状基端部
には前記案内溝7に一部が挿入されるボール12
の収容部13を設けてある。そのため、押ボタン
8を押したとき、該ボール12が案内溝7内で転
動し、ラツチ体5の後退操作が円滑になされる。
第4図に示した別の実施例では、押ボタン8に
はラツチ体5のカム斜面6に当接するカム斜面2
3を設けてある。
いずれにしても、前記平坦面10と平坦面11
は、ハンドル本体2がラツチ体5に当接したと
き、ラツチ体5に退避方向への摺動力を十分に生
じさせない形状及び位置に形成される。
(考案の効果) 以上のように本考案ではハンドル本体2の前記
受部の裏面側に平坦面10を設け、ラツチ体5の
係止突子9の前面側に平坦面11を設け、ハンド
ル本体2の没入過程でハンドル本体2の該平坦面
10をラツチ体5の該平坦面11に当接させたの
で、ハンドル本体2がケース1に押し込まれてラ
ツチ体5に当接したとき、ラツチ体5には退避方
向への摺動力が生じない。
ハンドル本体2を完全に没入させるためには、
指先で押ボタン8を積極的に押してラツチ体5を
強制的に退避摺動させるという付加的操作が必要
である。
すなわち、扉18の解放中に何等かの物体がハ
ンドル本体2に当たつてハンドル本体2をケース
1に没入する方向に押しても当該物体または他の
物体が押ボタン8を押してラツチ体5を退避摺動
させるという事態が偶発的に同時に発生しない限
り、ハンドル本体2がケース1に没入することは
あり得ないのであり、止め金板3は解錠位置に引
つ込んだ状態に的確に保持される。操作者が扉1
8を閉鎖した後、意識的に押ボタン8を押してラ
ツチ体5を退避摺動させてから、ハンドル本体2
をケース1に押し込むことによつて初めて、ハン
ドル本体2の作動突子14が止め金板3の受動孔
15の縁面を押して止め金板3を施錠位置に突出
させるものであるため、止め金板3が施錠位置突
出したままの状態で扉18を閉鎖することに起因
した止め金板や固定枠体等の破損事故を無くすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る押ボタン式
平面ハンドル装置の施錠状態の正面図、第2図は
該平面ハンドル装置の縦断断面図、第3図は該平
面ハンドル装置の解錠時の縦断面図である。第4
図は本考案の第2実施例に係る平面ハンドル装置
の要部縦断面図である。 1……ケース、2……ハンドル本体、3……止
め金板、4……受部、5……ラツチ体、6……カ
ム斜面、7……案内溝、8……押ボタン、9……
係止突子、10……ハンドル本体側の平坦面、1
1……ラツチ体側の平坦面、12……ボール、1
3……ボール収容部、14……作動突子、15…
…受動孔、16……枢軸用ビス、17……固定枠
体側の受金部、18……扉、19……ハンドル本
体の枢軸、20……ハンドル本体の回転付勢用バ
ネ、21……押ボタンの復帰付勢用バネ、22…
…ラツチ体の前進付勢用バネ、23……カム斜
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1に出没自在なハンドル本体2の基端部
    を直交枢軸19によつてケース1に枢着し、固定
    枠体側の受金部17と摺り合つて係脱する止め金
    板3をケース1の背面に枢軸16で枢着し、止め
    金板3の受動孔15に遊動可能に挿入され、受動
    孔15の縁面を押す作動突子14をハンドル本体
    2の基端部裏面に突設し、ハンドル本体2をバネ
    20によつて突出方向に回転付勢し、ハンドル本
    体2の先端部の受部4に係止突子9が係合してハ
    ンドル本体2を没入位置に拘束するラツチ体5を
    ケース1内に摺動可能に設け、ラツチ体5をバネ
    22によつてハンドル本体2の方向に前進付勢
    し、押圧操作時にラツチ体5を後退摺動させて前
    記受部4より係止突子9を離脱させる押ボタン8
    をケース1に設けた押ボタン式平面ハンドル装置
    において、ハンドル本体2の前記受部の裏面側に
    平坦面10を設け、ラツチ体5の係止突子9の前
    面側に平坦面11を設け、ハンドル本体2の没入
    過程でハンドル本体2の該平坦面10をラツチ体
    5の該平坦面11に当接させることを特徴とする
    押ボタン式平面ハンドル装置。
JP13411287U 1987-09-02 1987-09-02 Expired - Lifetime JPH051570Y2 (ja)

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JP13411287U JPH051570Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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JP13411287U JPH051570Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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JPS6437864U JPS6437864U (ja) 1989-03-07
JPH051570Y2 true JPH051570Y2 (ja) 1993-01-14

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