JPH0620854Y2 - 押ボタン式平面ハンドル装置 - Google Patents

押ボタン式平面ハンドル装置

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Publication number
JPH0620854Y2
JPH0620854Y2 JP5362088U JP5362088U JPH0620854Y2 JP H0620854 Y2 JPH0620854 Y2 JP H0620854Y2 JP 5362088 U JP5362088 U JP 5362088U JP 5362088 U JP5362088 U JP 5362088U JP H0620854 Y2 JPH0620854 Y2 JP H0620854Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
handle
case
handle body
curved support
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5362088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01157857U (ja
Inventor
俊二 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5362088U priority Critical patent/JPH0620854Y2/ja
Publication of JPH01157857U publication Critical patent/JPH01157857U/ja
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Publication of JPH0620854Y2 publication Critical patent/JPH0620854Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、配分電盤や制御盤等の扉に使用される押ボタ
ン式平面ハンドル装置に関するものである。
[従来の技術] 実公昭55−22126号公報に開示された従来の押ボ
タン式平面ハンドル装置では、扉解錠時に押ボタンを少
し押すと、押ボタンの上端突縁部とハンドル本体の下端
部の前面稜部の段面との係合が解除される方向、即ち退
避方向に押ボタンが回転させられるため、押ボタンによ
る拘束を解かれたハンドル本体はバネ付勢によって握持
可能な角度位置まで突出する。
また、扉施錠時には扉を閉めてから、ハンドル本体を前
記バネ付勢に抗してケース内へ押し込むと、ハンドル本
体の下端部裏面側部分が押ボタンの前記上端突縁部を押
すため、押ボタンはハンドル本体の通過を許すように退
避方向に一時的に回転する。ハンドル本体が完全に没入
したとき、押ボタンはバネ付勢によって逆回転し、押ボ
タンの該上端突縁部とハンドル本体の前記段面が再係合
する。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この従来装置では施錠動作が簡単であ
り、ハンドル本体に力が作用したり、衝撃が加わること
によって扉開放時でも施錠状態になってしまうことがあ
る。
この状態で誤って扉を閉めると、止め金板がキャビネト
本体の正面枠部に接触することになり、その際に該正面
枠部を傷付けたり、止め金板および案内用ビスに過大な
応力が加わって該部が破損することになり兼ねない。
従って本考案の目的は、誤って施錠したまま閉扉するこ
とを的確に阻止できる押ボタン式平面ハンドル装置を提
供することである。
[課題を解決するための手段] 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると本考案
の要旨は、押ボタン1の裏面にアーム2を突設し、ケー
ス3の開口部4内にハンドル本体5と押ボタン1を上下
に隣接させて収容し、ハンドル本体5の上端部を直交枢
軸6でケース3に枢着し、ハンドル本体5をバネ7によ
って突出方向に回動付勢し、押ボタン1の前記アーム2
の先端部を直交枢軸8でケース3に枢着し、押ボタン1
とケース3の間に復帰方向への回転付勢用バネ9を介装
し、ハンドル本体5の下端部の前面稜部に押ボタン1の
上端突縁部12が当接する段面13を設け、ケース3の
背面に止め金板17を枢着し、ハンドル本体5の上端部
裏面の作動突子21を止め金板17の受動孔18に挿入
した押ボタン式平面ハンドル装置において、ハンドル本
体5の先端部に湾曲支え棒14の基端部を直交枢軸15
によって枢着し、ケース3の底壁に該湾曲支え棒14が
回動自在に挿通される透孔23を設け、湾曲支え棒14
の先端部に段差面24を設け、ハンドル本体5の突出時
に湾曲支え棒14の該段差面24を前記透孔23の孔縁
部に係合させることである。
[作用] 前記バネ9の回転付勢に抗して押ボタン1を押すと、押
ボタン1は上端突縁部12がハンドル本体5の前面稜部
の段面13から離れる方向、即ち退避方向に回転させら
れる。そのため、押ボタン1による拘束を解かれたハン
ドル本体5は、バネ7の回転付勢によって握持可能な角
度位置まで突出する。
そこで、ハンドル本体5を更に引き出し回転させると、
ハンドル本体5の作動突子21が止め金板17の受動孔
18の縁面を押圧するため、止め金板17は枢着用ビス
19を中心に回転して、キャビネット本体等の固定枠体
22側の受金部20から離脱した解錠位置に来る。
このハンドル本体5の回転に伴なうハンドル本体5に牽
引された湾曲支え棒14は、直交枢軸15を中心に自重
で回転しながらケース底壁の透孔23内をケース3の正
面側に向って摺動する。
ハンドル5本体の回転終端において、湾曲支え棒14の
先端部の段差面24が該透孔23の下側の孔縁部に係合
するため、ハンドル本体5はケース3内に押し込まれる
のを阻止される。
扉16を閉めてからの施錠時には、一旦湾曲支え棒14
を押上げ、湾曲支え棒14の先端部を前記透孔23内で
上方に若干遊動させることによって、該透孔23の下側
孔縁部と前記段差面24との係合を解除する、という付
加的操作を実行してから、ハンドル本体5をケース3の
開口部4内に押し込むことになる。
[考案の効果] 以上のように本考案では、ハンドル本体5の先端部に湾
曲支え棒14の基端部を直交枢軸15によって枢着し、
ケース3の底壁に該湾曲支え棒14が回動自在に挿通さ
れる透孔23を設け、湾曲支え棒14の先端部に段差面
24を設け、ハンドル本体5の突出時に湾曲支え棒14
の該段差面24を前記透孔23の孔縁部に係合させたの
で、解錠状態ではハンドル本体5は突出位置に確実に保
持されることになる。そのため、止め金板17が扉16
の側方に突出した施錠状態で扉16を閉鎖することに起
因したハンドル装置やキャビネット本体の損傷事故を的
確に防止できる。
また、本考案ではハンドル本体5の支え部材が湾曲支え
棒14で構成されており、施錠状態において湾曲支え棒
14は先端部がケース底壁に近接するようにケース3の
背面側に突出するため、支え棒を直線棒で構成したとき
と比較してケース背面側への突出量が大幅に減少し、そ
れだけキャビネット本体の内部空間の有効利用が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る押ボタン式平面ハンド
ル装置の施錠状態の正面図であり、第2図は該平面ハン
ドル装置の背面図であり、第3図は該平面ハンドル装置
の右側面図であり、第4図は該平面ハンドル装置の平面
図である。 第5図は第1図のA−A線断面図であり、第6図は解錠
状態における該平面ハンドル装置の要部縦断面図であ
る。 1……押ボタン、2……アーム、3……ケース、4……
開口部、5……ハンドル本体、6……ハンドル本体の枢
軸、7……ハンドル本体の回転付勢用バネ、8……押ボ
タンの枢軸、9……押ボタンの回転付勢用バネ、10…
…開口部の縁部裏面、11……停止突起、12……下端
突縁部、13……前面稜部の段面、14……湾曲支え
棒、15……湾曲支え棒の枢軸、16……扉、17……
止め金板、18……受動孔、19……止め金板の枢軸用
ビス、20……受金部、21……作動突子、22……キ
ャビネット本体、23……ケース底壁の透孔、24……
段差面、25……止め金板の案内用ビス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押ボタン1の裏面にアーム2を突設し、ケ
    ース3の開口部4内にハンドル本体5と押ボタン1を上
    下に隣接させて収容し、ハンドル本体5の上端部を直交
    枢軸6でケース3に枢着し、ハンドル本体5をバネ7に
    よって突出方向に回動付勢し、押ボタン1の前記アーム
    2の先端部を直交枢軸8でケース3に枢着し、押ボタン
    1とケース3の間に復帰方向への回転付勢用バネ9を介
    装し、ハンドル本体5の下端部の前面稜部に押ボタン1
    の上端突縁部12が当接する段面13を設け、ケース3
    の背面に止め金板17を枢着し、ハンドル本体5の上端
    部裏面の作動突子21を止め金板17の受動孔18に挿
    入した押ボタン式平面ハンドル装置において、ハンドル
    本体5の先端部に湾曲支え棒14の基端部を直交枢軸1
    5によって枢着し、ケース3の底壁に該湾曲支え棒14
    が回動自在に挿通される透孔23を設け、湾曲支え棒1
    4の先端部に段差面24を設け、ハンドル本体5の突出
    時に湾曲支え棒14の該段差面24を前記透孔23の孔
    縁部に係合させる押圧作動式平面ハンドル装置。
JP5362088U 1988-04-21 1988-04-21 押ボタン式平面ハンドル装置 Expired - Lifetime JPH0620854Y2 (ja)

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JP5362088U JPH0620854Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 押ボタン式平面ハンドル装置

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Publication Number Publication Date
JPH01157857U JPH01157857U (ja) 1989-10-31
JPH0620854Y2 true JPH0620854Y2 (ja) 1994-06-01

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