JPH11172982A - 引戸式キャビネットにおける引戸ラッチ装置 - Google Patents

引戸式キャビネットにおける引戸ラッチ装置

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JPH11172982A
JPH11172982A JP34476897A JP34476897A JPH11172982A JP H11172982 A JPH11172982 A JP H11172982A JP 34476897 A JP34476897 A JP 34476897A JP 34476897 A JP34476897 A JP 34476897A JP H11172982 A JPH11172982 A JP H11172982A
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JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
slide door
locking
piece
latch device
Prior art date
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Application number
JP34476897A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Ochiai
芳次 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引戸式キャビネットにおける引戸の拘束を、
引戸を開く際の引き動作に関連して解除するようにす
る。 【解決手段】 引戸式キャビネット1の引戸ラッチ装置
4は、左右方向に移動する引戸3に、垂直軸9まわりに
回転可能に設けられたラッチ7によって、引戸をキャビ
ネット本体に閉じた状態に拘束するようになっており、
ラッチ7は、先端部にキャビネット本体2に設けた係止
孔6に係止する係止爪10を備えて左右方向を向く係止
片11と、前後方向を向いて引戸3から前方に突出する
手掛け片12とを有し、かつ係止爪10は、弾性体13
によって係止爪10が係止孔6に係止可能に回転付勢さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右方向に移動す
る引戸を、ラッチによってキャビネット本体に閉じた状
態に拘束する引戸式キャビネットにおける引戸ラッチ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】引戸式キャビネットの引戸ラッチ装置の
公知例として、特開平8−189242号公報、特開平
9−32380号公報等に開示されているものがある。
前者の引戸ラッチ装置によって、引戸を閉じた状態に拘
束するには、係合板の係合爪を、キャビネット本体上の
係合孔に係合させる。また、拘束を解除するには、係合
板に連動して、引戸の前面に左右動可能に設けられた操
作板を、ばねに抗して引戸を開く方向に移動させて、係
合板を回転させ、係合爪を係合孔から外すことによっ
て、拘束の解除が行なわれ、引戸を開くことができる。
【0003】後者の引戸ラッチ装置も、引戸を閉じた状
態に拘束するには、係合板の係合爪を、キャビネット本
体上の係合孔に係合させることによって行なわれる。ま
た、拘束解除は、係合板に連動して、引戸前面に前後動
可能に設けられた操作体を後方に押し込み、係合板を回
転させ、係合爪を係合孔から外すことによって、行なわ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の引戸ラ
ッチ装置は、係合板が操作板と連動しているため、係合
板が引戸の後方に延長されており、奥行寸法が大にな
り、引戸の奥行空間を有効に利用することができず、ま
た、部品点数が多く、構造が複雑であるという問題があ
る。
【0005】後者の引戸ラッチ装置は、引戸を開くと
き、引戸を開く方向とは異なる方向に操作体を押し込ま
なければならず、操作体を押してから引戸を引くという
2段階操作を経るため、引戸の開動作に手間を要すると
いう問題がある。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑み、奥行寸法
が短く、引戸の拘束解除が引戸を開く際の引き動作と同
時に行なわれる操作性の優れた引戸ラッチ装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 左右方向に移動する引戸に垂直軸まわりに回転可
能に設けられたラッチによって、前記引戸をキャビネッ
ト本体に閉じた状態に拘束する引戸式キャビネットにお
ける引戸ラッチ装置において、前記ラッチは、先端部に
前記キャビネット本体に形成された係止孔に係止する係
止爪を備える係止片と、前記引戸から前方に突出する手
掛け片とを有し、かつ弾性体によって、前記係止爪が前
記係止孔に係止しうるように回転付勢されている。
【0008】(2) 上記(1)項において、手掛固定片
が、手掛け片と隣接して引戸上に設けられている。
【0009】(3) 上記(1)項において、ラッチと弾性
体とが、一体成形された樹脂製品である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図5に基づいて説明する。図1及び図2に示すよう
に、引戸式キャビネット(1)は、キャビネット本体(2)
に対して左右方向に移動する引戸(3)を備えている。
【0011】引戸(3)は、引戸ラッチ装置(4)によっ
て、キャビネット本体(2)に閉じた状態に拘束されるよ
うになっている。キャビネット本体(2)の側部(2a)に
は、引戸(3)がキャビネット本体(2)に当接したときの
衝撃を和らげるバッド(5)が設けられている。
【0012】引戸ラッチ装置(4)は、キャビネット本体
(2)の係止孔(6)に係止するラッチ(7)を備えている。
図5に示すように、ラッチ(7)は、引戸(3)に装着され
たケーシング(8)の上下辺(8a)(8b)を貫通する垂直軸
(9)に枢支され、これにより、引戸(3)に水平回転可能
に設けられている。ケーシング(8)は樹脂成形品であ
る。
【0013】図4及び図5に示すように、ラッチ(7)
は、先端部に係止孔(6)に係止する係止爪(10)を備えて
左右方向を向く係止片(11)と、ケーシング(8)を貫通し
て引戸(3)の前側に突出する手掛け片(12)とを有してい
る。係止片(11)と手掛け片(12)とは、樹脂成形品であ
り、回転軸(9)に支持され、回転可能となっている。
【0014】係止片(11)は、図1において引戸(3)の裏
面(3a)を押圧して、ラッチ(7)を時計方向に回転付勢す
る弾性体である押圧片(13)を一体に有している。手掛け
片(12)と左右方向で対向する位置には、手掛固定片(14)
がケーシング(8)と一体に設けられている。ケーシング
(8)の後部には、着脱可能なカバー(15)が装着されてい
る。
【0015】次に、引戸ラッチ装置(4)の動作を説明す
る。ラッチ(7)は、通常、押圧片(13)によって時計方向
に回転付勢され、手掛け片(12)がケーシング(8)の貫通
孔(16)の縁に圧接させられることによって、回転規制さ
れている。係止片(11)は、係止爪(10)が係止孔(6)に係
止して、引戸(3)をキャビネット本体(2)に対して拘束
している。この結果、引戸(3)は閉じられている。
【0016】図2に示すように、手掛け片(12)を、押圧
片(13)の弾力に抗して右方向に押圧するか、あるいは手
掛け片(13)と手掛け固定片(14)とを同時に掴むと、ラッ
チ(7)が反時計方向に回転し、係止爪(10)が係止孔(6)
から外れる位置に回動する。その後、手掛け片(12)を押
圧すると、引戸(3)は右に移動し、係止片(11)が係止孔
(6)から抜け出て、引戸(3)が開かれる。
【0017】最後に手掛け片(12)から手を離すと、図3
に示すように、ラッチ(7)は、押圧片(13)の弾性力によ
って時計方向に回転させられ、ケーシング(8)の貫通孔
(16)の縁に圧接させられて回転規制される。これによっ
て、係止爪(10)は、係止孔(6)に係止する位置に回転待
機し、次に、引戸(3)を左に移動させたとき、係止孔
(6)に挿入された後、係止されて、引戸を拘束すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によると、係止孔に係止
する係止爪を備えた係止片を、引戸から前方に突出する
手掛け片によって回転させて、拘束状態の引戸を解除す
るようなっているため、引戸ラッチ装置の奥行を短くす
ることができる。また、引戸の拘束解除が、引戸を開く
際の引き動作と同時行なわれるので、引戸ラッチ装置の
操作性は向上し、引戸を容易に開くことができる。
【0019】請求項2のように、手掛け固定片を設ける
と、手掛け固定片と手掛け片とを同時に掴んで、手掛け
片を確実に回転させることができ、引戸の拘束状態を、
確実かつ円滑に解除することができる。
【0020】請求項3のように、ラッチと弾性体とが、
一体成形された樹脂製品であると、部品点数を減らして
構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の引戸ラッチ装置において、
引戸を拘束して引戸を閉めた状態の横断平面図である。
【図2】図1の状態から、ラッチを係止孔から外して、
引戸の拘束状態を解除した状態の横断平面図である。
【図3】図2の状態から、引戸を開いた状態の横断平面
図である。
【図4】引戸ラッチ装置を備える引戸の斜視図である。
【図5】本発明の実施形態の引戸ラッチ装置を裏面側か
ら見た断面図である。
【符号の説明】
(1)引戸式キャビネット (2)キャビネット本体 (2a)側部 (3)引戸 (3a)裏面 (4)引戸ラッチ装置 (5)バッド (6)係止孔 (7)ラッチ (8)ケーシング (8a)上辺 (8b)下辺 (9)垂直軸 (10)係止爪 (11)係止片 (12)手掛け片 (13)押圧片 (14)手掛け固定片 (15)カバー (16)貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向に移動する引戸に垂直軸まわり
    に回転可能に設けられたラッチによって、前記引戸をキ
    ャビネット本体に閉じた状態に拘束する引戸式キャビネ
    ットにおける引戸ラッチ装置において、 前記ラッチは、先端部に前記キャビネット本体に形成さ
    れた係止孔に係止する係止爪を備える係止片と、前記引
    戸から前方に突出する手掛け片とを有し、かつ弾性体に
    よって、前記係止爪が前記係止孔に係止しうるように回
    転付勢されていることを特徴とする引戸式キャビネット
    における引戸ラッチ装置。
  2. 【請求項2】 手掛固定片が、手掛け片と隣接して引戸
    上に設けられた請求項1記載の引戸式キャビネットにお
    ける引戸ラッチ装置。
  3. 【請求項3】 ラッチと弾性体とが、一体成形された樹
    脂製品である請求項1記載の引戸式キャビネットにおけ
    る引戸ラッチ装置。
JP34476897A 1997-12-15 1997-12-15 引戸式キャビネットにおける引戸ラッチ装置 Pending JPH11172982A (ja)

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JP34476897A Pending JPH11172982A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 引戸式キャビネットにおける引戸ラッチ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233716A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ykk Ap株式会社 建具
JP2013231332A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Noguchi Hardware:Kk 把手装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233716A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ykk Ap株式会社 建具
JP4528649B2 (ja) * 2005-02-28 2010-08-18 Ykk Ap株式会社 建具
JP2013231332A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Noguchi Hardware:Kk 把手装置

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