JP3379144B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JP3379144B2 JP3379144B2 JP12843293A JP12843293A JP3379144B2 JP 3379144 B2 JP3379144 B2 JP 3379144B2 JP 12843293 A JP12843293 A JP 12843293A JP 12843293 A JP12843293 A JP 12843293A JP 3379144 B2 JP3379144 B2 JP 3379144B2
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- JP
- Japan
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- ashtray
- stopper
- ball
- pachinko machine
- plate
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前枠の前面に灰皿を有
するパチンコ機に関する。
するパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の前枠の前面下方には下球皿
と灰皿を並設した球皿パネルが固定部品として固着され
ている。前記下球皿は球皿パネルに固定的に取り付けら
れているが、灰皿は、日常業務である吸殻の回収作業を
能率的に行う必要から球皿パネルに回動自在に取り付け
られている。
と灰皿を並設した球皿パネルが固定部品として固着され
ている。前記下球皿は球皿パネルに固定的に取り付けら
れているが、灰皿は、日常業務である吸殻の回収作業を
能率的に行う必要から球皿パネルに回動自在に取り付け
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】灰皿は、上記のように
球皿パネルに回動自在に取り付けられているため、出荷
されてから遊技場に設置されるまでの間中ぶらぶらして
不安定であり、運搬時の激しい振動や積み卸作業或いは
設置作業の際に破損する可能性が高かった。このような
不具合を改善するため現在は、灰皿を下球皿などの固定
部品に接着テープで貼り付けて一時的に固定する手段を
講じているが、一旦貼り付いた接着テープを剥す作業が
面倒で、パチンコ機の設置作業の能率悪化要因になって
いた。
球皿パネルに回動自在に取り付けられているため、出荷
されてから遊技場に設置されるまでの間中ぶらぶらして
不安定であり、運搬時の激しい振動や積み卸作業或いは
設置作業の際に破損する可能性が高かった。このような
不具合を改善するため現在は、灰皿を下球皿などの固定
部品に接着テープで貼り付けて一時的に固定する手段を
講じているが、一旦貼り付いた接着テープを剥す作業が
面倒で、パチンコ機の設置作業の能率悪化要因になって
いた。
【0004】本発明は上記に鑑みなされたもので、その
目的は、固定的なロック状態と回動自在なフリー状態と
を簡単に切り替えることができる灰皿構造を備えたパチ
ンコ機の提供にある。
目的は、固定的なロック状態と回動自在なフリー状態と
を簡単に切り替えることができる灰皿構造を備えたパチ
ンコ機の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、請求項1に記載したように、前枠前面の下
球皿の横に回動自在に軸着した灰皿と、下球皿の球抜孔
を開閉するために下球皿に設けた球抜装置のシャッター
板と、そのシャッター板に設けたストッパーとを有し、
前記ストッパーを灰皿に作用させることによりシャッタ
ー板を介して灰皿と下球皿を連結し、もって灰皿を固定
的にロックすると共に、ストッパーを灰皿から外して灰
皿と下球皿の連結を解き、もって灰皿を回動自在なフリ
ー状態にするようにしたパチンコ機を提供する。
め本発明は、請求項1に記載したように、前枠前面の下
球皿の横に回動自在に軸着した灰皿と、下球皿の球抜孔
を開閉するために下球皿に設けた球抜装置のシャッター
板と、そのシャッター板に設けたストッパーとを有し、
前記ストッパーを灰皿に作用させることによりシャッタ
ー板を介して灰皿と下球皿を連結し、もって灰皿を固定
的にロックすると共に、ストッパーを灰皿から外して灰
皿と下球皿の連結を解き、もって灰皿を回動自在なフリ
ー状態にするようにしたパチンコ機を提供する。
【0006】また、請求項2に記載したように、前枠の
前面に回動自在に軸着した灰皿と、その灰皿の底面沿い
に前後摺動自在なるように前枠側の固定部品に設けた棚
板構造のストッパーとを有し、前記ストッパーは、後方
位置にあるとき灰皿の前転回動を妨げず、前方位置にあ
るとき灰皿の底面を受けてその前転回動を阻止するよう
になっているパチンコ機を提供する。
前面に回動自在に軸着した灰皿と、その灰皿の底面沿い
に前後摺動自在なるように前枠側の固定部品に設けた棚
板構造のストッパーとを有し、前記ストッパーは、後方
位置にあるとき灰皿の前転回動を妨げず、前方位置にあ
るとき灰皿の底面を受けてその前転回動を阻止するよう
になっているパチンコ機を提供する。
【0007】
【作用】ストッパーにより灰皿を固定的にロックするこ
とができるから、出荷されて遊技場に設置されるまでの
間灰皿がしっかりと安定し、運搬時の激しく且つ継続的
な振動や積み卸或いは設置作業の際に灰皿が破損すると
いうトラブルが激減する。
とができるから、出荷されて遊技場に設置されるまでの
間灰皿がしっかりと安定し、運搬時の激しく且つ継続的
な振動や積み卸或いは設置作業の際に灰皿が破損すると
いうトラブルが激減する。
【0008】
【実施例1】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ
説明する。なお、図1は球皿パネルの一部透視斜視図、
図2は球皿パネルの一部を断面にして示す部分正面図、
図3は要部を示す球皿パネルの横断平面図、図4(a)
は図3のX−X線断面図、図4(b),(c)は図4
(a)の作用を示す要部断面図である。球皿パネル1
は、パチンコ機の前枠2(図3参照)に釘打ちして固着
される基板3と、該基板3に取り付けられる下球皿4
と、その横に配設される灰皿5とからなる。
説明する。なお、図1は球皿パネルの一部透視斜視図、
図2は球皿パネルの一部を断面にして示す部分正面図、
図3は要部を示す球皿パネルの横断平面図、図4(a)
は図3のX−X線断面図、図4(b),(c)は図4
(a)の作用を示す要部断面図である。球皿パネル1
は、パチンコ機の前枠2(図3参照)に釘打ちして固着
される基板3と、該基板3に取り付けられる下球皿4
と、その横に配設される灰皿5とからなる。
【0009】下球皿4には円形の球抜き孔6が開設され
ており、その球抜き孔6を開閉する球抜き装置7が下球
皿4の底面に装着されている。該球抜き装置7は、下球
皿4の底面にビス止めされたケース枠8と、そのケース
枠8内に摺動自在に設けられたシャッター板9とからな
る。シャッター板9には遊技客側に向けて操作レバー1
0が突設されており、該操作レバー10とシャッター板
9の境界部分にある凹溝11が下球皿4の前方下縁に係
合してシャッター板9の摺動方向を直線的にガイドす
る。シャッター板9は、ケース枠8との間に介装された
スプリング12により前記下球皿4の球抜き孔6を塞ぐ
向きに付勢されている。
ており、その球抜き孔6を開閉する球抜き装置7が下球
皿4の底面に装着されている。該球抜き装置7は、下球
皿4の底面にビス止めされたケース枠8と、そのケース
枠8内に摺動自在に設けられたシャッター板9とからな
る。シャッター板9には遊技客側に向けて操作レバー1
0が突設されており、該操作レバー10とシャッター板
9の境界部分にある凹溝11が下球皿4の前方下縁に係
合してシャッター板9の摺動方向を直線的にガイドす
る。シャッター板9は、ケース枠8との間に介装された
スプリング12により前記下球皿4の球抜き孔6を塞ぐ
向きに付勢されている。
【0010】一方、灰皿5は、基板3の前面側方に突設
された装飾軸受体13と前記下球皿4の間に配設されて
おり、両側に突設した凸軸14を前記下球皿4と装飾軸
受体13の夫々の内側面に挿通して回動自在に支持され
る。また、灰皿5は、基板3前面に突設した棚板15で
図4(a)において時計回りの回動が規制されており、
同図鎖線で示すように反時計回り(前転方向)にのみ回
動し得る。
された装飾軸受体13と前記下球皿4の間に配設されて
おり、両側に突設した凸軸14を前記下球皿4と装飾軸
受体13の夫々の内側面に挿通して回動自在に支持され
る。また、灰皿5は、基板3前面に突設した棚板15で
図4(a)において時計回りの回動が規制されており、
同図鎖線で示すように反時計回り(前転方向)にのみ回
動し得る。
【0011】而して、実施例1の灰皿構造は、灰皿5の
底面一側部にストッパ用凹部16を形成すると共に前記
球抜き装置7にストッパー17Aを設けたことを特徴と
する。すなわち、ストッパー17Aは、シャッター板9
の後縁にアーム状に突設されており、基端部下面に凹段
部18を有する側面視鍵型の形態である。このストッパ
ー17Aの延長線上に灰皿5のストッパ用凹部16があ
る。
底面一側部にストッパ用凹部16を形成すると共に前記
球抜き装置7にストッパー17Aを設けたことを特徴と
する。すなわち、ストッパー17Aは、シャッター板9
の後縁にアーム状に突設されており、基端部下面に凹段
部18を有する側面視鍵型の形態である。このストッパ
ー17Aの延長線上に灰皿5のストッパ用凹部16があ
る。
【0012】一方、ケース枠8には灰皿5側の側縁にス
トッパー17Aに関連する切替ボタン19が設けられて
いる。この切替ボタン19は、ケース枠8側縁に形成し
た通路枠20内に摺動自在に設けられており、通路枠2
0と切替ボタン19の間に介装したバネ21によって遊
技客側に向け付勢されている。切替ボタン19は、図4
に示すように中央部分が階段状になっており、中央より
右に係止段部22がある。該係止段部22と下球皿4の
間の空間S1はストッパー17Aの凹段部18が嵌まり
得る広さである。また、切替ボタン19の中央より左に
ある空間S2は、ストッパー17Aの先端頭部が通過可
能な広さである。通路枠20にはストッパー17Aの横
断を可能にする開口部23が形成されており、図4
(a)のように係止段部22が該開口部23に臨む。
トッパー17Aに関連する切替ボタン19が設けられて
いる。この切替ボタン19は、ケース枠8側縁に形成し
た通路枠20内に摺動自在に設けられており、通路枠2
0と切替ボタン19の間に介装したバネ21によって遊
技客側に向け付勢されている。切替ボタン19は、図4
に示すように中央部分が階段状になっており、中央より
右に係止段部22がある。該係止段部22と下球皿4の
間の空間S1はストッパー17Aの凹段部18が嵌まり
得る広さである。また、切替ボタン19の中央より左に
ある空間S2は、ストッパー17Aの先端頭部が通過可
能な広さである。通路枠20にはストッパー17Aの横
断を可能にする開口部23が形成されており、図4
(a)のように係止段部22が該開口部23に臨む。
【0013】次に、実施例1の操作説明をする。先ず、
球皿パネル1の組み立て完了直後は、図1〜図3に示す
ようにシャッター板9が下球皿4の球抜き孔6を塞ぎ、
図4(a)に示すように切替ボタン19が前進位置にあ
る。灰皿5は、下球皿4と装飾軸受体13に軸支されて
おり、回動自在なフリー状態である。このフリー状態に
ある灰皿5を固定的なロック状態に切り替える場合は、
先ず図4(b)のように切替ボタン19の先端を一杯に
押し込む。そうすると、切替ボタン19の係止段部22
が通路枠20の開口部23から退き、広い空間S2が開
口部23に合致する。この状態でシャッター板9の操作
レバー10を灰皿5側に向けて一杯にスライドさせれ
ば、図3鎖線のようにストッパー17Aの先端頭部が通
路枠20を横切って灰皿5のストッパ用凹部16に入る
と共に、ストッパー17Aの凹段部18が通路枠20内
で止まる。ここで切替ボタン19の押圧を解除すれば、
バネ21の弾性で図4(c)のように切替ボタン19が
復動し、係止段部22が通路枠20の開口部23に戻っ
て凹段部18に嵌まる。これによりストッパー17Aの
復動が阻止され、灰皿5がストッパー17Aの先端頭部
で固定的にロックされる。
球皿パネル1の組み立て完了直後は、図1〜図3に示す
ようにシャッター板9が下球皿4の球抜き孔6を塞ぎ、
図4(a)に示すように切替ボタン19が前進位置にあ
る。灰皿5は、下球皿4と装飾軸受体13に軸支されて
おり、回動自在なフリー状態である。このフリー状態に
ある灰皿5を固定的なロック状態に切り替える場合は、
先ず図4(b)のように切替ボタン19の先端を一杯に
押し込む。そうすると、切替ボタン19の係止段部22
が通路枠20の開口部23から退き、広い空間S2が開
口部23に合致する。この状態でシャッター板9の操作
レバー10を灰皿5側に向けて一杯にスライドさせれ
ば、図3鎖線のようにストッパー17Aの先端頭部が通
路枠20を横切って灰皿5のストッパ用凹部16に入る
と共に、ストッパー17Aの凹段部18が通路枠20内
で止まる。ここで切替ボタン19の押圧を解除すれば、
バネ21の弾性で図4(c)のように切替ボタン19が
復動し、係止段部22が通路枠20の開口部23に戻っ
て凹段部18に嵌まる。これによりストッパー17Aの
復動が阻止され、灰皿5がストッパー17Aの先端頭部
で固定的にロックされる。
【0014】次に、灰皿5をフリー状態に戻す場合は、
切替ボタン19の先端を再度押し込めばよい。そうする
と、係止段部22が退いてストッパー17Aが解放され
るからシャッター板9がスプリング12の弾性で復動す
る。これによって灰皿5のストッパ用凹部16とストッ
パー17Aの係合が外れて灰皿5が回動自在になる。一
方、切替ボタン19は、押圧した指を離すことによりバ
ネ21の弾性で復動するから通路枠20の開口部23に
係止段部22が戻る。そうすると、ストッパー17Aが
係止段部22に阻まれて通路枠20を横断できない状態
になり、その結果、シャッター板9は球抜き孔6を開閉
する範囲内でのみ摺動することになる。
切替ボタン19の先端を再度押し込めばよい。そうする
と、係止段部22が退いてストッパー17Aが解放され
るからシャッター板9がスプリング12の弾性で復動す
る。これによって灰皿5のストッパ用凹部16とストッ
パー17Aの係合が外れて灰皿5が回動自在になる。一
方、切替ボタン19は、押圧した指を離すことによりバ
ネ21の弾性で復動するから通路枠20の開口部23に
係止段部22が戻る。そうすると、ストッパー17Aが
係止段部22に阻まれて通路枠20を横断できない状態
になり、その結果、シャッター板9は球抜き孔6を開閉
する範囲内でのみ摺動することになる。
【0015】なお、切替ボタン19とストッパー17A
でシャッター板9を開き位置に停止させ得る構造を積極
的に活用し、例えば実開平5−9583号のように大量
の景品球を楽に球抜きさせて遊技客の便宜を図る、とい
った実用的な使用方法も考えられる。
でシャッター板9を開き位置に停止させ得る構造を積極
的に活用し、例えば実開平5−9583号のように大量
の景品球を楽に球抜きさせて遊技客の便宜を図る、とい
った実用的な使用方法も考えられる。
【0016】また、上記実施例1では、切替ボタン19
によってストッパー17Aを作用位置に停止させるよう
にしたが、例えば前記実開平5−9583号に開示され
ているように、シャッター板9自体に停止機能を付加す
るようにしてもよい。そうすれば、部品コストや組み立
てコストが低減すると共に、片手で操作できるため操作
性も向上する。
によってストッパー17Aを作用位置に停止させるよう
にしたが、例えば前記実開平5−9583号に開示され
ているように、シャッター板9自体に停止機能を付加す
るようにしてもよい。そうすれば、部品コストや組み立
てコストが低減すると共に、片手で操作できるため操作
性も向上する。
【0017】
【実施例2】図5〜図7は実施例2を示すもので、図5
はストッパー17Cの斜視図、図6は球皿パネルの要部
正面図、図7は図6のY−Y線断面図である。この実施
例2のストッパー17Cは、前記基板3の棚板15を可
動式にしたものである。すなわち、ストッパー17C
は、長辺が灰皿5の横幅より若干長く、短辺が灰皿5底
部の奥行きの略半分程度である長方形の合成樹脂板であ
り、係合突部27を有する弾性片28を両側部に形成す
ると共に、前縁下面に把手片29を形成してなる。前記
下球皿4と装飾軸受体13の底面にはレール部材30が
突設されており、該レール部材30にストッパー17C
が嵌って前後方向に摺動自在である。レール部材30に
は、後端部と中間部に切欠部31が形成されており、該
切欠部31に前記弾性片28の係合突部27が嵌ってス
トッパー17Cを前方位置と後方位置に停止させる。
はストッパー17Cの斜視図、図6は球皿パネルの要部
正面図、図7は図6のY−Y線断面図である。この実施
例2のストッパー17Cは、前記基板3の棚板15を可
動式にしたものである。すなわち、ストッパー17C
は、長辺が灰皿5の横幅より若干長く、短辺が灰皿5底
部の奥行きの略半分程度である長方形の合成樹脂板であ
り、係合突部27を有する弾性片28を両側部に形成す
ると共に、前縁下面に把手片29を形成してなる。前記
下球皿4と装飾軸受体13の底面にはレール部材30が
突設されており、該レール部材30にストッパー17C
が嵌って前後方向に摺動自在である。レール部材30に
は、後端部と中間部に切欠部31が形成されており、該
切欠部31に前記弾性片28の係合突部27が嵌ってス
トッパー17Cを前方位置と後方位置に停止させる。
【0018】而して、実施例2において灰皿5をロック
状態にする場合は、ストッパー17Cの把手片29を引
っ張って図7鎖線の前方位置まで移動させる。これによ
り灰皿5は図7において反時計回り(前転方向)の回転
が阻止され、安定的にロックされる。また、灰皿5をフ
リー状態に戻す場合は、ストッパー17Cを押し込んで
図7実線の後方位置に戻せばよい。これにより、灰皿5
の前転方向の回動を妨げる障害がなくなって回動自在に
切り替わる。
状態にする場合は、ストッパー17Cの把手片29を引
っ張って図7鎖線の前方位置まで移動させる。これによ
り灰皿5は図7において反時計回り(前転方向)の回転
が阻止され、安定的にロックされる。また、灰皿5をフ
リー状態に戻す場合は、ストッパー17Cを押し込んで
図7実線の後方位置に戻せばよい。これにより、灰皿5
の前転方向の回動を妨げる障害がなくなって回動自在に
切り替わる。
【0019】以上本発明を実施例1,2について説明し
たが、もちろん本発明は上記各実施例に限定されるもの
ではない。例えば実施例1は、水平な使用時の状態で灰
皿5をロックするようにしたが、ストッパ用凹部16の
上方位置にストッパ用係止孔(図示せず)を設け、該ス
トッパ用係止孔にストッパー17Aを挿通して灰皿5を
ロックするようにしてもよい。これにより灰皿5は、後
部が浮き上がった回動姿勢で固定されるため、パチンコ
機設置作業終了後にロック状態が解除されているか否か
の確認が容易になる。また、閉店後における掃除終了の
目印として利用することもできる。なお、前記ストッパ
用凹部16とストッパ用係止孔は、何れか一方を択一的
に設けてもよいし、両者を並設してもよい。
たが、もちろん本発明は上記各実施例に限定されるもの
ではない。例えば実施例1は、水平な使用時の状態で灰
皿5をロックするようにしたが、ストッパ用凹部16の
上方位置にストッパ用係止孔(図示せず)を設け、該ス
トッパ用係止孔にストッパー17Aを挿通して灰皿5を
ロックするようにしてもよい。これにより灰皿5は、後
部が浮き上がった回動姿勢で固定されるため、パチンコ
機設置作業終了後にロック状態が解除されているか否か
の確認が容易になる。また、閉店後における掃除終了の
目印として利用することもできる。なお、前記ストッパ
用凹部16とストッパ用係止孔は、何れか一方を択一的
に設けてもよいし、両者を並設してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明のパチンコ機は、ス
トッパーによって灰皿を固定的にロックすることができ
るから、出荷されて遊技場に設置されるまでの間灰皿が
しっかりと安定し、運搬時の激しく且つ継続的な振動や
積み卸或いは設置作業の際にも灰皿が破損しない。ま
た、ストッパーを外すことで灰皿が回動自在なフリー状
態に切り替わるため、パチンコ機の設置作業の能率が大
幅に向上する、等の効果がある。
トッパーによって灰皿を固定的にロックすることができ
るから、出荷されて遊技場に設置されるまでの間灰皿が
しっかりと安定し、運搬時の激しく且つ継続的な振動や
積み卸或いは設置作業の際にも灰皿が破損しない。ま
た、ストッパーを外すことで灰皿が回動自在なフリー状
態に切り替わるため、パチンコ機の設置作業の能率が大
幅に向上する、等の効果がある。
【図1】 球皿パネルの一部透視斜視図である。
【図2】 球皿パネルの一部を断面にして示す部分正面
図である。
図である。
【図3】 要部を示す球皿パネルの横断平面図である。
【図4】 (a)は図3のX−X線断面図、(b),
(c)は(a)の作用を示す要部断面図である。
(c)は(a)の作用を示す要部断面図である。
【図5】 実施例2を示すストッパーの斜視図である。
【図6】 実施例2を示す球皿パネルの要部正面図であ
る。
る。
【図7】 図6のY−Y線断面図である。
2 …前枠
4 …下球皿
5 …灰皿
6 …球抜孔
7 …球抜装置
9 …シャッター板
17A,17C …ストッパー
Claims (2)
- 【請求項1】 前枠前面の下球皿の横に回動自在に軸着
した灰皿と、 下球皿の球抜孔を開閉するために下球皿に設けた球抜装
置のシャッター板と、 そのシャッター板に設けたストッパーとを有し、 前記ストッパーを灰皿に作用させることによりシャッタ
ー板を介して灰皿と下球皿を連結し、もって灰皿を固定
的にロックすると共に、ストッパーを灰皿から外して灰
皿と下球皿の連結を解き、もって灰皿を回動自在なフリ
ー状態にするようにしたことを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項2】 前枠の前面に回動自在に軸着した灰皿
と、 その灰皿の底面沿いに前後摺動自在なるように前枠側の
固定部品に設けた棚板構造のストッパーとを有し、 前記ストッパーは、後方位置にあるとき灰皿の前転回動
を妨げず、前方位置にあるとき灰皿の底面を受けてその
前転回動を阻止するようになっていることを特徴とする
パチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12843293A JP3379144B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12843293A JP3379144B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | パチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06312057A JPH06312057A (ja) | 1994-11-08 |
JP3379144B2 true JP3379144B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=14984606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12843293A Expired - Fee Related JP3379144B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3379144B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0956905A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-04 | Naito Shokai:Kk | パチンコ機の下部球受皿 |
JP4606708B2 (ja) * | 2003-06-30 | 2011-01-05 | 株式会社平和 | 遊技機の灰皿装置 |
JP5077890B2 (ja) * | 2008-10-24 | 2012-11-21 | サミー株式会社 | 遊技機 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP12843293A patent/JP3379144B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06312057A (ja) | 1994-11-08 |
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