JP4437367B2 - ラッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、引き出しや扉を所定の閉止位置に保持する装置として利用可能なものであって、そのラッチ解除操作に係る操作性の向上を図ったラッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば引き出しや扉等の作動体を家具本体の開口を閉止する位置に保持する手段として、ラッチ装置が用いられている。
【0003】
かかる従来のラッチ装置は、一般に、作動体側に操作部及びこの操作部の操作によって動作するフック爪を付帯させるとともに、家具本体の対応位置にこのフック爪が係わり合うフック孔を設けて構成される。そして、作動体が閉止位置にあるときにフック爪をフック孔に係わり合わせて作動体を閉止位置に保持し、操作部が操作されるとフック爪を作動させてフック孔から離合させ、これにより作動体のラッチ状態を解除して、作動体が開口を開成する位置にまで移動する動作を許容するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなものは、ラッチ解除後、再度ラッチ状態に引き込まれないために、引き続き作動体を所要位置にまで移動させる操作力を付与する必要がある。このため、操作性が悪く、手が書類等で塞がっている場合や、指が不自由な状態にある人等には極めて操作しづらいという問題がある。特に、従来の操作部には、指を所定方向から狭小なスペースに差し込んで引っ掛け操作するようにしたものが多いが、このようなものでは操作部分に指をうまく差し込めないがために操作不能となるケースも多発している。
【0005】
本発明は、かかる従来の不具合に着目してなされたものであって、簡易な操作を通じてラッチ状態を解除することができ、その際に手や指の微妙な操作も要求しない新規有用なラッチ装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本発明は、次のような構成を採用したものである。
【0007】
すなわち、本発明は、作動体をラッチするとともに、作動体に設けられた操作部の操作を通じてそのラッチ解除を行い得るようにし、ラッチ位置から外れる方向の外力を前記作動体に対して及ぼす押し付け機構を設け、操作部によりラッチ解除されたときに、押し付け機構を通じて作動体をラッチ位置から変位した位置にまで移動させ得るようにしたものであって、操作部が、一定の押し込み位置まで突没可能に設けられ、押し込むことによってラッチ解除を行い得るものであり、作動体が、操作部とほぼ同一方向へ押し込むことによってラッチされ、操作部を押し込み操作しているときのみラッチ解除されるものであって、操作部を戻す方向へ押し付ける力に対して、押し付け機構が作動体を開成方向へ押し付ける力を相対的に大きく設定しているとともに、操作部が、一定の押し込み位置に至る途中でラッチ解除を行い得るものであることを特徴とする。前記押し付け機構は、作動体側にあってもよく、作動体が取り付けられる家具等の本体側にあってもよい。
【0008】
このような構成のものであれば、操作部を操作してラッチ解除した際に、作動体が押し付け機構によってラッチによる拘束を受けない位置にまで移動され、途中で不慮に手を離しても再度ラッチ状態に引き込まれることがない。このため、ラッチ解除後は、作動体を目的位置に移動させる操作を適時行えばよく、手が塞がっている場合等にも体の一部を使うなどしてかかる操作を有効に行うことが可能となる。
【0009】
押し付け機構には、電気的な構成等を採用することも勿論可能であるが、構造簡素とするためには、弾性力を持ち込んで構成しておくことが好ましい。
【0010】
また、押し付け機構は、作動体をラッチ位置から外すことができるものであれば基本的に押し付け方向は問わないが、ラッチ解除後の作動体の円滑な移動を確保するためには、押し付け方向を、ラッチ解除した作動体を目的位置に向かって移動させる際の移動開始方向にほぼ合致させておくことが望ましい。
【0011】
操作部は、常に一方向へ回転しながら間欠的にリセットされるようなものであってもよいが、簡易な構成で操作部のリセット状態を実現するためには、該操作部を、一定の押し込み位置である操作位置から通常位置へ戻る方向へ弾性的に押し付け、操作前後で操作部が背反的に動作して待機状態に復帰するようにしておくことが望ましい。
【0012】
指が不自由な状態にあってもラッチ解除を的確に行えるようにし、且つそのための構成が家具の外観を損ねないようにするためには、操作部が、それが設けられている家具の前面板とほぼ面一なる位置に設けられ、押し込むことによってラッチ解除を行い得るものであることが好ましい。
【0013】
作動体が、操作部とほぼ同一方向へ押し込むことによってラッチされるものである場合には、操作部への操作が作動体の動作を妨げることにもなりかねないが、このような不都合を回避するためには、一旦ラッチ解除された作動体が、ラッチ位置から変位した位置から再度押し込まない限りラッチされないように構成しておくことが有効となる。
【0014】
同様の趣旨で、作動体が、操作部とほぼ同一方向へ押し込むことによってラッチされ、操作部を押し込み操作しているときのみラッチ解除されるものである場合には、操作部を戻す方向へ押し付ける弾性力に対して、押し付け機構が作動体を開成方向へ押し付ける弾性力を相対的に大きく設定して、操作部が戻る動作に対して作動体が移動する動作が先行して引き起こされるようにしておくことが有効となる。
【0015】
本発明は、以上のような構成であるから、作動体が、開口を開閉する位置に設けられて、閉位置でラッチされ、ラッチ解除状態で開口を開成する位置にまで移動し得るように構成された家具や建具その他の対象物に適用して有用なものとなり得る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0017】
図1に、本発明のラッチ装置3を適用したキャビネットを示す。このキャビネットは、前面側に開口を有する箱状のキャビネット本体1と、このキャビネット本体1の開口を開閉する位置に左右に対をなして設けられた作動体たる観音開き式の扉2a、2bとを具備している。ラッチ装置3は、左右の扉2a、2bのうち右側の扉2aに適用されているもので、この実施形態における左側の扉2bは閉止位置においてその上から右側の扉2aの縁部をオーバーラップさせることにより開成動作が禁止され、右側の扉2aは本発明のラッチ装置3が働くことにより当該閉止位置にラッチされるものである。そして、ラッチ装置3の構成要素である図2に示す操作部4を操作することによって、そのラッチ解除を行い得るようにしている。
【0018】
具体的に説明すると、ラッチ装置3は、先ず扉2をラッチ状態に引き込むための構成として、図3及び図4に示すように、回転軸5と、フック爪6と、爪挿入部7とを具備している。回転軸5は、扉2の反吊元側の縁部近傍に鉛直方向に沿って回転可能に配置され、その一部に設けたねじりコイル式のバネ要素8に回転位相に応じた弾性力を蓄積するものである。フック爪6は、基端部6aを回転軸5の上下両端に一体的に回転し得るように取り付けた平面視ほぼL字形をなすもので、先端部6bを後方に向けて突出させている。一方、爪挿入部7は、キャビネット本体1の頂壁1aの近傍及び底壁1bの近傍に設けた鉛直面1x(図1参照)に形成されている開口窓状若しくは切欠状のものである。フック爪6との関係は、当該フック爪6が右側の扉2aに対してほぼ法線方向へ突出する姿勢を基準姿勢とし、この基準姿勢から前記回転軸5回りに所定角度回転した姿勢にあるときにフック爪6の先端部6bの出入りを許容し、当該先端部6bが進入した状態で回転軸5がフック爪6を基準姿勢に戻す方向に所定角度回転することによって、先端部6bを爪挿入部7の開口縁7aに係わり合わせることができるものである。前記バネ要素8は、フック爪6が基準姿勢から変位するに伴って、フック爪6を基準姿勢に復帰させる方向の弾性力を蓄積する。
【0019】
このような構成において、右側の扉2aを閉止動作させると、フック爪6は、前方から爪挿入部7に近づき、経過的に回転軸5とともに回転して基準姿勢から姿勢を変えつつ爪挿入部7に先端部6bを進入させ、しかる後、基準姿勢に戻って爪挿入部7に嵌まり合う。
【0020】
これに対して、前記ラッチ装置3は、扉2のラッチ状態を解除するための構成として、操作部4と、動作変換機構9と、押し付け機構10とを具備している。
【0021】
操作部4は、図2に示すように、内側にほぼ正方形の操作窓を形成する枠体4aの内側にスライド可能に配置された箱状のもので、枠体4aと共に右側の扉2aの前面板の反吊元側の縁部近傍に装着されている。操作部4は、その前面を前面板の前面とほぼ面一とする位置から一定の押し込み位置に亘って突没可能とされている。
【0022】
一方、動作変換機構9は、図3及び図4に示すように、この操作部4の突没動作を前記回転軸5の回転動作に変換するためのもので、回転軸5に一体回転し得るように基端を取り付けた上下一対の第1リンク11と、各々の第1リンク11の先端に長孔12及びピン13を介して一端を係わり合わせ、中間部を鉛直軸に回転可能に取り付けた上下一対の第2リンク14と、これら上下の第2リンク14の他端を連結する連結部15とを具備し、この連結部15を前記操作部4の後端側に係わり合わせている。すなわち、回転軸5は上記のようにフック爪6を基準姿勢に位置づける方向に弾性付勢されており、第1リンク11及び第2リンク14を介して連結部15を前方へ押し付ける結果、操作部4は前面が前面板とほぼ面一となる通常位置に位置づけられる。そして、この操作部4を押し込むと、連結部15が後退し、第2リンク14が平面視時計回りに、また第1リンク11が平面視反時計回りに回転駆動されて、回転軸5を介してフック爪6を先端部6bが爪挿入部7に対して出入り可能な位置にまで回転させ得るようになっている。
【0023】
また、押し付け機構10は、図5に示すように、右側の扉2aの背面側の適宜箇所(好ましくは反吊元側の縁部近傍)に基端を支持させて前後方向に伸縮し得るように配置したバネ部材16と、このバネ部材16により後方に押し付けられた状態で配置された突没子17とを具備し、この突没子17の先端に形成した当て板17aを閉止時にキャビネット本体1の反吊元側の鉛直面1xに押し当てて配置したものである。そして、操作部4を通じて右側の扉2aがラッチ解除されたときに、押し付け機構10の押し付け反力を利用して右側の扉2aをラッチ位置である閉止位置から前方へ変位した位置にまで弾性により移動させ得るようにしている。
【0024】
本実施形態のラッチ装置3は、以上のようにして、右側の扉2aをラッチするとともに、操作部4の操作を通じてそのラッチ解除を行い得るように構成されたものである。そして、前記右側の扉2aにラッチ位置から外れる方向の力を及ぼす押し付け機構10を設け、操作部4によりラッチ解除されたときに、押し付け機構10を通じて右側の扉2aをラッチ位置から前方へ変位した位置にまで移動させ得るようにしている。
【0025】
このため、操作部4を操作してラッチ解除すると、右側の扉2aが押し付け機構10によってラッチ位置から変位した、ラッチからの拘束を受けない図6の位置まで移動され、途中で不慮に手を離しても再度ラッチ状態に引き込まれることがない。すなわち、ラッチ解除操作した後は、作動体を目的位置に移動させるための操作を適時行うことができる。
【0026】
したがって、体の一部、例えば肘や尻部、つま先などを使って扉2a、2bを開けることができ、手が塞がっている場合や、指が不自由な状態にあるとき等にも、扉2a、2bを開成させるために必要な操作を的確に行うことが可能になる。なお、ラッチ解除後に操作し易いものにマグネットキャッチ等があるが、本実施形態のラッチ状態は操作部4を操作しない限り解除され得ないものであり、地震等によって不慮に外れる恐れがない点で本質的に異なるものである。
【0027】
特に、本実施形態では、押し付け機構10による押し付け方向が、ラッチ解除した扉2の開成方向に向かう移動開始方向にほぼ合致しており、右側の扉2aがラッチ解除後に左側の扉2bよりもある程度前方へ突出した位置に移動するため、扉2の側縁や上縁、下縁が開放されて、操作容易な状況が容易に作り出されることになる。
【0028】
また、上記の押し付け機構10を、バネ部材16を用いて簡素に構成しているので、構造の複雑化やコストアップも殆ど伴うことなく本発明を採用することができる。
【0029】
さらに、操作部4を、扉2の前面板の前面とほぼ面一なる位置に設け、押し込むことによってラッチ解除を行い得るようにしているため、指で引き出すような操作に比べて指以外の部位、例えば手の甲や肘等を使ってもラッチ解除を的確に行うことができ、且つ扉2の面一性を極力維持してキャビネットの外観を損ねずに操作部4を操作に適した位置に配置することができる。
【0030】
本実施形態のラッチ装置3は、以上のような構成であるから、物品の出し入れが比較的に頻繁に行われるもの、すなわち、開口を開閉する位置に設けられて、閉位置でラッチされ、ラッチ解除状態で開口を開成する位置にまで移動し得るように構成された扉、ドア、引き戸、開き戸、棚、シャッターなどを有する家具や建具に適用して有用なものとなり得る。
【0031】
その一例として、図7に本発明を引き出し式のキャビネット18に適用したものを示す。このキャビネットは、作動体である引き出し19をキャビネット本体に上下に複数段の組にして設けているもので、本発明のラッチ装置3によって引き出し19をラッチするとともに、操作部4の操作を通じてそのラッチ解除を行う得るようにしたものである。
【0032】
ラッチ装置3は、図8に示すように、引き出し19をラッチするための構造として、引き出し19に幅方向に沿って配置した回転軸5と、この回転軸5の両端に取り付けたフック爪6と、このフック爪6の対応箇所においてラック本体に設けたピン20とを備えている。回転軸5は上記実施形態と同様にフック爪6がピン20に嵌まり合う方向に弾性付勢されているものである。
【0033】
一方、引き出し19のラッチ解除を行うための構造としては、上記実施形態と同様の操作部4と、この操作部4の押し込み動作を利用して回転軸5を回転駆動する動作変換機構たるレバー21と、上記実施形態と同様の押し付け機構10とからなる。
【0034】
このような構成によっても、ラッチ解除操作後に引き出し19を前方へある程度引き出して、再度のラッチ状態への引き込み防止と、その後の引き出し19の開成位置へ向かう操作の便とを確保することができ、他にも、上記実施形態と同様の構成を通じて本発明の所期の作用効果を得ることができる。この場合、フック爪を鉛直軸回りに作動してピンに係合し得るような配置とし、回転軸の回転力をそのフック爪に伝達し得るように動作変換機構を構成しても、同様の作用効果を得ることができる。
【0035】
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
【0036】
例えば、操作部4を、押し込み位置から通常位置へ戻る方向へ弾性的に押し付けるオフセット用のバネを設けておいてもよい。このようにすると、操作前後で操作部4を背反的に動作させて待機状態に確実に復帰させることができるため、簡易な構成を通じて、操作部4を反復操作可能な状態に的確にリセットすることが可能となる。
【0037】
また、上記実施形態の扉2は、操作部4とほぼ同一方向へ押し込むことによってラッチされ、操作部4を押し込み操作しているときのみラッチ解除されるものであるため、操作部4への押し込み操作が扉2の移動を妨げる可能性がある。そこで、操作部4を戻す方向へ押し付ける弾性力に対して、押し付け機構10が作動体を開成方向へ押し付ける弾性力を相対的に大きく設定して、操作部4が戻る動作に対して作動体が移動する動作が先行して引き起こされるようにしておくことが有効となる。
【0038】
勿論、ラッチ解除された作動体が、ラッチ位置から変位した位置から再度押し込まない限りラッチされないように構成しておくことも有効である。
【0039】
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載される効果を奏する。
【0041】
すなわち、本発明のラッチ装置は、ラッチ位置にある扉等の作動体に押し付け機構によってラッチ位置から外れる方向のプリロードをかけておくようにしたものである。このため、ラッチ解除操作をした際に再度ラッチ状態に引き込まれないように作動体を移動させて、ラッチに対する重複操作を防ぐと同時に、ラッチ解除後の目的位置に向かう作動体の移動操作を確実、容易なものにすることができ、これによりオフィスワークの作業効率や日常生活における利便性を有効に向上させることが可能となる。
【0042】
特に、ラッチ解除後に作動体が移動する方向に押し付け機構による押し付け方向を設定しておけば、ラッチ解除後に作動体を移動操作する際の良好な操作環境を整えることができる。
【0043】
また、操作部を、弾性力を利用して繰り返し待機状態にリセットさせるように構成しておけば、反復継続して使用するための構成を簡素に実現することができると同時に、弾性を利用して柔らかい操作感も得ることができる。
【0044】
さらに、操作部を、作動体の前面板とほぼ面一なる位置に設け、押し込むことによってラッチ解除を行い得るようにしておけば、指以外の部位を利用してもラッチ解除操作を有効に行えるようになり、また家具等の外観を損ねずに操作に適した位置に操作部を有効に配置することも可能になる。
【0045】
以上に加えて、作動体が、操作部とほぼ同一方向へ押し込むことによってラッチされるものである場合には、一旦ラッチ解除された作動体がラッチ位置から変位した位置から再度押し込まない限りラッチされないように構成しておくことで、本発明の効果を実効あらしめることができる。作動体が、ラッチされ操作部を押し込み操作しているときのみラッチ解除されるものであるときには、操作部を戻す方向へ押し付ける弾性力に対して押し付け機構が作動体を開成方向へ押し付ける弾性力を相対的に大きく設定することによって、同様の目的を達成することができる。
【0046】
本発明は、以上の機能を利用して、キャビネットやロッカーを始めとする各種収納家具、作り込みの収納部、ガレージ、冷蔵庫など広範囲に亘り家具や建具、住器などの利便性を有効に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したキャビネットを示す斜視図。
【図2】同実施形態の操作部の斜視図。
【図3】同実施形態の操作部、動作変換機構を示す平面図。
【図4】同実施形態の操作部、動作変換機構を模式的に示す平断面図。
【図5】同実施形態の押し付け機構を示す側断面図。
【図6】同実施形態の作用説明図。
【図7】本発明の一実施形態を適用した引き出し式のラックを示す斜視図。
【図8】同実施形態の操作部、動作変換機構を示す模式的な断面図。
【符号の説明】
1…家具(キャビネット本体)
2、19…作動体(扉、引き出し)
3…ラッチ装置
4…操作部
10…押し付け機構

Claims (7)

  1. 作動体をラッチするとともに、作動体に設けられた操作部の操作を通じてそのラッチ解除を行い得るようにし、ラッチ位置から外れる方向の外力を前記作動体に対して及ぼす押し付け機構を設け、操作部によりラッチ解除されたときに、押し付け機構を通じて作動体をラッチ位置から変位した位置にまで移動させ得るようにしたものであって、
    操作部が、一定の押し込み位置まで突没可能に設けられ、押し込むことによってラッチ解除を行い得るものであり、
    作動体が、操作部とほぼ同一方向へ押し込むことによってラッチされ、操作部を押し込み操作しているときのみラッチ解除されるものであって、操作部を戻す方向へ押し付ける力に対して、押し付け機構が作動体を開成方向へ押し付ける力を相対的に大きく設定しているとともに、操作部が、一定の押し込み位置に至る途中でラッチ解除を行い得るものであることを特徴とするラッチ装置。
  2. 押し付け機構が、弾性力を利用したものであることを特徴とする請求項1記載のラッチ装置。
  3. 押し付け機構による押し付け方向が、ラッチ解除した作動体を目的位置に向かって移動させる際の移動開始方向にほぼ合致させてあることを特徴とする請求項1又は2記載のラッチ装置。
  4. 操作部が、一定の押し込み位置である操作位置から通常位置へ戻る方向へ弾性的に押し付けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のラッチ装置。
  5. 操作部が、それが設けられている家具の前面板とほぼ面一なる位置に設けられ、押し込むことによってラッチ解除を行い得るものであることを特徴とする請求項1,2、3又は4記載のラッチ装置。
  6. 作動体が、操作部とほぼ同一方向へ押し込むことによってラッチされるものであって、ラッチ解除された作動体は、ラッチ位置から変位した位置から再度押し込まない限りラッチされない構成としていることを特徴とする請求項5記載のラッチ装置。
  7. 作動体が、開口を開閉する位置に設けられて、閉位置でラッチされ、ラッチ解除状態で開口を開成する位置にまで移動し得るものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のラッチ装置。
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