JP2720180B2 - グローブロック装置 - Google Patents

グローブロック装置

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JP2720180B2 JP32349288A JP32349288A JP2720180B2 JP 2720180 B2 JP2720180 B2 JP 2720180B2 JP 32349288 A JP32349288 A JP 32349288A JP 32349288 A JP32349288 A JP 32349288A JP 2720180 B2 JP2720180 B2 JP 2720180B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等のグローブボックスに用いられる
グローブロック装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のグローブロック装置は、グローブボッ
クスの本体又は扉のいずれか一方にストライカを設け、
他方に、ストライカが嵌入可能なストライカ収納部と、
該ストライカ収納部を閉じる方向に付勢したラッチと、
該ラッチをその付勢力に抗してストライカ収納部を開放
する方向に移動させる操作ノブとを設けたものである。
そして、前記ラッチは、ストライカの衝突により移動
してストライカをストライカ収納部に抜脱不能に保持す
る一方、操作ノブの開動作により移動してストライカ収
納部より離脱可能とするようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来グローブロック装置では、ノ
ブ操作によってラッチを作動させる際、ストライカがラ
ッチに押し当てられておりストライカとラッチとの摩擦
力が大きくグローブボックスのオープン時のノブ操作力
が重くなる等の課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、ノブ操
作時のストライカとラッチの摩擦抵抗を小さくしてノブ
操作力を軽くすることのできるグローブロック装置を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため、本発明では、ストライカ収
納部を閉じる方向に付勢して設けるとともに、ストライ
カの衝突により摺動してストライカをストライカ収納部
に抜脱不能に保持する一方、操作ノブの開動作により摺
動してストライカをストライカ収納部より離脱可能とす
るラッチを備えたグローブロック装置において、前記ラ
ッチと係合し、前記ラッチのストライカ収納部からの退
避を許容する許容位置とストライカ収納部からの退避を
阻止する阻止位置とに移動するレバーと、ストライカと
対向するストライカ衝突部とレバーを押圧するレバー押
圧部とを有するとともに、ストライカ衝突部がストライ
カに向かう方向に回動可能に付勢され、扉閉鎖時にスト
ライカがストライカ衝突部に衝突して回動し、レバー押
圧部がレバーから離脱することにより、前記レバーを阻
止位置に移動させるリンク部材を設けて成り、前記操作
部材の開動作により前記レバーが押圧されて許容位置に
移動するように形成するとともに、前記ラッチの先端が
前記ストライカ収納部とは反対側に僅かに傾斜している
傾斜面をストライカ収納部側の前記ラッチに形成したこ
とを特徴としている。
(作 用) 操作ノブの開操作により、リンク部材がストライカを
ストライカ収納部から押し出すため扉が自然に開放され
るとともに、ラッチはストライカとほとんど摩擦するこ
となく摺動する。
(実施例) 次に本発明の実施例を、図面に沿ってより詳細に説明
する。
第1図,第2図は本発明に係るグローブロック装置を
示し、ストライカ収納部1を有するベース2に、ラッチ
3と、レバー4と、リンク部材5と、操作ノブ6とを組
み付けたものを図示しないグローブボックスの扉に取り
付け、ストライカ収納部1がグローブボックスの本体に
取り付けたストライカPと対向するようにしたものであ
る。
ラッチ3は、ベース2に第1図,第2図中上下方向に
摺動自在に設けられ、後述するレバー4と係合してスト
ライカ収納部1を閉じる方向(同図中上方向)に付勢さ
れている。そして、ストライカ収納部1に対向する端面
7を先端が僅かにストライカ収納部1の反対側に傾斜し
た傾斜面としている。また端面7の背面側には先端がス
トライカ収納部1側に傾斜した傾斜面からなるストライ
カ衝突部8が形成され、さらに端面7の下方には後述す
るレバー4が係合するレバー係合部9が矩形状に切り欠
かれて形成されている。
レバー4は、ベース2に支軸10により回動可能に取り
付けられ、略中間部は前記ラッチ3のレバー係合部9に
嵌入して係合するとともに、先端部はベース2に突設し
たレバーストッパー11の近傍に位置している。そして、
ばね12により第2図中時計回り方向と、先端が同図中紙
表面から裏面に向かう方向(すなわち、第1図中左方
向)の2方向に付勢されて、ベース2に形成した段部13
に当接してラッチ3と直交する状態で停止している。ま
た、このレバー4の支軸10の近傍に、後述する操作ノブ
6の第1押圧部23,第2押圧部24が係合するノブ係合部1
4が形成されている。このように、ノブ係合部14を支軸1
0の近傍に設けることにより、後述する操作ノブ6の僅
かな操作でレバー4を大きく回動させることができる。
リンク部材5は、第4図に示すように、先端にストラ
イカ衝突部15と、略中間に支軸20を中心とする円弧に沿
ったレバー押圧部16と、該レバー押圧部16に直角方向に
当接部17とを形成したものである。そして、このリンク
部材5は、ベース2に設けた後述する操作ノブ6の支軸
20に回動可能に設けられ、一端を後述する操作ノブ6に
係止したねじりばね18により第1図中時計回り方向に付
勢されて、ストライカ衝突部15がストライカ7と対向
し、レバー押圧部16が前記レバー4を押圧してレバース
トッパー11から離脱させるとともに、当接部17がベース
2を溝状に切り欠いて形成したリンク当接部19に当接し
た状態で停止している。
操作ノブ6は、ベース2に支軸20により回動可能に設
けられ、一端を前記リンク部材5に係止した前記ねじり
ばね18により第1図中反時計回り方向に付勢されて、ス
トッパー21がベース2に当接した状態で停止している。
そして、第3図に示すように、内側に突出する突出片22
に、前記レバー4のノブ係合部14を第1図中右方向に押
圧する第1押圧部23と、ノブ係合部14を第1図中下方向
に押圧する第2押圧部24とが形成されている。なお、操
作ノブ6は樹脂材料にて形成されているがこの第1押圧
部23と第2押圧部24に、第3図中2点鎖線で示すよう
に、金属製のプロテクター25を装着すれば、操作性,耐
久性が向上する。
以上の構成からなるグローブロック装置において、グ
ローブボックスの扉が開いた状態では、第1図,第2図
に示すように、リンク部材5の当接部17がベース2のリ
ンク当接部19に当接して、レバー押圧部16がレバーを第
1図中右方向に押圧しているため、レバー4はレバース
トッパー11から離脱して、第2図中反時計回り方向に回
動可能となっている。(以下、この状態のレバー4の位
置を許容位置という。)これにより、ラッチ3は第1
図、第2図中下方向、すなわち、ストライカ収納部1を
開放する方向にレバー4の付勢力に抗して摺動し得る状
態となっている。
この状態でグローブボックスの扉を閉じると、グロー
ブボックスの本体に設けたストライカPがラッチ3及び
リンク部材5の各ストライカ衝突部8,15に衝突し、ラッ
チ3は第1図中下方向にレバー4の付勢力に抗して摺動
し、リンク部材5は同図中反時計回り方向にばね18の付
勢力に抗して回動する。そして、ストライカPがラッチ
3を押し込むようにしてストライカ収納部1に嵌入する
と、ラッチ3はレバー4の付勢力によりストライカ収納
部1を塞ぐ方向に復帰する。これにより、第5図に示す
ように、ストライカPはリンク部材5とラッチ3に挾持
されて、ストライカ収納部1から抜脱不能となる。
また、リンク部材5はストライカPに押圧されて、第
5図示すように、その当接部17がリンク当接部19から離
脱し、レバー押圧部16がレバー4から離脱するため、レ
バー4は自らの付勢力によりその先端が第5図中左方向
に移動してレバーストッパー11に係止する。(以下、こ
の状態にあるレバー4の位置を阻止位置という。)これ
により、ラッチ3が衝撃等により第5図下方に移動しよ
うとしても、そのレバー係合部9に係合しているレバー
4の先端がレバーストッパー11に係止して下方への移動
が拘束されていて、ラッチ3は下方への移動が阻止され
ている結果、ストライカ収納部1からストライカPが抜
脱して扉が不意に開くようなことはない。
次に、グローブボックスの扉を開ける場合の動作につ
いて説明する。
第5図に示す扉閉鎖状態から操作ノブ6の下端を同図
中左方向に引くと、まず操作ノブ6の第1押圧部23がレ
バー4のノブ係合部14の角部を第5図中左斜め上方から
押圧する。これにより、レバー4は第5図中右方向に付
勢力に抗して許容位置に移動し、第7図に示すように、
ベース2のレバーストッパー11から離脱すると同時に、
第1押圧部23と第2押圧部24の間の段部に係止して、第
7図中左右方向の移動が拘束される。
さらに、操作ノブ6を引くと、操作ノブ6の第2押圧
部24がレバー4のノブ係合部14を第7図中上方向から押
圧する。これにより、レバー4は第6図中反時計回り方
向に付勢力に抗して回動し、レバー4と係合するラッチ
3は第7図中下方向に摺動する。このときラッチ3の端
面7は先端がストライカ収納部1の反対側に傾斜した傾
斜面となっているため、ストライカPと離間する方向に
移動することになる。従ってストライカPとラッチ3間
には摩擦力がほとんど生じないので軽い荷重でラッチ3
を下方に押し下げることができる。そして、ラッチ3が
ストライカ収納部1を開放すると、第8図,第9図に示
すように、ストライカPはストライカ収納部1からの離
脱が可能な状態となり、操作ノブ6を引いたまま扉を引
けば、扉は開放される。このとき、第8図に示すよう
に、リンク部材5は自らの付勢力により同図中時計回り
方向に復帰してその当接部17がベース2のリンク当接部
19に当接するが、この復帰途中にストライカPをストラ
イカ収納部1から押し出すことになるため、その反作用
により扉は自然に開放される。
そして、第8図,第9図に示す状態から操作ノブ6を
戻せば、レバー4は操作ノブ6の第2押圧部24の押圧力
が無くなり、自らの付勢力により第9図中時計回り方向
に回動し、これに伴いラッチ3は第8図,第9図中上方
向に摺動して第1図,第2図示す状態に復帰する。
なお、前記実施例では、グローブボックスの扉側にス
トライカ収納部1,ラッチ3,操作ノブ6等を設け、本体側
にストライカPを設けたが、これとは逆に扉側にストラ
イカ本体側にラッチ収納部等を設けてもよい。
また、前記実施例では、操作ノブ6の支軸20にラッチ
3を軸支して支軸及びねじりばねを共通とし、部品点数
の減少を図っているが、ラッチ3の支軸とねじりばねを
別個に設けてもよい。
(発明の効果) 以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、
操作ノブの開操作により、リンク部材がストライカをス
トライカ収納部から押し出すため扉が自然に開放され
又、ラッチとストライカ間の摩擦抵抗はほとんどないた
め、軽い荷重でラッチを押し下げることができる。した
がって、極めて操作性の良いグローブロック装置を提供
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るグローブロック装置の扉開放時の
断面図、第2図は第1図のI−I線断面図、第3図は操
作ノブの断面図、第4図はリンク部材の正面図、第5図
はグローブロック装置の扉閉鎖時の断面図、第6図は第
5図のII−II線断面図、第7図はグローブロック装置の
操作ノブを引く途中の状態を示す断面図、第8図グロー
ブロック装置の操作ノブを引いた後の状態を示す断面
図、第9図は第8図のIII−III線断面図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストライカ収納部を閉じる方向に付勢して
    設けるとともに、ストライカの衝突により摺動してスト
    ライカをストライカ収納部に抜脱不能に保持する一方、
    操作ノブの開動作により摺動してストライカをストライ
    カ収納部より離脱可能とするラッチを備えたグローブロ
    ック装置において、 前記ラッチと係合し、前記ラッチのストライカ収納部か
    らの退避を許容する許容位置とストライカ収納部からの
    退避を阻止する阻止位置とに移動するレバーと、 ストライカと対向するストライカ衝突部とレバーを押圧
    するレバー押圧部とを有するとともに、ストライカ衝突
    部がストライカに向かう方向に回動可能に付勢され、扉
    閉鎖時にストライカがストライカ衝突部に衝突して回動
    し、レバー押圧部がレバーから離脱することにより、前
    記レバーを阻止位置に移動させるリンク部材を設けて成
    り、 前記操作部材の開動作により前記レバーが押圧されて許
    容位置に移動するように形成するとともに、前記ラッチ
    の先端が前記ストライカ収納部とは反対側に僅かに傾斜
    している傾斜面をストライカ収納部側の前記ラッチに形
    成したことを特徴とするグローブロック装置。
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