JPH0846370A - 扉開閉機構 - Google Patents

扉開閉機構

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JPH0846370A
JPH0846370A JP18165994A JP18165994A JPH0846370A JP H0846370 A JPH0846370 A JP H0846370A JP 18165994 A JP18165994 A JP 18165994A JP 18165994 A JP18165994 A JP 18165994A JP H0846370 A JPH0846370 A JP H0846370A
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JP
Japan
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door
lever
locking
opening
engaging
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JP18165994A
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Inventor
Keiji Otoshi
恵司 大歳
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉の開閉が滑らかで、しかも確実に係止する
と同時に意匠の設計にも制約を与えない扉開閉機構を提
供することを目的とする。 【構成】 一端が機器の前面部に回動可能に支持された
扉の開閉機構において、前記扉の開放側の内側略中央部
に設けられた係止部と、前記前面部に回動自在に軸支さ
れ、先端に前記係止部に係合する係合爪を有する係止レ
バーと、前記係止レバーを、前記係合爪が前記係止部と
係合する方向に付勢する弾性体と、操作部を押圧操作す
ることにより、前記係止レバーを前記係合爪が前記係止
部と離反する方向に回動させる開閉レバーからなること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉などの開閉機構に関
するもので、電子機器では例えば、コンパクトディスク
オートチェンジャーの前面扉、車載用テレビの画面表示
部などの開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の扉開閉機構を図面を用いて説明す
る。図5は従来の扉開閉機構を示す図で、(a)は斜視
図、(b)はE−E断面図である。80はCDオートチ
ェンジャーでCDを複数枚格納したマガジンより所望す
るCDを一枚ずつ自動で取り出し再生し、再生後は元の
位置に戻すなどプログラム設定によりCDを自動で再生
するCDのオートチェンジャーである。
【0003】81は扉で前記マガジンの挿排出口の前面
に設けられ、扉81の下方に回動支点82が設けられて
おり、またその側面83には係止溝84が形成されてい
る。扉11は樹脂材が用いられ成形加工により形成され
る。85は開閉レバーで、前面部95に扉81を係止す
るためのレバーであり、扉81に形成された係止溝84
に係合する係止爪86と開閉レバー85を回動させて扉
81を開閉させるための支点87が形成されている。材
料には樹脂材が用いられ樹脂成形加工により形成され
る。
【0004】90は開扉釦で、押すことにより開閉レバ
ー85を回動させ、開閉レバー85と扉81の係止溝8
4との係止状態を解除させる釦で、材料には樹脂材が用
いられ樹脂成形加工により形成される。95はCDオー
トチェンジャ80の本体の前面側に固定された前面部
で、扉81、開閉レバー85、開扉釦90なとが組付け
られており機器の操作性を含め外見上の意匠設計が重要
視される。材料には樹脂材が用いられ樹脂成形加工によ
り形成される。
【0005】96はばねで、開閉レバー85と開扉釦9
0を定位置に弾性保持すると共に扉81の係止力となる
ばねで、ステンレスなどのばね鋼線を巻いて形成され
る。97は前面部95に固定されたホルダで、開閉レバ
ー85の支点87およびばね96の作用点の受け部とな
る。次に、動作について説明する。
【0006】扉81を開けるためには開扉釦90を押
す。すると釦90の凸部91で開閉レバー85が押さ
れ、開閉レバー85が支点87を支点にして回動する。
そして扉81の係止溝84に係止していた係合爪86が
外れ、扉81が開扉する。また、扉81を閉めるには扉
81の開放側92を持ち上げ前面部95に押しつける。
そうすると扉81の裏面93が開閉レバー85の爪部に
形成された傾斜部88を押しながら進み、爪部86と係
止溝84が係合し閉扉される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
扉開閉機構においては、扉を閉める際に扉の係止部のす
ぐ近くを押さないと扉の反りなどにより扉を係止状態で
係止しにくい場合がある。そこで、本発明は上述の問題
を解決するもので、扉の開閉を滑らかにし、しかも、扉
の係止を確実にすると同時に意匠の設計にも制約を与え
ない扉開閉機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するもので、一端が機器の前面部に回動可能に支持
された扉の開閉機構において、前記扉の開放側の内側略
中央部に設けられた係止部と、前記前面部に回動自在に
軸支され、先端に前記係止部に係合する係合爪を有する
係止レバーと、前記係止レバーを、前記係合爪が前記係
止部と係合する方向に付勢する弾性体と、操作部を押圧
操作することにより、前記係止レバーを前記係合爪が前
記係止部と離反する方向に回動させる開閉レバーからな
ることを特徴とする。
【0009】また、前記係止部には第1傾斜部が設けら
れ、前記扉を閉鎖する方向に回動させた時に該第1傾斜
部と前記係合爪が当接することにより、前記係止レバー
は前記係合爪と前記係止部とが離反する方向に回動させ
られ、さらに前記扉を閉鎖する方向に回動させた時に該
第2傾斜部と前記係合爪が外れることにより、前記係止
レバーは前記係合爪と前記係止部とが係合する方向に回
動させられ、前記係合爪が前記係止部に係合することを
特徴とする。
【0010】又は、前記係合爪には第2傾斜部が設けら
れ、前記扉を閉鎖する方向に回動させた時に該第2傾斜
部と前記係合部が当接することにより、前記係止レバー
は前記係合爪と前記係止部とが離反する方向に回動させ
られ、さらに前記扉を閉鎖する方向に回動させた時に該
第2傾斜部と前記係合部が外れることにより、前記係止
レバーは前記係合爪と前記係止部とが係合する方向に回
動させられ、前記係合爪が前記係止部に係合することを
特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、前記扉に設けられた係止部
を、前記前面部に軸支された前記係止レバーの係止爪に
押圧すると、前記弾性体により前記係止部方向に付勢さ
れた前記係止爪と係合しながら進み前記係止部と前記係
止レバーが係止する。そして、前記扉が閉扉状態とな
る。この状態で前記開閉レバーを前記係止部方向へ押圧
すと前記開閉レバーと係合した前記係止レバーが前記係
止部から離反する方向へ回動し、前記係止爪が前記係止
部から離れ前記係止部と前記係止レバーの係止状態が解
除され前記扉が開扉される。
【0012】第2の発明によれば、前記扉を閉鎖する方
向に回動させ、前記係止部と前記係合爪を当接させた
際、前記係止部に設けられた第1傾斜部が前記係合爪を
滑らかに誘導し前記係止部と前記係合爪が円滑に係合す
る。第3の発明によれば、前記扉を閉鎖する方向に回動
させ、前記係止部と前記係合爪を当接させた際、前記係
合爪に設けられた第2傾斜部が前記係止部を滑らかに誘
導し前記係止部と前記係合爪が円滑に係合する。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。図1
は本実施例の構成を示す扉開閉機構の斜視図である。1
0はCDオートチェンジャーでCDを複数枚格納したマ
ガジンより所望するCDを一枚ずつ自動で取り出し再生
し、再生後は元の位置に戻すなどプログラム設定により
CDを自動で再生するCDのオートチェンジャーであ
る。
【0014】11は扉で前記マガジンの挿排出口2の前
面に設けられ、扉11の下方に前面部40に回動自在に
軸支された回動支点4が設けられており、開放側3には
係止部12が形成されている。扉11は樹脂材が用いら
れ樹脂成形加工により形成される。15は係止レバー
で、前面部40に回動自在に組付けられ、その先端の係
合爪18が扉11に形成された係止部12と係合し、扉
11の閉扉状態を保持するレバーである。 25は開閉
レバーで、係止レバー15と係合しており、後述する開
扉レバー35からの押圧力により係止レバー15を回動
させ、扉11の係止状態を解除させるレバーで、樹脂材
が用いられ樹脂成形加工により形成される。
【0015】30は引張りばねで、2枚の組立られた係
止レバー15の軸20間に設けられ、係止レバー15を
常に係止部12の方向に付勢させるためのばねで、ステ
ンレスなどのばね鋼線を巻いて形成される。35は開扉
レバーで、前面部40にピンなどで支点36を中心とし
て回動自在に取付けられており、開扉釦50の押圧を受
け、回動支点36を支点にして回動し先端部37で開閉
レバー25を押し係止レバー15を回動させる。そし
て、係合爪18を係止部12から離反させて係止部12
と係止レバー15の係止状態を解除させる。この開扉レ
バー35は、樹脂材が用いられ樹脂成形加工により形成
される。
【0016】40は前面部で、扉11、係止レバー1
5、開扉レバー35、開扉釦50などが組付けられてお
り機器の操作性を含め外見上の意匠設計が重要視され
る。材料には樹脂材が用いられ樹脂成形加工により形成
される。50は開扉釦で、押圧操作により開扉レバー3
5を回動させ、開扉レバー35と当接した開閉レバー2
5を移動させて、係止レバー15と扉11の係止部12
との係止状態を解除させる。尚、開扉釦50は前面部5
0に固定されたホルダ32によりガイドされており、さ
らにばね31により常に前方向(図面下方)に弾性保持
されている。
【0017】次に本実施例の開閉機構部の詳細を図2を
用いて説明する。尚、図1の構成と同じ構成については
同じ符号を付し説明を省略または追加説明をする。図2
は扉開閉機構の平面図である。扉11は開放端側の内側
中央部に係止部12が形成されており、係止部12には
係合爪18との係合を滑らかにするため傾斜部13が形
成されている。尚、係止部12は扉11の開放端側の内
側中央部に設けられた凹穴の中央に突出した突起の先端
から両側に拡がるように形成されている。
【0018】係止レバー15は一方の端に係止部12に
係合する係合爪18が形成されており、係合爪18には
係止部12との係合を滑らかにするため傾斜部19が形
成されている。他方には開閉レバー25の長孔26に移
動可能に嵌挿される軸20が形成されており、軸20の
先端には引張りばね30が掛けられるようになってい
る。また、係止レバー15の中程には孔17が形成され
ており、左右2枚の係止レバーが孔17に挿入された回
動軸16により前面部40に回動自在に軸止されてい
る。係止レバー15は樹脂材が用いられ樹脂成形加工に
より形成される。
【0019】開閉レバー25に形成された長孔26は係
止レバー15の係合爪18の閉まり過ぎを防止すると共
に矢印A方向に移動させることにより、長孔26に嵌挿
された軸20を押し、外方向(図面下方)に移動させ
る。その結果、係止レバー15が回動軸16を支点にし
て回動し、両側の係合爪18が開く方向に回動するの
で、係止部12との係止状態が解除される。
【0020】次に係止レバー15および開閉レバー25
の組立を説明する。先ず、係止レバー15の2枚を孔1
7を中心にして係合爪18をそれぞれ内側に向けてX形
状に重ね、回動軸16を孔17に貫通して前面部40に
固定することにより回動可能に前面部40に組付ける。
そして、両側の2本の軸20の各々に開閉レバー25両
側の長孔26を挿入し、軸20間に引張りばね30を掛
けて常に係合爪18が閉まり方向に働くようにする。
【0021】次に動作を説明する。扉11を閉めるには
扉11の開放端側を持ち上げるように回動させる。する
と係止部12が前面部40に組付けられた係止レバー1
5の係合爪18に押しつけられ、係止部12の傾斜部1
3が係合爪18に形成された傾斜部19と当接し両側の
係合爪18間が開きながら進む。そして、傾斜部13と
傾斜部19との当接が外れた時に両側の係合爪18間が
引っ張りばね30の弾性により狭まり、係止部12と係
合爪18とが係合する。
【0022】また、扉11を開けるには開扉釦50を押
す。すると開扉釦50の先端部51が開扉レバー35の
後端部を押圧して開扉レバー35が支点36を支点にし
て回動する。そして開扉レバー35の先端部37が開閉
レバー25を矢印A方向に移動させる。そして、開閉レ
バー25の長孔に嵌挿された係止レバー15の軸20が
外方向に移動するので、係止レバー15は回動軸16を
支点にして回動し、両側の係合爪18を開く方向に回動
する。このため係合爪18が係止部12から離反して、
係止部12と係止レバー15の係止状態が解除され、扉
11が開扉される。
【0023】以上説明したように、本実施例によれば扉
11の係止部12と係止レバー15の係合爪18の係止
部を扉11の開放端側の中央部に設けたため、扉11の
開閉が滑らかでしかも係止部12と係合爪18との係止
が確実となる。また、扉11を開けるための開扉釦50
を係止部12より離れた位置に設けることが可能となり
豊富な前面部の意匠設計が可能となる。さらに、係止部
12には傾斜部13が設けられ、また係合爪18にも傾
斜部19が設けられているので、扉11の開放端側を持
ち上げるように回動させるだけで、滑らかに扉11が閉
状態に係止される。
【0024】尚、本実施例では弾性体に引張りばねを用
いたが、力の作用方向を考えて使用すれば圧縮ばね、板
ばね、ゴムなどの弾性体を用いることも可能である。次
に第2実施例を図3により説明する。図3は扉開閉機構
の平面図である。尚、本実施例は図2の扉11と係止レ
バー15の一部が異なるだけでその他の構成については
図2と略同じであるので、図2と同じ符号を付し説明を
省略する。
【0025】55は扉で、扉55の開放端側の内側中央
部に係止部56が形成されており、係止部56には係合
爪61との係合を滑らかにするため傾斜部57が形成さ
れている。尚、係止部56は扉55の開放端側の内側中
央部に設けられた凹穴の側面から互い違いに突出するよ
うに形成されている。59は係止レバーで、一方の端に
係止部56に係合する係合爪61が形成されており、係
合爪61には係止部56との係合を滑らかにするため傾
斜部57が形成されている。他方には開閉レバー25の
長孔26に移動可能に嵌挿される軸64が形成されてお
り、軸64の先端には引張りばね30が掛けられるよう
になっている。また、係止レバー59の中程には孔63
が形成されており、左右2枚の係止レバーが孔63に挿
入された回動軸60により前面部40に回動自在に軸止
されている。係止レバー59は樹脂材が用いられ樹脂成
形加工により形成される。
【0026】次に係止レバー59および開閉レバー25
の組立を説明する。先ず、係止レバー59の2枚を孔6
3を中心にして係合爪61をそれぞれ外側に向けてY形
状に重ね、回動軸60を孔63に貫通して前面部40に
固定することにより回動可能に前面部40に組付ける。
そして、両側の2本の軸64の各々に開閉レバー25両
側の長孔26を挿入し、軸64間に引張りばね30を掛
けて常に係合爪61が開く方向に働くようにする。
【0027】次に動作を説明する。扉55を閉めるには
扉55の開放端側を持ち上げるように回動させる。する
と係止部56が前面部40に組付けられた係止レバー5
9の係合爪61に押しつけられ、係止部56の傾斜部5
7が係合爪61に形成された傾斜部62と当接し、両側
の係合爪61間が狭まりながら進む。そして、傾斜部5
7と傾斜部62との当接が外れた時に両側の係合爪61
間が引っ張りばね30の弾性により拡がり、係止部56
と係合爪61とが係合する。
【0028】また、扉55を開けるには開扉釦50を押
す。すると開扉釦50の先端部51が開扉レバー35の
後端部を押圧して開扉レバー35が支点36を支点にし
て回動する。そして開扉レバー35の先端部37が開閉
レバー25を矢印B方向に移動させる。そして、開閉レ
バー25の長孔に嵌挿された係止レバー59の軸64が
外方向(図面下方)に移動するので、係止レバー59は
回動軸60を支点にして回動し、両側の係合爪61を狭
める方向に回動する。このため係合爪61が係止部56
から離反して、係止部56と係止レバー59の係止状態
が解除され、扉55が開扉される。
【0029】以上説明したように、本実施例においても
第1実施例と同じ効果を得ることができる。また、その
外に扉55の係止部56と係止レバー59の係合爪61
との係合部を小さく纏めることができるので省スペース
化が図れる。次に第3実施例を図4により説明する。図
4は扉開閉機構の平面図である。尚、図1の構成と同じ
構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0030】65は係止レバーで、一方の端に係止部1
2に係合する係合爪66が形成されており、係合爪66
には係止部12との係合を滑らかにするため傾斜部67
が形成されている。また、他方には引張りばね76を掛
けるための孔70が明いており、中程には孔69が形成
されている。そして係止レバーは孔69に挿入された回
動軸68により前面部40に回動自在に軸止されてい
る。係止レバー65は樹脂材が用いられ樹脂成形加工に
より形成される。
【0031】開扉レバー71は開扉釦50の押圧を受け
回動軸72を支点にして回動し先端部73で係止レバー
65の端部を押圧し回動させる。そして係合爪66を係
止部12から離反させ、係止部12と係止レバー65の
係止状態を解除させるレバーで、樹脂材が用いられ樹脂
成形加工により形成される。引張りばね76は係止レバ
ー65の孔70と前面40に固定された軸76の間に設
けられ、係止レバー65を常に係止部12の方向に付勢
させるためのばねで、ステンレスなどのばね鋼線を巻い
て形成される。
【0032】次に動作を説明する。扉11を閉めるには
扉11の開放端側を持ち上げるように回動させる。する
と係止部12が前面部40に組付けられた係止レバー6
5の係合爪66に押しつけられ、係止部12の傾斜部1
3が係合爪66に形成された傾斜部67と当接し係合爪
66が回動しながら進む。そして、傾斜部13と傾斜部
67との当接が外れた時に係合爪66が引っ張りばね3
0の弾性により回動し、係止部12と係合爪66とが係
合する。
【0033】また、扉11を開けるには開扉釦50を押
す。すると開扉釦50の先端部51が開扉レバー71の
後端部を押圧して開扉レバー71が支点72を支点にし
て回動する。すると開扉レバー71の先端部73が係止
レバー71の後端部を押圧するので、係止レバー65は
回動軸68を支点にして係合爪66が係止部12から離
れる方向に回動する。このため係合爪66が係止部12
から離反して、係止部12と係止レバー65の係止状態
が解除され扉11が開扉される。
【0034】以上説明したように、本実施例によれば、
構成部品の点数が減少し組立工数の節減、省スペース
化、軽量化などが図れコスト低減につながる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の扉開閉機
構によれば、扉の開閉が滑らかになり、しかも前記扉の
係止が確実となる。さらに、開閉レバーの操作部を係止
部から比較的離れた位置に設定できるので、意匠の設計
においても前記開扉釦の設定位置に制約を受けることが
少なくなり、豊富な意匠設計が可能となる。また、前記
扉の係止部を前記扉の開放端側の略中央部に設けたこと
により、構成部品が左右対象となり部品の共通化が図れ
コスト低減につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の扉開閉機構の構成を示す斜
視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す扉開閉機構の平面図
である。
【図3】本発明の第2実施例を示す扉開閉機構の平面図
である。
【図4】本発明の第3実施例を示す扉開閉機構の平面図
である。
【図5】従来の扉開閉機構を示す斜視図及びE−E断面
図である。
【符号の説明】
11、55・・・扉 12、56・・・係止部 15、59、65・・・係止レバー 25・・・開閉レバー 35、71・・・開扉レバー 40・・・前面部 50・・・開扉釦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が機器の前面部に回動可能に支持さ
    れた扉の開閉機構において、 前記扉の開放側の内側略中央部に設けられた係止部と、 前記前面部に回動自在に軸支され、先端に前記係止部に
    係合する係合爪を有する係止レバーと、 前記係止レバーを、前記係合爪が前記係止部と係合する
    方向に付勢する弾性体と、 操作部を押圧操作することにより、前記係止レバーを前
    記係合爪が前記係止部と離反する方向に回動させる開閉
    レバーからなることを特徴とする扉開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記係止部には第1傾斜部が設けられ、 前記扉を閉鎖する方向に回動させた時に該第1傾斜部と
    前記係合爪が当接することにより、前記係止レバーは前
    記係合爪と前記係止部とが離反する方向に回動させら
    れ、 さらに前記扉を閉鎖する方向に回動させた時に該第2傾
    斜部と前記係合爪が外れることにより、前記係止レバー
    は前記係合爪と前記係止部とが係合する方向に回動させ
    られ、前記係合爪が前記係止部に係合することを特徴と
    する請求項1記載の扉開閉機構。
  3. 【請求項3】 前記係合爪には第2傾斜部が設けられ、 前記扉を閉鎖する方向に回動させた時に該第2傾斜部と
    前記係合部が当接することにより、前記係止レバーは前
    記係合爪と前記係止部とが離反する方向に回動させら
    れ、 さらに前記扉を閉鎖する方向に回動させた時に該第2傾
    斜部と前記係合部が外れることにより、前記係止レバー
    は前記係合爪と前記係止部とが係合する方向に回動させ
    られ、前記係合爪が前記係止部に係合することを特徴と
    する請求項1記載の扉開閉機構。
JP18165994A 1994-08-02 1994-08-02 扉開閉機構 Withdrawn JPH0846370A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014106248A (ja) * 2012-11-22 2014-06-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN112696102A (zh) * 2021-03-24 2021-04-23 神彩科技股份有限公司 一种防盗装置及防盗容器

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