JP3758873B2 - 蓋開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえばポータブルCD装置の開閉蓋のロック・リリースがワンタッチで行えるように構成した蓋開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の蓋開閉装置としては図10に示す構成のものがある。図10において、31は開閉蓋32を閉じた姿勢にロックするためのバックルで、このバックル31は本体キャビネット33の左右箇所において、本体キャビネット33に設けられた支軸34をそれぞれ中心として回動自在に支持されている。開閉蓋32を閉じた状態で、バックル31を開閉蓋32側に回動させることにより、このバックル31に取り付けた第1ロック金具35の凸部36が、開閉蓋32に取り付けた第2ロック金具37の凸部38を乗り越えてロックが完了され、開閉蓋32と本体キャビネット33とが互いに押しつけあった状態で閉じるように構成されている。なお、39は防水性ゴムなどからなるシール部材である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の蓋開閉装置においては、左右のバックル31がそれぞれ単独で構成されており、ロック・リリース操作時に左右の手が必要となって操作がし難く、またロックの際に、金属製の凸部36、38同士が互いに乗り越える構成を採っているため、バックル31自体のたわみによりロックの操作力が決まったりして、操作力の設定に十分な検討が要求されていた。また左右のバックル31を独立して開閉させる構造であるため、落下した際などに、この際の衝撃が片側のバックル31に対して外れ方向への力として加わった場合に、誤動作でバックル31が外れてロックが解除されてしまうことがあり、このような不具合を防止すべく、簡単に外れない構成を検討する必要があった。
【0004】
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、蓋開閉動作の操作を容易に行うことができながら、バックルが誤って外れることを防止できる蓋開閉装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の蓋開閉装置は、本体キャビネットに対して開閉自在に構成された開閉蓋の両側部箇所において本体キャビネットの両側部箇所にも臨むようにバックルを左右に配設し、左右のバックルにそれぞれロック部を設け、前記開閉蓋に、バックル同士が本体キャビネットに対して互いに離反または当接するように連動させる連動構成部を設け、この連動構成部は、開閉蓋の左側部分または右側部分に沿って移動自在に配設され、左右のバックルを、バックル支持用の支軸を介して、それぞれ回動可能に連結する連結板と、開閉蓋に対して回転自在に取付けられ、前記左右の連結板に連結されその回動に合わせて左右の連結板を横方向にスライドさせる連結レバーと、一端が、前記バックル支持用の支軸を介して前記連結板に連結され、他端が開閉蓋に固定した固定板に、この固定板に取付けられた支軸を介して連結されて、バックルをロック操作した際に、バックルを開閉蓋側に押し倒すように前記固定板取付の支軸を中心に回転して、本体キャビネットを開閉蓋側に引き上げ、ロック部を本体キャビネットの被ロック部に嵌まり込ませて本体キャビネットに対してロック力を発生させる反転板とを備えたことを特徴とする。
【0006】
この構成により、蓋開閉動作の操作を容易に行うことができながら、バックルが誤って外れることを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項に記載の蓋開閉装置は、本体キャビネットに対して開閉自在に構成された開閉蓋の両側部箇所において本体キャビネットの両側部箇所にも臨むようにバックルを左右に配設し、左右のバックルにそれぞれロック部を設け、前記開閉蓋に、バックル同士が本体キャビネットに対して互いに離反または当接するように連動させる連動構成部を設け、この連動構成部は、開閉蓋の左側部分または右側部分に沿って移動自在に配設され、左右のバックルを、バックル支持用の支軸を介して、それぞれ回動可能に連結する連結板と、開閉蓋に対して回転自在に取付けられ、前記左右の連結板に連結されその回動に合わせて左右の連結板を横方向にスライドさせる連結レバーと、一端が、前記バックル支持用の支軸を介して前記連結板に連結され、他端が開閉蓋に固定した固定板に、この固定板に取付けられた支軸を介して連結されて、バックルをロック操作した際に、バックルを開閉蓋側に押し倒すように前記固定板取付の支軸を中心に回転して、本体キャビネットを開閉蓋側に引き上げ、ロック部を本体キャビネットの被ロック部に嵌まり込ませて本体キャビネットに対してロック力を発生させる反転板とを備えたことを特徴とする。
【0010】
これにより、一方のバックルだけを操作した場合でも、連動構成部により他方のバックルも連動し、同時に左右のバックルが移動して両側のロック部が本体キャビネットの被ロック部に嵌まり込んでロック力を発生させ、片手での開閉操作が可能となるとともに、落下等の誤使用による外れを防止することができて、耐衝撃性も向上する。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項記載の蓋開閉装置において、連動構成部における開閉蓋に取り付けた連結レバーがバックル支持用の支軸を支点に開閉蓋に対して回転するように構成しており、連結板のスライドストローク量を、連結レバーの支点から連結板の連結部との間の距離を変えることにより容易に設定可能に構成し、また上記スライド・回転運動に合わせて、開閉蓋を覆う蓋カバーに設けた窓部での見え隠れによりグラフィック等のロック表示を可能にしたことを特徴とする。
【0012】
これにより、左右のバックルを操作した際にグラフィック等のロック表示が使用者に視認できることとなるとともに、自由なストローク量の設定が可能であるため安定なロック動作を容易に設定できる。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項記載の蓋開閉装置において、ロックさせるためにバックルをロック操作した際に、開閉蓋に固定した固定板にこの固定板取付の支軸を介して連結された反転板が、バックルを押し倒すように前記支軸を中心に回転するとともに、バックルに設けたロック部が本体キャビネット側に設けた被ロック部としてのロック用溝に嵌まり込んで、本体キャビネットを開閉蓋側に引き上げて開閉蓋と本体キャビネットとを押しつけ、この引き上げロック動作において、バックルを単に移動させただけではロック部がロック用溝に完全には嵌まり込まずに回動必要半径が不足するような位置設定とされており、さらにバックルを押し倒すことにより固定板や反転板やバックルなどが弾性変形して不足した回動必要半径量が確保されてロック部がロック用溝に完全に嵌まり込むことで、ロック力が発生してバックルにてロックする構成としたことを特徴とするものであり、回動必要半径が不足するようなストローク量を良好に設定することで、防水にも耐えうる十分なロック押しつけ力を得ることができる。
【0014】
請求項に記載の発明は、請求項記載の蓋開閉装置において、バックルのロック構成部分に設けたロック部がバックルを押し倒す操作の過程で徐々に本体キャビネットの角部に当たり、ロック部の付勢力でバックルを本体キャビネット側に引き込む構成としたことを特徴とするものであり、このロック部の働きによりロック時にバックルを本体キャビネット側に引き込んで正規のロックポイントへと導くことができる。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の蓋開閉装置において、連結板に設けたリブと開閉蓋に設けた2箇所の凹部によりバックルロック・リリース操作の完了を伝えるとともにバックルのがたつきを抑える構成としたことを特徴とするものであり、これにより、品位を向上させ、安心感を与えることができる。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の蓋開閉装置において、バックルを回動可能に支持するバックル支持用の支軸に外装したバネの付勢力により、ロック解除時にバックルを所定姿勢に自立させる構成としたことを特徴とするものであり、このバネの付勢力によりロックリリース時のバックルのがたつきを抑えて品位を向上させ、安心感を与えることができる。
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図9を用いて説明する。
【0018】
図1は本発明の実施の形態にかかる蓋開閉装置を備えたポータブルCD装置の外観図、図2は同ポータブルCD装置の蓋開閉装置の平面透視図、図3は同蓋開閉装置の概略的な正面図、図4は同ポータブルCD装置における蓋開閉装置の連結構成部の斜視図、図5は同蓋開閉装置におけるバックル部の組立斜視図、図6は同蓋開閉装置のロックリリース状態での正面断面図、図7は同蓋開閉装置におけるロック補助機構の正面断面図、図8は同蓋開閉装置における指標部の天面図、図9は同蓋開閉装置における構成部品の分解斜視図である。
【0019】
図1〜図9において、1は本発明の実施の形態にかかる蓋開閉装置2を備えたポータブルCD装置、3は本体キャビネット、4はヒンジ部5を介して本体キャビネット3に対して開閉自在に構成された開閉蓋、6はロック用のバックルであり、バックル6は開閉蓋4側における左右位置にそれぞれ配設されている。
【0020】
開閉蓋4には、各バックル6にそれぞれ連結される左右の連結板7と、これらの連結板7同士を連結する連結レバー8とが内装されている。連結レバー8は、開閉蓋4に設けた連結軸4aに、連結レバー8に設けた連結軸受け8aを嵌合させることにより、回動可能に支持されている。
【0021】
連結板7の端部には軸7aが下方に突設され、連結レバー8に形成された軸受け孔8bに連結板7の軸7aを嵌入させることにより、連結レバー8の回動に合わせて左右の連結板7が一体動作する。連結板7には横方向に延びる複数のガイド溝7bが形成され、このガイド溝7bには開閉蓋4に突設された複数のガイドピン4bが嵌入されており、連結レバー8の回動動作が変換されて連結板7が横方向にスライドするようになっている。また、連結板7に設けた弾性変形自在のリブ7cの先端部が、開閉蓋4に形成した2箇所の凹部4c間をスライドしながら移動して係脱自在とされている。
【0022】
また、連結板7の他端に設けた軸受け7dと、バックル6に設けた軸受け6aとが支軸9を介して回動可能に取り付けられており、支軸9に外装されたバネ10(図5参照)の働きにより、バックル6の上部が水平に保たれるように付勢されている。
【0023】
また、開閉蓋4には、連結板7の浮きをその板受け部11aで抑える固定板11が固定されており、この固定板11には、支軸13が挿通される軸受け部11bが設けられている。また、12は、上部軸受け12aと下部軸受け12bとを有する反転板で、反転板12の上部軸受け12aが、支軸9を介してバックル6の軸受け6aや連結板7の軸受け7dと連結され、反転板12の下部軸受け12bが支軸13を介して固定板11の軸受け部11bに連結されている。
【0024】
さらに、バックル6の下部前寄りの箇所にも軸受け6bが設けられ、支軸14を介してロック片15が回動可能に取り付けられている。そして、支軸14に外装させてロック片15とバックル6とに端部を当接させたバネ16により(図5においてはバネ16を取付ける際の状態を仮想線で示す)、ロック片15に設けられたロック面15aがバックル6の裏面側より突出する方向にロック片15が付勢されている。また、このロック片15が係合可能なロック用溝3aが本体キャビネット3におけるロック片15に臨む位置に形成されている。
【0025】
また、開閉蓋4の上面側はバックル飾り16で覆われ、ロック時にはバックル飾り16に設けた指標窓16aから、連結板7に貼り付けた指標シート17が臨むようになっている。なお、18は防水性ゴムなどからなるシール部材である。
【0026】
以上のように構成された蓋開閉装置の動作を以下に説明する。
【0027】
ロック動作において、バックル6をA方向(図6参照)に押し倒すことにより、バックル6に連結された連結板7が、ガイド溝7bと開閉蓋4に設けたガイドピン4bとの働きにより、B方向(図4、図6参照)にスライドし、連結レバー8が連結軸受け8aを支点としてC方向(図4参照)に回動する。さらに反対側の連結板7が連動して動く。前記バックル6の操作により、固定板11に設けた軸受け部11bを固定支点として、反転板12が回動する。
【0028】
この時、バックル6に取り付けたロック片15が本体キャビネット3に設けたロック用溝3aに徐々に接近し、さらに近づく。これにより、ロック用溝3aの角にロック片15のロック面15aが当たって反転し、バックル6を本体キャビネット3へと引き寄せるロック補助の働きが発生し、最終的にロック片15がロック用溝3aにはまり込み、本体キャビネット3が引き上げられながら開閉蓋4に押しつけられる。
【0029】
この引き上げロック動作において、バックル6を単に移動させただけでは固定板11の軸受け部11bの回動半径では、ロック片15がロック用溝3aに完全には嵌まり込まず、回動必要半径が不足するような位置設定とされているが、さらにバックル6を押し倒すことにより、固定板11や反転板12やバックル6などが弾性変形して不足した回動必要半径量が確保され、ロック片15がロック用溝3aを無理矢理押し越えるようにしてロック用溝3aに完全に嵌まり込み、バックル6のロック動作が完了する。
【0030】
このバックル6の操作に合わせて連結板7に張り付けた指標シート17に記したロック表示(ROCK表示の有無やON・OFF表示)が、バックル飾り16に設けた指標窓16から現われ、このロック表示を視認することでロックを良好に行えたことを確認できる。
【0031】
一方、リリース動作では、バックル6をD方向(図6参照)に引くことにより、連結板7がE方向(図4、図6参照)にスライドして、連結レバー8はF方向(図4参照)に連動する。バックル6を操作してリリース動作を完了させた状態の時には、バネ10の付勢力によりバックル6が傾くことが抑えられ、常に水平になるようにされている。さらに連結板7に設けたリブ7cが開閉蓋4に設けた凹部4cにはまり込んでロックすることにより、バックル6のぐらつきが抑えられる。
【0032】
以上のように本実施形態によれば、左右のバックル6を連結させたので、双方のバックル6だけでなく片側のバックル6のみでもロック操作可能であって操作性が向上するとともに、ロック時には、双方のバックル6に設けた各ロック片15が開閉蓋4に確実に係合するため、落下した際などに、この際の衝撃が片側のバックル6に対して外れ方向への力として加わった場合でも、バックル6が外れてロックが解除されてしまうことが防止され、耐衝撃性も向上する。また、連結板7のスライドストローク量を、連結レバー8の支点(連結軸4aが設けられている箇所)から連結レバー8の連結部との間の距離を変えることにより容易に設定可能であるため、安定なロック動作を行える寸法に容易に設定できる。
【0033】
また、連結板7に設けたリブ7cと開閉蓋4に設けた2箇所の凹部4cとによりバックルロック・リリース操作の完了を伝えるとともにバックルのがたつきを抑える構成としたので、品位を向上させることができて、安心感を与えることができる。さらに、無理に開閉蓋4を移動させることを防止できるため、ロック解除時の開閉蓋の開閉操作による開閉蓋の破壊を防止することも可能となる。また、バネ10の付勢力によりロック解除時にはバックル6が所定姿勢に保持されるため、これによっても品位が向上するとともに、安心感を与えることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、左右のバックルを連結させたので、双方のバックルだけでなく片側のバックルのみでもロック操作可能であって操作性が向上するとともに、ロック時には、双方のバックルに設けた各ロック部が開閉蓋に確実に係合し、誤って落下させた際などに、この際の衝撃が片側のバックルに対して外れ方向への力として加わった場合でも、バックルが外れてロックが解除されてしまうことが防止され、安定かつ優れた品位の蓋開閉ロック動作を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる蓋開閉装置を備えたポータブルCD装置の外観図
【図2】同ポータブルCD装置の蓋開閉装置の平面透視図
【図3】同蓋開閉装置の概略的な正面図
【図4】同ポータブルCD装置における蓋開閉装置の連結構成部の斜視図
【図5】同蓋開閉装置におけるバックル部の組立斜視図
【図6】同蓋開閉装置のロック(実線で示す)・リリース(仮想線で示す)状態での正面断面図
【図7】同蓋開閉装置におけるロック補助機構の正面断面図
【図8】同蓋開閉装置における指標部の天面図
【図9】同蓋開閉装置における構成部品の分解斜視図
【図10】従来の蓋開閉装置の正面断面図
【符号の説明】
2 蓋開閉装置
3 本体キャビネット
3a ロック用溝(被ロック部)
4 開閉蓋
4c 凹部
6 バックル
7 連結板
7c リブ
8 連結レバー
9 支軸
10 バネ
11 固定板
12 反転板
13 支軸
14 支軸
15 ロック片(ロック部)
16 バネ
16a 指標窓
17 指標シート

Claims (6)

  1. 本体キャビネットに対して開閉自在に構成された開閉蓋の両側部箇所において本体キャビネットの両側部箇所にも臨むようにバックルを左右に配設し、
    左右のバックルにそれぞれロック部を設け、
    前記開閉蓋に、バックル同士が本体キャビネットに対して互いに離反または当接するように連動させる連動構成部を設け、
    この連動構成部は、
    開閉蓋の左側部分または右側部分に沿って移動自在に配設され、左右のバックルを、バックル支持用の支軸を介して、それぞれ回動可能に連結する連結板と、
    開閉蓋に対して回転自在に取付けられ、前記左右の連結板に連結されその回動に合わせて左右の連結板を横方向にスライドさせる連結レバーと、
    一端が、前記バックル支持用の支軸を介して前記連結板に連結され、他端が開閉蓋に固定した固定板に、この固定板に取付けられた支軸を介して連結されて、バックルをロック操作した際に、バックルを開閉蓋側に押し倒すように前記固定板取付の支軸を中心に回転して、本体キャビネットを開閉蓋側に引き上げ、ロック部を本体キャビネットの被ロック部に嵌まり込ませて本体キャビネットに対してロック力を発生させる反転板と
    を備えたことを特徴とする蓋開閉装置。
  2. 連動構成部における開閉蓋に取り付けた連結レバーがバックル支持用の支軸を支点に開閉蓋に対して回転するように構成しており、連結板のスライドストローク量を、連結レバーの支点から連結板の連結部との間の距離を変えることにより容易に設定可能に構成し、また上記スライド・回転運動に合わせて、開閉蓋を覆う蓋カバーに設けた窓部での見え隠れによりグラフィック等のロック表示を可能にしたことを特徴とする請求項記載の蓋開閉装置。
  3. ロックさせるためにバックルをロック操作した際に、開閉蓋に固定した固定板にこの固定板取付の支軸を介して連結された反転板が、バックルを押し倒すように前記支軸を中心に回転するとともに、バックルに設けたロック部が本体キャビネット側に設けた被ロック部としてのロック用溝に嵌まり込んで、本体キャビネットを開閉蓋側に引き上げて開閉蓋と本体キャビネットとを押しつけ、この引き上げロック動作において、バックルを単に移動させただけではロック部がロック用溝に完全には嵌まり込まずに回動必要半径が不足するような位置設定とされており、さらにバックルを押し倒すことにより固定板や反転板やバックルなどが弾性変形して不足した回動必要半径量が確保されてロック部がロック用溝に完全に嵌まり込むことで、ロック力が発生してバックルにてロックする構成としたことを特徴とする請求項記載の蓋開閉装置。
  4. バックルのロック構成部分に設けたロック部がバックルを押し倒す操作の過程で徐々に本体キャビネットの角部に当たり、ロック部の付勢力でバックルを本体キャビネット側に引き込む構成としたことを特徴とする請求項記載の蓋開閉装置。
  5. 連結板に設けたリブと開閉蓋に設けた2箇所の凹部によりバックルロック・リリース操作の完了を伝えるとともにバックルのがたつきを抑える構成としたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の蓋開閉装置。
  6. バックルを回動可能に支持するバックル支持用の支軸に外装したバネの付勢力により、ロック解除時にバックルを所定姿勢に自立させる構成としたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の蓋開閉装置。
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