JP2977885B2 - 微生物を利用した光学活性体の製造方法 - Google Patents

微生物を利用した光学活性体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般式(I) (式中、Xは同一又は異なってハロゲン原子又は低級ア
ルキル基を、Rは低級アルキル基を、mは0〜3の整数
を示す。)で表されるイソニコチン酸アニリド誘導体を
基質として、これを一般式(II) (式中、A及びA′は互いに異なって水素原子または水
酸基を、X,R及びmは前記と同一の意味を示す。)で表
される化合物に不斉的に合成する能力を有するキャンデ
ィダ(Candida)属又はシュードプレア(Pseudoplea)
属に属する微生物を一般式(I)で表される化合物に接
触させて一般式(II)で表される化合物に変換し、次い
でこの一般式(II)で表される化合物を採取することを
特徴とする一般式(II)で表される光学活性化合物の製
造方法に関する。
更に本発明は、一般式(III) (式中、X′は同一又は異なってハロゲン原子、水酸基
又はアミノ基を、R′はフェニル基、ハロゲン置換フェ
ニル基又は低級アルキル基を、nは1〜3の整数を示
し、基 と基R′との組合せは、一般式(III)の化合物を還元
したときに、 の炭素原子が不斉炭素となる組合せに限るものとする。
但し、2−アミノ−5−クロロベンゾフェノンを除
く。)で表されるベンゾフェノン誘導体を基質として、
これを一般式(IV) (式中、A及びA′は互いに異なって水素原子又は水酸
基を、X′,R′及びnは前記と同一の意味を示す。但
し、2−アミノ−5−クロロベンゾヒドロールを除
く。)で表されるベンゾヒドロール誘導体に不斉的に合
成する能力を有するシュードブレア(Pseudoplea)属に
属する微生物を一般式(III)で示される化合物に接触
させて一般式(IV)で表される化合物に変換し、次いで
この一般式(IV)で表される化合物を採取することを特
徴とする一般式(IV)で表される光学活性化合物の製造
方法に関するものである。
一般式(V) で示される化合物は、優れた植物生長調節作用を示し、
殊に一般式(II)で示される光学活性体は、植物生長調
節剤とする際、活性本体として利用され得る有用な物質
である。
また、一般式(IV)で示されるベンゾヒドロール誘導
体は、光学活性を必要とする医薬、農薬(例えば、植物
生長調節剤)等の合成中間体として広く利用され得る極
めて有用な物質である。
[従来の技術] これまで、一般式(II)あるいは(IV)で表される光
学活性化合物の製造方法としては、対応するラセミ化合
物から、L−酒石酸を用いて光学分割する方法が行われ
ていたが、微生物を用いた不斉合成法によりこれらの化
合物を得る製造方法は知られていない。
[発明が解決しようとする課題] 一般式(II)及び(IV)で示される化合物を得るため
に、酒石酸による光学分割法を用いると、光学純度や収
率がいずれも低く、また工程数も多く、更には再結晶を
2回行なわなければならない等の煩雑な操作が必要とな
るため、設備、コスト面からみても工業的に非常に不利
であった。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、これらの事情に鑑み、一般式(II)及
び(IV)で示される化合物を工業的に優れた製法で得る
べく鋭意研究を重ねた結果、一般式(I)で表される化
合物を基質として、これを一般式(II)で表される化合
物に不斉的還元する能力を有するキャンディダ(Candid
a)属又はシュードプレア(Pseudoplea)属に属する微
生物を一般式(I)で表される化合物に接触させること
により、一般式(II)で表される光学活性化合物を、高
光学純度、高収率、短工程で得られることを見出した。
更に、本発明者等は、一般式(III)で表される化合物
を基質として、これを一般式(IV)で表される化合物に
不斉的に合成する能力を有するシェードプレア(Pseudo
plea)属に属する微生物を一般式(III)で表される化
合物に接触させることにより、一般式(IV)で表される
化合物を、高光学純度、高収率、短工程で得られること
をも見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成さ
れたものである。
次に本発明の内容について説明する。
一般式(II)で表される化合物を製造する際の基質と
なる一般式(I)で示される化合物は公知の植物生長調
節剤であり、例えば特開昭58−4767号、特開昭58−4186
9号、特開昭59−122402号又は特開昭59−122469号等に
記載された方法で得ることができる。
本発明による一般式(II)で示される化合物の製造に
用いられる微生物は、一般式(I)で示される化合物を
不斉的に還元する能力を有するキャンディダ(Candid
a)属又はシュードプレア(Pseudoplea)属に属する微
生物であり、これらの微生物のうちCandida globosa(I
FO 0651)又はPseudoplea trifolii(IFO 6691)が特に
好ましい。
これらの微生物の培養には、通常これらの微生物が資
化しうる栄養源であれば何でも使用しうる。例えばグル
コース、スクロース、フルクトース等の炭水化物、エタ
ノール、グリセロール等のアルコール類、パラフィン等
の炭化水素、酢酸、プロピオン酸等の有機酸、大豆油等
の炭素源またはこれらの混合物、酵母エキス、ペプト
ン、肉エキス、コーンスチープリカー、硫安、アンモニ
ア等の含窒素無機もしくは有機栄養源、リン酸塩、マグ
ネシウム、鉄、マンガン、カリウム等の無機栄養源およ
びビオチン、チアミン等のビタミン類を適宜配合した通
常の培地を用いることができる。特に、Candida属酵母
は合成培地であるツアペックドックス培地(Czapek−Do
x agar:ショ糖,NaNO3,K2HPO4,MgSO4・7H2O,KCl,FeSO4
7H2O,及び蒸留水等からなる合成培地)において活発に
不斉合成を行なうため、コスト面を勘案すると非常に有
利である。培養方法としては、pHを6前後に調整した液
体培地で好気的に、20〜30℃、好ましくは27℃前後で培
養する。微生物は3日ごとに継代したものを用いるのが
好ましい。
一般式(II)で示される光学活性化合物の不斉合成反
応は、基質を培地に添加してから、オートクレーブ滅菌
(121℃,15分間)した後、微生物を植菌して1〜20日間
培養するかあるいは、基質を添加せずに前培養し、次い
で基質を添加してさらに本培養を行うことにより進行す
る。ここにおいて前培養は不斉合成活性が最も高くなる
まで行い、通常3〜10日、好ましくは5〜7日で行う。
また本培養は1〜3日間が好ましい。またこの場合、基
質を加える際、必ずしも無菌的に行う必要はない。
反応によって生成した一般式(II)で示される光学活
性イソニコチン酸アニリド誘導体の採取は、反応液から
直接あるいは菌体分離後、酢酸エチル、ジクロロメタン
等の溶剤で抽出し、脱水後シリカゲルクロマトグラフィ
ーで精製することにより高純度の目的化合物が容易に得
られる。また、一般式(II)で得られる化合物の光学純
度は、光学活性化合物分割カラムを装着した高速液体ク
ロマトグラフィーにより決定することができる。
一方、本発明による一般式(IV)で示される光学活性
化合物の製造に用いられる微生物は、一般式(III)で
示される化合物を不斉的に還元する能力を有するシュー
ドプレア(Pseudoplea)属に属する微生物であり、とり
わけPseudoplea trifoliiが好ましい。この微生物は前
記したように、IFO6691の番号で寄託されている。
Pseudoplea属の微生物の培養には、上述した通常の培
地を用いることができる。培養方法としては、pHを6前
後に調整した液体培地で好気的に、20〜30℃、好ましく
は27℃前後で振とう培養を行なう。微生物は3日ごとに
継代したものを用いる。
一般式(IV)で示される化合物の不斉合成反応は、上
記の一般式(II)で示される化合物の不斉合成反応の場
合と全く同様にして行なうことができる。
反応によって生成した一般式(II)で示される光学活
性ベンゾヒドロール誘導体の採取は反応液から直接ある
いは菌体分離後、酢酸エチル、ジクロロメタン等の溶剤
で抽出し、脱水後シリカゲルクロマトグラフィーで精製
することにより高純度の目的化合物が容易に得られる。
また、本発明により得られる一般式(II)で示されるベ
ンゾヒドロール誘導体の光学純度は、光学活性体分割用
カラムを装着した高速液体クロマトグラフィーにより決
定することができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるわけではない。
(一般式(II)で示される化合物の製造例) 実施例 1 蒸留水1中にグルコース40g、ポリペプトン10g、酵
母エキス5g、KH2PO45g、MgSO4・7H2O2gを加えた液体培
地20mlに4−クロロ−2−イソプロピルカルボニルイソ
ニコチン酸アニリド結晶を5mg加え、121℃,15分間でオ
ートクレーブ滅菌した後、Pseudoplea trifoliiを植菌
し、27℃で7日間前培養を行った。この培養液を酢酸エ
チルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去した。得られた反応混合物をシリカゲルクロマトグ
ラフィー〔溶出溶媒=ヘキサン:酢酸エチル(3:1)〕
で分離することにより、4−クロロ−2−(1−ヒドロ
キシ−2−メチルプロピル)イソニコチン酸アニリド3.
1mgを得た。これを高速液体クロマトグラフィー〔カラ
ム:ダイセル社製CHIRALCEL−OD,溶出溶媒=ヘキサン:
エタノール(19:1)、流速:1ml/min〕により分析を行う
と、光学異性体が15.309分と17.082分の保持時間で分離
され、光学純度は99%e.e.以上であった。
実施例 2 蒸留水1中にシュクロース30g、KNO33g、K2HPO41
g、MgSO4・7H2O0.5g、KCl0.5g、FeSO4・7H2O0.01gを加
えた液体培地20mlに4−クロロ−2−イソプロピルカル
ボニルイソニコチン酸アニリド結晶を10mg加えて、121
℃,15分間でオートクレーブ滅菌した後、Candida globo
saを植菌し、27℃で7日間前培養を行った。この培養液
を実施例1と同様に処理し、4−クロロ−2−(1−ヒ
ドロキシ2−メチルプロピル)イソニコチン酸アニリド
6.9mgを得た。これを高速液体クロマトグラフィー〔カ
ラム:ダイセル社製CHIRALCEL−OD,溶出溶媒=ヘキサ
ン:エタノール(19:1)、流速:1ml/min〕により分析を
行うと、光学異性体が15.309分と17.082分の保持時間で
分離され、光学純度は99%e.e.以上であった。
実施例 3 蒸留水1中にグルコース40g、ポリペプトン10g、酵
母エキス5g、KH2PO45g、MgSO4・7H2O2gを加えた液体培
地20mlにPseudoplea trifoliiを植菌し、27℃で5日間
前培養を行った。ここに基質として4−クロロ−5,6−
ジメチル−2−イソプロピルカルボニルイソニコチン酸
アニリド5mgを加え、1日培養したところ培養液20mlあ
たり、4−クロロ−5,6−ジメチル−2−(1−ヒドロ
キシ−2−メチルプロピル)イソニコチン酸アニリド1.
8mgを得た。これを実施例1と同様の条件で高速液体ク
ロマトグラフィーにより分析を行うと、光学異性体が1
8.625分と24.556分の保持時間で分離され、光学純度は9
9%e.e.以上であった。
実施例 4 蒸留水1中にシュクロース30g、KNO33g、K2HPO41
g、MgSO4・7H2O0.5g、KCl0.5g、FeSO4・7H2O0.01gを加
えた液体培地20mlにCandida globosaを植菌し、27℃で
5日間前培養を行った。ここに基質として4−クロロ−
5,6−ジメチル−2−イソプロピルカルボニルイソニコ
チン酸アニリド5mgを加え、1日培養したところ培養液2
0mlあたり、4−クロロ−5,6−ジメチル−2−(1−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロピル)イソニコチン酸アニリ
ド0.9mgを得た。これを実施例1と同様の条件で高速液
体クロマトグラフィにより分析を行うと、光学異性体が
18.625分と24.556分の保持時間で分離され、光学純度は
99%e.e.以上であった。
(一般式(IV)で示される化合物の製造例) 実施例 5 蒸留水1中にグルコース40g、ポリペプトン10g、酵
母エキス5g、KH2PO45g、MgSO4・7H2O2gを加えた液体培
地20mlにPseudoplea trifoliiを植菌し、27℃で5日間
前培養を行なった。これに、2−クロロフェニル−4′
−クロロフェニルケトン10mgを加え、更に、1日培養し
た。この培養液を酢酸エチルで抽出し、硫酸アグネシウ
ムで乾燥した後溶媒を減圧下留去した。得られた反応混
合物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒=ヘキ
サン:酢酸エチル(3:1))で分離することにより、2
−クロルフェニル−4′−クロルフェニル−メタノール
が培養液20ml当り9.5mg得られた。これを高速液体クロ
マトグラフィ(カラム:ダイセル社製CHIRALCEL−OD,溶
出溶媒=ヘキサン:エタノール(19:1)、流速:1ml/
分)により分析を行なうと、光学異性体が8.5分と16.9
分の保持時間で分離され、光学純度は後者が67.8%e.e.
であった。
実施例 6 実施例5の2−クロロフェニル−4′−クロロフェニ
ルケトンの代わりに、基質として2−ヒドロキシベンゾ
フェノンを5mg用いて、同様に反応させたところ、培養
液20ml当り、2−ヒドロキシベンゾヒドロールを4.5mg
得た。これを高速液体クロマトグラフィー(カラム:ダ
イセル社製CHIRALCEL−OD、溶出溶媒=ヘキサン:エタ
ノール{10:1}、流速:1ml/分)により分析を行なう
と、光学異性体が11.2分と13.0分の保持時間で分離さ
れ、光学純度は前者が99%e.e.であった。
実施例 7 実施例5の2−クロロフェニル−4′−クロロフェニ
ルケトンの代わりに、基質として2−ヒドロキシ−5−
クロロベンゾフェノンを5mg用いて、同様に反応させた
ところ、培養液20ml当り、2−ヒドロキシ−5−クロロ
ベンゾヒドロールを4.9mg得た。これを高速液体クロマ
トグラフィー(カラム:ダイセル社製CHIRALCEL−OD、
溶出溶媒=ヘキサン:エタノール{10:1}、流速:1ml/
分)により分析を行なうと、光学異性体が12.7分と13.6
分の保持時間で分離され、光学純度は前者が99%e.e.で
あった。
実施例 8 実施例5の2−クロロフェニル−4′−クロロフェニ
ルケトンの代わりに、基質として2−イソプロピルカル
ボニル−5−クロロアニリンを5mg用いて、同様に反応
させたところ、培養液20ml当り、2−(1−ヒドロキシ
−2−メチルプロピル)−5−クロロアリニンを0.3mg
得た。これを高速液体クロマトグラフィー(カラム:ダ
イセル社製CHIRALCEL−OD、溶出溶媒=ヘキサン:イソ
プロパノール{10:1}、流速:1ml/分)により分析を行
なうと、光学異性体が13.0分と14.6分の保持時間で分離
され、光学純度は前者が99%e.e.であった。
[発明の効果] 本発明によれば、植物生長調節剤として有用な一般式
(II)で示される光学活性イソニコチン酸アニリド誘導
体及び医薬、農薬(例えば、植物生長調節剤)等の合成
中間体として広く利用し得る一般式(IV)で示される光
学活性ベンゾヒドロール誘導体を、極めて高光学純度か
つ高収率に製造でき、その上工程数も少ないことから、
工業的に優れた光学活性体の製造が可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12P 7/00 - 7/66 BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG) CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(III) (式中、n個のX′は同一でも異なってもよく、それぞ
    れハロゲン原子、水酸基又はアミノ基を表し、R′はフ
    ェニル基、ハロゲン置換フェニル基又は低級アルキル基
    を表し、そしてnは1〜3の整数を表す。但し、一般式
    (III)の化合物が2−アミノ−5−クロロベンゾフェ
    ノンとなる場合を除く。)で表されるベンゾフェノン誘
    導体を一般式(IV) (式中、A及びA′は互いに異なって、水素原子又は水
    酸基を表し、X′、R′及びnは前記と同一の意味を有
    する。)で表されるベンゾヒドロール誘導体に不斉的に
    合成する能力を有するシュードプレア(Pseudoplea)属
    に属する微生物を、一般式(III)で表される化合物に
    接触させて、一般式(IV)で表される化合物に変換し、
    次いでこれを採取することを特徴とする、一般式(IV)
    で表される光学活性化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】微生物がシュードプレア・トリフォリィ
    (Pseudoplea trifolii)である、請求項1記載の製造
    方法。
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