JP2977605B2 - ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

ポリエステル樹脂組成物

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JP2977605B2 JP2322680A JP32268090A JP2977605B2 JP 2977605 B2 JP2977605 B2 JP 2977605B2 JP 2322680 A JP2322680 A JP 2322680A JP 32268090 A JP32268090 A JP 32268090A JP 2977605 B2 JP2977605 B2 JP 2977605B2
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直己 山本
章 中田
厚典 小白井
昭 柳ヶ瀬
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強度、剛性などの機械的性質を保持しつつ
耐衝撃性、特に低温下での耐衝撃性が改善された、成形
品外観にも優れたポリエステル樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、熱可塑性ポリエステルの耐衝撃性などの機械的
性質を改善する方法として多くの提案がなされている
が、これらの中でも特公昭58−474号公報に記載されて
いるポリエステルにα−オレフィン/グリシジルメタク
リレート/酢酸ビニル共重合体を配合する方法は、比較
的優れた方法である。また、本出願人は、特開平2−15
0446公報においてポリオルガノシロキサン系グラフト共
重合体を添加する方法を開示した。これらの方法は、比
較的優れた方法ではあるが、いまだ衝撃強度の向上につ
いては不十分と言わざるを得ない。さらに、本出願人
は、特開平3−47862号公報において、特定のポリオル
ガノシロキサンゴムと特定の有機シラン化合物を添加す
る方法を提案した。この方法は、衝撃強度の発現性につ
いては満足できるレベルにあるものの成型品の外観が不
良であるという問題点を残している。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは、上述したような状況に鑑み、熱可塑性
ポリエステル樹脂の耐衝撃性をより広い温度範囲で改善
し、かつ成型品外観にも優れたポリエステル樹脂を得る
べく鋭意検討した結果、熱可塑性ポリエステル樹脂に、
ポリオルガノシロキサンゴムとポリアルキル(メタ)ア
クリレートゴムとの複合ゴムにビニル系単量体をグラフ
ト重合させたポリオルガノシロキサン系グラフト共重合
体、およびエポキシ基を含有した有機シラン化合物を配
合することにより、幅広い温度範囲にわたって耐衝撃性
が向上するとともに、成型品外観にも優れた樹脂組成物
が得られることを見いだし本発明に到達した。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨は、(A)熱可塑性ポリエステル樹脂99
〜60重量部、(B)ポリオルガノシロキサンゴム1〜99
重量%とポリアルキル(メタ)アクリレートゴム99〜1
重量%とが分離できないように相互が絡み合った構造を
有しかつポリオルガノシロキサンゴム成分とポリアルキ
ル(メタ)アクリレートゴム成分との合計量が100重量
%である複合ゴムに1種または2種以上のビニル系単量
体がグラフト重合されてなる平均粒子径が0.08μm〜0.
6μmのポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体1
〜40重量部、および(A)成分および(B)成分の合計
量100重量部に対しエポキシ基を有する有機シラン化合
物0.01〜10重量部を配合してなるポリエステル樹脂組成
物である。
このポリエステル樹脂組成物には、さらに必要に応じ
て(D)強化充填剤を10〜300重量部((A)+(B)
+(C)の合計量100重量部に対し)配合してもよい。
本発明において用いられる熱可塑性ポリエステルと
は、(a)芳香族ジカルボン酸と、二価フェノール、低
級脂肪族ジオールまたは脂環式ジオールとからなる芳香
族ポリエステル、(b)芳香族ヒドロキシカルボン酸か
らなる芳香族ポリエステル、または(c)上記(a)お
よび(b)からなる共重合体を主な構成成分とするもの
である。
本発明に使用される芳香族ジカルボン酸は、次式で示
される。
HO−CO−R1−CO−OH [式中、R1は置換もしくは非置換のフェニレン基、次式 (式中、Zは、直接結合、−CH2−または−CO−を表
す。)で示される基またはナフチレン基を示す。] ここで、フェニレン基の置換基としては、例えば塩
素、臭素、メチル基などが挙げられ、置換フェニレン基
は1〜4個のこれら置換基で置換され得る。この芳香族
ジカルボン酸の例としては、例えばテレフタル酸、イソ
フタル酸、ビフェニル−3,3′−ジカルボン酸、ビフェ
ニル−4,4′−ジカルボン酸、ジフェニルメタン−m,m′
−ジカルボン酸、ジフェニレンメタン−p,p′−ジカル
ボン酸、ベンゾフェノン−4,4′−ジカルボン酸、ナフ
タレンジカルボン酸などが挙げられるが、これらを単独
もしくは2種以上を混合して用いることもできる。ま
た、アジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸
も少量混合して使用しても差し支えない。
二価のフェノールとしては、例えばヒドロキノン、レ
ゾルシン、ジヒドロキシナフタレン、ビフェニルジオー
ル、1,8−ジヒドロキシアントラキノンなどや次式 (式中、R2は酸素原子、硫黄原子、CO、SO2またはハロ
ゲンで置換されていてもよい炭素数5以下のアルキレン
基を表す。) で示される二価フェノール、例えば2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン〔ビスフェノールA〕、4,
4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4′−ジヒド
ロキシジフェニルエーテル、4,4′−ジフェニルスルフ
ィド、4,4′−ジヒドロキシジフェニルケトン、4,4′−
ジヒドロキシジフェニルメタン、1,1−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)−エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−ブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−2,2,2−トリクロロエタンなどが挙げられ、
これらを単独でまたは2種以上を混合して使用してもよ
い。
低級脂肪族ジオールとは、炭素数2〜6のアルキレン
ジオールであり、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオールなどが挙げられ、脂環式ジ
オールとしてはシクロヘキサンジオール、シクロヘキサ
ンジメタノールなどが挙げられる。これらは単独でまた
2種以上を混合して使用してもよい。
本発明に使用される芳香族ヒドロキシカルボン酸は、
次式で表わされる。
HO−R3−CO−OH [式中、R3はフェニレン基、次式 (式中Xは、直接結合、酸素原子または炭素数5以下の
アルキレン基を表す)で示される基またはナフチレン基
を示す。] そのような芳香族ヒドロキシカルボン酸としては、m
−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、2−
ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、2−(4′−ヒドロキシ
フェニル)−2−(4′−カルボキシフェニル)−プロ
パン、4−ヒドロキシフェニル−4−カルボキシフェニ
ルエーテルなどが挙げられ、これらを単独でまたは2種
以上を混合して使用してもよい。
これらジカルボン酸、ジオール、ヒドロキシカルボン
酸から得られる熱可塑性ポリエステルの中でも、特にポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリ1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレ
ートの場合に本発明の効果が明瞭に発揮される。
本発明において用いられるポリオルガノシロキサン系
グラフト共重合体(B)とは、ポリオルガノシロキサン
ゴム成分1〜99重量%とポリアルキル(メタ)アクリレ
ートゴム成分99〜1重量%(各ゴム成分の合計量が100
重量%)から構成され、両ゴム成分が相互に絡み合い実
質上分離できない構造を有する複合ゴムに、1種又は2
種以上のビニル単量体をグラフト重合して得られるグラ
フト共重合体である(以下、グラフト共重合体(B)と
略称する。)。
上記複合ゴムの代わりにポリオルガノシロキサンゴム
成分およびポリアルキル(メタ)アクリレートゴム成分
のいずれか1種類あるいはこれらの単純混合物をゴム源
として使用しても本発明の樹脂組成物は得られず、ポリ
オルガノシロキサンゴム成分とポリアルキル(メタ)ア
クリレートゴム成分が相互に絡み合い複合一体化された
複合ゴムを使用してはじめて優れた耐衝撃性と成形表面
外観とを有する成形物を与える樹脂組成物を得ることが
できる。
また、複合ゴムを構成するポリオルガノシロキサンゴ
ム成分が99重量%を超えると、得られる樹脂組成物から
の成形物の成形表面外観が悪化し、またポリアルキル
(メタ)アクリレートゴム成分が99重量%を超えると、
得られる樹脂組成物からの成形物の耐衝撃性が悪化す
る。このため、複合ゴムを構成する2種のゴム成分はい
ずれも1〜99重量%(ただし、両ゴム成分の合計量は10
0重量%)の組成であることが必要であり、さらに10〜9
0重量%の範囲であることが特に好ましい。上記複合ゴ
ムの平均粒子径は0.08〜0.6μmの範囲にあることが好
ましい。
このような平均粒子径を有する複合ゴムを製造するに
は乳化重合法が最適であり、まずポリオルガノシロキサ
ンゴムラテックスを作成し、次に、ポリオルガノシロキ
サンゴムの存在下にアルキル(メタ)アクリレートゴム
の合成用原料を重合する、すなわち、ポリオルガノシロ
キサンゴム粒子中にアルキル(メタ)アクリレートゴム
の合成用原料を膨潤させて重合する方法が好ましい。
上記複合ゴムを構成するポリオルガノシロキサンゴム
成分は、以下に示すオルガノシロキサンおよびポリオル
ガノシロキサンゴム用架橋剤(以下、架橋剤(I)とい
う)を用いて乳化重合により調製することができ、その
際ポリオルガノシロキサンゴム用グラフト交叉剤(以
下、グラフト交叉剤(I)という)を併用することもで
きる。
オルガノシロキサンとしては、3員環以上の各種の環
状オルガノシロキサンが挙げられ、3〜6員環のものが
好ましく用いられる。この環状オルガノシロキサンの例
としては、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタ
メチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペン
タシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、
トリメチルトリフェニルシクロトリシロキサン、テトラ
メチルテトラフェニルシクロテトラシロキサン、オクタ
フェニルシクロテオラシロキサンなどが挙げられる。こ
れらは単独でまたは2種以上を混合して用いられる。こ
れらの使用量は、ポリオルガノシロキサンゴム成分中50
重量%以上であることが好ましく、70重量%以上である
ことがより好ましい。
架橋剤(I)としては、トリまたはテトラアルコキシ
シラン類が用いられ、具体例としてはトリエトキシフェ
ニルシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、テトラn−プロポキシシラン、テトラブトキシシ
ラン等を挙げることができる。これらの中ではテトラア
ルコキシシランが好ましく、テトラエトキシシランが特
に好ましい。架橋剤(I)の使用量は、ポリオルガノシ
ロキサンゴム成分中、0.1〜30重量%である。
なお、グラフト交叉剤(I)とは、ポリオルガノシロ
キサンゴム重合時に一緒に重合してゴム構造中に組み込
まれるための官能基、すなわち珪素についたアルコキシ
基と、ゴム重合時に反応せず、その後のポリオルガノシ
ロキサンゴム存在下でのポリアルキル(メタ)アクリレ
ートゴム重合時に反応して、ポリアルキル(メタ)アク
リレートゴムとポリオルガノシロキサンゴムとの間にグ
ラフト結合を形成させる官能基(例えばC−C不飽和結
合、メルカプト基等)の両者を有する単量体をいう。
このようなグラフト交叉剤(I)としては、一般式 (式中、R4はメチル基、エチル基、プロピル基またはフ
ェニル基、R5は水素原子またはメチル基、nは0,1また
は2、pは1〜6の数を示す。) で表されるオルガノシロキサン単位を形成し得る化合物
などが用いられる。一般式(I)の単位を形成し得る
(メタ)アクリロイルオキシシロキサンはグラフト効率
が高いため有効なグラフト鎖を形成することが可能であ
り耐衝撃性発現の点で有利である。一般式(I)の単位
を形成し得るもののなかではメタクリロイルオキシシロ
キサンが特に好ましい。メタクリロイルオキシシロキサ
ンの具体例としては、β−メタクリロイルオキシエチル
ジメトキシメチルシラン、γ−メタクリロイルオキシプ
ロピルメトキシジメチルシラン、γ−メタクリロイルオ
キシプロピルジメトキシメチルシラン、γ−メタクリロ
イルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリ
ロイルオキシプロピルエトキシジエチルシラン、γ−メ
タクリロイルオキシプロピルジエトキシメチルシラン、
δ−メタクリロイルオキシブチルジエトキシメチルシラ
ン等が挙げられる。グラフト交叉剤(I)の使用量は、
ポリオルガノシロキサンゴム成分中0〜10重量%であ
る。
このポリオルガノシロキサンゴム成分の重合は、例え
ば米国特許第2891920号明細書、同第3294725号明細書な
どに記載された方法を用いることができる。
本発明においては、例えばオルガノシロキサンとグラ
フト交叉剤(I)および架橋剤(I)の混合溶液を、ア
ルキルベンゼンスルホン酸、アルキルスルホン酸などの
スルホン酸系乳化剤の存在下で、例えばホモジナイザー
などを用いて水と剪断混合する方法により製造すること
が好ましい。アルキルベンゼンスルホン酸はオルガノシ
ロキサンの乳化剤として作用すると同時に重合開始剤と
もなるので好適である。この際、アルキルベンゼンスル
ホン酸金属塩、アルキルスルホン酸金属塩などを併用す
るとグラフト重合を行う際にポリマーを安定に維持する
のに効果があるので好ましい。
次に上記複合ゴムを構成するポリアルキル(メタ)ア
クリレートゴム成分は、下記に示すアルキル(メタ)ア
クリレート、ポリアルキル(メタ)アクリレートゴム用
架橋剤(以下、架橋剤(II)という)およびポリアルキ
ル(メタ)アクリレート用グラフト交叉剤(以下、グラ
フト交叉剤(II)という)を用いて合成することができ
る。
アルキル(メタ)アクリレートとしては、例えばメチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルア
クリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレートなどのアルキルアクリレートおよびヘ
キシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレ
ート、n−ラウリルメタクリレートなどのアルキルメタ
クリレートが挙げられ、特にn−ブチルアクリレートの
使用が好ましい。
架橋剤(II)としては、例えばエチレングリコールジ
メタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,4−
ブチレングリコールジメタクリレートなどが挙げられ
る。
なお、グラフト交叉剤(II)とは、ポリアルキル(メ
タ)アクリレートゴム重合時に一緒に重合してゴム構造
中に組み込まれるための官能基と、ゴム重合時には反応
せずに残ってその後のゴムへのグラフトのためのゴム存
在下でのモノマーの重合時にグラフト鎖を形成させるた
めの官能基の両者を有する、すなわち反応性の異なる複
数の重合性官能基を有する単量体という。
このようなグラフト交叉剤(II)としては、例えばア
リルメタクリレート、トリアリルシアヌレート、トリア
リルイソシアヌレートなどが挙げられる。アリルメタク
リレートは、架橋剤(II)としても用いることができ
る。これら架橋剤(II)およびグラフト交叉剤(II)
は、それぞれ単独でまたは2種以上を併用して用いられ
る。これら架橋剤(II)およびグラフト交叉剤(II)の
使用量は、各々ポリアルキル(メタ)アクリレートゴム
成分中0.1〜10重量%である。アリルメタクリレートを
架橋剤(II)およびグラフト交叉剤(II)の両者の目的
で使用する場合は、0.2〜20重量%用いればよい。
ポリアルキル(メタ)アクリレートゴム成分の重合
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ムなどのアルカリ性水溶液の添加により中和されたポリ
オルガノシロキサンゴム成分のラテックス中へ上記アル
キル(メタ)アクリレート、架橋剤(II)およびグラフ
ト交叉剤(II)を添加し、ポリオルガノシロキサンゴム
粒子中へ膨潤させた後、通常のラジカル重合開始剤を作
用させ行う。重合の進行と共にポリオルガノシロキサン
ゴムの架橋網目に絡んだポリアルキル(メタ)アクリレ
ートゴムの架橋網目が両者の界面において形成され、実
質上分離できないポリオルガノシロキサンゴム成分とポ
リアルキル(メタ)アクリレートゴム成分との複合ゴム
粒子が得られる。
このようにして乳化重合により製造された複合ゴム
は、ビニル系単量体とグラフト共重合が可能である。ま
た、ポリオルガノシロキサンゴム成分とポリアルキル
(メタ)アクリレートゴム成分とは強固に絡み合ってい
るため、アセトン、トルエンなどの通常の有機溶剤では
抽出分離できない。この複合ゴムをトルエン溶媒により
100℃で12時間抽出したのちのゲル分は80重量%以上で
ある。
この複合ゴムにグラフト重合させるビニル系単量体と
しては、スチレン、α−メチルスチレンなどの芳香族ビ
ニル化合物;メチルメタクリレート、2−エチルヘキシ
ルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレートなどの(メタ)アクリル酸
エステル;アクリロニトリル、メタクリロニトリルなど
のシアン化ビニル化合物;などの各種のビニル系単量体
が挙げられ、これらは単独でまたは2種以上を組合わせ
て用いられる。これらビニル系単量体の中でも(メタ)
アクリル酸エステルが好ましく、メチルメタクリレート
が特に好ましい。
上記ビニル系単量体と複合ゴムとの割合は、グラフト
共重合体(B)の重量に基づき複合ゴム30〜95重量%、
ビニル系単量体5〜70重量%が好ましく、複合ゴム70〜
95重量%、ビニル系単量体5〜30重量%がより好まし
い。ビニル系単量体が5重量%未満では樹脂組成物中で
のグラフト共重合体(B)の分散が充分でなく、また、
70重量%を超えると衝撃強度の発現性が低下するので好
ましくない。
グラフト共重合体(B)のラテックスは、上記ビニル
系単量体をラジカル重合技術によって一段あるいは多段
で重合させることにより得ることができる。グラフト共
重合体(B)のラテックスの平均粒子径は、0.08〜0.6
μmの範囲にある必要がある。平均粒子径が0.08μm未
満であると得られる樹脂組成物からの成形物の耐衝撃性
が悪化し、また平均粒子径が0.6μmを超えると成形表
面外観が悪化する。
このようにして得られたグラフト共重合体(B)のラ
テックスは、塩化カルシウムでまたは硫酸マグネシウム
などの金属塩を溶解した熱水中に該ラテックスを投入
し、塩析、凝固することによりグラフト共重合体(B)
を分離、回収することができる。
本発明において用いるエポキシ基を有する有機シラン
化合物とは、次式(V)で表される化合物の1種または
2種以上の混合物である。
(式中、mは1〜3の整数、R6は直接結合または炭素原
子数1〜3のアルキレン基、R7はメチル基またはエチル
基、YおよびZはそれぞれ下記で表わされる基である。
ただし、R8は炭素数1〜3のアルキレン基、R9はメチ
ル基またはエチル基を示す。) これらエポキシ基を有する有機シラン化合物の具体例
としては、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリ
メトキシシランなどが挙げられる。
本発明のポリエステル樹脂組成物は、上記(A)熱可
塑性ポリエステル樹脂60〜99重量部、(B)グラフト共
重合体1〜40重量部および上記(A)成分ならびに
(B)成分の合計量100重量部に対し、エポキシ基を有
する有機シラン化合物0.01〜10重量部を配合してなるも
のであり、(B)成分が1重量部未満の配合量では衝撃
強度の発現性が十分でなくなる傾向にあり、また40重量
部を超える配合量では耐熱性が低下する傾向となり好ま
しくない。さらに(A)成分と(B)成分の合計量100
重量部に対する成分の配合量が0.01重量部未満では衝撃
強度の発現性が十分でなくなる傾向にあり、また10重量
部を超える場合には流動性などに悪影響を及ぼすため好
ましくない。
さらに本発明のポリエステル樹脂組成物は、所望によ
り(D)成分として、ガラス繊維、炭素繊維、チタン酸
カリウム、アスベスト、炭化ケイ素、セラミック繊維、
金属繊維、窒化ケイ素、アラミド繊維などの繊維状強化
充填剤や;硫酸バリウム、硫酸カルシウム、カオリン、
クレー、パイロフィライト、ベントナイト、セリサイ
ト、ゼオライト、マイカ、雲母、ネフェリンシナイト、
タルク、アタルパルジャイト、ウオラストナイト、PM
F、フェライト、硅酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、ドロマイト、三酸化アンチモン、酸化
亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化鉄、二硫化
モリブデン、黒鉛、石膏、ガラスビーズ、ガラスバルー
ン、石英粉などの粒状強化充填剤等の強化充填剤を、上
記成分(A)、成分(B)および成分(C)の合計量10
0重量部に対し10〜300重量部までの範囲で含有すること
ができる。これにより機械的強度を一層向上させること
ができる。なお、これらの強化充填剤を配合する場合に
は、公知のシランカップリング剤を用いることができ
る。
また、本発明のポリエステル樹脂組成物には、さらに
必要に応じて染顔料、光または熱に対する安定剤、臭素
化エポキシ、臭素化ポリカーボネート、デカブロモジフ
ェニルエーテル、酸化アンチモンなどの公知の難燃剤、
結晶核剤、各種改質剤、ワックスなどの離型剤などを含
有してもよい。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。各記
載中「部」は「重量部」を示す。
なお、各実施例、比較例での諸物性の測定法は下記の
方法によった。
アイゾット衝撃強度: ASTM D 256の方法による。
(1/8″,ノッチ付) 外観: 目視により判定 ○:良好 ×:パール光沢あるいは表面平滑性不良 合成例1:グラフト共重合体(S−1)の製造 テトラエトキシシラン2部、γ−メタクリロイルオキ
シプロピルジメトキシメチルシラン0.5部およびオクタ
メチルシクロテトラシロキサン97.5部を混合し、シロキ
サン混合物100部を得た。ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウムおよびドデシルベンゼンスルホン酸をそれぞ
れ1部を溶解した蒸留水200部を上記混合シロキサン100
部に加え、ホモミキサーにて10,000rpmで予備攪拌した
後、ホモジナイザーにより300kg/cm2の圧力で乳化、分
散させ、オルカノシロキサンラテックスを得た。この混
合液をコンデンサーおよび攪拌翼を備えたセパラブルフ
ラスコに移し、攪拌混合しながら80℃で5時間加熱した
後20℃で放置し、48時間後に水酸化ナトリウム水溶液で
このラテックスのpHを7.0に中和し、重合を完結しポリ
オルガノシロキサンゴムラテックス−1(以下このラテ
ックスをPDMS−1と称する)を得た。ポリオルガノシロ
キサンゴムへの転化率は89.7%であり、ポリオルガノシ
ロキサンゴムの数平均粒子径は0.16μmであった。
このPDMS−1を33部採取し、攪拌機を備えたセパラブ
ルフラスコに入れ、蒸留水267部を加え、窒素置換して
から50℃に昇温し、n−ブチルアクリレート80部、アリ
ルメタクリレート1.6部およびt−ブチルヒドロペルオ
キシド0.192部の混合液をポリオルガノシロキサンゴム
粒子に浸透させた。次いで硫酸第一鉄0.001部、エチレ
ンジアミン四酢酸二ナトリウム塩0.003部、ロンガリッ
ト0.24部および蒸留水10部の混合液を仕込みラジカル重
合させ、その後内温70℃で2時間保持し、重合を完了し
てポリオルガノシロキサン系複合ゴムのラテックスを得
た。
この複合ゴムのラテックスに、メチルメタクリレート
10部とt−ブチルヒドロキシペルオキシド0.024部の混
合液を加え内温70℃で4時間保持し、複合ゴムへのグラ
フト重合を実施した。メチルメタクリレートの重合率は
97.5%、グラフト共重合体ラテックスの平均粒径は0.20
μmであった。このラテックスを塩化カルシウム1.5重
量%の熱水600重量部中に滴下し凝固、分離し、水によ
り洗浄を繰り返した後80℃で24時間乾燥しグラフト共重
合体の乾粉S−1を97.7重量部得た。
合成例2〜7:グラフト共重合体(S−2〜7)の製造 表1に示す条件を変更したことを除いては、合成例1
と全く同様にして各種グラフト共重合体S−2〜7を製
造した。これらの諸特性を表1に併せて示す。
合成例8 ジメチルテレフタレート194部、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール288部およびテトラブトキシチタン0.1部を
ステンレス製の反応器に仕込み、攪拌しながら200℃に
加熱した。メタノールが留出しきってから温度を270℃
とし、1mmHgに減圧した。さらに1時間で300℃に昇温し
た後、窒素ガスで常圧に戻しポリシクロヘキシルジメチ
レンテレフタレート(PCT)を得た。得られた重合体の
融点は290〜300℃、固有粘度は0.8であった。
実施例1〜17 熱可塑性ポリエステル樹脂として、ポリブチレンテレ
フタレート(タフペットPBTN−1000、商品名、三菱レイ
ヨン(株)製)、ポリエチレンテレフタレート(ダイヤ
ナイトPA−210、商品名、三菱レイヨン(株)製)、お
よび合成例8で得たポリシクロヘキシルジメチレンテレ
フタレートを用い、合成例1〜7で得たポリオルガノシ
ロキサン系グラフト共重合体S−1〜7および有機シラ
ン化合物を表3に示す割合で配合し、二軸押出器(東芝
機械製、TEM−35B)を用いてシリンダー温度240℃にて
ペレット化した。得られたペレットを、乾燥後、射出成
形機(住友重機製 プロマット)によりシリンダー温度
240℃、金型温度80℃で試験片を作成し耐衝撃性の評価
を実施した。結果を表2に示す。
比較例1〜9 比較のために表3に示す配合の組成物について、組成
で実施例1と同様な方法で評価試片を作成し評価した。
結果を表3に併せて示す。なお、比較例4では参考例1
の途中で得られたポリオルガノシロキサンゴムラテック
スをそのまま凝固、乾燥して用いた。また、比較例9で
はゴムとしてエチレン−グリシジルメタクリレート共重
合体(住友化学(株)製ボンドファーストE)を用い
た。
実施例18〜26、比較例10〜18 さらに、表4および表5に示す組成で実施例1と同様
に評価試片を作成し評価した。結果を表4および表5に
併せて示す。
なお、表2〜表5中の有機シラン化合物は次の通りで
ある。
(a) :γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン (信越化学工業(株)製“KBM403") (b) :γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシ
シラン (信越化学工業(株)製“KBE402") (c) :β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチ
ルトリメトキシシラン (信越化学工業(株)製“KBM303") (d) :γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン (信越化学工業(株)製“KBM803") (e) :γ−アミノプロピルトリメトキシシラン (信越化学工業(株)製“KBE903") また、GFはガラス繊維、CFは炭素繊維をそれぞれ示
す。
〔発明の効果〕 本発明のポリエステル樹脂組成物は、耐衝撃性、特に
低温での衝撃強度に優れており、さらに成型品外観も良
好で、従来より過酷な条件で使用でき、より広い用途に
使用できる。
なお、本発明の好ましい態様は、以下の通りである。
(1)ポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体
(B)がオルガノシロキサンと架橋剤および所望により
グラフト交叉剤とを用い乳化重合により得られたポリオ
ルガノシロキサンゴムの存在下にアルキル(メタ)アク
リレート、架橋剤およびグラフト交叉剤を重合して得ら
れたポリオルガノシロキサン系複合ゴムにビニル重合性
単量体をグラフト重合させた平均粒子径が0.08〜0.6μ
mのポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体である
請求項1または2記載の樹脂組成物。
(2)ポリオルガノシロキサン系複合ゴムにグラフト重
合されるビニル単量体が(メタ)アクリル酸エステルで
ある請求項1または2記載の樹脂組成物。
(3)熱可塑性ポリエステル樹脂(A)がポリブチレン
テレフタレート、ポリエチレンテレフタレートおよびポ
リシクロヘキシルジメチレンテレフタレートから選ばれ
た1種以上である請求項1または2記載の樹脂組成物。
(4)エポキシ基を有するシラン化合物がγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシメ
チルジエトキシシランおよβ−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)エチルトリメトキシシランよりなる群から選
ばれる少なくとも1種である請求項1または2記載の樹
脂組成物。
(5)充填剤がガラス繊維または炭素繊維である請求項
2記載の樹脂組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳ヶ瀬 昭 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイ ヨン株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 平2−150446(JP,A) 特開 昭64−4642(JP,A) 特開 平2−281001(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 67/00 - 67/08 C08L 83/04 - 83/16 C08L 51/00 - 51/10 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)熱可塑性ポリエステル樹脂60〜99重
    量部、 (B)ポリオルガノシロキサンゴム成分1〜99重量%と
    ポリアルキル(メタ)アクリレートゴム成分99〜1重量
    %とが分離できないように相互に絡み合った構造を有
    し、かつポリオルガノシロキサンゴム成分とポリアルキ
    ル(メタ)アクリレートゴム成分との合計量が100重量
    %である複合ゴムに1種または2種以上のビニル系単量
    体がグラフト重合されてなる平均粒子径が0.08μm〜0.
    6μmのポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体1
    〜40重量部、および (C)前記(A)成分および(B)成分の合計量100重
    量部に対しエポキシ基を有するシラン化合物0.01〜10重
    量部 からなるポリエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載のポリエステル樹脂組成物10
    0重量部に、強化充填剤10〜300重量部が添加されてなる
    ポリエステル樹脂組成物。
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