JPH02191661A - ポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベースとするグラフトポリマー改質剤を含有する熱可塑性成形用組成物 - Google Patents

ポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベースとするグラフトポリマー改質剤を含有する熱可塑性成形用組成物

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JPH02191661A
JPH02191661A JP1291420A JP29142089A JPH02191661A JP H02191661 A JPH02191661 A JP H02191661A JP 1291420 A JP1291420 A JP 1291420A JP 29142089 A JP29142089 A JP 29142089A JP H02191661 A JPH02191661 A JP H02191661A
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James L Derudder
ジェームズ・ルイス・デルッダー
Frank J Traver
フランク・ジョン・トラバー
I-Chung Wayne Wang
アイ―チュン・ウェイン・ワン
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、ポリカーボネート樹脂単独、ポリカーボネー
ト樹脂ならびに飽和ポリエステル樹脂および/またはポ
リ(エーテルエステル)エラストマー、ポリ(エーテル
イミドエステル)エラストマーもしくはこれらの組合せ
の混合物、ポリフェレンエーテル樹脂および飽和ポリエ
ステル樹脂の混合物、ポリフェニレンエーテル樹脂、飽
和ポリエステル樹脂およびポリカーボネート樹脂の混合
物、またはこれらの組合せ混合物と、ポリオルガノシロ
キサン/ポリビニルをベース(主材)とするグラフトポ
リマー改質剤と、場合により難燃化量の白金または白金
化合物とからなる熱可塑性成形用組成物に係る。これら
の組成物は、高い衝撃強さを示し、特に低温での衝撃強
さが高くしかも、特にウェルドライン強度、良好な表面
外観およびその他の望ましい性質を維持しており、しか
も層剥離する傾向を示さない。
発明の背景 ポリカーボネート樹脂組成物とその他の熱可塑性樹脂と
のブレンドは、優れた性質をもっているため広く使用さ
れている。ポリカーボネート樹脂組成物およびこれと飽
和ポリエステルおよび/またはポリエステルエラストマ
ーとの混合物は、たとえば欧州特許出願第249,96
4号に記載されている。そこには、シリコーンをベース
とするグラフトコポリマーからなる添加剤を使用すると
化学薬品耐性、耐較性および低温衝撃耐性が極めて望ま
しい程度に改溌されることが開示されている。特に、シ
リコーンをベースとするゴムの上にグラフト結合剤の存
在下でスチレン/アクリロニトリルコモノマーがグラフ
ト化されている改質剤が使用されている。そのような改
質剤はゴム一体性が比較的悪く、樹脂との相溶性がない
。そして、これは成形品の表面外観を悪くすることがあ
る。
また、ビー・ニー・ニス・エフ(BASF)の英国特許
第1,590.549号もその広い教示ゆえに関連して
いる。この特許にも、シリコーンゴムグラフトポリマー
からなる熱可塑性プラスチック用衝撃改質剤が記載され
ているが、これらの組成物でも相溶性が悪いことが観察
されている。
新規なポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベースと
するグラフトポリマーが上記のような熱可塑性樹脂用の
改質剤として極めて有用であることがこの程発見された
。しかもこのポリマーは層剥離や表面のまだら模様を生
じる傾向を示さない。
本発明においては、従来技術のポリオルガノシロキサン
ゴム基材を、共−単独重合プロセスで共−単独重合した
ポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベースとするポ
リマーの網目構造に置き換えた。本発明で使用するグラ
フトポリマーの第一段に使用するのに特に好ましいのは
、ポリオルガノシロキサン/ポリスチレンをベースとす
るコホモポリマーである。本発明では、上記のポリオル
ガノシロキサン/ボリビニルフーホモポリマー基材上に
とニルモノマー(たとえば、ポリ(メチルメタクリレー
ト)、ポリスチレンまたはスチレン/アクリロニトリル
コポリマー)を後にグラフト相合することによって得ら
れるグラフトポリマーを使用する。
この多段グラフトポリマーは、一般に、本発明において
、ポリカーボネートならびにこれとポリエステルおよび
/またはポリ(エーテルエステル)エラストマー、ポリ
(エーテルイミドエステル)エラストマーもしくはこれ
らの組合せとの混合物、ポリカーボネート、ポリフェニ
レンエーテルおよびポリエステルの混合物、ポリフェニ
レンエーテルとポリエステルの混合物、またはこれらの
任意の混合物からなる熱可塑性成形用組成物用の秀れた
衝撃強さ改質剤として使用される。これらの組成物はシ
リコーンゴムのユニー りな特徴、たとえば特に低温で
高い衝撃強さやウェルドライン強度などは保持していな
がら耐熱性などのようなその他の性質を維持しており、
しかも層剥離やまだら模様の表面の徴候は示さない。
発明の概要 本発明に従って提供される熱可塑性成形用組成物は、 ポリカーボネート樹脂(A)、または (i)ポリカーボネート樹脂と(ii )飽和ポリエス
テル樹脂とからなる混合物(A−1>、または(i)ポ
リカーボネート樹脂と(ii )ポリ(エーテルエステ
ル)エラストマー、ポリ(エーテルイミドエステル)エ
ラストマーもしくはこれらの組合せからなる混合物(A
−2)、または(i)ポリカーボネート樹脂、(ii 
)飽和ポリエステル樹脂および(il)ポリ(エーテル
エステル)エラストマー、ポリ(エーテルイミドエステ
ル)エラストマーもしくはこれらの組合せからなる混合
物(A−3)、または (ii )飽和ポリエステル樹脂と(iv)ポリフェニ
レンエーテル樹脂とからなる混合物(A−4)、まt−
は (i)ポリカーボネート樹脂、(ii )飽和ポリエス
テル樹脂および(iv)ポリフェニレンエーテル樹脂か
らなる混合物(A−5)、または上記の混合物の任意の
混合物(A−6)、ならびに、 (a)第一段として、オルガノシロキサンポリマ、少な
くとも1種のビニルベースのポリマーならびに場合によ
り間怠に、1種もしくは複数の架橋剤に由来する単位、
1種もしくは複数のグラフト結合剤として機能するli
位、1種もしくは複数の架橋剤に由来する単位および1
種もしくは複数のグラフト結合剤として機能する同一も
しくは異なる1種もしくはL(数の試薬に由来するil
1位、または、、これらの単位の任意の混合物を組合せ
て共−111独重合したポリマー基材、ならびに、(b
)ビニルベースのポリマーからなり前段の存在下でグラ
フト重合された少なくとも1つの後段からなる、有効改
質量の、ポリオルガノシロキサン、/ポリビニルをベー
スとする多段グラフトポリマー組成物(B) からなる。
また、上記のような組成物のうちで、前記後段が、 (b)(i)場合により、1種もしくは複数の架橋剤に
由来する単位、1種もしくは複数のグラフト結合剤とし
て機能する単位、1種もしくは複数の架橋剤に由来する
単位および1種もしくは複数のグラフト結合剤として機
能する同一もしくは異なる1種もしくは複数の試薬に由
来する単位、またはこれら単位の任意の混合物を含んで
いてもよい、少なくとも1種のビニルポリマーからなる
第二段、ならびに、 (b )  (ii )前記の(b)(i)のポリマー
と同一であるかまたは異なる少なくとも1種のビニルベ
ースのポリマーからなる第三段 からなっているものも本発明に包含される。
発明の詳細な説明 本発明におけるポリカーボネート樹脂(A)または(i
)は、主要な出発材料としてジヒドロキシジアリールア
ルカンを使用して製造され、場合によって分枝鎖をもっ
ていてもよい。そのようなポリカーボネート樹脂は公知
の方性で製造されるが、一般には、ジヒドロキシ化合物
および/またはポリヒドロキシ化合物とホスゲンまたは
炭酸ジエステルとの反応によってa2遺される。適した
ジヒドロキシジアリールアルカンとしては、ヒドロキシ
ル基に対してオルト位のいずれかに少なくとも1個のア
ルキル基、塩素原子または臭素原子を有するものが挙げ
られる。ジヒドロキシジアリールアルカンの好ましい例
としては、4,4′ −ジヒドロキシ−2,2−ジフェ
ニルプロパン(すなわち、ビスフェノール−A)、テト
ラメチル−(ビスフェノール−A)、およびビス−(4
−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン
が挙げられる。分枝したポリカーボネート樹脂も」−2
の反応で製造することができるが、その場合たとえば、
ジヒドロキシ化合物の一部の代わりに0.2〜2モル9
6のポリヒドロキシ化合物を使用する。ポリヒドロキシ
化合物の例としては、1゜4−ビス−(4’ 、4.2
−ジヒドロキシトリフェニルメチル)−ベンゼン、フロ
ログルシノール、4.6−ジメチル−2.4.6−ドリ
スー (4−ヒドロキシフェニル)−へブテン−2,4
,6−ジメチル−2.4.6−ドリスー (4−ヒドロ
キシフェニル)−へブタン、1,3.5−トリス−(4
−ヒドロキシフェニル)−ベンゼン、1. 1゜1〜ト
リス−(4−ヒドロキシフェニル)エタン、および2.
2−ビス−(4,4−(4,4’  −ジヒドロキシフ
ェニル)−シクロヘキシル)−プロパンが挙げられる。
特に好ましいポリカーボネート樹脂はビスフェノール−
Aタイプのものである。
飽和のポリエステル樹脂(ii)は、主として、芳香族
ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体とアルキ
レングリコールとの縮合によって得ることができる。こ
のポリエステルは、ジカルボン酸、たとえばテレフタル
酸、イソフタル酸またはナフタレンジカルボン酸と、グ
リコール、たとえばエチレングリコール、プロピレング
リコール、テトラメチレングリコールまたはへキサメチ
レングリコールとを反応させることによって製造される
。場合によって、その他のジカルボン酸やグリコールを
小口共重合させてもよい。好ま〔7い飽和ポリエステル
樹脂は、ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)、ポ
リ(エチレンテレフタレート)、およびこれらの混合物
である。
本発明における成分として使用するポリ(エーテルエス
テル)エラストマー(ii)は、ポリエステルセグメン
トとポリエーテルセグメントとから構成され、400〜
20,000の分子ユを存するブロックコポリマーであ
る。このポリエステルセグメントは、芳香族ジカルボン
酸とアルキレングリコールとの縮合によりて得られるポ
リエステルから成る。このセグメントの例は飽和ポリエ
ステルの場合に七で引用したものと同じである。このセ
グメントの好ましい例はポリ(1,4−ブチレンテレフ
タレート)およびポリ(エチレンテレフタレート)であ
る。一方、ポリエーテルセグメントは、ポリアルキレン
エーテルグリコール、たとえばポリ(エチレンオキサイ
ド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキサイド)グ
リコール、ポリ(プロピレンオキサイド)グリコール、
またはこれらの混合物、脂肪族ポリエステル、たとえば
炭素原子2〜12個の脂肪族ジカルボン酸と炭素原子2
〜10個の脂肪族グリコールとの反応で得られるポリエ
ステル、より詳細には、ポリエチレンアジペート、ポリ
テトラメチレンアジペート、ポリエチレンセバケート、
ポリネオペンチルセバケート、ポリへキサメチレンアゼ
レートまたはポリカプロラクトンから成る。このポリ(
エーテルエステル)エラストマー中のポリエーテルセグ
メントの含量は2〜80重量%が好ましい。
本発明で使用するポリ(エーテルイミドエステル)エラ
ストマー(ii)は、1種以上のジオール、1装置」−
のジカルボン酸および1種以上の高分子量ポリオキシア
ルキレンジイミドニ酸から製造できる。このような物質
の製造は、1985年12月30に発行されたマツフレ
デイ−(R,J、 McCready)の米国特許第4
,556,705号に詳しく記載されている。
本発明で使用するポリ(エーテルイミドエステル)エラ
ストマーは、通常のプロセス、たとえばポリエステル製
造用のエステル化および縮合反応などによって製造する
ことができ、ランダムまたはブロックコポリマーが得ら
れる。したがって、ポリ(エーテルイミドエステル)は
、一般に、前記のジオールと酸との反応生成物として特
徴付けられる。
本発明におけるポリフェニレンエーテル樹脂(iv)は
、次式で表わされるホモポリマーかコポリマーである。
ここで、Ql 、 Q 4は、各々が互いに独立して、
水素および炭化水素基より成る群の中から選択され、m
は30以上の数を示す。
そのようなポリフェニレンエーテル樹脂の例としては、
ポリ(2,6−ジメチル−1.4−フェニレン)エーテ
ル、ポリ(2,6−ジニチルー1゜4−)m=しン)エ
ーテル、ポリ(2,6−ジプロビルー1,4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4
−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−プロ
ピル−1゜4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチ
ル−6−ブロビルー1.4−フェニレン)エーテル、(
2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテルと(
2,3,6−)ジメチル−1,4−フェニレン)エーテ
ルのコポリマー (2,6−ダニチル−1,4−フェニ
レン)エーテルと(2,3゜6−トリメチル−1.4−
フェニレン)エーテルのコポリマー、および(2,6−
ジメチル−1゜4−フェニレン)エーテルと(2,3,
6−)リエチルー1,4−フ二二レン)エーテルのコポ
リマーがある。これらのポリマーの中で好ましいのはポ
リ(2,6−ジメチル−1,4−)工ニレン)エーテル
および(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エー
テルと(2,3,6−)ジメチル−1,4−フェニレン
)エーテルのコポリマーである。特に好ましいのはポリ
(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテル樹
脂である。本発明で使用するポリフェニレンエーテル樹
脂の重合度には特に制限はないが、25℃のクロロホル
ム中でM1定した還元粘度が0.3〜0.7dl/gの
樹脂を使用するのが好ましい。0.3dl/gより小さ
い還元粘度を有する樹脂は熱安定性が低くなる傾向があ
り、0.7dl/srを越える還元粘度を存する樹脂は
成形性が悪くなる傾向がある。
本発明の多段グラフトポリマーは共−単独重合工程から
始まる連続的プロセスによって形成される。
共−単独重合とは、2つの異なる重合機構が並行して、
たとえば同時に進行する重合工程を指す。
特に、第一段の共−単独重合では、シロキサンの重合(
たとえば、開環および縮合機構)と、これと並行したビ
ニル重合とが一緒に起こるであろう。
個々の機構は互いに競合するようには思われない。
むしろ、2PJのホモポリマーは並行して生成し、それ
ぞれが自らの構造を保持している。
この共−単独重合プロセスによって、ランダムコポリマ
ーではなく、異なる2tiの網目構造が得られるであろ
う。いかなる理論にも束縛されることはないが、この網
目構造は2つ以上の異なる相互貫入型のポリマー相から
なり、これによりポリオルガノシロキサンに必要とされ
る補足的な強度が得られる。これは、示差走査型熱量測
定(DSC)によって検出することができる2つの異な
るガラス転移温度に現われる。この共−単独重合プロセ
スの生成物は樹脂様の粉末ではなくてゴム質であるのが
好ましい。
第一工程のシロキサンとビニルベースのモノマーとの共
−単独重合の後、追加のグラフト重合プロセスを少なく
とも一回使用すると本発明のポリオルガノシロキサン/
ポリビニルをベースとする多段グラフトポリマーが得ら
れる。
後のグラフト重合は、少なくとも1種のビニル芳香族タ
イプのモノマーからなるのが好ましい。
スチレン/アクリロニトリルコポリマーまたはアルキル
(メタ)アクリレ−トは、第二段のグラフトポリマーも
しくはコポリマーとして、または場合によって中間の段
を利用した場合には最も外側の段として特に有効である
ことが判明した。
上記のポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベースと
するグラフトポリマーは、後に詳細に述べるように、単
離して、たとえば、熱可塑性樹脂用の衝撃強さ改質剤と
して使用することができる。
この最初の段階で1種以上の架橋剤および/またはグラ
フト結合剤を更に使用して、両方のポリマー成分からノ
(−単独重合した網目構造を作ることができ、こうする
とゴム一体性が大きくなる。
第一段のゴム質基材は一連の連続処理工程で得られる。
Y−備混合工程では、オルガノシロキサンとビニルベー
スのモノマーとの共−単独1に必要な成分を、水ならび
に適切な架橋剤、グラフト結合剤、開始剤および界面活
性剤と予備混合する。
このT−Q K2合し、た成分を通常の手段でホモジナ
イズして均質化する。共−単独重合反応はこのプロセス
の早期段階で始めてもよいが、この反応は一般に室温で
は遅い。この均質化した反応体は、窒素雰囲気下で反応
容器(通常ステンレススチールかガラス製のフラスコ)
に導くことができる。熱をかけて反応を促進する。典型
的な5〜50ガロンのステンレススチール製反応器では
、共−単独重合を完了するのに75〜90℃で3〜6時
間の滞留時間が適当である。通常2〜6時間冷却して温
度を少なくとも室温まで下げる。反応物はこの温度に3
〜72時間保つことができる。これより低い温度(たと
えば5℃)に冷却すると、形成されたポリオルガノシロ
キサン/ポリビニル基材の性質を高めることができるの
で好ましいことがある。
室温またはそれより低い温度に冷却すると、ポリオルガ
ノシロキサン部分の分子量が増大し、その結果抽出可能
なシリコーンゴム断片分を最小にすると共に製品の物理
的性質をある種の用途向けに最適化することができる。
一般に、形成されたポリオルガノシロキサン/ポリビニ
ル基材の弾性を最適化したい場合には低めの温度が好ま
しい。
共−単独重合のシロキサン成分に対する開始剤としては
、環状のシロキサンを使用する場合にはアルキルアリー
ルスルホン酸、アルキルジアリールジスルホン酸、アル
キルスルホン酸などのようなイオン性の開環型開始剤の
いずれかとすることができる。最も適切な例はドデシル
ベンゼンスルホン酸であり、これは開始剤として働くと
同時に乳化剤としても働くことができる。場合によって
は1.h記スルホン酸の金属塩を同時に使用することも
好ましい。
共−単独重合プロセスにおけるスチレン系モノマーまた
はその他のビニルモノマーに対する開始剤としては、ア
ゾビスイソブチロニトリル(AIBN)などのようなa
機可溶性ラジカル開始剤および4機過酸化物、たとえば
過酸化ベンゾイル、過酸化ジクロロベンゾイル、過安息
香酸tert−ブチルなどのいずれかとすることができ
る。また、過硫酸塩などのような水溶性ラジカル開始剤
も適している。この種の開始剤はこのプロセスの開始時
に導入することが可能であるが、共−単独組合期間中連
続的または断続的に加えるのが好ましい。過硫酸塩はシ
ロキサン重合の酸性条件であまり安定ではないので、ビ
ニル重合の進行を保つために過硫酸塩を期間をとおして
添加するのが好ましい。粒子サイズ、pHおよび全固形
分量の値はプロセスのこの時点で容易に検査することが
できる。上記のようにして調製したラテックスゴムエマ
ルジョンは、通常、平均直径が1(10〜800ナノメ
ーター、好ましくは150〜400ナノメーターの粒子
を自存している。この粒子サイズは、特にホモジナイジ
ング時の圧力(およびホモジナイザーを通す回数)およ
び反応成分の組成の影響を受ける。圧力範囲は2000
〜12000psiが典型的であり、3000〜900
0psiが好ましい。ホモジナイザーを複数回通すのが
好ましいが、大規模の場合には一回通すのが最も実用的
であろう。
以−Jこの反応工程の次には、本発明の生成物を得るた
めには適切な中和工程がなければならない。
この中和の主な目的はシロキサンの重合を停止させるこ
とである。このためには、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム、トリエタノールアミンまたはトリエチルアミン
などのような苛性溶液を添加する。反応溶液のpHは1
〜3の値から、少なくとも約6.5、好ましくは7〜9
のpHに上げればよい。
この中和工程の前に、第一段階の終了時に形成されたエ
マルシヨンにセッケンまたは界面活性剤を更に添加する
のが望ましいことが多い。界面活性剤を追加すると、後
の反応停止(中和)工程においてJ(−単独重合ゴムの
早期の凝集またはフロキュレーションが容易に回避でき
る。
以」二の共−単独重合プロセスによって、ポリオルガノ
シロキサン/ポリビニル基材からなるゴム質の網目構造
が得られる。この基材は本発明のグラフトポリマーの第
一段である。次の段階では、第一段階で形成されたラテ
ックス中のゴム質基材粒子がもっているグラフト部位上
に、追加のビニル官能性の成分をグラフト重合させる。
後の追加の段は任意であるが、用途によっ′Cは好まし
いことがある。
このゲラフト化ポリマーは、ビニル重合プロセスの生成
物が好ましい。グラフト重合に適したビニルモノマーと
しては、スチレン、ジビニルベンゼン、α−メチルスチ
レン、ビニルトルエン、ハロゲン化スチレンなどのよう
なアルケニル芳香族化合物、メタクリル酸メチルやメタ
クリル酸2〜エチルヘキシルなどのようなメタクリレー
ト、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル
およびアクリル酸ブチルなどのようなアクリレート、ア
クリロニトリルやメタクリレートリルなどのようなシア
/化ビニル化合物、エチレン、プロピレン、ブタジェン
、イソプレンおよびクロロプレンなどのようなオレフィ
ン、ならびにその他のビニル化合物、たとえば、アクリ
ルアミド、N−(−もしくは二置換アルキル)アクリル
アミド、酢酸ビニル、塩化ビニル、ビニルアルキルエー
テル、(メタ)アクリル酸アリル、イソシアヌル酸トリ
アリル、エチレンジメタクリレート、マレイン酸ジアリ
ル、無水マレイン酸、マレイミド化合物(たとえば、マ
レイミドやN−フェニル(もしくはアルキル)マレイミ
ドなど)など、さらにこれらのモノマーの混合物がある
が、これらに限られることはない。
このビニル重合はエマルジョン中で実施する。
したがって、水溶性の開始剤、たとえば過硫酸カリウム
、過硫酸ナトリウムおよび過硫酸アンモニウムなどが好
ましい。開始剤は、この工程の開始時、即ち第二段階の
重合用のビニルモノマーを入れる前に添加するのが実際
的である。他のレドックス開始系、たとえばクメンハイ
ドロパーオキサイド/硫酸第一鉄/グルコース/ピロリ
ン酸ナトリウム、ならびにその他の有機過酸化物もこの
工程で使用することができる。
このタイプの連続的多段重合プロセスはコアーシェルプ
ロセスといわれることがある。しかし、初期段階で共−
単独重合したポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベ
ースとするゴム質基材が得られる場合には多段グラフト
重合プロセスという方が好ましい。この基材は、これに
グラフト化される第二段以降の段階用に充分なグラフト
化部位をもっているであろう。グラフト化されたポリス
チレン、ポリ(メタ)アクリレート、またはスチレン/
アクリロニトリルコポリマーなどが最も外側の段として
好まし5いが、ブチルアクリレートなどのような他の多
くの中間段も考えられる。さらに、同一または異なる種
類の追加の段のグラフト化も可能である。
一般に、共−単独重合したポリオルガノシロキサン/ポ
リビニルをベースとする基材からなる第一段の基材は、
第一段の基材と後段の合計重量を基準にして約5〜95
重量%である。第一段の1人材は同じ基準で約5〜95
重量%であるのが好ましい。それに対応して、追加のグ
ラフト化されたビニルポリマーを含む後段は、同じ基準
で約5〜9重量%であり、約70〜10重量%が好まし
い。この多段系では、好ましくは、第一段JA材ポリマ
ー(B)(a)と第二段ポリマー(b)(i)との比は
10890〜90 ’: 10であり、第三段ポリマー
(b)(it)の量は(B)(a)(b)(i)および
(1))(it)の合計100重量部当たり約10〜約
90!■口部である。
第一段階の共−単独重合で宵月なオルガノシロキサンは
シリコーンエラストマーを生成することが知られている
いずれのものでもよく、たとえばヒドロキシ、ビニル、
ハイドライドまたはメルカプトで末端がキャッピングさ
れた線状のオルガノシロキサンオリゴマーがある。
二のポリオルガノシロキサンを例示すると、主とし、て
次式の単位からなるものがある。
R8” (4−n)/2 ここで、Rは水素である炉、または約1〜16個の炭素
原子を9する一価の炭化水素基であり、nは0.1また
は2である。
オルガノシロキサンの中で好ましいのはシロキサン単位
を3個以上有する環状のものであり、3〜6個の単位を
もつものが最も好ましい。このようなオルガ、ノシ1“
Jキサンとり、では、たとえば、ヘキサメチルンクロト
リシロ計サン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、
デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシク
ロヘキサシロキサン、トリメチルトリブエニルシクロト
リシロキ廿ン、テトラメチルテトラフェニルシク口テト
ラシロキサン、ブトラメチルテトラビニルシクロテトラ
シロキサンおよびオクタフェニルシクロテトラシロキサ
ンがあるがこれらに限られることはない。これらやその
他類似のオルガノシロキサンは単独で用いてもよいし、
組合せて使用してもよい。
第一段階でのオルガ、lシロキサンの九−単独重合の際
にこれと共に使用す・Sのに有用なビニルモノマーは、
スチレン、ジビニルベンゼン、α−メチルスチレン、ビ
ニルトルエン、ビニルナフタレン、ビニルアントラセン
およびハロゲン化スチレンまたはその誘導体のようなア
ルケニル芳香族化合物が好ましい。他の適切などニルモ
ノマーとしては以下のものがある。アクリル酸およびア
クリル酸のメチル、エチル、アリルまたはブチルエステ
ルなどのようなアクリrし酸エステル。メタクリル酸メ
チルやメタクリル酸2−エチルヘキシルなどのようなメ
タクリル酸メチル。アクリロニトリルやメタクリロニト
リルなどのようなシアン化ビニル。たとえば、エチレン
、プロピレン、ブタジェン、イソプレン、クロロブレン
などのオレフィン類、ビニルイミダゾール、5−ビニル
−2〜ノルボルネン、ビニルピリジン、ビニルピロリジ
ン、酢酸ビニル、ビニルアルキルエーテル、塩化ビニル
、ビニルフラン、N−ビニルカルバゾール、(メタ)ア
クリル酸アリル、イソシアヌル酸トリアリル、エチレン
ジ(メタ)アクリレート、ブチレンジ(メタ)アクリレ
ート、マレイン酸ジアリル、無水マレイン酸など。マレ
イミドやN−フェニル(またはアルキル)マレイミドな
どのようなマレイミド化合物。アクリルアミド類。N−
(−または二置換)アクリルアミド。ならびにこれらの
モノマ〜の任意の混合物。一般に、オルガノシロキサン
と混合することができるゴム質またはガラス様のビニル
タイプのモノマーはいずれも使用できる。典型的な場合
、第一段のコホモポリマーのビニル成分は約3〜97重
量%の量で存在し、それに対応し2て、オルガノシロキ
サン成分は約97〜3重量?6の量で存在する。ビニル
成分は第一段の」l′ニー単単独会合た基材の約5〜4
5重量%が好ましい。
本発明の組成物のオルガノシロキサン成分と共に使用す
る架橋剤組成物は次の一般式をもつものとすることがで
きる。
R−5i(OR1) n          4−n ここで、nは0.1または2であり、0か1が好ましく
、各R1はそれぞれ独立して、水素、または1〜16個
の炭素原子を有するアルキル基もしくはアリール基の中
から選択される一価の炭化水素基を表わし、メチル、エ
チルおよびフェニルが好ましい。R2はR1と同じもの
とすることができるが、あるいはビニル、アルケニル、
チオまたは(メタ)アクリルオキシアルキル官能基とす
ることもできる。R2がビニル、アルケニル、チオまた
はアクリルオキシアルキル基であり、nが1である場合
、この架橋剤化合物はグラフト結合剤としても機能する
ことができる。
好まし5い架橋剤化合物はテトラエトキシシランである
。架橋剤およびグラフト結合剤の組合せ化合物はビニル
トリエトキシシランである。その他選択できる適切なも
のはγ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン
である。
本発明のポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベース
とする多段グラフト生成物は熱溶液凝結法などのような
通常の手段により単離することができる。たとえば、約
0.5〜5%の@酸アルミニウムまたは硫酸マグネシウ
ムを水に溶かした電解質溶液を調製して約75〜95℃
に加熱することができる。攪拌しながらラテックスを添
加すると、グラフト生成物が沈澱し、これを約10分間
高温に保つことができ、その後濾過洗浄すればよい。ス
プレードライヤーなどの市販されているラテ・lクス単
離技術を使用してもよい。
成分(A)、(A−1)、(A−2)、(A−3)、(
A−4)、(A−5)または(A−6)および(B)の
口は広範囲に変化させることができるが、通常は、(A
)、(A−1)、(A−2)(A−3)、(A−4)、
(A−5)または(A−6)および(B)の合計100
重Q部に対して、(A)、 (A−1>、 (A、−2
)、(A−3)、(A−4)、(A−5)または(A、
−6)が約1〜約99ffn量部で、(B)が約99〜
約1重量部の範囲である。(A)、(A−1)、(A−
2)、(A−3)、(A−4)、(A−5)または(A
〜6)が約99〜約37重量部で、(B)が約1〜約5
3重塁部であるのが好ましい。
本発明のひとつの特徴においては、ポリオルガノシロキ
サン組成物の難燃性を高めるためにこの組成物と共に白
金または白金化合物を使用する。
難燃性の添加剤として、米国特許第3,220゜972
号に記載されているようなクロロ白金酸と有機ケイ素化
合物の反応生成物を使用できる。他の白金化合物として
は、米国特許第3,775゜452号に記載されている
白金含有オルガノポリシロキサンがある。
本発明の組成物は、a効口、たとえば樹脂100重量部
当たり約1〜30市二部の難燃剤を成分(C)として使
用することにより難燃性の度合をさらに強めることもで
きる。難燃剤としては、たとえば、元素状の赤リン、リ
ン化合物、ハロゲン化合物、窒素化合物、酸化アンチモ
:・、酸化亜鉛、スルホン化ジフェニルスルホンの金属
塩、トリクロロベンゼンスルホン酸の金属塩、これらの
混合物などがある。
さらに、本発明の成形用組成物には、成分(D)として
の強化用充填材、染料および着色顔料、熱安定剤、熱酸
化安定剤およびUV安定剤、ワックス、潤滑剤および加
工助剤(トラブルのない押出と射出成形を確保する)、
ならびに帯電防止剤を加えてもよい。
強化用充填材(D)は有機または無機の充填材のいずれ
からなることもでき、たとえば、ガラス繊維、炭素繊維
、アラミド繊維、金属繊維、アスベスト、ガラスピーズ
、ガラスフレーク、炭酸カルシウム、タルク、雲母、酸
化アルミニウム、窒化ホウ素、ケイ酸カルシウム、粘土
または金属の粉末またはウィスカーなどがあるがこれら
に限定されることはない。
本発明の成形用組成物の製造には、熱可塑性ポリマーの
混合に通常用いられる方法を使用することができる。た
とえば、なんらかの適切な混合装置、たとえばコニーダ
ーまたはエクストルーダーを使用して組成物を製造する
ことができる。混合温度は通常150〜370℃であり
、200〜345℃が好ましい。ポリマーを溶融し、必
要に応じて上記の添加剤を入れて充分に混合する。
上述したグラフトポリマーを添加しても、熱可塑的に加
工可能なプラスチック材料の加工安定性には悪影響がな
い。この新規な成形用組成物を押出または射出成形によ
りて加工するには200〜345℃が好ましく、その場
合金型は50〜150℃の温度にする。
好ましい具体例の説明 以下の実施例で本発明を例示する。特に断わらない限り
部とあるのはすべて重量部である。衝撃強さは、特に明
記しない限り23℃(室温)でAST!v1のD−25
6法に従って測定したノツチ付きアイゾツト(Nl)で
ある。落錐試験におけるシャルピーNlは延性/脆性遷
移温度(D/B)を定めるものである。ウェルドライン
強U (DG)は、ダブルゲート式金型で成形したノツ
チのないアイゾツト棒で測定する。耐炎性は最長および
平均の消火時間とUL−94等級(IJndarvBt
er’5Laboratory Bulletin 9
4 )である、60”の表面光沢は、ASTMのD−5
23法によってM]定し、黄変は黄色度指数(¥1>に
よって表わす。
単一の段(相)におけるモノマー間には一本の斜線を使
用し、段と段の間の分離を示す略記としては2本線の斜
線またはハイフンを使用する。重合される第一段は2本
線の斜線またはハイフンの前に記載し、後段はその後に
記載する。
以下の実施例で次の略号を使用する。
5i−D4、VMD4、VTMOS、、TEOS。
APTMO5などを含むオルガノシロキサンに対する一
般的な用語、 D4−オクタメチルシクロテトラシロキサン、VMD4
−テトラビニルテトラメチルシクロテトラシロキサン、 VTMOS−ビニルトリメトキシシラン、TEOS−−
テトラエトキシシラン、 APTMO5−γ−メタクリルオキシプロピルトリメト
キシシラン、 S−スチレン、 PS−ポリスチレン、 AN−7クリロニトリル、 BA−−アクリル酸n−ブチル、 DAΔ・1〜マレイン酸ジアリル、 DVB−ジビニルベンゼン、 BDA−1,3−ブチレンジアクリレート、MMA−メ
タクリル酸メチル。
手順A オクタメチルシクロテトラシロキサン(D4)90部、
テトラビニルテトラメチルシクロテトラシロキサン(v
MD4)10部、シロキサンから誘導された架橋剤およ
びグラフト結合剤としてテトラエトキシシラン(TEO
S)1.7部およびγ−メタクリルオキシプロピルトリ
メトキシシラン(APTMO8)1.43部、ならびに
任意成分として、米国特許第3.220.972号に従
って製造した白金を35,000pprr+含有するク
ロロ白金酸触媒溶液を混合し、スチレン33部とジビニ
ルベンゼン0.67部から成るスチレン系混合物に加え
る。この段階で有機可溶性ラジカル開始剤をスチレン系
混合物に加えてもよいし5、あるいは、後の共−単独重
合段階中に水溶性の開始剤を、均質化後のラテックスに
バッチ式または断続的に加えてもよい。最終的なa機混
合物を、次に、脱イオン水400部当たり1.33部の
ドデシルベンゼンスルホン酸を含有する水溶液に加えた
後、4000〜8000ps iでホモジナイザーに二
回通して乳化する。得られた予備乳化したラテックスを
、次いで加熱し、75〜90℃で6時間重合させた後、
中和剤の添加により反応を停止する。S/ANコモノマ
ー(比75725)を、次に、ラテックス形態の乾燥シ
リコーン/ポリスチレンゴム基材の70または50Kに
対し30または50部の割合でこの基材にグラフト化さ
せる。グラフト化は75℃で3〜6時間に亘って実施す
る。塩含aの熱水溶液中で凝集させて白色の粒状粉末を
単離する。
手順B 第一段階のシリコーン/ポリスチレンゴム基材の製造は
手順Aに記載したのと同じである。第二段階では、75
℃で1〜3時間に亘って、シリコーン/ポリス、チレン
コーホモボリマーに、アクリル酸ブチル、ブチレングリ
コールジアクリレート、マレイン酸ジアリル、脱イオン
水およびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを含有
する第一の水流を加え、同時に、水溶性の開始剤である
過硫酸カリウムから成る別の水流を加える。このアクリ
ル酸ブチルと乾燥シリコーン/ポリスチレンベースのゴ
ムlとの重量比は35:35となるようにする。S/A
Nグラフト化の手順と単離工程は手順Aと同じである。
手順C 79,1部のすフタメチルシクロテトラシロキサン、9
,8部のテトラエトキシシラン、2.3部のγ−メタク
リルオキシプロピルトリメトキシシラン、および8.8
部の2.4,6.8−テトラメチルテトラビニルシクロ
テトラシロキサンを混合して溶液1を形成する。4.9
部のスチレンと0. 1部のジビニルベンゼンを混合し
て溶液2を形成する。1.00部のドデシルベンゼンス
ルホン酸を300mの脱イオン水に溶かして溶液3を形
成する。0.025部の過硫酸カリウムを1゜25部の
脱イオン水に溶かして溶液4を形成する。
溶液1と溶液2を混和して30分間攪拌する。得られた
混合物を溶液3に加え、よく掻き混ぜ、6500psi
で2段階で均質化する。このラテックスを、オーバーヘ
ッド攪拌機、凝縮器、アルゴンスバージ管、添加ロート
およびiす1皮調節機付き温度計を備えた反応容器に移
す。30分間常に攪拌しながらラテックス中にアルゴン
ガスを連続的に流して泡立たせる。アルゴン雰囲気下で
温度を75℃まで上げ、75℃で15分間攪拌を続ける
溶液4を1時間に互って滴下してラテックスに加え、粒
子サイズおよび固形分含口の測定値を組合の進行中1時
間毎にモニターする。6時間後熱を除き、アルゴン雰囲
気下で一晩攪拌を続ける。炭酸力1功ム水溶液(K2C
O3)でラテックスをpH8,5に滴定する。15分後
、ラテックス形態の乾燥シリコーン/ポリスチレンをベ
ースとするゴム基材70部を基準にして30部のメタク
リル酸メチルを、75℃で3〜6時間に亘ってこの基材
にグラフト化して(S i/PS)−MMAの重量比が
70 : 30のCS iM改質剤を得る。
正暫且 最終のグラフト化段階でメタクリル酸メチル30部をス
チレン30部に替える以外は手順Cの方法に従う。(S
t/PS)−Sの重量比が7θ;30のCS i M改
質剤が得られる。
手順E 最終のグラフト化段階でメタクリル酸メチル30部を重
量比が75:25のS / A N 30部に替える以
外は手順Cの方法に従う。(Si/PS)−5/ANの
重量比が70:30のC8ih・1改質剤が得られる。
手順F 1.4−ブタンジオール27部、テレフタル酸ジメチル
34部、およびトリメリト酸無水物をプロピレンエーテ
ルジアミンでイミド化して製造したポリオキシアルキレ
ンジイミドニ酸39部を反応させてポリ(エーテルイミ
ドエステル)コポリマーを得る。
実施例1 ポリカーボネート樹脂[レキサン(Lcxano)  
141、ゼネラル・エレクトリック社(General
 Eleetrte Company)製]95部、手
順Aの方法によって製造したC8 iM改質剤[シリコ
ーン(Sl)/ポリスチレン(PS)−8/AN%重量
比70:30] 5部、およびモノスルボン化されたジ
フェニルスルホンのカリウム塩(KSS)0.3部のド
ライブ[ノンドをジャーシェーカー中でタンブル混合し
て均質な分散物を得る。こうして充分に混合した乾燥混
合物を、次に、ポリカーボネートに対する通常の操作条
件下で、ワーナー・ブフライデラー(讐erner P
r1e1deror)製の395m二軸式エクストルー
ダーで押出す。次いで、ベレット化された乾燥押出物を
、75トンの二ニーベリー(Newbury)成形機で
射出成形する。アイゾツト試験棒はASTMの試験法D
−256で試験し、可燃性はLlndcrvrttor
’s Laboratoryのガイドラインに従って試
験する。部品は層剥離を起こさず、表面のまだら模様も
ない。特性を表1にまとめて示す。
実施例2 実施例1の手順に従う。ただし、ポリカーボネート〔レ
キサン(Lexano)  14.11 95部、手順
Aの方法で製造したC51M改質剤[(Si/pS)−
S/AN、重量比70:30部5部、およびトリクロロ
ベンゼンスルホン酸のナトリウム塩(STB)0部3部
のトライブレンドを使用する。
部品は層剥離を起こさず、表面のまだら模様もない。特
性を表1にまとめて示す。
実施例3 実施例10手順に従う。ただし、ポリカーボネート[レ
キサン(Lcxano)141193部、手順Aの方法
で製造したC5 iM改質剤[(St/PS)−5/A
N、重量比50:50部7部、および0.3部のKSS
からなるトライブレンドを使用する。部品は層剥離を起
こさず、表面のまだら模様もない。特性を表1にまとめ
て示す。
実施例4 実施例1の手順に従う。ただし、ポリカーボネート[レ
キサン(Lexano)141] 93部、手順への方
法で製造したC3tM改質剤[(Si/PS)−S/A
N、重量比50:50部7部、および0.3部のSTB
からなるトライブレンドを使用する。部品は層剥離を起
こさず、表面のまだら模様もない。特性を表1にまとめ
て示す。
比較例4A 実施例1の手順に従うが、トライブレンドの代わりにポ
リカーボネートブレンドサンxanO)  14】]を
100部使用し5、改質剤は使用し、ない。
特性をまとめて表1に示す。
比較例4B 実施例1の手順に従うが、100部のポリカーボネート
[レキサン化exanO)  141 ] と0. 3
部のKSSとのトライブレンドを使用する。特性をまと
めて表1に示す。
と分かるように%CSIMで改質されたポリカーボネー
トが厚肉部品の衝撃強さと低温延性とをもっていること
を示している。また、KSSまたはSTBを含むブレン
ドにC5tMを添加しても耐炎性が向上する。
特別に設計されたC S i Mエマルジジンボリマー
を添加すると、大理石模様がなく耐衝撃性で耐炎性のポ
リカーボネートブレンドが得られる。実施例1〜4は、
比較例4Aおよび4Bと比較する表    1 (表1注) ルーキサン(1,exan■)141、ゼネラル・エレ
クトリ、ツク社(General El、ectr!c
 CoIIIpany)製のポリ (ビスフェノール−
Aカーボネート)。
零手順A、(S i/PS)−5/AN重量比7o:3
0゜ 本’1lliA、 (S f/PS)−5/ANffi
m比50 :50゜ 1モノスルホン化ジフエニルスルホンのカリウム塩。
←トリクロロベンゼンスルホン酸のすトリウム塩。
実施例5 実施例1の手順に従うが、98部のポリカーボネート[
レキサン(1,exari■)141]、手順Aの方法
によって製造したC3 iM改質剤[(St/PS)−
3/AN重量比70:3012部、および0.3部のK
SSのトライブレンドを使用する。
部品は層剥離することがなく、表面のまだら模様もない
。特性をまとめて表2に示す。
実施例6 実施例1の手順に従うが、97部のポリカーボネート【
レキサン(Laxano) 141 ] 、手順Aの方
法によって製造したC8 LM改質剤[(St/PS)
−8/AN重量比70:30]3部、および0.3部の
KSSからなるトライブレンドを使用する。部品は層i
1Mすることがなく、表面のまだら模様もない。特性を
まとめて表2に示す。
実施例7 実施例1の手順に従うが、96部のポリカーボネート[
レキサン(Lexan”) 141 ] 、手順Aの方
法によって製造したCS iM改質剤[(Si/PS)
−5/AN重量比70:3(114部、および0.3部
のKSSからなるトライブレンドを使用する。部品は層
剥離することがなく、表面のまだら模様もない。特性を
まとめて表2に示す。
実施例8 実施例1の手順に従うが、95部のポリカーボネート[
レキサン(Laxano)141F、手順Aの方法によ
って製造したCS iM改質剤[(St/PS)−S/
AN重量比70:30部5部、および0.3部のKSS
からなるトライブレンドを使用する。部品は層剥離する
ことがなく、表面のまだら模様もない。特性をまとめて
表2に示す。
比較例8A 実施例1の手順に従うが、ポリカーボネート[レキサン
(1,、cxan”) 14.11 100部と0.3
部のKSSからなるトライブレンドを使用する。
特性を表2に挙げる。
比較例8B 実施例8の手順を繰返す。ただし、衝撃改質剤としては
、手順Aの方法によって製造し、たが第一段基材からス
チレン性の網1」構造を除いたC81Mを使用する。
表2に示されているように、低温延性の程度および0.
250’衝撃強さのノツチ不感受性は、ブレンド中に配
合されるシリコーン/ポリスチレンベースのグラフトポ
リマーの濃度に依存する。
実施fIJ 5を比較fN8Aと比べて見ると分かるよ
うに、CS iMは2重口%もの少量で上記の特性を改
善するのに有効である。基材からポリスチレンを省略す
ると(比較例8B)、基材中にポリスチレンが存在する
対応の組成物(実施例8)と比べてダブルゲートウェル
ドライン強度が大幅に低下することに注意すべきである
実施例9 実施例1の手順に従うが、90部のポリカーボネート[
レキサン化cxan”)  141 ] 、手順Bの方
法によって任意成分の白金触媒を加えないで製造しまた
C51M改質剤[(S i/PS)−BA−8/ A 
N i1i量比35:35:301 io部、および0
.3部のKSSからなるトライブレンドを使用する。部
品は層剥離することがなく、表面のまだら模様もない。
特性をまとめて表3に示す。
比較例9A 実施例1の手順に従うが、90部のポリカーボネートル
キサン(Lexan■)141]、KM643 [アク
リロイド(^crylo[d■)、ローム・アンド・ハ
ース社(RohIl& Haas Col1pany)
製のポリブタジェン第一段/ポリ(メチルメタクリレー
ト)第二段からなる衝撃改質剤] 10部、および0゜
3部のKSSからなるトライブレンドを使用する。
特性をまとめて表3に示す。
比較例9B 実施例1の手順に従うが、90部のポリカーボネート[
レキサン化(3X、an■)1,411、第一段すなわ
ち基材中にスチレン系網目構造を含まず、任意成分の白
金触媒を含まないGS iM改質剤(Si−へBA−S
/AN重量比35:35:3G)10部、および0. 
3部のKSSからなるトライブレンドを使用する。特性
をまとめて表3に示す。
実施例10 実施例1の手順に従うが、95部のポリカーボネート[
レキサン(!、exano)  141 ] 、手順B
の方法により任意成分の白金触媒を用いて製造したCS
fM改質剤E (S f/PS)−BA−8/AN重量
比35:35:30コ5部、および0,3部のKSSか
らなるトライブレンドを使用する。
部品は層剥離することがな(、表面のまだら模様もない
。特性をまとめて表3に示す。
比較例9Aに示されているように、難燃剤を添加したポ
リカーボネート巾にMBSタイプのゴム添加剤が存在す
ると耐炎性をまったく示さない。
実施例9は、白金化合物を含まないCSiM(S1/P
S)−BA−5/AN改質剤を組成物に添加すると、M
BSタイプのゴムを添加した組成物と比較して消火時間
が多少改善されることを示している。比較例9Bは表面
にまだら模様を有し2、可燃性は低減しない。実施例9
および10と比較すると一比較例9Bは衝撃抵抗性が悪
いが、これは第一段基材中にスチレン系網目構造を使用
することのa益な効果を示すものである。実施例10に
示占れているように、(S i/PS)−BA−S/A
Nポリマー改質剤内に少量の白金化合物を配合すると耐
炎性と消火時間が顕若に改善される。
表     3 レキサン(1刀Xan[F])141、ゼネラル・エレ
クト1・Iり社(GenriraHaaりCospag
) gのポリブタ′j1ンコア、/メチルメタクリレー
トポリマーシェル。
”  T[B、(SL/PS)−BA−5/ANmQ比
35:35:30゜白金触媒を含まない。
中手[B、(S i/PS)−BA−5/AN重聞比3
5:35:30゜白金触媒なイf。
曲r;、順B、 S i −BA−5/ANffiff
ljt35 : 35 閤O0第−IEIIM材中にス
チレン系網I−1!JI造をもたず、白金触媒を含まな
い。
モノスルホン化ジフェニルスルホ〉のカリウム1実施例
11 樹脂100部当たり100部(phr)のポリカーボネ
ート[ハイ−フロー−レキサン(Illgh Flow
Lexano)  RL−52211、0,05phr
の安定剤パッケージ、および手順Cの方法によって製造
したC S i M [(S i/P S) −MMA
重量比70:30]  ?、5phrからなるよく混合
したトライブレンドを、ウェルデイングーエンジニアリ
ング(llcldlng Englneerlng)製
の30關スクリユ一式エクストルーダーで押出す。ボー
イ(Boy)射出成形機で引張試験棒とノツチ付きアイ
ゾツト棒を成形する。ゴムの分散とブレンド形態は良好
であり、改質剤は個々の球状粒子として見え、ブレンド
中に凝集はみられない。層剥離または表面のまだら模様
は見られない。特性をまとめて表4に示す。
比較例11A 実施例11の手順に従うが、100phrのポリカーボ
ネート[ハイーフローψレキサン(HlghFlow 
LeiXan■)RL−5221] 、0.05phr
の安定剤パッケージ、および乳化重合によって製造され
、最終段階の外側段が本質的にMMAから製造されてい
る多段のへ4BS衝撃改質剤(B−560、鐘淵化学工
業株式会社製)7.5phrからなるトライブレンドを
使用する。特性をまとめて表4に示す。
実施例12 実施例11の手順に従うが、100phrのポリカーボ
ネート[レキサン(Lexan(9)  125]、0
.05phrの安定剤パッケージ、および手順Cの方法
によって製造したC8 fM [(S t/PS)−M
MA重量比70:30] 7.5phrからなるトライ
ブレンドを使用する。ゴムの分散とブレンド形態は良好
であり、改質剤は個々の球状粒子として見え、ブレンド
中に凝集はみられない。
層剥離または表面のまだら模様は見られない。特性をま
とめて表4に示す。
比較例12A 実施例11の手順に従うが、100phrのポリカーボ
ネート〔レキサン(Loxano)  125 ]、0
.05phrの安定剤パッケージ、および7゜5phr
のMBS衝撃改質剤(B−56(9)からなるトライブ
レンドを使用する。特性をまとめて表4に示す。
実施例11を比較例11Aと比べて見ると分かるように
、高流動性のポリカニボネート樹脂と、MMA最外段を
もつ本発明のC51M7.5%とから成形された物品で
は、ブタジェン/MMAコア/シェル衝撃改質剤(B−
56o)で改質されたものよりノツチ付きアイゾツト強
さがずっと高くなっており、熱安定性も大幅に改善され
ている。
実施例12と比較例12Aとを比べると、ポリカーボネ
ート樹脂と、MMA最外段をもつ本発明のC51M7.
5phrからなる組成物から成形された物品では、光沢
特性が良好で、黄変が少なく、熱安定性が高く(この結
果、押出特性が高くなる)、特に苛酷な成形条件でノツ
チ付きアイゾツト強さが良好でありながら、ブレンドの
形態学的性質は優れている。
なお、表4中で、Aはゼネラル・エレクトリック社(G
eneral Eleetrfe Company)製
のポリ(ビスフェノール−へカーボネート)、レキサン
(L(IXan’) RL−52211?あり、Bはゼ
ネラル−ルクトリック社(Gcnera、I Elcc
trle Company)製のポリ(ビスフェノール
−Aカーボネート)、レキサン(LeXari■)工2
5であり、Cは鐘淵化学工業株式会社製のB−560で
あり、Dは手順Cによるもので(S i/PS)−MM
Aの重量比は70:30である。
表     4 実施例13 実施例1の手順に従うが、ポリカーボネート[レキサン
(Lexan’) 141150部、飽和ポリエステル
樹脂(I’BT)[ポリ(1,4−ブチレンテレフタレ
ート)、ゼネラル−エレクトリック社(Gor+era
l Electric Company)製のバロック
ス(ValoxO) 315 ] 40部、および手順
Aの方法により製造したC81M改質剤[(St/PS
)−3/AN重量比70:30]10部からなるトライ
ブレンドを使用する。部品は層剥離することがなく、表
面のまだら模様もない。特性をまとめて表5に示す。
実施例14 実施例1の手順に従うが、ポリカーボネー ト[レキサ
ン(LexanO) 141150部、手順Fの方法に
より製造したモジュラスが約10,000pSiのポリ
(エーテルイミドエステル)エラストマー40部、およ
び手順Aの方法により製造したCS tM改質剤[(S
 i/PS)−5/AN重量比70:30]1ONから
なるドライブレンドを使用する。部品は層剥離すること
がなく、表面のまだら模様もない。特性をまとめて表5
に示す。
実施例15 実施例1の手順に従うが、ポリカーボネート[レキサン
化exano)  141コ 50部、飽和ポリエステ
ル樹脂[バo−)クス(Valox(81) 315]
  20部、手順Fの方法により製造したモジュラスが
約10,000psiのポリ(エーテルイミドエステル
)エラストマー20部、および手順Aの方法により製造
したC51M改質剤[(S i/PS)−S/AN重量
比70:30コ 10部からなるトライブレンドを使用
する。部品は層剥離することがなく、表面のまだら模様
もない。特性をまとめて表5に示す。
実施例16 実施例1の手順に従うが、ポリカーボネート[レキサン
(1,exan(9)  141 ] 50部、飽和ポ
リエステル樹脂[バO−7クス(ValoxO)315
] 40部、および手順Bの方法により製造したC51
M改質剤[(S i/PS)−BA−S/AN重量比3
5:35:3(N  io部からなるトライブレンドを
使用する。部品は層剥離することがなく、表面のまだら
模様もない、特性をまとめて表5に示す。
実施例17 実施例1の手順に従うが、ポリカーボネート[レキサン
(Lexan”) 141 ] 50部、手順Fの方法
により製造し、たモジュラスが約10.000psiの
ポリ(エーテルイミドエステル)エラストマー40部、
および手順Bの方法により製造したCS iM改質剤[
(S i/PS)−BA−5/AN改量比35:35:
30] 20部からなるトライブレンドを使用する。部
品は層剥離することがなく、表面のまだら模様もない。
特性をまとめて表5に示す。
実施例18 実施例1の手順に従うが、ポリカーボネート[レキサン
(1,ewan■)141] 50部、飽和ポリエステ
ル[バロックス(ValoxO)315]20部、手順
Fの方法により製造したモジュラスが約10゜000p
s iのポリ(エーテルイミドエステル)エラストマー
20部、および手順Bの方法により製造したC8 iM
改質剤[(S i/PS)−BA−5/AN重量比35
:35:30]  10部からなるトライブレンドを使
用する。部品は層剥離することがなく、表面のまだら模
様もない。特性をまとめて表5に示す。
表   5 本発明によると、良好な表面外観を有する強靭で延性で
衝撃改質された組成物が得られる。
3手順Fにより製造したモジュラスが約10.000p
slのポリ(エーテルイミドエステル)林千順Bに上り
製ふ (SI/PS)−BA−5/ANの1lil比は35;
3530゜ 実施例19 飽和ポリエステル[バロックス(Valox(B)) 
315]54部、ポリフェニレンエーテル(P P E
)(エポキシ官能化)36部、および手順Aの方法によ
り製造したC5 iM [(S f/PS)−S/AN
の重量比は?’0:30]10部からなるよく混合した
トライブレンドを押出す。引張試験棒とノツチ付きアイ
ゾツト試験棒を成形する。部品は層剥離することがなく
、表面のまだら模様もない。
特性を表6にまとめて示す。
実施例20 実施例19の手順に従うが、C3iMとしては手順りの
方法により装造したC51M[(St/PS)−8i7
)重量比は70:30]を代わりに使用する。部品は層
剥離することがなく、表面のまだら模様もない。特性を
まとめて表6に示す。
実施例19と20は、本発明のC31M改質剤がPBT
/PPEブレンドの熱可塑性成形品に付与することがで
きる良好な引張強さと延性を示している。
実施例21 実施例19の手順に従うが、飽和ポリエステル[バo−
7クス(Va1ox■)315]46部、(!4空ベン
トした)PPE30部、ポリカーボネート[バイレック
ス(IIILEX■)、ゼネラル・エレクトリック>+
 (General Electric Compan
y)製]14部、および手順Eの方法により製造したC
5fM[(S i/PS)−5/ANの重量比は70:
30] 10部からなるドラ・イブレンドを代わりに使
用する。部品のノツチ付きアイゾツトは室温で1゜3f
t−1bs/inである。これらは層剥離することがな
く、表面のまだら模様もない。
上記の詳細な説明に鑑みて、本発明の多くの変形が当業
者には明らかであろう。たとえば、ポリ臭素化されたジ
フェニルエーテルを使用してポリエステル含宵組成物を
難燃性にすることも可能である。このような自明の変形
はすべて特許請求の範囲に定義した最大の広い範囲内に
入る。
特許出郭人ゼネラル・エレクトリック・カンパ二イ代理
人  (7630)  生 沼 徳 二表 ^−ゼネラルールクトリック社(General El
Octric Co5paB−手順Aにより製ム は70:30゜ C−手順りにより製造。
30゜ (S五/PS)−8/A、Nの重l比

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリカーボネート樹脂(A)、(i)ポリカーボ
    ネート樹脂および(ii)飽和ポリエステル樹脂からな
    る混合物(A−1)、(i)ポリカーボネート樹脂およ
    び(iii)ポリ(エーテルエステル)エラストマー、
    ポリ(エーテルイミドエステル)エラストマーもしくは
    これらの組合せからなる混合物(A−2)、(i)ポリ
    カーボネート樹脂、(ii)飽和ポリエステル樹脂およ
    び(ii)ポリ(エーテルエステル)エラストマー、ポ
    リ(エーテルイミドエステル)エラストマーもしくはこ
    れらの組合せからなる混合物(A−3)、(ii)飽和
    ポリエステル樹脂および(iv)ポリフェニレンエーテ
    ル樹脂からなる混合物(A−4)、(i)ポリカーボネ
    ート樹脂、(ii)飽和ポリエステル樹脂および(iv
    )ポリフェニレンエーテル樹脂からなる混合物(A−5
    )、または、上記の混合物を任意に含む混合物(A−6
    )と、 (a)第一段として、オルガノシロキサンポリマーおよ
    び少なくとも1種のビニルベースのポリマーを組合せて
    共−単独重合されたポリマー基材、ならびに (b)前段の存在下でグラフト重合されたビニルベース
    のポリマーからなる少なくとも1つの後段からなる、有
    効改質量の、ポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベ
    ースとする多段グラフトポリマー組成物(B)と を含む組成物。
  2. (2)前記オルガノシロキサン/ビニルをベースとする
    コ‐ホモポリマーからなる第一段の基材(B)(a)が
    、1種または複数の架橋剤に由来する単位を含有してい
    る、請求項1記載の組成物。
  3. (3)前記オルガノシロキサン/ビニルをベースとする
    コ‐ホモポリマーからなる第一段の基材(B)(a)が
    、1種または複数のグラフト結合剤として機能する単位
    を含有している、請求項1記載の組成物。
  4. (4)前記オルガノシロキサン/ビニルをベースとする
    コホモポリマーからなる第一段の基材(B)(a)が、
    1種または複数の架橋剤に由来する単位と、1種または
    複数のグラフト結合剤として機能する同一または異なる
    1種または複数の試薬の単位とを含有している、請求項
    1記載の組成物。
  5. (5)成分(A)、(A−1)、(A−2)、(A−3
    )、(A−4)、(A−5)または(A−6)および成
    分(B)の合計の100重量部に付き、成分(A)、(
    A−1)、(A−2)、(A−3)、(A−4)、(A
    −5)または(A−6)が約1〜約99重量部であり、
    成分(B)が約99〜約1重量部である、請求項1〜4
    のいずれかに記載の組成物。
  6. (6)前記オルガノシロキサン/ビニルコ‐ホモポリマ
    ーからなる第一段の基材(B)(a)が、前記第一段と
    その後のグラフト段との合計重量に基づいてグラフトポ
    リマー組成物全体の約5〜95重量%である、請求項1
    〜4のいずれかに記載の組成物。
  7. (7)前記第一段の基材(B)(a)が、グラフトポリ
    マー組成物全体の約30〜90重量%である、請求項6
    記載の組成物。
  8. (8)前記第一段の基材(B)(a)が、約3〜97重
    量%のオルガノシロキサンベースのポリマーと、それに
    応じて約97〜3重量%のビニルベースのポリマーとか
    らなる、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  9. (9)前記第一段の基材(B)(a)が、約5〜45重
    量%のビニルベースのポリマーを含んでいる、請求項8
    記載の組成物。
  10. (10)前記オルガノシロキサンポリマーが、主として
    、式 RSiO_(_4_−_n_)_/_2 [式中、Rは水素、または炭素原子が約1〜16個の一
    価の炭化水素基であり、nは0、1または2である]の
    単位からなる、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物
  11. (11)前記第一段の基材(B)(a)の前記ビニルベ
    ースのポリマー成分が、主としてアルケニル芳香族単位
    、(メタ)アクリレート単位またはこれらの混合物から
    なる、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  12. (12)前記ビニルベースのポリマー成分がポリスチレ
    ンからなる、請求項11記載の組成物。
  13. (13)前記ビニルベースのポリマー成分が、アルケニ
    ル芳香族単位に加えてジビニルベンゼン単位も含んでい
    る、請求項11記載の組成物。
  14. (14)後段(B)(b)中の前記ビニルベースのポリ
    マーが、アルケニル芳香族化合物、シアン化ビニル化合
    物、マレイミド化合物およびアクリルアミド化合物より
    成る群の中から選択された少なくとも1種からなる、請
    求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  15. (15)前記ビニルベースのポリマーが、ポリスチレン
    およびスチレン/アクリロニトリルコポリマーより成る
    群の中から選択される、請求項14記載の組成物。
  16. (16)成分(B)中で、前記後段が、 (b)(i)少なくとも1種のビニルポリマー、ならび
    に、場合により随意に含まれる1種もしくは複数の架橋
    剤に由来する単位、1種もしくは複数のグラフト結合剤
    として機能する単位、1種もしくは複数の架橋剤に由来
    する単位および1種もしくは複数のグラフト結合剤とし
    て機能する同一もしくは異なる1種もしくは複数の試薬
    に由来する単位、またはこれらの任意の混合物からなる
    第二段、 ならびに (b)(ii)前記(b)(i)のポリマーと同一かま
    たは異なる少なくとも1種のビニルベースのポリマーか
    らなる第三段 からなる、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  17. (17)第一段の基材ポリマー(B)(a)と第二段の
    ポリマー(b)(i)との比が10:90〜90:10
    であり、第三段のポリマー(b)(ii)の量が(B)
    (a)、(b)(i)および(b)(ii)の合計10
    0重量部に対して約10〜約90重量部である、請求項
    16記載の組成物。
  18. (18)後段の(b)(i)が架橋されたブチルアクリ
    レートポリマーからなり、後段の(b)(i)がスチレ
    ン/アクリロニトリルコポリマーからなる、請求項16
    記載の組成物。
  19. (19)前記ポリカーボネート樹脂(A)が、(イ)ジ
    ヒドロキシジアリールアルカン、(ロ)ポリヒドロキシ
    ポリアリールアルカン、または(イ)および(ロ)の混
    合物と、(ハ)(a)ホスゲン、または(b)炭酸ジエ
    ステルのいずれかとの反応生成物からなる、請求項1〜
    4のいずれかに記載の組成物。
  20. (20)前記ポリカーボネート樹脂(A)が、(イ)ジ
    ヒドロキシジアリールアルカン、(ロ)ポリヒドロキシ
    ポリアリールアルカン、または(イ)および(ロ)の混
    合物と、(ハ)(a)ホスゲン、または(b)炭酸ジエ
    ステルのいずれかとの反応生成物からなる、請求項16
    記載の組成物。
  21. (21)前記ポリカーボネート樹脂(i)が、(イ)ジ
    ヒドロキシジアリールアルカン、(ロ)ポリヒドロキシ
    ポリアリールアルカン、または(イ)および(ロ)の混
    合物と、(ハ)(a)ホスゲン、または(b)炭酸ジエ
    ステルのいずれかとの反応生成物からなる、請求項1〜
    4のいずれかに記載の組成物。
  22. (22)前記ポリカーボネート樹脂(i)が、(イ)ジ
    ヒドロキシジアリールアルカン、(ロ)ポリヒドロキシ
    ポリアリールアルカン、または(イ)および(ロ)の混
    合物と、(ハ)(a)ホスゲン、または(b)炭酸ジエ
    ステルのいずれかとの反応生成物からなる、請求項16
    記載の組成物。
  23. (23)前記ポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベ
    ースとする多段ポリマー組成物が(メタ)アクリレート
    化合物からなる最も外側の段を有する、請求項19記載
    の組成物。
  24. (24)前記ポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベ
    ースとする多段ポリマー組成物が(メタ)アクリレート
    化合物からなる最も外側の段を有する、請求項20記載
    の組成物。
  25. (25)前記ポリカーボネート樹脂がポリ(ビスフェノ
    ール−Aカーボネート)からなる、請求項19記載の組
    成物。
  26. (26)前記ポリカーボネート樹脂がポリ(ビスフェノ
    ール−Aカーボネート)からなる、請求項20または2
    2記載の組成物。
  27. (27)前記ポリカーボネート樹脂がポリ(ビスフェノ
    ール−Aカーボネート)からなる、請求項21記載の組
    成物。
  28. (28)前記飽和ポリエステル樹脂(ii)が、ジカル
    ボン酸とグリコールとの反応生成物からなる、請求項1
    〜4のいずれかに記載の組成物。
  29. (29)前記飽和ポリエステル樹脂(ii)が、ジカル
    ボン酸とグリコールとの反応生成物からなる、請求項1
    6記載の組成物。
  30. (30)前記飽和ポリエステル樹脂(ii)がポリ(1
    、4−ブチレンテレフタレート)からなる、請求項28
    記載の組成物。
  31. (31)前記飽和ポリエステル樹脂(ii)がポリ(1
    、4−ブチレンテレフタレート)からなる、請求項29
    記載の組成物。
  32. (32)前記エラストマー(ii)が、(イ)ポリエス
    テルセグメントおよび(ロ)ポリエーテルセグメント、
    または(イ)ポリエステルセグメントおよび(ハ)ポリ
    (エーテルイミド)セグメントからなるブロックコポリ
    マーからなる、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物
  33. (33)前記エラストマー(iii)が、(イ)ポリエ
    ステルセグメントおよび(ロ)ポリエーテルセグメント
    、または(イ)ポリエステルセグメントおよび(ハ)ポ
    リ(エーテルイミド)セグメントからなるブロックコポ
    リマーからなる、請求項16記載の組成物。
  34. (34)前記ポリエステルセグメント(イ)がポリ(1
    、4−ブチレンテレフタレート)からなり、前記ポリエ
    ーテルセグメント(ロ)がポリアルキレンエーテルグリ
    コール、炭素原子2〜12個の脂肪族ジカルボン酸と炭
    素原子2〜10個の脂肪族グリコールとの反応生成物か
    らなる脂肪族ポリエステル、またはこれらの組合せから
    なる、請求項32記載の組成物。
  35. (35)前記ポリエステルセグメント(イ)がポリ(1
    、4−ブチレンテレフタレート)からなり、前記ポリエ
    ーテルセグメント(ロ)がポリアルキレンエーテルグリ
    コール、炭素原子2〜12個の脂肪族ジカルボン酸と炭
    素原子2〜10個の脂肪族グリコールとの反応生成物か
    らなる脂肪族ポリエステル、またはこれらの組合せから
    なる、請求項33記載の組成物。
  36. (36)前記ポリエステルセグメント(イ)がポリ(1
    、4−ブチレンテレフタレート)からなり、前記ポリエ
    ーテルセグメント(ロ)がポリアルキレンエーテルグリ
    コールからなる、請求項34または35記載の組成物。
  37. (37)前記ポリ(エーテルイミドエステル)エラスト
    マーが、(a)1種以上の低分子量ジオール、(b)1
    種以上のジカルボン酸、および(c)1種以上のポリオ
    キシアルキレンジイミド二酸の反応生成物である、請求
    項32記載の組成物。
  38. (38)前記ポリ(エーテルイミドエステル)エラスト
    マーが、(a)1種以上の低分子量ジオール、(b)1
    種以上のジカルボン酸、および(c)1種以上のポリオ
    キシアルキレンジイミド二酸の反応生成物である、請求
    項33記載の組成物。
  39. (39)前記ポリオキシアルキレンジイミド二酸が、ト
    リメリト酸無水物と、ポリプロピレンオキサイドジアミ
    ンおよび骨格中に主としてポリエチレンオキサイドを有
    するコポリ(エチレンオキサイド/プロピレンオキサイ
    ド)ジアミンより成る群の中から選択されたポリオキシ
    アルキレンジアミンとから誘導される、請求項37また
    は38記載の組成物。
  40. (40)前記ポリフェニレンエーテル樹脂(iv)が、
    ポリ(2、6−ジメチル−1、4−フェニレン)エーテ
    ル、(2、6−ジメチル−1、4−フェニレン)エーテ
    ルと(2、3、6−トリメチル−1、4−フェニレン)
    エーテルとのコポリマー、またはこれらの混合物からな
    る、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  41. (41)前記ポリフェニレンエーテル樹脂(iv)が、
    ポリ(2、6−ジメチル−1、4−フェニレン)エーテ
    ル、(2、6−ジメチル−1、4−フェニレン)エーテ
    ルと(2、3、6−トリメチル−1、4−フェニレン)
    エーテルとのコポリマー、またはこれらの混合物からな
    る、請求項16記載の組成物。
  42. (42)混合物(A−4)中の前記樹脂が、(ii)ポ
    リ(1、4−ブチレンテレフタレート)樹脂および(i
    v)ポリ(2、6−ジメチル−104−フェニレン)エ
    ーテル樹脂からなる、請求項15記載の組成物。
  43. (43)混合物(A−5)中の前記樹脂が、(i)ポリ
    (ビスフェノール−Aカーボネート)樹脂、(i)ポリ
    (1、4−ブチレンテレフタレート)樹脂、および(i
    v)ポリ(2、6−ジメチル−1、4−フェニレン)エ
    ーテル樹脂からなる、請求項15記載の組成物。
  44. (44)さらに、(C)有効量の難燃剤も含んでいる、
    請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  45. (45)さらに、(C)有効量の難燃剤も含んでいる、
    請求項16記載の組成物。
  46. (46)前記難燃剤が白金または白金化合物からなる、
    請求項44記載の組成物。
  47. (47)前記難燃剤が白金または白金化合物からなる、
    請求項45記載の組成物。
  48. (48)さらに、(D)有効量の強化用充填材も含んで
    いる、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  49. (49)さらに、(D)有効量の強化用充填材も含んで
    いる、請求項16記載の組成物。
  50. (50)さらに、(C)有効量の難燃剤、および(D)
    有効量の強化用充填材も含んでいる、請求項1〜4のい
    ずれかに記載の組成物。
  51. (51)さらに、(C)有効量の難燃剤、および(D)
    有効量の強化用充填材も含んでいる、請求項16記載の
    組成物。
  52. (52)請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組成物か
    ら成形された物品。
  53. (53)請求項16記載の樹脂組成物から成形された物
    品。
  54. (54)請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組成物か
    ら押出成形された物品。
  55. (55)請求項16記載の樹脂組成物から押出成形され
    た物品。
  56. (56)請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組成物か
    ら熱成形された物品。
  57. (57)請求項16記載の樹脂組成物から熱成形された
    物品。
JP1291420A 1988-11-14 1989-11-10 ポリオルガノシロキサン/ポリビニルをベースとするグラフトポリマー改質剤を含有する熱可塑性成形用組成物 Pending JPH02191661A (ja)

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