JP2977314B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2977314B2
JP2977314B2 JP3082258A JP8225891A JP2977314B2 JP 2977314 B2 JP2977314 B2 JP 2977314B2 JP 3082258 A JP3082258 A JP 3082258A JP 8225891 A JP8225891 A JP 8225891A JP 2977314 B2 JP2977314 B2 JP 2977314B2
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Japan
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switch
turned
cam
magnet
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JP3082258A
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JPH04315713A (ja
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靖彦 桐原
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U Shin Ltd
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Yuhshin Co Ltd
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のイグニッション
スイッチがオン状態にあるときに操作可能なスイッチ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車には、高速道路等を走行す
る際に、アクセルを踏み付けておかなくても速度を一定
に保つことができるように、定速走行装置を備えたもの
がある。この定速走行装置はハンドル近傍に設けたスイ
ッチ装置をオンした後、セットスイッチを操作すること
により作動するようになっている。
【0003】このようなスイッチ装置では、一旦、オン
状態にした後、オフ状態にするのを忘れてエンジンを停
止した場合に、オン状態を維持したままであれば、次に
エンジンを始動する際に誤ってセットスイッチに触れた
りすると、定速走行装置が作動して急発進するため非常
に危険である。また、前記スイッチ装置がオン状態を維
持していると、バッテリーの電力が無駄に消費されるこ
とになる。
【0004】このため、従来、イグニッションスイッチ
をオフしたときには、前記スイッチをオフ状態にする電
子回路を設けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
子回路により、エンジン停止時にスイッチをオフ状態に
する装置では、この電子回路がノイズ信号等の外部から
の影響により、誤動作することがあるため、やはり前述
のような急発進あるいはバッテリーの放電という問題が
発生する危険性があった。
【0006】本発明は前記問題点に鑑み、エンジン停止
時には必ずスイッチがオフ状態となって定速走行装置を
停止させるスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、スイッチ装置を、スイッチ本体と、イグニ
ッションスイッチに接続され、そのオン,オフ動作によ
り励磁,消磁するマグネットと、ケーシングに回動自在
に取り付けられ、一端部が前記マグネットに吸引,離反
し、他端部が前記スイッチ本体をオン,オフするととも
に、マグネットから離反し、かつ、スイッチ本体をオフ
する方向に付勢されたカムと、前記ケーシングに突出す
る方向に付勢されて取り付けられたノブと、一端部が前
記ノブに回動自在に取り付けられるとともに、他端部が
前記カムに摺動自在に取り付けられたアームとを備えた
構成としたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、前記ノブを操作することによ
り、スイッチ本体をオン状態としていても、イグニッシ
ョンスイッチをオフにすれば、カムが回動して前記スイ
ッチ本体はオフ状態となる。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係るスイッチ装置の一実施例
について添付図面を参照して説明する。図1において、
1はプッシュノブで、透光性材料を有底筒体形状に形成
したものである。このプッシュノブは、中央部に筒状突
起2を有し、ケーシング3の上部に形成した筒部4の内
面に摺動自在に取り付けられるとともに、スプリング5
によって突出方向に付勢されている。また、ケーシング
3の上部にはLED6が設けられ、下記するスイッチ本
体19がオンしたときに点灯してプッシュノブ1の表面
の表示部を照射するようになっている。
【0010】7はカムで、細長い板を支軸8を中心にし
てケーシング3に回動自在に取り付け、中央部に長溝9
を設けたものである。この長溝9には、前記プッシュノ
ブ1の筒状突起2に回動自在に取り付けたアーム12の
先端の軸部13が摺動自在に係合されている。また、前
記カム7の一端部には突起10が設けられ、他端部には
金属板11が固定されている。前記突起10は、下記す
るスイッチ本体19をオン,オフさせる押圧部材14の
突部17に係止し、前記金属板11は下記するマグネッ
ト18に吸引されるようになっている。
【0011】マグネット18は、図示しないイグニッシ
ョンスイッチをオン,オフすることにより、励磁,消磁
する。スイッチ本体19は、突起20を押し込まれるこ
とによりオフ状態となり、押込状態を解除されることに
よりオン状態となって図示しない定速走行装置を作動さ
せる。前記突起20の押込みは、押圧部材14によって
行われるが、この押圧部材14は、その中心穴15にス
プリング16の一端部が収納され、このスプリング16
の他端部がケーシング3の上面に圧接して図1中下方に
付勢されている。
【0012】以上の構成からなるスイッチ装置では、イ
グニッションスイッチがオフ状態にあるとき、プッシュ
ノブ1はスプリング5の付勢力で突出位置にある。一
方、カム7は、図1に示すように、長溝9の金属板11
側の縁部をアーム12の軸部13で引っ張られるととも
に、スプリング16の付勢力で下方に移動した押圧部材
14の突部17で突起10を押圧されているため、時計
回り方向に回動している。
【0013】この状態で、エンジンを始動してイグニッ
ションスイッチをオン状態にすると、マグネット18が
励磁する。ところが、前記カム7にはスプリング5およ
び16の付勢力が働いており、しかも、時計回り方向に
回動しているので、金属板11がマグネット18から離
れた位置にあり、かつ、その吸着面が斜めになってい
る。したがって、前記金属板11は前記マグネット18
には吸引されず、カム7は図1の状態を維持する。
【0014】そして、走行中に前記プッシュノブ1を押
圧すると、前記カム7はアーム12の軸部13に長溝9
の金属板11側の縁部を押されて支軸8を中心に反時計
回り方向に回動する。これに伴い、カム7の突起10は
押圧部材14をスプリング16の付勢力に抗して上方に
押し上げてスイッチ本体19をオン状態にする。これに
より、LED6が点灯するとともに、セットスイッチ
(図示せず)を操作すると、定速走行装置が作動して走
行速度を維持する。また、前記カム7に設けた金属板1
1は、図2に示すように、前記マグネット18に吸引さ
れるため、前記プッシュノブ1の押込を解除して、この
プッシュノブ1を元の突出位置に復帰させても、図3に
示すように、前記カム7は時計回り方向に回動した状態
を維持する。この結果、前記アーム12の軸部13はカ
ム7の長溝9を突起10側に摺動し、前記定速走行装置
は作動状態を維持することになる。
【0015】このように、定速走行装置が作動している
場合に、プッシュノブ1を押圧すると、図4に示すよう
に、アーム12の軸部13が長溝9の突起10側の縁部
を押圧し、カム7を支軸8を中心に時計回り方向に回動
させる。これにより、金属板1がマグネット18から離
れ、押圧部材14がスプリング16の付勢力により下方
に移動し、スイッチ本体19は突起20を押し込まれて
オフ状態となる。そして、プッシュノブ1の押圧を解除
すると、アーム12の軸部13がカム7の長溝9を金属
板11側に摺動して図1に示す状態になり、カム7の金
属板11は、マグネット18から遠く離れて吸引される
ことがない。
【0016】ところで、図3に示すように、前記スイッ
チ本体19がオン状態で、定速走行装置が作動している
ときに、この定速走行装置をオフにするのを忘れてエン
ジンを停止し、イグニッションスイッチをオフ状態にす
ると、前記マグネット18による金属板11の吸引が解
除される。この結果、スプリング16の付勢力により、
押圧部材14が押し下げられ、カム7は支軸8を中心に
時計回り方向に回動する。このとき、アーム12の軸部
13がカム7の長溝9を金属板11側に摺動して図1に
示す元の状態に復帰し、スイッチ本体19はオフ状態と
なり、LED6は消灯する。したがって、次にエンジン
を始動した場合に、既に、前記定速走行装置がオフ状態
となっているので、従来のようにオン状態を維持して急
発進するといった不都合がなくなる。なお、前記エンジ
ンを停止している状態(図1)で、プッシュノブ1を押
圧した場合、前記カム7は図2に示すように回動して
も、マグネット18が励磁していないので、スプリング
16の付勢力により、図1に示す元の位置に復帰される
ことにより、スイッチ本体19はオフ状態を維持する。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係るスイッチ装置によれば、スイッチをオフにするのを
忘れた場合でも、イグニッションスイッチをオフ状態に
した場合には、必ずスイッチがオフ状態となる。したが
って、例えば、定速走行装置を作動させるスイッチ装置
では、スイッチがオン状態のときにイグニッションスイ
ッチをオフ状態にし、次にイグニッションスイッチをオ
ン状態にしてエンジンを始動する際、前記定速走行装置
が作動して急発進することがなくなる。また、イグニッ
ションスイッチがオフ状態のときには、前記スイッチが
オフ状態になるので、駐車時等のエンジン停止時の無駄
な電力消費がなくなり、バッテリーが放電してしまうと
いった不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スイッチ装置のプッシュノブ押圧前の状態を
示す断面図である。
【図2】 イグニッションスイッチがオン状態における
スイッチ装置のプッシュノブ押圧時の状態を示す断面図
である。
【図3】 イグニッションスイッチがオン状態における
スイッチ装置のプッシュノブ押圧解除後の状態を示す断
面図である。
【図4】 イグニッションスイッチがオフ状態における
スイッチ装置のプッシュノブ押圧時の状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
1…プッシュノブ、3…ケーシング、7…カム、12…
アーム、18…マグネット、19…スイッチ本体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 3/28 H01H 13/56 H01H 13/20 H01H 9/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体と、イグニッションスイッ
    チに接続され、そのオン,オフ動作により励磁,消磁す
    るマグネットと、ケーシングに回動自在に取り付けら
    れ、一端部が前記マグネットに吸引,離反し、他端部が
    前記スイッチ本体をオン,オフするとともに、マグネッ
    トから離反し、かつ、スイッチ本体をオフする方向に付
    勢されたカムと、前記ケーシングに突出する方向に付勢
    されて取り付けられたノブと、一端部が前記ノブに回動
    自在に取り付けられるとともに、他端部が前記カムに摺
    動自在に取り付けられたアームとを備えたことを特徴と
    するスイッチ装置。
JP3082258A 1991-04-15 1991-04-15 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2977314B2 (ja)

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JP3082258A JP2977314B2 (ja) 1991-04-15 1991-04-15 スイッチ装置

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JPH04315713A JPH04315713A (ja) 1992-11-06
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ID=13769429

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101320635B (zh) * 2008-06-30 2010-06-23 江苏大全凯帆电器有限公司 电磁驱动断路器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101320635B (zh) * 2008-06-30 2010-06-23 江苏大全凯帆电器有限公司 电磁驱动断路器

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JPH04315713A (ja) 1992-11-06

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