JPS6240835Y2 - - Google Patents

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JPS6240835Y2
JPS6240835Y2 JP9507379U JP9507379U JPS6240835Y2 JP S6240835 Y2 JPS6240835 Y2 JP S6240835Y2 JP 9507379 U JP9507379 U JP 9507379U JP 9507379 U JP9507379 U JP 9507379U JP S6240835 Y2 JPS6240835 Y2 JP S6240835Y2
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signal
switch
turn
turned
shaft
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JP9507379U
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JPS5613035U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用方向指示灯の点滅動作をステ
アリングハンドルの逆回転を電気的に検出するこ
とにより消灯させるようにした制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来自動車用ターンシグナルスイツチはハンド
ルポスト上に配置され、一旦オンされるとオン状
態に保持されると共に、旋回終了に伴なう逆回転
ハンドル操作により機械的にオン状態が解除さ
れ、ニユートラル位置に戻されるよう構成されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記した従来の技術にあつては、ハ
ンドルと一体に回転する解除カムが任意位置にあ
るため、逆回転ハンドル操作が開始されてからタ
ーンシグナルスイツチが解除されるまでのハンド
ルの回転角度が一定とならず、極端な場合ターン
シグナルスイツチが解除されないことがある。ま
た例えば左折しようとしてターンシグナルスイツ
チをオンしても、その後他の車輌等の関係上ハン
ドルを若干右回転すると、ターンシグナルスイツ
チが解除されてしまい、再度ターンシグナルスイ
ツチをオンしなければならないという問題があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は叙上の問題点を解決せんとするもの
で、所望の方向に一定角度回転した後に一定角度
の逆回転ハンドル操作が行われた時にターンシグ
ナルスイツチを解除し得るようにした方向指示灯
制御装置を提供することを目的とし、そのために
本考案は、ステアリングハンドルと一体に回転す
るステアリングハンドルシヤフトに対し、所定角
度範囲のみ一体的に回転するフリクシヨンプレー
トを取付け、また該プレートと一体的に回動する
作動片を形成すると共に前記プレートが所定角度
左右方向に回転した時に作動片により動作される
左右スイツチ設け、かつ該左右方向への作動片の
動作順序を判別する判別手段を設けたことを特徴
とするものである。
〔作用〕
本考案は前記したような手段よりして、例えば
左の方向指示灯が点滅動作している時に、ステア
リングハンドルを左方向に回転して左スイツチを
作動片がオンし、その後ステアリングハンドルを
右方向に回転して右スイツチを作動片がオンした
時に前記左の方向指示灯を消灯するように動作す
るものである。
〔実施例〕
以下図と共に本考案の一実施例を説明する。第
1図乃至第4図はハンドル部の機構を表わす概略
図である。1はその上端にステアリングハンドル
6が固定されているステアリングハンドルシヤフ
トであり、懸架部1aと摺動板1bとを有する。
2は懸架部1aと摺動板1bとの間に挾持された
フリクシヨンプレートであり、懸架部1aと接す
るフランジ部2aと、摺動板1bと接する摺動抵
抗部2bおよびプレート2の外周部に突設され、
後述するスイツチを作動させるための作動片2c
とを有する。3および4はハウジング5等の固定
部に固定されたストツパである。3aおよび4a
はストツパ3および4に、またプレート2の両端
に固定された左スイツチおよび右スイツチであ
る。
ハンドル6を回転するとシヤフト1に固定され
た懸架部1aと摺動板1bとが一体に回転する。
このとき摺動抵抗部2bは摺動板1bにスプリン
グ等により圧接されているから、その摩擦力によ
つてシヤフト1と一体に回転する。しかしながら
シヤフト1が右にα(または左にβ)以上回転す
ると、プレート2と一体の作動片2cはストツパ
4(または3)と当接してそれ以上回転せず、懸
架部1aとフランジ部2aおよび摺動板1bと摺
動抵抗部2bとは各々滑り運動をする。従つてプ
レート2の作動片2cは角度α+βだけシヤフト
1と一体に回転する。プレート2が右にα(また
は左にβ)回転すると、右スイツチ4a(または
左スイツチ3a)が作動片2cとストツパ4(ま
たは3)との間で押圧されてオンする。
第5図および第6図は、スイツチ3aおよび4
aから信号を検知して方向指示灯を制御する回路
図である。7は所定直流電源から信号を断続して
ターンシグナルラツチ回路8,8′に供給するタ
ーンシグナルフラツシヤである。ラツチ回路8,
8′は、ターンシグナルスイツチS1から信号が供
給されるとスイツチ8a,8′aをオンし、オア
回路9,9′から解除信号が供給されるまでスイ
ツチ8a,8′aを保持する。スイツチ8a,
8′aからの断続信号は左右の方向指示灯L1,L2
を点滅させる。スイツチ3a,4aから信号を供
給された順序判別回路Cはその出力をオア回路
9,9′に供給する。オア回路9,9′にはさらに
キヤンセルスイツチS2からも信号が印加されるよ
うになつている。第6図は順序判別回路Cのブロ
ツク図であり、4個の遅延型フリツプフロツプ
F1乃至F4と、オア回路10と、遅延回路を含む
単安定マルチバイブレータ11とより構成されて
いる。
次にその動作を説明する。スプリング等により
常時中立点Nに位置するスイツチS1を手動操作に
よりR側に倒すと、ラツチ回路8′のラツチ入力
端に信号が印加され、スイツチ8′aはオンして
ラツチされる。従つてフラツシヤ7から断続信号
が供給されて右の方向指示灯L2が点滅する。ス
イツチS1が中立点Nに戻つても、スイツチ8′a
はラツチされているから方向指示灯L2は点滅を
断続する。
次に、右の方向指示灯L2の点滅動作中に左の
方向指示灯L1を点滅させる場合、すなわち、右
折しようと思い右の方向指示灯L2を点滅動作さ
せたが右折禁止のため左折の必要が生じた時と
か、右側車線に車線変更しようと思つたが右側車
線が渋滞で左側車線に車線変更する等の場合に
は、スイツチS1をL側に倒す。該スイツチS1がL
側に倒されると、上記と同様にしてラツチ回路8
のラツチ入力に信号が印加されてスイツチ8aが
オンしてラツチされると同時にオア回路9′にも
信号が印加されるので、オア回路9′は解除信号
を出力してラツチ回路8′のスイツチ8′aのラツ
チを解除する。従つて右の方向指示灯L2は消灯
し、代りに左の方向指示灯L1が点灯する。な
お、右の方向指示灯L2を単に消灯させるだけの
場合には常開のスイツチS2を手動操作によりオン
する。このときオア回路9′には信号が印加され
るので、解除信号がラツチ回路8′に供給され、
スイツチ8′aのラツチが解除される。
左の方向指示灯L1を点滅させ、また消灯させ
る動作は、上述した右の方向指示灯L2を点滅さ
せ、消灯させる動作と同様である。
次に手動操作によりスイツチS1を例えばR側に
倒した場合において、右旋回終了後の逆回転ハン
ドル操作により自動的に右の方向指示灯L2を消
灯させる動作について説明する(スイツチS1をL
側に倒し、左回転終了後の逆回転ハンドル操作に
より自動的に左の方向指示灯L1を消灯させる動
作も同様であるので、ここでは右の方向指示灯
L2の消灯のみについて説明する)。
スイツチS1をR側に倒し、右の方向指示灯L2
を点滅させた後、ハンドル6を右に角度α以上回
転させると右スイツチ4aがオンする。するとフ
リツプフロツプF2のクロツク端子CLにトリガー
信号が印加される。待機時においてはフリツプフ
ロツプF2の端子(従つてデータ端子D)はハ
イレベル(以下Hと記す)であるから、このとき
端子Qはローレベル(以下Lと記す)からHに変
化する。この場合フリツプフロツプF4も待機状
態にあるから、その端子(データ端子D)が
H,Q端子がLである。従つてフリツプフロツプ
F1のデータ端子DもLであり、フリツプフロツ
プF2の端子Qからトリガー信号がそのクロツク
端子CLに印加されたフリツプフロツプF1の端子
QはLのままである。
右旋回終了後の逆回転ハンドル操作によつて、
シヤフト1がストツパ4の位置から角度α+β以
上左に回転すると、今度は左スイツチ3aがオン
する。このときフリツプフロツプF4はそのクロ
ツク端子CLにトリガー信号が印加されるので、
端子Qの出力がLからHに変化する。従つてフリ
ツプフロツプF3のクロツク端子にトリガー信号
が供給され、端子Qはその時のデータ端子Dの信
号がHであるから、H信号をオア回路9′に供給
する。オア回路9′は解除信号をラツチ回路8′に
印加するからスイツチ8′aはオフとなり、右の
方向指示灯L2が消灯する。一方フリツプフロツ
プF3の端子QのH信号はオア回路10にも印加
され、単安定マルチバイブレータ11がトリガー
され、そのQ端子からラツチ回路8′が解除され
た後、すなわち遅延時間の後に各フリツプフロツ
プF1乃至F4のリセツト端子Rに信号が供給され
て、各フリツプフロツプF1乃至F4は再び待機状
態に戻る。
スイツチS1をR側に倒して右の方向指示灯L2
を点滅させた後、他の車輌等との関係上ハンドル
6を左に回転してから右に回転した場合において
は、スイツチ3a、スイツチ4aの順序でオンす
るときがあるが、このときフリツプフロツプF3
はデータ端子D(フリツプフロツプF2のQ端
子)がLのときに、そのクロツク端子CLにトリ
ガー信号が印加されるに過ぎないので、その端子
QはLのままであり、オア回路9′は解除信号を
発生せず、右の方向指示灯L2は消灯されない。
以上の如く右の方向指示灯L2は左右のスイツ
チ3a,4aが、右スイツチ4a、左スイツチ3
aの順序でオンしたときのみ自動的に消灯される
(左の方向指示灯L1は左スイツチ3a、右スイツ
チ4aの順序でオンしたときのみ自動的に消灯さ
れる)。
〔効果〕
以上の如く本考案においては、一定角度範囲の
みシヤフトと一体に回転するプレートによりスイ
ツチを動作せしめてシヤフトの回転角度を検知し
ているので、一定のハンドル切れ角度で方向指示
灯を制御することが可能であり、方向指示灯点滅
後旋回終了前における逆方向のハンドル回転によ
つても方向指示灯が消灯することがない。従つて
一旦消灯した方向指示灯を再度点滅させたり、そ
の再度の点滅のためのスイツチ投入が困難となる
といつたことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本考案に係るものであり、第1図
乃至第4図はハンドル部の機構を表わす概略図、
第5図および第6図は方向指示灯を制御する回路
図である。 1……シヤフト、2……フリクシヨンプレー
ト、3,4……ストツパ、3a,4a……左およ
び右スイツチ、6……ハンドル、7……ターンシ
グナルフラツシヤ、8,8′……ターンシグナル
ラツチ回路、11……単安定マルチバイブレー
タ、F1乃至F4……遅延型フリツプフロツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングハンドルと一体に回転するステア
    リングハンドルシヤフトと、所定角度範囲のみ該
    シヤフトと一体に回転可能な該シヤフト上に装着
    されたフリクシヨンプレートと、該プレートと一
    体的に回動する作動片と、該プレートが所定角度
    左方向に回転したとき該作動片により動作される
    左スイツチと、所定角度右方向に回転したとき該
    作動片により動作される右スイツチと、左あるい
    は右の方向指示灯を点灯させるためのターンシグ
    ナルスイツチを閉成したことの信号を保持する左
    および右ラツチ手段と、前記左スイツチからの信
    号によりセツトされ、前記右スイツチからの信号
    により前記左ラツチ手段を解除する信号を発生
    し、かつ右スイツチからの信号によりセツトさ
    れ、前記左スイツチからの信号により前記右ラツ
    チ手段を解除する信号を発生すると共に前記左お
    よび右ラツチ手段を解除する信号を発生したとき
    に初期状態に復帰するようにした前記左および右
    スイツチの動作順序を判別する判別手段とより構
    成したことを特徴とする自動車用方向指示灯制御
    装置。
JP9507379U 1979-07-12 1979-07-12 Expired JPS6240835Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9507379U JPS6240835Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9507379U JPS6240835Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5613035U JPS5613035U (ja) 1981-02-04
JPS6240835Y2 true JPS6240835Y2 (ja) 1987-10-19

Family

ID=29327935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9507379U Expired JPS6240835Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12

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JP (1) JPS6240835Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436096U (ja) * 1987-08-26 1989-03-06

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Publication number Publication date
JPS5613035U (ja) 1981-02-04

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