JP2976906B2 - 時分割多重化方式 - Google Patents
時分割多重化方式Info
- Publication number
- JP2976906B2 JP2976906B2 JP8316148A JP31614896A JP2976906B2 JP 2976906 B2 JP2976906 B2 JP 2976906B2 JP 8316148 A JP8316148 A JP 8316148A JP 31614896 A JP31614896 A JP 31614896A JP 2976906 B2 JP2976906 B2 JP 2976906B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conversion circuit
- parallel
- serial
- speed conversion
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/16—Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
- H04J3/1605—Fixed allocated frame structures
- H04J3/1623—Plesiochronous digital hierarchy [PDH]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル多重無線
装置の多重化方式に関し、特に一つの装置で設定を変え
るだけで容易に伝送容量の変更が可能となる時分割多重
化方式に関する。
装置の多重化方式に関し、特に一つの装置で設定を変え
るだけで容易に伝送容量の変更が可能となる時分割多重
化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル多重無線装置の多重化
方式は、図3に示されるように、ディジタル多重無線装
置で3次群の主信号aに、付加情報を時分割多重して無
線伝送するためには、主信号aを従属同期速度変換回路
301により速度変換し、変換されたb信号に付加情報
ビットのための空きビットを確保し、b信号と同系列の
1次群信号cを同じく独立同期速度変換回路302によ
り速度変換し、変換されたd信号とを多重回路303に
より時分割多重し、付加情報ビットを挿入してe信号と
して無線伝送する必要があった。しかしこの方法では、
主信号aを速度変換してできたb信号の次の付加情報多
重用タイムスロットが従属同期システム用で固定的にな
り、独立同期システム用とは関連性はあってもタイミン
グ発生器304を共用することは複雑になるという欠点
があった。
方式は、図3に示されるように、ディジタル多重無線装
置で3次群の主信号aに、付加情報を時分割多重して無
線伝送するためには、主信号aを従属同期速度変換回路
301により速度変換し、変換されたb信号に付加情報
ビットのための空きビットを確保し、b信号と同系列の
1次群信号cを同じく独立同期速度変換回路302によ
り速度変換し、変換されたd信号とを多重回路303に
より時分割多重し、付加情報ビットを挿入してe信号と
して無線伝送する必要があった。しかしこの方法では、
主信号aを速度変換してできたb信号の次の付加情報多
重用タイムスロットが従属同期システム用で固定的にな
り、独立同期システム用とは関連性はあってもタイミン
グ発生器304を共用することは複雑になるという欠点
があった。
【0003】上記の欠点を解決するために、公報番号特
開昭61−025340では、速度変換回路構成に着目
し、従属同期処理と独立同期処理をスイッチの切替によ
り、回路構成を共用化する手法が用いられている。
開昭61−025340では、速度変換回路構成に着目
し、従属同期処理と独立同期処理をスイッチの切替によ
り、回路構成を共用化する手法が用いられている。
【0004】また、公報番号特開昭61−294944
では、同じ1次群の信号である1.544Mb/sと
2.048Mb/sの信号を時分割多重する方法を駆使
し、1.544Mb/sと2.048Mb/s混在で
8.192Mb/s信号として多重する手法が用いられ
ている。
では、同じ1次群の信号である1.544Mb/sと
2.048Mb/sの信号を時分割多重する方法を駆使
し、1.544Mb/sと2.048Mb/s混在で
8.192Mb/s信号として多重する手法が用いられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、公報番号特開
昭61−025340の場合、システムごとに速度変換
機能や多重化機能などのためのタイミングパルスの生成
や、無線区間のクロックの周波数などが、独立同期系と
従属同期系で異なるので、時分割多重化装置としては、
別々のものを設計しなくてはならず、速度変換回路自体
というより、その周辺機能構成が共用化できないので、
装置としては、システムごとに新規設計することに変わ
りはない。
昭61−025340の場合、システムごとに速度変換
機能や多重化機能などのためのタイミングパルスの生成
や、無線区間のクロックの周波数などが、独立同期系と
従属同期系で異なるので、時分割多重化装置としては、
別々のものを設計しなくてはならず、速度変換回路自体
というより、その周辺機能構成が共用化できないので、
装置としては、システムごとに新規設計することに変わ
りはない。
【0006】また、公報番号特開昭61−294944
の場合、この手法においては、よほど特殊な場合を除
き、日本、北米系のハイアラーキとCEPT系ハイアラ
ーキが一緒に扱われ多重されることはなく、実現性がな
い。
の場合、この手法においては、よほど特殊な場合を除
き、日本、北米系のハイアラーキとCEPT系ハイアラ
ーキが一緒に扱われ多重されることはなく、実現性がな
い。
【0007】本発明の目的は、ディジタル多重無線装置
において、1次群ディジタルハイアラーキ信号n本(n
=4,8,16,32)を伝送する際に、1つの装置で
設定のみを簡単に変えて対応し、装置の共用化を可能と
する時分割多重化方式を提供することである。
において、1次群ディジタルハイアラーキ信号n本(n
=4,8,16,32)を伝送する際に、1つの装置で
設定のみを簡単に変えて対応し、装置の共用化を可能と
する時分割多重化方式を提供することである。
【0008】また、CEPT系では1次群ハイアラーキ
信号16本と、3次群ハイアラーキ信号1本の、ハイア
ラーキ0次群容量が同一なので、同じく装置の共用化を
可能とする時分割多重化方式を提供することである。
信号16本と、3次群ハイアラーキ信号1本の、ハイア
ラーキ0次群容量が同一なので、同じく装置の共用化を
可能とする時分割多重化方式を提供することである。
【0009】更にまた、北米系では1次群ハイアラーキ
信号32本と、3次群ハイアラーキ信号1本+1次群ハ
イアラーキ信号4本の、ハイアラーキ0次群容量が同一
なので、同じく装置の共用化を可能とする時分割多重化
方式を提供することである。
信号32本と、3次群ハイアラーキ信号1本+1次群ハ
イアラーキ信号4本の、ハイアラーキ0次群容量が同一
なので、同じく装置の共用化を可能とする時分割多重化
方式を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の時分割多重化方
式は、3次群ディジタルハイアラーキ信号に、同系列の
1次群ディジタルハイアラーキ信号を多重して無線伝送
するディジタル多重送受信装置の時分割多重化方式であ
って、3次群ディジタルハイアラーキ信号1本を従属同
期により速度変換する従属同期速度変換回路と、1次群
ディジタルハイアラーキ信号4本をスタフビットによる
独立同期により速度変換する独立同期速度変換回路と、
前記従属同期速度変換回路の出力信号をパラレルに信号
処理するシリアルパラレル変換回路と、前記独立同期速
度変換回路の出力信号4本をシリアルに信号処理するパ
ラレルシリアル変換回路と、前記シリアルパラレル変換
回路の出力信号と前記パラレルシリアル変換回路の出力
信号に、フレームパタン等無線機の回線品質用付加情報
を時分割多重する多重化回路と、前記従属同期速度変換
回路と前記独立同期速度変換回路と前記シリアルパラレ
ル変換回路と前記パラレルシリアル変換回路と前記多重
化回路とに、それぞれ必要なタイミングパルスを与える
タイミング発生器と、前記タイミング発生器のクロック
源となるマスタークロック回路と、を有する。
式は、3次群ディジタルハイアラーキ信号に、同系列の
1次群ディジタルハイアラーキ信号を多重して無線伝送
するディジタル多重送受信装置の時分割多重化方式であ
って、3次群ディジタルハイアラーキ信号1本を従属同
期により速度変換する従属同期速度変換回路と、1次群
ディジタルハイアラーキ信号4本をスタフビットによる
独立同期により速度変換する独立同期速度変換回路と、
前記従属同期速度変換回路の出力信号をパラレルに信号
処理するシリアルパラレル変換回路と、前記独立同期速
度変換回路の出力信号4本をシリアルに信号処理するパ
ラレルシリアル変換回路と、前記シリアルパラレル変換
回路の出力信号と前記パラレルシリアル変換回路の出力
信号に、フレームパタン等無線機の回線品質用付加情報
を時分割多重する多重化回路と、前記従属同期速度変換
回路と前記独立同期速度変換回路と前記シリアルパラレ
ル変換回路と前記パラレルシリアル変換回路と前記多重
化回路とに、それぞれ必要なタイミングパルスを与える
タイミング発生器と、前記タイミング発生器のクロック
源となるマスタークロック回路と、を有する。
【0011】また、前記従属同期速度変換回路と前記シ
リアルパラレル変換回路は、スイッチ設定により切り替
わり、1次群28本に対応する独立同期速度変換回路と
パラレルシリアル変換回路を有する。
リアルパラレル変換回路は、スイッチ設定により切り替
わり、1次群28本に対応する独立同期速度変換回路と
パラレルシリアル変換回路を有する。
【0012】更に、前記独立同期速度変換回路は、前記
マスタークロック回路のクロック周波数を2の乗数にて
分周するタイミング発生器により、1次群信号の速度変
換処理を4本単位として、2の乗数による前記単位数の
変化に対応する独立同期速度変換回路を有する。
マスタークロック回路のクロック周波数を2の乗数にて
分周するタイミング発生器により、1次群信号の速度変
換処理を4本単位として、2の乗数による前記単位数の
変化に対応する独立同期速度変換回路を有する。
【0013】本発明のディジタル多重無線装置における
時分割多重化方式は、1次群ハイアラーキ信号4本を一
つの単位と考え、この単位で付加情報の多重・分離を行
うことで伝送容量の相違に関係なく多重・分離のタイミ
ングが共通にできる。
時分割多重化方式は、1次群ハイアラーキ信号4本を一
つの単位と考え、この単位で付加情報の多重・分離を行
うことで伝送容量の相違に関係なく多重・分離のタイミ
ングが共通にできる。
【0014】また、伝送容量に対する無線区間のクロッ
ク周波数は、ハイアラーキ列数が倍々の関係にあるの
で、無線区間のクロック周波数も倍々の関係にすること
は、容易である。
ク周波数は、ハイアラーキ列数が倍々の関係にあるの
で、無線区間のクロック周波数も倍々の関係にすること
は、容易である。
【0015】従って、1次群ハイアラーキ8列伝送のデ
ィジタル多重無線装置を16列に増設したい場合、装置
としての増設ではなく、1次群の信号列増設によるイン
ターフェース盤の追加と簡単なモード設定変更のみで伝
送容量の増設が容易にできる。
ィジタル多重無線装置を16列に増設したい場合、装置
としての増設ではなく、1次群の信号列増設によるイン
ターフェース盤の追加と簡単なモード設定変更のみで伝
送容量の増設が容易にできる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して、説明する。
て、図面を参照して、説明する。
【0017】本発明の第一の実施の形態は、図1に示す
ように、3次群ディジタルハイアラーキ1本を従属同期
にて速度変換する従属同期速度変換回路101と、その
1次群ディジタルハイアラーキ4本を独立同期にて速度
変換する独立同期速度変換回路102と、前記従属同期
速度変換回路101の出力をパラレルに変換するシリア
ルパラレル変換回路103と、前記独立同期速度変換回
路102の出力4本をシリアルに変換するパラレルシリ
アル変換回路104と、前記シリアルパラレル変換回路
103と前記パラレルシリアル変換回路104の出力信
号に、無線区間のフレームビット等の付加情報を多重す
る多重化回路105と、前記多重化回路105で付加情
報を多重されたパラレルの信号を変調方式により列変換
する変調器用列変換回路106と、前記従属同期速度変
換回路101と前記独立同期速度変換回路102と前記
シリアルパラレル変換回路103と前記パラレルシリア
ル変換回路104と多重化回路105と前記変調器用列
変換回路106とに、それぞれ必要なタイミングパルス
を発生させ供給させるタイミング発生器107とにより
構成される。
ように、3次群ディジタルハイアラーキ1本を従属同期
にて速度変換する従属同期速度変換回路101と、その
1次群ディジタルハイアラーキ4本を独立同期にて速度
変換する独立同期速度変換回路102と、前記従属同期
速度変換回路101の出力をパラレルに変換するシリア
ルパラレル変換回路103と、前記独立同期速度変換回
路102の出力4本をシリアルに変換するパラレルシリ
アル変換回路104と、前記シリアルパラレル変換回路
103と前記パラレルシリアル変換回路104の出力信
号に、無線区間のフレームビット等の付加情報を多重す
る多重化回路105と、前記多重化回路105で付加情
報を多重されたパラレルの信号を変調方式により列変換
する変調器用列変換回路106と、前記従属同期速度変
換回路101と前記独立同期速度変換回路102と前記
シリアルパラレル変換回路103と前記パラレルシリア
ル変換回路104と多重化回路105と前記変調器用列
変換回路106とに、それぞれ必要なタイミングパルス
を発生させ供給させるタイミング発生器107とにより
構成される。
【0018】次に本発明の実施の形態の動作について、
図1を参照して詳細に説明する。
図1を参照して詳細に説明する。
【0019】従属同期速度変換回路101は、3次群デ
ィジタルハイアラーキ信号1列を従属同期方式により速
度変換する。
ィジタルハイアラーキ信号1列を従属同期方式により速
度変換する。
【0020】独立同期速度変換回路102は、1次群デ
ィジタルハイアラーキ信号4列を、独立同期方式(スタ
ッフ同期)により各列ごとに速度変換する。
ィジタルハイアラーキ信号4列を、独立同期方式(スタ
ッフ同期)により各列ごとに速度変換する。
【0021】シリアルパラレル変換回路103は、前記
従属同期速度変換回路101にて速度変換されたシリア
ル信号を7列(日本、北米系ハイアラーキの場合)もし
くは4列(CEPT系ハイアラーキの場合)にパラレル
変換する。
従属同期速度変換回路101にて速度変換されたシリア
ル信号を7列(日本、北米系ハイアラーキの場合)もし
くは4列(CEPT系ハイアラーキの場合)にパラレル
変換する。
【0022】パラレルシリアル変換回路104は、前記
独立同期速度変換回路102にて速度変換された4列の
信号を1本の信号にシリアル変換する。
独立同期速度変換回路102にて速度変換された4列の
信号を1本の信号にシリアル変換する。
【0023】多重化回路105は、前記シリアルパラレ
ル変換回路103、前記パラレルシリアル変換回路10
4の合計8列(日本、北米系ハイアラーキの場合)また
は5列(CEPT系ハイアラーキの場合)の信号に、無
線区間のフレームビットなど付加情報を時分割多重す
る。
ル変換回路103、前記パラレルシリアル変換回路10
4の合計8列(日本、北米系ハイアラーキの場合)また
は5列(CEPT系ハイアラーキの場合)の信号に、無
線区間のフレームビットなど付加情報を時分割多重す
る。
【0024】変調器用列変換回路106は、前記多重化
回路105で付加情報を多重された信号列を一度シリア
ル信号に変換し、その後変調方式にあった信号列数に変
換する。
回路105で付加情報を多重された信号列を一度シリア
ル信号に変換し、その後変調方式にあった信号列数に変
換する。
【0025】タイミング発生器107は、前記従属同期
速度変換回路101や、前記独立同期速度変換回路10
2や、前記シリアルパラレル変換回路103や、前記パ
ラレルシリアル変換回路104や、前記多重化回路10
5や、前記変調器用列変換回路106に必要な様々な同
期したタイミングパルスを、入力されるマスタークロッ
クから作り出している。
速度変換回路101や、前記独立同期速度変換回路10
2や、前記シリアルパラレル変換回路103や、前記パ
ラレルシリアル変換回路104や、前記多重化回路10
5や、前記変調器用列変換回路106に必要な様々な同
期したタイミングパルスを、入力されるマスタークロッ
クから作り出している。
【0026】
【実施例】次に本発明の実施例について、図面を参照し
て、詳細に説明する。
て、詳細に説明する。
【0027】図1を参照すると、たとえば従属同期速度
変換回路101に入力される3次群ディジタルハイアラ
ーキ信号を、日米加系で使われている44.736Mb
/sとし、独立同期速度変換回路102に入力される1
次群ディジタルハイアラーキ信号を、3次群と同系列の
1.544Mb/sとする。また、独立同期速度変換回
路102には、前記1.544Mb/sの信号列を4列
入力するものとする。
変換回路101に入力される3次群ディジタルハイアラ
ーキ信号を、日米加系で使われている44.736Mb
/sとし、独立同期速度変換回路102に入力される1
次群ディジタルハイアラーキ信号を、3次群と同系列の
1.544Mb/sとする。また、独立同期速度変換回
路102には、前記1.544Mb/sの信号列を4列
入力するものとする。
【0028】上記の条件でまず、マスタークロックをタ
イミング発生器107に入力し、7/8分周する。その
7/8分周されたクロックを従属同期速度変換回路10
1に入力し、44.736Mb/sのクロックと位相比
較し、比較した結果で前記マスタークロックを制御する
PLLループを組む。従って前記マスタークロックは電
圧制御発振器(以下VCOとする)を用いる。一方独立
同期速度変換回路102には、前記タイミング発生器1
07で1/8分周したクロックをさらに1/4分周した
クロックが入力されるようになる。そして、1.544
Mb/sの信号列は4列あるため独立同期方式をとり、
スタッフ制御により同期確立を行う。
イミング発生器107に入力し、7/8分周する。その
7/8分周されたクロックを従属同期速度変換回路10
1に入力し、44.736Mb/sのクロックと位相比
較し、比較した結果で前記マスタークロックを制御する
PLLループを組む。従って前記マスタークロックは電
圧制御発振器(以下VCOとする)を用いる。一方独立
同期速度変換回路102には、前記タイミング発生器1
07で1/8分周したクロックをさらに1/4分周した
クロックが入力されるようになる。そして、1.544
Mb/sの信号列は4列あるため独立同期方式をとり、
スタッフ制御により同期確立を行う。
【0029】ここでVCOのクロック周波数は、51.
799578MHZ(以下51.8MHZとする)とす
る。これは、多重化回路105で無線区間用フレームビ
ット等を多重するために、44.736Mb/s+1.
544Mb/s×4列=50.912Mb/s以上の伝
送容量が必要なためである。この周波数は、図2の
(a)に示すように、44.736Mb/sのデータビ
ット76ビットに1ビットの付加ビット設け、また、図
2の(d)に示すように1.544Mb/sのデータビ
ット21ビットに1ビットの付加ビットを設ける構成に
より導き出されている。ここでこの一定周期ごとに付加
ビットを与えている間隔をユニットフレームとする。前
記の場合だと、44.736Mb/sの信号は、76ビ
ットに1ビットの付加ビットのため、ユニットフレーム
77ビットであり、1.544Mb/sの信号は、21
ビットに1ビットの付加ビットのためユニットフレーム
22ビットとなる。
799578MHZ(以下51.8MHZとする)とす
る。これは、多重化回路105で無線区間用フレームビ
ット等を多重するために、44.736Mb/s+1.
544Mb/s×4列=50.912Mb/s以上の伝
送容量が必要なためである。この周波数は、図2の
(a)に示すように、44.736Mb/sのデータビ
ット76ビットに1ビットの付加ビット設け、また、図
2の(d)に示すように1.544Mb/sのデータビ
ット21ビットに1ビットの付加ビットを設ける構成に
より導き出されている。ここでこの一定周期ごとに付加
ビットを与えている間隔をユニットフレームとする。前
記の場合だと、44.736Mb/sの信号は、76ビ
ットに1ビットの付加ビットのため、ユニットフレーム
77ビットであり、1.544Mb/sの信号は、21
ビットに1ビットの付加ビットのためユニットフレーム
22ビットとなる。
【0030】ここでフレーム構成について少し説明する
と、3次群信号は、前記77ビットのユニットフレーム
が72個集まり、図2の(b)に示すように、サブフレ
ームを構成し、さらに前記サブフレームが8個集まっ
て、図2の(c)に示すように、スーパーフレームを構
成している。1次群入力の方は、前記22ビットのユニ
ットフレームが9個集まり、図2の(e)に示すよう
に、サブフレームを構成し、さらに前記サブフレームが
8個集まって、図2の(f)に示すように、スーパーフ
レームを構成している。
と、3次群信号は、前記77ビットのユニットフレーム
が72個集まり、図2の(b)に示すように、サブフレ
ームを構成し、さらに前記サブフレームが8個集まっ
て、図2の(c)に示すように、スーパーフレームを構
成している。1次群入力の方は、前記22ビットのユニ
ットフレームが9個集まり、図2の(e)に示すよう
に、サブフレームを構成し、さらに前記サブフレームが
8個集まって、図2の(f)に示すように、スーパーフ
レームを構成している。
【0031】ここで、前記3次群入力のフレームフォー
マットと前記1次群のフレームフォーマットをそれぞれ
が速度変換されるクロックの速度でスーパーフレームの
時間を比較してみると、 3次群信号入力の場合 77×72×8×(1/((51.8M/8)×7)=
0.979mS 1次群信号入力の場合 22×9×8×(1/((51.8M/8)/4))=
0.979mS と同じとなり、またスーパーフレーム中のビット数を比
較してみると 3次群信号入力の場合 77×72×8=44352ビット 1次群信号入力の場合 22×9×8×4列=6336ビット となり、3次群入力信号の1スーパーフレーム中のビッ
ト数は、1次群入力信号の1スーパーフレーム中のビッ
ト数のちょうど7倍になる。上記の様なフレームフォー
マット構成を取ることにより、前記3次群の従属同期速
度変換信号と前記1次群独立同期速度変換信号とが、ス
ーパーフレーム単位で位相が確定することになる。
マットと前記1次群のフレームフォーマットをそれぞれ
が速度変換されるクロックの速度でスーパーフレームの
時間を比較してみると、 3次群信号入力の場合 77×72×8×(1/((51.8M/8)×7)=
0.979mS 1次群信号入力の場合 22×9×8×(1/((51.8M/8)/4))=
0.979mS と同じとなり、またスーパーフレーム中のビット数を比
較してみると 3次群信号入力の場合 77×72×8=44352ビット 1次群信号入力の場合 22×9×8×4列=6336ビット となり、3次群入力信号の1スーパーフレーム中のビッ
ト数は、1次群入力信号の1スーパーフレーム中のビッ
ト数のちょうど7倍になる。上記の様なフレームフォー
マット構成を取ることにより、前記3次群の従属同期速
度変換信号と前記1次群独立同期速度変換信号とが、ス
ーパーフレーム単位で位相が確定することになる。
【0032】従って、従属同期速度変換回路101の出
力シリアル信号を、シリアルパラレル変換回路103で
スーパーフレームの先頭を基準に7列に分離し、また、
独立同期速度変換回路102の出力4列パラレル信号
を、パラレルシリアル変換回路104で同様にスーパー
フレームの先頭を基準に1列に合成すれば、3次群7列
の信号と1次群1列の信号との合計8列の信号が、1列
あたり6.474947MHZ(以下6.48Mとす
る)の速度で、尚かつ1スーパーフレーム中6336ビ
ットで位相がそろうこととなる。
力シリアル信号を、シリアルパラレル変換回路103で
スーパーフレームの先頭を基準に7列に分離し、また、
独立同期速度変換回路102の出力4列パラレル信号
を、パラレルシリアル変換回路104で同様にスーパー
フレームの先頭を基準に1列に合成すれば、3次群7列
の信号と1次群1列の信号との合計8列の信号が、1列
あたり6.474947MHZ(以下6.48Mとす
る)の速度で、尚かつ1スーパーフレーム中6336ビ
ットで位相がそろうこととなる。
【0033】次に、上記8列の6.48Mb/sの信号
は、多重化回路105でディジタル多重無線装置として
必要なフレームパタンやパリティビットなどの付加ビッ
トを多重する。
は、多重化回路105でディジタル多重無線装置として
必要なフレームパタンやパリティビットなどの付加ビッ
トを多重する。
【0034】上記付加ビットが多重された信号列は、変
調器用列変換回路106でスーパーフレームを基準に一
度シリアル信号に処理されその後変調器に合った列に再
度変換される。変調器にあった列変換とは、例えば4相
位相変調器であれば2列に、8相位相変調器であれば3
列に、16相であれば4列に...というように変換さ
れる。
調器用列変換回路106でスーパーフレームを基準に一
度シリアル信号に処理されその後変調器に合った列に再
度変換される。変調器にあった列変換とは、例えば4相
位相変調器であれば2列に、8相位相変調器であれば3
列に、16相であれば4列に...というように変換さ
れる。
【0035】ここで、上記のこの一般的なディジタル多
重無線装置を、1次群の列数が同じ1.544Mb/s
32本(44.736Mb/s=1.544Mb/s×
28列)のシステムに変更したいとした場合について説
明する。
重無線装置を、1次群の列数が同じ1.544Mb/s
32本(44.736Mb/s=1.544Mb/s×
28列)のシステムに変更したいとした場合について説
明する。
【0036】前記従属同期速度変換回路101ブロック
を、独立同期速度変換回路102ブロック7回路に置き
換え、さらに前記シリアルパラレル変換回路103をパ
ラレルシリアル変換回路104に置き換える。入力の
1.544Mb/s32本は、すべてユニットフレーム
22ビットとして速度変換し、4列をパラレル−シリア
ル変換すれば、8列の6.48Mの信号となる。このあ
とは、前記44.736Mb/sl列+1.544Mb
/s4列の場合と伝送速度やビット数が同じなので変更
することなく伝送可能となる。このとき、マスタークロ
ックとしてのVCOは、速度変換が独立同期となり、電
圧制御信号がないため、フリーラン状態となり発振器扱
いとなる。ここで、上記構成のディジタル多重無線装置
を構成しているパネル単位を、従属同期速度変換回路1
01とシリアルパラレル変換回路103の機能を一つの
パネルとし、また、独立同期速度変換回路102とパラ
レルシリアル変換回路104の機能を一つのパネルとす
れば、装置システム変更が、パネルの変更・追加と、わ
ずかな設定変更だけで対応できることとなる。
を、独立同期速度変換回路102ブロック7回路に置き
換え、さらに前記シリアルパラレル変換回路103をパ
ラレルシリアル変換回路104に置き換える。入力の
1.544Mb/s32本は、すべてユニットフレーム
22ビットとして速度変換し、4列をパラレル−シリア
ル変換すれば、8列の6.48Mの信号となる。このあ
とは、前記44.736Mb/sl列+1.544Mb
/s4列の場合と伝送速度やビット数が同じなので変更
することなく伝送可能となる。このとき、マスタークロ
ックとしてのVCOは、速度変換が独立同期となり、電
圧制御信号がないため、フリーラン状態となり発振器扱
いとなる。ここで、上記構成のディジタル多重無線装置
を構成しているパネル単位を、従属同期速度変換回路1
01とシリアルパラレル変換回路103の機能を一つの
パネルとし、また、独立同期速度変換回路102とパラ
レルシリアル変換回路104の機能を一つのパネルとす
れば、装置システム変更が、パネルの変更・追加と、わ
ずかな設定変更だけで対応できることとなる。
【0037】また、上記1.544Mb/s32本のシ
ステムを1.544Mb/sl6本のシステムに変更す
る場合、独立同期速度変換回路102ブロックを4回路
使用とし、無線区間クロック周波数を、51.8MHZ
の半分の25.899789MHZ(以下25.9MH
Zとする)とする。独立同期速度変換回路102のユニ
ットフレームのビット数は22と同じとする。それによ
り、無線区間クロック周波数を半分にし速度変換回路1
02を4回路使用とするだけで対応可能となる。
ステムを1.544Mb/sl6本のシステムに変更す
る場合、独立同期速度変換回路102ブロックを4回路
使用とし、無線区間クロック周波数を、51.8MHZ
の半分の25.899789MHZ(以下25.9MH
Zとする)とする。独立同期速度変換回路102のユニ
ットフレームのビット数は22と同じとする。それによ
り、無線区間クロック周波数を半分にし速度変換回路1
02を4回路使用とするだけで対応可能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、無線伝送容量を増やし
たいとか、減らしたいとしたときに、フレームビットな
ど多重化前の信号速度を、入力列数に関係なく同じにし
ているので、速度変換後の処理に共通性が生まれ、無線
区間の伝送容量を設定変更するだけで対応可能になるた
め、別の装置に置き換えることなく対応が可能となる第
1の効果がある。
たいとか、減らしたいとしたときに、フレームビットな
ど多重化前の信号速度を、入力列数に関係なく同じにし
ているので、速度変換後の処理に共通性が生まれ、無線
区間の伝送容量を設定変更するだけで対応可能になるた
め、別の装置に置き換えることなく対応が可能となる第
1の効果がある。
【0039】更に、装置の入力列数により、異なった速
度変換回路や多重化回路を製造していたものが、同じボ
ードを製造すれば、入力の列数にとらわれることなく装
置の対応が可能になるため、装置製造に関し、入力列数
の違いごとに別タイプの装置を製造していたものが、同
一種の装置を製造すればよくなり、生産効率向上につな
がると言う第2の効果がある。
度変換回路や多重化回路を製造していたものが、同じボ
ードを製造すれば、入力の列数にとらわれることなく装
置の対応が可能になるため、装置製造に関し、入力列数
の違いごとに別タイプの装置を製造していたものが、同
一種の装置を製造すればよくなり、生産効率向上につな
がると言う第2の効果がある。
【図1】本発明の時分割多重方式の1実施の形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1の速度変換時の信号を表すフレームフォー
マット図である。
マット図である。
【図3】従来の時分割多重方式を示すブロック図であ
る。
る。
101 従属同期速度変換回路 102 独立同期速度変換回路 103 シリアルパラレル変換回路 104 パラレルシリアル変換回路 105 多重化回路 106 変調器用列変換回路 107 タイミング発生器 301 従属同期速度変換回路 302 独立同期速度変換回路 303 多重化回路 304 タイミング発生器
Claims (3)
- 【請求項1】 3次群ディジタルハイアラーキ信号に、
同系列の1次群ディジタルハイアラーキ信号を多重して
無線伝送するディジタル多重送受信装置の時分割多重化
方式であって、 3次群ディジタルハイアラーキ信号1本を従属同期によ
り速度変換する従属同期速度変換回路と、 1次群ディジタルハイアラーキ信号4本をスタフビット
による独立同期により速度変換する独立同期速度変換回
路と、 前記従属同期速度変換回路の出力信号をパラレルに信号
処理するシリアルパラレル変換回路と、 前記独立同期速度変換回路の出力信号4本をシリアルに
信号処理するパラレルシリアル変換回路と、 前記シリアルパラレル変換回路の出力信号と前記パラレ
ルシリアル変換回路の出力信号に、フレームパタン等無
線機の回線品質用付加情報を時分割多重する多重化回路
と、 前記従属同期速度変換回路と前記独立同期速度変換回路
と前記シリアルパラレル変換回路と前記パラレルシリア
ル変換回路と前記多重化回路とに、それぞれ必要なタイ
ミングパルスを与えるタイミング発生器と、 前記タイミング発生器のクロック源となるマスタークロ
ック回路と、 を有する時分割多重化方式。 - 【請求項2】 前記従属同期速度変換回路と前記シリア
ルパラレル変換回路が、 スイッチ設定により切り替わり、1次群28本に対応す
る独立同期速度変換回路とパラレルシリアル変換回路を
有する請求項1記載の時分割多重化方式。 - 【請求項3】 前記独立同期速度変換回路が、 前記マスタークロック回路のクロック周波数を2の乗数
にて分周するタイミング発生器により、1次群信号の速
度変換処理を4本単位として、2の乗数による前記単位
数の変化に対応する独立同期速度変換回路を有する請求
項1記載の時分割多重化方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316148A JP2976906B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 時分割多重化方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316148A JP2976906B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 時分割多重化方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10164001A JPH10164001A (ja) | 1998-06-19 |
JP2976906B2 true JP2976906B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=18073814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8316148A Expired - Fee Related JP2976906B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 時分割多重化方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976906B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP8316148A patent/JP2976906B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10164001A (ja) | 1998-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4644536A (en) | Method and apparatus for multiplexing digital signals | |
JPH07202839A (ja) | デジタル情報パケットのアライメントのための回路と方法 | |
JP2976906B2 (ja) | 時分割多重化方式 | |
JP2693758B2 (ja) | フレームパルス発生方式 | |
US7394831B2 (en) | Method for time-division multiplexing | |
JPH0568013A (ja) | デジタル信号多重通信システム | |
JP2581240B2 (ja) | 多重化装置 | |
US5220558A (en) | Drop/insert multiplexer for data channel access units | |
JP3461486B2 (ja) | 並列信号処理装置 | |
JP3119956B2 (ja) | 多重クロック伝送方法および装置 | |
JPS6171732A (ja) | 速度変換回路 | |
JP2526781B2 (ja) | 同期クロック発生装置 | |
JPS6125340A (ja) | 速度変換回路 | |
JPS6033325B2 (ja) | 通信システムにおけるタイミング統一方式 | |
KR200292559Y1 (ko) | 다중화시스템의 동기원 생성장치 | |
JP2541121B2 (ja) | Ds3フレ―ム送受信装置 | |
JPS6039937A (ja) | 同期方式 | |
JPH08223085A (ja) | 無線送信装置 | |
KR100315891B1 (ko) | 광전송장치의 데이터 처리회로 | |
JPH04276931A (ja) | 多重化方式 | |
JPH06350550A (ja) | フレーム同期多重装置 | |
JPH01198843A (ja) | スクランブル回路 | |
JPH0282830A (ja) | データ変換中継方式 | |
JPH0595338A (ja) | 信号処理装置 | |
JPH04129341A (ja) | 多重信号選択分離回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |