JP3461486B2 - 並列信号処理装置 - Google Patents
並列信号処理装置Info
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Description
理するための並列信号処理装置に係わり、特に伝送通信
装置で多重信号を入力して並列処理する回路に特徴のあ
る並列信号処理装置に関する。
スを有効に多重化するための方式として155.52M
bps(ビット/秒)の伝送速度を基本としたSDH
(synchronous digital hierarchy)が標準化されてい
る。SDHでは155.52Mbpsの伝送速度をST
M−1(synchronous transfer mode−1)として、そ
の4倍のSTM−4、16倍のSTM−16等を規定し
ている。SDHの基本単位への多重化はVC(Virtual
Container)と呼ばれる規格化された多重化単位を用い
て行われる。このようにSDHでは低次群信号を階層多
重化して伝送しており、処理系ではこれを多重単位に分
離して信号処理を行い、必要に応じてまた多重して伝送
するようにしている。
を表わしたものである。n多重されたデータとしてのn
多重データ11はシステムクロック12に同期して1対
n直並列変換回路(1:n S/P)13に入力され
て、ここでn系統に分かれたデータとしての第1〜第n
の分離データ141〜14nに分離される。1対n直並列
変換回路13は、これ以外に1/nクロック信号15
と、第1〜第nの分離データ141〜14nをシリアルデ
ータに変換するタイミングを示すそれぞれの系統別の第
1〜第nのパラレル・シリアルタイミング信号16を出
力する。第1の分離データ141と1/nクロック信号
15とは第1の処理部171に入力されて所定の処理が
行われ、その結果としての第1の処理後データ181が
n対1並直列変換回路(n:1 P/S)19に入力さ
れる。同様に、第2の分離データ142と1/nクロッ
ク信号15とは第2の処理部172に入力されて所定の
処理が行われ、その結果としての第2の処理後データ1
82がn対1並直列変換回路(n:1 P/S)19に
入力される。以下同様であり、第nの分離データ14n
と1/nクロック信号15とは第nの処理部17nに入
力されて所定の処理が行われ、その結果としての第nの
処理後データ18nがn対1並直列変換回路(n:1
P/S)19に入力されることになる。
〜第nの処理部171〜17nから出力される第1〜第n
の処理後データ181〜18nだけでなく、システムクロ
ック12および第1〜第nのパラレル・シリアルタイミ
ング信号16を入力するようになっており、n多重され
たデータとしてのn多重データ21を出力する。
置の各部の信号処理の時間経過を示したものである。こ
こでは説明を簡単にするためにnが4の場合を例にとっ
て説明する。同図(a)に示すシステムクロック12に
同期して同図(b)に示す4多重データ11が入力され
る。この図で多重された第1のデータはで、第2のデ
ータはで、第3のデータはで、第4のデータはで
示している。同図(c)〜(f)は、1対n直並列変換
回路13から出力される第1〜第4の分離データ141
〜144を表わしている。これら第1〜第4の分離デー
タ141〜144は、システムクロック12の4周期ごと
に内容が新しいものに交代していく。同図(g)の1/
4クロック信号15は、これら第1〜第4の分離データ
141〜144の内容が交代する周期を表わしたものであ
る。
4のパラレル・シリアルタイミング信号161〜16
4は、第1〜第4の処理部171〜174によって個別に
処理された後のパラレルな第1〜第4の処理後データ1
81〜184を多重データとして組み込むタイミングを表
わしている。同図(l)は、このようにして多重化され
た後のn多重データ21を表わしている。
81〜184を多重化する際のセットアップマージンを表
わしている。第1〜第4の処理部171〜174が処理し
た処理後データ181〜184をn多重データ21に組み
立てる際の時間的な余裕は、図示のように処理後データ
181に対応する第1のセットアップマージン221が第
2〜第4のセットアップマージン222〜224よりも小
さく、最小となっている。この第1のセットアップマー
ジン221の時間的な幅(長さ)は、システムクロック
12の周波数が高くなれば当然に短くなる。したがっ
て、この並列信号処理装置の動作周波数を上げようとす
るときには、この第1のセットアップマージン221が
周波数の上限を定めてしまうという問題があった。
処理がクロックに同期して行われるので、並列信号処理
装置内部で各処理部171〜17nの電力消費のピークが
一致することになり、特に数値“n”が大きくなったよ
うな場合には電圧降下やノイズの発生という好ましくな
い現象が発生するおそれがあった。
装置の構成を表わしたものである。この装置は、並列デ
ータを入力して、並列データを出力する場合を扱ってい
る。並列信号処理装置に入力する第1〜第nデータ41
1〜41nは、第1〜第nの並列処理部421〜42nのう
ちのそれぞれ対応したものに供給される。これら第1〜
第nの並列処理部421〜42nは第1〜第nデータ41
1〜41nの信号内容が順次切り替わる周期と同一周期の
基準クロック43を入力して第1〜第nデータ411〜
41nのうちの対応するものを取り込んで処理を行い、
それぞれの処理後のデータ451〜45nを出力するよう
になっていた。
では、基準クロック43に同期して第1〜第nの並列処
理部421〜42nが動作するので、先の従来の装置と同
様に電力消費のピークが一致することになり、特に数値
“n”が大きくなったような場合には電圧降下やノイズ
の発生という好ましくない現象が発生するおそれがあっ
た。
信号処理装置では、セットアップマージンを大きくとる
ことができなかったり、電力の消費のタイミングが集中
するという問題があった。このため、動作周波数を上げ
ることが困難となったり、並列信号処理装置をLSIで
構成するような場合には、構成するトランジスタが同一
タイミングでオン・オフできるように電源やグランドの
端子を追加する等の補強策を採る必要があった。
長のパラレルなデータをシリアルなデータに組み替える
ときにその組み替えに必要な時間としてのセットアップ
マージンの最短部分を長時間化することのできる並列信
号処理装置を提供することにある。
タが一斉に処理されることによる電力消費の時間の1点
集中を回避することのできる並列信号処理装置を提供す
ることにある。
は、(イ)2以上の任意の整数をnとするとき所定の周
期のシステムクロックの1クロックごとに同期して時分
割多重されたn系統のシリアルデータをこれらの系統ご
との分離データに分離してこれらを系統別にn通りの並
列データとして出力する1対n直並列変換回路と、
(ロ)システムクロックをn分周すると共にこれらn分
周して得られたクロック信号をシステムクロックの1周
期分ずつずらしたn系統の1/nクロック信号を生成す
る1/nクロック信号生成手段と、(ハ)1対n直並列
変換回路から出力されるn通りの分離データに対応して
n通り用意され、それぞれの分離データが分離出力され
たタイミングで1/nクロック信号生成手段の生成した
n系統の1/nクロック信号のうちの対応する信号で分
離データを取り込んで処理する分離データ処理手段と、
(ニ)これらn通りの分離データ処理手段からシステム
クロックの1クロック分ずつ遅延して出力される処理後
の分離データのそれぞれの出力タイミングに同期したn
系統のパラレル・シリアル変換時タイミング信号を生成
するパラレル・シリアル変換時タイミング信号生成手段
と、(ホ)n通りの分離データ処理手段のそれぞれの出
力側に配置され、これらから出力される処理後のn系統
の分離データをパラレル・シリアル変換時タイミング信
号生成手段で生成した対応するパラレル・シリアル変換
時タイミング信号によってシステムクロックの各クロッ
クにそれぞれ同期して1系統ずつ組み込んで時分割多重
されたn系統のシリアルデータに変換するn対1並直列
変換回路とを並列信号処理装置に具備させる。
直並列変換回路に入力された時分割多重されたn系統の
シリアルデータをこれらの系統ごとの分離データに分離
してこれらを系統別にn通りの並列データとして出力す
るとき、これら出力されるデータを分離データに分離さ
れる順序を時間的にずらして、対応する系統の分離デー
タ処理手段で処理させ、これら処理後のデータを処理後
の出力される順番でシステムクロックの各クロックにそ
れぞれ同期して1系統ずつ組み込み、時分割多重された
n系統のシリアルデータに変換することにした。これに
より、パラレルなデータをシリアルなデータに組み替え
るときにその組み替えに必要な時間としてのセットアッ
プマージンを各系統で同一にすることができ、1番短い
セットアップマージンをn倍に増加することができる。
また、それぞれの系統の分離データ処理手段はシリアル
データが分離データに分離される順番に時間差を置いて
処理されるので、電力消費の時間の1点集中を回避する
ことができる。
任意の整数をnとするとき時間的に並列に入力されるn
系統のデータを所定の周期のシステムクロックに同期し
てそれぞれ系統別に保持するn個の第1のデータ保持手
段と、(ロ)システムクロックをその1周期のn分の1
の長さずつ遅延させたn通りの位相クロックを生成する
n位相クロック生成手段と、(ハ)n個の第1のデータ
保持手段から出力される系統別のデータを系統別に1種
類ずつ割り当てられた位相クロックのタイミングでそれ
ぞれ保持する系統別に設けられたn個の第2のデータ保
持手段と、(ニ)これら第2のデータ保持手段に保持さ
れた系統別のデータを保持された順に入力して処理する
系統別に設けられたn個のデータ処理手段とを並列信号
処理装置に具備させる。
に並列に入力されるn系統のデータをn個の第1のデー
タ保持手段にシステムクロックに同期してそれぞれ系統
別に保持した後、システムクロックをその1周期のn分
の1の長さずつ遅延させたn通りの位相クロックでこれ
ら第1のデータ保持手段から出力されるデータをn系統
の第2のデータ保持手段に異なったタイミングで保持さ
せることにし、これらの後段に配置された系統別のデー
タ処理手段による処理のタイミングをずらすことにし
た。これにより、電力消費の時間の1点集中を回避する
ことができる。
並列信号処理装置で、(イ)系統別に設けられたn個の
データ処理手段から出力されるデータをそれぞれ系統別
に保持するn個の第3のデータ保持手段と、(ロ)これ
ら第3のデータ保持手段に保持されるデータのタイミン
グをシステムクロックに同期させる処理後データ保持同
期手段を更に具備させたことを特徴としている。
2記載の発明でn系統の第2のデータ保持手段がそれぞ
れ別々の開始点でデータを出力することにしたので、系
統別の第3のデータ保持手段がこれらのデータの保持を
開始するタイミングを同一に調整することにした。
並列信号処理装置で、第1のデータ保持手段、第2のデ
ータ保持手段および第3のデータ保持手段はフリップフ
ロップ回路によって構成され、処理後データ保持同期手
段はn位相クロック生成手段の生成したシステムクロッ
クの変化点に一致した位相クロックを第3のデータ保持
手段にクロック信号として入力することでn系統のデー
タの同期を行うことを特徴としている。
データ保持手段、第2のデータ保持手段および第3のデ
ータ保持手段はフリップフロップ回路によって構成され
ており、第3のデータ保持手段は系統に係わらず同一の
クロックをクロック入力端子に入力することでデータの
保持のタイミングの一致を図っている。
並列信号処理装置で、系統別に設けられたn個のデータ
処理手段から出力されるデータを出力される順序にn位
相クロック生成手段の生成するそれぞれの位相クロック
に同期してパラレル・シリアル変換してn系統のシリア
ルデータを出力するn対1並直列変換回路を具備させた
ことを特徴としている。
4記載の発明と異なり、パラレル・シリアル変換を行う
ことにしているので、n個のデータ処理手段から出力さ
れるデータを出力される順序にn位相クロック生成手段
の生成するそれぞれの位相クロックに同期してパラレル
・シリアル変換を行うことにしている。
項5記載の並列信号処理装置で、各回路および手段は大
規模集積回路内の部品として構成されていることを特徴
としている。
号処理装置がLSIで構成されることを示している。電
力消費の時間的な分散を図ることはLSI内のピーク電
流の発生を軽減してノイズ対策に良好な結果をもたらす
ことになる。
信号処理装置の回路構成を表わしたものである。n多重
されたn位相のデータとしてのn多重データ111はシ
ステムクロック112に同期して1対n直並列変換回路
(1:n S/P)113に入力されて、ここでn系統
に分かれたデータとしての第1〜第nの分離データ11
41〜114nに分離される。1対n直並列変換回路11
3は、これ以外に第1〜第nの1/nクロック信号11
51〜115nと、第1〜第nの分離データ1141〜1
14nをシリアルデータに変換するタイミングを示すそ
れぞれの系統別の第1〜第nのパラレル・シリアルタイ
ミング信号116を出力する。
クロック信号1151とは第1の処理部1171に入力さ
れて所定の処理が行われ、その結果としての第1の処理
後データ1181がn対1並直列変換回路(n:1 P
/S)119に入力される。同様に、第2の分離データ
142と第1の1/nクロック信号1152とは第2の処
理部1172に入力されて所定の処理が行われ、その結
果としての第2の処理後データ1182がn対1並直列
変換回路119に入力される。以下同様であり、第nの
分離データ14nと第nの1/nクロック信号115nと
は第nの処理部117nに入力されて所定の処理が行わ
れ、その結果としての第nの処理後データ118nがn
対1並直列変換回路(n:1 P/S)119に入力さ
れることになる。
1〜第nの処理部1171〜117nから出力される第1
〜第nの処理後データ1181〜118nだけでなく、シ
ステムクロック112および第1〜第nのパラレル・シ
リアルタイミング信号116を入力するようになってお
り、n多重されたデータとしてのn多重データ121を
出力する。
装置の各部の信号処理の時間経過を示したものである。
ここでは説明を簡単にするためにnが4すなわち4位相
の場合を例にとって説明する。同図(a)に示すシステ
ムクロック112に同期して同図(b)に示す4多重デ
ータ111が入力される。この図で多重された第1のデ
ータはで、第2のデータはで、第3のデータは
で、第4のデータはで示している。同図(c)〜
(f)は、1対n直並列変換回路113から出力される
第1〜第4の分離データ1141〜1144を表わしてい
る。これら第1〜第4の分離データ1141〜114
4は、システムクロック112の4周期ごとに内容が新
しいものに交代していく。
1151は、第1の分離データ114 1と共に第1の処理
部1171に供給されるものであり、その立ち上がりは
4多重データ111の第1の分離データ1141に対応
するデータ部分が1対n直並列変換回路113に入力さ
れた時点からシステムクロック112の1クロック分遅
延している。この第1の1/nクロック信号1151の
立ち上がりは、1対n直並列変換回路113から第1の
分離データ1141が出力を開始させる時点と一致して
いる。また、この時点は同図(h)に示すように第1の
パラレル・シリアルタイミング信号1161の立ち上が
りとも一致している。したがって、第1の処理部117
1から出力される第1の処理後データ1181は、n対1
並直列変換回路119で、同図(l)に示すようにシス
テムクロック112の4周期(一般にはn周期)分の長
さの時間帯でn多重データ121に組み込むことができ
る。同図(m)はこの第1の処理後データ1181につ
いての第1のセットアップマージン1221等を表わし
たものである。第1のセットアップマージン122
1は、従来と比較すると4倍(一般にはn倍)に拡大し
ている。
1152は、第2の分離データ114 2と共に第2の処理
部1172に供給されるものであり、その立ち上がりは
4多重データ111の第2の分離データ1142に対応
するデータ部分が1対n直並列変換回路113に入力さ
れた時点からシステムクロック112の1クロック分遅
延している。この第2の1/nクロック信号1152の
立ち上がりは、1対n直並列変換回路113から第2の
分離データ1142が出力を開始させる時点と一致して
いる。また、この時点は同図(i)に示すように第2の
パラレル・シリアルタイミング信号1162の立ち上が
りとも一致している。したがって、第2の処理部117
2から出力される第2の処理後データ1182は、n対1
並直列変換回路119で、同図(l)に示すようにシス
テムクロック112の4周期(一般にはn周期)分の長
さの時間帯でn多重データ121に組み込むことができ
る。同図(m)はこの第2の処理後データ1182につ
いての第2のセットアップマージン1222等を表わし
たものであり、第2のセットアップマージン1222は
第1のセットアップマージン1221と全く等しい長さ
となっている。
/nクロック信号1153は、第3の分離データ1143
と共に第3の処理部1173に供給されるものであり、
その立ち上がりは4多重データ111の第3の分離デー
タ1143に対応するデータ部分が1対n直並列変換回
路113に入力された時点からシステムクロック112
の1クロック分遅延している。この第3の1/nクロッ
ク信号1153の立ち上がりは、1対n直並列変換回路
113から第3の分離データ1143が出力を開始させ
る時点と一致している。また、この時点は同図(j)に
示すように第3のパラレル・シリアルタイミング信号1
163の立ち上がりとも一致している。したがって、第
3の処理部1173から出力される第3の処理後データ
1183は、n対1並直列変換回路119で、同図
(l)に示すようにシステムクロック112の4周期
(一般にはn周期)分の長さの時間帯でn多重データ1
21に組み込むことができる。同図(m)はこの第3の
処理後データ1183についての第3のセットアップマ
ージン1223等を表わしたものであり、第3のセット
アップマージン1223は第1のセットアップマージン
1221と全く等しい長さとなっている。
ク信号1154は、第4の分離データ1144と共に第4
の処理部1174に供給されるものであり、その立ち上
がりは4多重データ111の第4の分離データ1144
に対応するデータ部分が1対n直並列変換回路113に
入力された時点からシステムクロック112の1クロッ
ク分遅延している。この第4の1/nクロック信号11
54の立ち上がりは、1対n直並列変換回路113から
第4の分離データ1144が出力を開始させる時点と一
致している。また、この時点は同図(k)に示すように
第4のパラレル・シリアルタイミング信号1164の立
ち上がりとも一致している。したがって、第4の処理部
1174から出力される第4の処理後データ1184は、
n対1並直列変換回路119で、同図(l)に示すよう
にシステムクロック112の4周期(一般にはn周期)
分の長さの時間帯でn多重データ121に組み込むこと
ができる。同図(m)はこの第4の処理後データ118
4についての第4のセットアップマージン1224等を表
わしたものであり、第4のセットアップマージン122
4は第1のセットアップマージン1221と全く等しい長
さとなっている。
13は図7に示した1対n直並列変換回路13と比較す
ると第1〜第nの1/nクロック信号1151〜115n
のような各種のタイミングのクロック信号を新たに出力
するための回路が必要になる。しかしながらこれらの1
/nクロック信号1151〜115nは従来の1/nクロ
ック信号15(図8(g))と同一のクロック信号およ
びこれをシステムクロック112で適宜遅延した信号で
あり、特別な回路を必要とせずに作成可能である。した
がって、1対n直並列変換回路113の詳細な図示およ
び説明は省略する。
列信号処理装置の構成の要部を表わしたものである。こ
の実施例では、並列データを入力して、並列データを出
力する場合を扱っている。並列信号処理装置に入力する
第1〜第nデータ1411〜141nは、それぞれに対応
した第1段フリップフロップ回路(FF)1421〜1
42nのデータ入力端子に供給される。これら第1段フ
リップフロップ回路1421〜142nのクロック入力端
子には、n位相クロック生成部143から第0位相クロ
ック信号1440が入力されるようになっている。
nデータ1411〜141nがこの並列信号処理装置に供
給される周期に等しい周期の基準クロック145を入力
して、n分の1ずつ位相をずらしたクロック信号を作成
し、第1位相クロック信号1441、第2位相クロック
信号1442、……として出力する。このような位相を
ずらした信号は、DPLL(ディジタルPLL回路)あ
るいはAPLL(アナログPLL回路)を用いて生成す
ることができる。第1位相クロック信号1441、第2
位相クロック信号1442、……第n位相クロック信号
144nは、第2段フリップフロップ回路1461〜14
6nの対応するクロック入力端子に1つずつ供給するよ
うになっている。ただし、第0位相クロック信号144
0は位相のずれがなく、その立ち上がりは基準クロック
145の立ち上がりと一致する。
42nは、第0位相クロック信号1440で第1〜第nデ
ータ1411〜141nを一斉に入力し、保持された第1
〜第nデータ1481〜148nを出力側に1対1で配置
された第2段フリップフロップ回路1461〜146nの
対応する入力端子に供給する。この結果、第2段フリッ
プフロップ回路1461は第0位相クロック信号1440
の立ち上がりからn分の1遅延したタイミングで第1デ
ータ1481を取り込み、その出力側から第1データ1
491として第1の並列処理部1511に入力することに
なる。第1の並列処理部1511には第1位相クロック
信号1441が供給されており、第1データ1491を処
理してその結果を第1データ1521として出力するこ
とになる。
62は第0位相クロック信号1440の立ち上がりからn
分の2遅延したタイミングで第2データ1482を取り
込み、その出力側から第2データ1492として第2の
並列処理部1512に入力する。第2の並列処理部15
12には第2位相クロック信号1442が供給されてお
り、第2データ1492を処理してその結果を第2デー
タ1522として出力する。以下同様である。
処理装置で、“n”が“4”の場合の回路の要部の信号
処理の時間経過を示したものである。この図で第1のデ
ータはで、第2のデータはで、第3のデータは
で、第4のデータはで示している。第1〜第nデータ
1481〜148nは、同図(a)〜(d)に示すように
同一タイミングで第1段フリップフロップ回路1421
〜142nから出力される。このうちの第1データ14
81(同図(a))は第1位相クロック信号1441(同
図(f))によって第0位相クロック信号1440(同
図(e))よりも4分の1周期(90度)遅延して第2
段フリップフロップ回路1461でラッチされ、第1デ
ータ1491として同図(i)に示すように新しい1周
期分のタイミングでリタイミングされる。第1データ1
491は第1の並列処理部1511に入力されて処理さ
れ、その結果を第1データ1521として出力される。
(b))は第2位相クロック信号1442(同図
(g))によって第0位相クロック信号1440(同図
(e))よりも4分の2周期(180度)遅延して第2
段フリップフロップ回路1462でラッチされ、第2デ
ータ1492として同図(j)に示すように新しい1周
期分のタイミングでリタイミングされる。第2データ1
492は第2の並列処理部1512に入力されて処理さ
れ、その結果を第2データ1522として出力される。
は第3位相クロック信号1443(同図(h))によっ
て第0位相クロック信号1440(同図(e))よりも
4分の3周期(270度)遅延して第2段フリップフロ
ップ回路1463でラッチされ、第3データ1493とし
て同図(k)に示すように新しい1周期分のタイミング
でリタイミングされる。第3データ1493は第3の並
列処理部1513に入力されて処理され、その結果を第
3データ1523として出力される。更に、第4データ
1484(同図(d))は第0位相クロック信号1440
(同図(e))によって第2段フリップフロップ回路1
464でラッチされ、第4データ1494として同図
(l)に示すように新しい1周期分のタイミングでリタ
イミングされる。第4データ1494は第4の並列処理
部1514に入力されて処理され、その結果を第4デー
タ1524として出力されることになる。
を表わしたものである。この第1の変形例では、第1〜
第nの並列処理部1511〜151nの出力側に第3段フ
リップフロップ回路1611〜161nを配置している点
が第2の実施例の並列信号処理装置と異なっている。第
3段フリップフロップ回路1611〜161nには、n位
相クロック生成部143から第0位相クロック信号14
40が入力されるようになっている。
ロップ回路1611〜161nを配置したので、第1〜第
nの並列処理部1511〜151nからタイミングを異に
して出力される第1〜第nデータ1521〜152nを同
一のタイミングでラッチして、変化点が一致した第1〜
第nデータ1621〜162nとして出力することができ
る。
は、第1段フリップフロップ回路1421〜142nにそ
れぞれ異なったタイミングで並列的に処理すべきデータ
が入力した場合でも、これら第1段フリップフロップ回
路1421〜142nでタイミングを一致させた後に、そ
れぞれずらしたタイミングで周期ずつ確保しながら信号
処理を行うことができるようにしている。しかも、第2
の実施例ではこの変形例のような第3段フリップフロッ
プ回路1611〜161nを配置していないので、この並
列信号処理装置を組み込んだLSI(large scale inte
grated circuit:大規模集積回路)等の素子の内部で各
データの処理を遅延して行うことができ、信号処理のタ
イミングが同一時点に集中することによる消費電力の1
点集中やこれに伴うノイズの発生といった不都合を回避
することができる。これに対して、第2の実施例の変形
例では図示しない後段の回路部分にこれらの並列的なデ
ータ1621〜162nを同一タイミングに変化点のある
信号として送出することができる利点がある。
形例における並列信号処理装置の構成を表わしたもので
ある。この図6で図3と同一部分には同一の符号を付し
ており、これらの説明を適宜省略する。この第2の変形
例の装置でn位相クロック生成部143は、基準クロッ
ク145を入力して図3に示した第1〜第nの分離デー
タ1411〜141nを作成するだけでなく、n倍クロッ
ク信号181と第1〜第nのパラレル・シリアルタイミ
ング信号182を作成するようになっている。ここで第
1〜第nのパラレル・シリアルタイミング信号182
は、図1に示した第1〜第nのパラレル・シリアルタイ
ミング信号116と同一の性格の信号であり、n対1並
直列変換回路(n:1 P/S)183に入力されるよ
うになっている。このn対1並直列変換回路183は、
図1に示したn対1並直列変換回路と同一の性格の回路
である。
〜第nの並列処理部1511〜151nの出力側から出力
される第1〜第nデータ1521〜152nをそれぞれの
系統別のタイミングで組み込んで、n多重されたデータ
としてのn多重データ184を出力することになる。
によれば、1対n直並列変換回路に入力された時分割多
重されたn系統のシリアルデータをこれらの系統ごとの
分離データに分離してこれらを系統別にn通りの並列デ
ータとして出力するとき、これら出力されるデータを分
離データに分離される順序を時間的にずらして、対応す
る系統の分離データ処理手段で処理させ、これら処理後
のデータを処理後の出力される順番でシステムクロック
の各クロックにそれぞれ同期して1系統ずつ組み込み、
時分割多重されたn系統のシリアルデータに変換するこ
とにしたので、パラレルなデータをシリアルなデータに
組み替えるときにその組み替えに必要な時間としてのセ
ットアップマージンを各系統で同一にすることができ、
1番短いセットアップマージンをn倍まで増加すること
ができる。また、それぞれの系統の分離データ処理手段
はシリアルデータが分離データに分離される順番に時間
差を置いて処理されるので、電力消費の時間の1点集中
を回避し、電源の小型化やノイズ発生の低減によるコス
トダウンを図ることができる。
ば、時間的に並列に入力されるn系統のデータをn個の
第1のデータ保持手段にシステムクロックに同期してそ
れぞれ系統別に保持した後、システムクロックをその1
周期のn分の1の長さずつ遅延させたn通りの位相クロ
ックでこれら第1のデータ保持手段から出力されるデー
タをn系統の第2のデータ保持手段に異なったタイミン
グで保持させることにしたので、これらの後段に配置さ
れた系統別のデータ処理手段による処理のタイミングを
ずらすことができ、電力消費の時間の1点集中の回避に
よる電源の小型化やノイズ発生の低減を図ることができ
る。
2記載の並列信号処理装置の第2のデータ保持手段の後
段に第3のデータ保持手段を設け、入力するデータのタ
イミングを一致させたので、以後のデータ処理のための
タイミング処理が簡単になるという利点がある。
置の回路構成を表わしたブロック図である。
処理の時間経過を示したタイミング図である。
置の構成の要部を表わしたブロック図である。
“n”が“4”の場合の回路の要部の信号処理の時間経
過を示したタイミング図である。
したブロック図である。
したブロック図である。
わしたブロック図である。
理の時間経過を示したタイミング図である。
表わしたブロック図である。
持手段) 143、143A n位相クロック生成部 144 位相クロック信号 145 基準クロック 146 第2段フリップフロップ回路(第2のデータ保
持手段) 151 並列処理部 161 第3段フリップフロップ回路(第3のデータ保
持手段) 181 n倍クロック信号
Claims (6)
- 【請求項1】 2以上の任意の整数をnとするとき所定
の周期のシステムクロックの1クロックごとに同期して
時分割多重されたn系統のシリアルデータをこれらの系
統ごとの分離データに分離してこれらを系統別にn通り
の並列データとして出力する1対n直並列変換回路と、 前記システムクロックをn分周すると共にこれらn分周
して得られたクロック信号をシステムクロックの1周期
分ずつずらしたn系統の1/nクロック信号を生成する
1/nクロック信号生成手段と、 前記1対n直並列変換回路から出力されるn通りの分離
データに対応してn通り用意され、それぞれの分離デー
タが分離出力されたタイミングで1/nクロック信号生
成手段の生成したn系統の1/nクロック信号のうちの
対応する信号で分離データを取り込んで処理する分離デ
ータ処理手段と、 これらn通りの分離データ処理手段から前記システムク
ロックの1クロック分ずつ遅延して出力される処理後の
分離データのそれぞれの出力タイミングに同期したn系
統のパラレル・シリアル変換時タイミング信号を生成す
るパラレル・シリアル変換時タイミング信号生成手段
と、 前記n通りの分離データ処理手段のそれぞれの出力側に
配置され、これらから出力される処理後のn系統の分離
データをパラレル・シリアル変換時タイミング信号生成
手段で生成した対応するパラレル・シリアル変換時タイ
ミング信号によって前記システムクロックの各クロック
にそれぞれ同期して1系統ずつ組み込んで時分割多重さ
れたn系統のシリアルデータに変換するn対1並直列変
換回路とを具備することを特徴とする並列信号処理装
置。 - 【請求項2】 2以上の任意の整数をnとするとき時間
的に並列に入力されるn系統のデータを所定の周期のシ
ステムクロックに同期してそれぞれ系統別に保持するn
個の第1のデータ保持手段と、 前記システムクロックをその1周期のn分の1の長さず
つ遅延させたn通りの位相クロックを生成するn位相ク
ロック生成手段と、 前記n個の第1のデータ保持手段から出力される系統別
のデータを系統別に1種類ずつ割り当てられた位相クロ
ックのタイミングでそれぞれ保持する系統別に設けられ
たn個の第2のデータ保持手段と、 これら第2のデータ保持手段に保持された系統別のデー
タを保持された順に入力して処理する系統別に設けられ
たn個のデータ処理手段とを具備することを特徴とする
並列信号処理装置。 - 【請求項3】 前記系統別に設けられたn個のデータ処
理手段から出力されるデータをそれぞれ系統別に保持す
るn個の第3のデータ保持手段と、 これら第3のデータ保持手段に保持されるデータのタイ
ミングを前記システムクロックに同期させる処理後デー
タ保持同期手段とを具備することを特徴とする請求項2
記載の並列信号処理装置。 - 【請求項4】 前記第1のデータ保持手段、第2のデー
タ保持手段および第3のデータ保持手段はフリップフロ
ップ回路によって構成され、前記処理後データ保持同期
手段は前記n位相クロック生成手段の生成した前記シス
テムクロックの変化点に一致した位相クロックを第3の
データ保持手段にクロック信号として入力することでn
系統のデータの同期を行うことを特徴とする請求項3記
載の並列信号処理装置。 - 【請求項5】 前記系統別に設けられたn個のデータ処
理手段から出力されるデータを出力される順序に前記n
位相クロック生成手段の生成するそれぞれの位相クロッ
クに同期してパラレル・シリアル変換してn系統のシリ
アルデータを出力するn対1並直列変換回路を具備する
ことを特徴とする請求項2記載の並列信号処理装置。 - 【請求項6】 前記各回路および手段は大規模集積回路
内の部品として構成されていることを特徴とする請求項
1〜請求項5記載の並列信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000182652A JP3461486B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 並列信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000182652A JP3461486B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 並列信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002009628A JP2002009628A (ja) | 2002-01-11 |
JP3461486B2 true JP3461486B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=18683372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000182652A Expired - Lifetime JP3461486B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 並列信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3461486B2 (ja) |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000182652A patent/JP3461486B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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