JP2976276B2 - タイミング発生器 - Google Patents

タイミング発生器

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JP2976276B2
JP2976276B2 JP8139257A JP13925796A JP2976276B2 JP 2976276 B2 JP2976276 B2 JP 2976276B2 JP 8139257 A JP8139257 A JP 8139257A JP 13925796 A JP13925796 A JP 13925796A JP 2976276 B2 JP2976276 B2 JP 2976276B2
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31917Stimuli generation or application of test patterns to the device under test [DUT]
    • G01R31/31922Timing generation or clock distribution

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶回路
の試験に用いられ、所定のタイミングで試験パルス群を
出力するタイミング発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶回路の試験に際しては、所定
のタイミングで試験パルスを発生するタイミング発生す
るタイミング発生器を必要としている。またこの試験パ
ルスは、所定の時間間隔で並ぶ複数のパルス群が、所定
の周期で繰り返し発生されるが、各サイクルによって異
なる開始タイミングでパルス群の出力が要求される場合
がある。
【0003】図7は、従来の複数の試験パルスを繰り返
し発生するタイミング発生器の構成を示すブロック図で
ある。この例では、等間隔の2つの試験パルスを各試験
サイクル毎に異なる開始タイミングで発生する構成を示
している。
【0004】図7において118はCPU(Central
Processing Unit:中央処理装置)であり、後述する
RAM(Random Access Memory)109-1、109-2
にアクセスする(データの読み書きをする)ためのmビ
ットのデータ線DOUTとnビットのアドレス線ADR、
ならびにライトイネイブル線WE1、WE2を有してい
る。なお、この例ではアドレス線ADRを4ビットとし
て説明する。
【0005】図8は、図7に示すタイミング発生器の各
部の信号の様子を示すタイミングチャートであり、RA
M109-1、109-2にタイミングデータを書き込む試
験サイクルAから試験サイクルFまでを示している。
【0006】まずCPU118は、試験サイクルAにお
いて、アドレスADRとして“0”を出力し、データDO
UTとして“0”を出力する。またこのとき、セレクタ1
08によってCPU118が出力するADRが選択され
る。ここでCPU118はライトイネイブル線WE1
書き込みパルスWE1を出力する。
【0007】こうして試験サイクルAにおいては、RA
M109-1のADR0にデータ“0”が書き込まれる。
次にCPU118は、試験サイクルBにおいて同様にR
AM109-1のADR1にデータ“10”を、また試験
サイクルCにおいてADR2にデータ“20”を書き込
む。
【0008】さらにCPU118は、試験サイクルDに
おいて、アドレスADRとして“0”を出力し、データ
DOUTとして“5”を出力する。またこのときも、セレ
クタ108によってCPU118が出力するADRが選
択される。ここでCPU118はライトイネイブル線W
2に書き込みパルスWE2を出力する。
【0009】こうして試験サイクルDにおいては、RA
M109-2のADR0にデータ“5”が書き込まれる。
次にCPU118は、試験サイクルEにおいて同様にR
AM109-2のADR1にデータ“15”を、また試験
サイクルFにおいてADR2にデータ“25”を書き込
む。
【0010】このようにしてCPU118は、予めRA
M109-1、109-2にタイミングデータを書き込む。
なお、実際にはIC109-1、109-2の全てのアドレ
スADRに所定のタイミングデータを書き込むが、この
例では試験サイクルAから試験サイクルFまでを書き込
みサイクルとし、これ以降の書き込みサイクルの説明は
省略する。
【0011】図9(a)ならびに図9(b)は、各々こ
うしてRAM109-1、109-2に書き込まれたタイミ
ングデータのメモリマップである。なお、図9(a)あ
るいは図9(b)に示す各データ(タイミングデータ)
は基準時刻からの経過時間を表し、この例では単位はn
S(ナノ秒)である。
【0012】図10は、これらRAM109-1、109
-2に書き込まれたタイミングデータを読み出す試験サイ
クルGから試験サイクルIまでを示すタイミングチャー
トである。
【0013】まず、試験サイクルGにおいてクロック端
子107に基準クロックT0が入力されると、カウンタ
回路から構成されたパターン発生器106はアドレスA
DR0を出力する。このとき、セレクタ108によって
パターン発生器106が出力するADRが選択され、A
DR0はRAM109-1、109-2のADRに供給され
る。
【0014】ここで、ADR0が供給されたRAM10
-1あるいは109-2のデータ線DOUTには、各々
“0”あるいは“5”出力される。このRAM109-1
のDOUTはパルス発生器110-1に入力され、RAM10
-2のDOUTはパルス発生器110 -2に入力される。
【0015】一方前述の基準クロックT0は、ディレイ
ライン(遅延線:遅延回路)111に入力されて所定の
遅延時間td(既知)が与えられ、このディレイライン1
11が出力するトリガ信号T0'はパルス発生器110-1
と110-2とに供給される。
【0016】これらパルス発生器110-1あるいは11
-2は、トリガ信号T0'が入力された時刻から各々RA
M109-1あるいは109-2から与えられるタイミング
データによって設定される時間が経過した後、パルスP
1あるいはP2を出力する。
【0017】これらパルスP1とP2とはオアゲート11
4によって論理和が求められ、出力パルスP0として出
力端子117から出力される。即ち試験サイクルGにお
いては、基準クロックT0が入力されてから時間td後と
d+5nS後とに出力端子117にパルスが出力され
る。
【0018】次の試験サイクルHにおいては、基準クロ
ックT0が入力されると、RAM109-1、109-2
ADRには、パターン発生器106からセレクタ108
を介してADR1が供給される。
【0019】このとき、RAM109-1あるいは109
-2のデータ線DOUTには、各々“10”あるいは“15”
出力され(図9参照)、これによって出力端子117に
は、基準クロックT0が入力されてから、時間td+10
nS後とtd+15nS後とにパルスが出力される。
【0020】次の試験サイクルI以降の動作は上述と同
様であるので、詳細な説明は省略するが、これら試験サ
イクルG以降においては、等間隔の2つの試験パルスが
各試験サイクル毎に異なる開始タイミングで出力され
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の例で
は各試験サイクル毎に2つの試験パルスを出力する構成
である。従って、タイミングデータを記憶するRAM
と、このタイミングデータに基づいた単発パルスを発生
するパルス発生器とを各々2つずつ必要としている。
【0022】しかしながら、このパルス発生器は複数の
カウンタ回路を有している等、複雑な内部構成をなして
おり、タイミング発生器の回路構成全体の複雑化の原因
となる。また、場合によってはRAMの数も増加し、当
然ながらこのタイミング発生器の回路構成全体が複雑化
してしまう。
【0023】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、回路構成を複雑化することなく、複数のパル
スを発生することが可能であるタイミング発生器を提供
することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、所定の時間
間隔を有する複数のパルスを所定のタイミングで発生す
るタイミング発生器であって、入力された第1の基準信
号を計数して第1のアドレスを出力するアドレス発生手
段と、前記第1の基準信号に当該第1の基準信号の周期
時間に満たない第1の遅延時間を与えて第2の基準信号
を出力する第1の遅延手段と、前記第1の基準信号と前
記第2の基準信号とによって相互に当該出力ビットが反
転させられるフリップフロップと、前記第1のアドレス
に前記フリップフロップの出力ビットが付加された第2
のアドレスの位置に書き込まれている第1のタイミング
データを出力する記憶手段と、トリガ入力端子を有し当
該トリガ端子に前記第1の基準信号あるいは前記第2の
基準信号が入力されてから前記第1のタイミングデータ
によって示される時間経過後にパルスを出力するパルス
発生手段とを具備し、前記第1のアドレスにより示され
る前記記憶手段の複数の記憶領域の各々対応するアドレ
スに書き込まれた前記タイミングデータ同士は、前記所
定の時間間隔から前記第1の遅延時間を減じた値の時間
差を有することを特徴とする。
【0025】また、請求項2に記載の発明にあっては、
請求項1に記載のタイミング発生器では、前記フリップ
フロップは前記出力ビットを反転させるクロック入力端
子を有し、前記クロック端子には前記第1の基準信号と
前記第2の基準信号との論理和を算出する論理和手段の
出力端子が接続されていることを特徴とする。
【0026】また、請求項3に記載の発明にあっては、
請求項1あるいは請求項2に記載のタイミング発生器で
は、前記パルス発生手段が有する前記トリガ入力端子に
は、前記記憶手段からの前記第1のタイミングデータの
読み出しに要する第2の遅延時間を補償するための第2
の遅延手段を介して前記論理和手段の出力端子が接続さ
れていることを特徴とする。
【0027】また、請求項4に記載の発明にあっては、
請求項1ないし請求項3に記載のタイミング発生器で
は、前記第2のアドレスと当該第2のアドレスに対応し
た第2のタイミングデータと前記記憶手段に前記第1の
タイミングデータを書き込むための書き込み信号とを出
力する制御手段と、前記第2のアドレスの内前記前記フ
リップフロップの出力ビットに対応するビットの値に基
づいて前記第1の遅延時間を有効とするか無効とするか
を選択する選択手段と、前記第2のタイミングデータか
ら前記第1の遅延時間を減じて前記第1のタイミングデ
ータを出力する減算手段とを有することを特徴とする。
【0028】この発明によれば、アドレス発生手段が入
力された第1の基準信号を計数して第1のアドレスを出
力し、第1の遅延手段が第1の基準信号に当該第1の基
準信号の周期時間に満たない第1の遅延時間を与えて第
2の基準信号を出力し、フリップフロップは第1の基準
信号と第2の基準信号とによって相互に当該出力ビット
が反転させられ、記憶手段が第1のアドレスにフリップ
フロップの出力ビットが付加された第2のアドレスの位
置に書き込まれている第1のタイミングデータを出力
し、パルス発生手段はトリガ入力端子を有し当該トリガ
端子に第1の基準信号あるいは第2の基準信号が入力さ
れてから第1のタイミングデータによって示される時間
経過後にパルスを出力する。この第1のアドレスにより
示される記憶手段の複数の記憶領域の各々対応するアド
レスに書き込まれたタイミングデータ同士は、パルス発
生手段が出力する複数のパルスの時間間隔から第1の遅
延時間を減じた値の時間差を有する。また、制御手段が
第2のアドレスと当該第2のアドレスに対応した第2の
タイミングデータと記憶手段に第1のタイミングデータ
を書き込むための書き込み信号とを出力し、選択手段が
第2のアドレスの内フリップフロップの出力ビットに対
応するビットの値に基づいて第1の遅延時間を有効とす
るか無効とするかを選択し、減算手段が第2のタイミン
グデータから第1の遅延時間を減じて第1のタイミング
データを出力する。
【0029】
【発明の実施の形態】
A.構成 以下に本発明のタイミング発生器について説明する。図
1は、本発明の一実施の形態にかかるタイミング発生器
の構成を示すブロック図である。図1において18はC
PUであり、mビットのデータ線DOUTとnビットのアド
レス線ADR、ならびにライトイネイブル線WEを有し
ている。
【0030】CPU18が有するアドレス線ADRは、
セレクタ8が有する入力端子Aに入力されるとともに、
その上位1ビットはセレクタ1のセレクト端子SELに
接続されている。
【0031】セレクタ1は、セレクト端子SELに入力
された信号の状態に基づいて、入力された2つのmビッ
トデータの内の何れかを選択する。本実施の形態では、
このセレクタ1に0nSを表すデータと4nSを表すデ
ータとが入力されている。
【0032】即ち、CPU18が出力するアドレス線A
DRの上位1ビットが“0”のときはデータとして
“0”が選択され、アドレス線ADRの上位1ビットが
“1”のときはデータとして“4”が選択される。この
セレクタ1の出力端子とCPU18のデータ線DOUTと
は、減算器2の2つの入力端子の各々に接続されてい
る。
【0033】一方7は、クロック端子であり、基準クロ
ックT0が入力される。この基準クロックT0は、オアゲ
ート4の入力端子の一方とディレイライン3の入力端子
とに供給される。
【0034】本実施の形態のディレイライン3は、基準
クロックT0にtd1の遅延時間を与えて出力する。この
遅延時間td1は基準クロックT0の周期時間よりも短く、
本実施の形態では一例として4nSである。またディレ
イライン3が出力するクロック信号T0'は、オアゲート
4の入力端子の他方に供給される。
【0035】オアゲート4が出力するクロック信号T1
は、FF(フリップフロップ)5のCK(クロック)入
力端子とディレイライン11とに供給される。ディレイ
ライン11は、クロック信号T1に所定の遅延時間td2
を与え、クロック信号T1'を出力する。
【0036】FF5はD−FFであり、その反転出力端
子/Q(Qバーを意味する、以降同様)とD入力端子と
が接続されている。さらにこのFF5の反転出力−Q
は、パターン発生器6が出力するn−1ビットのパター
ンアドレスの上位ビット側に付加され、nビットのパタ
ーンアドレスとしてセレクタ8の入力端子Bに供給され
る。
【0037】セレクタ8は、2つの入力端子Aあるいは
Bに入力されたnビットアドレス信号の内の何れかを選
択してRAM9のアドレス端子ADRに供給する。この
RAM9のデータ入力端子DINには減算器2の出力端子
が接続され、ライトイネイブル端子WEにはCPU18
のライトイネイブル線WEが接続されている。
【0038】RAM9のデータ出力端子DOUTは、パルス
発生器10のデータ入力端子DINに接続されている。ま
たパルス発生器10のトリガ入力端子Trigには、前述の
ディレイライン11が出力するクロック信号T1'が供給
される。
【0039】図2は、パルス発生器10の内部の詳細な
構成を示すブロック図である。図2において、パルス発
生器10のデータ入力端子DINに入力されたmビットの
データは、ダウンカウンタ21aならびに21bの各々
データ入力端子Dに供給される。
【0040】ダウンカウンタ21aおよび21bは、後
述する基準発振器23が出力するクロック信号CK0
クロック端子CKに入力される毎に、カウント値を1ず
つ減算するmビットのカウンタであり、カウント値が
“0”のときにゼロ出力端子Zにパルスを出力する。
【0041】これらダウンカウンタ21aのゼロ出力Z
とダウンカウンタ21bのゼロ出力Zとは、オアゲート
24によって論理和が求められ、オアゲート24の出力
はパルス発生器10のP0として出力される。
【0042】基準発振器23は、CR発振器や水晶発振
器等の自励発振器であり、本実施の形態で設定し得るタ
イミングの最小単位時間(例えば1nS)毎のクロック
信号CK0を出力する。
【0043】また、ダウンカウンタ21aならびに21
bはプリセット端子PRSTを有しており、このプリセッ
ト端子PRSTにプリセット信号が入力されると、カウント
値がデータ入力端子Dに示される値にプリセットされ
る。
【0044】一方、パルス発生器10のトリガ入力端子
Trigに入力されたクロック信号T1'は、T−FF(T
型フリップフロップ)22のクロック端子CKに供給さ
れる。このT−FF22は、クロック端子CKにクロッ
ク信号T1'が入力される毎に非反転出力端子Qと反転出
力端子/Qの状態が互いに反転する。この非反転出力端
子Qと反転出力端子/Qとは、各々ダウンカウンタ21
aあるいは21bのプリセット端子PRSTに接続されて
いる。
【0045】図3は、パルス発生器10における各部の
信号の様子を示すタイミングチャートである。なおこの
図では、クロック信号P0の周期が1nS、ダウンカウン
タ21aおよび21bにプリセットされるデータDが
“5”である場合を例に挙げて説明する。
【0046】図3に示すようにパルス発生器10では、
ダウンカウンタ21aとダウンカウンタ21bとが交互
にプリセットされることで、トリガ入力Trigから5nS
遅れたパルス出力P0を途切れることなく出力する。
【0047】B.動作 以下に、本実施の形態の動作について説明する。なおこ
こでは、アドレスADRが5ビット、またパルス出力P0
として5nSの間隔を有する2つのパルスを出力する場
合を例に挙げて説明する。
【0048】図4は、本実施の形態におけるタイミング
発生器の各部における信号の様子を示すタイミングチャ
ートであり、RAM9にタイミングデータを書き込む試
験サイクルAから試験サイクルFまでを示している。
【0049】まずCPU18は、試験サイクルAにおい
て、アドレスADRとして“0”を出力し、データDOUT
として“0”を出力する。またこのとき、セレクタ8は
入力端子A、即ちCPU18が出力するADRを選択す
る。
【0050】CPU18が出力するアドレスADRが
“0”である場合には、その上位1ビットが“0”であ
るので、セレクタ1によって“0”が選択される。ここ
で減算器2は、CPU18が出力するアドレスADRの
値“0”からセレクタ1によって選択された値“0”を
減じた“0”を出力する。
【0051】ここでCPU18は、書き込みパルスWE
を出力し、RAM9のADR0に減算器2の出力値を書
き込む。即ち、RAM9のADR0には“0”が書き込
まれる。なお、このRAM9のメモリマップを図5に示
す。
【0052】次にCPU18は、試験サイクルBにおい
て同様にRAM9のADR1にデータ“10”を、また
試験サイクルCにおいてはADR2にデータ“20”・
・・のように、ADR15まで順次書き込む(ADR3
以降は図示ならびに説明を省略する)。これらの場合、
全てアドレスADRの上位1ビットは“0”であるの
で、セレクタ1によって“0”が選択される。
【0053】この後CPU18は、試験サイクルDにお
いて、アドレスADRとして“16”を出力し、データ
DOUTとして“5”を出力する。またこのときも、セレ
クタ8は入力端子A、即ちCPU18が出力するADR
を選択する。
【0054】CPU18が出力するアドレスADRが
“16”である場合には、その上位1ビットが“1”で
あるので、セレクタ1によって“4”が選択される。こ
のため減算器2は、CPU18が出力するアドレスAD
Rの値“5”からセレクタ1によって選択された値
“4”を減じた“1”を出力する。
【0055】ここでCPU18は、書き込みパルスWE
を出力し、RAM9のADR16に減算器2の出力値を
書き込む。即ち、RAM9のADR16には“1”が書
き込まれる。
【0056】次にCPU18は、試験サイクルEにおい
てはデータDOUTとして“15”を出力し試験サイクル
FにおいてはデータDOUTとして“25”を出力する。
これらの場合、全てアドレスADRの上位1ビットは
“1”であるので、セレクタ1によって“4”が選択さ
れる。
【0057】即ちCPU18は、RAM9のADR17
にデータ“11”を、またADR18にデータ“21”
・・・のように、ADR31まで順次書き込む(ADR
19以降は図示ならびに説明を省略する)。
【0058】さて図6は、RAM9に書き込まれたタイ
ミングデータを読み出す試験サイクルGから試験サイク
ルIまでを示すタイミングチャートである。なおこれ以
降は、セレクタ8は入力端子Bを選択する。また、試験
サイクルGの開始時においては、FF5の反転出力/Q
は“1”となっているものとする。
【0059】まず、試験サイクルGにおいてクロック端
子7に基準クロックT0が入力されると、カウンタ回路
から構成されたパターン発生器6はアドレスADR0を
出力する。
【0060】また、オアゲート4の入力端子の一方には
基準クロックT0が直接入力され、他方にはディレイラ
イン3によって4nSの遅延を与えられたクロック信号
0'が入力される。
【0061】即ちクロック信号T1は、基準クロックT0
に対して4nSの時間間隔を有する2つのパルスとな
る。従ってFF5の反転出力/Qは、基準クロックT0
入力されてから4nSの間だけ“0”となり、これ以外
は“1”となる。
【0062】このため試験サイクルGにおいては、基準
クロックT0が入力されてから4nSの間はRAMのア
ドレス端子ADRには“0”が供給され、これ以外では
“16”が供給される。
【0063】即ち試験サイクルGにおいては、基準クロ
ックT0が入力されてから4nSの間はRAMのデータ
出力端子DOUTからは“0”が出力され、これ以外では
“1”が出力され、パルス発生器10に供給される。
【0064】図6は、図1に示すタイミング発生器の各
部の信号の様子を示すタイミングチャートである。パル
ス発生器10のトリガ端子Trigには、クロック信号T1
に所定の遅延時間が与えられたクロック信号T1'が供給
される。
【0065】試験サイクルGにおいて、パルス発生器1
0に最初のトリガが入力されたときには、タイミングデ
ータは“0”であるので、この時点でP0が出力され
る。次に、最初のトリガから4nS後に次のトリガが入
力される。このときのタイミングデータは“1”である
ので、トリガから1nS後にP0が出力される。即ち、最
初のトリガの時点と5nS後とにP0にパルスが出力さ
れる。
【0066】次に、試験サイクルHにおいてクロック端
子7に基準クロックT0が入力されると、カウンタ回路
から構成されたパターン発生器6はアドレスADR1を
出力する。
【0067】この試験サイクルHにおいても、FF5の
反転出力/Qは、基準クロックT0が入力されてから4n
Sの間だけ“0”となり、これ以外は“1”となる。即
ち、基準クロックT0が入力されてから4nSの間はRA
Mのアドレス端子ADRには“1”が供給され、これ以
外では“17”が供給される。
【0068】このため試験サイクルHにおいては、基準
クロックT0が入力されてから4nSの間はRAMのデ
ータ出力端子DOUTからは“1”が出力され、これ以外で
は“11”が出力され、パルス発生器10に供給され
る。
【0069】即ち図6にも示すように、サイクルHにお
いてパルス発生器10に最初のトリガが入力されたとき
には、タイミングデータは“10”であるので、この時
点から10nS後にP0が出力される。
【0070】次に、最初のトリガから4nS後に次のト
リガが入力される。このときタイミングデータは“1
1”であるので、トリガから11nS後にP0が出力され
る。即ち、最初のトリガから10nS後と15nS後と
にP0にパルスが出力される。
【0071】試験サイクルIにおける動作は、上述の試
験サイクルGあるいはHと同様であるので詳細な説明は
省略するが、パルス発生器10に最初のトリガが入力さ
れた時点から20nS後と25nS後とにP0にパルス
が出力される。このように本実施の形態では、パルス発
生器を1つしか有していないが、所定の時間間隔で並ぶ
2つのパルスを出力することができる。
【0072】なお、上述の実施の形態に示した2つのパ
ルスの時間間隔や各試験サイクルにおけるパルスの発生
タイミングは一例であり、本発明はこれらの値に限定さ
れたものではない。また、アドレスやデータ等のビット
数も一例である。
【0073】上述のFF5は、基準クロックT0とクロッ
ク信号T0'とによって出力Qが反転させられるのもであ
れば、例えばSR−FF(Set Reset−Flip Flop)
等、何れにあっても適用可能である。
【0074】また、パターン発生器6が出力するn−1
ビットのアドレスの各ビットの何れの位置にあっても、
FF5の反転出力/Qを挿入することが可能であり、上
述の実施の形態に示した最上位ビットは挿入位置の一例
である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アドレス発生手段が入力された第1の基準信号を計
数して第1のアドレスを出力し、第1の遅延手段が第1
の基準信号に当該第1の基準信号の周期時間に満たない
第1の遅延時間を与えて第2の基準信号を出力し、フリ
ップフロップは第1の基準信号と第2の基準信号とによ
って相互に当該出力ビットが反転させられ、記憶手段が
第1のアドレスにフリップフロップの出力ビットが付加
された第2のアドレスの位置に書き込まれている第1の
タイミングデータを出力し、パルス発生手段はトリガ入
力端子を有し当該トリガ端子に第1の基準信号あるいは
第2の基準信号が入力されてから第1のタイミングデー
タによって示される時間経過後にパルスを出力する。こ
の第1のアドレスにより示される記憶手段の複数の記憶
領域の各々対応するアドレスに書き込まれたタイミング
データ同士は、パルス発生手段が出力する複数のパルス
の時間間隔から第1の遅延時間を減じた値の時間差を有
する。また、制御手段が第2のアドレスと当該第2のア
ドレスに対応した第2のタイミングデータと記憶手段に
第1のタイミングデータを書き込むための書き込み信号
とを出力し、選択手段が第2のアドレスの内フリップフ
ロップの出力ビットに対応するビットの値に基づいて第
1の遅延時間を有効とするか無効とするかを選択し、減
算手段が第2のタイミングデータから第1の遅延時間を
減じて第1のタイミングデータを出力するので、回路構
成を複雑化することなく、複数のパルスを発生すること
が可能であるタイミング発生器が実現可能であるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるタイミング発生
器の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態におけるパルス発生器10の内部
の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態のパルス発生器10における各部
の信号の様子を示すタイミングチャートである。
【図4】同実施の形態におけるタイミング発生器の各部
における信号の様子を示す試験サイクルAから試験サイ
クルFまでのタイミングチャートである。
【図5】同実施の形態におけるRAM9のメモリマップ
を示す図である。
【図6】同実施の形態におけるタイミング発生器の各部
における信号の様子を示す試験サイクルGから試験サイ
クルIまでのタイミングチャートである。
【図7】従来の複数の試験パルスを繰り返し発生するタ
イミング発生器の構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すタイミング発生器の各部の信号の様
子を示す試験サイクルAから試験サイクルFまでのタイ
ミングチャートである。
【図9】図7に示すタイミング発生器におけるRAM1
09-1、RAM109-2のメモリマップを示す図であ
る。
【図10】図7に示すタイミング発生器の各部の信号の
様子を示す試験サイクルGから試験サイクルIまでのタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 セレクタ(選択手段) 2 減算器(減算手段) 3 ディレイライン(第1の遅延手段) 4 オアゲート(論理和手段) 5 FF(フリップフロップ) 6 パターン発生器(アドレス発生手段) 9 RAM(記憶手段) 10 パルス発生器(パルス発生手段) 18 CPU(制御手段) T0 基準クロック(第1の基準信号)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時間間隔を有する複数のパルスを
    所定のタイミングで発生するタイミング発生器であっ
    て、 入力された第1の基準信号を計数して第1のアドレスを
    出力するアドレス発生手段(6)と、 前記第1の基準信号に当該第1の基準信号の周期時間に
    満たない第1の遅延時間を与えて第2の基準信号を出力
    する第1の遅延手段(3)と、 前記第1の基準信号と前記第2の基準信号とによって相
    互に当該出力ビットが反転させられるフリップフロップ
    (5)と、 前記第1のアドレスに前記フリップフロップの出力ビッ
    トが付加された第2のアドレスの位置に書き込まれてい
    る第1のタイミングデータを出力する記憶手段(9)
    と、 トリガ入力端子を有し当該トリガ端子に前記第1の基準
    信号および前記第2の基準信号が入力されてから前記第
    2のタイミングデータによって示される時間経過後にパ
    ルスを出力するパルス発生手段(10)とを具備し、前
    記第2のアドレスにより示される前記記憶手段の複数の
    記憶領域の各々対応するアドレスに書き込まれた前記タ
    イミングデータ同士は、前記所定の時間間隔から前記第
    1の遅延時間を減じた値の時間差を有することを特徴と
    するタイミング発生器。
  2. 【請求項2】 前記フリップフロップは前記出力ビット
    を反転させるクロック入力端子を有し、 前記クロック端子には前記第1の基準信号と前記第2の
    基準信号との論理和を算出する論理和手段(4)の出力
    端子が接続されていることを特徴とする請求項1に記載
    のタイミング発生器。
  3. 【請求項3】 前記パルス発生手段が有する前記トリガ
    入力端子には、 前記記憶手段からの前記第1のタイミングデータの読み
    出しに要する第2の遅延時間を補償するための第2の遅
    延手段を介して前記論理和手段の出力端子が接続されて
    いることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載
    のタイミング発生器。
  4. 【請求項4】 前記第2のアドレスと当該第2のアドレ
    スに対応した第2のタイミングデータと前記記憶手段に
    前記第1のタイミングデータを書き込むための書き込み
    信号とを出力する制御手段(18)と、 前記第2のアドレスの内前記前記フリップフロップの出
    力ビットに対応するビットの値に基づいて前記第1の遅
    延時間を有効とするか無効とするかを選択する選択手段
    (1)と、 前記第2のタイミングデータから前記第1の遅延時間を
    減じて前記第1のタイミングデータを出力する減算手段
    (2)とを有することを特徴とする請求項1ないし請求
    項3に記載のタイミング発生器。
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