JP2975796B2 - 文字表示装置 - Google Patents

文字表示装置

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JP2975796B2
JP2975796B2 JP5022580A JP2258093A JP2975796B2 JP 2975796 B2 JP2975796 B2 JP 2975796B2 JP 5022580 A JP5022580 A JP 5022580A JP 2258093 A JP2258093 A JP 2258093A JP 2975796 B2 JP2975796 B2 JP 2975796B2
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博康 新藤
博 小山
昌也 太田
一雅 千明
周作 寺脇
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/153Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units using cathode-ray tubes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/445Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
    • H04N5/44504Circuit details of the additional information generator, e.g. details of the character or graphics signal generator, overlay mixing circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ画面上に文字表
示を行う所謂オンスクリーン機能を有する文字表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、米国においては、難聴者向けを目
的として、テレビ放送の会話やアナウンス等を字幕を用
いてリアルタイムでオンスクリーン表示したり、記録媒
体(磁気テープ、磁気ディスク等)に記憶された画像情
報を再生した際にこの画像情報中の会話を字幕を用いて
オンスクリーン表示したりする機能、即ち字幕の表示方
法をユーザが任意に選択することのできる所謂クローズ
ドキャプション機能を搭載したテレビ受像機が製品化さ
れている。このシステムは日本における文字多重放送に
似たものである。つまり、放送局から送信されたり記録
媒体から再生されたりする画像情報の為のキャプション
データは、これらのテレビ信号における垂直帰線期間中
の特定された水平走査期間(21H)に重畳されてお
り、このキャプションデータをクローズドキャプション
機能でデコードすることによって、テレビ画面上への字
幕表示を可能としている。
【0003】ここで、上記したクローズドキャプション
機能を実現する為の構成はIC化されてテレビ受像機に
内蔵されており、このIC内部には、字幕表示の為のビ
デオRAM、キャラクタROM、及びこれらのRAM及
びROMを制御する為の周辺回路等が含まれている。例
えば、クローズドキャプションによる字幕表示モードに
は、32文字×16行の情報をテレビ画面全体に表示す
るテキストモード、32文字×4行の情報をテレビ画面
の任意の位置に表示できるキャプションモードがある。
そして、テキストモードにおけるキャプションデータが
デコードされると32文字×16行分の文字コードが発
生し、キャプションモードにおけるキャプションデータ
がデコードされると32文字×4行分の文字コードが発
生することになる。前記ビデオRAMは、これらの文字
コードが予め記憶されアクセスに応答して文字コードを
読み出すものであり、記憶容量を多く必要とするテキス
トモードに従って少なくとも512(=32×16)ア
ドレスで構成される。また、前記ビデオRAMの512
アドレスはテレビ画面上に表示される最大32文字×1
6行の各文字表示位置に1対1に対応している。従っ
て、前記ビデオRAMのアクセスは、テレビ信号に含ま
れる水平同期信号及び垂直同期信号と、文字フォントの
各水平ドットを水平走査線が通過する毎に周期を繰り返
すドットクロックと、から作成されるアドレス信号によ
って行われる。また、前記キャラクタROMは、テレビ
画面上に表示し得る所定の文字フォント(横mドット×
縦nドット)の文字データを記憶したものであり、前記
ビデオRAMの文字コードによってアクセスされ、アク
セスされた文字データの横mドット分のドットパターン
を横方向に32文字分読み出し、それを縦方向にn回順
次読み出すものである。
【0004】さて、前記キャラクタROMの文字データ
をドットパターンに展開してテレビ画面上に表示する場
合、テレビ画面上で文字表示を行う水平位置は固定され
ている為、テレビ画面上で文字表示を行う垂直開始位置
を検出する構成が必要となる。テレビ画面の垂直位置は
水平走査線数を計数することによって検出できることに
着目し、従来は、1フィールドの水平走査線数を計数す
るのに十分なビット数を有するカウンタ及び該カウンタ
と同一ビット数を有するレジスタを設けることによっ
て、文字表示の為の垂直位置検出を実現している。具体
的には、表示すべき文字行の垂直開始位置まで水平走査
線数を計数して得られるバイナリデータを前記レジスタ
に予めセットしておき、前記カウンタが垂直同期信号で
リセットされた後に水平同期信号に同期して計数を行
い、前記カウンタ及び前記レジスタの内容が一致した
時、垂直開始位置を示す前記カウンタのバイナリデータ
及び水平開始位置を示すバイナリデータをアドレスデー
タとして、前記ビデオRAMをアクセスする様にしてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、一画面当りに
例えば4行分の文字表示を行う場合、4種類の垂直開始
位置を示すバイナリデータが必要となり、該バイナリデ
ータをセットする為に4個のレジスタが必要となる。と
ころが、上記したクローズドキャプション機能をIC化
する際に、独立したレジスタを複数個設けると、チップ
サイズが大きくなってしまう問題点があった。これは、
近年要求され続けているチップの小型化及び高集積度の
面で不利である。
【0006】そこで、本発明は、チップサイズを抑えて
良好な文字表示を行うことのできる文字表示装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、テレビ画面上に文字表示を行う文字表示装置にお
いて、前記テレビ画面に表示される文字の垂直方向開始
位置を示す制御データが、共通のカラムアドレス及び複
数のローアドレスで定まる各アドレスに記憶されたビデ
オRAMと、水平同期期間中に少なくとも前記ビデオR
AMのローアドレスの初期値から最終値までを計数する
ローカウンタと、垂直同期信号でリセットされ前記水平
同期信号に同期して計数動作を行う垂直位置カウンタ
と、前記ローカウンタで計数されたローアドレス及び前
記共通のカラムアドレスに応じて前記ビデオRAMから
読み出された前記制御データ、及び、前記垂直位置カウ
ンタの内容の一致検出を行う一致検出回路と、前記一致
検出回路の一致検出出力に基づき、前記ローカウンタで
計数されたローアドレスを保持するラッチ回路と、前記
水平同期期間中は前記ローカウンタで順次計数されるロ
ーアドレスに基づき前記制御データが記憶された前記ビ
デオRAMのアドレスをアクセスできる様に、且つ、前
記水平同期期間以外は前記ラッチ回路に保持されたロー
アドレスに基づき文字コードが記憶された前記ビデオR
AMのアドレスをアクセスできる様に、前記ローカウン
タ及び前記ラッチ回路の内容を切換出力する切換出力回
路と、を備えた点である。
【0008】
【作用】本発明によれば、ビデオRAMの共通のカラム
アドレス及び複数のローアドレスで定まる各アドレスに
表示文字の垂直方向開始位置を示す制御データが書き込
まれ、各水平同期期間に、全制御データがビデオRAM
から順次読み出され、現在の垂直位置を示す垂直位置カ
ウンタの内容との一致検出が行われる。両者の一致が取
れた場合、当該水平同期期間後に、その時の制御データ
を垂直位置開始アドレスとして、ビデオRAMのアクセ
スが行われる。
【0009】
【実施例】本発明の詳細を図面に従って具体的に説明す
る。図1は本発明の文字表示装置を示す図であり、テレ
ビ画面(図示せず)上には最大32文字×16行の文字
表示を行えるものとする。尚、図1回路はマイクロコン
ピュータに内蔵されるものとする。
【0010】図1において、(1)はビデオRAMであ
り、シングルポートで構成される。ここで「従来の技
術」の項で述べた様に、クローズドキャプションの文字
表示にはテキストモードとキャプションモードとが存在
する。テキストモードは32文字×16行をテレビ画面
全体にオンスクリーン表示するものであり、またキャプ
ションモードは32文字×4行をテレビ画面の任意の位
置にオンスクリーン表示するものであり、使用者が任意
に選択できる。ビデオRAM(1)は、テキストモード
及びキャプションモードにおいてテレビ信号の垂直帰線
期間に重畳しているキャプションデータをデコードして
発生する文字コード、文字修飾の為のアトリビュートコ
ード等を書き込んだり或は読み出したりするものであ
る。そして、ビデオRAM(1)は、表示文字自体に関
わる記憶領域として、記憶容量を多く必要とするテキス
トモードに従って少なくとも512(=32×16)ア
ドレスを有しており、各アドレスは32文字×16行の
各文字表示位置に1対1に対応している。従って、テレ
ビ画面上に文字表示を行う場合、ビデオRAM(1)の
表示文字自体に関わる記憶領域は、テレビ信号の水平走
査及び垂直走査に同期してアクセスされることになる。
一方、ビデオRAM(1)は、上記した表示文字自体に
関わる記憶領域以外に、表示文字の制御に関わる記憶領
域として、少なくとも表示文字の垂直方向開始位置等を
指示する制御データが記憶されるアドレスも有してい
る。上記した表示文字の垂直方向開始位置を示す制御デ
ータは、垂直方向での表示開始位置に存在すべき水平同
期信号をバイナリで計数した値である。該制御データ
は、後述する様に水平同期期間にアクセスされるもので
ある。
【0011】ビデオRAM(1)は、0H〜FH(H:
ヘキサデシマル)のローアドレス及び00H〜20Hの
カラムアドレスでアクセスされる記憶容量を有し、各ア
ドレスは8ビットで構成されている。上記した表示文字
の垂直方向開始位置を指示する制御データは、0H〜F
Hのローアドレス及び00Hの共通カラムアドレスで決
定する16種類のアドレスに記憶され、また文字コード
及びアトリビュートコードは0H〜FHのローアドレス
及び01H〜20Hのカラムアドレスで決定する512
種類のアドレスに記憶される。ここで、文字コードは0
0H〜7FHの何れかの8ビットデータで表現されて記
憶され、またアトリビュートコードは80H〜FFHの
何れかの8ビットデータで表現されて記憶される。ビデ
オRAM(1)に記憶された内容が文字コードであるの
かアトリビュートコードであるのかは両コードの最上位
ビットで判別されることになる。尚、ビデオRAM
(1)から読み出された文字コードはキャラクタROM
(図示せず)のアクセスに使用され、該キャラクタRO
Mから読み出されたドットパターンデータは信号処理回
路(図示せず)を介してテレビ画面上で表示される。ま
た、ビデオRAM(1)から読み出されたアトリビュー
トコードは直接解読された後に表示文字の修飾に使用さ
れる。
【0012】さて、上記したマイクロコンピュータの1
マシンサイクルは、プログラムの解読結果に基づきビデ
オRAM(1)の書き込み読み出し動作を行うCPUタ
イミングと、CPUの動作とは無関係にビデオRAM
(1)の読み出し動作を行うOSD(On Screen Displa
y)タイミングとから成る。具体的には、図2に示す様
に、1マシンサイクルは、3期間のCPUタイミング及
び3期間のOSDタイミングを交互に繰り返す6ステー
トとから成っている。ビデオRAM(1)は、CPUタ
イミング及びOSDタイミングで独立にアクセスされる
為、構成が簡単なシングルポートで事足りることにな
る。この技術は、本件出願人による特願平4−1066
08号に記載されている。
【0013】(2)はローアドレスレジスタであり、プ
ログラムの解読結果に基づきビデオRAM(1)のロー
アドレスデータがデータバス(3)を介してセットされ
るものである。同様に、(4)はカラムアドレスレジス
タであり、前記プログラムデータの解読結果に基づきビ
デオRAM(1)のカラムアドレスデータがデータバス
(3)を介してセットされるものである。(5)(6)
は切換出力回路であり、ローアドレスレジスタ(2)及
びカラムアドレスレジスタ(4)のセット内容をタイミ
ング切換信号に応じて導出するものである。該タイミン
グ切換信号は、CPUタイミングでハイレベル、OSD
タイミングでローレベルとなる信号である。即ち、該タ
イミング切換信号がハイレベルとなった時、両アドレス
レジスタ(2)(4)のセット内容が切換出力回路
(5)(6)を介してビデオRAM(1)に入力され、
該ビデオRAM(1)が両アドレスレジスタ(2)
(4)のセット内容で決定するアドレスをアクセスされ
た後、当該アドレスに対して制御データ、文字コード、
アトリビュートコード等の書き込み及び読み出しが行わ
れることになる。
【0014】(7)はテレビ画面の垂直位置を示すデー
タを計数する垂直位置カウンタであり、垂直同期信号V
syncの立下りでリセットされた後に水平同期信号Hsync
の立下りを計数するものである。本実施例でNTSC方
式のテレビ受像機を使用する場合、該垂直位置カウンタ
(7)は263個の水平同期信号Hsyncを計数できる9
ビットで構成されることになる。
【0015】(8)は水平同期期間即ち水平同期信号H
syncのロー期間にビデオRAM(1)の16個のローア
ドレスを計数するローカウンタであリ、ローアドレス数
に対応して4ビットで構成され、水平同期信号Hsyncの
立下りでリセットされた後にクロックCK1を計数する
ものである。クロックCK1は、水平同期期間にビデオ
RAM(1)の全ローアドレスを計数できるのであれば
如何なる周波数でもよく、本実施例ではタイミング切換
信号と同一周波数に設定されている。またクロックCK
1は、水平同期信号Hsyncの立下り直後から16周期分
のみ発生する様にゲート制御されている。(9)は後述
する一致検出信号が発生した時にローカウンタ(8)の
計数内容を保持するラッチ回路である。
【0016】(10)は前記キャラクタROMに設定さ
れた文字フォントの横mドットを計数する水平ドットカ
ウンタであり、水平同期信号Hsync又はmを計数した時
のオーバーフロー出力がORゲート(11)を介してリ
セット端子に入力される様になっている。即ち、水平ド
ットカウンタ(10)は、水平同期信号Hsyncの立下り
でリセットされた後、m個のクロックCK2を計数する
毎に発生するオーバーフロー出力でリセットされる動作
を繰り返すものである。尚、クロックCK2は水平走査
線が各水平ドットを通過する毎に周期を繰り返すもので
ある。(12)はビデオRAM(1)のカラムアドレス
を計数するカラムカウンタであり、水平ドットカウンタ
(10)のオーバーフロー出力が計数端子に入力される
様になっている。即ち、カラムカウンタ(12)は、水
平同期期間において、水平同期信号Hsyncの立下りでリ
セットされ、水平同期期間以外において、水平ドットカ
ウンタ(10)のオーバーフロー出力を計数する。
【0017】(14)は切換出力回路であり、ローカウ
ンタ(8)の計数内容又はラッチ回路(9)の保持内容
を水平同期信号Hsyncに応じて導出するものである。即
ち、前記タイミング切換信号がローレベルの時に水平同
期信号Hsyncが存在すると、ローカウンタ(8)の計数
内容が切換出力回路(14)(5)を介してビデオRA
M(1)に入力されると共にカラムカウンタ(12)の
計数内容が切換出力回路(6)を介してビデオRAM
(1)に入力され、ビデオRAM(1)がローカウンタ
(8)及びカラムカウンタ(12)の計数内容で決定す
るアドレスをアクセスされた後、該アドレスから制御デ
ータが読み出されることになる。一方、前記タイミング
切換信号がローレベルの時に水平同期信号Hsyncが存在
しないと、ローカウンタ(8)の計数内容に代わってラ
ッチ回路(9)の保持内容が切換出力回路(14)
(5)を介してビデオRAM(1)に入力され、ビデオ
RAM(1)がラッチ回路(9)の保持内容及びカラム
カウンタ(12)の計数内容で決定するアドレスをアク
セスされた後、該アドレスから文字データ又はアトリビ
ュートコードが読み出されることになる。
【0018】(15)は垂直開始位置レジスタであり、
水平同期期間において、ローカウンタ(8)の計数内容
0H〜FH及びカラムカウンタ(12)の計数内容0H
に応じてビデオRAM(1)から読み出された16種類
の垂直方向開始位置を指示する制御データがデータバス
(16)を介してセットされるものである。尚、垂直開
始位置レジスタ(15)は、クロックCK1に応じて上
記制御データのみを順次保持するものであり、また垂直
位置カウンタ(7)と同様に9ビットで構成され、最上
位ビットは0に固定されている。(17)は所定の水平
走査が行われている時点での垂直位置が文字表示の垂直
方向開始位置であるか否かを検出する一致検出回路であ
り、垂直位置カウンタ(7)の計数内容及び垂直開始位
置レジスタ(15)の保持内容を比較し、両者の内容が
一致した時に上記した一致検出信号を発生するものであ
る。ラッチ回路(9)はこの一致検出信号が入力された
時に垂直開始位置レジスタ(15)の保持内容に対応す
るローカウンタ(8)の計数内容を保持することにな
る。
【0019】尚、ビデオRAM(1)の読み出し内容
は、OSD及びCPUタイミングで読み出されたデー
タ、コード等が混在したものである。そこで、ビデオR
AM(1)の読み出し側とデータバス(16)との間に
ラッチ回路(図示せず)を設け、該ラッチ回路がOSD
タイミングでビデオRAM(1)から読み出された各種
データを保持できる様に、且つ、一致検出回路(17)
がクロックCK1の立下りで一致検出動作を行える様に
することによって、表示文字の垂直開始位置検出の為の
専用の垂直開始位置レジスタ(15)を省略しても良
い。
【0020】(19)は前記一致検出信号でセットされ
るRSフリップフロップである。(20)は文字フォン
トの縦nドットを計数する垂直ドットカウンタであり、
RSフリップフロップ(19)のセット出力でリセット
解除された後、水平同期信号Hsyncの立下りをn回計数
する。(21)は垂直ドット検出回路であり、垂直ドッ
トカウンタ(20)がnのバイナリデータを計数したこ
とを検出し、ハイレベルの検出信号を発生するものであ
る。RSフリップフロップ(19)は、該検出信号でリ
セットされ垂直ドットカウンタ(20)をリセットす
る。即ち、RSフリップフロップ(19)の出力は、垂
直方向開始位置が検出されてから1行分の文字表示が終
了する迄の間だけハイレベルとなり、これはテレビ画面
上で文字表示を行う為のイネーブル信号として使用され
る。
【0021】以上説明した図1回路の動作について図2
のタイムチャートを基に説明する。尚、図2において、
ビデオRAMアクセス期間の中に記載された“O”はO
SDタイミング、“C”はCPUタイミングを示し、ま
た垂直開始位置レジスタの内容の中に記載された“1”
“2”“3”・・・・はローアドレス0H〜FH及びカラム
アドレス0Hで順次決定するビデオRAM(1)のアド
レスを示している。また、ビデオRAM(1)には、水
平同期信号Hsyncが発生する以前の所定のマシンサイク
ルのCPUタイミングにおいて、表示文字の垂直方向開
始位置及びサイズを指示する制御データ、文字コード、
及びアトリビュートコード等がデータバス(3)を介し
て予め書き込まれているものとする。
【0022】まず垂直同期信号Vsyncが立下ると、垂直
位置カウンタ(7)はリセットされる。その後1個目の
水平同期信号Hsyncが立下ると、垂直位置カウンタ
(7)が計数されその値が001Hになると共にローカ
ウンタ(8)及びカラムカウンタ(12)がリセットさ
れ、ローカウンタ(8)は水平同期信号Hsyncの立下り
直後から発生する16周期のクロックCK1の計数を開
始する。水平同期信号Hsyncのロー期間において、ロー
カウンタ(8)の計数内容は切換出力回路(14)を介
して導出される様になっている為、該水平同期期間中の
各OSDタイミングにおいて、垂直開始位置レジスタ
(15)には、ローカウンタ(8)の計数値0H〜FH
及びカラムカウンタ(12)の計数値0Hに応じてビデ
オRAM(1)から読み出された16種類の垂直開始位
置の為の制御データが順次セットされる。そして垂直位
置カウンタ(7)及び垂直開始位置レジスタ(15)の
内容が一致検出回路(17)で比較される。仮に一致検
出信号が発生しない場合、次の水平同期信号Hsyncの立
下りを計数した垂直位置カウンタ(7)の値002H及
び垂直開始位置レジスタ(15)の値が一致検出回路
(17)で再び同様に比較される。
【0023】上記した動作を繰り返し、或る水平同期期
間において、垂直位置カウンタ(7)の計数値が垂直開
始位置レジスタ(15)に順次セットされる16種類の
制御データの何れか1つと一致すると、一致検出回路
(17)からハイレベルの一致検出信号が出力され、こ
の時のローカウンタ(8)の値がラッチ回路(9)に保
持される。尚、水平同期期間中の為、ラッチ回路(9)
の保持内容が切換出力回路(14)から導出されること
はない。一方、RSフリップフロップ(19)が一致検
出信号でセットされ、垂直ドットカウンタ(20)がn
のバイナリデータを計数する迄の間、テレビ画面上での
文字表示が許可される。そして、この水平同期信号Hsy
ncがハイレベルになった時点からn本の水平走査線が走
査を終了する迄の間、ラッチ回路(9)に固定されたロ
ーアドレス及びカラムカウンタ(12)で計数されるカ
ラムアドレスで決定するビデオRAM(1)のアドレス
が、OSDタイミングでアクセスされ、該アドレスから
読み出された文字コード及びアトリビュートコードで指
示される1行分の文字ドットパターンが上記した水平走
査位置に表示されることになる。表示文字の垂直方向開
始位置が検出される度に上記した動作が繰り返されるこ
とになる。
【0024】尚、本実施例では、ビデオRAM(1)に
表示文字の垂直方向開始位置を指示する制御データを書
き込む記憶領域を設けたが、これに限定されることな
く、この他に表示文字のサイズを指示する制御データを
書き込む記憶領域を設け、各水平走査期間内において、
ビデオRAM(1)から両制御データを読み出して表示
文字を制御する様にしてもよい。
【0025】以上より、テレビ画面上に複数行の文字表
示を行う場合でも、各行の垂直方向開始位置を示す値が
セットされる垂直開始位置レジスタ(15)を1個設け
るだけで十分に事足り、これよりマイクロコンピュータ
のチップサイズの小型化が可能となる。実際、垂直開始
位置を示す値をセットする為に、従来の様に複数のレジ
スタを設けた場合と本実施例の様に唯一1個のレジスタ
を設けると共にビデオRAM(1)の記憶容量を一部増
量する場合とでは、本実施例の方がこの為のチップ面積
を1/4程度に縮小することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、テレビ画面上に複数行
の文字表示を行う場合でも、各行の垂直方向開始位置を
示す値を表示タイミングに同期して保持するレジスタ等
を多くても1個設けるだけで十分に事足り、これよりマ
イクロコンピュータのチップサイズの小型化が可能とな
る。これに伴い、チップの高集積化も可能となる利点が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字表示装置を示す図である。
【図2】図1の要部波形を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
(1) ビデオRAM (7) 垂直位置カウンタ (8) ローカウンタ (9) ラッチ回路 (14) 切換出力回路 (15) 垂直開始位置レジスタ (17) 一致検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千明 一雅 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 寺脇 周作 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−272271(JP,A) 特開 昭61−147677(JP,A) 特開 昭63−7083(JP,A) 特開 平3−303361(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 7/08 G09G 5/00 - 5/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ画面上に文字表示を行う文字表示
    装置において、 前記テレビ画面に表示される文字の垂直方向開始位置を
    示す制御データが、共通のカラムアドレス及び複数のロ
    ーアドレスで定まる各アドレスに記憶されたビデオRA
    Mと、 水平同期期間中に少なくとも前記ビデオRAMのローア
    ドレスの初期値から最終値までを計数するローカウンタ
    と、 垂直同期信号でリセットされ前記水平同期信号に同期し
    て計数動作を行う垂直位置カウンタと、 前記ローカウンタで計数されたローアドレス及び前記共
    通のカラムアドレスに応じて前記ビデオRAMから読み
    出された前記制御データ、及び、前記垂直位置カウンタ
    の内容の一致検出を行う一致検出回路と、 前記一致検出回路の一致検出出力に基づき、前記ローカ
    ウンタで計数されたローアドレスを保持するラッチ回路
    と、 前記水平同期期間中は前記ローカウンタで順次計数され
    るローアドレスに基づき前記制御データが記憶された前
    記ビデオRAMのアドレスをアクセスできる様に、且
    つ、前記水平同期期間以外は前記ラッチ回路に保持され
    たローアドレスに基づき文字コードが記憶された前記ビ
    デオRAMのアドレスをアクセスできる様に、前記ロー
    カウンタ及び前記ラッチ回路の内容を切換出力する切換
    出力回路と、を、 備えたことを特徴とする文字表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ビデオRAMは、前記テレビ画面の
    表示領域に対応するアドレスの他に前記制御データを記
    憶するアドレスを有することを特徴とする請求項1記載
    の文字表示装置。
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