JPH0575985A - キヤプシヨンデコーダ表示装置 - Google Patents

キヤプシヨンデコーダ表示装置

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Publication number
JPH0575985A
JPH0575985A JP23659591A JP23659591A JPH0575985A JP H0575985 A JPH0575985 A JP H0575985A JP 23659591 A JP23659591 A JP 23659591A JP 23659591 A JP23659591 A JP 23659591A JP H0575985 A JPH0575985 A JP H0575985A
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JP
Japan
Prior art keywords
character
data
box
caption
presence signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP23659591A
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English (en)
Inventor
Toshio Kamata
寿夫 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0575985A publication Critical patent/JPH0575985A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示メモリにリーディングボックスのため標準
スペースの符号を記憶することなく、画面に表示される
キャプションの始まりと終りにリーディングボックスを
付ける。 【構成】ボックス存在信号発生回路7は、表示メモリ3
から出力されるデータdの文字存在を検出した文字存在
信号eからリーディングボックス存在信号fを作成して
セレクタ8のセレクト端子に供給する。セレクタ8は、
リーディングボックス存在信号fがハイレベルの場合
に、フリップフロップ6からの1キャラクタ時間遅延デ
ータgを出力端子9に導き、リーディングボックス存在
信号fがローレベルの場合に、ボックスを表す符号(2
0h)を出力端子9に導くことにより、表示メモリ3か
ら読出されたデータdの始まりと終りにリーディングボ
ックスを表す符号(20h)のデータを付けたキャプシ
ョンデータhを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】テレビジョン信号のブランキング
期間に多重されたキャプションデータを再生して表示メ
モリに記憶し、この表示メモリに記憶したキャプション
データを読出すことによりキャプションを画面表示する
テレビジョンキャプションデコーダ表示装置に係り、特
に表示メモリが有効活用できるキャプションデコーダ表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン信号のブラウン管に
表示されないブランキング部分に文字を表すデジタル情
報を多重して伝送し、テレビ受信機に接続された専用の
デコーダにより該デジタル情報を受信・復号して、文字
情報を再生し、文字情報単独あるいはテレビ画像に該文
字情報を所定位置にミックス(スーパーインポーズ)し
た形で表示する文字多重放送が世界各地で行われるよう
になってきている。
【0003】ソシテ、この文字多重放送方式の1つであ
り、伝送する文字情報をテレビ放送番組の音声情報を視
覚的に補間するキャプション(字幕)情報に限定したテ
レビジョンキャプション放送が北米で行われている。
【0004】この方式の概要を次に説明する。テレビジ
ョンキャプション放送では、テレビジョンビデオ信号の
第21番目のテレビジョンライン(水平走査線)のブラ
ンキング期間にキャプションデータのデジタル信号を多
重している。このデジタル信号は、多重しているビット
周波数と位相を示すクロックライン部分と、データの始
まりを示すスタートビット部分と、2バイト(16ビッ
ト)のデータ部分に分けられ、テレビジョン受信機(あ
るいはテレビチューナ)と接続された専用のデコーダに
よりテレビジョンビデオ信号から分離した状態で記憶さ
れる。特に、2バイトのデータ部分においては、テレビ
画像とミックスして表示すべき文字符号情報、文字情報
のブラウン管上の表示位置情報、及び該文字情報に付随
する色・アンダーライン等の属性を表す属性情報が伝送
される。このようなキャプションデータを復号すること
により、デコーダはテレビジョン走査に同期させて、所
定表示位置に文字情報を表す画像信号を出力する。この
文字情報を表す画像信号は、ビデオミックス回路にてテ
レビ画像信号とミックスされて、ブラウン管上に文字情
報が付加された画像が表示される。
【0005】次に、より詳しく文字情報の再生について
説明する。前記位置情報および属性情報などの制御情報
を除く文字符号は、基本的に1バイトで1文字を表して
いる。例えば、「TV」という文字情報は「T」を表す
1バイトの符号に続いて「V」を表す1バイトの符号が
伝送される。制御情報は、各キャプションの文字情報を
伝送する前、あるいは文字情報の間に伝送される。次
に、キャプションは制御符号で指示された所定の表示色
をもって表される。そして、テレビ画像とミックスした
際に、もともとのテレビ画像と付加されたキャプション
とが容易に区別されるようにキャプションの各文字は黒
の矩形領域(ブラックボックス)を背景としたボックス
の形態で表示される。
【0006】図5このようなテレビジョンキャプション
放送が画像表示された画面を示す説明図である。
【0007】図5において、画面91の中央には人物の
映像92が映出され、画面91の下方には、キャプショ
ン93が表示されている。キャプション93は、黒の矩
形領域(以下表示ボックスと呼ぶ)94を背景として、
この中に前記人物の台詞に相当する“You were
counting on me.”の文字を制御符号
で指示された表示色をもって表わしている。また、キャ
プション93の始まりと終りには、リーディングボック
スと呼ばれる文字の無いブラックボックス95,95が
それぞれ付加されて、テレビ画像との区別をより明らか
にする仕様となっている。
【0008】図6は図5のキャプションをさらに詳細に
説明するである。
【0009】図6において、キャプション93の始まり
及び図示しない終りには、リーディングボックス95が
表示され、この始まりと終りリーディングボックス95
の間の表示ボックス94に“You were…”が表
示されている。
【0010】ここで、実際に伝送される符号96は
“Y”,“o”,“u”,“”,“w”,“e”,
“r”,“e”…であり、リーディングボックスの符号
が省かれているが、この伝送符号に基づいて表示メモリ
がテレビジョン走査に同期させて読みだすキャプション
データ97は、US ASCIIコードを例すると、
“20h”,“59h”,“6Fh”,“75h”,
“20h”,“77h”,“65h”,“72h”,
“65h”…となる。このコードは、実際に伝送される
符号における“ ”,“Y”,“o”,“u”,
“ ”,“w”,“e”,“r”,“e”…に相当して
おり、先頭にリーディングボックスのため標準スペース
の符号“20h”=“ ”が加えられている。標準スペ
ースの符号“20h”=“”は、文字の無いブラックボ
ックスを示しており、キャプションとキャプションの間
の透明スペースと区別されている。こようなリーディン
グボックスを含めて全てのキャプションは列(水平)方
向に最大34文字分が表示される。キャプションとして
はその中央の32文字分についてアドレスが与えられ、
位置情報で指示される列番号位置からキャプションの表
示を開始する。したがって、この列方向の最初と最後は
常にリーディングボックスに使用される。
【0011】このリーディングボックスは直接文字符号
として伝送されるものではなく、テレビ画像とキャプシ
ョンの始まりおよび終わりとの境界に挿入されるべきも
のであり、デコーダはこれを検出してブラックボックス
を表す所定の文字符号(標準スペース符号等)を表示メ
モリ上に自動的に付加する(書き込む)必要があった。
デコーダにおいてキャプションデータの復号は、所定の
シーケンスのもとにマイクロプロセッサで行われるのが
一般的である。従って、このリーディングボックス処理
を表示メモリにデータを書き込む際には必ず行わなけれ
ばならなかった。
【0012】図7はこのようなキャプションデータを読
出す表示メモリを示している。
【0013】図7において、容量82は1つの文字、1
つの記号等の1つのキャラクタのデータが記録される記
録領域である。
【0014】表示メモリは81は、列方向には34、行
方向には16のキャラクタ分の容量82をもっている。
【0015】このような表示メモリを用いてキャプショ
ンを列(水平)方向に最大34文字分が表示する場合に
は、1列目の容量82と34列目の容量82には必ずリ
ーディングボックスのため標準スペースの符号“ ”が
入ることになり、列方向にはキャラクタ34個分を容量
82を持ちながら、実際にキャプションに自由に選択し
て表示できるキャラクタは最大32個である。このた
め、が十分有効活用されていなかった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、この
ようなテレビジョンキャプションデコーダ表示装置の表
示メモリを用いてキャプションを列方向に表示する場合
には、表示メモリに記憶されたキャプションの始まりと
終りに必ずリーディングボックスのための標準スペース
の符号が入ることになり、表示メモリの容量が十分有効
活用されていなかった。
【0017】そこで本発明は表示メモリにリーディング
ボックスのため標準スペースの符号を記憶することな
く、画面に表示されるキャプションの始まりと終りにリ
ーディングボックスを付けることができるテレビジョン
キャプションデコーダ表示装置を提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のキャプションデ
コーダ表示装置は、入力されるテレビジョンビデオ信号
からキャプションデータを分離し、このキャプションデ
ータを再生するデータ再生回路と、このデータ再生回路
により再生されたキャプションデータをキャラクタ毎に
個別の記憶領域に記憶し、画面表示のタイミングに合わ
せて読出す表示メモリと、この表示メモリから透明スペ
ース以外のデータが読み出された期間に第1のレベルと
なり、これ以外の期間に第2のレベルとなる文字存在信
号を出力する文字存在信号発生回路と、この文字存在信
号発生回路からの前記文字存在信号のレベルが変化する
位置を検出することによりリーディングボックスの存在
位置を表すボックス存在信号を発生するボックス存在信
号発生回路と、このボックス存在信号発生回路からのボ
ックス存在信号に対応して前記表示メモリから読み出さ
れたデータとリーディングボックス符号とを切換えて出
力することにより、前記表示メモリから読み出されたデ
ータの始まりと終りにリーディングボックス符号を付加
するセレクタとを具備したことを特徴とする。
【0019】
【作用】このような構成によれば、セレクタは、ボック
ス存在信号発生回路からのボックス存在信号に対応して
前記表示メモリから読み出されたデータとリーディング
ボックス符号とを切換えて出力することにより、前記表
示メモリから読み出されたデータの始まりと終りにリー
ディングボックス符号を付加するので、表示メモリにリ
ーディングボックスのデータを記憶していなくても、画
面に表示されるキャプションの始まりと終りにリーディ
ングボックスを付けることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0021】図1は本発明に係るキャプションデコーダ
表示装置の一実施例を示すブロック図である。
【0022】図1において、符号1は、TVチューナ出
力等から得られる第21ラインのブランキング期間にキ
ャプションデータが多重されたテレビジョンビデオ信号
aが入力される入力端子である。入力端子1からのテレ
ビジョンビデオ信号aは、データ再生回路2に供給され
る。データ再生回路2は、キャプションデータをビデオ
信号から分離して、2値化を行い、さらにバイトの始ま
りであるスタートビットを検出して、それ以降の2バイ
トのキャプションデータbを表示メモリ3に供給する。
表示メモリ3は、表示メモリ制御回路4からの制御信号
cによって書き込みと読み出しが制御されており、キャ
プションデータbをキャラクタ毎に個別の記憶領域に記
憶し、画面表示のタイミングに合わせて読出す。この場
合、表示メモリ3は従来とは異なりリーディングボック
スのため標準スペースの符号が自動的に記憶されること
はない。表示メモリ3から読出されたデータdは文字存
在信号発生回路5及びフリップフロップ6に供給する。
ここで、文字の中にはキャプション中に含まれた標準ス
ペース等の制御符号を含むが、ブラックボックスが付加
されない透明スペースについては含まない。文字存在信
号発生回路5は、透明スペース以外の符号、即ち文字の
符号が読み出された期間にハイレベルとなり、それ以外
の期間にローレベルとなる文字存在信号eをボックス存
在信号発生回路7に供給する。ボックス存在信号発生回
路7は、文字存在信号eの立ち上がり、立ち下がりを検
出し、この検出結果をリーディングボックス存在信号f
としてセレクタ8のセレクト端子に供給する。一方、フ
リップフロップ6は表示メモリ3から読み出されたキャ
プションデータ列をボックス存在信号fと同期をとるた
めに1キャラクタ時間だけ遅延させて、1キャラクタ時
間遅延データgとしてセレクタ8の一方の入力端子に供
給する。セレクタ8の他方の入力端子には、ボックスを
表す符号(20h)のデータが供給されている。セレク
タ8は、リーディングボックス存在信号fがハイレベル
の場合に、フリップフロップ6からのデータを後段のR
GB回路に導き、リーディングボックス存在信号fがロ
ーレベルの場合に、フリップフロップ6からのボックス
を表す符号(20h)のデータを出力端子9に導くこと
により、表示メモリ3から読出されたデータdの始まり
と終りボックスを表す符号(20h)のデータを付けた
キャプションデータhを出力端子9から出力させる。出
力端子9から出力されたキャプションデータhは、ビデ
オミックス回路にてテレビ画像信号とミックスされて、
ブラウン管上に文字情報が付加された画像が表示され
る。
【0023】図2は図1のボックス存在信号発生回路7
を具体的に示す回路図である。
【0024】図2において、符号71は文字存在信号発
生回路5からの文字存在信号eが導かれるボックス存在
信号発生回路7の入力端子である。入力端子71からの
文字存在信号eは、フリップフロップ72及びアンド回
路73の一方の入力端子に供給されるとともに、インバ
ータ74により反転されてアンド回路75の一方の入力
端子に供給される。フリップフロップ72は、文字存在
信号eを1キャラクタ時間分遅延を行い、アンド回路7
5の他方の入力端子に供給するとともに、インバータ7
6の入力端子に供給する。インバータ76はフリップフ
ロップ72から信号の反転を行いアンド回路73の他方
の入力端子に供給する。アンド回路73は、文字存在信
号eとインバータ76の出力の論理積を取ることによ
り、文字存在信号aの立ち上がりを検出し、この立ち上
がり検出信号e1 をオア回路77の第1の入力端子に供
給する。一方アンド回路75は、フリップフロップ72
の出力とインバータ74の出力の論理積を取ることによ
り、文字存在信号aの立ち下がりを検出し、この立ち下
がり検出信号e2 をフリップフロップ78に供給する。
フリップフロップ78は、立ち下がり検出信号e2を1
キャラクタ時間分遅延を行い、1キャラクタ時間遅延信
号e3 としてオア回路77の他方の入力端子に供給す
る。オア回路77はアンド回路73からの立ち上がり検
出信号e1 とフリップフロップ78からの1キャラクタ
時間遅延信号e3 の論理和を取り、リーディングボック
ス存在信号fとして出力端子79に導く。この出力端子
79がセレクタ8のセレクト端子に接続されている。
【0025】このような実施例の動作を図3及び図4を
参照して以下に説明する。
【0026】図3は図1のキャプションデコーダ表示装
置の透明スペースを含まない場合の場合の動作を“Yo
u were…me.”を例にして説明する説明図であ
り、図3(a)は表示メモリ4からのデータdを示し、
図3(b)は文字存在信号eを示し、図3(c)は立ち
上がり検出信号e1 を示し、図3(d)は立ち下がり検
出信号e2 を示し、図3(e)は1キャラクタ時間遅延
信号e3 を示し、図3(f)はリーディングボックス存
在信号fを示し、図3(g)は1キャラクタ時間遅延デ
ータgを示し、図3(h)はキャプションの画面表示を
示している。
【0027】図3(a)において、“You were
…me.”は透明スペースを含まないので、表示メモリ
4から“You were…me.”のデータdが出力
されている期間は、図3(b)に示すように文字存在信
号発生回路6からの文字存在信号eがハイレベルとな
る。図3(c)に示す立ち上がり検出信号e1 は、文字
存在信号eの立ち上がりから1キャラクタ時間ハイレベ
ルとなる。一方、図3(d)に示す立ち下がり検出信号
e2 は、文字存在信号eの立ち下がりから1キャラクタ
時間ハイレベルとなり、図3(e)に示すフリップフロ
ップ78からの1キャラクタ時間遅延信号e3 は、文字
存在信号eの立ち下がりから1キャラクタ時間後、1キ
ャラクタ時間ハイレベルとなる。これにより、図3
(f)に示すリーディングボックス存在信号gは、文字
存在信号eの立ち上がりから1キャラクタ時間ハイレベ
ルとなった後、文字存在信号eの立ち上がりから立ち下
がりまでの時間に相当する時間ローレベルとなってから
再度1キャラクタ時間ハイレベルとなる。これにより、
リーディングボックス存在信号gを図3(g)に示す1
キャラクタ時間遅延データgの前後で1キャラクタ時間
ハイレベルにすることができ、図3(h)に示すよう
に、画面に表示されるキャプション93の始まりと終り
にリーディングボックス95を付加することができる。
【0028】図4は図1のキャプションデコーダ表示装
置の透明スペースを含む場合の場合の動作を“ABC”
“DEF” “GH”を例にして説明する説明
図であり、図4(a)は表示メモリ4からのデータdを
示し、図4(b)は文字存在信号eを示し、図4(c)
は立ち上がり検出信号e1 を示し、図4(d)は立ち下
がり検出信号e2 を示し、図4(e)は1キャラクタ時
間遅延信号e3 を示し、図4(f)はリーディングボッ
クス存在信号fを示し、図4(g)は1キャラクタ時間
遅延データgを示し、図4(h)はキャプションの画面
表示を示している。
【0029】図4(a)において、表示メモリ4からの
データdは“ABC” “DEF” “GH”は“A
BC”と“DEF”の間に3つの透明スペース98を含
み、“DEF”と“GH”の間に2つの透明スペース9
8を含んでいるので、表示メモリ4から“ABC”,
“DEF”,“GH”のデータdが出力されている期間
は、図4(b)に示すように、文字存在信号発生回路5
からの文字存在信号eがハイレベルとなが、“ABC”
と“DEF”の間及び“DEF”と“GH”の間の期間
はローレベルとなる。文字存在信号eの“ABC”,
“DEF”,“GH”に対応する期間が立ち上がると、
図4(c)に示す立ち上がり検出信号e1 は、文字存在
信号eの立ち上がりから1キャラクタ時間ハイレベルと
なる。一方、図4(d)に示す立ち下がり検出信号e2
は、文字存在信号eの立ち下がりから1キャラクタ時間
ハイレベルとなり、図4(e)に示す1キャラクタ時間
遅延信号e3 は、文字存在信号eの“ABC”,“DE
F”,“GH”に対応する期間の立ち下がりから1キャ
ラクタ時間後、1キャラクタ時間ハイレベルとなる。こ
れにより、図4(f)に示すリーディングボックス存在
信号gは、文字存在信号eの立ち上がりから1キャラク
タ時間ハイレベルとなり、この後、文字存在信号eのこ
の立ち上がりから立ち下がりまでの時間に相当する時間
ローレベルとなってから再度1キャラクタ時間ハイレベ
ルとなる。これにより、リーディングボックス存在信号
fを図4(g)に示す1キャラクタ時間遅延データgの
前後で1キャラクタ時間ハイレベルにすることができ、
図4(f)に示す画面に表示される“ABC”,“DE
F”,“GH”にそれぞれ対応するキャプション93
a,93b,93cの始まりと終りにリーディングボッ
クス95を付加することができる。この場合には、図4
(a)に示すデータdの“ABC”と“DEF”の間に
3つの透明スペースを含でいたので、図4(h)に示す
画面上での“ABC”のキャプション93aと“DE
F”のキャプション93bとの間には、1つの透明スペ
ース99が介挿され、DEF”のキャプション93bと
“GH”のキャプション93cとの間には、透明スペー
スを含まなくなる。
【0030】この実施例によれば、表示メモリ4にリー
ディングボックスのため標準スペースの符号を記憶する
ことなく、画面に表示されるキャプションの始まり及び
終りにリーディングボックスを付けることができるの
で、例えば、表示メモリ4を用いてキャプションを列
(水平)方向に最大34文字分が表示する場合には、表
示メモリ4の列方向にはキャラクタ32個分を容量を持
たせるだけでよいので、表示メモリ4の容量を列方向に
キャラクタ2個分削減でき、表示メモリ4の有効活用が
可能となる。
【0031】尚、図1の実施例では、文字存在信号発生
回路5が出力する文字存在信号eが、文字の符号が読み
出された期間にハイレベルとなり、それ以外の期間にロ
ーレベルとなるように構成したが、文字存在信号eが、
文字の符号が読み出された期間にローレベルとなり、そ
れ以外の期間にハイレベルとなるように構成してもよ
い、但しのこの場合は、ボックス存在信号発生回路7に
おけるフリップフロップ78をアンド回路75とオア回
路77の間に介挿する代わりに、アンド回路73とオア
回路77の間に介挿する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示メモリにリーディングボックスのデータを記憶してい
なくても、画面に表示されるキャプションの始まりと終
りにリーディングボックスを付加することができるの
で、表示メモリの容量を削減でき、表示メモリの有効活
用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャプションデコーダ表示装置の
一実施例を示すブロック図。
【図2】図1のボックス存在信号発生回路7を具体的に
示す回路図。
【図3】図1のキャプションデコーダ表示装置のキャプ
ションに透明スペースを含まない場合の動作を説明する
説明図。
【図4】図1のキャプションデコーダ表示装置のキャプ
ションに透明スペースを含む場合の動作を説明する説明
図。
【図5】従来のキャプションデコーダ表示装置によりキ
ャプションの画面表示を示す説明図。
【図6】図5のキャプションをさらに詳細に説明する説
明図。
【図7】図6のキャプションデータを読出す表示メモリ
を示す説明図。
【符号の説明】
2 データ再生回路 3 表示メモリ 4 表示メモリ制御回路 5 文字存在信号発生回路 7 ボックス存在信号発生回路 8 セレクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるテレビジョンビデオ信号から
    キャプションデータを分離し、このキャプションデータ
    を再生するデータ再生回路と、 このデータ再生回路により再生されたキャプションデー
    タをキャラクタ毎に個別の記憶領域に記憶し、画面表示
    のタイミングに合わせて読出す表示メモリと、 この表示メモリから透明スペース以外のデータが読み出
    された期間に第1のレベルとなり、これ以外の期間に第
    2のレベルとなる文字存在信号を出力する文字存在信号
    発生回路と、 この文字存在信号発生回路からの前記文字存在信号のレ
    ベルが変化する位置を検出することによりリーディング
    ボックスの存在位置を表すボックス存在信号を発生する
    ボックス存在信号発生回路と、 このボックス存在信号発生回路からのボックス存在信号
    に対応して前記表示メモリから読み出されたデータとリ
    ーディングボックス符号とを切換えて出力することによ
    り、前記表示メモリから読み出されたデータの始まりと
    終りにリーディングボックス符号を付加するセレクタと
    を具備したことを特徴とするキャプションデコーダ表示
    装置。
JP23659591A 1991-09-17 1991-09-17 キヤプシヨンデコーダ表示装置 Pending JPH0575985A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0965297A (ja) * 1995-08-18 1997-03-07 Sony Corp Isdb用送信装置およびその受信装置
KR100234395B1 (ko) * 1996-11-13 1999-12-15 윤종용 다양한 온 스크린 디스플레이 기능들을 수행하는장치 및 방법

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