JP2975111B2 - 顔料組成物 - Google Patents

顔料組成物

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JP2975111B2 JP5513922A JP51392293A JP2975111B2 JP 2975111 B2 JP2975111 B2 JP 2975111B2 JP 5513922 A JP5513922 A JP 5513922A JP 51392293 A JP51392293 A JP 51392293A JP 2975111 B2 JP2975111 B2 JP 2975111B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本明細書は、製造工程中ポリマー分散剤を添加するこ
とによって、レーキあるいはトナー顔料としても知られ
ているアゾ金属塩顔料の製造方法に関する発明を記載す
る。
CIピグメントレッド48(2Bトナーあるいはパーマネン
トレッド2Bとしても公知)、CIピグメントレッド53(レ
ッドレーキCあるいはレーキレッドCとしても公知)お
よびCIピグメントレッド57(4Bトナー、リトールルビ
ン、ルビントナーあるいはパーマネントレッド4Bとして
も公知)のようなアゾ金属塩顔料の製造方法はよく知ら
れている。3つの主な段階がある: 1 アゾ化合物の形成; 2 顔料の透明性および分散性を改良するための樹脂処
理;および 3 レーキ化、すなわち顔料の金属塩形成。
アゾ化合物の製造は、トルイジン誘導体のようなアミ
ンのジアゾ化、および2−ナフトールあるいは2−ヒド
ロキシ−3−ナフトエ酸のようなナフトール誘導体とジ
アゾ化されたアミンのカップリングを包含する。
樹脂処理は、一般にロジンのような高酸価樹脂の水性
液を加えることで達成される。樹脂は主にレボピマル酸
およびアビエチン酸によって代表されるC20縮合環モノ
カルボン酸の混合物である。ロジンおよび他の天然樹脂
のより詳細な記載は、“Encyclopaedia of Chemical Te
chnology"(第3版、Kirk−Othmer、20巻、197−206
頁)にある。製造工程中で樹脂を添加するポイントは、
最終顔料に要求される特性に依存する(参照、American
Inkmaker、1986年12月、30−33頁) レーキ化は、樹脂処理された顔料に水溶性無機金属塩
を添加することで達成される。レーキ段階に引き続く熱
処理は最終顔料の透明性、着色力(strength)、濃度
(intensity)に影響することもよく知られている。
英国特許1,342,746号は、式の化合物: YCO−OM (1) [式中、YCOはポリエステル残基であり;およびMは水
素、金属あるいは場合により置換されていてもよいアン
モニウムである。] の有機液体中でレーキあるいはトナー顔料分散用の分散
剤としての使用を記載している。ポリエステルは、式の
ヒドロキシカルボン酸 HO−X−COOH (2) [式中、Xは、ヒドロキシル基とカルボン酸基との間に
少なくとも4個の炭素原子が存在する少なくとも8個の
炭素原子を含有する二価の飽和または不飽和の脂肪族
基]、あるいは式(2)のヒドロキシカルボン酸とヒド
ロキシル基がないカルボン酸との混合物のいずれかより
誘導される。
英国特許1,373,660号は、式の化合物 YCO−Z−R (3) [式中、Zは、カルボニル基に結合する酸素原子あるい
は窒素原子を含有する二価の橋かけ基であり、Rは、第
1、第2あるいは第3アミノ基、あるいは酸とそれらの
塩、あるいは第4アンモニウム塩であり、およびYCO
は、式(1)のヒドロキシカルボン酸より誘導されるポ
リエステル残基である、] の有機液体中でのレーキあるいはトナー顔料分散用の分
散剤としての使用を記載している。この特許は、グラビ
ア印刷インキの製造におけるこれら分散体の使用をも記
載している。
式(1)および式(3)の分散剤は、アゾ金属塩顔料
の分散に広く使用されているので、顔料中に一緒にする
ことが望ましい。しかしながら、それらは水に不溶であ
り、それゆえアゾ金属塩顔料の製造で使用される水系で
の工程に取り入れることは容易ではない。これらの分散
剤は、酸性樹脂の塩基性水性溶液と親和性があり、樹脂
溶液中で分散剤の透明あるいは半透明な溶液を形成する
ことができ、この溶液は単に樹脂のみの水性溶液の存在
する樹脂処理段階で容易に顔料と一緒にすることがで
き、塗料およびインキのような有機媒体中での優れた鮮
明性、着色力、光沢および/または流動性を示すアゾ金
属塩顔料を提供することが判明した。
本発明の方法では、アゾ金属塩顔料は、ジアゾ成分と
しての1−アミノ−5−メチルベンゼン−2−スルフォ
ン酸(p−トルイジン−m−スルフォン酸)、1−アミ
ノ−4−メチル−5−クロロベンゼン−2−スルフォン
酸あるいは1−アミノ−4−クロロ−5−メチルベンゼ
ン−2−スルフォン酸のようなトルイジン誘導体とカッ
プリング成分としての2−ナフトールあるいは2−ヒド
ロキシ−3−ナフトエ酸から形成されたモノアゾ顔料を
金属でレーキ化することにより得られる。上記レーキ化
に使用される金属は、Ca、Ba、Sr、Mn、Zn、Al、Mgおよ
びFeを含む。
本発明で使用される式(1)の分散剤について以下詳
細に説明する。
ポリエステルの塩は、金属原子とのポリエステル塩あ
るいはアンモニアまたはそれの有機誘導体のような塩基
との塩のいずれでもよい。金属塩は、例えば、昇温下、
例えば200℃の領域の温度で、好ましくは不活性雰囲気
中で、ポリエステルを金属の酸化物、水酸化物あるいは
炭酸塩と共に加熱することで、得ることができる。金属
塩の例として、リチウム、ナトリウムおよびカリウムの
ようなアルカリ金属、カルシウム、バリウムおよびマグ
ネシウムのようなアルカリ土類金属、鉛、亜鉛および銅
を挙げることができる。
アミン塩は、例えば、ポリエステル中で、好ましくは
昇温下、好ましくは石油留分のような有機液体の存在下
で、アンモニアあるいはアミンを溶解することで得るこ
とができる。上記アミンの例として、アルキルアミン、
特にメチルアミン、ジエチルアミンおよびトリエチルア
ミンのような低級アルキルアミン;アニリン、トルイジ
ンおよびアニシジンのような好ましくはベンゼン系のア
リールアミン;テトラエチルアンモニウムヒドロキシド
のようなテトラアルキルアンモニウムヒドロキシド;エ
チレンジアミンおよびトリエチレンテトラミンのような
ジ−およびポリ−アミン特にジ−およびポリ−低級アル
キルアミン;N,N′−ジフェニルガニジンのようなガニジ
ンおよびその誘導体が挙げられる。本明細書を通じて、
“低級アルキル”という用語は炭素原子数4個までを含
むアルキル基を意味する。
上記ヒドロキシカルボン酸において、Xにより示され
る基は、好ましくは12〜20の炭素原子を含み、さらに好
ましくはカルボン酸とヒドロキシル基の間で8〜14個の
炭素原子を含む。ヒドロキシル基は、第2ヒドロキシル
基であることもまた好ましい。
このようなヒドロキシカルボン酸の特殊な例として、
リシノール酸、9−および10−ヒドロキシステアリン酸
の混合物(オレイン酸の硫酸化および加水分解によって
得られる)、および12−ヒドロキシステアリン酸、およ
び特に12−ヒドロキシステアリン酸に加えて少量のステ
アリン酸およびパルミチン酸を含有する市販されている
水添化ヒマシ油脂肪酸が挙げられる。
ヒドロキシカルボン酸と一緒に使用してポリエステル
を得るカルボン酸は、好ましくは飽和または不飽和脂肪
族化合物のカルボン酸であり、特に好ましくは炭素数8
〜12の鎖を含むアルキルおよびアルケニルカルボン酸で
ある。このような酸の例として、ラウリン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸およびオレイン酸が挙げられる。
本発明で用いられる式(3)の分散剤を以下詳細に説
明する。
Zで示される二価の橋かけ基は、好ましくは式で示さ
れる。
あるいは−O−A− [式中、T1は水素原子あるいはアルキル基であり、Aは
2〜6の炭素原子を含むアルキレンあるいはヒドロキシ
アルキレン基である]。
T1で表示される基の例として、メチル、エチル、n−
プロピル、n−ブチルおよびオクタデシルが挙げられ
る。Aで表示される基の例として、エチレン、トリメチ
レン、テトラメチレン、ヘキサメチレンおよびβ−ヒド
ロキシトリメチレンが挙げられる。
Rで表示される第1、第2および第3アミノ基は、好
ましくは式で示される。
[式中、T2およびT3はそれぞれ独立に水素、アルキル、
置換アルキルあるいはシクロアルキルである]。このア
ミノ基の塩は、有色性あるいは無色性酸との塩である。
Rで表示される第4アンモニウム基は、好ましくは式
で示される。
[式中、T4はT2と同じバリュー(Value)を有し、同一
でも異なってもよく、そしてW1は有色性あるいは無色性
アニオンである]。
T2、T3およびT4で表される基の例として、メチル、エ
チル、n−プロピル、n−ブチルおよびオクタデシルの
ようなアルキル、β−ヒドロキシエチルおよびシクロヘ
キシルのようなヒドロキシ低級アルキルが挙げられる。
アミノ基と、あるいはアニオンW1を含有するアミノ基
と塩を形成するのに使用される酸は、塩酸、硫酸、酢
酸、プロピオン酸、蟻酸、メタンスルフォン酸、ベンゼ
ンスルフォン酸、安息香酸、あるいは少なくとも1個の
スルホン酸基あるいはカルボン酸基を含む有機染料、特
にアゾ、アントラキノンあるいはフタロシアニン、例え
ば1971年刊行のカラーインデックス第3版に記載された
ような少なくとも1個のスルフォン酸基あるいはカルボ
ン酸基を含む染料のようないかなる無機酸あるいは無色
性あるいは有色性有機酸であってもよい。
本発明のさらなる特徴は、Rは第1、第2あるいは第
3アミノ基を表し、そしてZは窒素原子を介してカーボ
ニル基と結合し、これは式Yのポリエステル、COOHおよ
びZが上記の意味を有し、R4が必要に応じモノ置換され
たアミノ基であり、R3が第1、第2あるいは第3アミノ
基である式R4ZR4の化合物が共に縮合することからな
る。
本発明によれば、樹脂および式(1)あるいは式
(2)の分散剤のクリアーあるいは半透明なアルカリ性
水性溶液(aqueous solution)がカップリング段階中あ
るいは後で、かつレーキ化段階の前に顔料に添加される
アゾ金属塩顔料の製造方法が提供される。
顔料に添加される樹脂およびポリエステルの全量は、
最終顔料の重量に対し好ましくは5重量%〜50重量%で
あり、さらに好ましくは5重量%〜30重量%であり、特
に好ましくは10重量%〜25重量%である。
添加されたポリエステルに対する樹脂の比率は、好ま
しくは1:4から4:1、より好ましくは1:2から4:1、そして
特に好ましくは1:2から2:1である。
分散剤は、好ましくはカップリング段階中で添加さ
れ、特により好ましくはジアゾ化されたアミンの添加前
あるいは添加中にカップリング成分と一緒にされる。樹
脂は、好ましくはロジンである。
本発明を実施例によりさらに説明する。部および%は
特にことわりの無い限り重量部および重量%を意味す
る。
分散剤1 ポリエステルA 348部のキシレンおよび3350部の市販12−ヒドロキシ
ステアリン酸(酸価およびヒドロキル価はそれぞれ182m
gKOH/gm、160mgKOH/gm)の混合物を、190℃から220℃で
22時間撹拌し、反応中に形成される水は、反応媒体中に
戻される留出物中のキシレンから分離される。152部の
水を集めた後に、キシレンは窒素流中で200℃に加熱す
ることにより除去される。得られた淡コハク色の着色液
は、酸価33.0mgKOH/gmであった。
比較例1 溶液1を、7,800部の水に446部の3−ヒドロキシ−2
−ナフトエ酸を溶解して調製した。温度は氷を添加して
5℃に調整した。
溶液2を、撹拌器付き容器中で、6,000部の水に470部
のp−トルイジン−m−スルフォン酸を溶解して調製し
た。30%アンモニアを溶液がpH8となるまで添加した
(約240部)。溶液を過して不溶性不純物を除き、696
部の27.5%塩酸を添加した。
溶液3を、174部の水および20.8部の30%NaOHに61.2
部のロジンを50℃で溶解し、引き続き391部の水を添加
して調製した。得られた溶液はpH10.5であった。
ジアゾ化 溶液2の温度を氷を添加して0℃に調整し、425部の4
0%NaNO2を添加した。反応終了後、溶液について過剰の
亜硝酸を試験し、必要ならば、さらに亜硝酸ナトリウム
を添加した。ついで、70部の30%NaOH溶液を添加して、
溶液をpH5に調整した。
カップリング 溶液1を2,000部の水と混合し、そして48%NaOHを添
加してpH10.2に調整した(約224部)。ついで溶液3を
添加し、温度を氷の添加により5℃に下げた。上記ジア
ゾ段階からのジアゾ懸濁液を激しい撹拌下に添加し、そ
して48%NaOH溶液を同時に添加して反応媒体のpHを10.2
に維持した(約382部の48%NaOHが必要であった)。15
時間後の試験は、ジアゾニウム化合物が残存していない
ことを示した。少量のジアゾニウム化合物が残存する場
合には、さらに少量の3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
溶液を添加すると共に、48%NaOHでpHを10.2に調整し
た。
レーキ化および単離 カップリング段階からの懸濁液の温度を氷を添加して
2℃に調整し、ついで3,800部の14.5%CaCl2溶液を添加
した。この懸濁液を2℃で3時間撹拌した。温度を45℃
に上げ、さらに懸濁液を2時間撹拌した。アゾ金属塩顔
料を過して反応媒体から単離し、水洗浄および乾燥を
実施した。
実施例1 溶液3の代わりに溶液3Aを使用した他は、顔料1の操
作を繰り返して顔料1Aを得た。
溶液3Aを、174部の水および20.8部の30%NaOH溶液中
に50℃で67.2部のロジンを溶解して調製した。この溶液
に、47部の分散剤1を30℃で添加し、溶液が均質となる
まで撹拌を継続し、ついで391部の水を添加した。得ら
れた溶液のpHは約10.5であった。
出版グラビア用インキの試験を顔料1および顔料1Aに
ついて実施した。
10部の顔料1、90部のライムロジンワニス(固形分含
有量20%、トルエン含有量75%、可塑剤含有量5%)お
よび110部の直径3mmのガラスビーズを、ガラス瓶に仕込
み、このガラス瓶をペイントコンディショナーで2時間
振動して、グラビアインキを得た。顔料1Aも、上記と同
様に操作してグラビアインキを得た。
顔料1Aは、顔料1Aおよび顔料1を振動直後に瓶から取
り出したときの粘度が、顔料1よりも優れていた。さら
に、顔料1Aは経時変化による粘度の上昇がなかった。さ
らには、顔料1Aは、透明性、鮮明性(clearness)、着
色力および光沢において、顔料1よりも優れていた。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−74330(JP,A) 特開 昭48−79178(JP,A) 特開 昭62−223274(JP,A) 特開 昭54−40829(JP,A) 米国特許3778287(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09B 63/00 C09B 67/20 C09B 67/46

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(1) YCO−OM (1) [式中、YCOは、ヒドロキシカルボン酸に由来するポリ
    エステルの残基であり、Mは、H、金属または必要に応
    じ置換されていてもよいアンモニウムであり]、および
    式(3) YCO−ZR (3) [式中、Zは、 あるいは−O−A− (式中、T1は水素原子あるいはアルキル基であり、Aは
    2〜6の炭素原子を含むアルキレンあるいはヒドロキシ
    アルキレン基である) で示される二価の橋かけ基であり、Rは、第1、第2ま
    たは第3アミノ基、あるいはそれらと酸との塩、あるい
    は第4アンモニウム塩基、およびYCOは、上記定義によ
    る、] である、式(1)または式(3)の分散剤および樹脂の
    透明または半透明のアルカリ性水性溶液を、アゾ化合物
    製造用のカップリング段階中または後に、そしてアゾ金
    属塩顔料製造用のレーキ化段階の前に、アゾ化合物に加
    えることからなるアゾ金属塩顔料の製造方法。
  2. 【請求項2】アゾ化合物が、p−トルイジン−m−スル
    フォン酸を3−ヒドロキシナフトエ酸とカップリングさ
    せることで製造される請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】式(1)または式(3)の分散剤のポリエ
    ステル成分が、式(2) HO−X−COOH (2) [式中、Xは、少なくとも4個の炭素原子がヒドロキシ
    ル基とカルボキシル基とを橋かけする少なくとも8個の
    炭素原子を含む二価の飽和または不飽和の脂肪族基であ
    り]のヒドロキシカルボン酸、あるいは 式(2)のヒドロキシカルボン酸とヒドロキシル基を含
    まないカルボン酸との混合物のいずれかから誘導された
    ものである請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】樹脂がロジンである請求の範囲第1項〜第
    3項のいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】樹脂および分散剤の全量が、アゾ金属塩顔
    料に対し5〜50重量%である請求の範囲第1項〜第4項
    のいずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】樹脂/分散剤の重量比が、1/4〜4/1である
    請求の範囲第1項〜第5項のいずれか一つに記載の方
    法。
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