JP2973213B2 - 磁気記録媒体発行装置 - Google Patents

磁気記録媒体発行装置

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JP2973213B2
JP2973213B2 JP2104280A JP10428090A JP2973213B2 JP 2973213 B2 JP2973213 B2 JP 2973213B2 JP 2104280 A JP2104280 A JP 2104280A JP 10428090 A JP10428090 A JP 10428090A JP 2973213 B2 JP2973213 B2 JP 2973213B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、磁気券などを発行する磁気記録媒体発行
装置に関する。
(b)従来の技術 磁気券などに必要なデータを書き込んで発券する発券
機においては、磁気ロール紙または磁気カードを予め内
部に収納しておき、発券時にその磁気ロール紙を一定長
にカットして、または磁気カードをカードストッカから
繰り出して、搬送中に必要なデータを磁気書込する。こ
のような磁気記録媒体に対し磁気書込を行う際、磁気記
録媒体の飽和特性により定まる必要な一定の書込電流に
より磁気書込が行われている。
(c)発明が解決しようとする課題 前記発券機の記録媒体として用いられるものには高保
磁力券と低保磁力券の2種があり、これらの券種に応じ
た発券機、あるいは切り替えスイッチの選択によって両
種に対応できるようにした発券機が用いられている。
従って従来の発券機では、装填する磁気券の種別を誤
った場合や、装填した磁気券に応じた券種設定スイッチ
の選択を誤った場合には必要なデータが正しく書き込ま
れず自動改札機でデータ読取不良が発生するおそれがあ
った。
この発明はこのような従来の問題点に着目してなされ
たもので、高保磁力磁気記録媒体と低保磁力磁気記録媒
体の種別を自動的に判定して、その種別に応じた磁気書
込が行われるようにすることにより、上記問題点を解決
することを目的としている。
(d)課題を解決するための手段、 この発明の磁気記録媒体発行装置は、磁気記録媒体を
搬送する手段と、搬送中の磁気記録媒体に書込ヘッドに
より必要なデータを書き込む手段と、読取ヘッドにより
記録媒体の記録内容を読み取る手段と、データを書き込
んだ磁気記録媒体を放出する手段を有する磁気記録媒体
発行装置において、 読取ヘッドの出力信号から磁気記録媒体の高保磁力と
低保磁力の種別を判定する種別判定手段と、 前記種別判定手段の判定結果に応じて、高保磁力用書
込電流と低保磁力用書込電流を選択的に切り替えて書込
ヘッドに与える書込電流切替手段とを備えたことを特徴
とする。
(e)作用 この発明の磁気記録媒体発行装置では搬送手段により
磁気記録媒体が搬送され、書込ヘッドにより搬送中の磁
気記録媒体に必要なデータが書き込まれ、さらに読取ヘ
ッドによりその記録内容が読み取られるが、種別判定手
段が読取ヘッドの出力信号から磁気記録媒体の高保磁力
と低保磁力の種別を判定し、書込制御手段が磁気記録媒
体の種別に応じて高保磁力用書込電流または低保磁力用
書込電流を選択的に書込ヘッドに与える。
従って用いる磁気記録媒体の種別に応じて自動的に正
しく磁気書込が行われるようになる。
(f)実施例 この発明の実施例である発券機の構成を第1図に示
す。第1図においてPT1は磁気ロール紙から繰り出され
た券紙の先端を検知する磁気ロール紙先端検知センサ、
CUTは一定長繰り出された磁気ロール紙をカットする券
紙カッタ、HD1は券面に所定の文字などを印刷するサー
マルヘッド、MOT2はサーマルヘッドHD1による印刷時に
券紙を搬送する券印刷時搬送モータである。PT2は印刷
された券紙の先端および後端を検出することによって磁
気書込のタイミングを検出する磁気書込タイミングセン
サである。HD2は券紙の磁性体塗布面に対し所定のデー
タを書き込む磁気書込ヘッド、HD3は書き込まれた内容
を読み取る磁気読取ヘッドである。CLは磁気書込の行っ
た券を放出するか回収するかを切り替える券放出通路切
替クラッチ、MOT1は券紙の搬送系駆動モータである。PT
3は券の放出を検知する券放出センサ、またPT4は券の回
収を検知する券回収センサである。
次に前記発券機の制御部の構成を第2図に示す。第2
図においてCPU1はこの制御部全体を統括する。ROM2はCP
U1の実行すべきプログラムが予め書き込まれている。RA
M3は書き込むべきデータの作成および一時記憶などに用
いられる。I/Oポート4は前記各種センサPT1,PT2,PT3,P
T4からそれぞれ検出信号を入力し、モータMOT1,MOT2お
よびクラッチCLに対しそれぞれ制御信号を出力し、また
磁気書込回路に対し後述する種別選択信号S1を出力す
る。磁気書込回路5は磁気書込ヘッドHD2に対し券種に
応じた書込電流を出力する。磁気券種検出回路7はHD3
の信号を増幅するとともに、電圧の異なる2つのしきい
値で2値化して論理レベルに変換するとともに後述する
方法によって券種を検出する。磁気読取回路6は磁気券
種検出回路7により求められた一方の論理信号を読取デ
ータとしてCPU1へ出力する。サーマル印刷回路8はCPU1
から受け取ったデータに基づいてサーマルヘッドHD1を
駆動して所定の文字などを印刷する。
次に、磁気券種の判定の方法について述べる。
第3図は磁気書込ヘッドに対する書込電流とデータ読
取ヘッドによる検出レベルとの関係を示している。ここ
でAは高保磁力券の特性、Bは低保磁力券の特性であ
る。一般に磁気記録媒体に対して磁気書込を行う際、磁
気書込ヘッドに対する書込電流がある一定値を超えたと
き磁化遷移領域が広くなる。一方、磁気読取ヘッドはV
=dφ/dtに応じた読取レベルを出力するが、上記磁化
遷移領域が広くなればdtが大きくなって読取レベルが低
下することになる。その結果、第3図に示すように低保
磁力券BはI2を超える書込電流で読取レベルが低下す
る。これに対し高保磁力券Aは書込電流がI1のとき読取
レベルが最高になる。
第4図は書込電流が正しく設定されたときの読取波形
例である。このように書込電流が正しく設定されたな
ら、Vt1,Vt2何れのしきい値で2値化しても、データを
正しく再生することができる。第3図において磁気読取
ヘッドの出力信号をVt1およびVt2の2つのしきい値でそ
れぞれ2値化する場合を考えると、高保磁力券の場合書
込電流がI1の時両者の2値化信号は等しく、低保磁力券
であれば書込電流がI2のとき両者の2値化信号が等しく
なる。逆に高保磁力券Aに対しI2で書込を行った場合、
または低保磁力券Bに対してI1で書込を行った場合、2
つの2値化信号は等しくは成らない。
第5図は磁気書込ヘッドに対する書込電流をI1とI2に
切替えることのできる磁気書込回路の例、また第6図は
磁気読取ヘッドにより読み取った信号から磁気券種を検
出する磁気券種検出回路の具体例である。
第5図においてS1は種別選択信号であり、この信号S1
が“H"レベルのときトランジスタQ1のエミッタ→ベース
→抵抗R1→インバータA1の経路で電流が流れQ1がオンす
る。一方、S2は磁気書込データ信号であり、これが“H"
レベルのときインバータA2の“L"レベル側のトランジス
タがオンするため、磁気書込ヘッドHD2には抵抗R4を流
れる電流I2と抵抗R3を流れる電流I1′の合計電流I1が流
れる。種別選択信号S1が“L"レベルのときトランジスタ
Q1がオフするため、磁気書込ヘッドHD2には抵抗R4を通
して電流I2が流れる。なお磁気書込データ信号S2が“L"
レベルのときは磁気書込ヘッドHD2に対する書込電流は
0である。
第6図において磁気読取ヘッドHD3に生じる起電流は
抵抗R5を通して流れ、抵抗R6,R7,R8,R9およびオペアン
プAMPからなる増幅回路が抵抗R5両端の電圧を増幅す
る。コンパレータCMP1はVt1(第3図参照)をしきい値
として、増幅されたアナログ信号を2値化し、コンパレ
ータCMP2は電圧Vt2(第3図参照)をしきい値として上
記アナログ信号を2値化する。カウンタCNT1およびCNT2
はそれぞれコンパレータCMP1およびCMP2の出力をカウン
トする。またコンパレータCMP2の出力は磁気読取データ
信号S3として用いられる。
磁気書込回路および磁気券種検出回路を第5図および
第6図に示すように構成し、種別選択信号S1が“H"レベ
ルすなわち書込電流がI1に設定されているとき高保磁力
券を用いて磁気書込および磁気読取がおこなわれたな
ら、カウンタCNT1およびCNT2のカウント値が等しくなる
(第3図参照)。また、種別選択信号S1が“L"レベルす
なわち書込電流がI2に設定されていて低保磁力券を用い
て磁気書込および磁気読取が行われたなら、カウンタCN
T1とCNT2のカウント値が等しくなる(第3図参照)。他
の組み合わせすなわち種別選択信号S1が“H"レベルで低
保磁力券が用いられた場合または種別選択信号S1が“L"
レベルで高保磁力券が用いられた場合には、カウンタCN
T1とCNT2のカウント値が不等となる。このように種別選
択信号S1の切り替えと2つのカウンタCNT1,CNT2のカウ
ント値とから磁気券種を判定することができる。
次に、第2図に示した磁気書込回路および磁気券種検
出回路として第5図および第6図に示したた回路を用い
た場合のCPU1の処理手順を第7図に示す。先ず磁気ロー
ル紙先端検知センサPT1が磁気ロール紙の先端を検知し
た場合、モータMOT2を一定時間オンして券紙を一定長送
り、券紙をカットする(n1→n2→n3)。続いてサーマル
ヘッドHD1で券面にテスト券であることを表す文字を印
刷する(n4)。その後種別選択信号S1を“H"レベルにし
てモータMOT1を駆動し、磁気書込処理および磁気読取処
理を行う(n5→n6→n7→n8)。
その後第6図に示したコンパレータCMP2の出力である
磁気読取データ信号S3によりデータが正しく書き込まれ
ているか否か判定する(n9)。データが正しく書き込ま
れていなければ、クラッチCLをオフして券回収センサPT
4が券の回収を検知するまで券紙を搬送し(n9→n19→n2
0)、再度磁気書込および磁気読取を行う(n2〜n8)。
このような書込データのチェックは、磁気ロール紙の先
端に接着テープが付着したままになっているとき券種チ
ェックを誤る場合があるので、それを避けるためであ
る。なお、券が仮に低保磁力券であったとしても、少な
くともしきい値Vt2で2値化した信号S3にはデータが正
しく再生される。データが正しく書き込まれたなら、第
6図のカウンタCNT1,CNT2の一致判別によって種別選択
信号S1の設定の適否をチェックする(n10)。カウンタC
NT1とCNT2とが不一致であれば、クラッチCLをオフして
券回収センサPT4がオンからオフに変わるまで券紙を搬
送することによって券の回収を行う(n9→n13→n14)。
その後モータMOT2を一定時間駆動して券紙を一定長送っ
たのち、券面の印刷を行う(n15→n16→n17)。続いて
種別選択信号S1を“L"レベルに設定して券紙を搬送する
とともに磁気書込処理および磁気読取処理を行う(n18
→n6→n7→n8)。このステップn18と先に実行したステ
ップn5およびこの種別選択信号S1のレベルに応じて磁気
書込ヘッドHD2に対する書込電流を切り替える第5図に
示した磁気書込回路が、本願発明に係る「書込電流切替
手段」に相当する。券種チェックがOKとなれば、クラッ
チCLをオンし券回収センサPT4がオンからオフに変わる
まで搬送を行い、券の回収を行う(n11→n12)。以上の
ようにして磁気ロール紙を交換した直後の券種判定およ
び書込電流の自動設定を行う。
(g)発明の効果 この発明によれば、磁気記録媒体として高保磁力磁気
記録媒体と低保磁力磁気記録媒体のいずれを用いても、
その種別の判定および書込電流の設定が自動的に行われ
るので、種別の異なる磁気記録媒体を適宜用いることが
でき、しかも磁気記録媒体の種別設定を誤るといったこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である発券機の機構部分の構
成図、第2図は同発券機の制御部のブロック図である。
第3図および第4図は磁気記録媒体の特性図および読取
波形図である。第5図および第6図は磁気書込回路およ
び磁気券種検出回路の具体的回路図である。第7図は制
御部の処理手順を表すフローチャートである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体を搬送する手段と、搬送中の
    磁気記録媒体に書込ヘッドにより必要なデータを書き込
    む手段と、読取ヘッドにより記録媒体の記録内容を読み
    取る手段と、データを書き込んだ磁気記録媒体を放出す
    る手段を有する磁気記録媒体発行装置において、 読取ヘッドの出力信号から磁気記録媒体の高保磁力と低
    保磁力の種別を判定する種別判定手段と、 前記種別判定手段の判定結果に応じて、高保磁力用書込
    電流と低保磁力用書込電流を選択的に切り替えて書込ヘ
    ッドに与える書込電流切替手段とを備えたことを特徴と
    する磁気記録媒体発行装置。
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