JPH0310052Y2 - - Google Patents

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JPH0310052Y2
JPH0310052Y2 JP9593584U JP9593584U JPH0310052Y2 JP H0310052 Y2 JPH0310052 Y2 JP H0310052Y2 JP 9593584 U JP9593584 U JP 9593584U JP 9593584 U JP9593584 U JP 9593584U JP H0310052 Y2 JPH0310052 Y2 JP H0310052Y2
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magnetic ink
head
ink ribbon
magnetic
ink
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、手形や小切手等に磁気インク文字を
印刷する磁気インク文字プリンターに関するもの
である。
従来の技術 手形や小切手等には磁気インク文字が印刷され
ているものがある。磁気インク文字が印刷された
手形や小切手等は、これを磁気インク文字読み取
り装置に装填することによつて上記磁気インク文
字が読み取られ、これによつて取引きが行われ
る。上記磁気インク文字読み取り装置は、例えば
磁気インク文字の磁気分布のピークを検出し、そ
のピーク位置によつて文字を判別するようになつ
ている。従つて、小切手等に印刷された磁気イン
ク文字の磁気分布が均一でなかつたり、文字の一
部が欠如していたりすると、誤読や読み取り不能
という問題が生ずることになる。しかるに、小切
手等に印刷された磁気インク文字の磁気分布の不
均一や文字の一部の欠如等は、磁気インク文字の
印刷の段階から発生する場合があつた。
第3図は従来の磁気インク文字プリンターの例
を示す。第3図において、磁気インクリボンカセ
ツト1から引き出された磁気インクリボン2は、
ガイドピン3,4に案内されたのち巻き取りリー
ル5に巻き取られ、これによりリボン2が送られ
るようになつている。上記二つのガイドピン3,
4の間には、活字ホイル6と印字ハンマー7がイ
ンクリボン2を挟んで対向配置されている。この
活字ホイル6と印字ハンマー7の両側にはカード
送りローラ対8,8及び9,9が配置され、これ
らのローラ対により、小切手等のカード10をイ
ンクリボン2と印字ハンマー7との間で走行させ
るようになつている。
上記磁気インク文字プリンターは、カード送り
ローラ8,8及び9,9によつてカード10を走
行させるのに同期させてインクリボン2を走行さ
せ、所定の位置で印字ハンマー7を駆動し、活字
ホイル6の活字を、インクリボン2に付着されて
いる磁気インクでカード10に転写させるように
なつている。このように、カード10の走行に同
期させてインクリボン2も走行させることによ
り、インクリボン2の一度印字に用いられた部分
は再び印字に用いられることのないようになつて
いる。
考案が解決しようとする問題点 従来の磁気インク文字プリンターによれば、イ
ンクリボンを何らチエツクすることなく、単にカ
ードの送りに同期させてインクリボンを送りなが
ら印刷するだけである。従つて、インクリボンの
磁気インク濃度が薄かつたり、インクリボンに孔
があいているというように、インクリボン自体に
欠陥がある場合にはこれを検出することができ
ず、保磁力の弱いインク文字を印刷したり、一部
が欠如した文字を印刷してしまう場合があり、か
かる印刷がなされたカードを磁気インク文字読み
取り装置に装填すると、誤読を生じたり読み取り
不能となつたりしていた。
本考案はかかる従来技術の問題点を解消するた
めになされたものであつて、インクリボンが印刷
位置に至る前にインクリボンの状態を磁気ヘツド
で検出し、インクリボンの磁気インクが正常な部
分のみを印刷に供するようにして、保磁力の弱い
インク文字が印刷されたり、印刷文字の一部が欠
如したりすることのないようにした磁気インク文
字プリンターを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案の磁気インク文字プリンターは、磁気イ
ンク文字の印刷位置に対して磁気インクリボンの
走行方向上流側に、消去ヘツド、着磁ヘツド、読
み取りヘツドをこの順に配置してこれら各ヘツド
を磁気インクリボンに摺接させ、上記消去ヘツド
により磁気インクリボンの磁気インクの残留磁気
を消去してのち着磁ヘツドで着磁し、さらに読み
取りヘツドで着磁状態を読み取ることにより磁気
インクの状態を検出し、磁気インクの正常部分の
みを印刷に供することを特徴とする。
作 用 本考案によれば、磁気インク文字の印刷位置に
対して磁気インクリボンの走行方向上流側に配置
された消去ヘツドでインクリボンの磁気インクの
残留磁気が一旦消磁され、次に着磁ヘツドにより
一定の強さで着磁され、さらに着磁された磁気イ
ンクが読み取りヘツドで読み取られ、これによつ
て磁気インクの状態が検出される。この検出結果
に基づき、磁気インクの正常な部分のみを印刷に
用いる。
実施例 第1図は本考案の実施例を示すものであるが、
磁気インクリボンの走行機構及びカードの走行機
構は第3図の従来例と基本的に変わりがないか
ら、第3図の従来例と重複する構成部分には共通
の符号を付して詳細な説明は省略する。第1図に
おいて、磁気インク文字の印刷位置、即ち、活字
ホイル6と印字ハンマー7の配置位置に対し、磁
気インクリボン2の走行方向上流側には、三つの
磁気ヘツド11,12が配置され、これら各ヘツ
ドは磁気インクリボン2に摺接させられている。
ヘツド11は消去ヘツド、ヘツド12は着磁ヘツ
ド、ヘツド13は読み取りヘツドであつて、イン
クリボン2の走行方向上流側から下流側に向かつ
て上記の順に配置されている。
上記実施例において、インクリボン2の磁気イ
ンクはまず消去ヘツド11によつて残留磁気が消
去され、次に着磁ヘツド12によつて一定レベル
の着磁が施される。そしてこの着磁状態を読み取
りヘツド13で検出し、この検出信号によつてイ
ンクリボン2の良、不良を検出する。インクリボ
ン2の不良が検出された場合は、小切手等のカー
ド10を送ることなくインクリボン2のみを先に
送つて印刷は行わないようにし、磁気インクの正
常な部分のみを印刷に供する。これによつて保磁
力の弱い磁気インク文字が印刷されたり、印刷文
字の一部が欠如する等の欠陥を回避することがで
きる。
第2図は本考案に用いられる信号処理回路の例
を示す。第2図において、符号11は消去ヘツ
ド、13は読み取りヘツドである。消去ヘツド1
1には交流信号が加えられて交流消去ヘツドを構
成している。消去ヘツド11と読み取りヘツド1
3は差動アンプ15に接続され、読み取りヘツド
13の出力に含まれる交流消去ヘツド11からの
ノイズを打ち消すようになつている。ヘツド13
の読み取り信号である差動アンプ15の出力信号
はアンプ16を通つたのち整流回路17で整流さ
れ、整流された信号はスライス検出回路18にお
いて一定のスライス検出レベルと比較され、スラ
イス検出レベルより大きくなるとカウンタ19を
スタートさせるようになつている。カウンタ19
は、インクリボン2の一点がヘツド13の位置か
ら印刷位置の直前まで送られるのに要する所定の
時間を計時するものであり、カウンタ19がこの
所定の時間を計時するとモータ制御回路20に信
号を送つてインクリボン送り用モータを高速回転
させ、インクリボン2の不良部分を早送りするよ
うになつている。
いま、インクリボン2のヘツド13と摺接して
いる部分が正常であり、従つてヘツド13による
読み取り信号が所定のレベルになつておれば、ス
ライス検出回路18からは信号が出力されること
はなく、カウンタ19は作動せず、インクリボン
2はカード10の送りと同期して送られながら磁
気インクによるカード10への文字印刷に供され
る。ここで、インクリボン2の磁気インクの濃度
が薄い部分があつたり、インクリボン2に孔など
があいていたりして磁気インクの着磁分布が大き
く変化している部分があり、これをヘツド13が
検出したとすると、その部分の検出信号がピーク
となる。このピーク値がスライス検出回路18の
スライス検出レベルより大きくなるとスライス検
出回路18が信号を出力しカウンタ19をスター
トさせる。カウンタ19が一定の時間を計時して
いる間はカード10と共にインクリボン2が送ら
れ、印刷に供される。しかし、カウンタ19が一
定の時間を計時してインクリボン2の異常部分が
印刷位置直前に至ると、カウンタ19からモータ
制御回路20に信号が出力され、モータ制御回路
20ではインクリボン送り用モータを一定時間だ
け高速で駆動し、インクリボンの異常部分を早送
りする。インクリボンが早送りされている間はカ
ード10への印刷に供されることはない。このよ
うにして、インクリボン2は正常な部分のみがカ
ード10への印刷に用いられることになり、よつ
て、カード10に印刷される磁気インク文字の磁
気分布の不均一や文字の欠如等を回避することが
できる。
上記の例では、交流消去ヘツドからのノイズを
除去するために差動アンプを用いていたが、ノイ
ズリダクシヨン用巻線を有する読み取りヘツドを
用いてノイズを除去するようにしてもよい。
考案の効果 本考案によれば、小切手等に磁気インク文字を
印刷する前に、印刷に供するインクリボンの磁気
インクの状態を磁気ヘツドにより検出するように
したから、磁気インクが正常な部分のみを印刷に
供することが可能であり、印刷された磁気インク
文字の磁気分布の不均一や文字の一部の欠如等を
回避することができる。従つて、本考案の磁気イ
ンク文字プリンターによつて印刷された小切手等
を磁気インク文字読み取り装置に装填すると、誤
読が極めて少なくなり、また、読み取り不能とい
うことはほとんどなくなり、磁気インク文字読み
取り装置による読み取りの信頼性が大幅に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は本考案に用いられる信号処理回路の例を示すブ
ロツク図、第3図は従来の磁気インク文字プリン
ターの例を示す側面図である。 2……磁気インクリボン、7……印刷位置に配
置された印字ハンマー、10……小切手等のカー
ド、11……消去ヘツド、12……着磁ヘツド、
13……読み取りヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小切手等に磁気インクリボンの磁気インクを転
    写することにより磁気インク文字を印刷する磁気
    インク文字プリンターにおいて、磁気インク文字
    の印刷位置に対して磁気インクリボンの走行方向
    上流側に、消去ヘツド、着磁ヘツド、読み取りヘ
    ツドをこの順に配置してこれら各ヘツドを磁気イ
    ンクリボンに摺接させ、上記消去ヘツドにより磁
    気インクリボンの磁気インクの残留磁気を消去し
    てのち着磁ヘツドで着磁し、さらに読み取りヘツ
    ドで着磁状態を読み取ることにより磁気インクの
    状態を検出し、磁気インクの正常部分のみを印刷
    に供することを特徴とする磁気インク文字プリン
    ター。
JP9593584U 1984-06-26 1984-06-26 磁気インク文字プリンタ− Granted JPS6110849U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9593584U JPS6110849U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 磁気インク文字プリンタ−

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JP9593584U JPS6110849U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 磁気インク文字プリンタ−

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Publication Number Publication Date
JPS6110849U JPS6110849U (ja) 1986-01-22
JPH0310052Y2 true JPH0310052Y2 (ja) 1991-03-13

Family

ID=30655218

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9593584U Granted JPS6110849U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 磁気インク文字プリンタ−

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JPS6110849U (ja) 1986-01-22

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