JP2968617B2 - Cad装置 - Google Patents

Cad装置

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JP2968617B2
JP2968617B2 JP3169624A JP16962491A JP2968617B2 JP 2968617 B2 JP2968617 B2 JP 2968617B2 JP 3169624 A JP3169624 A JP 3169624A JP 16962491 A JP16962491 A JP 16962491A JP 2968617 B2 JP2968617 B2 JP 2968617B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラスタデータおよびベク
トルデータを同時に編集するCAD装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCAD装置においては、ラスタデ
ータと、ベクトルデータとを次に述べるようにして編集
処理している。
【0003】まず、スキャナなどの入力装置により入力
されたラスタデータをCRTなどの表示装置上に表示さ
せ、これを下絵としてCAD装置のベクトルデータ編集
機能により、前記表示装置に表示されているラスタデー
タ上にベクトルデータを作成する。
【0004】この後、CAD装置のラスタデータ編集機
能によって、不要となったラスタデータを削除し、最終
的にラスタデータと、ベクトルデータとを重ね合わせた
形でプロッタ等の出力装置によって用紙上に描画する。
【0005】また、他のCAD装置では、CRT等の表
示装置に表示させる方式の他に、ラスタデータをベクト
ルデータに変換し、これを表示装置に表示させてベクト
ルデータ編集機能により編集することも行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のCAD装置においては、ラスタデータやベクト
ルデータの編集処理を行うとき、各々、別の命令によっ
て処理を行う必要があるため、ベクトルデータの作成
と、ラスタデータの削除を繰り返す場合、操作がかなり
複雑になってしまうという問題があった。
【0007】また、ベクトルデータの周囲にある不要な
ラスタデータを表示装置上で確認しながら削除する作業
を行わなければならないため、ラスタデータやベクトル
データの編集処理を行うとき、かなりの手間がかかって
しまうという問題があった。
【0008】また、ラスタデータをベクトルデータに変
換することができるCAD装置では、上述した編集処理
を省略することができるものの、始点や終点、長さなど
の情報があいまいなラスタデータからベクトルデータを
作成するため、変換後のベクトルデータの始点や終点、
長さなどが不正確なものになってしまう。
【0009】このため、ラスタ/ベクトル変換後にこの
ラスタ/ベクトル変換処理によって得られたベクトルデ
ータを修正する必要があり、上述した編集処理にかかる
時間以上に編集作業に手間取ってしまうという問題があ
った。
【0010】本発明は上記の事情に鑑み、ラスタデータ
からベクトルデータを作成するときの手間を大幅に簡略
化して編集作業に要する時間と手間とを大幅に削減する
ことができるCAD装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるCAD装置は、図形、文字、座標デー
タや命令が入力される入力装置と、この入力装置に入力
されるデータおよび命令を処理し、かつこれを作図デー
タとして記憶する処理装置と、この処理装置で処理され
た作図データを図形として表示したり、プリントアウト
したりする出力装置とを有するCAD装置において、前
記処理部は作成したベクトルデータに対して予め設定さ
れている値だけ厚み付けを行うオフセット処理部と、こ
のオフセット処理部によって厚み付けされたベクトルデ
ータと前記入力装置に入力されたラスタデータとを比較
するデータ比較部と、この比較部の比較結果に基づいて
不要なラスタデータを削除するラスタデータ削除部とを
備えたことを特徴としている。
【0012】
【作用】上記の構成において、ベクトルデータに対しオ
フセット処理部によって予め設定されている値だけ厚み
付けが行われ、データ比較部によって前記オフセット処
理部で厚み付けされたベクトルデータと入力装置に入力
されたラスタデータとが比較されるとともに、ラスタデ
ータ削除部によって前記データ比較部の比較結果に基づ
いて不要なラスタデータが削除される。
【0013】
【実施例】図1は本発明によるCAD装置の一実施例を
示すブロック図である。
【0014】この図に示すCAD装置は文字データおよ
び命令(コマンド)を入力するときに使用されるキーボ
ード1と、図形データを取り込むときに使用されるスキ
ャナ2と、これらスキャナ2やキーボード1から入力さ
れる各種データおよび各種命令を処理するエンジニアリ
ングワークステーション(以下、EWSと称する)3
と、このEWS3の処理動作によって得られた作図デー
タを図形として表示するCRT4と、前記作図データを
用紙に描画するプロッタ5とを備えている。
【0015】この場合、前記EWS3は図2に示す如く
前記キーボード1から入力される各種命令および各種デ
ータに基づいてベクトルデータを作成するベクトルデー
タ作成部10と、このベクトルデータ作成部10によっ
て作成されたベクトルデータを格納するベクトルデータ
格納部11と、前記スキャナ2から入力された図面デー
タに基づいてラスタデータを作成するラスタデータ作成
部12と、このラスタデータ作成部12によって作成さ
れたラスタデータを格納するラスタデータ格納部13
と、前記ベクトルデータ格納部11に格納されているベ
クトルデータと前記ラスタデータ格納部13に格納され
ているラスタデータとを合成して前記CRT4上に表示
するベクトルデータ・ラスタデータ合成表示部14と、
前記ベクトルデータ格納部11に格納されているベクト
ルデータに対してラスタデータの削除範囲を設定するオ
フセット処理部15と、このオフセット処理部15でラ
スタデータの削除範囲を設定されたベクトルデータと前
記ラスタデータ格納部13に格納されているラスタデー
タとを比較するデータ比較部16と、このデータ比較部
16の比較結果に基づいて不要なラスタデータを削除す
るラスタデータ削除部17とを備えている。
【0016】次に、図3ないし図6を参照しながらこの
実施例の動作を説明する。
【0017】まず、スキャナ2によって図面データが取
り込まれると、EWS3のラスタデータ作成部12によ
ってこれが処理され、その処理結果(“1”、“0”に
よって示される2値化データ)がラスタデータとしてラ
スタデータ格納部13に記憶されるとともに、図3に示
す如くCRT4上にラスタデータLとして表示される。
【0018】そして、キーボード1が操作されてベクト
ルデータ作成命令およびデータが入力されると、EWS
3のベクトルデータ作成部10によって前記ベクトルデ
ータ作成命令およびデータが処理されて、その処理結果
がベクトルデータとしてベクトルデータ格納部11に記
憶されるとともに、図4に示す如くCRT4上にベクト
ルデータBとして表示される。
【0019】この後、ラスタデータLの上にベクトルデ
ータBが重ね合わされると、EWS3のオフセット処理
部15によって前記ベクトルデータ格納部11に格納さ
れているベクトルデータが読み出されて図5に示す如く
前記ベクトルデータに対して予め設定されている値で厚
み付けが行われてオフセットデータOが作成されるとと
ももに、データ比較部16によって前記オフセット処理
部15で作成されたオフセットデータOと前記ラスタデ
ータ格納部13に格納されているラスタデータLとが重
ね合わされた後、図6に示す如くラスタデータ削除部1
7によって前記オフセットデータOで示される領域内に
あるラスタデータLと“0”とのアンド処理が実行され
て前記領域内のラスタデータLが削除され、この削除処
理によって得られたラスタデータでラスタデータ格納部
13内のラスタデータが更新される。
【0020】以下、上述した処理が繰り返されて、ベク
トルデータOと重なっているラスタデータLが自動的に
削除され、この処理によって得られたベクトルデータB
がプロッタ5によって用紙上に描画される。
【0021】このようにこの実施例においては、ベクト
ルデータOを作成するだけで、このベクトルデータOと
重なっているラスタデータLおよび前記ベクトルデータ
O付近にある不要なラスタデータLを自動的に削除する
ようにしているので、ラスタデータLを下絵としてその
上にベクトルデータOを作成するとき、スキャナ2によ
って図形データを取り込み、この読み取り動作によって
得られたラスタデータLが前記図形データに対して多
少、歪んでいても、このラスタデータLを下絵としてそ
の上にベクトルデータOを作成するだけで、ベクトルデ
ータO付近の不要なラスタデータLを削除することがで
き、これによってベクトルデータ作成後に行っていたラ
スタデータLの削除処理を無くし、その分だけ手間を省
くことができるとともに、操作性を向上させることがで
きる。
【0022】また、上述した実施例においては、入力装
置としてキーボード1を用いているが、これに限らず、
例えばマウス、タブレット等の入力装置を用いたり、あ
るいはこれらの各入力装置を組み合わせて使用するよう
にしても良い。
【0023】また、上述した実施例においては、処理装
置としてEWS3を用いているが、これに限らず、例え
ばパーソナルコンピュータ、ミニコン、汎用コンピュー
タ等の処理装置を用いるようにしても良い。
【0024】さらに、上述した実施例においては、編集
処理によって得られた最終的なベクトルデータBをプロ
ッタ5等の出力装置に出力するようにしているが、ベク
トルデータ作成時に、このベクトルデータBをラスタデ
ータLに変換して他のラスタデータ処理システムに供給
するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ラ
スタデータからベクトルデータを作成するときの手間を
大幅に簡略化して編集作業に要する時間と手間とを大幅
に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCAD装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示すEWSの機能例を示す機能ブロック
図である。
【図3】図1に示すCAD装置の動作例を示す模式図で
ある。
【図4】図1に示すCAD装置の動作例を示す模式図で
ある。
【図5】図1に示すCAD装置の動作例を示す模式図で
ある。
【図6】図1に示すCAD装置の動作例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 キーボード(入力装置) 2 スキャナ(入力装置) 3 EWS(処理装置) 5 プロッタ(出力装置) 15 オフセット処理部 16 データ比較部 17 ラスタデータ削除部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形、文字、座標データや命令が入力さ
    れる入力装置と、この入力装置に入力されるデータおよ
    び命令を処理し、かつこれを作図データとして記憶する
    処理装置と、この処理装置で処理された作図データを図
    形として表示したり、プリントアウトしたりする出力装
    置とを有するCAD装置において、 前記処理部は作成したベクトルデータに対して予め設定
    されている値だけ厚み付けを行うオフセット処理部と、 このオフセット処理部によって厚み付けされたベクトル
    データと前記入力装置に入力されたラスタデータとを比
    較するデータ比較部と、 この比較部の比較結果に基づいて不要なラスタデータを
    削除するラスタデータ削除部と、 を備えたことを特徴とするCAD装置。
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