JPH0916582A - 文書作成装置及び同装置に用いられる認識結果出力方法 - Google Patents

文書作成装置及び同装置に用いられる認識結果出力方法

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JPH0916582A
JPH0916582A JP7165320A JP16532095A JPH0916582A JP H0916582 A JPH0916582 A JP H0916582A JP 7165320 A JP7165320 A JP 7165320A JP 16532095 A JP16532095 A JP 16532095A JP H0916582 A JPH0916582 A JP H0916582A
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JP
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JP7165320A
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Yasuhiro Osawa
康弘 大澤
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】認識結果(テキストデータ)の出力に際し、文
字の位置、サイズ、色、書体を原稿の状態に復元して出
力する。 【構成】スキャナ12により原稿文書のイメージを読込
むと、制御部13は文字認識部13aを通じて文書イメ
ージ上の文字を認識し、その認識結果を認識結果格納領
域16bに格納する。ここで、制御部13は原稿情報検
出部13bを通じて原稿上における文字の位置やサイ
ズ、色、書体といった原稿情報を検出する。そして、制
御部13は書式・修飾設定部13cを通じて上記原稿情
報に従った書式情報および文字修飾情報を設定し、それ
らの情報に従って認識結果格納領域16b内の認識結果
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字認識機能を備えた
文書作成装置に係り、特に原稿に対応した認識結果(テ
キストデータ)を出力する際に用いて好適な文書作成装
置及び同装置に用いられる認識結果出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサ等の文書
作成装置では、文字認識機能を備えたものがあり、イメ
ージスキャナで読み取った文書イメージをテキスト化し
て表示あるいは印刷することができる。
【0003】この場合、認識結果として得られるテキス
トデータは予め設定された書式(文字ピッチ等)や文字
修飾(文字サイズ等)に従って表示あるいは印刷される
のが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、予め設定された書式や文字修飾で認識結果が出力さ
れていた。このため、原稿では、例えば文字の位置やサ
イズ、さらには色、書体といったものに工夫が施されて
いても、認識結果として出力されるテキストデータには
それらが全く反映されず、後にユーザ自身が手作業にて
編集を行う必要があった。
【0005】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、認識結果(テキストデータ)の出力に際し、文字
の位置、サイズ、色、書体を原稿の状態に復元して出力
することのできる文書作成装置及び同装置に用いられる
認識結果出力方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の文書作成装置
は、文書イメージを読み込むためのイメージ読込み手段
と、このイメージ読込み手段によって読込まれた文書イ
メージ上の文字を認識する文字認識手段と、原稿上の文
字に関する情報を検出する原稿情報検出手段と、この原
稿情報検出手段によって検出された原稿情報に基づいて
書式・修飾情報を設定する書式・修飾設定手段と、この
書式・修飾設定手段によって設定された書式・修飾情報
に基づいて上記文字認識手段によって得られた認識文字
を出力する出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、文書イメージ上の文字が
認識された際に、原稿上の文字の位置、サイズ、色、書
体等の原稿上の文字に関する情報が検出される。その原
稿情報に基づいて書式・修飾情報が設定され、その書式
・修飾情報に基づいて認識文字が出力される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例に係る文書作成装置の
構成を示すブロック図である。本装置は、文字認識機能
を備えたワードプロセッサ等の文書作成装置であり、入
力部11、スキャナ12、制御部13、表示部14、印
刷部15、記憶部16を有する。
【0009】入力部11は、データの入力や指示を行う
ためのものである。この入力部11としては、例えばキ
ーボードの他、マウスやペンがある。スキャナ12は、
原稿となる文書のイメージを読込むためのものである。
【0010】制御部13は、本装置全体の制御を行うた
めのものであり、文書作成処理の他、ここでは文字認識
部13a、原稿情報検出部13b、書式・修飾設定部1
3cを有して、文字認識に関する一連の処理を実行す
る。
【0011】文字認識部13aは、スキャナ12にて読
込まれた文書イメージ上の文字を認識するための処理を
行う。原稿情報検出部13bは、原稿上の文字に関する
情報を検出するための処理を行う。この場合、原稿情報
としては、原稿上の文字の位置、サイズ、色、書体等が
ある。書式・修飾設定部13cは、原稿情報検出部13
bにて検出された原稿情報に従って、書式情報および文
字修飾情報を設定する。
【0012】表示部14は、データの表示を行うための
ものである。この表示部14としては、例えばLCD
(Liquid Crystal Display) やCRT (Cathode Ray Tub
e) がある。
【0013】印刷部15は、データの印刷を行うための
ものである。この印刷部15としては、例えば熱転写方
式のプリンタがある。記憶部16は、例えばROMまた
はRAMからなり、文書作成処理や文字認識処理等に必
要な各種の情報を記憶しており、ここでは文字認識辞書
を格納するための辞書格納領域16a、認識結果を格納
するための認識結果格納領域16bを有する。
【0014】図2は同実施例における認識結果の出力例
を示す図である。図2(a)に示すように、原稿上に
「ABCDE」という各文字が印刷されているものとす
る。なお、斜線で示す部分は黒以外の色でカラー印刷さ
れているものとする。
【0015】このような原稿文書を用い、そこに印刷さ
れている各文字を文字認識処理した場合において、従来
方式では、単に各文字をテキスト化(コード化)して出
力するだけであり、このため原稿上における文字の位
置、サイズ、色、書体といった情報は反映されない。本
方式では、これらの情報(原稿情報)を認識結果に反映
させて出力することができる。
【0016】図2(b)〜(f)は原稿情報を復元して
出力した場合の例を示している。このうち、図2(b)
は文字の位置を復元した場合(文字「C」が原稿と同じ
位置)、同図(c)は文字のサイズを復元した場合(文
字「A」が原稿と同じサイズ)、同図(d)は文字の色
を復元した場合(文字「D」と「E」が原稿と同じ
色)、同図(e)は文字の書体を復元した場合(文字
「B」が原稿と同じ書体)、同図(f)は全てを復元し
た場合をそれぞれ示している。
【0017】次に、同実施例の動作を説明する。ここで
は、認識結果の出力に際し、(a)文字の位置、(b)
文字のサイズ、(c)は文字の色、(d)は文字の書
体、(e)文字の位置、サイズ、色、書体をそれぞれ復
元して出力する場合の動作について説明する。
【0018】(a)文字の位置 図3は同実施例における文字の位置を復元して出力する
場合の動作を示すフローチャートである。まず、スキャ
ナ12により原稿文書のイメージを読込む(ステップA
11)。このとき、イメージデータは制御部13に与え
られる。これにより、制御部13は以下のような処理を
実行する。
【0019】すなわち、まず、制御部13は文字認識部
13aを通じて、文書イメージ上の文字を認識し、その
認識結果つまりテキスト化(コード化)された認識文字
を記憶部16の認識結果格納領域16bに格納する(ス
テップA12)。
【0020】なお、文字認識の方法としては、辞書格納
領域16aに格納された認識辞書とのマッチング処理を
行うなど一般的な方法を用いるものとし、本発明はその
方法に限定されるものではない。
【0021】しかして、認識結果が得られると、制御部
13は原稿情報検出部13bを通じて、原稿上における
文字の位置を検出する(ステップA13)。これは、例
えば文書イメージから文字を切り出す際に、ある位置を
原点として当該文字のX座標とY座標を求めることによ
り行う。
【0022】文字位置が検出されると、制御部13はそ
れを原稿情報として得ることにより、書式・修飾設定部
13cを通じて書式情報および文字修飾情報の設定を行
う(ステップA14,A15)。
【0023】ここで、書式情報については、認識結果と
して得られる各文字の数から1頁の行数および行内文字
数を設定すると共に、ここでは上記原稿情報に従って文
字ピッチおよび改行幅(行ピッチ)を設定する。
【0024】また、文字修飾情報については、上記原稿
情報に従って上付きまたは下付きを設定する。このよう
にして書式情報および文字修飾情報が設定されると、制
御部13は認識結果格納領域16bに格納された認識結
果(認識文字)をそれらの情報に従って表示部14に出
力する(ステップA16)。
【0025】このときの出力結果の一例を図2(b)に
示す。この例では、原稿と同じ位置にするため、文字ピ
ッチおよび改行ピッチが自動調整され、さらに、文字
「C」に上付きの修飾が施されている。
【0026】なお、認識結果の出力後は、手作業にて、
例えば誤認識文字を訂正する他、文字位置やサイズ等を
訂正するための各種編集作業が可能である。また、必要
に応じて、認識結果を印刷部15にて用紙に印刷した
り、図示せぬフロッピーディスク装置やハードディスク
装置等の外部記憶装置に保存することも可能である。
【0027】(b)文字のサイズ 図4は同実施例における文字のサイズを復元して出力す
る場合の動作を示すフローチャートである。まず、スキ
ャナ12により原稿文書のイメージを読込む(ステップ
B11)。このとき、イメージデータは制御部13に与
えられる。これにより、制御部13は以下のような処理
を実行する。
【0028】すなわち、まず、制御部13は文字認識部
13aを通じて、文書イメージ上の文字を認識し、その
認識結果つまりテキスト化(コード化)された認識文字
を記憶部16の認識結果格納領域16bに格納する(ス
テップB12)。
【0029】なお、文字認識の方法としては、辞書格納
領域16aに格納された認識辞書とのマッチング処理を
行うなど一般的な方法を用いるものとし、本発明はその
方法に限定されるものではない。
【0030】しかして、認識結果が得られると、制御部
13は原稿情報検出部13bを通じて、原稿上における
文字のサイズを検出する(ステップB13)。これは、
例えば文書イメージから文字を切り出す際に、当該文字
を囲む矩形のサイズを求めることにより行う。
【0031】文字サイズが検出されると、制御部13は
それを原稿情報として得ることにより、書式・修飾設定
部13cを通じて書式情報および文字修飾情報の設定を
行う(ステップB14,B15)。
【0032】ここで、書式情報については、認識結果と
して得られる各文字の数から1頁の行数および行内文字
数を設定する。また、文字修飾情報については、上記原
稿情報に従って文字倍率を設定する。この場合、本装置
の持つ文字倍率は横2倍、縦2倍、縦横n×m倍という
ように予め決められた倍率であるため、原稿の文字サイ
ズがこれらに合わない場合には閾値を設定するなどし
て、本装置の持つ文字倍率に合わせるようにする。
【0033】このようにして書式情報および文字修飾情
報が設定されると、制御部13は認識結果格納領域16
bに格納された認識結果(認識文字)をそれらの情報に
従って表示部14に出力する(ステップB16)。
【0034】このときの出力結果の一例を図2(c)に
示す。この例では、原稿と同じサイズにするため、文字
「A」に横2倍角の修飾が施されている。なお、認識結
果の出力後は、手作業にて、例えば誤認識文字を訂正す
る他、文字位置やサイズ等を訂正するための各種編集作
業が可能である。また、必要に応じて、認識結果を印刷
部15にて用紙に印刷したり、図示せぬフロッピーディ
スク装置やハードディスク装置等の外部記憶装置に保存
することも可能である。
【0035】(c)文字の色 図5は同実施例における文字の色を復元して出力する場
合の動作を示すフローチャートである。まず、スキャナ
12により原稿文書のイメージを読込む(ステップC1
1)。このとき、イメージデータは制御部13に与えら
れる。これにより、制御部13は以下のような処理を実
行する。
【0036】すなわち、まず、制御部13は文字認識部
13aを通じて、文書イメージ上の文字を認識し、その
認識結果つまりテキスト化(コード化)された認識文字
を記憶部16の認識結果格納領域16bに格納する(ス
テップC12)。
【0037】なお、文字認識の方法としては、辞書格納
領域16aに格納された認識辞書とのマッチング処理を
行うなど一般的な方法を用いるものとし、本発明はその
方法に限定されるものではない。
【0038】しかして、認識結果が得られると、制御部
13は原稿情報検出部13bを通じて、原稿上における
文字の色を検出する(ステップC13)。これは、例え
ば文書イメージを読み込む際に、3原色の光を照射し、
その反射率を求めることにより行う。
【0039】文字色が検出されると、制御部13はそれ
を原稿情報として得ることにより、書式・修飾設定部1
3cを通じて書式情報および文字修飾情報の設定を行う
(ステップC14,C15)。
【0040】ここで、書式情報については、認識結果と
して得られる各文字の数から1頁の行数および行内文字
数を設定する。また、文字修飾情報については、上記原
稿情報に従って色の属性を設定する。なお、この場合に
は表示部14が色属性に基づいてカラー表示可能な構
造、または、印刷部15が色属性に基づいてカラー印刷
可能な構造を有するものとする。
【0041】このようにして書式情報および文字修飾情
報が設定されると、制御部13は認識結果格納領域16
bに格納された認識結果(認識文字)をそれらの情報に
従って表示部14に出力する(ステップC16)。
【0042】このときの出力結果の一例を図2(d)に
示す。この例では、原稿と同じ色にするため、文字
「D」と「E」に色の修飾が施されている。なお、認識
結果の出力後は、手作業にて、例えば誤認識文字を訂正
する他、文字位置やサイズ等を訂正するための各種編集
作業が可能である。また、必要に応じて、認識結果を印
刷部15にて用紙に印刷したり、図示せぬフロッピーデ
ィスク装置やハードディスク装置等の外部記憶装置に保
存することも可能である。
【0043】(d)文字の書体 図6は同実施例における文字の書体を復元して出力する
場合の動作を示すフローチャートである。まず、スキャ
ナ12により原稿文書のイメージを読込む(ステップD
11)。このとき、イメージデータは制御部13に与え
られる。これにより、制御部13は以下のような処理を
実行する。
【0044】すなわち、まず、制御部13は文字認識部
13aを通じて、文書イメージ上の文字を認識し、その
認識結果つまりテキスト化(コード化)された認識文字
を記憶部16の認識結果格納領域16bに格納する(ス
テップD12)。
【0045】なお、文字認識の方法としては、辞書格納
領域16aに格納された認識辞書とのマッチング処理を
行うなど一般的な方法を用いるものとし、本発明はその
方法に限定されるものではない。
【0046】しかして、認識結果が得られると、制御部
13は原稿情報検出部13bを通じて、原稿上における
文字の書体を検出する(ステップD13)。これは、例
えば「明朝体」、「ゴシック体」、「毛筆体」といった
ような各書体毎の認識辞書を用意しておき、それらのパ
ターンとマッチングすることにより行う。
【0047】文字書体が検出されると、制御部13はそ
れを原稿情報として得ることにより、書式・修飾設定部
13cを通じて書式情報および文字修飾情報の設定を行
う(ステップD14,D15)。
【0048】ここで、書式情報については、認識結果と
して得られる各文字の数から1頁の行数および行内文字
数を設定する。また、文字修飾情報については、上記原
稿情報に従って書体(「明朝体」、「ゴシック体」、
「毛筆体」等)を設定する。
【0049】このようにして書式情報および文字修飾情
報が設定されると、制御部13は認識結果格納領域16
bに格納された認識結果(認識文字)をそれらの情報に
従って表示部14に出力する(ステップD16)。
【0050】このときの出力結果の一例を図2(e)に
示す。この例では、原稿と同じ書体にするため、文字
「B」にゴシック体が用いられている。なお、認識結果
の出力後は、手作業にて、例えば誤認識文字を訂正する
他、文字位置やサイズ等を訂正するための各種編集作業
が可能である。また、必要に応じて、認識結果を印刷部
15にて用紙に印刷したり、図示せぬフロッピーディス
ク装置やハードディスク装置等の外部記憶装置に保存す
ることも可能である。
【0051】(f)文字の位置、サイズ、色、書体 図7は同実施例における文字の位置、サイズ、色、書体
を復元して出力する場合の動作を示すフローチャートで
ある。まず、スキャナ12により原稿文書のイメージを
読込む(ステップE11)。このとき、イメージデータ
は制御部13に与えられる。これにより、制御部13は
以下のような処理を実行する。
【0052】すなわち、まず、制御部13は文字認識部
13aを通じて、文書イメージ上の文字を認識し、その
認識結果つまりテキスト化(コード化)された認識文字
を記憶部16の認識結果格納領域16bに格納する(ス
テップE12)。
【0053】なお、文字認識の方法としては、辞書格納
領域16aに格納された認識辞書とのマッチング処理を
行うなど一般的な方法を用いるものとし、本発明はその
方法に限定されるものではない。
【0054】しかして、認識結果が得られると、制御部
13は原稿情報検出部13bを通じて、原稿上における
文字の位置を検出する他、サイズ、色、書体をそれぞれ
検出する(ステップE13)。これらの方法は上述した
通りである。
【0055】文字位置、サイズ、色、書体がそれぞれ検
出されると、制御部13はそれらを原稿情報として得る
ことにより、書式・修飾設定部13cを通じて書式情報
および文字修飾情報の設定を行う(ステップE14,E
15)。
【0056】ここで、書式情報については、認識結果と
して得られる各文字の数から1頁の行数および行内文字
数を設定すると共に、ここでは上記原稿情報に従って文
字ピッチおよび改行幅(行ピッチ)を設定する。
【0057】また、文字修飾情報については、上記原稿
情報に従って上付きまたは下付きを設定する他、文字倍
率、色の属性、書体をそれぞれ設定する。このようにし
て書式情報および文字修飾情報が設定されると、制御部
13は認識結果格納領域16bに格納された認識結果
(認識文字)をそれらの情報に従って表示部14に出力
する(ステップE16)。
【0058】このときの出力結果の一例を図2(f)に
示す。この例では、原稿と同じ位置、サイズ、色、書体
にするため、文字ピッチおよび改行ピッチが自動調整さ
れ、文字「C」に上付きの修飾が施されている他、文字
「A」に横2倍角の修飾、文字「D」と「E」に色の修
飾、文字「B」にゴシック体が用いられている。
【0059】なお、認識結果の出力後は、手作業にて、
例えば誤認識文字を訂正する他、文字位置やサイズ等を
訂正するための各種編集作業が可能である。また、必要
に応じて、認識結果を印刷部15にて用紙に印刷した
り、図示せぬフロッピーディスク装置やハードディスク
装置等の外部記憶装置に保存することも可能である。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿上の
文字の位置、サイズ、色、書体等の原稿上の文字に関す
る情報を検出し、その原稿情報に基づく書式・修飾情報
を設定して認識文字を出力するようにしたため、原稿と
同じ認識結果(テキストデータ)を得ることができる。
したがって、後にユーザによる編集作業を不要として、
その操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る文書作成装置の構成を
示すブロック図。
【図2】同実施例における認識結果の出力例を示す図。
【図3】同実施例における文字の位置を復元して出力す
る場合の動作を示すフローチャート。
【図4】同実施例における文字のサイズを復元して出力
する場合の動作を示すフローチャート。
【図5】同実施例における文字の色を復元して出力する
場合の動作を示すフローチャート。
【図6】同実施例における文字の書体を復元して出力す
る場合の動作を示すフローチャート。
【図7】同実施例における文字の位置、サイズ、色、書
体を復元して出力する場合の動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
11…入力部、 12…スキャナ、 13…制御部、 14…表示部、 15…印刷部、 16…記憶部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書イメージを読み込むためのイメージ
    読込み手段と、 このイメージ読込み手段によって読込まれた文書イメー
    ジ上の文字を認識する文字認識手段と、 原稿上の文字に関する情報を検出する原稿情報検出手段
    と、 この原稿情報検出手段によって検出された原稿情報に基
    づいて書式・修飾情報を設定する書式・修飾設定手段
    と、 この書式・修飾設定手段によって設定された書式・修飾
    情報に基づいて上記文字認識手段によって得られた認識
    文字を出力する出力手段とを具備したことを特徴とする
    文書作成装置。
  2. 【請求項2】 上記原稿情報検出手段は、原稿上の文字
    の位置を検出し、 上記書式・修飾設定手段は、その文字位置に基づいて認
    識文字が原稿と同じ位置に出力されるように書式・修飾
    情報を設定することを特徴とする請求項1記載の文書作
    成装置。
  3. 【請求項3】 上記原稿情報検出手段は、原稿上の文字
    のサイズを検出し、 上記書式・修飾設定手段は、その文字サイズに基づいて
    認識文字が原稿と同じサイズで出力されるように書式・
    修飾情報を設定することを特徴とする請求項1記載の文
    書作成装置。
  4. 【請求項4】 上記原稿情報検出手段は、原稿上の文字
    の色を検出し、 上記書式・修飾設定手段は、その文字色に基づいて認識
    文字が原稿と同じ色で出力されるように書式・修飾情報
    を設定することを特徴とする請求項1記載の文書作成装
    置。
  5. 【請求項5】 上記原稿情報検出手段は、原稿上の文字
    の書体を検出し、 上記書式・修飾設定手段は、その書体に基づいて認識文
    字が原稿と同じ書体で出力されるように書式・修飾情報
    を設定することを特徴とする請求項1記載の文書作成装
    置。
  6. 【請求項6】 文書イメージ上の文字を認識するための
    文字認識機能を備えた文書作成装置の変換結果出力方法
    において、 文書イメージ上の文字が認識された際に、原稿上の文字
    の位置、サイズ、色、書体等の原稿上の文字に関する情
    報を検出し、 この検出された原稿情報に基づいて書式・修飾情報を設
    定し、 その書式・修飾情報に基づいて認識文字を出力するよう
    にしたことを特徴とする変換結果出力方法。
JP7165320A 1995-06-30 1995-06-30 文書作成装置及び同装置に用いられる認識結果出力方法 Pending JPH0916582A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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