JPH03147017A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は画像処理装置に関し、例えば、文書や図形等の
編集を行う画像処理装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、この種の装置によって実用化されている電子的な
図形（文書）編集システムは、一般的にモノクロ画像に
よる表示・編集・印刷である。そのため、複数の図形パ
ターンが描かれた文書を、−見して強烈な印象を与える
ようなデザイン性の高い文書にするためには、各図形パ
ターンに対して異なる多種類の修飾パターン、即ち、ハ
ツチングパターンで修飾することによって、目的を達成
していた。

例えば、従来のモノクロ画像により表示・編集・印刷す
る図形編集システムをカラー画像で行う新しい図形編集
システムに置き換える際には、新システムへの効率的な
移行を行うため、従来のシステムで作成した文書を新シ
ステムでも利用していた。

［発明が解決しようとしている課題］ しかしながら、従来のシステムで作成した文書中の図形
パターンは、ハツチングパターンの情報は有しているが
、その情報に対応する色情報は有していなかった。従っ
て、カラー画像で出力する際に、強烈な印象を与えるた
め、各ハツチングパターンの情報を色情報に置き換える
必要性が生じる。そこで、従来のシステムで作成された
モノクロの図形パターンを含む文書を新システムで利用
するには、手作業によってハツチングパターンの情報か
ら色情報への置換を実施しなければならず、このために
、オペレータの作業量は膨大となり、著しく効率を低下
させる欠点がある。

本発明は上述した従来例の欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、新システムで利用する
際には、図形パターンの印象度を高めるハツチングパタ
ーンを自動的に色の画像に変換できる効率的な画像処理
装置を提供する点にある。

［課題を解決すめための手段］ 上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に
係わる画像処理装置は、画像情報を入力する入力手段と
、前記入力された画像情報から修飾情報を含むパターン
情報を検出する検出手段と、前記検出されたパターン情
報に含まれる修飾情報を色情報に変換する変換手段と、
前記変換が施されたパターン情報に基づいて出力画像を
形成する形成手段とを備える。

［作用］ かかる構成によれば、入力手段は画像情報を入力し、検
出手段は入力された画像情報から修飾情報を含むパター
ン情報を検出し、変換手段は検出されたパターン情報に
含まれる修飾情報を色情報に変換し、形成手段は変換が
施されたパターン情報に基づいて出力画像を形成する。

［実施例］ 以下、添付図面を参照して本発明に係わる好適な実施例
を詳細に説明する。

第１図は本実施例の画像処理装置の構成を示すブロック
図である。同図において、ｌは本装置全体をＲＯＭ５中
のプログラムに従って動作するＣＰＵ２によって制御す
る制御部を示している。７はプログラムメモリ（ＰＭＥ
Ｍ）を示し、このＰＭＥＭ７では制御プログラム、エラ
ー処理プログラム、後述の第４図に示されるフローチャ
ートに従ったプログラム等を格納するＲＯＭ８及びＣＰ
Ｕ２のワークエリアとして使用されるＲＡＭ９を有して
いる。尚、ＲＯＭｇ中に格納される各種のプログラムは
ハードディスク４．フロッピーディスク５またはカート
リッジディスク６の外部メモリから処理に応じて適宜読
み込まれる。３は上記外部メモリとの入出力を行うため
のｌ１０−ｉ／ｆを示している。尚、文書はハードディ
スク４゜フロッピーディスク５に記憶され、後述するハ
ツチングパターン情報から色情報への変換テーブル１０
０はハードディスク４に格納されている。

ＩＯは出力部を示し、この出力部１０はレーザビームプ
リンタ等による電気信号化された情報に基づいて記録材
上に像を記録する高速機能のプリンタ８やプリンタ１１
のプリンタｉ　／　ｆ　１２等から構成されている。１
７はプリンタ１１に送る印刷用のカラー画像データをビ
ットマツプ展開するイメージメモリ（ＩＭＥＭ）を示し
ている。１４はカラー画像データをビットマツプ展開し
て記憶するビデオＲＡＭ　（ＶＲＡＭ）を示し、１３は
ＶＲＡＭ１４に展開されたカラー画像データに基づいて
カラー画像を表示するＣＲＴデイスプレィを示している
。１５は各種コマンドや文字等を入力するためのキーが
配設されたキーボードを示し、１６はＣＲＴデイスプレ
ィ１３上で表示画面上の座標位置１画像、コマンドメニ
ュー等を指示するためのポインティングデバイスを示し
ている。

１８はビットマニピユレーションユニット（ＢＭｔＪ）
を示し、コ（７）ＢＭＵ　１８はＶＲＡＭ　１４゜ＰＭ
ＥＭ７．ＩＭＥＭ１７の相互間のデータ転送をＣＰＵ２
を介さずに行うＤＭＡ転送機能を有している。この転送
に際しては、ビット単位の論理演算、展開図形の回転、
変倍等の操作を制御する機能が有る。

次に、図形パターンの修飾において、ハツチングパター
ン表現から任意の色による塗り潰し表現への修飾変換方
法について説明する。

第２図は本実施例の変換テーブル１００の内容説明する
図である。

まず、変換テーブル１００に示されるハツチングパター
ン情報としては、パーソナルコンピュータ、ＣＡＤ、ワ
ープロ等における装置間で認識できることが前提である
。従って、ハツチングパターン情報は、各機種の仕様に
従ってコードや座標情報等で記憶される。そして、同テ
ーブル１００中の色情報は、上記ハツチングパターン情
報に対応するハツチングパターンの種類に応じて記憶さ
れている。

第３Ａ図は通常のハツチング表現による図形パターンの
修飾例を示す図、第３Ｂ図は本実施例の修飾表現による
図形パターンの修飾例を示す図である。第３Ａ図には、
−例として、長方形の図形パターン２００とそのパター
ンを修飾するハツチング２０１が示されている。この図
形パターン２００のハツチング２０１には、上述した第
２図に示される変換テーブル１００によると、Ｎｏ、１
（説明上付加した番号）が該当する。従って、そのＮｏ
、１の番号に対応する赤色が図形パターン２００の矩形
内を塗り潰す色となる。第４Ｂ図中の２００は赤色で塗
り潰された矩形領域を示している。

次に、本実施例の動作について説明する。

第４図は本実施例のＣＰＵ２による修飾表現の変換手順
を説明するフローチャートである。

ここでは、文書（図形を含む）の表示または編集の処理
を開始するための指示がなされた後の処理から説明する
。まず、指示されたファイルの画像情報がハードディス
ク４．フロッピーディスク５またはカートリッジディス
ク６をアクセスして読出され、ＲＡＭｅ上に格納される
（ステップＳ１）。そして、格納された画像情報から修
飾情報のハツチングパターン情報の検索（判別）が行わ
れる（ステップＳ２）。この検索の後、幾つかのハツチ
ングパターン情報が検出され、ハツチングパターン情報
有りと判定されると（ステップＳ３）、まず、モノクロ
、即ち、色情報が含まれているかどうか判定される（ス
テップＳ４）。その結果、色情報が無ければ、処理はス
テップｓ７に進み、色情報が有れば、処理は次のステッ
プＳ５に進む。

ステップＳ５においては、変換テール１００（第２図）
を参照することによって、ハツチングパターン情報から
そのパターンの種類が判定される。そして、この判定結
果に対応する色情報が抽出され、現在取扱っているハツ
チングパターン情報に替わり上記抽出された色情報が新
たな修飾情報としてＲＡＭ９に記憶される。このように
して修飾情報が変換される（ステップＳ６）。

以上のステップＳ５．ステップＳ６の処理は、ステップ
Ｓ２で検出されたハツチングパターン情報すべてに対し
て行われるまで繰り返される（ステップＳ７）。

この後に、ＶＲＡＭ１４へのビットマツプ展開が行われ
、ＣＲＴデイスプレィ１３にカラー画像による文書（図
形を含む）が表示される（ステップＳ８）。以降は、編
集等の指示がなされておれば、各指示に応じた処理が開
始される。

尚、上述した処理においては、予め印刷出力が指定され
ていた場合、ＩＭＥＭ１７上にも出力画像データが展開
され、出力部１０６５Ｉ１０６５Ｉをアクセスすること
によって、ハツチングパターンで修飾された元の図形パ
ターンを任意の色で塗り潰した新規の図形パターンで出
力される。

以上説明したように、本実施例によれば、モノクロの修
飾方法（ハツチング）に替わって自動的に任意の色で図
形パターンを塗り潰すことによって効率的に図形の印象
度を高め且つオペレータの手間を軽減することができる
。

次に、本発明の他の実施例について説明する。

上述した実施例では、モノクロで扱われた文書をカラー
で扱えるように色のみに着目して図形パターンの修飾を
行っていたが、本発明はこれに限定されろものではな（
、モノクロで扱われたときのハツチングパターンを生か
し、そのハツチングに色付けを行うようにしても良い。

尚、以下に説明する他の実施例においても、前述の実施
例と同様の構成（変換テーブル１００を含む）を有する
画像処理装置のため、構成の説明を省略するが、他の説
明では対応するユニットの参照番号にはダッシュを付加
する。

第５Ａ図は第３Ａ図と同様に通常のハツチング表現によ
る図形パターンの修飾例を示す図、第５Ｂ図は他の実施
例の修飾表現による図形パターンの修飾例を示す図であ
る。この他の実施例の場合には、第５Ａ図に示される図
形パターン３００を修飾するハツチングパターン３０１
がカラー画像を扱う場合にも生かされ、この場合、変換
テーブル１００°のＮｏ、１に対応する赤色が色情報と
なり、第５Ｂ図に示される図形パターン３００゛（赤色
）のように出力される。

ここで、他の実施例の動作について説明する。

第６図はＣＰＵ２°による修飾表現の変換手順を説明す
るフローチャートである。

他の実施例でも前述の実施例と同様に、ファイルの読出
しが行われると、ハツチングパターン情報の検索及びそ
の存在有無が確認される（ステップＳｌｌ−ステップ５
１３）。ステップＳ１３でハツチングパターン情報の存
在が確認されると、ハツチングパターン情報に対して、
モノクロ、即ち、色情報が含まれているかどうか判定さ
れる（ステップ５１４）。その結果、色情報が無ければ
、処理はステップＳ１７に進み、色情報が有れば、処理
は次のステップＳ１５に進む。

ステップＳ１５においては、変換テール１００°を参照
することによって、ハツチングパターン情報からそのパ
ターンの種類が判定される。そして、この判定結果に対
応する色情報が抽出され、現在取扱っているハツチング
パターン情報に上記抽出された色情報が付加されてＲＡ
Ｍ９に記憶される。このようにして修飾情報の色情報が
生成される（ステップ８１６）。

以上のステップＳ１５．ステップＳ１６の処理は、ステ
ップＳ１２で検出されたハツチングパターン情報すべて
に対して行われるまで繰り返される（ステップ５１７）
。

この後に、ＶＲＡＭ１４°へのビットマツプ展開が行わ
れ、ＣＲＴデイスプレィ１３°にカラー画像による文書
（図形を含む）が表示される（ステップ５１８）、以降
は、編集等の指示がなされておれば、各指示に応じた処
理が開始される。

尚、上述した処理においては、予め印刷出力が指定され
ていた場合、ＩＭＥＭ１７’上にも出力画像データが展
開され、出力部１０’がＩＭＥＭ１７°をアクセスする
ことによって、ハツチングパターンで修飾された元の図
形パターンをハツチングパターンと共に任意の色で塗り
潰した新規の図形パターンで出力される。

このように、他の実施例でも上述した実施例と同様の効
果を得られることは勿論、モノクロで作成された図形の
修飾パターンを忠実に再現できる。

さて、上述した２つの実施例では、システムとして捕ら
えた説明であったが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、システム以外にハッチングパターンの処理のみ
を行う単体の装置としても適応できることは述べるまで
もない。

また、上述した２つの実施例では、ハツチングパターン
を修飾情報として捕らえた説明であったが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、ワードプロセッサ等で使
用される飾り罫線等にも適応できることは述べるまでも
ない。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、モノクロの修飾
方法に替わって自動的に任意の色で図形パターンを塗り
潰すことによって効率的に図形の印象度を高め且つオペ
レータの手間を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の画像処理装置の構成を示すブロック
図、 第２図は本実施例の変換テーブル１００の内容説明する
図、 第３Ａ図は通常のハツチング表現による図形パターンの
修飾例を示す図、 第３Ｂ図は本実施例の修飾表現による図形パターンの修
飾例を示す図、 第４図は本実施例のＣＰＵ２による修飾表現の変換手順
を説明するフローチャート、 第５Ａ図は第３Ａ図と同様に通常のハツチング表現によ
る図形パターンの修飾例を示す図、第５Ｂ図は他の実施
例の修飾表現による図形パターンの修飾例を示す図、 第６図はＣＰＵ２°による修飾表現の変換手順を説明す
るフローチャートである。 図中、１・・・制御部、２・・・ＣＰＵ、３・・・Ｉｌ
ｏ・ｉ　／　ｆ、４・・・ハードディスク、５・・・フ
ロッピーディスク、６・・・カートリッジディスク、７
・・・ＰＭＥＭ、８・・・ＲＯＭ、９・・・ＲＡＭ、１
０川出力部、１１・・・プリンタ、１２・・・プリンタ
ｉ　／　ｆ、１３・・・ＣＲＴデイスプレィ、１４・・
・ＶＲＡＭ、１５・・・キーボード、１６・・・ポイン
ティングデバイス、１７・・・ＩＭＥＭｌ　１８・・・
ＢＭＵ、１９・・・メインバスである。 第１図 第２図 第４図 ００ ノ 第３Ａ図 第３Ｂ図 ００ ３００′ ノ 第５Ｂ図

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像情報を入力する入力手段と、 前記入力された画像情報から修飾情報を含むパターン情
   報を検出する検出手段と、 前記検出されたパターン情報に含まれる修飾情報を色情
   報に変換する変換手段と、 前記変換が施されたパターン情報に基づいて出力画像を
   形成する形成手段とを備えることを特徴とする画像処理
   装置。
2. （２）前記パターン情報を図形パターン情報とし、前記
   修飾情報をハツチング情報としたことを特徴とする請求
   項第１項記載の画像処理装置。
3. （３）前記変換手段は、ハツチングの種類と色の種類と
   を対応させた情報によつて形成されるテーブルと、前記
   図形パターン情報中のハツチング情報を判別する判別手
   段と、前記判別されたハツチング情報に基づいてハツチ
   ングの種類を判定する判定手段と、前記判定手段で判定
   されたハツチングの種類に基づいて前記テーブルから色
   情報を抽出する抽出手段とを含むことを特徴とする請求
   項第２項記載の画像処理装置。
4. （４）画像情報を入力する入力手段と、 前記入力された画像情報から修飾情報を含むパターン情
   報を検出する検出手段と、 前記検出されたパターン情報に含まれる修飾情報に基づ
   いて色情報を生成する生成手段と、前記生成された色情
   報と前記検出されたパターン情報とに基づいて出力画像
   を形成する形成手段とを備えることを特徴とする画像処
   理装置。
5. （５）前記パターン情報をモノクロの図形パターン情報
   とし、前記修飾情報をハツチング情報としたことを特徴
   とする請求項第４項記載の画像処理装置。
6. （６）前記生成手段は、ハツチングの種類と色の種類と
   を対応させた情報によつて形成されるテーブルと、前記
   図形パターン情報中のハツチング情報を判別する判別手
   段と、前記判別されたハツチング情報に基づいてハツチ
   ングの種類を判定する判定手段と、前記判定手段で判定
   されたハツチングの種類に基づいて前記テーブルから色
   情報を抽出する抽出手段とを有することを特徴とする請
   求項第５項記載の画像処理装置。